311 【RP】妖怪温泉『百夜の湯』
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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とたたたたんっ。
めざましい速さで木の洞に駆け込むと、じっと潜んだ暗闇に瞳がふたつ。 いちど大好きな閉所に収まると、そうかんたんに出てはこないのだ。
(0) 2021/02/25(Thu) 22時半頃
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今日もげんきね。
[宿では屋根裏と呼べるあたりを駆ける音に>>0 くふくふ笑いながら小さく袖を揺らした。
小さな体が万が一にも落ちないように 天井の板の位置を少しずらす。
この宿の床が、壁が、天井が。 すべて彼女の目であり耳であり手であるからして これくらいは欠伸するより容易いこと。]
(1) 2021/02/25(Thu) 22時半頃
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[入口は朱塗りの御門にて。
目の前の大橋を渡った向こう側には
見上げるほどの大屋根が貴方を迎え入れるでしょう。
空間のそこかしこでは常に多色の梅が咲き誇り
新たな客人を今日も歓迎しています。
湯煙にけぶる宿の屋根を見上げれば
大黒柱である巨梅の枝から紅色の花弁が、ひらり。]
(#0) 2021/02/25(Thu) 22時半頃
[玄関の軒を潜ると
三尺ほどの女人が気付いて駆けてきました。
梅の化身である宿の主は
千年前、百年前と変わらぬ笑みで此処にいます。]
(#1) 2021/02/25(Thu) 22時半頃
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百夜の湯へようこそお越しくださいました。
わたくし、当宿の女将兼受付兼雑用兼……ええと 全部ひっくるめて担当している「もい」と申します。
――ひとりで大変じゃないかって? わたくし、枝も根もたくさんありますので、
[ふと言葉を途切れさせて視線を天井の方へ向け、 あらあらと目を細めてぺいっと袖を払う仕草をひとつ。]
次は出禁だと申し上げましたのに。
[どこからか『あーれー』という声が聞こえた気がした。 素知らぬ顔で「もい」は木製の腕輪を取り出す。]
(2) 2021/02/25(Thu) 22時半頃
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では気を取り直して。 こちら、当館の鍵でございます。
これがないとお部屋にもお風呂にも入れませんので 常に身につけていてください。
[腕輪は客人が変態しても自在に形を変えるので きっと邪魔にはならないだろう。
宿泊費を受け取れば一礼して「もい」は仕事に戻る。 客人との四方山話も大好きだけど 枝や根はたくさんあっても口はひとつなので。
時間が許せばまたいずれ。**]
(3) 2021/02/25(Thu) 22時半頃
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鳳凰の実 モイは、メモを貼った。
2021/02/25(Thu) 23時頃
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見送り、ご苦労。 此処まででヨイ。皆それぞれに羽を伸ばすと良かろう。 己の世話くらい己でどうにでもなるわい。
我も適当に寛ぐとも。 さぁ行っておいで
[ こぽこぽこぽ。 ぶくぶく。こぽこぽこぽ。
水を飲み込んだような渦巻の中へ 鳥居を潜って、いざや、ゆかん。
蜘蛛の子を散らすように、わらわらと渦を潜っていく眷属達の最後尾、いっとう立派な羽尻尾を揺らし、
ゆらあり、ゆらり、のらあり、くらり ――イエ、実はね。この道ちょっと酔うんですよ。 ええ。ただの及び腰です。 ]
(4) 2021/02/25(Thu) 23時頃
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やぁ女将。まじめっちゃひさしぶりー。 これあげるね、おみやげ。
なんかはやりの、すいぃーつらしいよ。
[ 眷属いなけりゃこんなもんですよ。 キャラ崩壊するほど、お疲れなもんでね。 ]
みんなでどーぞ。女将もどーぞどーぞ。
[ 紙袋を二つ押し付けると受付へと。 ばっさばっさ。床に羽が舞う?いやもうズタボロだし 勘弁して欲しいんだぜ。* ]
(5) 2021/02/25(Thu) 23時頃
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― 人間界・某アパート ―
あ、あぁぁぁ
[鏡に映った私の頬に手を伸ばす。
昨晩まで眼球が嵌っていたはずの眼窩には 今は真っ黒な闇しかない。
恐る恐る触れた瞼の皮膚がずるりと溶けて 最早取り返しがつかないと知る。]
(6) 2021/02/26(Fri) 00時半頃
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防腐剤、切らしてたんだった……
(7) 2021/02/26(Fri) 00時半頃
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いくら決算期だからって 注文し忘れるとかなくない?
[眼帯で隠れるかな。無理じゃん。 片方だけの目でべそべそ泣きながら部屋を漁る。
せっかく一人暮らしの許可をもらったのに こんなんじゃ怒られるどころか呆れられるのでは。
ああもう、萬屋さんの連絡先どこやったっけ。**]
(8) 2021/02/26(Fri) 00時半頃
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ーー宿から遥か遠く異国の地ーー
[白い霧がかかる森の中。 夜明け前の現実との境界線が曖昧な頃。 木々の合間を音もなくすり抜ける存在は ぴょんぴょん跳ねながら 生き物とは思えない角度で急に回り込む。
鏡のような静かな水面を見せる湖の淵で ようやく跳ねるのも走るのも止めた。
霧にするすると輪郭が溶けていき 再びシェルエットを成した時は 大きさは一回り大きく 二つ足でたつ姿になっていた。]
(9) 2021/02/26(Fri) 00時半頃
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[人間の、それも成人前の顔が水面に映る。 写像の中でも爛々と輝いていた緑の目は 一度瞬きをすることで髪の色と同じ茶色になった。]
困ったなあ。
[少年にみえるソレは声変わりする前の声帯で ちっとも困っていなさそうに呟いたのだった。]
この姿ならむしろバレないだろうか。 勘のいい関係者に会わなければ平気だな。
[バレなきゃいいんだよバレなきゃさ。 持ち前の楽天的な性格で開きなおると 久しぶりになる訪問のため裸足の足を水面につける。]
(10) 2021/02/26(Fri) 00時半頃
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[とぷん と音がなれば もうそこには湖しかなかった]
(11) 2021/02/26(Fri) 00時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2021/02/26(Fri) 00時半頃
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━━百夜の湯━━
[眼前に広がる朱塗の門を抜けて 何が通るんだと不思議に思う橋を渡る。 ヒトの形を成してはいるが人よりは鋭い嗅覚は 咲き乱れる花の香りを感知して楽しんだ。>>#0
こちらに駆けてきたここの主は 果たして以前の訪問のことを覚えているだろうか。 だいぶ姿形が違うのは 少々ちょっとばかりのやんちゃをしたせいなのだが。]
(12) 2021/02/26(Fri) 00時半頃
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(宿の主はさておき、他の客に万が一 知るものがいてバレたら面倒だしなあ)
(13) 2021/02/26(Fri) 00時半頃
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[余計な危険は犯さないということを この齢にしてようやく理解している次第である。 なので少年は造形整った顔に、花のような笑みを浮かべ]
わ〜! すごい綺麗です! 素敵な場所ですね。 僕、ここにくるのとっても楽しみにしてたんです。
[無邪気な幼児を装い、宿に入ることにした。**]
(14) 2021/02/26(Fri) 00時半頃
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[吾輩の名はガストン。 とある隠された一族の番人にして、勇者だ。
我々一族は、ヒトビトの暮らしの中に隠れ潜んでいる。 故に時折、とてつもない脅威に襲われることがある。 つい先月も、暗闇の中、我々の身の丈を大きく上回るクマに遭遇し、食料と居住地を守るための戦いとなった。 三日三晩続いた戦いは、我々の勝利で終わった。 この毛皮は、その時の戦利品だ。]
(15) 2021/02/26(Fri) 04時頃
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[しかし、日々の戦いの中にも、休息は必要だ。 故に吾輩は、時折こうして、湯屋を訪れるのだ。
朱塗りの御門をくぐり、大橋を渡って。 埋もれるほどの梅の花弁の中を進めば、やがて湯屋が見えてくる。]
おお、女将。 此度も邪魔させてもらうぞ。
[馴染みの女将の姿を見上げ、告げる。]
(16) 2021/02/26(Fri) 04時頃
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……ん?
[ふと、足元を見れば、黒く艷やかな羽根の敷物>>5がそこかしこに。 これは良いものだ。女将に頼んで、少し分けてもらえないだろうか**]
(17) 2021/02/26(Fri) 04時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2021/02/26(Fri) 04時半頃
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[―――――ざ、
と前触れなく霧が人の影を形作った。 カラン、と下駄を鳴らし橋を渡る、 派手な着物の男が一人。]
(18) 2021/02/26(Fri) 10時半頃
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ほうほう。ほうほうほうほう。 これがかの百夜の湯。 なんともまあ風情があるではないか。
[鮮やかな花に興味深げに目を輝かせ、 手にしていた番傘を軽く握れば 音もなく霧に溶けて消えていく。
出迎えてくれた女将から鍵を受け取り 腕に装着すれば成程ぴたりと嵌る。 全く便利なものだ。]
(19) 2021/02/26(Fri) 10時半頃
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成程、貴殿がこの温泉の女将か。 短い間だが世話になるぞ。
……なに?使い魔も居らず、 たった1人で切り盛りを? 大丈夫なのか、女将? 昨今の情勢、妖とてカローシは他人事ではあるまいぞ。
ふむ、余も何か土産のひとつでも持ってくるのだったな。 聊か気が利かずお恥ずかしい限り。 主人が愛らしい娘御とは知らぬでな、許されよ。
[本人によると>>2手足は事足りているらしいけれど、 それでも体の一部を動かしているのだから 労働していることには変わりないだろう、という感覚。 まったく日本人は働き過ぎなのだ、と内心肩を竦める。
同じくらいに到着した他の客人が 紙袋を渡しているのを見て>>4そんな風に思ったが その間に彼女は他の客の対応に向かってしまったので]
(20) 2021/02/26(Fri) 11時頃
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[さて、男が遠い異国の地で伯爵だかなんだかと 呼ばれていたのは何百年前の話。
ここ数十年の間に日本に移り住んできて以降は すっかりここの風土にもなじみ、 使い魔たちに働かせながら悠々自適の日々を送っている。
元々の住処であった城と比べれば 手狭なマンションの一室は まるでモルモットの小屋かと言う感じではあるが それも甘んじて妥協しよう。
時代劇もジャパニーズアニメも 祖国では思うように見れないもの。]
(21) 2021/02/26(Fri) 11時頃
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さて。まずは風呂といくか。 いや〜〜楽しみだなぁ。 時を気にせず入れると言うのがまず素晴らしい。 人の世では大抵深夜は営業時間外であるからなあ。
[うきうきと廊下を歩く。
ブラッドリー・K・キランディ。 一見まるでそれらしくない見た目ではあるが、 れっきとしたヴァンパイアである。**]
(22) 2021/02/26(Fri) 11時頃
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−百夜の湯・門前−
コン○ックの販促人形ではないのであります! ちょっと納まりが良いので憑依してるだけなのでありm…ヤドカリでもないのであります!!
[脳漿を沸々とさせながら抗議する物怪独り。]
(23) 2021/02/26(Fri) 17時半頃
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わたくしは、高貴な大妖なのであります。 そこらのチンケな小物と一緒にしないでもらいたいのであります。宿の常連でもあるからにして……根付?
[寸胴極まりない体の腰(?)辺りを探っている。]
帯ごと落としたのであります!顔パスで良いのであります!女将!おーかーみー!あーれー… **
(24) 2021/02/26(Fri) 17時半頃
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― ヤツデ様と ―
ヤツデ様おひさしです。 現世で流行のすいぃーつ……ですか?
[紙袋を受け取って首を傾げ。 はて『すいぃーつ』とは何でしょうか。
後で中身が色とりどりの『まかろん』だと知れば いそいそと広間の籠に追加する事だろう。
しばらく見ない内に随分と草臥れたご様子で 自慢の羽根が床に散るのを傷ましげに見た。>>5]
ゆっくり養生していってくださいね。
[効能はそれこそ当世随一と自負している。 つやつやの羽根、また見せてくださいませね。]
(25) 2021/02/26(Fri) 22時頃
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― ガストン様と ―
ガストン様ようこそおいでなさいました。 最近の調子はいかがです?
[立派な毛皮を見る限りご健勝そうで何よりだ。>>15 体が資本の家業であると伺っているので 今回も慰労を求めての事だろう。 後でマッサージの上手い枝を遣わせましょうか。]
ああ、それは別のお客人の落とし物でして。 ご当人は拾われないご様子でしたので……たぶん、
[いいとは思うのですけれど。 言い淀んだのは、たしか天狗の羽根は 持つだけでご利益があったようなと思い出したから。
ご本人に確認されます?と ヤツデが向かった方をちらりと見た。]
(26) 2021/02/26(Fri) 22時頃
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― ガーディ様と ―
[化生の方々を相手に永く商売をしていれば 姿形を変えての再訪も経験する。 人間界で暮らす妖が増えてからは更に増えた。
さて、この方はどちらでしょうか。>>14 少年を象った中身は以前もお見かけしたような。
……………………。]
……ありがとうございます。 心ゆくまでおくつろぎくださいね。
当館の説明は御要用ですか?
[目線の近い少年に顔を綻ばせる。 一見を演出したいのであればそのように合わせるのも 宿の女将の務めですので。*]
(27) 2021/02/26(Fri) 22時頃
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― キランディ様と ―
何事も慣れでございますよ。
[心遣いにくふくふと袖で口元を覆いながら笑む。 負担を感じた事はあまりないのだけれど、 最近から来られるお客様には屡々驚かれるのだ。>>20]
対価はきちんとお支払い頂いておりますので お気になさらないでくださいな。
もし次回もお越しいただけるなら 現世の物をひとつ見せていただけたら嬉しいです。
[なにせ、ずっと此処に居るせいで 歴史には明るくても現世事情には疎いのだ。 かろーし、とはなんなのでしょうね?
新しい客人の対応のためにその場を離れた女将は 労働基準法とかもきっと知らない。]
(28) 2021/02/26(Fri) 22時半頃
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― エスペラント様と ―
はいはい〜。
[呼ばれてカラコロと下駄を鳴らす。 敷地内なら、たいてい何処でも聞こえるので。
大橋の手前で何やらあたふたしているらしい 見覚えある独特の装いに一礼した。>>24]
いつもご利用ありがとうございます。 ……なるほど、根付を。
大丈夫ですよ、わたくしが探しておきますので。 エスペラント様はゆっくりなさってください。 [根付も「もい」の一部なので探すのはお手の物だ。
せっかく大橋まで出迎えたので、 細い手を引いて『えすこぉと』をいたしましょうか。**]
(29) 2021/02/26(Fri) 22時半頃
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毎度大勢で押しかけて、スマヌな。 あまり羽目を外し過ぎぬよう言って聞かせているが、 なにか粗相があったらすぐに知らせておくれ。
手軽に食べられる菓子らしく、 我ってば流行りとかには詳しくねーので、
いっとうきれいなものを選んだつもりだ。 気に入って貰えればヨイのだが
『そこだ!頭領!言っちまえ!積年の思い!』
『押せ押せ!!イケる!!!』
――ちょいと 失礼。
(30) 2021/02/26(Fri) 23時頃
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―― 物陰にて ――
お前達、騒がしくするなといつも言うておるだろうが。 ええい、散れ散れ。
ほれ、温泉にでも行ってくるといい。
有り体に言えば、――………邪魔である。
[ 小遣い代わりに小さな麻袋を放り投げて。 ]
くれぐれも、邪魔をするでナイ。ヨイな?
(31) 2021/02/26(Fri) 23時頃
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―― 再び玄関>>25 ――
騒がしくて本当にスマヌ。 此度も世話になる。
――……休まる暇もなかろうが、 もしも、時間が出来たら、その、
部屋を訪ねてくれてもヨイ。 茶くらい出そうぞ。
では、な。
ああ、我からこぼれ落ちたものは、 申し訳ないが、捨ててくれると助かる。
(32) 2021/02/26(Fri) 23時頃
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数刻もすれば抜け羽も落ち着くだろう。
[ 唐紅色の腕輪を受け取り、代わりに麻袋を渡した。 つりはいらぬの心持ち。
※眷属たちの飲み食いでほぼ消える。
背後からやってきた客が羽根を見つめていることに 気づいたなら>>17、捨ててもヨイ、好きにしてヨイと 添えたことだろう。* ]
(33) 2021/02/26(Fri) 23時頃
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--百夜の湯--
[なんとか萬屋さんの連絡先を見つけて 指定された待ち合わせ先が「百夜の湯」だった。
なんでも今は海外にいるとかで ここで待ち合わせるのが一番早いとか…… ……いいのかなそんな使い方して。
でも私としてもこの時期に有給はあまり取れないし ここで待たせてもらえるのは助かったな。 さすがにこんな包帯ぐるぐるで出勤は通報されちゃう。
ほんの数年しか人間界で暮らしてないのに 随分と人間界に染まってる自分がちょっと悲しくなった。]
(34) 2021/02/26(Fri) 23時頃
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いつ見てもすっごい……。
[高層ビルはだいぶ見慣れたけれど それとは全然違う。凄みとか威厳とか美しさとかがある。
私が殭屍になって初めて見たのは此処の梅だったなと 落ちてくる花弁に手を伸ばして、すかった。 片目だと距離感掴むの難しいな……。
関節の硬直が早く解けるからと ご主人に此処の温泉に突っ込まれたから 私の産湯は此処の湯だ。
……なんて梅を見上げながら考えるのは ご主人との日々を思い出して懐かしんでいるだけで、 決して周囲に見える大妖の皆々様に 気が引けて中に入れないってわけじゃないです。
もう少し心の準備をさせてください。*]
(35) 2021/02/26(Fri) 23時頃
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[えすこぉとドヤァ…(>>29) 時と場合によれば女将すらチンケ扱いする傲慢性悪な物怪でも、悪い気はしないのである。顔見知りのヤツデなど見かければ、これ見よがしに勝ち誇った目玉を光らせもしようものだが。やがてそわそわとし始める。]
… ……女将。 湯が冷めるであります。
[早速にでも湯につかりたいお気持ちが抑えきれないらしい。熱々の湯に脳漿を沸騰させる様を思い浮かべると、もはや足早を通り越して光陰矢の如くなダッシュに近い。]
(36) 2021/02/26(Fri) 23時半頃
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女将! それ(>>25)はわたくしの部屋の茶托に!!
[もらえて当然。という風な一言を残して、 引かれた手を離せば一目散、湯屋へと突進していくのだった。**]
(37) 2021/02/26(Fri) 23時半頃
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―― 中庭 ――
今年も実に見事、見事。
[ 荷物を部屋に運び入れ、装備を外し、軽装になると。 スリッパを引っ掛け、部屋を出て、中庭へ。
従業員に、熱いお茶を一杯くれ、と注文し、 中庭の椅子へと腰掛けた。
普段小さく収納されている羽根は、大きく伸ばすと 体二つ分以上に広がるもので、
邪魔極まりないので普段は収めているが。 ]
ちと失礼、
[ 広い中庭であれば、邪魔になろうはずもないと 大きく羽根を広げる。ああ、ここちよき。 ]
(38) 2021/02/26(Fri) 23時半頃
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ウム、ありがとう。
[ そのまま従業員からお茶を受け取って啜る。 癒やしのひとときである。* ]
(39) 2021/02/26(Fri) 23時半頃
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― ヤツデ様と ―
いえいえ、賑やかな方が嬉しいです。>>30
[古今東西から訪れる客人が途切れる事はない。 それでも広い敷地は時に閑散とするので 団体様はいつだって大歓迎だ。]
あまいもの! 最近の菓子は見た目も美しいのですね。
[開けるのが楽しみだと袋を見ている内に ヤツデの姿が消えて>>30すぐに戻ってきた。>>32]
(40) 2021/02/26(Fri) 23時半頃
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お茶を出すのはわたくしの仕事ですのに。
[話し相手がご所望とあれば 枝や根ではなく「もい」が行く案件だ。 部下の前では零せない弱音や愚痴は積もるもの。
「もい」に上下はないため察する事しかできないが、 訪ねる折には梅の蜜浸けを持参しよう。
腕輪と引換えに麻袋を受け取れば 梅の枝を揺らしながら次の受付へ向かった。*]
(41) 2021/02/26(Fri) 23時半頃
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ふむ。 これ程に上質な黒羽は、今の住まいの周辺ではそうそう手に入らんのでな。ではいちど、落とし主に伺ったほうが良いか。
[>>26巨大な羽根を、拾っては担ぎ、拾っては担ぎ。 さて落とし主はと見回せば、どうやらそれらしき妖が。>>33]
ぬ、では有難くいただくとしよう。 女将、すまんがこいつを帰りまで預かってはもらえるだろうか。
[拾い集めたかれこれ8本。 一族へのよい土産になると、ほくほく顔で。]
(42) 2021/02/27(Sat) 00時頃
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― エスペラント様と ―
[大橋を渡ってそのまま受付を済ませる。 たとえ常連客でも前払いの原則に例外はない。
そわそわし始めた様子に引いていた手を離せば これも当宿の風物詩に数えてもいいのだろうか。]
かしこまりました。>>37 お部屋に置いておきますので〜
[上せませんよう、と最後まで言う頃には すっかり硝子の後ろ姿は「もい」の視界から消えていた。]
(43) 2021/02/27(Sat) 00時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2021/02/27(Sat) 00時頃
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[慌てなくとも湯は冷めないし逃げもしないが 突撃する程に楽しみにしてもらえているというのは やはり嬉しいもので諫め難い。
湯屋までの路を整理した方がいいでしょうかと 袖を振って微妙に廊下や渡りを整えて。
大橋の麓で見つけた根付は 風呂上りまでに、いつもの部屋に戻しておいた。]
(44) 2021/02/27(Sat) 00時頃
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― ガストン様と ―
かしこまりました。 お帰りの際、お声がけくださいね。
[8本の羽根を少し腰を屈めて受け取って。 持ち運びがしやすいよう後で紐でまとめておこうと 枝を重ねた即席籠の中にそっと入れる。]
では、ごゆるりと。
[客人の満足顔を見るのは良いもので、 自ずと「もい」の顔にも笑みが浮かんだ。 お帰りの際にも同じ表情を見られれば良いな、と。**]
(45) 2021/02/27(Sat) 00時頃
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ああ、女将、それと。 おそらく大橋を越えたあたりで、我が一族の者達数名が、歩き疲れてへばっていると思う。 手隙の枝があれば、すまんが、迎えに出てやってもらえんだろうか。
[日頃から鍛えに鍛えぬいている吾輩にとっては、容易いものではあるのだが。 ヒトの背丈の一割少々しかない身には、あの橋は、かなりの難関なのだ。]
そのあとで、いつものように、見晴らしの良い庭に盥を置き、湯を張ってやってほしい。
[あと望むようなら食事と酒もと。 言い伝え、さて吾輩もまずは湯に浸かりに向かうとしよう**]
(46) 2021/02/27(Sat) 00時半頃
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[Hop Step Diiiiiive! もしもその湯舟に何かの間違いで氷水が張られていたならば、仮令高貴な大妖といえども祓われてしまうだろう程の思い切りの良さで飛び込む。無論この宿にそのようなぬかりのあるはずもなし。]
至福…
[先客でも居れば、たいそう迷惑な湯飛沫。 そして一言つぶやきながら湯舟に沈んでいった。**]
(47) 2021/02/27(Sat) 11時半頃
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[女将は一見年端もいかない子供に見えるが、 森に棲む精霊のような存在であれば 恐らくは自分よりも年上なのではなかろうか。
慣れたもの、と言わんばかりにくすくす笑う様子は それなりの貫録を思わせた。>>28 むろん淑女に年を尋ねる無粋はすまいが。]
そうか。 女将は世俗に疎くていらっしゃる。 妖の中での生活は気楽そうな反面 そういう問題もあるのだなあ。
現世には楽しいものが沢山あるぞ。 次訪れることがあれば手土産に何かを持ってこよう。
[そんな約束を一つ交わし、去っていく彼女を見送る。*]
(48) 2021/02/27(Sat) 21時頃
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あらあら、それは大変。 すぐにお迎えに行きますね。>>46
[小柄な妖にとって大橋はちょっとした登山だろう。 妖通りも多いから危ない目に遭う前に、 そうでなくともお客様を外で待たせるなど言語道断。
ここまで平然と来ているガストンの方が 彼の一族では稀だと他の方から聞いたのだったか。]
いつもの、でございますね。 疲労によい薬草も用意してありますよ。
[心得たとばかりに頷いてガストンを見送れば 早速枝をあちこちへと遣わせた。*]
(49) 2021/02/27(Sat) 21時半頃
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[さてまずは温泉でゆったりするか―――と、 何となしに辺りを見回せば 次々と他の客が訪れているようだった。
玄関付近で騒がしくしている>>30 他の客の眷属を見ると 故郷の城に残してきた従者のゾンビたちを思い出す。
手頃な人間に目をつけては少々血液を拝借したり。 時折ハンターを名乗る人間が乗りこんで来て 丁重にもてなしつつお帰り願ったり。 ああ、いつだか城に入り込んできた悪戯妖精に 散々城内を荒されたこともあったな―――
あの生活はあの生活で悪くなかったが 流石に数百年となると少々飽きた。 当分帰る予定はないが、懐かしくは思う。]
(50) 2021/02/27(Sat) 21時半頃
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― メルヤ様と ―
何かお困りごとですか?
[小さなご一行を出迎える枝が見つけた影に 「もい」は下駄を鳴らして近づいた。
以前の時、共にいらした方が今日は見えないので その姿を探しているのかもしれない。]
待ち合わせでしたら、どうぞ中へ。 足湯もございますので 入ってお待ちになられてはいかがでしょう?
[木乃伊ではなかったと記憶しているので 怪我をしているなら尚の事。 外には置いておけないと袖を引いた。*]
(51) 2021/02/27(Sat) 22時頃
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|
それにしても見事な梅よな。 せめて使い魔達でも連れてきてやればよかったか。
[自分の代わりに日々人の世で あくせく働いている蝙蝠たちを思う。 彼らは彼らなりに、久々の休暇で 文字通り羽根を伸ばしていることだろうが。**]
(52) 2021/02/27(Sat) 22時頃
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いつ来ても立派だなぁ、と思って。
[建物然り、梅然り。 小柄な女将さんの手を煩わせて申し訳なさ半分、 声をかけてもらえて安心半分。]
待ち合わせではあるんだけど 相手がいつ来るか決まってなくて……
しばらくお世話になります。
[防腐剤が切れた体はあちこち外れかけてるから 萬屋さんが来るまで大浴場はお預けだ。
足湯なら入れるかなと腕輪を受け取ると 浮きたった足取りで足湯スペースへ向かった。]
(53) 2021/02/27(Sat) 22時半頃
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[人間に紛れて暮らすと休みが恋しい。 それこそ温泉なんて久しぶりだ。
足湯は庭の分かりやすい場所にあって 木枠の屋根の下でほこほこ湯気を立てていた。
靴下を脱いでロングスカートを膝上まで上げると 爪先から慎重に湯に沈めていく。]
あ゛〜……
[めっちゃ気持ちいい。 足だけでもめっちゃ気持ちいい。
年頃(3ケタ)とは思えない声を出しながら 空を仰ぐと木枠の間から庭に咲く梅がよく見えた。]
ここからも梅が見えるんだ。
[贅沢な眺めだなぁ。*]
(54) 2021/02/27(Sat) 22時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2021/02/27(Sat) 22時半頃
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[気が付かれたのかどうなのか。 女将は謎の沈黙の後に初対面仕様の接待をしてくれた。>>27
ありがたく便乗して説明をうけて 逐一わ〜とかすご〜いと挟みながら 受け取った腕輪を手首につける。]
たくさん説明ありがとうございます! 僕、教えていただいたお部屋にいきますね。
[にっこり笑みを振りまいてから 廊下の端の方をさくさく歩いて部屋へと向かう。]
(55) 2021/02/28(Sun) 00時頃
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[この一連の動きは表面上は 子供が慎ましく廊下を歩いているように見えただろうが 真実はだいぶ違っていた。]
(56) 2021/02/28(Sun) 00時頃
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(だいぶやっべえ……)
[涼しい顔をして廊下を歩いているが 内心冷や汗だらだらものである。
女将と穏やかに会話をしている間は気がつかなかったが ようやく知っている気配の残滓に気がついた。
ヤツデはいい。 以前にもこの宿に泊まった際に ちょっと後ろから脅かしたり物を隠したりはしたが その程度のことで覚えられていないだろう。 ……よな?
問題は見知った吸血鬼がいたことだ。 YOUは何しに日本へ。*]
(57) 2021/02/28(Sun) 00時頃
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[ガーディは悪戯妖精の中では多芸な部類である。 基本的に旅人を迷わせ困らせるのがライフワークなのだが 困っている人の家に突撃訪問して助けるのも好きだし もっと簡単に屋敷の中を暴れ回るのも大好きである。
近年はGoagleマップなるものが発達したせいか なかなか人間が迷わなくなったのに業をにやし ホラー方面や電子機器破壊に努めたところ 多くの旅人を必要以上に困らせることになってしまった。
妖精王の前に引き摺り出された時には 生き方を改めますと心底思ったのである。
だからって人間の子供にすることはないのでは。 話が逸れた。]
(58) 2021/02/28(Sun) 00時頃
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[今より百年は前のこと、 屋敷の中を荒らし回るのがブームだった時期がある。
どんな理由でその屋敷を選んだのか忘れたが 内部に入ってから人間のものではないことに気がついた。
そこで「げっやめとこ」と思うことはなく ヒャッハー! 荒らし放題だぜ! というノリで隠し戸棚まで暴き 皿を全部逆さまにするとか ワイングラスにバターを塗るとか 服は裏返しておくとか 靴をたがい違いに入れ替えるとか━━]
(59) 2021/02/28(Sun) 00時頃
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[そういう悪戯をさんざっぱらやったのであった。 壊したものは何もないし 実害がないことはないくもないのだが……
問題は「従者がいるなら復旧も楽だしオッケー☆」と 連日、屋敷の主人の目を盗んで 繰り返したことではないだろうか。
もうな、こっち側の存在の屋敷とか 悪戯妖精歴が長くてもなかなか出くわさないんだ。 旅人が実は悪魔だった並に テンションあがっちゃう出来事だったんだよ。]
(60) 2021/02/28(Sun) 00時頃
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(忘れてくれてねぇかなあ。 いや…さすがに追いかけっこまでしてると無理か…)
[楽観的な性分ではあるのだが 格上の存在に本気を出されたら消滅するので 逃げるのも抵抗も困難なこの形をしている以上は 間違っても出くわさないようにしたいものである。**]
(61) 2021/02/28(Sun) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2021/02/28(Sun) 01時半頃
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世話をかける。 すまんな。
[>>49女将に礼を言い、吾輩はまずは岩風呂へ向かうことにした。あそこには、吾輩が浸かるのに丁度よい深さの場所があるのだ。]
うむ、しかしいつ見ても見事な梅だ。
[花弁が風に舞い、香りとともに降り注ぐ。 足を止め見入るもまた一興というところだが、それは当初の目的を果たしてからだ。]
(62) 2021/02/28(Sun) 03時頃
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― 岩風呂 ―
うむ、絶景かな!
[岩風呂と呼称されてはいるが、我らにとっては山岳風呂。 そこに梅花が彩を添えているとなれば、ここまでも疲れなど即座に吹っ飛ぶというもの。 盥代わりに持参した、夕張メロンゼリーのカップで湯を掬い、かける。 熱の湯が冷えた肌に染入る。心地良い。 そういえば最近、よく道端にマスクが落ちているのだが。先日拾ったウレタンマスクとやらは、じつに肌触りが良い。適当に切って、手拭い代わりとしてみたが、なかなかに使えそうだ**]
(63) 2021/02/28(Sun) 03時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2021/02/28(Sun) 03時半頃
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何故だろうな。
[ その独り言は空に溶けた。
たった一言、それを言うのに、一体どれほどの時を 要してしまったのだろう。
広がる羽根は概ね黒色。中心近くと、端の方には ところどころ白が混じっている。
どんな理由があったかは知れない。 が、ヤツデは生まれつき、白の混じる羽根を持って生まれた。 ]
(64) 2021/02/28(Sun) 10時半頃
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『頭領!我ら風呂へ!風呂へ行って参ります』
ああ、行っておいで。
[ 己を頭領と呼び慕う部下たちも、現世では隠している立派な羽根を 無邪気に羽ばたかせて飛ぶほどでもない距離を、 飛び回っている。
――黒一色で、ひと目で烏天狗と認められる色の羽根を。
羨ましいと思っていたのは大昔の話。 ]
(65) 2021/02/28(Sun) 10時半頃
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おお、おお、ここまで香ってきよる。 まこと、見事な咲きぶりよ。芳しいのう
[ 『忌み子が頭領など』『嘆かわしい』 『しかし代わりが居らぬ』『致し方なし』
謂れのない恨み言に似た陰口は――……
今はもう聞こえない。あの日偶然、 此処へ訪れる事が出来たおかげで。 ]
(66) 2021/02/28(Sun) 10時半頃
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[ どう声をかけてもらったのか、口惜しい事に、 記憶は曖昧だ。――……それほどに疲弊していたのだろう。
とにかくきっと何か、労るような色を持った言の葉を、 降らせてくれたのは確かだった。
混じる白は、霊力の証だと古い書物から探り当てた 学者がヤツデに言った。
"いずれそなたは一族を、一軍を率いる将になろう"
老兵達は笑った。 そんな話は眉唾だと。この白混じりの出来損ないが、 一族を率いるなどとはお笑いだと。
(67) 2021/02/28(Sun) 10時半頃
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しかし成人と認められたその年に、 ヤツデは前頭領から直々に指名を受け、 一族の頭領を襲名することとなった。
ヤツデを笑った老兵達は口を揃えて、嘆かわしいと 騒ぎ立てた。 ]
(68) 2021/02/28(Sun) 10時半頃
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[ いまいち信用してはくれない部下達。 何かを成しても、何かを損なっても、 苦言を呈するという体で、好き放題呵責する者たち
その間に挟まれ、疲弊しきって、心身ともに ずたずたになっていたときに、この場所で受けた 施しと労りの数々が、今のヤツデを支えているのだが。
その事への感謝を、言いそびれたまま 今日を迎えてしまっている。
――それ以外の感情も、あるといえば あるかもしれないが、 ]
風呂にでも行くとするか
[ 元来のんびり屋の性格であるから。 もうしばし、中庭でのんびりしていることだろう。* ]
(69) 2021/02/28(Sun) 10時半頃
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−宿の自室−
スチャ。ストーン。 スチャ。ストーン…
[根付は帯に。どうでもよさげな様式美に拘って、寸胴から帯ごと根付が落ちること、宿の自室で茶托に添えられた根付(>>44)を見つけてから幾53(0..100)x1回。]
もういいのであります!
[ぷりぷりと憤激のご様子で茶托のまかろん(>>43)をムシャ食いした後、かろうじてくびれらしきもののある頭部にきゅっと帯を結んで。根付に繋がるのは、先ほどの支払い(>>43)で少し軽くなった札入れ。憤懣やるかたなさそうな足取りで、物怪は自室を後にした。**]
(70) 2021/02/28(Sun) 14時半頃
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[さて、今でこそこんな、 人の世の価値観に照らし合わせれば 「にーと」と定義されそうな生活を送っているわけだが 昔はもっと真面目にやっていた。
漆黒のマントに身を包み、数百の眷属を従えて 人間や低級悪魔から恐れられる日々―――
今はかつての権威こそないものの 日の光を恐れずとも 通販があれば外に出なくてすむし わざわざ人を襲って血を調達しなくても サプリやら何やらで栄養は補える。
どうしても血が欲しい時は ネットのアングラコミュニティを活用すれば 提供してくれる相手は見つかるわけで。
全く世の中は便利になったものだ。 閑話休題。]
(71) 2021/02/28(Sun) 18時頃
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[城にかの妖精が入り込んできたのはいつだったか。 男の中でもそれなりに印象深い出来事である。
なんせ自身の住処が吸血鬼の塒と知った上で ちょっかいをかけてくる者は然程多くはない。 格の差が明確なら尚更だ。
だからあの時>>59も気配は察したが たまたま迷い込んできただけだと思い 妖精の一匹や二匹見逃してやろうではないか――などと、 余裕ぶって放置していたらどうにも味を占めたらしい。
連日城の中はやりたい放題、 従者に直させた端から荒される有様で、 像にチョークで落書きされた時にとうとうキレた。]
(72) 2021/02/28(Sun) 18時頃
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貴様…黙っていれば数々の無礼、 ここがこのキランディの城と知ってのことだろうな…!? 今日と言う今日はその羽根むしり取ってくれるぞ…!
[などと双眸をぎらつかせ、従者たちを動員して バイ●ハザードもびっくりの 盛大な鬼ごっこに興じたのが懐かしい。
いやあ、あの頃は若かった。 といっても当時も数百歳ですけどね。
結局向こうには逃げ切られたかどうだったか。 もし捕まえたとしてもおとなげない真似はせず、 少々きつめにお灸を据える程度だっただろうけれど。]
(73) 2021/02/28(Sun) 18時半頃
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……ん?
[ふと、何となく。 視線を感じたような気がしたが>>57 気のせいかと首を傾げる。
自室に引き籠っているせいで 昨今は自分以外の妖怪に会う機会もめっきりない。 偶々こんな所に顔見知りが居るなんてこと、 そうそうないだろう、まさかね。**]
(74) 2021/02/28(Sun) 18時半頃
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−足湯−
はわわ…(>>54) チンケな小物が、足湯を独占しているのであります!
[情緒ある花見中に遭いたくない物怪ランキング堂々一位に挙がりそうな、酔ったサラリーマン風の高貴な大妖は声を上げたものの、トラブルを起こしては怒った女将の逆鱗に触れる恐れなしとも言えず。]
… まあ構わぬのであります。
[そう言いながら、 入った足湯の中で仁王立ちしている。**]
(75) 2021/02/28(Sun) 19時半頃
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あ、す、すいません! 独占するつもりはないです!!>>75
[謝罪が先に出たのは人の世で染みついた以下略。
このままご一緒してもいいですかと聞く前に OKな方向に完結したようなので (態度も含めて)大きな妖だなと思いつつ 引き続き湯に浸る事にした。]
その脳、本物ですか。 日焼けしたりしません?
[思わず魅入ってしまう外見だ。 ちらちら見るのも失礼だろうと思って 気になった事を正面からぶつけてみた。]
(76) 2021/02/28(Sun) 21時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2021/02/28(Sun) 21時頃
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喰ってみるで…ありますか?
[その問い(>>76)に直接は答えず、にやりと目玉だけが笑う。]
… 貴殿、見ぬ顔でありますな。 そんなチンケな新参者に善き事を教えて進ぜよう。
[ざぶ。ざぶ…と足湯の中を行ったり来たりしながら。 まるで子供のようだなと言ったら祟られるのでご注意頂きたい。]
この宿は豚鍋が名物であります。[嘘]
白味噌を下地としておりましてな。 生姜の効いた出し汁にくぐらせた、やわらかい豚肉は絶品であります!
(77) 2021/02/28(Sun) 22時頃
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たべ……!?
[そんな他人様の脳を食べるなんて。>>77 昔は内臓が未発達だったから血を主食にしてたけど、 基本キョンシーは内臓食べない製物だし。 ……猿の脳味噌は珍味だって聞くけど。
あたふたと両手を宙にうろつかせて、]
…………。
[表情筋も口もついてないのに 不思議と目玉だけでもなんとなく分かる。 めっちゃ今、揶揄われた。]
(78) 2021/02/28(Sun) 22時頃
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[むぅ、と少し尖った口は、 しかし続く上から目線の教えで緩んだ。]
白味噌って甘いんですよね。 甘い豚肉っておいしいんですか?
[主人と来た時は仰々しいものばかり出たから 鍋もあるなんて知らなかった。 目の前にあるかのような説明に、思わず喉が鳴る。]
偉そうだなって思ってたけどいい人ですね! 親切にありがとうございます!!
[さらっと失礼な事を言いつつ 片方の目を輝かせる私は これも嘘だなんて知る由もなかった。]
(79) 2021/02/28(Sun) 22時半頃
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[我ら借りぐらしの民は、居住環境などによって体格に差が出ることも珍しくはない。吾輩の集落は、比較的大きな者が多いが、いつぞや ……かれこれ10年くらい前に人に見つかり映画になっていた少女らの集落は、かなり小柄な者が多かったようだ。]
そういえば、彼女らは無事に安住の地を見つけられたのだろうか……。
[同胞の行く末が気になって、仲間たちと映画館に忍び込み、観たものだ。 その後、息災であればよいのだが。]
(80) 2021/02/28(Sun) 22時半頃
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随分のんびりしてしまったな
[ 誰かが訪ねてくることがあれば会話もしただろうし 顔見知りが居たなら酒を酌み交わす約束なども したかもしれないが。 兎にも角にも、夕日のお目見え前には 庭を後にしただろう。
夕食前にはひとっ風呂と行きたいが、 他の客のことも考えて (――抜け羽根がめっちゃ浮くので)
なるべく人気のなさそうな方へと向かうことにした。
(81) 2021/02/28(Sun) 22時半頃
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その際、見知った顔?>>57とすれ違っても 気づくことはなかっただろう。小童に見えたとて、 己よりずっと年重の在る存在であった、ということも この場所にはよくあること故。
――過去悪戯されたいたとしても、
ハッハッハッハッ この我に悪戯をしかけるとは 見上げた小童よ ヨイヨイ 許す、 なれど、次はもっと驚くものを、仕掛けるがヨイ。
とか言ってたはずだ。茶飯事故、顔と名を一致させて 叱ることなどはありはしないだろう。*]
(82) 2021/02/28(Sun) 22時半頃
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[悪戯妖精というのは生まれ落ちた瞬間からこの在り様で 「学習」はするが「大人」にはならない。 つまり生涯現役である。イエイ。
そのためキランディの屋敷で遊んでいた頃も 当然若気の至りや子供の悪戯ではない。 悪戯はライフワークかつアイデンティティである。
つまり本気になられた吸血鬼に 従者まで動員されて追いかけられたら>>73 どうなったかと言うと━━]
(83) 2021/02/28(Sun) 22時半頃
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[目をぎらつかせたキランディに 青年の形をしていたガーディは振り返って バッ、と両手で口を押さえ。]
ひゃっはー! おーこったおこ〜った! 色男が台無しだぜ〜ははははは!
[ケタケタ笑いながら逃げ出したのだった。]
(84) 2021/02/28(Sun) 22時半頃
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[普段は静かに悪戯をするばかりなので こちらを認識してくれる相手だと どうしてもテンションが上がってしまうのである。
とはいえ吸血鬼vs悪戯妖精は格が違いすぎる。 屋敷に住まう妖精ならば逃げ切れたかもしれないが あっさりお縄になったのであった。
この時は機嫌が良かったのかどうなのか とりあえず消滅は免れたのだが 吸血鬼の屋敷で吸血鬼と追いかけっこは 分が悪すぎるなとちゃんと学んだ。
なお反省はしていない。]
(85) 2021/02/28(Sun) 22時半頃
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[ちなみに。 我らの今の居住地は、大都会のビルの屋上。緑が豊富な良いところだ。 あれはたしか4年前。借りぐらししていた家の土地が売却され、引っ越しを余儀なくされたのだった。 さてどこへ移り住もうかと考えながら、ひとときの癒しを求めて、この地に骨を休めにきたのだが。その時に、とある妖に聞いたのだ。
「某アイドルグループが、大都会のビルの屋上で生態系を築いているらしい」
まさかそんな事ができるものかと思いながらも、興味を持ち、仲間たちと共に天井裏からテレビを見て、惚れた! なんという素晴らしい地だ、と!]
(86) 2021/02/28(Sun) 23時頃
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[あの場所は、ヒトだけではなく、テレビカメラにも注意しなくてはならんのだが。 なに、吾輩たちの姿は、滅多なことでは光学機器に映らんのだ。 よしんば映ったところで、映像ミスとされるか、小動物と思われるかだ。映画の少女のケースは、相当にレアなのだ。 ……尤も、気を付けるに越したことはないがな**]
(87) 2021/02/28(Sun) 23時頃
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むほほ…(>>79) 左様。だがしかし甘いだけではありませんでしてな。 生姜の風味こそが豚を引き立て…
[じゅる…脳漿が垂れそうだ。]
むっほっほ… 偉そうなのではないのであります。偉いのであります。
[そう言いながら、じゃぶじゃぶと往来する足がせわしなくなっていく。世の中には、嘘から出たまこと。という言葉もあるのであった。*]
(88) 2021/02/28(Sun) 23時頃
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[……という経緯があったわけだが とりあえず吸血鬼には会わないに限る。
なるべく気配がない方へと足を伸ばしていれば 目の前から特徴的な容貌のものが近づいてくる。>>82]
(おおう……何が正解だ?)
[悪戯をしても鷹揚だったこの国の妖>>82 しかし当時と今の己は形が違う。
知らないふりをして完全に無視するか 日本の流儀に則って会釈をするべきか。 しかし気配をまじめに探れば━━……]
(89) 2021/02/28(Sun) 23時頃
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[迷った挙句、なるべく浮かぬようにと すれ違いざまにぺこりと会釈をした。
そのまま話しかけられれば会話をするし 何もなければすれ違って━━
足を止めて、振り返る。]
(90) 2021/02/28(Sun) 23時頃
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[もし、その時見えた背中が無防備だったら……]
(91) 2021/02/28(Sun) 23時頃
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[少年の茶色の瞳が緑に輝く。
妖精とはいえ全く大した魔法は使えない。 ただその発動の速さや気配のなさは 齢を重ねた偉大な存在に劣らないこともある。
指先をくるんと一回転させれば ヤツデに生える数多の羽のうち 頭頂に近い羽だけがくるりんとまあるくなったろうか。 うまくいけば突然のイメチェンである。
気がつくのは誰かに指摘された時か あるいは風呂に入る前か…… ━━もちろん、悪戯はうまくいかないこともあるし 洗えば戻るので証拠隠滅も完璧だ。**]
(92) 2021/02/28(Sun) 23時頃
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[甘いといえば砂糖の甘さを連想するけれど どうやら似て異なるものらしい。>88
味噌と生姜。砂糖醤油みたいなものだろうか。 あれも、初めて食べた時は目が零れそうだった。]
脳漿さんは偉いんですね。
[見た事のない外見だけど、 この界隈、見た目で判断すると 私のようなモノはぷちっと潰されるって ご主人が言っていたので。
頭部のくびれに帯で括られている根付が 歩く度に揺れるのを見ながら頷いておいた。 そんなに歩いて落ちちゃわないかな。]
(93) 2021/02/28(Sun) 23時半頃
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[携帯がメールの着信を告げる。 異界なのに電波ってどうなってるんだろう。]
あ。
[そこに待ち合わせ相手の名前があれば 私の命に関わる一大事なので。 待ってましたとばかりに波立つ足湯から出ると 脳漿の妖とお別れしたのだった。*]
(94) 2021/02/28(Sun) 23時半頃
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ウム、こりゃご丁寧に。
[ 相手の思惑や迷いまでは知らぬまま 会釈をされたので会釈を返した>>90
足を止めたことには気づいたとて
ウムウム、景観も立派な宿であるからな 足を止めて眺めたくもなろう、重畳である。
などとすっとぼけておったよ我。 なにせこうみえて我まじめっちゃ疲労困憊、精疲力尽。
素早さにはこちらも自信があるが、 危険はないと油断し信用しきってる宿の中ゆえ 気配を察知することは出来なかった事だろう。 なので ]
(95) 2021/02/28(Sun) 23時半頃
|
|
[ 鮮やかなロールをキメてるふぁんきーな天狗が 誕生したとかなんとか>>91>>92
すれ違うものに、くすくす笑われたとしても よもや自分の頭頂の羽根のことだとは気づかぬまま。
――ようやっと気づいたのは風呂で、しゃんぷー しようと思ったときだったとさ。 ]
ほほう? ハッハッハッハッ どこぞの悪戯坊にしてやられたか 我に気配を感じさせんとはまこと、天晴よ
[ 少々自分でもウケてしまったので 洗うのが勿体なくなってしまったが、 なに風呂上がりにもう一度せっとすればよいのだ。* ]
(96) 2021/02/28(Sun) 23時半頃
|
|
……どうしてこうなってしまったのかしらね。
[心底不思議そうに、つぶやいた言葉は 誰の耳に届くこともなく掻き消えていった。]
(97) 2021/02/28(Sun) 23時半頃
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信徒 オーレリアがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(信徒 オーレリアは村を出ました)
|
[―――――ふわり。
風に吹かれた花弁のようにその身を翻したそれが 唐突に姿を現したのは朱塗の門の外。
生成り色の短冊型の紙に黒と赫の模様を浮き上がらせながら ぞろぞろと這い上がるように見る間に数を増殖させ 包帯を巻きつけたマミーのような人の形を象って…
……現れた順に再びただの生成りに戻った紙が枯葉のように はらはらと解けて剥がれ落ちてゆく。 虚空を包み込んだ筈の人の形の空間に残るのは 元の虚空でも、木乃伊でもなくて
ただの人間にしか見えない女の形をしたものが、ひとつ。
常連の来訪を告げるみたいに所持していた木の鈴が カランと控えめに小さく鳴った。]
(98) 2021/03/01(Mon) 00時頃
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