180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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考えているんだ、ずっと。
この戦いは、欠片の所持も「宝探し」も必要だが……
各々の”在り様”を解くことも必要なのではないかと僕は思いはじめている。
”封”と歪みが、思うより多い。
或いは──この”歪み”こそが発端なのかも知れない。
…となれば。
その皇帝とやらの話も聞くべき、なのかも知れないが。
[考え込むようにしながら言葉を置く。
よもやその先の展開を、この時はまだ知る由もなく。
求めるこたえはまだ遠く、纏まりきらない思考にセシルは一度息を*落とした*]
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――館内――
[食堂を通る間、ラルフの姿は未だそこにあったろうか。 いたとしても一瞥しただけで、それ以上触れはしなかった。]
あの子は、"看守様は戻らない"と言ってました。 部屋にはいない可能性が高いと思ってる。出ていくところを見たか、聞いたか――もともといないのか。
[食堂を出て、階段を登っていく。居室は二階だと聞いていたし、上からはあの黒烏も飛び立っていた。二階の様子を見ておきたかったのもあって、特段二人に相談することもなく上を目指した。 画廊の前に、いくつか黒い羽が抜け落ちているのが見える。]
あれも、無念かい?
[ヘクターを振り返り、問う。 雨が、雨が降り出していた。]
(288) 2014/06/12(Thu) 21時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/12(Thu) 21時半頃
――――・・・。
[突然聞こえた声に男もほんの少しだけ反応を示し。
けれど、クソアマと呼んだ女子が質問を投げていたため任せることにした。]
いずれにしても……。
――――――・・・・。
[そこから先は音に乗せず――――。]
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混沌の悪しき驟雨か。僕が見たのと同一かはわかりませんが、僕も黒い雨に降られたことがありますよ。 どころか火弾の雨にも、光弾の雨にも。
[画廊の絵は、ちらりと見たがすぐに目を逸らしてしまった。 絨毯に目を向けたのもあるが、世界はすべて自身の《夢》と等しい。 朽ちているそれらを見るのは臆病と言われようと快いものでなかった。 ――無念の羽を見るのも、その謂れを聞いてしまえば、あまり。]
この終焉も、何かの無念ゆえなんですかね。
[扉は近い。赤い絨毯の先の扉に、鍵がかかっているのを確かめる。]
(307) 2014/06/12(Thu) 22時半頃
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選択肢は二つ、ですかね。 僕が入り込んで家から鍵を開ける。 この扉をぶち壊す。
後者は単純なかわりにだいぶリスキーですけど、どうします?
[二人に問いかける。 扉と二人を交互に見ていたため、伸び、茂り、強固に固められた緑の要塞《アルセイデス・フェステ》の蔓が葉が、今にも己の背後の窓を突き破ろうとしていることに気づけない。]
(308) 2014/06/12(Thu) 22時半頃
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うわ。
[冥界の閻羅王だろう、この人は。 それが力を入れて壊せない扉を、内に入ったというだけで、単純に開けられるだろうか。内から開かなかった場合かなり危険なのでは。 そうした思考が、口をついて素直に出てしまった。]
解呪を考えるのは時間が足りない、のではないかと。 僕が入るしかない、ですかね。
[もとよりそのつもりではあったが、殴って開けばいいとも思っていた。唇を湿して、扉を見据える。]
(322) 2014/06/12(Thu) 23時頃
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あ、いや、待った。
[自分が単身中に入るより、もう少しばかり低リスクの方法があった。]
ええと。 僕が今から直接入って、裏から開けるつもり、でしたが。 その場合、鍵がそもそも一般的な鍵である想定でしたので。 もう少し確実な方法にしようかと。
[冥王に開けられない扉を、内鍵から開けるなんて考えが甘い。 自分のアイデアではあったのだが、抜けが多すぎたと。]
扉だけこの場から消します。
[おそらく、用意した二つの選択肢のどちらより突拍子もないそれ。]
(324) 2014/06/12(Thu) 23時半頃
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二人して、思い切り扉を叩くなり何なりしてくれればいい。 そこに"扉が破壊されるイメージ"を僕が添える。 中がわからなくても、それなら恐らく扉にしか影響を与えないから、やれる、と思います。たぶん。
[丁度ライトニングも力が有り余っているようだしと。 力の強くかかるイメージと破壊を結びつけて、壊す《消す》。]
(326) 2014/06/12(Thu) 23時半頃
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入った時、中がどうなっているかもわからなかったからね。 中が地獄級の魑魅魍魎の集いだとかだと僕じゃ太刀打ちできないし、強引に壊す案もあったから来てもらってる。 現に、今から壊そうって話だしね。
[不満そうなライトニングには、神槍を使わない選択肢が最善だったとは言いづらかった。]
(328) 2014/06/12(Thu) 23時半頃
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概念装のようですか。それはちょうどいい。一番相性のよい相手だ。 開いたあと、位相差気をつけてくださいね。 死……ぬことは、考えたくないんですが。
[死後地獄に来ることを、の一言で、男は自分が先ほど土足で踏み荒らした地雷原のことを思い出す。 そこを勘弁してくれる方が嬉しかった、などと口に出せるはずもないが。]
『幻想安定剤《イマジカ・トランキライザー》 天使のささやき――Angel Chat――』
[男も、起動を開始する。]
(339) 2014/06/12(Thu) 23時半頃
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『ヤヌスは扉を開いた』
[扉の神の名を冠して、開放のイメージを想像《創造》する。 バルコニーを差し替えたのと同じ、ヴィジョンへの干渉だ。 じり、とニューロンが焼けるような、後頭部の痛み。 自分に負荷がかかりすぎているのを、何処かで理解しているが、やむを得ない。 扉が光に包まれる。と同時、破壊の手応えはないままに扉が崩れる。]
(350) 2014/06/13(Fri) 00時頃
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……誰か、聞こえるか。
すまないな、俺はこれ以上はもう無理な様だ。
このセカイがどうなるのか。
せめて見届けたかったのだがな……
/*
業務連絡ー
すまないが先に落ちる……
後、ロビンの襲撃はお願いしたい。。
[女の姿になっているが聞こえた声に返す。]
え!!
皇帝陛下だよね!!
さっき逃がしてもらったのに!
なんで、その後、どーなってんの!?
[男とは全く別の人物があるが故。
返る反応もまた違う。]
/*
業務連絡。
ロビンセット済み。
・・・・・・え、これ、どーいうことなの[芝こらえ]
/*
きっとオスカーが還って来るさ……それまで頑張って。
相手を甘く見過ぎた……のだろうな。
俺の甘さだよ……
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/13(Fri) 00時頃
/*
いずれにしてもお腹が捩れてツライです陛下[しばこr]
……我が主よ。
求められれば応じ。
悪意すらも容れる。
私はそんな主をいつだか"強欲"と呼んだが。
『皇帝』の"在り様"もある意味では"強欲"だと思う。
[地に墜ちた小鳥はそれを感じさせず。
少し前、迷うように言われた言葉へと返すように鳴く。]
己のものと定めたものの為に。
どこまでも力を求め、振るい、返り血さえ厭わない。
だが、あの『皇帝』は容れん。
己のもの以外を容れる事はない。
だから。
ヨーランダ=アンギュロス=ブラッド・ダーク・バビロンスは…。
/*
墓下で芝を生やすとしよう……
すでに大草原の気もするが。
/*
ゼロスカーは相変らずっすね・・・。
[プリシラは墓下も見えるのでした]
|
そう。あのヤヌス。といっても、僕にヤヌスの力があるわけじゃないですけどね。 神気取りなんておこがましい。神に近づきすぎて堕ちたイカロスみたいなものです、僕は。
[自分の能力を詳細に語るつもりはない。 ヴィジョンの投影が結果としてあればいいだけの話。 そして、扉の奥には。]
――そのようですね。これが、館主の。
[人の気配はない。いくつかの調度品と、本や紙やその他諸々が散乱している。 その奥に、窓のようにしてある、]
門、だ。
[銀色などではない。くすんで、輝きの一つない、真黒な、小さな門だった。]
(357) 2014/06/13(Fri) 00時頃
|
/*
ゼロスカーは相変わらずか……w
この面子ならセカイ滅ぼせるって信じてる。
後は任せたー
………やっとか。
[安堵のため息のような声で呟いて。]
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