244 とある生徒会長の日常
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―――――く、ッ………
先手を取っておきながら、俺とした事が。
[独り言のような呟きが漏れる。
彼女がすぐそこへ来ている事に気付くのはそれから直ぐ。]
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ひ、ひぃーーっ こら、逃げるなっ ……
ひゃははははははは……!
[>>98 あらら、「噺」が途切れたのをいいことに、 あの化学部、一目散に逃げちまいましたよ? 追っかけようにも、腹がよじれちまって堪らない。]
くっ せ、せめて手芸部、あんたには仕返 ひひひひっ あーーーはっはははは……!!
[ほらほら、藤之助があんまり笑うもんだから、 計に掛けた「噺」の効果も緩んできちまったぞ……?]
(102) 2016/01/18(Mon) 22時頃
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思ってた以上に神の像って人気なのね。
壊されるかペイントされるしか見た事無かったのに。
[通信機から聞こえてくる呟きからすると。
まだ手芸部は戦っているらしい。]
………くっ…………
随分と余裕そうだが、俺達は一筋縄じゃいかないぞ。
[猫神と遭遇しているとは思っていなかったが。
彼女が此方に来るというのならば巴戦も受けて立つ覚悟で]
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ひーーひひ、ひひひひひっ
!? ぐっ……
[>>107 急に感じる風圧に、息も絶え絶え顔を上げると。 そこには、制服を脱ぎ捨て煙を扇ぐ計の姿がございました。]
そ、そうか風か……っ
[はたと思い出すのは、手元に見立てた扇子《カゼ》の団扇。 これで扇げば、この煙が吹き飛ばせるやも知れないと。]
(112) 2016/01/18(Mon) 22時半頃
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余裕ね、実はあんまりないのだけどね。
倒さねばならないものがあるから。
うふふふふふ。
[暗黒オーラがちょっぴり漏れた。
猫神が中庭に逃げ戻るのならば、この際大乱闘も厭わないつもりだった。]
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[ただ、次いで目が行ったものには呆気にとられた。 彼の胸に燦然と輝く「うっひょひょーい!」の文字。 これには流石に、収まりかけた腹筋が再崩壊します。]
あ、あんた……ははははは!! それ、着て…… 久しぶりに見 ひひひひひっ やー、 着てるんだなァ ありがたいこったなァ……
ひーーっひひ、はははははははは……!!
[やー、思いも寄らぬところで出くわしたもんだ! この笑い、煙のせいだけじゃァないかもしれませんよ。]
(113) 2016/01/18(Mon) 22時半頃
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っと、 こ、こうしちゃいられねェ!!
[見立てた大ーきな団扇を、これまた大ーきく振り被って…]
せ い や ァァァァァァァ ッ ッ!!!
[計の起こす大風に、見立てた団扇の大風が加わります。 そのまま思いっきり、一吹き!二吹き! はぁーー……ようやく煙が晴れましたねェ。ご苦労さん!]
(114) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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暗黒微笑を通信越しに響かせるな。
[想像してぞくりと背筋が氷った。
何やら分からぬが此方には姿を現さぬ以上
彼女の行く手を阻む倒さねばならぬものがあるのだろう。
自身もその倒さねばならない対象に入っているかと思うと
引き攣った笑みしか出て来なかった。]
/*
演劇部さんがリアル大事に案件ですかね……。
お大事に、お大事に。
/*
最近寒いですからね。
なので今日は狩生くんを狙っていこうと思います。
|
はあ…… し、死ぬかと思った…… 化け猫め、薬さえなけりゃァとっ捕まえたってのに。
[別の所でとっ捕まってるなんて藤之助は知りません。 肩で大きく呼吸をして、漸く計に向き合えました。]
……ああ、奇遇だねェ、同じことを考えていた。 幸い床の滑りも取れてきた所だ、では……
いざ、尋常に勝負!!
[ちょうど奴の胸には、超えると宣言した仁右衛門がいる。 ならば……真剣勝負待ったなし、ですね?]
(121) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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今日は桜も盛り、絶好の花見日和…… ここはひとつ、花見の仇討ちの「噺」をしようじゃないか。
[真っ直ぐ手芸部に扇子《カゼ》を構え、 立ったまま、「噺」の力を吹き込みます。]
悪戯好きの若い衆、花見の余興をとあれこれ考え、 本物そっくりの敵討ちの芝居をおっぱじめたんだが…… 芝居を終わらせる、いわゆる「ドッキリ看板」役が、 親戚の長話に捕まっちまって、なかなか到着しない。
「話は聞かせて貰った!!いざ、助太刀致すッ!!」
そうこうしているうちに、 あろうことか本物のお侍が助太刀に入っちまって、 やいのやいので大騒ぎになっちまうんだ。
[構えた扇子《カゼ》は、見る間に太刀に見立てられた。 切れ味こそ芝居の鈍さですが、刀そっくりの間合いです。]
(122) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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なんのッ!!
[ガキンッ!!!]
[たった今見立てた太刀で、真正面から切り結びます。 二つの固い信念がぶつかり合う激しい音!火花! とても、定規と扇子がぶつかったようには見えません。]
ぶふっ
[え、今笑ったって? いやいやいやいや。 仁右衛門に笑ったなんて、そんな事ァないですよ?]
そこだっ!!!
[刹那に刀を返し、そのまま計の足を狙って、斬りこむ!]
(124) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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あら、ごめんなさい。
でも貴方は女性に奥義を使ったりしないって信じてるから、大丈夫。
だいじょうぶ。
[言い聞かせるように繰り返せば。
漏れる怒りのオーラは少々治まった。]
…………あれは奥義だ。
そう簡単に出せる業ではない。
[自身が一年前、この部に入った目的を思えば
やましい気持ちがなかったとも言えないので
完全なる否定は出来ないハカリであった。]
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っ なに……!?
[>>128 足払いを、いとも簡単に受け流した。 その動き、まるで剣道部の身のこなしをトレースした…]
ぐっ ぁあああああああッ!!!!
[>>129 次の瞬間、鋭い剣閃が藤之助の脇腹を捉えたァ! そのままぶっ飛んで、動かなくなる藤之助。これは…]
(132) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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……粗忽長屋、という「噺」がある。
[聞こえる声は、手芸部の背後からです。]
ある日のらりくらりと八五郎が町を歩いていると、 行き倒れが出たってんで、役人が身寄りを探している。 八っつぁん、その死体の顔を一目見て驚いた。 こりゃあ、おんなじ長屋に住む熊五郎だ!と。
一目散に長屋に飛んで帰って、熊五郎に報告する。
(133) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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「おぉい熊さん!向こうでお前さんが死んでたぞ!」
『何言ってんだ。俺ァ、確かにここに居るんだが?』 「お前さん、あんまりそそっかしいもんだから、 まだ自分が死んだのに気付いてねェんだよ!!」
……さあ、たった今あんたが倒したおれは、 本当におれだったのかねェ……?
[「噺」の世界で瞬時に本物と身代わりをすり替える、 通ずるは一度限りの「奥の手」でございます。]
(134) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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今から出すのは、おれの奥義…… まんじゅうこわいの「噺」をしようじゃないか。
[ここで突如、藤之助の目がキラリと真剣味を帯びる。 ……何を隠そうこの演目、あの伝説の落研部長、 仁右衛門が最も得意としていた演目にございます。 初心者向けだと侮るなかれ。単純な内容だからこそ、 「噺家」の実力が全て滲み出るってな代物なんです。]
さあさあ、これでとどめの真剣勝負! 超えたいならば、こいつを倒していくがいい!
(135) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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暇をもてあました町の若い男衆が集まって、 自分の怖いものは何かと話し合っておりました。
「俺は蛇がダメだ。舌なんかチロチロ出しやがって、 ありゃァ、どうにも気味が悪くってしょうがねェ。」
『じつは俺、蜘蛛が大の苦手でなァ、 ああもう、考えただけで寒気がするぜ……!』
[男を真似て、腕を抱えてぶるっと身震いをしてみせます。]
そんな中、ある男がまんじゅうを怖がってみせ、 脅かそうと企む仲間達にまんじゅうを買いこませる。 数ある落語の中でもお馴染みの「噺」です、が……
[地の底を這うような低い声で、藤之助はにやーり。]
(137) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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……さて、手芸部の。 みぃーんな言ったんだよ、 あんたの恐ろしいモノも、ちゃんと話さないとねェ?
そら、少しでも思い浮かべてみろ、出るぞ出るぞ……
[背後に出るか。周りを囲むか。藤之助の姿が変わるのか。 見えるモノはそれぞれですが、この計はどうでしょう。 とにもかくにも、これが藤之助の最終奥義で御座います…!]
(141) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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ほう、そうかそうか…… これがあんたの怖がるものか。
[>>144 現れた林藤が、藤之助に重なっていきます。 編み糸が、まるで意志を持つかのように蠢いて…… その中で、林藤と化した藤之助が暗黒微笑を湛えました。]
……自分の生み出した幻、 それにおぼれて、やられちまえ……ッ
[突き出した鈎針から、毛糸の太刀が編み上げられ。 計りの脳天目掛けて、一直線に振り下ろされる!!]
(148) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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/*
今日俺が落ちるとさすがにきついかな
残り時間少ないし投票が合うか分からないけども
/*
とりあえず今は両方狩生くんにしてます。
流れ次第ですし少人数ですからハカリくんが落ちてしまっても頑張りますが、居なそうな人多くて読めませんね…。
/*
と、一応死亡フラグだけは建てておいた。
すまないな、もし通れば苦労をかけるが。
完全なる赤VS村の形ではないので、まだ負担は少ないかな……?
投票はそうだな、不在者が多くて予想外な所が落ちるかも知れないな……
/*
はい、合わせておきますね。
きっと校庭の方も明日には決着つくでしょうしきっと大丈夫です。
一応はやいけど、お疲れ様でした。ありがとう。
/*
むしろ最初からここまでずっとお付き合いありがとう!
感謝感謝。
これで落ちなかったらそれもそれで面白いが
とにかくありがとうを言わせてくれ。
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