人狼議事


194 花籠遊里

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――ああそれとも。
"また一緒に"向かわれますか?

[問う声は、震えていないと信じたい
着物の袖を握る手は、酷く冷たい]


【人】 露店巡り シーシャ

[花主の部屋へと続く廊下は、今日に限って短い。憂鬱そうな灯りの道をくぐり、花主の元へと歩み寄れば。
今日の花は藤だと、しかし無理強いはするなと伝えただろう。
いつもよりも幾分か多い金を渡して。]

で、朱色のアレは今日どちら様が?

[昨日約束を交わした朱の花。
それを買い取ったのはどの蝶だと。
花主が口を割らなければ、「金は払った」と勝手に探しに行くだろう。]

約束破るのは、どうも……昔から嫌いなんだ。
一言入れて–––––––…

[言葉は皆まで続かなかった。
一言だけ。一言だけだと、言い聞かせるのは目の前の男に対してか、それとも己に対してか。

煩わしささえ感じて、金を投げるように寄越す。そうして、当てもなく地下へと降り立つ。*]

(162) 2014/09/18(Thu) 22時半頃

[小さく、名を呼ばれる。
何処か気まずそうに、それでも確りと藤之助を正面に見据え瞳を覗き込むように見る。
黙って我が友の話を聞き進めていけば、段々と表情は暗くどこか苛立ちの色が混ざっていく。

事情は知らぬが、何かがあった事くらいはいくら鈍感な朧でも察することができた。
そのくらいの情報は、朧の手元にあったのだ。

それゆえの、苛立ち。]


 藤之助。言いたい事はそれだけか?


[全てを話せとまでは勿論言わない。
だが突然、そんな事を言われてしまえば驚かない筈が無い。
何時もならば確りと言葉を選び発するが、選ぼうともせずに口を開く。
背を向けた藤の花に、問いかける。
女々しいものだと分かっていながらも僅かに声を荒げる。]


 ――お前を唯一無二の友だと思っていたのは、俺だけだったんだな。


[懐に仕舞った栞の花言葉の意味と真逆の言葉を吐く藤之助を、ただ真っ直ぐに見つめた。
それでもそのまま歩みを止めないようならば、静かにそれを見送るのみ。

一つの花に『月』如きが心を開いた結末がこれならば。]


[震え声も知らぬふりをしよう、泣きそうな声も自分の幻聴だと言い聞かせよう。
『最初から藤色の花などありはしなかった』と瞳を閉ざそう。

向けられた極上の笑みは、笑み、は……]


[言いたいことはそれだけか?という言葉
違う、と咄嗟にでかかったものを飲み込んで
嗚呼振り向きたいのに泣きぬれた顔では振りむけない]

……――

[一瞬、最後の言葉に歩みは止まる
でも覚えておいてほしいのは、こんな泣き顔じゃない

心を切り裂く言葉には背を向けて、振り返らずに歩もう
月を陰らす雲であってはならないと、唇を血が出るほど噛みしめて
やがて曲がり角に差し掛かればがくり、と崩れ落ちて嗚咽を零す]


……私、だって
貴方の事を唯一無二の友と……っ朧―――

[ぱたぱたと涙が転がり落ちる
藤の着物は、濡れにぞ濡れて
本当は其の背を、追いかけてほしかったなんて、言えない]


【人】 露店巡り シーシャ

―回想・廊下―

失礼以前に、客の前に顔色真っ青の花を出す奴があるか。
お前の監督不行き届きだろォ。

[何か失礼でも、と問う朧>>156にはあっけらかんとした様子で文句を垂れる。]

何があったかは興味はねェが、色艶出してからこっちに寄越せ。
……別の艶が欲しけりゃお前も来い、な。

[離れる前に、綺麗に結われた髪のたばのおかげで露わになった額を手の甲で叩く。
お辞儀には気付いて気付かぬ振り。>>157
そうして、男は花主の元へと*]

(171) 2014/09/18(Thu) 23時半頃

[そんな笑い方をするのはやめろ、と。
肩を掴み止められれば、どれ程良かったか。

一度歩みは止まったが振り返る事も無く、音も無く去っていく背を見送って。
崩れ落ち泣き濡れている事など知る由も無く。

もしも俺が『蝶』ならば。
もしも、俺が友となる事が無かったのなら。

藤之助にあんな顔をさせずに済んだのではと、ズキリと痛む胸を抑えながら逃げるように逆方向へと歩きだした。

宵闇が裂け、朝日が昇り、事の次第を知れば。
………生涯藤色の花を忘れる事は無いのだろう、忘れられないのだろう*]


【人】 露店巡り シーシャ

[地下に降り立った蝶は、彼方此方で始まる夜の空気>>168>>170に身を窶しながら空っぽの牢を探していた。

その中に昨晩口約束を交わした朱色が視界にはいれば、「一言」と念じて、息を、止める。
その時は、視線だけ向けて、何も語る事は無かった。すぅ、と静かに地下の奥へと進む。
そうすれば、いずれどの蝶花とも近くない籠の中を陣取って。

藤の花>>169の訪れを、煙に乗せて待った。]

こっちだ、藤色。

[姿が見えれば、手招き手招き花を誘った。
布団の上に鎮座した姿勢のまま大手を広げて花を迎える。その意図を藤の花が察するかは定かではないが。]

(172) 2014/09/19(Fri) 00時頃

【人】 露店巡り シーシャ

[花の身>>180を自分に預けてくれると思いきや、そそと真正面に座って頬へ、胸へと手が充てがわれる。人肌が滑る感触。
飛び込んで来やしないかと期待したのは本の束の間だった為に、これもまた良しと思って苦笑いをすることにする。

歪んだ口元に触れる指先を、強請りの仕草だと決め付けて。
煙草を掌の中で潰すと、代わりのように相手の指先を口に含んだ。
軽やかなリップ音が小さく響く。]

欲しいモンがあるなら口で言え。
お前はどうも……言葉足らずだ。
昨日も、今日も、"お前の"言葉にできないまま落ち込んでたんじゃねェのかよ。

[辛気臭ェったらねェわ。

最後に呟く。それは先程、目当ての花>>181と視線があって思わず逸らした自分に跳ね返ってきて。刹那の失笑。

再び笑みを浮かべた頃には、相手が何事か反論しようとしたとしても、その唇に強引に舌を割り込んで。煙の余韻漂う舌先で相手の舌を誘っただろう。
反論してみろ、とでも言うように、笑ながら。]

(187) 2014/09/19(Fri) 00時半頃

露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2014/09/19(Fri) 00時半頃


[昔々のお話。
朧と言う名の花が一つ花籠に加えられました。
手を引かれやって来たのは9つの年の頃、花主へと手渡したのはその子の父親でした。
酒浸りの女浸りの毎日に嫌気がさし、母親は我が子を置き去りにしてゆき、
そしてとうとう、その日に暮らすための金さえも確保できなくなったのだそうです。
暮らしに困らない程度の金を手に、息子の姿を振り返ること無く花籠を去っていったのでした。
残ったのは親に捨てられた子供らしくない幼子と花主。
『朧』という名を幼子に与えたのは花主だったか、様々な知識を分け与えてくれた花だったかは覚えておりません。

外の世界を望まなくなったのは、はてさていつ頃の話でしょうか。
花としての心得、話術、知識を充分に蓄えた頃には、既に花弁が開き始めていたのは確かです。
そして幾つもの季節が通りすぎ、いつの間にやら完全に根を張り花を育てる手伝いをするようになっていたのです 。
めでたし、めでたし?]


露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2014/09/19(Fri) 00時半頃


【人】 露店巡り シーシャ

[自分の笑みが跳ね返ったような苦笑を浮かべる相手。更に苦笑する他どうしろというのか。
生温い唇が離れたのなら、は、と息だけ吐き捨てる。]

擦れた鏡なら自分の姿を見ずに済んで助からァ。

[鏡に映る自身の姿以上に醜いものなどありはしないのだから。]

……………『物好きめ』

[放った言葉は相手へ、花に水を遣る振りをする自身へ。

近づく唇に軽く口付けを落とすと、藤の肩を抱き寄せて布団へと雪崩れ込む。上に跨り、有無を言わせず深い、深い、抉るように唇を交わして。

行為に溺れたいという気持ちだけの為に、性急に事を急ぐ手は白梅香る衣類の隙間に。
細く不健康に白い指で藤の肌を暴き始める。]

(193) 2014/09/19(Fri) 01時頃

ー回想・そして今ー
[幼い頃の自分は、とかく元気だったという
雪山の麓に生まれた自分は、他の兄弟姉妹と同じく白い肌と黒い髪をしていた。しかし冬が厳しい場所で暮らして居れば、金子も食べ物も足りなくなるのは世の常……親はいくばくかの小金と引き換えに、子の一人を売り渡した

売り渡す際に藤色の髪留めで子の髪をひとつに束ねた母親は、子供にこう告げた]

――鏡でありなさい。人の心を映す鏡
そうすれば傷つくことも何もない――

[子供はその言葉を覚えていた
花主に連れられ雪の峠を越えて花籠に来た時も。その時結んでいた髪留めの色から藤と呼ばれるようになった時にも鏡であり続けた。客の、先輩花の、花主の。望む鏡花であり続けた

そんな鏡の面が細波揺らめく様になったのはいつ頃だろうか
それは初めての友ができた時からだと思い至る
月の様に美しい横顔、月光の様に柔らかく笑む姿がまこと麗しい人。どこか人づきあいが不器用そうに見えるが後輩の花にも親切で優しい人
その先輩花に懐き、心開いて。いつの間にか互いに友と呼ぶようになっていた。それが幸せだった]


[いつか年期が明けたら自分の故郷を見てみないか?なんて尋ねたこともあったろうか。雪山にかかる月が、それは見事に輝いているのだと

そういえば、母はあの言葉の――鏡の様であれという言葉の後、何かを云っていた
ああそれは何だったっけ

今宵の客は煙草の煙が薫る蝶。自分の花としての最後の客
明日には下町の陰間として払い下げられる身。銀蝶の揶揄には苦笑しか零せない。何せ最後の最後まで自分の心の声は、友に言えなかったのだから]

――鏡でありなさい。人の心を映す鏡
そうすれば傷つくことも何もない――でもね

[月の光が地下牢に届く
今宵朧月は見えるだろうか。無意識に虚空に手を伸ばす
月を欲しがり泣く子供ではない。そんな無邪気な季節は過ぎ去った
そんな折、別れ際に聞いた母の声が蘇る]

でもね――自分の心に嘘をつけば
嘘で割れた鏡の破片は相手も自分も傷つけるのよ――

[思い出した時には、既に――遅かった*]


[煙草の香りはいつも彼から薫る刻み煙草のモノとは違うが一時溺れ忘れ去るには十分な刹那の香り

黒衣の背越しに見上げる月
せめて雲に隠れぬ様にと、懇願するように見つめるも――やがてそれは雲に隠れて見えなくなって

一筋、涙が零れ落ちた]


【人】 露店巡り シーシャ

[見せる事の出来ない自身の背中が映っていただろう。それは、酷く、醜く。

深く接した所からくぐもった声>>196が漏れれば、もっと出せと舌を相手の舌に塗り込めて催促する。

呼応して背中に回る腕。眉を顰めて瞳に熱を灯す。
下半身へと伸びた手は、前戯も労わりも忘れてまだ慣らしてもいない小さな窄まりへと伸びる。疾くと、耳朶を刺激する感触が伝われば、その通りにズブズブと指を埋め込んだ。
中で二本指をバラバラに動かす。
血が出ても、泣いても、止まる事は無いだろう。
恐らくそれは、鏡に映った自身を見ながらの行為。]

痛かったら、泣いてもいい。

[唇から離れたくちから耳元で囁く声は、相反して優しく響いただろう。]

(203) 2014/09/19(Fri) 01時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

―牢を出た後―

[行為を済ませた後の倦怠感を引き摺りながら時計を見る。もうすぐ夜の盛りだ。
これを過ぎれば、後は。

考えるよりも先に向かっていたのは自力で見つけた花と蝶>>188>>190の元。

蝶であろう端麗な青年を組敷く様子はまるで]

よォ、邪魔するぜ。"蝶"。

[行為の最中であっただろうか。それとも事後のことであろうか。

どちらにせよ、返事を聞く前に蝶を組み敷く丁に歩み寄り、痛い程の力で顔だけ此方に向かせただろう。]

四日後に答えを聞くと言ったな。
–––––––やめだ。

今、嘘でもいい。
あの金で、いつか男を買うと……言え。

(204) 2014/09/19(Fri) 02時頃

【人】 露店巡り シーシャ

[それは、花という立場で多くの男を相手にする丁への揶揄であり、同時に、これから地に落ちる己に対しての…ほんの少しの救いであり。

言葉を聞いたのなら、何とも言えない笑みを浮かべて何事も言わぬまま檻を後にするだろう。

組み敷かれた蝶には、心にも思っていない軽い謝罪と数枚の金を放り投げて。*]

(205) 2014/09/19(Fri) 02時頃

露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2014/09/19(Fri) 02時頃



[蛾に毒された月を、男は果たしてどう取るだろうか――

櫻と話すその横、近くの牢。
冷たい籠の中にて咲く月は毒に侵され犯されて。
月の口から紡がれる言葉はどんなものか、気にはなるけれど耳は届かず。

先の蝶声にて囁かれた挑発には、思わずに大きく顔を瑜伽め口先から厭味に似た負けず口を、「――月は誰にでも優しい」と、優美な銀月を想って只々口先を切る。

そう。花は誰にでも蜜を遣る。
されとて月も、拒む術無く誰彼を照らす。

ただ其の事実を櫻の唄を通して解ったならば――胸に燻らせる思いは、そう。怒りなどでは無い。妬みなどでも到底無い。
ただ銀月を手中に収め切れずに居た自分への恥と、――僅かな寂寥。]

 …明日は蛾でも、愛でてみようかな。

[ぺろり。口端に舌が這った。*]


可愛い、可愛い吾が子達。
今宵も大層疲れただろう。

部屋でゆっくりと休むがいい。

[男は今日も地下牢へとやって来ては、吹雪を降らせて花々を見下ろす。
優しげな面持ちで、或いは非道な笑みで。
一輪、一輪、狂気を含んだ声が撫で付けた。]


丁よ。
お前は屈折していて可愛らしい。

吾が子に相応しき、素直な焔花。


亀よ。
お前は夢見がちで悩ましい。

銀月映す、儚き水面花。


【人】 露店巡り シーシャ

―夜明け近く・館前―

[残り数本になった煙草に火を灯しながら、夢の終わりを告げる鐘の下を潜る。
ふぅ、と吐き出した煙の向こう側にいたのは豪奢で四角い、人を運ぶ箱。その傍らには厳つい背格好をした男がチラホラ。

此れで夢は終いらしい。
蝶は最後まで蝶らしく飛ぶ事は出来ないまま地に落ちる。]

お迎えご苦労さァん。

[あっけらかんとして述べた言葉はまぁるい煙と共に宙に消えた。

車に乗る少し前。
館を見上げる。

蝶は土に還って花になるが、花が蝶になるには如何するか。浮かんだのはそんな疑問。
しかし、彼奴は蒲公英である。綿毛を飛ばしてふわふわと、其処彼処に根差して手当たり次第に種を飛ばす。
–––––願わくば、その黄色の花が此処まで届くよう。*]

(207) 2014/09/19(Fri) 02時頃

櫻よ。
お前は頑なでいて微笑ましい。

散るを知らぬ、咲かない櫻花。


朧よ。
お前は動じぬ姿が誇らしい。

陰る貌こそ、艶かしい月花。


藤よ。
お前は磨かれた心が、美しい。

割れれば綺羅綺羅、光はなつ鏡花。


【人】 露店巡り シーシャ

[パタン。
閉まった黒い扉からは、煙すらも燻らない。*]

(209) 2014/09/19(Fri) 02時頃

明日も甘い毒抱きて、蝶を誘い惑わせるがいい。

愛しい“罅割れぬ”花たちよ。

[口許に三日月を浮かべて嗤い、男は消え行く。
一輪切り捨てることを、暗にして。]


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