276 ─五月、薔薇の木の下で。
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[頬に触れる違う温度が心地よい 添えるように自分の手を重ねるまでが似て 甲を指でゆっくりとなぞるのが先程と違う。]
俺といる時は、怖がらなくていいよ。
──……君を見ている俺を見て。
[途切れた話>>150を思い出すだろうか ひとり怯えるモリス・レーヴェンへの答えは 彼のことを思うだけではない 自分を見てほしいという、利己的な感情も含む。]
(178) 2018/05/20(Sun) 01時半頃
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場所を変えようか。 また見られるのは、……ね。
[優しく手を下ろさせ、毛布を退け立ち上がり 微笑みかける顔は生徒会長のもの。
どう反応するのか、彼を見ている。]*
(179) 2018/05/20(Sun) 01時半頃
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[夜闇の中でも見えた表情>>164 きっと自分と似たようなものだったけれど。
平静を繕う相手と、それに縋るもう一人は それぞれ別の理由で怯えたんだ。
だって彼は細やかな心の子供で 俺は汚れた大人なのだから。]*
(180) 2018/05/20(Sun) 01時半頃
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[ヴェルツという名の薔薇は存在しない 彼そのものこそが俺にとっての薔薇だ。
決まった場所で、綺麗に在り続け いつでも変わらずに迎えてくれる。 棘に怯える臆病者は、汚い手を伸ばせない まだ見てもいないのに、立ち止まったまま
汚泥から美しい花は咲かない。]
(185) 2018/05/20(Sun) 01時半頃
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[ただ一言問い掛ける、それだけでいい 返るものがなんであれど、空白は埋まる。
汚れを晒すより余程簡単なことの筈なのに 一度踏み出せばその後もきっと出来るのに。
怖くて怖くて、仕方なくて。 見つけた背中は距離以上に遠く感じた。]*
(186) 2018/05/20(Sun) 01時半頃
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[吐息の笑み>>192の意味は知らない。 気づかれた何かの中身も、言わない 惨めで、情けなくて、苦しくて。誰にも言えない。]
なんでもないよ、モリス君
[ああ、その呼び方嫌だなって 思った癖に自分も戻っている。 染み付いたものは恐ろしい。一度汚れたら最後、
レーズンパンは食べ終わっている、荷物は軽い。]
(197) 2018/05/20(Sun) 02時半頃
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図書室に内鍵を掛けて閉じ籠る、とかかな。 とりあえず、中に帰ろうか。
[間を空けず、モリスに答えた>>193 考えることもなく実体験から自然に口に出る。 一つとして望んだわけじゃないんだけれど。]
………………、
[嫌だな、本当に。 歩きながら無意味に制服の胸元を掴む。 行き場所以外に話すことが無かったのならば 建物の中に戻るまで口は開かなかっただろう。]
(198) 2018/05/20(Sun) 02時半頃
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── 廊下 ──
……ねえ。 気持ち悪いって、言ってもいいよ。
[行き先が何処になったとして歩く場所 少し前を歩きながら、ふと呟いた。 丁度その位置は月光が届かず、表情は気づかれないだろう。
薔薇の香りが、欲以外のものも引き摺り出すようだ。]*
(199) 2018/05/20(Sun) 02時半頃
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……参ったな。これで罰点2だね
[せめて否定してくれたらいいのに それなら何を言っているかは理解したということになるから。 胸が締め付けられるような、情けないような。 先程のやり取りを持ち出して茶化すのが精一杯だ。]
俺のことだよ。 貯まったらお菓子でも買えばいいかな?
[自白はするけれど、答えは貰っている。 足は図書室を目指して、動き続けた。]
(202) 2018/05/20(Sun) 03時半頃
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── 図書室 ──
[大きめの窓から月明かりが差し込む 図書室の雰囲気は、昼間とは違って見える。
そんな静かな空間に、金属の音が響いて 外と内とが一時の断絶を迎えた。 一度、小説を返す為に書架の中に一人向かい 帰ってくれば備え付けられたソファーの端に座る。 見上げるのか隣を向くかは相手の行動次第。
少しの沈黙の後、口を開いた。]
(203) 2018/05/20(Sun) 03時半頃
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……モリスは、俺にキス出来る?
[口の端に指を当てれば首を傾げ。 年齢と背丈に比べ幼い仕草で相手を見つめる。
彼に知られたいと思い、欲を抱いたとしても。 それで重なるものを見つけた気持ちや今までのことは消えない。 だから、大切なら試すことが必要だろう。 出来ないのならば、こんな時間は終わり 汚くて最低の先輩とはさようなら。
俺は願望を抱えたままひとりになる。]
(204) 2018/05/20(Sun) 03時半頃
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[実のところ、ここまでで充分意思は示されていた。 それはちゃんと目にしてきた筈。
それでも最後の確認をしたのは、多分 こちらもどこか怖がっている部分があったから。 皆の傍に寄っていって、いつも賑やかな場所にいて その一方、いつだってひとりだったのだと思う。
テーブルに置かれた栞の魚は動かず いつまでもそこにあり続ける月光の下。
跳ねる水音が聴こえたような気がした。]*
(206) 2018/05/20(Sun) 03時半頃
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[ そんなキラキラした記憶を思い返しながら。
平気で他者に口付けようとする、俺こそ。 ]
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── 何もかもが今は遠い ──
なんだい?
[雑草抜きも板についてきた初夏 思い掛けないことをされ、固まった記憶。 同性に触れられるのが苦手だ。汚れて、穢れているから。 彼に手を伸ばしたことは無かった。 綺麗なものを作る、綺麗な人だ──そう勝手に思っている──から。]
……笑わなくても、いいじゃないか。
[作った「僕」はそんなことはしない性格なのに 拗ねたふりをする以外に混乱する頭は思いつけなかった。 そうしなきゃ顔を背ける術が無かった。]
(213) 2018/05/20(Sun) 04時頃
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[なんてことをするのだろう。 何の意味もなく、何も知らないで。 どうせすぐに忘れてしまうのだろう。
そう、無意味でしかない。 その一件も、密やかに胸元を掴んだ先の出来事も。]*
(214) 2018/05/20(Sun) 04時頃
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イアンは、今、自分の傍にいてくれているのは
2018/05/20(Sun) 04時頃
イアンは、ユージンではなく、モリスだ。**
2018/05/20(Sun) 04時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2018/05/20(Sun) 04時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2018/05/20(Sun) 12時頃
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[二人だけの静かな世界、図書室へ向かう途中 楽しげに笑ったモリスが、否定する時までも そんな彼のままで、言ってくれたから。>>230
ありがとう、と。 返したのはたった一言、どこか泣きそうな声 顔を見られないように先を歩き続けた。]
(233) 2018/05/20(Sun) 14時半頃
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[戻ってきた時見た、安堵するような表情>>231 何を強請られたのかも、汚れの意味も もう分かっている筈なのに。 眉を下げて、こちらも笑みを浮かべていたのが座る前。]
え?俺は、……何を間違えたのかな。
[薄い笑みで何を思ったのか、振られる首 自分は本当に分かっていない顔をしていただろう。 聞き方に指摘を貰うのは>>23予想外だ。 溶けた垣根を喜ぶ暇も無い。]
(234) 2018/05/20(Sun) 14時半頃
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っ ……モリス
[その一言が俺には妙に響いて聞こえたんだ。 詰められた距離>>232に心臓が煩くなって 名前を呼べば、じわじわと血色が良くなる。 そんな格好良くない先輩の姿で、口づけを受け入れた。
食むような柔らかさが実感を与え、背筋が震えた。 絡め下ろされたほうではない、もう片方が相手の頬に触れる 潤そうとするように乾いた唇を舌先が舐めれば、 そのまま咥内に侵入してしまう。 歯列をなぞり、相手の舌と絡ませる。 幾度か離れ、角度を変えながら 何度も何度も、モリスを求めていた。]
(235) 2018/05/20(Sun) 14時半頃
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[糸が伝い、切れる。 少しの間、呼吸を荒く繰り返した。 それでも惜しむみたいに二人の距離は近いまま。]
さっき言ったこと、格好良かった。 ……どっちが年上だか、本当に分からないね。
[頬を撫でながら、まるでいつもと変わらない笑み けれどそれは温度が上がるばかりの顔と、濡れた目が作った。
するりと落ちる手は、彼の服に伸びた。 一度様子を確認して、許されるようなら脱がそうとする。]*
(236) 2018/05/20(Sun) 14時半頃
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イアンは、モリスと二人きりで鍵の向こう側。
2018/05/20(Sun) 14時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2018/05/20(Sun) 14時半頃
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[彼の心の葛藤は知らないが、同性愛者だと思っていれば確認を取ることは無かっただろう。 それでも、口づけたのは相手からだから 強張りと辿々しさを感じても>>238引くことは無かった。]
可愛いから、いいんじゃないかな?
[整わない呼吸を聞きながら>>239今度は真逆の感想を言う。 別に意地悪のつもりはない。 自分には失われたもので、眩しかっただけ。 そうしながらも手が動いている 頷き返し、釦が外されていく。]
(241) 2018/05/20(Sun) 16時半頃
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[キスと比べ、肌を露わにする手付きは慣れていない 時折僅か止まることすらあった。 沈黙の時間はそうして生まれる。]
……そうだよ。だって、まともじゃないだろう だけど、問題はきっとそこじゃないんだ。
[答えるまでの沈黙は嘘をつく為ではなく 自分でも整理が難しいものだから。 ぽつり、ぽつりと聞きたがる相手へ語った。>>240]
知られたかったんだ。 頑張ったってまともになれないって教えられたかった。 罵られても、酷く扱われてもいいって思ってた。 でも、そんな自分を受け入れてほしかったんだと思う。
(242) 2018/05/20(Sun) 16時半頃
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[上半身を脱がせてしまったら、次はこちら。 ジャケットが落ちて、ネクタイが続き シャツの釦を全て外せば一度立ち上がり 胸をやんわりと押して横たわるよう促した。]
俺、こっち側も、合意でするのも初めて。 あ、二人だけなのもそうかな。
[覆い被さるような体勢で顔を近づけ 緊張する、そう呟き柔らかく笑う。 連ねた三つの初めての反転が、ずっと語らなかった過去。 本人にとっては認めるしかないそれは何気なく落とされた。 俺にとってのキスがしたい相手は 愛だとか恋だとか遠いものの先にいるわけじゃなくて。 汚された本物に手を伸ばしてくれる人。]
(243) 2018/05/20(Sun) 16時半頃
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ねえ、優しくするからさ……君も、俺に触ってね。
[今度のお願いは、指摘されずに済むだろうか。 滑る手が直接に身体を撫でてゆき やがて、意味の変わった触れ方を始め 彼の肌にも熱を感じる頃に下腹部に降りてゆく。
触れながらも、何度も唇を重ねた。 溢れる欲が自然と自分のそれも育てていって。 異性愛者への気遣いは当然あるが 結局、慣れない立場から彼を奪ってしまう。
潜めた吐息と濡れた音が二人だけの空間を満たし その時間の俺は、確かに彼だけを見ていた。]*
(244) 2018/05/20(Sun) 16時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/05/20(Sun) 16時半頃
[ 薔薇と、紫陽花とは違う。
雨に濡れながらも、寄り添い咲くのが紫陽花とすれば
蔓を絡ませ棘で傷付けながら、一人咲くのが薔薇。
中庭にあるただの花(おれ)に
誰が愛を囁くというのか。
棘で傷付くだけの薔薇(おれ)に
誰が寄りそうというのか。
咲こうとしていた蕾をもぎ取り
迷いも無く握り潰した。
溺れるような花の中――― ]
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─ 蜜事の終わり ─
[かつての自分と比べれば見れる姿だ。 しかし痛みが無かったわけがなく、負担を掛けたのも事実。 一時の醒めが訪れた頭に、棘のような罪悪感。]
ごめん。
[ベルトを締め直し、シャツを羽織り 自分のジャケットで彼に応急処置の清めを行いながら謝罪した。 逆のほうが良かったかな。でも、異性愛者に出来るかどうか分からないし]
(255) 2018/05/20(Sun) 19時頃
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まだ暫くはここにいたほうがいいね。
[作業を終えれば衣服を正させソファーに寝させ 椅子に座って彼を見守っている。]
ありがとう。 [口にしたのは一言だけ、疲れた彼にあまり話は振らない。 ふと、無意味に視線を窓に送る ……それなりの時間を彼に触れていたと思うのだけど。 来た時から、いや、廊下で窓を開けた時から 月の位置、空の色──何も、変わっていない。]*
(256) 2018/05/20(Sun) 19時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/05/20(Sun) 19時頃
イアンは、ヴェルツに何があったか、知ることは叶わずにいる。*
2018/05/20(Sun) 19時頃
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[与えられたことのない優しさを向けるのは大変。 好きでもない、恋愛対象でもない男にこんなことを 薔薇に侵されきってはいない思考が 可哀想だと、あの頃のお前ではないかと嘆く瞬間もあった。 だけど最後まで止めなかったのは やっぱり、俺がそういう人間だからなのか。]
……うーん。
[考え込む顔は別に袖を握る手が>>297嫌なんてことじゃない だから離そうとはしないし、少し椅子を引き摺って距離も詰めた。 窓を見るのは止めて、彼の微睡むような様子を見つめる。]
(299) 2018/05/20(Sun) 23時頃
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眠いの?……ここで寝るのはあまり、良くないな。
[部屋ではないし、風邪も引くし。 だけど起きろと引っ張ることも出来ず。 少しだけならいいかなと、口にした以上は咎めず。 再び黙せば見守る姿勢。]*
(300) 2018/05/20(Sun) 23時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/05/20(Sun) 23時頃
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