185 恋愛ラボ―橘の咲く頃に―
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取り皿は一人3枚位、紙コップは2個ずつくらいでいいですよね? …まずこれ以上は無かったのですけど。
[一人だったか他の人と一緒だったか、僕は台所から頼まれた物を持って帰ってきた。まだ他の物を持って来るのには早いけど…これしか持っていないのは何と無く仕事できてるのかなぁ、なんて思ってみたり。]
……あ、山梨さんも買い出しお疲れ様です。
[山梨さんの方を見れば、そう言って挨拶をしただろう]
(476) 2014/07/14(Mon) 15時半頃
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買いたす、必要は無いですよね?
[>>477只今です、と言いながらそう尋ねる。 袋毎ではなくて、出して持ってきてしまったから。 風に煽られて飛ばないようにしないとな、なんて思いながら。
佐藤さんは人のいい所を気負いもなく言える所を僕は羨ましく思っていた。 グチャグチャ考えて考えに縛られて。そんな僕よりは…少なくとも相対的には自由なように思われるから。]
(480) 2014/07/14(Mon) 15時半頃
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……
[>>482成る程、自分の食器を使うこと自体を考えてはいなかった。そして、それに続く言葉は。僕と先輩の差を端的に表した言葉と言えただろう。それを彼の行動から見出すのではなく、わざわざ言葉にしてまで気がつくことが出来ないだなんて。何て僕は馬鹿なんだ。]
…大切な物を、見つけられるようにしたいです。
[そんな事を、呟いた。]
(486) 2014/07/14(Mon) 16時頃
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九十九さんにはお会いしました。
荷物を置いた所で、今運んできたのですが。 切るのは…今僕が行くのは野暮かと。
[>>485幸村さんにはそう言う。佐藤さんがもう台所へ向かっているのだから。僕がその場で呼ばれないならば、僕の出る幕など無いのだということだろう。 勿論、そちらのほうに意識は向けるつもりだし。
周りの時間と比べてあまりに遅くなりそうならば、微力ながら乱入するつもりではあるけれど。]
(492) 2014/07/14(Mon) 17時頃
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向いている方向だけは、合っていたということでしょうか。 僕の大事であろうものは、この場所にしかないだろう事だけは分かっているつもりでしたから。
[>>488だって今、この場所以外に。此処にいる、人達以外に。 僕が生きていることを、生活していることを保証してくれる人はいないのだから。]
この場所にいるみなさんは、皆僕にとって「大事」であり、「必要」です。 唯きっと、僕がこういった事とは別に、もっと大切な筈のものが。
見えないだけで…そこにはあるという事なのでしょうね。
[少しずつ離れゆく背に、そう言ってみた。 それが合っているかどうかは…きっとこれから分かること。]
(494) 2014/07/14(Mon) 17時頃
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ー回想・湯来島さんの部屋ー
[此方を向いた彼女が>>493、固まるのを見た。 それまで自分の視線が向かっていたのは、パソコンの画面で。
……僕が知ってしまったことを、知ってしまったのか。そう思う。]
……僕は。
[絞り出す言葉には、平静をもう少し装えると思ったのに。]
僕は、貴女を理解するのが。 遅かった……みたいだね。
[>>495掛けられる声。此処で言われなければ、何も言う事は無かっただろう言葉。 それは彼女にどのように思わせるかは、わからない。]
(496) 2014/07/14(Mon) 17時半頃
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違う。
[>>501昨日とは打って変わって、言葉が上手く…出てこない。 世の中に、荒らしをするような輩がいることは知っている。 荒らしをされる場所が、サイトが、ブログがあることを知っている。
目の前に、その荒らされていた人がいて。 立ち向かっていた人がいて。それを認知していなかった、自分がいて。]
分からない。自分の真意は。 ……それは貴女にとっては憐れみに思われる類のものなのかもしれない。
そうかも、しれないのだけど。
[自分のエゴなのだろう。自分が良ければそれでいいと思っているのだろう。罪悪感を、減らしたいだけなのだろう。心の声が聞こえるも。]
…好きだという心の裏にある傷を、僕は見ることができなかった。 何も、気がつかなかったんだね…
[感じるのは無力感。こうやって自分が吐き出す事にも、自らの卑小さは感じるのに。]
(506) 2014/07/14(Mon) 18時頃
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いえ、何も確証などありませんよ。 どちらかと言えば佐藤さんが僕を呼ばなかったからという理由の方が強いですし。
[>>502そう言って頬を掻く。 そうしていれば山梨さんの提案が聞こえて>>504]
あ、じゃあ僕がいって来ましょうか?
[と2人へ確認を。]
(507) 2014/07/14(Mon) 18時頃
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好きであることを、人知れずにでも出して。 それを理解する努力もせずに、否定しようとする奴らは許せない。
現代人には、「接続したい」という欲求があるらしくて。 それは現代社会が「遮断する」という行動で人々を分けているからで。
目の前にいないからと言って。積み重なるものはあるだろうに。 一つ一つは聞き流せても。数の暴力はあるだろうに。 それに負けないでいた貴女は…それだけ思いが強いという事なのだろうけれど。 何も出来なかった僕は。そして知ってしまった僕には…
[そこで放たれた、拒絶の言葉>>509。 僕は突然、首を締められたような感覚がして言葉も止まる。そうだよ、彼女にこういったとしても。彼女の心を癒す事など、出来ないのだと。自分を慰めてしかいないのだと。
……僕は何時ものように、無力なんだよ。]
…すまなかった。
[それだけ言って、僕は彼女の部屋を出る。自分の小ささを…改めて感じながら。]
(515) 2014/07/14(Mon) 18時半頃
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分かりました。
[>>511少し、いや殆ど先程までの思考に意識を奪われていた僕は、一瞬反応が遅れたけれど。はっと気づいて返事をする。]
じゃあ、行ってきますね。
[そうして僕は再びキッチンへと**]
(516) 2014/07/14(Mon) 18時半頃
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みんないい人達だからこそ、困ることもあるんです
[聞かれても聞かれなくても、どうでもよくて
ただただよくある独り言]
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[キッチンに向かえば、もう下準備は出来たようだった>>519 そして映る、>>524益田さんの姿。]
あれ……僕は遅かったみたいですね。
運ぶ位は、手伝いますか?
(527) 2014/07/14(Mon) 19時頃
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それはきっと、幸せなのだろうけどね。
[呼応するように呟かれる、言葉]
おい、寿司だぞ
[そんな簡易なメールが、届いている事に。
彼は、気がつくだろうか。]
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[>>526>>529先輩に言われずとも、僕は2人のどちらかきら運ぶ物を受け取っただろう。その位はしないと、申し訳がない。
運びながら考える。「最初からそこにある大切な物」。
それは何処かに持ち続けた憧れなのか、力になりたいという渇望なのか。 他人に渡したくないか…そこまでは思わない。だってここの皆が幸せになればいいのだから。自分はそこに、いさせて頂ければいいのだから。
しかしその中において。自分が結局どうしたいのか。それさえも分からなくて。それは自分について向き合わなかった、僕の罪なのかもしれない。]
(535) 2014/07/14(Mon) 20時頃
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[何もしなければいいんじゃないか。 何時ものように…気づかないふりを貫けばいいじゃないか。 知ろうとも、見ようとも、聞こうとも。
その一切合切を、捨て去ればいいじゃないかと。僕の何処かが叫んでいる。だってそうしていれば、自分が疲れる事はないから。
何かが心に刺さることも、求めることも。何もないのだから。
唯これ位は分かっている。それは自分の本心ではないと。皆がいるから、自分がいるのだと。皆に支えられなければ、自分はいないのだと。皆が大事だから、いつ傷つこうともいいのだと思っているのだと。後はそれを、どうするか考えるだけなのだと。
何処かで自分は、変わらなくてはならないのだと。]
(539) 2014/07/14(Mon) 20時頃
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力になりたいと思うのは、自分のエゴなのだろうか。 憧れてい続けているのは、自分の甘えなのか。
……こんな時に、話す事では無いのかもしれませんが。
ゴミクズでしか、ないなぁ…って。 何にも出来ないのに。
[>>538気がつけば、口に出していた。 慌てて取り繕ったような笑顔は、どれほど見苦しいのだろうか。]
(540) 2014/07/14(Mon) 20時半頃
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そう、ですね。
[>>541指摘されてみれば、心に染みて。 それを否定しないだけの冷静さは…まだ残っているようだった。]
何も出来ないと思えば、余計に出来なくなるのかもしれないのでしょうけど。 …何か、よく分からなくて。
(548) 2014/07/14(Mon) 20時半頃
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そう、幸せなんでしょうね
だからこそ私はこのままで、なんて
一人で部屋にいると辛気臭くなっちゃいますね
[そう言って出た笑いは小さく、沈む]
んで、なんで寿司なんだ
寿司が食いたい、とでもいわれたのか?
[小声で、首をかしげながら。]
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出来る事を…探さなくてはいけませんね。
[>>551そんなもの、幾つあるのだろうかと思うけれど。 そんな事は言えないから。]
すみません、何にも役にたたなくて。
[結局準備だって殆どしていない上に、こうやって話を聞いて貰って。 そしてこんな辛気臭い顔。
……本当にここに、いるべきなのかなぁという声も、飲み込んで。]
一つ一つ、考えていきたいです。
[短く、そう答えた。]
(555) 2014/07/14(Mon) 21時半頃
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まぁ、辛気臭くなりやすいのは否定しませんが。
[そんなことを呟きながら。]
きっと…不定の物はない。
貴女を照らす太陽だって、一心に照らしたい一つの星を選んでしまうかもしれないから。
…というのは、少し詩的に過ぎましたかね。
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余る、程…
[>>556そうしていれば、もう置く場所に着く所だった所に漸く気がつく。 外面的には慌てずに、しかし内面は少し慌てながら皿を出来るだけ自然に置いたか。
バットを取りに行くように、頼まれれば。]
……倉庫に、多分ありますよね。
[そのまま、倉庫の方へ歩き始めようか。]
(558) 2014/07/14(Mon) 21時半頃
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…自己批判は人が成長する上でとっても大事だよ。
それに、最近の子は、自分に甘い子が多いと
僕は感じてるから楓くんみたいな人には
寧ろ好感持ってるよ。
でも、どこかで自分のことは信じてね。
自信って無いと、人は潰れちゃうから。
[モニターを見て、自然に言葉が出た**]
僕以上に猫のような子への
贅沢、かな?
[曖昧な言葉で濁して、アパートへふらり姿を消すだろう]
意味がわからんが
それなら、寿司を食いに連れて言ってやれよ
なぜ買ってこさせる
[よくわからんな、と軽く首を振った。]
楠本さん、詩的な言葉が似合いますね?
私は太陽がそこにあるなら、どの星だけを照らしていても
なーんて、やっぱり独り言より会話がいいですね
[今度は楽しげに、笑った]
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ー共用倉庫ー
[このアパートの倉庫にバットはあるのか……?と思っていたのだけど。 奥の方に入れば小学生用という位の大きさの、木製バットを発見した。小さなグローブもあったから、昔住んでいた人が、おいて行ったのかな、なんて思いながら手に取る。]
……
[一瞬、自分をバットで殴ってやりたいと思ったけど。 そんな事して哀れみを集めたいとかそういう訳ではないのだから、と思い直した。
そのまま外に出て、再び庭へと戻ろうか。]
(566) 2014/07/14(Mon) 22時半頃
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[手を振ってくれた山梨さん>>568に、微笑みかける。]
……木製バット、持って来ましたよ。 全員が集まり次第、なのかな。
[そう言いながら、庭の方へバットを持って進む。 機からみれば少し変化をしたかもしれない。]
(572) 2014/07/14(Mon) 22時半頃
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む、まだ主役もいらっしゃっていないのですね。
[探しに行った方が良いのかな、と思案顔。 どうやら猫村さんも一人一人迎えにいったようだけど。
だったら僕は不要かな…?なんて、そんなことも思ってみたか。]
(574) 2014/07/14(Mon) 23時頃
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