人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


化学教師 スティーブンは、足元の闇を眺めた(09)

2010/03/01(Mon) 01時頃


化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 01時頃


化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 01時頃



……吸えばよかったろ

         ――莫迦め。


  [ふ、と。  身体の中から、 
  何か 抜けていくような。]



 そうか?


 [なんだか、急に憑きものがおちていく感じがした。]


 じゃ、今からでも吸おうか。
  




 ……――  勝手にしろ。


[血の匂いが、気持ちが悪い。
シャツが纏わりつくのを、引き剥がしながら。]





                      ……ばか
                      [声は小さく]



 そうか、吸っていいのか。

[セシルの身体をじろじろ見た。]

 ――……どこがいいかなぁ。

[どこからか響いた ばか の声にはきょろきょろ]


【人】 化学教師 スティーブン

[瞼を押さえる。鳴り響く音。それは、徐々に大きくなっている。外界の音は逆に小さくなっていて、波が引いてもノイズが消えることはない。

吐き気は一旦治まって、ただ頭痛は以前より激しくなった]

 ……薬を飲んでも、治らないでしょうね。
 この、痛みは。

[じくり。噛まれた後が痛む。どれほど血液がなくなったのかわからない。ただ、痛いだけで、動くのに問題なのはむしろ頭痛のほうだった]

(6) 2010/03/01(Mon) 01時半頃

【人】 化学教師 スティーブン

[オスカーの言葉に、頷いた]

 そうですか。
 ちゃんと、捕まえられたのですね、良かった。

[心底ほっとしたように]

 約束? マーゴとですか?
 ……マーゴは、強そうに見えて脆いところがありますから。何かあれば支えてください。

[自分が、そういわない訳は、もう]

(10) 2010/03/01(Mon) 01時半頃


   ――…、


               いなく、なった?

 

[小さな呟き、は。
探るようなことは、せず。]






                  おちた、のね
               わたしのなかには、ま だ…
                  [深い闇の爪痕、つめたい]


【人】 化学教師 スティーブン

[>>13バーナバスの声が聞こえた。その声は、今までとは違っていて]

 ?

[先ほど耳に響いた拍手の音。
 それが何を意味するかまではわからずに]

 ええ、オスカー・ファイルヒェン、よろしくお願いします。

[言って、階段を上へ昇っていく]

(21) 2010/03/01(Mon) 01時半頃




       どこにいる?

[小さく聴こえる声に居場所を尋ねる。]

   



――、…えろおやじ

[小さな声が在った。]

      ……、そうか、まだ。



[――尋ねる声がする。だから、
それ以上自分は、訊かずに。]





……だめ、残ってるの
あの子の忘れもの わたしのなかに置いていった

やみと ぞうお と さつい  

            (そして、さみしさ と)

だからごめんなさい
でも声だけ、こうして きかせ て




……   、…


            … ――

   それは。

       あれを、見つければ。

     晴れるのか。




   そうか



         わかった

  


[えろおやじ との単語には、呆れたような空気を伝え。]



 … …あのこ の。

[やみ ぞうお  さつい。]


               …… あのこの?


[歪んで 寂しそうな 笑み。過ぎる。]


それで晴れるなら、早く探さないと ね。


……――

   ……、…ケイトは

            何処、だろうな。

  何処に、いるんだろう。


 


化学教師 スティーブンは、ふと、背中に違和感を感じた87

2010/03/01(Mon) 02時頃


【人】 化学教師 スティーブン

[急速に背中が冷えていく。
同時に、浮かんでくる感情]

 ――……。
 な。

[図書室の前まで来ると壁に手をついた]

(45) 2010/03/01(Mon) 02時頃

化学教師 スティーブンは、ふと<<奏者 セシル>>の声が聞こえた気がした

2010/03/01(Mon) 02時頃


あの子の…



……あの子だけのせいじゃないわね
わたしのやみもまざっている。


/*

中身すまない。
弟子矢がささった者はいるだろうか?
そこだけは計算的にチェックしておきたいので。
ちなみに俺は刺さっていない。


/*ささってない。大丈夫。


/*
だいじょうぶ ない


/* ささってないよ。


【人】 化学教師 スティーブン

[背に感じた違和感は一瞬。
聞こえた声に辺りを見回す。姿がないのを確認してから、図書室の扉を開けた。

古びた、本の匂い。

誰もいない、図書室。

明かりは、無事について目当ての棚へと向かう]

(49) 2010/03/01(Mon) 02時頃

/*

おうけい、ありがとさん


化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 02時頃


いや

   だ、   怖い

            怖い


  怖い、      ―――厭だ

        厭だ 

 厭だ…!!!




 ど、ど、どうした?


 



 …… ?
今度は、何   なん  だよ。


[こわい  いやだ。]

今、どこにいんの。




  サイ、モン

             が、


   っ、  来


            ――ッ、…!!!

   みな、み、 の、…一階  に。

 どう、

    して




   なに?                                                      




              サイモンくん……                                        




   …… サイモン  く ?


[闇の中、伸ばされた手を 思い出す。]




  サイモン  が?!


     [さっきケイトの映像で散った姿はみえた。]

     


 死んだのに

    いるんだ

         いる、んだ

 どうして。どうして。どうして。…!!!


【人】 化学教師 スティーブン

―北棟・図書室―

[卒業アルバム。
あると思われたそれは、2年分のものしか、なかった]

 ……以前、見た時はあったような気がしたのですが。
 何故、2年分?

[他の棚を探してみるが、ない。
ピッパたちが見ていたはずのアルバムも今は、消えていた]

 あの制服は、今の前の制服。変わったのは、何年前でしたか……。

[記憶を掘り起こそうとしても、――思い出せない]

 な、んです?

[ノイズを通して聞こえる、何かの声。
それがサイモンのものだとわからずに窓の外を見た]

(78) 2010/03/01(Mon) 02時半頃



  …… いる の。

[死んでも、居る。
 それは   あの少女も   同じで。]


引き剥がせんのかな とりあえず……そっち、行く。
行っても

[大丈夫か、と。あの吸血衝動の時のように むしろ行かない方がいいのかと。]






     さみしい  のかな。

[しんでも。]



 ああ、くっそ、

どうすれば……。

[見えないけれど、苦しんでいるのはあきらかで……。]
   



                さみしいのよ …  

            [なか で囁くやみの 残響]


  ………おねがいね

[ちら、と後ろを振り返った。
彼も最期を見ていた、連れて行きたくはない]


【人】 化学教師 スティーブン

[北門の向こう、闇が渦巻いている]

 ……静かですね。

[正確には頭の中でノイズだけは鳴り響いている]

 ――…。私は。
 何をしているのでしょうか。

[教師を、辞めるはずだった。
実家に戻り、家業を継ぐ。
迷ったのは、いつからだったのか。
卒業式の後、離任式でやめることも内定していた。
校長に止められても、父親の病気は軽くはなく。

教師という仕事に、飽いていたのも確かで]

 その私が、何故今更教師を説くと言うのか。

(84) 2010/03/01(Mon) 02時半頃




 さみしい  の。

[引き結ぶ。  それなら 送っても――]


【人】 化学教師 スティーブン

 ……こうしていても。

[情報は、得られない。

足早に図書室を出る。
嫌な、予感がした]

―図書室→―

(87) 2010/03/01(Mon) 02時半頃

『違うヨ』

          『寂しくなんて ないよ』



              『サイモンは まだ
                    少しこっちに残っているから。』


『寂しくないよ』
    『皆居るんだもの』


              『ほら ネぇ』
                    『だかラ』



                               『あそぼ…?』


ぁ、―― ッ

  …… ――さみしく   ない

  の、
      は


  わから、 ない。 どう、して。




[闇が 囁く。
 無機質な 声。
 あの少女の声を模して
             鬼に 成れと。]

 


【人】 化学教師 スティーブン

[階段を下りる。
静まり返った北棟。今はもう誰もいないのか。外界の音は、届かない。
時折頭痛に眉間に皺を寄せた]

 ……声?

[北棟を出て、渡り廊下に出た頃。どこからか声が聞こえてきた。
それは、
ノイズの中で響く 誰か の声とシンクロするような]

 何が、あったのですか。

[足を早めて南棟へと向かう]

(92) 2010/03/01(Mon) 03時頃


  まだこちらの方がたくさんいるから、
                  さみしいの                                                    かしら

               [少女ととけあった闇のこえ]


さみ、しい

  なら

        ――おくれば

  いい  …?

    ――嗚呼、 だめだ

         こない、ほうが

 い、…――


サイモンが

     、

        さみしがって

 ほかの

         ところ、

 いくかも、 しれ、ない。



 今は、


 お前から離れるのを祈ろう。



 


【人】 化学教師 スティーブン

―南棟1階廊下―

[遠く。悲鳴が届く。
セシルのものだと、わかった]

 また、喉が…?

[音のするほうへと、足を向けた。
次第に大きくなるのは、悲鳴よりも 頭の中で鳴り響くサイモンの怨嗟]

 何、が。

[やっとで声を出す。保健室の辺りまで来ると、ケイトの姿が目に入った]

(102) 2010/03/01(Mon) 03時頃



  は。  は……。
それなら 僕の所に 来て   も。

[そんな事を、思ったのは。]



君ほど憔悴して、ないしね。



 ほかのところに いくかも しれない…

[それはあのこがいた時のわたしと同じ きもちだったから] 


 でも、一人で、抱えてはだめよ?
 失敗、するから。

[後悔のなみだの味苦かった]


【人】 化学教師 スティーブン

[同時に]

 ……!

[用務員室へと運ばれようとするセシルと、その背に見えたサイモンの姿。
そのときに感じた冷たいものが、先ほどのと同じものだと知る]

 まさか、さっきの、は。

[額を押さえた。再びわいてきた吐き気と頭痛。
ケイトを見ればそれは更に強くなった]

(103) 2010/03/01(Mon) 03時頃


 それも駄目だ。

 それより、サイモンが成仏するのを祈りたい。



 っくしょう……。


化学教師 スティーブンは、頭痛もノイズも、しばらくは続いて――(10)

2010/03/01(Mon) 03時頃


[成仏?]





           ああ   …… そう、だね。

[それが 一番   いい。]


化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 03時頃



 ……、


[あの闇に捕われて、成仏、なんて出来るのだろうか、と]


――…

   …… 逝ける

              の、 だろうか


[予想はついていた。
 けれど。


 落胆。
 ―― その予想が当たっていた こと。

 安堵。
 ―― ひとまず無事な姿を見れた こと。]




…… いけるんじゃ ないの。



         見つければ。


[この世界が それが元凶 なら。]


【人】 化学教師 スティーブン

[ブツンと、何かが切れる音]

 ……。
 …………。

[音が、消える。ノイズも、全て]

 ――。

[声も]

 ?

[思考も]

 ……。

[その場に背を向けると、階段へと向かう。足取りは、しっかりとしていた。

視点は、どこか遠くを見て、やがて2階へと姿を消す――*]

(113) 2010/03/01(Mon) 03時半頃

化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 03時半頃


  探して、来るよ。

[どこが良いだろう。
 思いながら、離れる。]





   …… おっさん。


[呼びかける も。]


…… 何でも、ない。
        生徒会室にでも、行ってみるよ。

[離れながら、そんな思考を*投げ掛けた*]




 いってらっしゃい
 気をつけて ね

                わたしもさがす わ
                             

                 



  みつけられるのかしら
  あの子のやみ、つよいの
  またなにもみえなくなるの、こわい         

                                                                でも、―――い…
                   [かすれた、声、さやかに]


【人】 化学教師 スティーブン

―南棟2階―
[廊下を歩いている。その目には、何も映していないように見える。辺りにうずくまる黒い闇。それを丁寧に避けて]

 ……。

[更に階段を昇る。
上へ。西側階段を三階へ。

そうしてたどり着いたのは、1-Aの教室だった。
教室に入り、教壇に立つ。口許が動く]

 ――に……――です。

[微かな声色。
教卓の木目を視線が追う。手に持っていた何かを広げ、やはり口許が動いた]

(130) 2010/03/01(Mon) 08時頃

【人】 化学教師 スティーブン

[それは、長かったのか短かったのか。
終ると、窓際まで歩いて、置かれた椅子に腰をかけた。

持つ意識のなかった鞄が、下に落ちる。
中から、フォトフレームが転がり落ちた。

その拍子に中の写真が一枚表を向いて]

 ――あ。

[意思を持って出された言葉。
拾い上げる。写真を元に返す]

 な……に。

[――が。
そう口が動く前に、目が伏せられる。
雑音はない。耳に、音は静かで頭痛もなく。

眠りに落ちた。起きたころには気づくだろうか。戻ってきた聴力の代わりに、*身に起こった変化の事に*]

(136) 2010/03/01(Mon) 08時頃

化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 08時頃


[彼が己の異変を伝える前か、後か。
或いは時を同じくして]

……ちょっとだけ今、いいかな?
勝手ついでにもう一つ。
キャロには、私たちのことは話しちゃった。

[だから彼女はここでその話をしたのだろうと]

相談もせず、ごめん。


【人】 化学教師 スティーブン

―1-A教室―
[目が覚めたのはいつの頃だっただろうか。
疲れがたまっていたらしい、と瞼を開けて]

 ……。ここは?
 いえ。いや、――こんな時間まで、寝過ごしてしまいましたか。

[朝、担任の代わりに出欠を取った気がする。それからHRを委員長に任せて、椅子に座った。
その後。

眠ったようだった。

記憶の欠落]

 しかし、ずいぶんと外は暗いですね。
 月も、出ていないようです。

[立ち上がり、自然と鞄を手に廊下へと出る。誰も、いない。その目に、異形のもの達の姿は映らない。音も、聞こえない]

(204) 2010/03/01(Mon) 12時半頃

【人】 化学教師 スティーブン

[そもそも、先週のことが思い出せない。
昨日のことすら。放課後マーゴを送って帰ったはずで、けれどもその記憶は飛んでいる。
「送って帰った」というのだけを、憶えている]

 今、何時頃でしょうか。
 用務員室に行けば、バーナバスはいるでしょうかね。

[まっすぐ東階段へと向かう。そこから階段を、降りる。
2階、理科準備室によると手に荷物を既に持っていることに、気付いた]

 ああ、持っていましたか。
 ――何故?

[家庭科室の、方を見た。何かいやなものか、ある気がして、近寄らない。
ポケットに手を入れると、ビー玉を手に取りだした。

綺麗な、山吹色の澄んだ色]

(207) 2010/03/01(Mon) 12時半頃

化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 12時半頃


【人】 化学教師 スティーブン

 ビー玉……?
 どうして、こんなものが。

[またポケットに戻す。二階から、一階へ降りる。
廊下にいるバーナバスに気付いた]

 バーナバス、そんなところでどうしたのですか。
 ところで、今は何時頃です。
 ずいぶんと、寝過ごしてしまったようでこんな時間になってしまったのですけどね。

 時間によってはそのままいてしまっても良いのですが。

[ケイトの姿は、見えていない。声も、聞こえない。生まれたはずの、異形のもの達ももちろん――]

―用務員室前―

(209) 2010/03/01(Mon) 12時半頃

【人】 化学教師 スティーブン

 フィリッパ・マクレーン?
 何故こんな時間まで学校に?

 貴女の部活は、美術部でしたかね。

[手に持ったスケッチブックを見た]

 ケイト……?

[呼んだ名前に眉を寄せた。
知っている。
――でも、受け持ったクラスには、いなかった。
では今までの生徒だろうか。
――何故この時間にこんな場所にいるのか。

 思考が、放棄される]

(212) 2010/03/01(Mon) 12時半頃

【人】 化学教師 スティーブン

 どちらにしても、貴女がいるのならそれ程遅い時間ではないようですね。
 失礼いたしました。

 それでは、私は先に帰ります。
 バーナバス、あなたもお体に気を付けて。

[頭を下げて、職員室の方へと、歩いていく]

(215) 2010/03/01(Mon) 12時半頃


――バーニィ?

 



 あれ


        あ?
  


[顔に広がる闇は

     まるで 黒い 染み のよう。]



 … どうしたん  だ?

    ――… 急に、閉めて

 


[解っていた けれど

 さらに 刻まれたような 気がした。]



                  『鬼さん、こちら……』


【人】 化学教師 スティーブン

 こっちに?

[緊迫した様子のバーナバスへ振り返る。
ケイト、と言う名前は聞こえなかった。

用務員室の向こうから、声。誰の声だったか、と記憶を探る。最初に浮かんだのは、ピアノ]

 セシル、・シェリー?
 あなたもいたのですか。音楽室ではなく、用務員室にいるのは珍しいですね。
 早く、帰りなさい。

[そう言って、背を向ける]

(228) 2010/03/01(Mon) 12時半頃

【人】 化学教師 スティーブン

[様子のおかしいバーナバスの方へ振り返った]

 どうかしたのですか、バーナバス。
 あなたは帰れないかもしれませんが、私はもう仕事が終わりましたので帰ります。

(231) 2010/03/01(Mon) 13時頃

化学教師 スティーブンは、用務員 バーナバスを半眼で見た。

2010/03/01(Mon) 13時頃


【人】 化学教師 スティーブン

[脳内に響く声は、「意識」に届かない。

用務員室からかけられた声に足を止める]

 帰れない……?
 どういう、事ですか。

[苛立つのは、侵蝕のせいか。侵蝕されていることにも、気付かないけれど]

(237) 2010/03/01(Mon) 13時頃



 あっはは、何が鬼だ。

   どいつもこいつも俺をバカにしてるんだろう。


 はは  はは   はは
    


どうした、

   ――どうしたんだ?

しっかり、しろ。
何があった。

   ――…ケイトか?


【人】 化学教師 スティーブン

 どっきり?
 何を言っているのですかバーナバス。

 ああ、もう。
 私は帰りますよ。お疲れさまでした。

[職員室へと向かう。扉の前、張り紙に気付く]

 誰の悪戯ですか。
 開けますよ。

[扉を開ける。職員室へと、*足を踏み入れた*]

(242) 2010/03/01(Mon) 13時頃





 ……どう した の ?
 [案じる声 は どう 響く か]


化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 13時頃




    うるせぇ


      なにがケイトだ、――……は


  俺も帰るわ つきあってられねぇ……。
      


…、何、謂って


  莫迦、…帰れない、

出たら、駄目だ、あれ《闇》に食われるぞ…!



[案じる、声が、重なる。]


化学教師 スティーブンは、用務員 バーナバスの腕を振り払った

2010/03/01(Mon) 13時頃



 なんだ?帰れないってなんだよおおお。



 俺のうちは歩いて4秒なんだぞ?
  


物理的に不可能だろう…

それじゃ御前の家は
用務員室じゃないか…っ
 




 あ?


   そ、そうだ。俺んちはここだ。

  ああ?


        な、なにいってるんだ。ちがうわ。

いや  そうなのか。

           うう


[混乱している。]



落ち着け 莫迦!
 




  う、うるせえ!バカにバカっていうなーーーッ





  って、あ、いや、バカだから、いいのか?

  あ……う?
  


ぁ、
    ごめ
       ――…、

   っ、…、…――





 
 だいじょう ぶ ?





                  だいじょうぶじゃ ない?








              めそ





 なかないで







            ――……(しゅん **



ピアノ、

   …聴こえる


 ……兄さん

 




  いてぇ


            いてぇ


     いてぇ





         [いわゆる全力疾走]
  


[校長室を出た頃に、幾つか分かった事を伝えただろう]

うん、メアリーは違うんだって。
キャロは校長の誕生日を探しに図書室に行った。
私はメアリーを探しに一回りするつもり。

……大体見終わっても見つけられなかったら、
北棟の方に行ってみようと思う。
戻るのは遅くなるかも。


【人】 化学教師 スティーブン

[掴みかかってきたバーナバスを睨みつける]

 何をするんです、バーナバス。
 何故私がそのようなことをしなければならない。

[振り払おうとした腕はすり抜ける。
と、用務員室から出てきた二人の手で、バーナバスの手から逃れた]

 あり、がとうございます、二人とも。
 どういうことです、バーナバス。

 ……セシル・シェリー?

[その指が、バーナバスを傷つける。それは、いつか見た指先。
いつ?]

 その、指は。

(284) 2010/03/01(Mon) 15時頃

【人】 化学教師 スティーブン

[次の瞬間には、ただの指に見えた]

 いえ、なんでもないようです。
 二人とも、仲が良いのはいいことですが、用務員室を占拠しないように。

[言って、職員室へと。
視界の隅にうつる二人の様子に>>274、僅かに表情をゆがめて職員室へと*はいった*]

(286) 2010/03/01(Mon) 15時頃

化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 15時半頃




 あはは   あはは    あはは

   なんでぇ、


          あはは  あはは


    人間がうわってら、ははは

   



                     …兄さん?



  なかないで…


…、

   …――


 …   ごめん

          …、




   人間じゃねぇや

          あはは  はは


        なんだ、 こいつらか


       はは はは



          世話してやらねぇとなぁ。
   





   泣いてなんかねぇよ




          なに 謝ってんだぁ




   かわいいなぁ、こいつら




     [畑に生える頭を抱きかかえて撫でている。]




  ――…、バーニィ

 


[乾いた笑い声]
[――疵をつけたのは自分]

  …ピアノ

      聴こえた

 のが、

           綺麗で

……兄さんを、
……思い出した。


[届かない。]

……――……あれは、…アトラナート先生?





                ――――………、
                 [かみ締める唇と、押し込める息の音]


  兄さん、そう…
  お兄さんもひいていたのね…



               あれは、 

   
                 ……わたしが 捨てた 

                                  音


――――…、


捨てた?


[――――ずっと、欲しくとも手には、]


…どうして。



  そうね、捨てられたのは
  もう必要はないと思ったから 
    
  [あのくろとしろだけが 自由 をくれた]
 
                    かしら
  
 
  君は?
  君はなんのために弾いているの――…


   ――……、


 … ――…どうして。


[違う響きの同じ言葉。――羨望。嫉妬も、混じる]


  俺?

    ――……、おれは……


…、…――


…、――…

[ピアノを弾いていたという、化学教師の]
[ピアノを弾いていたという、音楽教師の]

   ……


すき  だったから 。


      …、……でも

今は、…わからない。



 [繰り返された言葉には 沈黙]




           好きだと思えないからやめてしまいなさい。
 


                         でも           



 後悔するでしょうね  
 きみは                        





 ほしければ手を伸ばし続けるしか ないのよ   
                   






             ――…… 会いに いくわ**



――……、っ…それは。

[無様にしがみついて、今も。それは何故。]

……、……――ピアノ…

(――此処から抜け出したら、ピアノを弾いて下さい。)


でも。俺の手は。



(お似合いだ、臆病者)

[何処かで、嘲笑う声が 聴こえた気がした]




[――後には、暫し。   沈黙が *降りる*]

 




         ごめんね。


[それは   送ってしまうだろうことも  含めて。]


[左眼を見られて狼狽し、ソファに腰を下ろしている間。
 異変は伝わってきていたが 反応する余裕は なくて。]



…… どうなった、の。
 何、帰れるの ?

[帰れない。]


           … …帰れるなら、帰れば いい。
                        僕は  もう


                           [帰れない。
                            闇が 浸蝕する。]


――…かえれない。


  ケイト…、を見つけないと
  或いは
  そう
  ――鬼が、送らないと

[《――友達をつれてきて》]

……、…――?


         …どうしたんだ


【人】 化学教師 スティーブン

―職員室―
[扉を開ける。中は一見普通に見えた。
いつもと変わらないように。だから戸締まりを確かめる]

 本当に外はあんなに真っ暗なのに。
 何故あんなに生徒が残っているのでしょう。

[給湯室から物音がした。そちらへ向かう。
見えない。けれど見えないだけ。
何かが、降ってきた。

……苦しい、と思ったのは一瞬だっただろうか。
侵蝕してくる何か。
まだそれは、*見えない*]

(325) 2010/03/01(Mon) 19時頃





              …… 別に『ドウモシテナイヨ』。




 ただ、もう『カエレナイ』… …僕は

[こんな   顔じゃ もう。]


ケイトを見つけて 『遊ブカラ』 さ。




   ああ?   顔?



       顔?



    顔?





    何   顔 が、どうか、『シタ』?


[一瞬、揺らぐ気配。
 すぐに戻り、ゆっくり尋ねる。]


化学教師 スティーブンは、ゼリーに飲み込まれている[16]

2010/03/01(Mon) 19時半頃


化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 19時半頃


――顔?

  [どうも して ない]


[聴こえる  聴こえるけれど、

         いまは]


【人】 化学教師 スティーブン

[――聞こえない。
耳から、何かが入り込んでいた。閉じていないはずの視界には、何も映らない。
どろりとした感触が、肌に刺さる。

振動が少しだけ、伝わった]

 ……す。

[発した言葉は、声にならない。
何が起きているのかわからないまま、体から力が抜けていく。
――見えない。けれど]

 ……?

[頭の中に、響くノイズ。その感覚は、どこかで知っていた]

(334) 2010/03/01(Mon) 19時半頃

【人】 化学教師 スティーブン

[奪われていくのは生命力。
失った記憶のいくつか。
失いたくないと思っているもの。

忘れたいと思うものは、頭に残る。
例えば、ピアノをやめた日。
例えば、あの子が生まれた日。
例えば、父親の倒れた日。

例えば、――。

      ……酷い頭痛がした]

(338) 2010/03/01(Mon) 19時半頃


うぅん、別にいいよ。
僕のほうはほとんど誰にも言ってないし。

[それから、足の変化の事を告げただろう。]


化学教師 スティーブンは、ビー玉がポケットから落ちて、ころころと転がった(02)

2010/03/01(Mon) 19時半頃


化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 19時半頃




 ああ?

    あ、顔に見えただけだ。




              綺麗な花だぁ。
       





    ……花?


【人】 化学教師 スティーブン

[消える。消えていく。

 ――…それは症状に表れていた「安寧の未来]をも消して。

 酷い雑音と、頭痛がまた、戻ってくる。

 自分を被っていた何かが、溶けた。
 膝が折れて、投げ出される。
 戻ってきた視界に映ったのは]

 何故、ここに。
 貴方がいるのですか、セシル。

[その記憶が消えてしまう前でよかったと、思った]

(350) 2010/03/01(Mon) 20時頃

【人】 化学教師 スティーブン

[早く、そういわれて荷物を手に廊下へと這い出る。
ビー玉が目に入った。それを拾い上げる。

ゼリー状のものはべたべたとして、珈琲がかかったところだけ溶けていた。
指にかかったのか赤く]

 貴方に、助けられたようですね。
 ――。

[白衣と、ジャケットを脱ぐ。中のシャツは襟元だけが濡れていて無事だった]

 ありがとうございます。
 ですが本当に。驚いたのですよ。

[荷物から無事なものを取り出す。フォトフレームの中、入っていた写真は濡れてしまっていた。マーゴの面影を残す少女と、その母親の写真。それを、ノートの間に挟んで鞄へとしまいなおす]

(362) 2010/03/01(Mon) 20時頃




   …… はな?

[ああ。]


そう『ダ、花ヲ咲カセヨウ カ。』



              『赤クて、大キナ 花を。』



『キット、綺麗だよ……ね』?


[を聞いて一瞬息を呑んだのが向こうにも届いてしまうか。]

痛くは、ない?
……何か生えたって、色がついたって。
あんただって事に変わりは無いからね。

[既に友人が苦しんだ身体の変化、
それがここにも起きていたとは]






  あかいはな? 花はすき よ     






                  ……この花はいただけないけど。


[なにしてるは]

[俺だ]

[鬼は]

[―――鬼は。]

……あかい、はな?

[ようやく、こちら側に、耳を澄まして]





 ……何 花 いただけないって
      『ドウシタノ さ』?


[ぶれる。にごる。まじわる。とける。]


         『その花は、綺麗じゃない ノ?』


【人】 化学教師 スティーブン

―職員室前―

 ミッシェル・ヘルメスも、ありがとう。

[ミッシェルがいることにも気づいてそちらを見る。
セシルの言葉に肩を竦めた。

記憶は、残っている]

 どうやら、私は一日先を生きていたようです。
 今日のことを、忘れて。

 そのまま、校外に出ていたら、どうなっていたのでしょうね。いや、良かった。本当に。

[口調は軽い。けれど体にかかる疲労は感じていて、何より侵蝕されすぎたためか動くことを体が拒否した。
セシルが腕に抱えたシャツを見て]

 そのシャツは?
 届けに行くところではないのですか。私はここで休んでいますので、お二人とも行く場所にお行きなさい。

(372) 2010/03/01(Mon) 20時半頃

痛くは…、うん、ない。

[歩くのにもなんら支障なく。]

…ただ、案外これを冷静に見てる自分がいるんだよ。
最初はびっくりしたけど。

……生きてても世の中なんてこんなもん、って思ってたし。

[普段なら絶対に出さないほの暗い声。]

…ありがとね。

[どこかホッとしたような声で礼を言った。]


【人】 化学教師 スティーブン

 ……マーゴは、大丈夫ですよ。
 私に何かあれば泣いてくれるでしょうが、それで折れる子ではありません。
 彼女の、母親は――……。

[何を言おうとしたのだろう。
 なくしたものは、もう戻らない。
  頭を振った]

 いえ、何でもありません。
 大丈夫ですよ、立てるようになったら、ちゃんと移動しますから。

[安心させるように言って、壁に凭れた]

(381) 2010/03/01(Mon) 20時半頃





               …だって、花じゃなくて……
                 


実害が無くても、
ダメージ大きいの持ってくるねえ、あいつは。

[単に混乱させるのが目的か、
それとも彼女はそこまで関わっていないのか]

うん、人間結構慣れられるもんだ。
……こんな所に順応しちゃったらそれこそ終わりだけど。

[精神的には結構な衝撃だろう]

どういたしまして。
作りっぱなしの借りの返済分に当てれるかな?

[あえて茶化すような口ぶりで。]


化学教師 スティーブンは、奏者 セシルが去って行くのを見送った

2010/03/01(Mon) 20時半頃



  花じゃねぇ



         のかぁ?

    





花じゃない『なら』


              『それは、なぁに?』

[訊ねる音は、少し、愉しげ。]


【人】 化学教師 スティーブン

 ……本当に、大丈夫ですよ。

[ミッシェルにそう返し、廊下を歩いていくのを見送った]

 ……さて。
 立てないのは本当ですが、彼女の言うとおりここに座っているのは危険ではありますね。

 ……。
 いやな思いばかり、残してくれましたか。
 構いませんが。
 記憶があるなら、充分です。

[目を伏せると、しばらくの間そこに*座っていた*]

(385) 2010/03/01(Mon) 21時頃

――― 花、



…はな?


[姿の見えない彼らはどうしているか。
人から離れていく手を見、思う]






        ばか  ばっかり。


[ぽつん、と呟く。]



『…… 送られちゃうのニね。』




――…嗚呼。

 


【人】 化学教師 スティーブン

[顔を上げる。立とうとすれば、ずるりと音を立てた]

 厄介ですね、これは。さすがに替えのものは持ってきてないですし。
 ……いや、もう。

[このままでも問題ない。
壁に片手をついて立ち上がる。どうやらまだ動けるようだった]

 どこに、行きましょうか。
 保健室は無事なようですが、今の私が行けば無事じゃなくなるかもしれません。

[一度頭を振って、渡り廊下のほうへと歩き出した]

(429) 2010/03/01(Mon) 22時頃

【人】 化学教師 スティーブン

[渡り廊下へ続く出口を見やり、通り過ぎる。その先視聴覚室を通り過ぎてトイレに向かった。
水道から水を出して、顔と頭についたものを落とす。
酷く冷たかった。

濡れた髪を後へ撫で付けると、眼鏡をかけて廊下に出る。

こちらへ歩いてくるオスカーやフィリップの姿が見えただろうか]

(448) 2010/03/01(Mon) 22時半頃

化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 23時頃


【人】 化学教師 スティーブン

[見えた姿。フィリップの様子に思うところはあったものの、それを聞くことはしなかった]

 どこへ、行かれるのですか。
 何か新しい情報は手に入りましたか?

[二人に向かってそう尋ねた。
保健室から出てきたマーゴにも気づく]

 マーゴ…。
 無事でよかった。

(466) 2010/03/01(Mon) 23時頃

【人】 化学教師 スティーブン

 図書室?
 ……そうか。気をつけて。
 先ほどは何もない場所でしたが、今はそうではないかもしれません。

[先へと促す。自分は、それほどもう歩けない]

(489) 2010/03/01(Mon) 23時半頃

【人】 化学教師 スティーブン

[押さえられた目。その下に、闇が見えた気がした]

 フィリップ・リッター……?

[けれども、その姿は遠く離れていく。
オスカーに尋ねられると頷いて]

 大丈夫ですよ。
 私ももう年ですから。
 少し、少し疲れただけです。

[返す。口調はいつもと同じ]

(500) 2010/03/01(Mon) 23時半頃

【人】 化学教師 スティーブン

 マーゴ……。

[マーゴが近づいてくれば微笑んで。その頭へ手を置く。
下ろした髪に違和感はあったが、聞かずにおいた]

 留守電? ……ああ、確か、鳴っていた気がします。
 まだ確認していないのですよ。
 いなくなったなら、良かった。
 ああ、ということは、他の人のもいなくなったのでしょうか。

[先ほど会ったセシルは、もう渇いていないように見えた。
そんなことにも、気づけなかった。

 戻らない。戻ってこない。
 なくしてしまったから。

あるのは記憶だけ]

(513) 2010/03/01(Mon) 23時半頃



  ……、

           ――なんだ?

 


【人】 化学教師 スティーブン

[だからだろうか。

  思いの消えた内側に、

     生き残る道を模索しない自分]

 留守電は、後で聞いておきます。
 今から、どこかに行くのでしょう?
 何、はぐれないように行って来なさい。

[マーゴの背中を押して]

(517) 2010/03/01(Mon) 23時半頃



   …  …ん、なに。

[返す声は、少しだけ苦しげに。]





  どうか、した?


[聞こえた、慣れ始めた、声。]

何、
    ケイトが何か  したの?

[また。]


【人】 化学教師 スティーブン

[だから。
覚えていたように名前を呼んだ。

忘れたわけではないのに、覚えているはずなのに

何故そう呼んだのかは、忘れてしまった。

忘れてしまったけれど、それでよかった気がするのは、憶えていることがあるからかもしれない]

 抜けている。
 何かが。

[オスカーに保健室を勧められると首を振った]

 先ほど、職員室の中で変なものに襲われましたから。無事な保健室も無事ではなくなってしまうでしょう。
 だから、別の場所に行きますよ。

(528) 2010/03/02(Tue) 00時頃

化学教師 スティーブンは、奏者 セシルの怒った様子を思い出した

2010/03/02(Tue) 00時頃


化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 00時頃


【人】 化学教師 スティーブン

 職員室に入った時は、私は普段の学校だと思っていましたから。
 でも、その事は、もういいんです。
 
[なくしたのは]

 ほら、行かないとフィリップ・リッターが先に行ってしまいますよ。

[背中を押した]

(539) 2010/03/02(Tue) 00時頃

【人】 化学教師 スティーブン

 合図、ですか。
 つまり、完全にケイトに遊ばれたということですね。

 ……。
 気をつけて、行って来なさい。
 
 子ども扱いなのは、仕方ないでしょう。
 貴女が、生まれた日のことを今も覚えているのですからね。

[そのときの、感情も憶えている]

 ……あの時は、私も子どもでした。

[今はもう、思い出となった記憶。ぽつりと呟いて、去っていくマーゴの後姿を見詰めた]

(543) 2010/03/02(Tue) 00時頃

……――ケイトが


   また、 おかしなことを


 ――嗚呼、 …ケイト。  あいつの名前は
 
  …ケイト=グリフィズ…

 ッ  !!


[それは、キャロライナが現れた直後のこと。]


【人】 化学教師 スティーブン

[三人が見えなくなると、ふらりと歩いていく。
保健室のほうに向かう。
入るつもりはなかった。

だから、傍を通り過ぎるだけ]

 鬼。
 鬼を捕まえれば、でられる、んでしたか。
 あの子達を助けるには、誰かの犠牲が必要。

 サイモンのように、またどなたか死んでしまうのでしょうか。
 ……私が鬼だったなら。

[よかったのに。ビー玉を取り出す。澄んだ色。黒は、ない]

(547) 2010/03/02(Tue) 00時半頃




   ケイト = グリフィ ズ……。


[それが 名前。]


…… ちょ 何。 騒がしいけど。

[人が 多い。]



  ケイト=グリフィズ…


  あの子、ちょうど今、わたしのところに――                 



…キャロライナの様子がおかしいんだ。気をつけろ。

 …… 、…え、…今、そっちに、ケイトが…?


[思うは、去り際の――]

――…、……
         …ケイトは


  たぶん、迷子なんだ。

 



   え?

       [不思議そうな、声は両方共に。]


迷子 …… ?

[ああ。]

          そう だね。


[隠れ鬼、隠れ鬼。隠れたまま、見つけてもらえない。
 迷い子、迷い子。彷徨っている、闇の中で。]



 あ、わたしの方はすぐにいってしまったから大丈夫



 迷子、なら
 さみしくて泣いて癇癪起こすのも道理ね


そうだねぇ。

[これは本当に、皮膚だけなんだろうか。
と、少しだけ怖くなる。

だけど、それは言えずに。]

まぁ、そりゃそうだろうね。
心もどうにかしちゃうだろうしね。

[元々捻じ曲がっている性格ゆえ、
衝撃も精神力で押し込めるのかもしれない。]

クスクス、いいよ。
気にしなくて。

……自分の父親に生まれる前に遺伝子いじられて生まれてきたやつなんだからさ。

[ぽつ、と呟くように。]





 何 してんだよ!!

      ばっか やろ ……。




   ――、…   何


   [怪訝そうに、眼を見開いたのが見えたろう。]





    なん、だよ  。

            何、自傷趣味でも あるの。

[怪訝そうな表情に、右眼の青が薄紫を 不思議そうに 見た。]






  あんまり友達に心配かけちゃ だめ
     [薄紫にぽつり]



  ……そうじゃない。


[――気を紛らわすため、とか。
――それに痛みは丁度いい、と思っていた]

            ……、

   …――ただの癖だ


[だめ、と謂う声には、困ったような、
きまり悪そうな気配が、あった。]



     …… 癖 。


[そう、と、小さく。]


     でも  気をつけな よ?
                 お人よしが、多いから さ。


[ばつの悪そうな、そして見える姿に、苦笑を漏らした。]




   ――……、

        ……、知ってる。


 [そうして、一度ドナルドの方を見た。
 伏せた眼は、複雑な色だった。]


        …、何で今になって。


[今だからこそ、なのかもしれないが。
わからない、と呟いた。]






……そんなにあぶなっかしいかなあ
  [拗ねたような声がぽそり]




…なに拗ねてるんです。





               …… そうだね。

[吸血衝動に襲われていた時も、そう言っていた。]

な、踏み込まれるの
                     厭なの ?


[少し、だけ、踏み込む。
 踏み込んでしまったのは 何故 だろう。]




 え。


拗ねた声色に、割合と本気で驚いたような声を返した。]


            …… 言った、と思うけど。


[くすり。小さく 笑った。生徒の、笑い。]



 気にしないで、きみたちは青春の話をしてなさい。
 私、聞いてないふりしてるから。




                ――あ、笑ったわね、もう。
               そんなこと言うの君くらいだと思ってたのに。



…… いや、生徒の大半はそう思ってると思う よ?

[くす。また笑う。
 今は失ってしまったあの日常のような会話が。
 ひどく懐かしくて。        恋しい。]


[だから、か。
 踏み込んでしまったことを誤魔化すためか。

 目前の彼にも冗句を口にする。]


――、…


      [踏み込まれるの]

 [厭なの。]


   ……――、それは、


[僅か、うろたえたような気配。]

…関係、ないだろう。


……――

         …、――


 [ぼんやりと、遠い日常を思う。
 青春、と 彼女は言う。]


 別に、そんなんじゃ、ない。


[顔を背けるような。気配。]








       ―― …… そうだね。

[関係ない。 そうだ。如何して、訊いた のか。
 ごめん、と謝ろう、として。]



                     本当は 嬉しい のかなって。


[呟きのように小さな声で ぽつり と。
 狭い視界に、見えてしまったのは――泣きそうな 貌。]





 [生徒会室前廊下、ちらっと、室内をにらむ ふり]





   違う



 [―――刻むような言葉が、落ちた。]


         …ちがう。

 ……――





            …… そ っか。
                 ごめん、変なこと 訊いた。

[否定の言葉 本心かはともかく。
 それが返れば、これ以上、踏み込みは、しない し。
                            *出来な かった*]


【人】 化学教師 スティーブン

―南棟―
[グロリアとすれ違ったことは、わからなかった。
記憶が戻ったことで、音は増し、ノイズが頭の中で鳴り響いている。
姿が見えれば、そこに意識は集中できたけれど]

 せめて耳が聞こえなくなれば、もう少し楽なのでしょうか。
 いえ、この音は、耳は関係ない。

[気づくと頭に浮かぶのは、死ぬことへの羨望のような、感覚。
死んでしまえれば。

――まだだと、言い聞かせる。

階段を昇り始めた]

(616) 2010/03/02(Tue) 03時頃

【人】 化学教師 スティーブン

[弱った体に階段は酷く苦しかった。

――誰もいない校舎。

あの時と同じだと北棟にいたときのことを思い出す。

あの時、自分はなにを思ったのだったろう。
図書室で。

思い出せない。思い出せるはずもない。

もうないのだから]

 ――…。

[3階。横の音楽室を見た。置かれたピアノはあるだろうか、まだ。
中に入ると、ピアノのほうへ歩いていく。
椅子にたどり着けず、足に凭れて膝を折った]

(617) 2010/03/02(Tue) 03時頃



  ――べつに
 

         [背中で答える、奇妙な感覚]

[この手ではピアノは弾けない]
[この手ではつかめない]
[この手では]

(でも、欲しければ手を伸ばし続けるしかないのよ)


    ……  …――わからない。
 

[呟きは闇に、後には、紙を捲る音が響く*ばかり*]


【人】 化学教師 スティーブン

 まだです……。まだ、。
 鬼を、連れて行くまでは死ねない。 

[残った思いはいやな物だらけで、それもその一つだったけれど、でもそれは、なくなる前でよかったと思った]

 それが、教師の務め。
 ずいぶんと、大きなことを言いましたね、私は。

 それが出来なくて、教師を辞めようとしていたのに。

[目を伏せた]

(620) 2010/03/02(Tue) 03時頃

【人】 化学教師 スティーブン

[死にたい、死ねない。
 何故死にたいと思うのか。
  何故死にたくないと思うのか。

 その悲観はどこから来るのか。

 体の痛みはない。ただ、疲れて動けないだけで。
 ただ、心の中が空虚になってしまっただけで。

 ――ピアノをやめた日に似ている。

 あの子が生まれた日に似ている。
 言うことなどなかった。
 ただ自分は、見ていただけだった。
 その人が幸せであれば、良かった。

 なのに生まれたのは、闇]

(621) 2010/03/02(Tue) 03時頃

【人】 化学教師 スティーブン

[自分に、説く資格などない。
  そう思っていたのに。

 今までと同じ。
 なのに、何故]

 少し、痛むようです。痛いのは、どこでしょうね。

[首筋に残る痕をなぞった。
 痛い。傷口から、内部へ痛みが浸透する。
 傷の痛みではない、痛み。
 いやな思いとして残る記憶の一つ。
 それをどうしていやだと思ったのか。

 苦笑を漏らして、それから頭を垂れた。

 のそりと立ち上がって、ピアノの椅子に座る。
 指は動く。

 感情のないピアノの音が、*鳴り響いた*]

(622) 2010/03/02(Tue) 03時半頃

化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 03時半頃


【人】 化学教師 スティーブン

[奏でる音は、調律がいいのだろう、綺麗な音だった。
音 だけは。
繋がればそこに、色はない。

 ただ。
 その曲が終わるころには、それはとても悲しい音に*変わる*]

(624) 2010/03/02(Tue) 03時半頃



   う……


         俺、好かれてるんかねぇ……。



   


命狙ってくる相手さんときゃっきゃうふふ出来るほど、
心臓に毛は生えてないんだよねえ。

[まだ、あの時の事は忘れていない。]

じゃあ、覚えてたら気にしない。

[出生の秘密に、何を言えば良いのか分からなかったけれど]

生まれる前の事は、自分じゃどうにも出来ないさ。
肝心なのは、その後。
今のあんたは何所に出たって恥ずかしくない好青年じゃないか、
いらん事したお父さんだって見返してやれるとも。

[今度はふざける様子もなく、思ったままを告げて]


【人】 化学教師 スティーブン

[ピアノは、数分に渡って奏でられた。
最後は、曲の途中で終る。

音は震えて、止まった]

 ……先を、思い出せないとはだめですね。
 これもなくなった一つでしょうか。

[呟いて目を伏せる。どこまで音が響いているのかは、わからない。伸ばしていた背筋は、折れた]

(637) 2010/03/02(Tue) 08時頃

【人】 化学教師 スティーブン

[襲ってくる頭痛と吐き気。ノイズ。
死者たちの呻き。哂う声。――寂しそうな声]

 ケイト……?

[すぐに消える。バランスを崩して、頭を抱えたまま椅子から落ちて床に転がった。
ピアノを弾いても、あの時の空虚さしか思い出せない。
楽しかったときのことを、思い出せない。

その場で暫し、*蹲った*]

(640) 2010/03/02(Tue) 08時頃

化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 08時頃




…… そうかもな。


 





   好みじゃねぇのにな。(←殺されます)

   





…そういうこと謂ってるから
来るんじゃないのか。


 




 あー

 いやいや、可愛い可愛い(棒読み

  



 ぞくぅ
  


それできたら逆にすごいよ。
ほんと。

[この状況を作り出した人物と、きゃっきゃうふふ出来るほどバカではない。]

了解。

……そう、だね。
見返すには戻らなきゃね。
…みんなで。

[どこか決意にも似た声で答える。
そして、ケイトから聞いた赤いビー玉を持つ者の人数を伝えるつもり**]


真正面から向かってこうとするのが居るからねえ。

[その真っ直ぐさは眩しくもあったが]

……うん、皆で帰ろう。
もちろんその皆には、あんたも入ってるからね。

[努々忘れないように、と釘を刺して。
赤い色の数を聞けば分かった、と答えた**]


 日誌、見たか?

 なんか、わかったか?

 


…――

棒読み聞かれたら知らないぞ。



……本名がわかった。
ケイト。

ケイト=グリフィズ。

[それから、在籍年を伝える。]

…古い制服だったんだな。


…――青い罫線のノートの真ん中くらいに、1983年4月に制服が変わっていたという記述がある。

  日誌、詳しく見たら
 もっとわからないだろうか。

 ……量がなにぶん多すぎるか。



 そうか。ばあさんだったんだな。(←殺されます。
  




……本当、殺されても知らないぞ。

 



 別嬪さんになら殺されてもいいなぁ。
  



……ばかやろう

 






 誰にころされるつもりなの?
    [む、とした声]



 あー……
   
           [困りました]



 [――じとり、と半眼で見るような気配。]

 


…莫迦謂ってるな。

   ……莫迦だな。


 ばかばっかりだ。… 本当。



 とりあえず、おめぇらは別嬪さんだなぁ。
  


化学教師 スティーブンは、頭に響くうめき声が、小さくなった気がした(02)

2010/03/02(Tue) 10時半頃



  ……は?


 [――彼女は分かるが。]


化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 10時半頃



 先生は学校一別嬪さんだなぁ。
 ああ、おめぇも綺麗な顔してやがるよなぁ。
  


 

……、 …、
  先生は、……いいけど

 …男が綺麗なんて謂われても、……
 ……うれしく、 ない…。

 






  ころされてもいい人が
  いっぱいいる人なんて
  ころしてあげない



 汚いよりはいいべ
 



 

 ……うるさい。


 



 えー
 



 でも、俺からすれば、二人ともお人形さんみたいだなぁ。
 
 俺もきらきらしてみてぇなぁ。ピアノちゃららーんとか(似合いません
 






  ラルフ君、ひどいわ。
  ディーン君、かわいそう。


……、…


  [呆れたような。]


……――殺すの殺さないの。
……五月蝿い。
……ピアノ、


[――眼を伏せた。]



…?

 ――……どうしたんだ?
 



 なんだぁ?いじめか?
 


生徒会長、悪い子だわ。


ディーンくんの大事なビー玉、とりあげて。
言うことをきかせようとして いる の

わる い こ  よ ね ……


…――、

  ……なんだ、それ……


 ビー玉取り上げて、って

  …なんで……



 そりゃ、大事なモンを取りあげるのはよくないなぁ。
 


[ディーンのイメージと、
ビー玉を取り上げられるイメージが重ならない。

不可解そうな表情を浮かべるような気配があった]




   悪い子、  か

 


 ディーン君、倒れちゃった…


 どうしましょう…



……倒れた?――…嗚呼。
……

[困ったような。]

…ラルフにでも運ばせたらどうです。

 



 保健室にいくといい。(……
 



 いや、俺が迎えにいったほうがいいのか(……
 





  さすがに気を失ってたら、
  ラルフ君ひとりじゃ運ぶの無理よね……
  
  ………人手はないのかしら
   [生徒会室の扉のほうをちら]





  あ、ううん、気にしないで。
  ディーン君がんばって運んでくる……


――…、
 ……、……

[――何か、随分な間があったが。
確かに此処には、男手があるわけで。]


……必要なら、…


[――間。]


……、


[しかして、非力だったが。]



――……なんで。


  [それは、多分。ドナルドを見ての、小さな一言。]



 男なら手伝ってやれ(……
 






  結構です。
  [どこかわからないけど睨んでおいた]





   …… 今、足場悪いし
                さ。



怪我 したら どうするの
    どこに運ぶつもりか、知らないけど。
 



 ……足場?


[まだ、外のことは知らず。]



 やっぱり男なら手伝ってやれ(……
 足場悪いらしいし(……
   






 ――…あ、階段…そうね。
 保健室、遠いものね。でも……




   ディーン『――』は怪我してるの?
 だったら 保健室だろうけど。そうじゃないなら

同じ階の、教室とかでも、いいんじゃない。の?



 ……?

   ……

[フィリップがディーンの名を紡ぐ、
それが 何かを重ねた気がした。
――形には、ならなかったが]





 彼、首に、少し傷を。
 ……じゃあ、君が手伝いにきてくれる?


[少し前聞こえていた 怖いもの知らずの会話を思い出す。
 彼女が聞いたなら、怒っただろうが
                  会話に出て
                        嬉しいとも感じただろうか。と、思う。

 厭味のような軽口の まるで 友人のような 。]



おっさん     は 萌え殺されればいいよ、きっと。
                           別嬪さん に。


[彼の言葉を 重くしない ように。]



     いいよ? そこには



生徒会長『モ 居るんでしょ。』
    …… 生徒会長は ケイト を探すんじゃなくて ビー玉を探してるんだ、ね。



『見つかっちゃう カな。』



…――

    …… 莫迦か 本当に。

 
[小さく呟く]


嗚呼。…生徒会長は、ビー玉を。
…そうか。――見つかったら、…鬼は、まけ。

なら。



 そりゃ、ケイトを見つけてもらわないと困る。
 
 確かにわりぃ子だ。
 




(――鬼さん、   こちら)


 



 萌え死ぬってどんな感じなんだろうな。(想像がつかず)
 


 そうね、生徒会長…

 ビー玉をとりあげてたのは、見たかったのかしら


                くろい しずく 


 そんなにみたいの か な ?


[闇が さみしいと 騒ぐ。
      こっちへおいで  と 手招きをする。]


『さみしいよ、 仲間が   ほしい って、言うんだ。』


                     『送って あゲヨう?』


…自分で謂っといて。
……知らん。

[萌え死ぬについて論じるバーナバスを一刀両断。]

…――。

  
黒い雫


[自分の分は、ぼやけている。
なりきれない鬼。でも鬼は、]

……見せてやれば。…
――“鬼に捕まること”と引き換えに 


[騒ぐ 騒ぐ 闇が騒ぐ]
[ざわりざわりと闇が騒ぐ]

[黒い雫は半端物を笑う]

[御前にはお似合いだ。]
[御前には、お似合いだ。]



 見られるのは趣味じゃねぇなぁ。
 


 

     ……   ばかだよね やっぱり。

[萌え死ぬを考える 低い声に 呆れたような。]




―――――…。

 


黒い

        黒



[自分のビー玉は   やけに はっきりとした 黒。
 見た者を飲み込むように   瞳孔のように深い 黒。]


『そうだね』

          『見ツケる ってことは』

                     『こういうことダと、我が身を以って』




『知って貰おウか?』


『大丈夫だよ』

           『お仲間は 一杯だ。』


『ちゃント、送ってあげれば 寂しく なイよ。』


生徒会長
       ……



             『みぃーつけ た 。』


… ……鬼さん、


こちら



か。



 あんまりバカにすんなぁー

[だけど、以前にも増してどんどんバカになっているのは否定できず。

 動物のような毛が生えた自身の手を見た。]
 


……ばかにばかって謂ってなにがわるい。


[彼のからだのことは知らず]


 …生徒会長くん いまさらね

 彼のいろ、わたしも、もう見てる。
 君が ひかり にかざしたでしょう?

 あかでもなくあおでもなく      


                  にているかしら ね





                        うすむらさきに


【人】 化学教師 スティーブン

―音楽室―

[まだ、後、少し、足りない。

 ただ、ノイズはほとんど静かに、なった。
まだ鳴り止まないけれど。

ノイズが弱まったことで、頭痛と吐き気も落ち着いてくる。
ゆっくり立ち上がると、ピアノの蓋を閉めた。
手が滑り、派手に音を立てる。

それを見て、嫌そうな顔をした]

(695) 2010/03/02(Tue) 12時半頃



――、……

   ――…、 何…?

 [薄紫。半端者の色。でも。声は。]


[バカって言うな、と。]


 褒めてるんだけどな。

[ある意味では。
 やはり彼の身体の変調は 知らない。]


うす  むらさき?

          似たような色って、他にもあるの、かな。
 ただ…… 


[鬼 の 印がないだけ。]


                 『彼は 鬼 を みつけようとするんだ。』


【人】 化学教師 スティーブン

[何故ここにたどり着いたのかは分からない。ピアノを弾きたかったのか、なくしたものを見つけたかったのか。
なくしたものは、戻ってこない。

だから、納得した。

今の自分は、あの頃の自分だと。

荷物を手に音楽室を出る。足取りは、少しだけゆっくりと。ここにきたときよりは遥かにしっかりとした動き。

なくしたのなら、戻ってこないのなら、

   いらない?  それとも]

 私の中から生まれたものなら、戻さずともまた生まれるでしょう。
 今は、ケイトと、鬼を探すほうが、先です。

[意志は残った。その意志をどうしてもったのかの理由は分からない。けれど、自分が持っていたものなら、ちゃんとした理由があったはずで、今はそれだけで十分だと]

(700) 2010/03/02(Tue) 12時半頃


 まぁ、バカなんだけど……

[軽く返したつもりでも、ちょっとだけ、怖くなる。
 なんだろう、こう、本当に頭が悪くなっていってるような……。

 まさか誰が誰だかわからなくなるようなことはないと思うのだが……。

 あんまり触っていないビー玉の表面はかさりとした感触で、

 でも赤の中に見えるのは黒い星。]
 







 ……あんまりご自分のこと、
 ばかばか言わないでください。


【人】 化学教師 スティーブン

―南棟東階段―

[階段を下りていく。上から見てみようとも思ったが、それで見つけられそうにないのは明らかだった。
何より一人を好むらしい今の状態は、逆に誰かに会った方がいいのだと、経験で憶えている]

 こちらとあちらを繋いでいるのがこの場所なら、私はもう半分ほど、染まっているのでしょうね。

[鞄を持つ手は、気を抜けばそれを落としてしまう。
シャツの下は、時折透けて見えた。

手が滑ったのではない。
蓋は手をすり抜けただけ]

(709) 2010/03/02(Tue) 13時頃

[ふ、 と 息を吐いて   嗤う。]


『凄いね、さすがは元・生徒会長。』

[聞いた、苛めていたと言う様子など微塵も感じさせないし。]


『よく……こんな状況で、平静で居られるね。よっぽど  鬼 みたい。』


【人】 化学教師 スティーブン

[まだ、平気だと言い聞かせる。
そうしなければ、すぐに飲み込まれてしまうから。

ゆっくりと階段を下りて、漸く1階へとたどり着いた]

 ……誰かいるのですか。

[保健室から、声が聞こえた。大丈夫といわれた場所。行くつもりはなかった。だから、ノックだけを響かせる]

(711) 2010/03/02(Tue) 13時頃

化学教師 スティーブンは、反応かあれば扉を*開けるたろうか*

2010/03/02(Tue) 13時頃


【人】 化学教師 スティーブン

 ああ、ミッシェル・ヘルメス。あなたも保健室に用事ですか?
 私は、声が聞こえたので。
 どうぞお先に。

[そういって、先にどうぞと*身を引いた*]

(714) 2010/03/02(Tue) 13時頃

化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 13時頃



 ああ、すいやせん。
 [バカって言葉は控えようと……。]
 


 
 ……――
   ばかばかいってると、
 ほんとうにばかになるぞ。



 [冗談に聴こえないかもしれない。]




                [密かに思い悩んだ。]




(――おきざりにされた、ひづけは)

 


そう、『させない』


           『だっテ』
                僕『タちが  送ってあげルから 』ね……。



  ――…。

     ……鬼だから。
 


さみしく、

      ないように…――


『鬼 だから』

[鸚鵡返しに繰り返す。少し無機質さを伴う闇色の声。]



      『見つケた子 送る ん だ』


[隠れ鬼。見つけられた子は どうなった?
 でも、ケイトは見つけられていない 子。

 全員見つけたら   遊び  が 終わる。]


[送っても、それは 何かを隔てて 別の場所かもしれない。
 けれど。]


『そう……』
          皆『一緒なら』寂しく『ないだろう?』


[闇色の声は 優しげに  殺す ことを 救いのように。]



 …――淋しく、

   ない、  そう…か

   [薄紫が、揺れる]




  うん、…一緒ならきっと、さみしくない わ


   [ やみのつめたさは かわらなくても ]           


【人】 化学教師 スティーブン

[譲り合いは幾度か。そうしているうちにグロリアたちがやってくる。
怪我人がいると知れば道を譲った]

 ええ。もちろん構いません。

[開いた扉。中から聞こえてくる声。何事かと扉を掴んだ]

(737) 2010/03/02(Tue) 14時半頃


   …… 今  何か?


[けれどそれも一瞬の事。]



 ――… そうか。
 ――… …そうだな。


[ぼんやり呟く。
――外界、騒がしいl声。]



……何?

 






  ……にゃーん?






        ちょ  入ってこないで     え 


[にゃーん。]





          ?

[困惑の、色。]



  ……はい?

 



   なに

        ねこ?

 いや、 違う。

  ……どうしたんだ。





        ……   保健室で その

好かれた、っぽい 二人が居て


[それで何故、にゃーん、と彼女が鳴くのか、解るわけない。]




                      どうかしたことだけは、確か。


好かれた  って

[吸血衝動。サイモンの魂。
嫌そうな顔をした。]

……、でもなんだって ねこ


化学教師 スティーブンは、聞こえてくる嬌声に怪訝な表情で中へ足を踏み入れた{1}

2010/03/02(Tue) 15時頃




   南棟に

 居は、するんだが


 ……え?


…何であんなに人が一杯。


いや、ちょっと中で   って


[途中で、動揺する気配。]



                 な     何





え   ぅぁ   ……何 ど、うなって


化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 15時頃


っ、…!?

  …?! 、……!?


[困惑がそのまま伝わって増幅した。]



         まっ  何 ?



なんで  僕平気な   ちょ、待って、待って!!

[本気で狼狽する気配に 闇の色は ない。]





              来




[助けに来て欲しい。だけど、来ない方がいい。
 来て彼も同じ様になったら。来ないで 欲しい。]


【人】 化学教師 スティーブン

 な、にが起きているのですか。
 その声は―…。

[何かが入り込んだ。聞こえてくる喘ぎと甘い匂い。先に入ったグロリアの姿が見えて、手を伸ばしそうになる]

 私は何を。
 アトラナート先生どうしたのですか。

[様子がおかしいと、止めようとして、沸き上がるのは情欲]

(745) 2010/03/02(Tue) 15時頃

 

…… ここ なんか  ある、から   来ない方がいい。

[部屋に入るまでは、皆大丈夫だった。]


襲われやすいでしょ     君。
 




  お、おい!?


[狼狽えた。盛大に、狼狽えた。
何があったというのか。
様子がおかしい。

来るな?
来い?]



……――。

  好きで襲われてるわけじゃない…



[文句、在りき。]

 って いうか、

それなら、早く逃げて来い…!





               逃げ



[――たい。
 ほんとは割りと本気で逃げたい。]


    ほって、おけな  い   ん  だ

けど だって

[生命の危機ではない、から そこは大丈夫なのだが。]


【人】 化学教師 スティーブン

[ああ、欲しい欲しい欲しい欲しい――
眩暈がしそうな上質の蜜の香り。
理性は、まだある。
相手は手を出してはならない人だと]

 ここに入っては、なりま……。


[違う。違う。自分は、自分が欲しいのは――。
堕ちる、*音*]

(746) 2010/03/02(Tue) 15時半頃

[殺意は感じない。


 なのに。


 危機に瀕している感じはする。]





ああもう…!!


[命の危機ではない、ということは分からない
過ぎるのはお人好し達の顔]



  大丈夫  大丈夫だけど


[大丈夫じゃない。
 混乱して言葉が出てこない。]





 大丈夫なのか 
 大丈夫じゃないのか!


[混乱が伝染した。]




   僕は 大丈夫だけど ……!!


[それは少し悲鳴にも近くて。]


皆がおかしい、なんか、こう、迫って


[春 だから しかたない  …… 。]


                     にゃーん ?       






                          ……   ばか。


[情けない声で   呟いた。]



  ……、 だ、  っ


  だれが予想するかこんなもの…!!!

 




  にゃ?                                  


にゃ?

   じゃないです

 おちついてください…!!!

 








 されても、困る。けど
               説明できない だろ、これ

[可能なら両手で顔を覆いたい 気持ち。]




   …よく

   わかった。


 …にげろ とりあえず


 いや にげてもだめか

  どうしよう これ


[困惑。]






              ……にゃあー


[突っ張っている姿。]


   ん。 君は、平気?

外に出したら、戻るのかな。


いや

  そうとも

  いい切れない

今、 多分

  危なかった

…から


と、とりあえず出たら、

いや、 ど う だろう


化学教師 スティーブンは、奏者 セシルの方をぼうとした眼で見た

2010/03/02(Tue) 16時頃




そうして、みる。

 




  …駄目か。


[どこかでねこがないた。]



――さみしくないように、
――おくってやる。
 



 腹減ったなぁ…って、ん?
 



…  いや


   ……――。


 鍵がひとつ

     みつかった、だけだ。


[鬼は――]



 鍵…か。
 



……ああ。
 



 鍵がみつかって、
 ケイトが鬼より先に見つかるといいな。
 


――……

   ……――嗚呼、


[半端者が。動く。
鬼でなく鬼であり鬼になりきれない。]


……、… ――そうだな。


[闇が、笑う。]




それでも 俺たちは鬼だから


[――何処へ。]
[――何処へ逝くだろう。]




       (鬼さん)

 (こちら)


 



 ああ、そうか。
 鬼だな。




 鬼にならねばならんな。
[少なくとも、鬼の連中を護ることが今は一番と思い始めている。]
 



[手の鳴るのはどっちか。]
 


(手のなる方へ)


[闇奥を見る薄紫。染まり切らず眼を伏せる。]


…――…


[強く肯定できず、暫し黙した。]


(こちらの方へ)





 あ、こっちじゃわかんね。(バカだった



   



 ……亡者にでも聞いてろ。

19**年の2月25日。
…名簿で見た日だから、3年分は幅があるが。

…ケイトが死んだ日だ。
日誌に何か書いて無いか。



 亡者……
[しばらく亡者を探していた。]



    あ、 ん?
    ああ、死んだ日なのか。そうか。

    ちょうどいい、今、日誌の山が目の前だ。

 [だけど、バカになってる分、スピードは保障できない。]


……おまえだいじょうぶか。


[ちょっと呆れた。]


――…見に行くか?
…嗚呼、…繋がりが見えたら、面倒 か。


[――なりそこないは、鬼の数に入らない が。]



 ――………

[呆れた声が返ってきて、人知れず凹んでいる。]



     [いや、頭がいいほうではなかったが、]



[はて、ここまでだったろうか。]




……、… バーニィ?


 



 ――……まぁ、任せろ。

         [強がってみた。]
 



……、 それなら
   任せる、けれど。

 




[真剣っぽい]

 



[頷いた。]
 






      うにゃ?





      ぬこがいる?



 



…猫…。 …


[力が抜けた。]




  ……?




  …ねこだらけだ。

 


   
  わ、わたしはねこじゃない。
  ―――ねこじゃないねこじゃないねこじゃない、はず。


  
  ――……、なんだけど。


【人】 化学教師 スティーブン

―保健室―
[堕ちたのは、体。侵蝕されたのは心。
セシルへ視線を向けた後、何か言おうとして、その背後にやってきたドナルドへ視線を向けた。

くらいくらい眼。
ただの「いやな」物でしかなかった感情は、思いのない今はただの憎悪にしか感じられず。

ああ――。……に。

黒いものが、心を取り巻く。
皮肉にもそれは、雄猫の欲をかき消した]

 いえ。
 雄猫の霊が、とりついたようです。私と、それからアトラナート先生もでしょうか。
 ……他は、別の霊のようですが。
 雄猫ですから、男性を襲うことはないと思いますが。
 ああ、でもアトラナート先生は。

[自身が女性だからだろうかと猫が思う]

(849) 2010/03/02(Tue) 20時頃

……うん。

……そうだな。
そうなんだけど、ねこにみえる… 。

……

[バーナバスが見たらどう思うだろう。
困った顔をした。]


【人】 化学教師 スティーブン

 それに、例え女性だったとしても、恋人のいる方を襲うほど理性は失っていない。

[まだ、暗い眼。正気を取り戻したらしいキャロライナや保ったままのラルフを見て笑みを浮かべた。
猫は潜む。黒の裡に]

 "セシル・シェリー"、誰かを頼れるようになったのなら、それは、喜ばしいことです。
 もう少し、素直さは必要だと、思いますけどね?

[告げた言葉は笑みと共に。
保健室から出ようとして、鞄を取り落とす。
透ける指。ああ、と呟いて拾い上げた]

(855) 2010/03/02(Tue) 20時頃

【人】 化学教師 スティーブン

[使い辛い体。猫が漏らした感想は、外には漏れず。
欲しい欲しいと思うのに、黒いものが邪魔をする。

なら、黒いものが弱まれば、もっと扱えるだろうか。


侵蝕の進んだ男の中で、猫は機会を待つ事にした。
今は、まだ]

 ――……。
 私は、何を――。

[言っているのか。小さく呟いた。
猫が待てば、包む黒も落ち着いて眼に光が戻る。
少しだけぼやけたような、生気を失いつつある光]

(862) 2010/03/02(Tue) 20時頃

化学教師 スティーブンは、風紀委員 ディーンの頭を撫でた。手は、透けない。

2010/03/02(Tue) 20時頃


【人】 化学教師 スティーブン

 ああ、いや。
 セシル、入らない方が良いでしょう。
 ここは今危険です。

[身を乗り出したセシルを制するように腕を出す]

 貴方が猫だのなんだのに取り付かれても、大変な事になりそうですから。

(865) 2010/03/02(Tue) 20時頃





  どうぶつって、つらいのね……


化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/02(Tue) 20時半頃


…そうみたいですね。


[吸血衝動とはまた違う。]


…足元気を付けて。



[追わない方がいいだろうと、そのまま。]


【人】 化学教師 スティーブン

 でますよ。

[探しに]

 行かなければなりませんから。
 皆さんは、校長室ですか?

[視線に答えて、保健室を出る。理性を失ったままのディーンを振り返り]

 あちらは、雌猫のようですね。匂いが。
 ラルフ・アーチャー、欲しくても我慢した方がよろしいですよ。

[ラルフにそう声を投げて。啼く声にはぞわりとした]

 ……そうですね。もう、取り憑かれないようにして下さい。今の私の体では、何も差し上げることが出来ませんから。

[襟元のボタンは外れている。その内に見える肌は、透けて見えた]

(873) 2010/03/02(Tue) 20時半頃




 む、君までいうのね。
 そんな簡単に転んだりしないんだから… っ
  [ずべっとすべる音が聞こえたかもしれない]


…、足場が悪いから、


……――――嗚呼。


[困ったような声が届いた。]


【人】 化学教師 スティーブン

[ディーンに問われると、子どもに見せるような笑みを見せた]

 消えませんよ。まだ。
 まだ、やることが残っていますから。
 ケイトは、まだいるでしょう?

[もう一度、頭を撫でた。
匂いが、肌に纏わりつく。抗うように、部屋の外へ]

(882) 2010/03/02(Tue) 20時半頃

【人】 化学教師 スティーブン

 ……どこへでしょうか。
 私にもわかりませんが、……ああ。
 あのこを探しに。

[ピアノと聞くと一瞬宙を見て、それから頷いた]

 なくしたものが、戻ってくるかと思ったのですけどね。
 無理でした。
 ただ、弾いただけです。あの頃より、ひどい。
 今の私は、貴方より。

[息を呑む音。透けた肌。まだ、大丈夫]

 こちらとあちらの、境界にいるようです。
 心配しないでください、まだ、消えませんよ。
 気を抜くと、物がもてませんけどね。

[苦笑を浮かべた]

(884) 2010/03/02(Tue) 21時頃

【人】 化学教師 スティーブン

 ヘクター、貴方の体もずいぶんなようですね。
 格闘家は気を読むといいます。まだ、あきらめてはなりませんよ。

[かける声は、常のもの]

 おかしいですか?
 ああ、心配していないのなら、それで。
 それに、貴方には他に心配しないといけない方がいるでしょう。
 
[セシルへ告げる言葉はどこか他人事で、なくしたものを聞かれると言葉は止まった]

 ――……。
 何かをなくした気がするのですけどね。
 それがなんなのかは、思い出せないのです。
 残ったものを考えれば、なくしたものは、私にとっていいものだったのでしょう。

(900) 2010/03/02(Tue) 21時半頃

【人】 化学教師 スティーブン

 貴方に、昔の私に似ている、と言ったような気がします。
 今の私は、……その頃と同じだ。

[違うとすれば、それからの記憶だけは残っていること。それから。
侵蝕されてしまった黒い心]

(905) 2010/03/02(Tue) 21時半頃

【人】 化学教師 スティーブン

 心配してくださるのですか。
 ですが心配は無用です。

 もう。

[その先は紡がない]

 他に、いらっしゃるでしょう?
 口付けなど、何も思っていなければ出来ないことだと思いますが。
 だから、貴方も人に頼ることができるようになったのだと、思いました。

[あくまでも、淡々と口にする。
伸ばされた指先>>909結晶のようになった指。
それを見つめて、そして逸らした]

 同じ、拒否することばかりだった、あの頃の私です。
 あの頃の方が、まだましかもしれませんが。

(917) 2010/03/02(Tue) 22時頃

化学教師 スティーブンは、生徒会執行部 ラルフがディーンを連れて行くのをやれやれという感じで見送った

2010/03/02(Tue) 22時頃



 カプ麺食うか?

[緊張感がまるでなくなっていた。
 きっと頭の使いすぎだった。]
 



  っ、お、
       おまえ、 いや

  い、いい。   …いまは  いい



 そうかー。
 [湯を沸かそうとしている。]
 





 カップラーメン?


…な、んか

   … ……バーニィが…。


【人】 化学教師 スティーブン

[問いには答えない。濃紺がこちらを見た気がする。けれど向かない]

 あれは?
 他に理由があるのでしたら、それはそれでいいでしょう。
 
 貴方に説いた私は、もういないということです。
 今の私は、あの時の私ではない。

 今の私には、私が今までしてきたこと全て。
 何故そんなことをしたのか理由がわからないのですから。

(936) 2010/03/02(Tue) 22時頃




 …様子、見に行ったほうがいいのかしら。



……いってやってくれないか。
……――日誌、見てるはず。


[自分は、 ひどく。 自分のことで、 手一杯だった。]





 ん、そうね。
 実はさっきミッシェルさんが言ってた
 手紙、のことがちょっと気になってて………



   ―  …嗚呼。

        たのんだ。






                   ――たのまれなくても。


【人】 化学教師 スティーブン

[声は他にも届いただろうか。
それほど大きくは出していない。
今は、ノイズも頭痛も少なく。

ミッシェルが戻ってきていたのには、気づいた。その口から語られたことも、耳には入っていただろう]

 ――…。全部。記憶だけは、残っているのです。
 貴方に説いた言葉も、未来へ行っていた時も、ここに来る前のことも。
 ですが、その言葉にいたる過程が、思い出せない。
 
 だから、ピアノを弾きました。
 でも戻らなかった。
 
 ですが。
 ……私が元々持っていたものなら、また生まれてくるかもしれない。

 時間をかければ。そうは思いましたが、その時間もなさそうです。

(955) 2010/03/02(Tue) 22時半頃


――ん。

 


【人】 化学教師 スティーブン

[去っていくドナルドの背を見る。その視線は、いつもと同じ。ミッシェルやグロリアがそれぞれ移動するのを見送った]

 ……言葉にするのが、難しい。
 なくしたものがわからないので、それがどういったものなのかわかりかねますが。

 ああ。逆なら思い出せる。

 私は、ピアノを弾くことが嫌になったので、ピアノを弾くことをやめました。
 その、ピアノをやめた事実だけが、頭に残るということです。

 今も、やめた理由を思い出せても、やっていた理由は、思い出せません。
 好きだから、だったのでしょうか。別の理由があったのでしょうか。勧められたままやっていただけなのでしょうか。

 ――貴方に聞いても、仕方ないのですけどね。

 時間がないのは、私には時間が残されていないということです。
 今消えかけている私の体は、いつまで持つのでしょう。
 ひょっとしたら、持つかもしれないし、持たないかもしれない。……わかりません。

(978) 2010/03/02(Tue) 23時頃

【人】 化学教師 スティーブン

[ヘクターが壁を伝い外へ向かうを見る。気づけば人の気配が廊下から消えていて]

 …皆、いなくなってしまいましたね。

[肩を竦めた。
猫は、黒の裡でじっとしているようだった]

 気持ちを心が忘れてしまっても、体は覚えています。
 ですが、今の私の体は不安定で、体すら覚えているかどうか怪しい。
 思い出さなくていいのなら、残る時間が短いのなら、私は今のままで――…

[いい。そういおうとして、言葉が詰まった]

(989) 2010/03/02(Tue) 23時半頃




 ヘクター君、大丈夫かしら……
 あれってまるで、目が……



 ん?ヘクターがどうかしやしたか?
 [ずるずる]
 


…見えてない、って

       謂ってた。





 ん…
 あの子、なんだか目が見えていないみたいだったから…



 見えないのか?
 ……そりゃ、いかんな。
 



 どこに行ったんだ?
 




…外。



 やっぱり。
 一人で外に行くなんて危ないじゃない、もう。
 みんなの体にいろいろ異変が起こってるみたいだけど、
 ……彼は それ なのかしら。

 
 あ、場所は中庭よ。



 外か。
 ああ、追っかけてるのか?
 



 っていうかお前らどこにいるのか教えろ。
 





  え?わたしは中庭に…



 中庭か、何かあったらすぐ呼べよ。
 残りはどこだ?
 


【人】 化学教師 スティーブン

 それは、失礼しました。
 確かに、教師の話は長い。説教が、好きなのでしょう。

[言って手を伸ばそうとした。その、髪に触れようとして途中で止まる。
透けた腕]

 さあ。
 私の体はまだ、忘れたくないのでしょう。
 ……今までの、私を形成してたものがなくなったのですら、仕方ありませんね。

 勝手でしょうか。
 ……言うだけ言って、私が忘れてしまったのでは、そういいたくもなりますか。

[――忘れたかった。
黒の裡で、震える]

(1011) 2010/03/03(Wed) 00時頃

保健室、 まえ…に。



 保健室か。何も異変ないか?
[保健室内のことは知らない。]
 



 保健室は入っちゃだめ!



 ん?そうなのか。了解了解。
 保健室入っちゃいかんらしいぞ。

 [知らないのはアンタだけだった。]

 


化学教師 スティーブンは、用務員 バーナバスが出て来たのを見てどうしましたか、と声をかける

2010/03/03(Wed) 00時頃





 わすれないで ね



 なんだ、気がつけば、目の前にいたんか。

[素で気がついてなかったらしいです。]

 ん?なんか雰囲気変?
 




  べつに。  変じゃ  ない。

 



 [半歩下がる様子をみて]



 そうかぁ?



…、…――

   さわられるのは、 苦手なんだ。



 [――程度の差が、出てき始めていることに
 自身、戸惑っていたが。]


【人】 化学教師 スティーブン

[セシルが下がると、手は下りる]

 そういわれましても、もう忘れてしまいましたから。
 思い出す方法も――。もう一度職員室に入れば思い出すでしょうか。
 あそこで、なくしたので。

 知らないから、言葉にするのでしょう。
 ああ、これは言いましたね。
 知ろうと思うから、言葉を尽くすのです。

 指を、そんなにあてたら傷がつきますよ。

[同じ言葉。
それに心は篭るのか。

バーナバスの頼みには、しかたありませんね、と頷いた]

(1030) 2010/03/03(Wed) 00時頃



[少し前の、どこに、と訊かれて。]



                 …… ここに いるよ。


[少し、虚ろな声色。]



 ああ、そうか。



 って、触られそうなのか?
 





  ………っ、



 ん?どうした?
 大丈夫か?

[うつろな声がした。]
 



 ぇ?
 どうかしやしたか?

[微かな気配にも……驚いた。]
 





 来たわ、あの子。中庭。





『大丈夫 だよ?』


[返った声は闇色の。]


              『それより、あのいじめっこ。送る……?』




         中 庭   あの子?


[ぼんやりとした、声 で。]



 な  に

[そして、そこにいる  も見た。]


 中庭……


[どうする?といった感じで]


――、…

  ……、


       [空ろな声に。眼を向けるような気配]

 ――…あの子。 ケイト?


【人】 化学教師 スティーブン

 死に掛かったからこそ、それだけのことをしなければ、元に戻らないのではないでしょうか。
 
[用務員室のほうへと身体を向ける]
 
 探しましょうか? 日誌を。
 ケイトのことを、調べなくてはならないのでしょう。

[震える。黒の裡の、猫。
痺れを切らし鳴き声を]

 ……。私が、選びたいのです

[言葉は裡へ向けて小さく。眼はわずか虚ろに。けれど一瞬で元に戻る] 

(1052) 2010/03/03(Wed) 00時半頃


 ええ、ケイト、いるわ。
 ……心配しなくても平気よ。今のところ。


 
 送ってあげるの
 そうね、どうしましょうか?

 いじめっこ? いじめられっこ?




『ああ、そうか。』

          『いじめられっこを送れば、もういじめられないですむね?』


             『でも』


[応えたのは、闇色。
 沈黙 。]



  ――大丈夫なら
          いいが。

 …ヘクターは  あいつの名前、 呼べたろうか。



[――鬼は。鬼は。鬼は、送るのは]

   …――、…どちらも。どちらでも。

[――己に従う闇は薄すぎて、
決定的なそれを呼び込むことは、出来ないから。]



 そう  か。
 何かあれば呼んでください。
 


【人】 化学教師 スティーブン

[セシルの後ろから、用務員室へと歩いていく。
選ぶのは、自分で。

憶えている。
やめた理由。
それは

あの子が生まれてから。

その理由も。
なら、仮定でも答えは導ける。

導いたのは、黒いくろい入り込んだ何か。
若き日の、なくした想い。]

(1067) 2010/03/03(Wed) 00時半頃

【人】 化学教師 スティーブン

[今は、違う。

そのことには、なくしたまま気づかない]

 別に構いませんけどね。

 ……中庭が気になるなら、行って来たらどうですか。
 アトラナート先生が、ヘクターを追って行ったようですので。
 その間に、日誌は見ておきましょう。

[中庭を気にするバーナバスへと声をかけた]

(1070) 2010/03/03(Wed) 00時半頃



 …… ケイト まだ、見つけてない。

[こちらの声は、まだぼんやりとしている。]



 よんだわよ。

 でも、もう彼、あの子が見えてない。


化学教師 スティーブンは、長老の孫 マーゴを無事だろうかと思う(01)

2010/03/03(Wed) 00時半頃


ありがとう、なにかあったら呼ぶわ。


          ああ、あなたはどちらがいいかしら?
          
          いじめっこ と いじめられっこ ?


化学教師 スティーブンは、メモを貼った。

2010/03/03(Wed) 00時半頃


【人】 化学教師 スティーブン

 そのヘクターは、割と満身創痍なのですが。
 そしてケイトは、ヘクターを気に入ってたかとも思うのですが。

 ……アトラナート先生が、大事ではないのですか。

[バーナバスへと問うた]

(1081) 2010/03/03(Wed) 01時頃




 ヘクター 見えてないの。
               見えて ないの。


[みつけて  みて    ここに いるのに。]





     ……だいじょうぶ?
   [ぼんやりした声を案じて]



 そっちこそ大丈夫か?
 


みえ、

   ……ない。

           ――……、

  …そう、か。


           [――何処か、かなしげに。]



 見えないのはな。



 確かにな。

 





『大丈夫。』

          『それより、ねぇ、いじめっこを 送ってあげようか?』


             『そしたらいじめっこは、どうするのかな。』


【人】 化学教師 スティーブン

 ……
 私の体は、もう役に立たない。
 私より、貴方の方が、いいでしょう。
 貴方は、アトラナート先生のことを思っていたのではなかったですか。

 それに、私の中にはそこでついた猫が入ってますから。
 同じように猫の憑いたアトラナート先生と、どうにかなってしまうかもしれませんよ?

[軽い調子で付け足した]

(1093) 2010/03/03(Wed) 01時頃



『ウン? 違うな、いじめられっこ!』


             『いじめられっこが いなくなったら  少しは悲しいと思うのかな?』


いじめっこ?


そうね。

かなしいかしら。

いじめられっこが    になったら。


【人】 化学教師 スティーブン

[…生徒を思う気持ちは、もうないのかもしれない。
いや、ないのだろう。

それは、なくしてしまった中に]

(1098) 2010/03/03(Wed) 01時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:スティーブン 解除する

処刑者 (6人)

スティーブン
21回 (5d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.25 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび