人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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視点:


[森に近い、村外れの粗末な小屋の中。月光を浴びながら、一人の女が糸を紡ぐ。

時に、銀色の光が注ぎ込む窓辺から――。


森から村へと続く小途を、慈しむように眺めながら]


 あの人の生まれた村を静かに見守ってきたわ。
 あの人の愛した村を、私も愛してきたわ。


 でも――。

 もし、村が悲しみのうちに滅びるようなら――。
 どうすれば、いいと思う?

[誰ともなく問いかけて]


【人】 飾り職 ミッシェル

あぁ、だから私に聞こうとしたんだね。

でも、どんなものをあげるつもりなの?
身につけるものっていっぱいあるよ?

指輪にー、ペンダントにー、イヤリングにー。
ブローチとかバレッタとか。

どんなもの作るかは、使う素材にもよるけどね。

[ヴェスの言葉は慣れたものなので、特に気にすることもなく。
ただヴェスの希望を聞いて、思いつくことを口にした。]

(4) 2010/07/03(Sat) 01時半頃




[そんな事は起きないで――


   そう、願いながらも。]


.


愛する人の死を告げられるのは、辛い、わ。

自分の命が天に召す神様の御手により、刈られるよりも辛いこと、よ。
魂が千切られるような、痛みと悲しみに晒される、の。



埋めきれない空白を、疵を、魂に深く残すの。
それを埋めることなんてできるものでは無いわ。


【人】 飾り職 ミッシェル

うん、イリスによろしくねー。

[散歩して帰る、というサイラスには笑顔で手を振って見送り。]

あれ、ヴェス?



結局何が聞きたかったんだろう。

[話の途中で足早に立ち去るヴェスをきょとんとして見送ると、首を傾げたが。
いつものことだしなー、と気にしないことにした。]

(5) 2010/07/03(Sat) 01時半頃

 あの人が愛したこの村が悲しみにくれるのなら――。
 あの人の愛したこの村の人々が、身近な人を、村の人を失い。

 魂に喪失という残酷な疵を受けるのなら。

 私の手でできる事を――。

 し て、あげる――。

[例え、自らの手を赤く染めたとしても――

丸い銀の円盤を、静かに眺めながら心の奥で思って。]


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 01時半頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 01時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

─ 村の通り ─

んー…もうじき日が暮れちゃうなぁ。

[紙袋を抱えて歩きながら、雑貨屋いこうかなーどうしようかなー、と考えているところで前を歩く人影に気付き。]

コリーンさん、お出かけ?

[紙袋を片手で抱え直すと笑顔で手を振り、傍に駆け寄った。]

(11) 2010/07/03(Sat) 02時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

あれ、イリスってばギリさんとこに居たんだ。
てゆーかセシ兄もいっしょだったの?
なんかめずらしー組み合わせだね。

[そりゃ探しても見つからないわけだ、と一人で納得して。
他の面子も聞けばきょとんとしたものの、くん、とお酒の匂いに気付き。
酔ってる?とコリーンを見つめて首を傾げた]

コリーンさんお酒の匂いするよ?
一人で帰れる?
私でよければ一緒に送ってくよ?

(14) 2010/07/03(Sat) 02時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

あぁ、あのね。イリスのこと探してたの。
ラス兄が心配してたから、早く帰ってあげてって言おうと思って。

[さっきラス兄に会って、会えなかった旨は伝えたけれど。
不思議そうに見つめられて、その理由を話した。
ギリアンが驚いていたといわれると、きょとんとして。]

ギリさんでも驚くことあるんだね。ちょっと見たかったかも。

[大体のことは動じない人だと思っているから、こちらのほうが驚いた。
送っていこうかという申し出に大丈夫と返されると、そう?と首を傾げるも]

村はずれだからこそ心配なんじゃない。
途中で転んじゃったりしても人が通らなかったら助けてもらえないよ?

[そう言って眉を寄せるものの、無理についていくのも悪い気がしてそれ以上は食い下がることはなく。]

じゃあ、気をつけて帰ってね?あ、そうだ。また今度、お歌聞かせて。

[コリーンと別れる間際、そんなことをお願いして、笑顔で*手を振った。*]

(24) 2010/07/03(Sat) 02時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 02時半頃


 初めて目を覚ましたときにあったのは、
 幸せそうな笑顔と自分の泣き声でした。


 子どもの頭を撫ぜる親はどうしてあんなにも幸せそうなんでしょう。


 もうこれ以上は無い、と思える平凡。
 当たり前のことが当たり前にある奇跡。

 理解したらもう失っているもの。


 病気になった、と聞きました。
 詳しいことは分かりません。
 誰が病気になったのでしょうか。
 パパとママじゃありませんように。
 せめて私でありますように。


 パパもママも隠れて出てきません。
 必死に探し回るかくれんぼ。
 外は雨が降っていました。
 雨はいつも通りに音を奏でていました。


 パパとママは死んだらしい。
 嘘だ。


 何度も呼びました。
 パパ。
 ママ。
 隠れてないで出てきてよ。
 私は自分を偽って、平気な笑顔を作っていました。


 その日初めて、私は本当に、
 パパとママの為に泣きました。
 自分を騙すのをやめた途端、涙が溢れて止まりませんでした。


 パパとママはびょういんで
 なんにちも、苦しんだ末に逝ったのだそうです。
 そんなの聞きたくなかった。


 墓前に立つと涙が溢れます。
 どうして苦しんで逝ってしまったんだろう。
 どうして楽に逝けなかったんだろう。
 何を責めたらいいかわからない。


 パパとママがいない毎日が目まぐるしく過ぎていきます。
 私はいつしかパパとママがいないことが当たり前になりました。
 私は私だ。


 いつしか、私は、この記憶を封じて生きてきました。
 だけど今、鮮明に思い出せます。
 ソフィア、と呼んで呉れた優しい声。
 パパとママを蝕んだ病気。
 最後に頭を撫でて貰った刻。


 すべてはしあわせで
 すべてはふしあわせな
 おもいでです。


 わたしに できることは
 くるしまずに いかせてあげること。


 こんなときなのに、不謹慎だけど
 どうか、わらってください。**


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 12時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

─ 回想・グロリアの屋敷 ─

本当?ありがとう、リア!

[リアと呼んでいい?というお願いに構わないといわれると、嬉しそうに微笑んで早速呼び。
そんなこと言われたのは初めて、と言われるときょとんとした。]

え、そうなの?
でもリアって呼び方も可愛くない?

[そんなことを真面目な顔で聞いたりした。

おじーちゃんと自分のやり取りをくすくす笑う様子にはちょっと助けて?というような視線を送ったりしたかもしれない。]

─ 回想・了 ─

(153) 2010/07/03(Sat) 12時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

─ 昨夜・自宅 ─

[コリーンと別れるとさすがに日はしっかり落ちかけていて。
これ以上の買い出しはやめた方がいいかな、と判断して帰宅し、買ってきたものを所定の位置にしまっているところで来客に気付いた。]

はいはーい、どちらさまー?

[出ると、自警団員が連れだってきていて。
どうしたの?と首を傾げるこちらに向かって告げられたのは>>#2の言葉。]

……へ?

[理解が追い付かず、間抜けな声をあげるこちらに構わず、街へ逃げれば治療法があるかもしれない、と告げられ。
だから荷物を早くまとめて馬車に乗るように、と言われるととたんにきっとにらむように自警団員を見た。]

私は、ここから動かない。
ここでなきゃ私は作れないんだから。

(180) 2010/07/03(Sat) 14時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[急に調子が変わった様に自警団員は戸惑いを見せたがそれには構わず言葉を続けて]

死ぬことより、作れない方がよっぽど怖い。


私に出来るのは、作ることだけなんだから。

だから、私はここから出ていかない。


馬車は、乗らない。

帰って。

[そういうと自警団員を家から押し出して、戸にしっかりと鍵をかけた。]

(181) 2010/07/03(Sat) 14時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[外からは自警団員のため息が聞こえただろうか。

けれど、それには構わずに工房へとまっすぐに向かって。]


もう─時間が、ないんだ。

いそがなきゃ。

[工房の奥の奥にある、小さな彫刻をとりだした。]

お義父さんの、やり残したことを。

私が、完成させるんだ。

(183) 2010/07/03(Sat) 14時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[手にした彫刻には、男女の姿が彫り込まれていて。

女性の顔は、どこか彼女に似た顔立ちをしていた。

男性の顔はまだ彫られておらず。
義父が、最後の最期まで、彫り込むことができなかったそれは。

一体どんな顔を彫り込むのが正しいのだろう。



彼女はただ、黙って見つめるだけで、*答えは出てこないまま。*]

(187) 2010/07/03(Sat) 14時頃

 ねえ、あなたは何を望む?

 あなたの大切な人が――。
 死から逃れる事のできない、その日に遭遇したら。
 共に行く事を望む、かしら?

 それとも、その人を看取って――。
 短くとも、その死を悼んであげたい?

[共に生きる選択は、病の蔓延を告げられたこの村では、ほぼ難しいけれど。

自らに出来る、ことを。死の馨を纏わせた女は、そっとソフィアに告げて――**]


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 14時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

わかんない…


わかんないよ、お義父さん…

[一回切りのチャンスだから、失敗は許されない。
義父が遺した彫刻と同じように作った粘土細工の男性の顔を描いては消し、描いては消しを繰り返して。

今までも、何度も繰り返してきたことだったけれど。

もう、時間がないのだという焦りが。
焦燥をかきたてて、余計に何もわからなくなっていた。]


…お義父さんは、一体これを、どうしたかったんだろう。

(193) 2010/07/03(Sat) 16時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[今でも強く覚えているのは、義父を迎えにきた街の人間を追い返した時の義父の言葉。

”此処でなきゃ俺は作れないんだ”

そう言った義父の顔は、初めて見る表情をしていた。
あの時も、この彫刻を手に持っていたような気がする。

これを、義父はなんの為に作り始めたのだろうか。

誰かにあげる為だったのか、自分で持っていたかったのか。
それすらも、わからなくて。]


……あれ、もう…朝?

(194) 2010/07/03(Sat) 16時半頃



 これは私の進化の過程の一頁です。

 


 生まれてから、23年。
 私は初めて自分の足で立っている感覚に気づきました。


 ねぇパパ、ねぇママ。
 私は恋をしたんだよ。


 一人で息をするのがつらいから、
 あの人と一緒に呼吸をしたいと思う。


 手が生えました。
 人に触れたいと思う手です。

 すっと伸ばすと、あの人に触れられそうだった。
 なのに何故だろう。

 この手はあの人を包みたいのに、
 傷つけるナイフに変わってしまうんです。


 触れれば触れるほどに傷を付けて、
 あの人を殺してしまいそうだ。

 じゃあナイフを放つその前に
 あの人を殺してしまおうか。
 それがあの人の心を傷つけずに済む方法じゃない?


 そんなの厭だ。


 一層、二人息絶えて。
 何もかもを失ってしまうべきなのでしょうか。

 だけど、私は進化する。
 私はまだ、進んでいく。

 あの人を失っても、私は未だ終わらない。


 
 だから 私は生きたい。


【人】 飾り職 ミッシェル

[締め切ったカーテンの隙間から差す光に気付いて、また徹夜してしまったのだと知るが。

今の自分にどれ程の時間が残っているかも解らない今、それは大した意味は持たなかった。
それよりも、まったく何も進んでいないことへの焦燥の方が大きくて。]

…やらな、きゃ。
考えなきゃ。
でなきゃ、お義父さんの跡を継いだ意味が、なくなっちゃう。

[そう言って、また作業に没頭しようとして、はっと頭を過ぎったのは。]

セシ兄たちは、リアたちは、もう。
村を出たのかな。

[自分が大好きな人達は、ちゃんと逃げ延びただろうかという考えがやっと心の中に浮かび。

それを確認するために外へ出ようと。]

(195) 2010/07/03(Sat) 17時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

わっ!?

[着の身着のまま、外へ飛び出そうとした途端誰かの胸に飛び込んでいて。
抱きつくような格好で見上げると、真っ先に確認しようと思っていた人がそこにいて。]

セシ兄。


なんでいるの。

[言外に、なんで逃げてないの、と。]

(197) 2010/07/03(Sat) 17時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

セシ兄はいちいち細かいなぁ、ちゃんと服着てるし良いじゃない。

[抱きついた格好のまま、いつも通りのお小言にはいつも通りの返事をして。
頭を撫でられながら、セシルの返事を黙って聞いて。

言われた言葉には、だって。と、顔と声に切実さを浮かべ。]

だって、私。

ここでなきゃ、作れない。
作ることしかできないのに、ここを出てったら何もできなくなる。

セシ兄こそ、なんで。

死んだら、もう。オルガン、弾けないんだよ?

(200) 2010/07/03(Sat) 17時半頃

飾り職 ミッシェルは、奏者 セシルに抱きつき顔を見上げたまま、泣きそうな顔でそう問いかけて。

2010/07/03(Sat) 17時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

色気なんか、なくていいもん。
今のまま、仕事さえ出来れば、いいんだもん。

[ぎゅ、とセシルの服を掴むように握って。
セシルの問いかけには、ふるふると頭を振って。]

お義父さん、が。やり遺したの、あるの。

それに、お義父さん。ここでなきゃ、作れないって。

だから、私も。きっと、ここでなきゃ、作れない。
外でなんて、出来ない。

[ぎゅ…と握る力を強めてそう言い。
セシルの言葉には、ぐ…と下唇を噛んで。]

でも。街に行けば。
これから先も、もっといっぱい、弾けるかも、しれないんだよ?

[搾り出した声は、震えていて。瞳は涙で揺らいでいた。]

(202) 2010/07/03(Sat) 17時半頃

飾り職 ミッシェルは、奏者 セシルに目元を拭われると、余計に我慢してたものが零れ落ちて。

2010/07/03(Sat) 17時半頃



 そう、あなたは生きたい、のね。

[その言葉を聞けば、それ以上は今は語る事無く。
静かに、彼女の進化を、歩む道を見守る事を決めた。]


【人】 飾り職 ミッシェル

ちが、う。

だって、今のまま、なら。
セシ兄が、きてくれる、から。

[言いながら、あぁそうか、と自分の中ですとんと落ちるように納得が出来て。
でも、それは、きっと言っちゃダメだったこと。

泣いている顔をみせられなくて、セシルの胸に自分の顔を埋めて、ふるふると頭を振った。]

でき、ない。

わたし、は、おとうさんのあの、顔。おぼえてる。


わたしは、いいの。
それ、より。

セシにいが、しぬの、やだ。

(207) 2010/07/03(Sat) 18時頃

飾り職 ミッシェルは、零れる涙と一緒に、震える唇で言葉を紡いで。

2010/07/03(Sat) 18時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

ヴェスも、リアも、ラスにいも、イリスも。
この村の人、皆、みんな。

みんな、しんじゃやだ、けど。


セシにいが、セシルが。

しんだら、やだ。

[泣きながら、駄々をこねる子供のように言って。]

(209) 2010/07/03(Sat) 18時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

…っ、やだ、よ…!

バカで、いい、から…
しんだら、やだ……っ…

[セシルの言葉には、ただ泣くしか出来なくて。

困らせてしまってると解っているのに、困らせたくないのに涙を止めることは出来なくて。

今までだって、ずっと自分のわがままを笑って聞いてくれた優しい兄のような人の胸に顔を埋めたまま、頭をなでられるままに*泣き続けた。*]

(215) 2010/07/03(Sat) 18時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 18時半頃


 だけれど、

 もしも、


 "その時" が 在るならば

 私など切り捨てて下さい。


 それも、私の、願いです――――


 ”その時”

 あなたがどの道を選択するにしても。
 あなたが何を望むにしても――…。

 私が、その時に生きていられたら――…。


 あなたの希望に添うように、するわ。


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 22時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

[大体において、大泣きした後は徐々に冷静になっていくもので。
例によって自分も、段々落ち着くと同時にどうしよう、と恥ずかしい、という気持ちがいっぱい広がって。

セシルに、もう平気、と言おうとした時、彼が弟の名を呼ぶのを聞き、きょとんと見上げ。]

ヴェス、どーかした、の?

って、あ、セシ兄?

[泣き腫らした目で、そう聞いた。
そういえば、昨日会った時なんだか様子が変だったけれど。

ちょっと、と言って出ていくセシルを止めるでもなく、しかし泣き腫らした顔で追いかけるわけにもいかず。

とにかく顔を洗ってから、後を追おうと。]

(245) 2010/07/03(Sat) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

なんで、あんなこと。

[言っちゃったんだろう、と一人呟きながら泣きすぎて引き攣る顔を水で洗い流して。

桶に張った水に映るのは、セシルから色気の一つもないと言われた自分の顔。
イリスやソフィ、リアやコリーンみたいに可愛らしくも綺麗でもない、化粧っ気の欠片もない自分の顔は、たしかにその通りだと思った。]

…本当に、バカだな。
私。

セシ兄、困らせちゃった。

[水気を拭うため、タオルに顔を埋め。
少しの間そのまま動けずにいた。]

(246) 2010/07/03(Sat) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

……よし!

[気合をかけるときっと顔をあげ、目元を擦った。
今の自分は、きっと自分らしくないから。
元に戻らなきゃと、そう思って。]

セシ兄追いかけなきゃ。

多分またヴェスがどっかで騒いでるんだ。

[まだ瞳は赤いけれど、今の状況ならきっと然程気にはされないだろうと。
そう考えて、外へと飛び出した。]

(247) 2010/07/03(Sat) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

─ 自宅→村の通り ─

[セシルが向かった方向は見ていたから、そちらへと走ると程無く兄弟の姿が見えて。
声をかけようとしたけれど、なんだかいつもと違う様子を見、そうすることが一瞬躊躇われた。

周囲の空気がどことなく違うというのも声をかけ辛い一因だったかもしれない。]

…ヴェス、セシ兄?
なにか、あったの?

(250) 2010/07/03(Sat) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

双方向の、愛?

[セシルから、名を呼ばれ。
柔らかな笑みを向けられたものの、躊躇いは消えなくて。

言われた言葉には、同じように首を傾げた。]

…私には、わかんないよ。

(253) 2010/07/03(Sat) 23時頃

飾り職 ミッシェルは、戸惑うような躊躇うような表情で、セシルとヴェスを見つめ。

2010/07/03(Sat) 23時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

─…ヴェス?

[昨日も確かに変だとは思った。

でも、今日のヴェスは、もっと変だ。
セシルを真っ直ぐ見るのも、久しぶり、だけど。

なんだか、いつものヴェスじゃないと、思った。]

(257) 2010/07/03(Sat) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

セシ兄は叶えたいって、思うの?

[おれも分からないというセシルに、首を傾げたままそう聞いて。

普段の調子を取り戻したらしいヴェスから言い捨てられた言葉は、胸をぎゅっと締め付けた。]

そん、なの。

[言われなくても、と言いかけて。
続く言葉は出せなかった。
出せるなら、さっきあんな醜態は晒さなかったろう。

でも。ヴェスの最後の呟きは耳に届いて。
ほんの少しだけ、表情がやわらいだ。]

(260) 2010/07/03(Sat) 23時半頃

ヴェス。
愚図ってても、死んじゃうんだろうけど。



私には、何もできないよ。
セシ兄は、私のこと、見てないもん。


私は、ヴェスみたいに。

まっすぐに気持ちを伝えることなんて、出来ない。


どうすればいいか、わかんないもん。


飾り職 ミッシェルは、ヴェスの背中を見送ると、小さく息をついた。

2010/07/03(Sat) 23時半頃


だから 諦めるのか?

だったら 厚意に あぐらでもかいてればいいさ。
言葉じゃなくても 出来ることくらいあるんじゃないのか?

モラトリアムは 長くないぜ


─…っ

[心で呟いたことに、返事が返ってくるとは思わなかったから驚いたものの。
何故、と思わなかった自分もいて。]


…諦めたく、ない。

私のこと、見てなくても、子供扱いでも。
セシ兄に、笑ってて欲しい。

…ありがとね、ヴェス。

ヴェスも。諦めないんだね。


【人】 飾り職 ミッシェル

そっか…うん、そうだね。
私も、出来るなら。

[叶えたい、と小さく呟いて。
撫でるその手に、嬉しいような切ないような表情を浮かべた。
リアの家に、と言われると自分も彼女やおじーちゃんたちが心配だから、うんと頷きかけて、セシルの声に同じように視線を向け。]

オスカー。

オスカーも、ここにいるの?

[其処に座ったままの少年に声をかけた。]

(264) 2010/07/04(Sun) 00時頃

さて――

[聞こえるということ、伝わるということ。一呼吸の間にどうでも良くなって]

どうだかな。
願っても動いても叶わないことは あるからな。
要は 自己満足出来るかどうか それだけだ。

だから――礼を言われる筋合いはない。

[いつものようにざくりと切り捨てて]

まぁ――脈はなくもないんじゃないか?

[皮肉るように言って話を打ち切った]


うん、それでも。
ありがとう、ヴェス。

脈?
─…ないよ、絶対。

セシ兄があのひとのこと、忘れるわけないじゃない。

[もう話す気はないだろうヴェスに、それでも礼を言って。
儚い笑みをたたえたまま、彼の言葉を否定した。]


【人】 飾り職 ミッシェル

そっか。

[オスカーの言葉には、嘘も混じってはいるのだろうけれど。
いつものように人をからかう類の嘘ではなかったから、触れなかった。
あんたたちもと聞かれると、うんと頷き]

私も、ここでないとダメだから。

(269) 2010/07/04(Sun) 00時頃

飾り職 ミッシェルは、奏者 セシルの声を聞いて、サイラスがいることに気付いた。

2010/07/04(Sun) 00時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

ラス兄まで。


じゃあ、イリスと小父さんも、ここで?

[疑問は最後まで言い切ることはなかったけれど。
おそらくもう、村中に広まっているから、それだけで伝わったろう。

彼が残るなら、イリスも彼の父も残るだろうことは想像に難くなかった。]

(271) 2010/07/04(Sun) 00時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[オスカーが首を傾げる様子には、にこっと笑うだけで。
広場に人がいないのが珍しいと言われればそうだね、と頷いた。]

夜になっても結構人歩いてたりしたからね。

[そう話しているところに、サイラスから返答があって。]

そうなんだ。

あ、そうだ。
ラス兄、イリスとはちゃんと仲直りした?

[昨日のことを思い出し、そんなことを聞いて。
彼の笑顔には、そんなことないよ?と笑顔を返した。]

(276) 2010/07/04(Sun) 00時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 00時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

[セシルとオスカーがそれぞれ納得してるのには不思議そうにしたものの、サイラスからの返答を聞けばむーと怒ったように見上げて。]

もー、ダメだよラス兄。
ごめんなさいは早く言わないと、どんどん言いにくくなっちゃうんだからね?

せっかく私がリアのとこのおじーちゃんからもらったお菓子まであげたのに。

[あれ本当に美味しいんだよ、と怒る様子はやっぱり子供っぽいかもしれない。]

(281) 2010/07/04(Sun) 00時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

って、そうだよセシ兄。
リアのとこ、行かないと。

[彼女は貴族だから、残ってはいないだろうけれど。
それでもちゃんと、確かめたかった。]

(285) 2010/07/04(Sun) 01時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

なによ、ラス兄まで人のこと子供あつか…にゃ!

ラス兄のらんぼーものー、鼻がとれちゃったらどーしてくれるのさー!

[サイラスに反論しようとしたところで鼻をつままれると変な声をあげ。
然程力は入れられなかったから痛みもないものの、抗議はした。]

(290) 2010/07/04(Sun) 01時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

う〜…

ぁ、うん。行く。
居ないよね、きっと。

[サイラスに抗議しているところにセシルから声をかけられるとはっと頷き。
続けた言葉は、彼女の身分から考えられる想定と自身の希望が混ざったもので。]

じゃあ、またね。
オスカー、ラス兄。

[再会を想定した別れの挨拶は、自然と出たものだった。]

(294) 2010/07/04(Sun) 01時頃

飾り職 ミッシェルは、薬屋 サイラスに「元々そんなに低くないもん!」と怒ったように返した。

2010/07/04(Sun) 01時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

[セシルから頭をなでられると、むぅ…と口を噤んで]

セシ兄、私がラス兄にいじめられてるの見て面白いの?

[と、恨めしげに見上げた。
実際にいじめられてるとは思ってはいなかったけれど。]

(299) 2010/07/04(Sun) 01時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

ニンジンほど高くなくてもいいもん!

[背中になげられた言葉には、そう返して。

セシルから飄々と返された言葉には、ぐ…と言葉につまって]


─…どうせ、子供だもん。

[ふ、と視線を逸らして小さな声で拗ねたように呟いた。]

(306) 2010/07/04(Sun) 01時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

別にどうも…ひゃっ

[しないよ、と言おうとしたところに頬をつままれ、思わず驚いて短く声をあげ。

慌てて口を押さえてから、隣を歩く人を恨めしげに見た後、ちょっと目を伏せて。]

…セシ兄は、大人なんだなって思ったの。

私は、こんなに。

[自分が年よりも言動が幼いことを、自覚しているから。
だからこそ、身体が育っても子供にしか見えないのだろうと。

それが何故か、すごく哀しかったから。]

(311) 2010/07/04(Sun) 01時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

ごめん、なんでもないよ。

行こう?セシ兄。

[にこっと笑ってセシルの手を引くと、後ろも振り向かず先を歩いてリアの屋敷へと向かった。]

(319) 2010/07/04(Sun) 02時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 02時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

…なんかすごく失礼なこと言われた気がする。

[らしくない、といわれるとちょっと不服そうな表情を浮かべるも、そのままがいいと言われるとどことなく嬉しそうで。

縮むぞ、と言いながら乱暴になでられるともう、と怒ってみせた]

悩んだくらいで縮んだりするなら、ヴェスなんか私よりちっちゃくなってるよ。

[彼の弟を引き合いに出してそういうものの、哀しげな色は表情から消えていた。
そうこうしている間に、リアの屋敷に辿り着いて。]


あれ、イリス。

に…ラルと、     リア?

なんで、いるの。

(323) 2010/07/04(Sun) 02時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

ううん、イリスがいるのはさっきラス兄に会って聞いたから。

って、あ…気をつけて帰ってね!

[慌てた様子で帰るイリスにはかろうじて挨拶をしたものの、リアから目が離せないでいて。]

リア、どうしてここに。

それに、ここにいるの、ラル、だけ?
おじーちゃんは?

(329) 2010/07/04(Sun) 02時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

なんで?

リアは、だって。

[困ったように微笑む彼女に駆け寄って何か言おうとするものの言葉に詰まって。
執事たちが彼女を大事にしていたのは知っている、だからこそ彼女が一人残るなんてことは無いと思っていた。

けれど、彼女が此処に残っているということは、それがリアの意思だということは、推測できたのだけれど。]


ここにいたら、死んじゃうんだよ?

[その肩をつかんで、泣きそうな顔で彼女を見つめた。]

(332) 2010/07/04(Sun) 02時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

─…っ…

[緩やかに首を傾げるリアに更に言い募ろうとしたものの。
自分だって、この村を出ていけない理由があると思い。

それでも、彼女が死ぬのもイヤで、何も言えない自分もイヤで。
ただぎゅっとリアを抱きしめ、なんとか声を振り絞った。]


…ダメじゃ、ないと、思う。

[ぎゅっと目を瞑って涙が出ないように我慢していたから、彼女がどんな顔をしているかは見れなかった。

しばらく抱きしめた後、彼女を離し。
ラルやセシルも交えて話をしたり*するだろう*]

(340) 2010/07/04(Sun) 02時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 02時半頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 02時半頃



 私は何を誤っているのだろう。
 


 好きなのに、こんなにも大切なのに
 私の言葉はナイフになってしまうんです。

 器用な恋愛なんて出来なくて。
 いつもいつも、付き合った人を捨ててきた罰なのでしょうか。


 甘い誘惑でもなく、
 快楽でもなく、

 もっともっと純粋なものが私には分からない。


 腫れ物に触るように接するなんて誠意が無い。

 私は正直です。何処までも正直です。

 そう、私が正直になればなるほど、嫌われてしまう。



 もう、一層―――死んでしまいたい。
 


 そんな、絶望感に、苛まれています。

 だけど、私にとってピッパという人はとても大切で。

 大嫌いな私が死んでも泣いてなんて呉れないかもしれないけれど

 それでも…――


 もしも、万が一
 
 ピッパさんが私を亡くしたことで悲しむこと

 その可能性がある、限りは

 私は、未だ、死ねない。



 私は……

 私は、

 何を、誤っているんだろう。
 


 パパ、ママ。
 はじめての恋で、めげそうです。

 だけれどパパとママが病に苦しみながらも
 最期まで必死に生き抜いたことを忘れない。

 私も苦しみながら、もがきながら、
 大切な人の幸せを――**


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 12時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

─ リアの屋敷 ─

[リアの良かったと言う言葉と、抱きしめ返されたその手の温かさを感じると余計に泣きそうになりぐっと唇を噛んで堪えて。

リアから身体を離したところで、セシルが彼女の手の甲をとり口付けるのを見ると、場違いながらやっぱりリア相手だと絵になるな、なんて思ったりして内心少し落ち込んで。
お茶の誘いを受けると目元をごしごし擦って涙を拭くと、うん、と笑顔を作った。]

リアんちのお茶は美味しいから、それだけで充分だよ。

[リアもラルも居るしね、と言って微笑むものの。
自分が言ったそれで、胸がちくっとしたのは、やっぱりここに残っていてほしくなかったから。]

(388) 2010/07/04(Sun) 12時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[リア達と一緒に応接間に向かう際に、セシルがリアに礼をとるのを見るとなんだか変な感じがして。]

─…なんか、セシ兄じゃないみたい。

[自分とリアに対する態度の違いに、ぽつりと言った。
そういえば、いつからだろう。この人が、弟や自分以外の人にこんな話し方をするようになったのは。
優しいところは、ずっと変わらないけれど。]

(389) 2010/07/04(Sun) 12時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[ラルとセシルが厨房に向かうのを見れば、私も行ったほうがいいのかな、なんて思ったりもしたが。

リアが一人になってしまうのもなんだかいけない気がして、自分は応接間に残ることにした。

ラルの声が聴こえると、大丈夫かな、なんてリアと顔を見合わせたりもしたけれど。]

セシ兄が一緒だから、大丈夫だよ。
ラル、結構そそっかしいね。
リアが居て良かった。

昨日も怪我してたし、一人じゃ心配だよ。

[そんなことをリアと話して、出来る限り自然に笑った。]

お茶の用意ができたらさ、セシ兄にピアノ弾いてもらお?
セシ兄のピアノすっごく綺麗だし、セシ兄いっつもね、リアんちのピアノ弾きたがってるんだよ。

(390) 2010/07/04(Sun) 12時半頃

飾り職 ミッシェルは、そんなことを話しながら、ラルとセシルが戻ってくるのを*待ち。*

2010/07/04(Sun) 12時半頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 12時半頃


[何処からか響く声が、砕け壊れた魂に響く。]

 あなたは、立派よ?
 逃げなかったんですもの――。

 真っ直ぐに向かったんでしょ。

 思うところを、気持ちを伝えるため、に。


 私は逃げた、卑怯にも、自分の気持ちを隠して逃げたの。
 好きだったの、愛していたのに。



 怖かった、から。


 逃げた結果――。





 生まれたのは、別れ。

 あの頃に戻って、自分を変えたいと。

 何度後悔の涙を流したかしれない、わ。



 そして、私の死は直ぐ其処まで迫っている。
 私の心は壊れたまま――




 10年以上も
 深い深い疵を負った心の底で。

 ――時を止めたまま眠っている。


 でも、あなたは――。
 勇気をもって、想いを告げたの。

 
 最期まで生き抜くために――。

 最期の時を後悔しない、ために。


 それは――…。
 とても、大切なこと。



 あなたが、生きた証、よ。


 あなたの想いが届いて、――…。
 少しでも、あなたのために。

 大切な人が心を動かしてくれる事を。

 私も祈る、わ。






 あなたは私の鏡のような存在だから――…。


.



 あは、
 あははは、
 あははははは!!
 
 ―――、っ

 あははははははははははははははは!!!
 


[サイモンがあげた狂気の哂い声――。

でも、女の耳には、
それとは別の、狂ったような女の哂い声も届いた気がして――]

 ――…。

[周囲を見渡しても、女の姿は見えない。

何処か痛々しく感じる女の哂い声が、ただ耳に残った――**]


【人】 飾り職 ミッシェル

─ リアの屋敷 ─

[リアから、セシルのことについて問われると慌ててううん、と首を横に振って。]

違うの、セシ兄は誰にでもあんな感じだよ?
ただ、ヴェスとか私には、あんな風にすることないから。

[目を伏せてそう言った表情には、少し切なそうな色が出たかもしれない。
ピアノを弾きにきたのでしょうと聞かれると、うん、と悪戯っぽく笑って。]

セシ兄ったらね、誰もいなかったら勝手に弾かせてもらおうとか思ってたみたいなんだよ。
…うん。セシ兄は、街にいつも行ってるから、ね。
…行ってくれれば良いのに。

[一番生きていて欲しいのは、あの人なのに。と。
身勝手な願いを口にしそうになって、口を噤み。]

私は、ここでしか出来ないから、仕方ないの。

[そういって、笑った。]

(429) 2010/07/04(Sun) 22時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 22時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

あ、セシ兄たち戻ってきた。

あのね、おじーちゃんたちの作ってくれたご飯も美味しかったけど、セシ兄のご飯も本当おいしいんだよ。

[ノックする音とセシルの声が聴こえると立ち上がり、出迎えようとしてリアの方を向き。

その向こうの窓の、更に向こうで真っ黒に広がる雲を見た。]


…あれ?

    なん、だろ。

[雨雲にしてはおかしいそれは、ひどく不安に駆られるものだった。]

(431) 2010/07/04(Sun) 22時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[リアの言葉には、そう、かな。と少し歯切れが悪く。]

ヴェスはともかく…私は手のかかる子供だから、じゃないかな。

[ずっと甘えてきたのは私だから、仕方ないけど。と微かに苦笑して。
誰かに弾いてもらえるほうが、とリアに言われると、そうだね、と微笑んだ。]

その方が、幸せだね。

…うん。生きることを、選んで欲しかった。
でもそれは、リアも、なんだよ?
─…セシ兄の、ここでしか出来ない、こと…?

[今更我が儘を言うつもりはないけれど、素直な気持ちは変わらないからそう言って。
リアの言葉を反復し、思い浮かぶ理由は一つあったけれど。
それは、今の自分には認めるのが胸が苦しくて痛かったから。]

…なにかあるのかな。

[あの人の顔を脳裏にちらつかせながらも、そういってごまかした。]

(434) 2010/07/04(Sun) 22時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

火事…?

[グロリアの言葉に、表情は険しくなって。]

誰か怪我してる人とかいたら大変だよ。
セシ兄、行こう?
なにか手伝えることもあるかもしれないし。

[セシルから問いかけられるとそう答えて。
リア達は、と聞きかけて]

…危ないかもしれないけど、どうする?

[火事が起きた原因が分からないから、無理にとは言わず。]

(436) 2010/07/04(Sun) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[セシルに頭を撫でられると擽ったい気持ちで少し赤くなって。

リアも同行すると聞くと、じゃあ一緒に行こう?と手を伸ばした。]

また戻ってきてから食べれば良いよ。
ご飯は逃げないもん。

[申し訳なさそうにセシルに謝るリアに笑顔でそう言って、ね?と自分もセシルを見上げた。]

(440) 2010/07/04(Sun) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[此処から離れて生きるのは、と言う言葉には、うん、と頷いて。

ごめんね、もう言わないから。と、こちらも困ったように笑って返し。
ごまかしたのはきっとリアには気付かれたのかもしれないけど、それに触れられなかったことが嬉しかった。]

(442) 2010/07/04(Sun) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[セシルが頷くのを見ると、ほらね?とリアに微笑んで。

急ごうといわれると、そうだね。と頷いた。]

もしも誰かが残ってたりしても大変だよ。
今はもう残ってる人も少ないだろうし、助けられなくなっちゃう。

[こちらも放火とは考えておらず、早く行こう?と心配そうにセシルを見て。
リアの手が自分の差し出したそれに重なると、ぎゅっと握った。
施錠しようというセシルとリアの会話で、リアが冗談めかして言った言葉にはきょとんとして。]

かじばどろぼう?
そんなことする人いるの?

[そう言って首を傾げた。先程顔をあわせたイリスが自称していたとは知らず。]

(448) 2010/07/04(Sun) 23時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 23時頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 00時頃


 鏡…―――

[ぽつ、と呟く。
 彼女の言葉に対しての、感想が、喉元で引っ掛かる]

 貴女は、

 つらかった、でしょう。

 ぶつけようの無い、想いを抱えるのは

 とても残酷だわ――


【人】 飾り職 ミッシェル

あ…ごめ、ん。

大丈夫、きっと…もう、いないとこだと思う、から。

[だからこそ火が上がるのはおかしいと思ってはいるのだけれど、理由は分からないから誰かいるんじゃないかと思って口から出てしまって。

誰かいたら。もしかして、自分から命を─…と、想像してしまって、知らず青ざめながらリアに謝り。

火事場泥棒が、少し前に来ていたと聞くと、目を大きく見開いて驚き、リアとラル二人を心配そうに見た。]

リアとラルは大丈夫、だったの?
痛いこととか、怖いこととか、なかった?

[誰が、とか何を盗みにとか。それよりも、二人のことが心配でそう聞いて。]

(467) 2010/07/05(Mon) 00時半頃

 ある妊婦が、隣の魔女の家のラプンツェルという果実を
 食べたくて仕方なくて、
 夫は「ラプンツェルを食べさせなければ死んでしまう」と
 魔女に乞いました。


 魔女は生まれてくる子と引き換えに、
 ラプンツェルを好きなだけ食べて良い、と言いました。
 そして生まれてきた子は、魔女に浚われてしまいました。


 子はラプンツェルと名付けられ、
 外に出られないように、塔の上で育てられました。
 魔女はラプンツェルの長い髪を伝って、塔に登り
 それが魔女とラプンツェルの会う唯一の方法でした。


 ある青年が、ラプンツェルの髪を伝い、塔に登りました。
 二人は一目見て、互いに惹かれ合い、何度も逢瀬を重ねました。
 口付け、身体に触れ、深みを知る。
 背徳的な逢瀬。


 ラプンツェルが子どもを孕んだと、知り、
 魔女は怒り狂って、ラプンツェルを塔から追い出し
 遠く遠くへとやりました。


 青年はラプンツェルの行方が分からず、
 絶望して塔から身を投げ
 失明してしまいました。


 それから暫しの時が経ち、
 ラプンツェルは、双子の男女と一緒に暮らしていました。


 青年は、ラプンツェルと再会し、
 ラプンツェルの流した涙によって、
 青年の目は奇跡的に再び光を取り戻しました。


 そうして二人は、しあわせに、なりました。
 めでたし、めでたし。


【人】 飾り職 ミッシェル

[セシルとリア、ラルと4人で移動して。
物の焦げる臭いと、まだ燻るようにパチパチという音が聞こえるその場所に着き。]


…誰、か。 いる?

[呆然としながら、そう声をかけた。]


………なんで。

[在ったモノが、こんな形でなくなるのは、見るのが辛かった。]

(468) 2010/07/05(Mon) 00時半頃


 ……とってつけたようなハッピーエンドね。
 世界はそんな風に幸せに巡る筈が無いのに。

 ラプンツェルが子を孕んで
 青年が失明して
 かなしいかなしいおしまいにすればいいのに。


【人】 飾り職 ミッシェル

…私も、手伝う。

[ラルとセシルが水を運ぼうというのを聞いて、自分もついていこうとして。]

リア、大丈夫?
煙の臭いがきつかったら、風上の方で休んだほうがいいよ?

[そう声をかけて。]

(471) 2010/07/05(Mon) 00時半頃

 貴女も、そう。

 姿を消して、
 互いの居場所も分からずに、
 絶望して、
 後悔して、

 ……世界の全てがハッピーエンドになるわけがないのだわ。





 そうと分かっていても
 無慈悲な世界に生きても、
 それでも、

 幸せを願うのが、人なのでしょうね。
 此の物語を幸せに終わらせた、著者のように――。


[残響が掠める哄笑には、唯]

 ―――…。

[瞳に陰りを落とし、その眸を細めるだけ]


【人】 飾り職 ミッシェル

そっか、なら…

[良かった、と言いかけて。
泥棒に会った時点で良くないかな、と思って続ける言葉に悩み。]

二人に何もなくて、良かった。

[そう安心して微笑んだ。
リアから大丈夫、といわれると、そう?とまだ心配そうに見て]

辛くなったらちゃんと言うんだよ?
我慢は良くないんだからね?

[そう言って、セシル達を手伝いに行き。
セシルから危ないからと言われると、首を振って]

セシ兄たちだって危ないじゃない、こんな時にそんなこと言ってられないよ。

[それでも遠ざけられれば、渋々水を運んだりする方を手伝って。
大体消火が終わり、リアからお疲れ様と言われると、ありがとうと微笑み返した。]

(477) 2010/07/05(Mon) 00時半頃

 幸せな、終りは――
 望んでも手に入れられないわ。
 
 それを望んでも、得られるのはほんの一握りの人だけ。
 多くの人にとっては、それは儚い願い。

 いいえ、一握りの人にとっても、他の人からみれば幸せなだけで――。

 本当は幸せではないのかもしれない、わね。


 でも、縋ってしまう。


 最期だから、特に――。

 幸せな終りを……。


 幸せなんてものは
 憧れる為に在るのかしら。

[ぱちり、と、瞬きをした]

 縋ってしまう、か。
 そうね。

 ……そう。

 なんだかんだ、言っても、
 それを望んでしまうのね――


【人】 飾り職 ミッシェル

……中、入っちゃダメ、かな。

[消火はしたものの、危ないというのは解っている。
家主は既に街に逃げていったというものの、勝手に入っていいものではないのも解っている。

でも。
家人に置いていかれ、燃えてしまった、家であったモノの、残骸。

この村の家には、ほとんど全て自分が作ったものや、義父の作ったものがある。
役目をまっとうできなかったそれらの最期くらい、見てあげたかった。]

(478) 2010/07/05(Mon) 01時頃

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