人狼議事


17 吸血鬼の城

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視点:


薬屋 サイラス! 今日がお前の命日だ!


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 23時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 23時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 23時頃


【人】 執事見習い ロビン

―食事の間―

[扉を開けると、城主が男の肉体に爪を立てているのが見える。
 男はそれを、羨望と嫉妬に塗れた視線で見つめる。表面上は、あくまで「護衛」として。]

……どうぞ、私めのことなどお気になさらず。

[恭しく一礼すると、扉を微かに開けたまま、部屋の外で立つことにした。万が一窓からの侵入者が来た時のために、扉を完全には閉めないようにしているのだが、どうにも奇妙な声が漏れるのがいただけないのが欠点だ。]

[腰のあたりに控えているダガーに、右手を差し伸べる。
 武器は今、ここにある。]

(4) 2010/06/21(Mon) 23時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 23時半頃


[血を与えるのは女にとって初めてのこと。
兄と同じように、と。
兄の行為を思い出しながら牙を突きたてた。


サイラスの身に纏わる薬の気配を感じながら
女は血の甘さに酔う]


 く……ッ

[それは、めくるめく一瞬だった。
 淫らに表情を人前で緩めるなど、以前のその男には考えられぬことで……。

 襲い掛かるのは、羞恥と人でなくなったという絶望。だけど、それよりも、痺れた脳髄は、]



              渇いた……。


[そう、すぐに求め始めるのは、赤い、血液……。]


――…ふ。


[目の前の男の聲に思わず笑みが漏れる]


うまくいったのは良いのだけれど
ちょっと効き過ぎてしまっているかしら。


[白薔薇へと紅い双眸が向かうのを認め
困ったように首を傾いだ]


【人】 執事見習い ロビン

―食事の間>>7

[己の名を呼ぶ声を聞き、ぴくりと右肩を動かした。]

……私はここに居ります。

[城主の声が上ずっている様子が、耳の奥を容赦無く突き刺す。筋肉がぎしりと動き、今にも暴発しそうな血を抑えんと必死に堪える。]

今の所は、不穏な動きはございません。

[事務的な言葉の奥で、黒薔薇は己の人差し指をダガーの刃にそっと押し当てた。]

(――痛みは、ここにある。
 これは現実で、私は未だ喰われては居ない。
 私はいまだに人間のままだ。

 悦楽の痛みはまだ、己の肉体に廻る順にはない。

 ――…堪えろ。)

(19) 2010/06/21(Mon) 23時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 23時半頃


[何年ぶりだろう、
聲が増えた]

 
 目覚めた……か


[離れた場所の同胞に、
満足そうな声音を向ける]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 23時半頃


 ぐぅ……

[頭に声が響くことにも慣れておらず、
 また頭を振る。

 そして、それが城主の声だとわかると、肩で息をしながらも、思案をし…やがて…]

 ――……渇く……

[搾り出すはやはり本能の呟き。]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 00時頃


【人】 執事見習い ロビン

―食事の間の前―

[吸血――ただその行為だけならば、何の変哲も無い「食事風景」に過ぎない。だが彼の背中で起こっていることは、食う側にも食われる側にも類稀なる悦楽を生むという。]

どうぞ。ごゆっくりとお楽しみください。

[と、そこで何やら足音が聞こえてくるのを察知し、執事の男はその手をダガーの柄にそっと動かす。どうやら、ダガー本来の使い方をする気になったらしい。]

(33) 2010/06/22(Tue) 00時頃

 く……くく


[加減もせずに力を注いだのだろう。
吸血の本能に襲われているらしい薬屋の聲
城主は事も無げに言ってみせる]


 渇くなら、満たせばいい。
 血が
 欲しいのだろう?


[一時ならワインで誤魔化す事も出来るだろうが
其れを教える心算は、己には無い]


 この城に招いた人間はまだ幾らも居る。
 其処の従者は、お前の従者でもあるのだ
 好きに使うが良い。


――………。


[ツキン、と。
また胸が痛む。


柳眉を寄せてふるりと小さく首を振るった]


 ――……従者、


             ああ、従者ならば、


 良い?


[吸血本能に理性を失っている今、
 制止がなければ、手は白薔薇を摘み取ろうと動き始める。]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 00時頃


――お兄様が良いと仰られるなら
私はただ、其れを受け入れるのみ。


[女は俯き小さく聲を響かせた]


 サイラス。


[人であるときの名を呼び、男を止める]


 ……血の吸い方は、知っているか?
 間違えるな
 あれは、未だ殺してはならん。


【人】 執事見習い ロビン

―食事の間の前>>39

私めの血も肉も命も、全て旦那様の為に捧げるものでございます。

私の命の行く末は、全て貴方様のもの。
私はただその指示に従うまでにございます。

[澱み、揺らぐ、芳香に鼻を鳴らし、目を細めて後ろを振り返る。
 舌なめずりをする主人の仕草が異常なまでに緩慢な動作にも見え、下賤な執事は思わずごくりと唾を飲み込んだ。

 喉仏の動きに合わせて、銀の首輪がシャラリと音を鳴らす。]

(44) 2010/06/22(Tue) 00時頃

[かかる城主の声には、微かに反応する。]

 殺しては……いけ  ない

[ぼんやりと虚ろにそれは理解しただろう。]


 そう、殺すな。
 ……アレの血を吸っても構わぬが
 殺してはならぬ。


[幾度となく我等に血を捧げてきた
白薔薇ならば構わないと城主は告げ
けれど、殺すまでは吸うなと念を押した]


 ――…私のローズ
 お前が嫌だと言うならば
 私は其れを止める事もする。

 お前の望みは、何処にある?


【人】 執事見習い ロビン

−食事の間 >>49

……いかがなされましたか?お客様。

[ダガーの柄に指を這わせつつも、瞼をそっと閉じ、小さく黙礼する。]

(53) 2010/06/22(Tue) 00時半頃

執事見習い ロビンは、城主の言葉>>51に、「畏まりました。」と小さく告げた。

2010/06/22(Tue) 00時半頃


――…お兄様。


[城主の聲に頼りない聲が返される]


私、は………


[望みを問われ心の軋む音。
聲無く頭を振りうずくまる]


 私のローズ……お前は何も我慢する必要は無い。
 お前の望むままに
 あれはお前が作った眷族だろう?


[彼女の心の内を知ってか知らずか。
心もとない聲へ、城主は優しく語り掛ける。
まるでひとの兄妹を錯覚させるような]


【人】 執事見習い ロビン

−食事の間 >>58

ええ。詩人様の所在は存じております。
ですが、お話戴くことは「難く」お断りしなければなりません。

とはいえ、お話をすることは、私にも不可能なのですけれども、ね。

[平坦なトーンの声、薄青色の視線。
 それらが、まるで値踏みするように、記者の肉体をまさぐる。]

(64) 2010/06/22(Tue) 00時半頃

[血を飲み込めば、渇きは満たされるだろう。




           代わりに戻ってくるのは、
           人としての理性。


 眸の色は、青色に戻って……]


我慢、なんて………


[滲む聲は兄の言葉を否定出来なかった。
けれど如何して良いのか分からずに
ただ途方にくれてしまう]


お兄様……
私は此処に居ても良いのでしょうか。


[優しい兄の聲に縋るように甘く頼りない囁き。
女は居場所を無くしてしまうのが怖かった]


【人】 執事見習い ロビン

―食事の間 >>71

[何があったのかと問う、緑色のシャツを着た青年の方をちらりと見る。]

お客様。
失礼ながら、人間の想像力は、使う為にあるものですよ。

「詩人のお客様はここに居られる」
「お目通りは可能でも、語ることは難い」

そして、ここの間の「名」は……

(77) 2010/06/22(Tue) 01時頃

 私のローズ
 お前が此処以外に何処へ行くのだ?


[可笑しな事を言う
そんな風に笑い]


 ……お前は、わたしのもの。
 そうだろう?


――…嗚呼。
そうね……、私は此処以外の場所を知らない。
お兄様の傍以外では生きられない。


[ゆるく目を伏せる。
言い聞かせるように繰り返される言葉]


私はお兄様のもの。
そうよね……、お兄様。


[聲には未だ覇気がなく頼りなさばかりが目立つ]


【人】 執事見習い ロビン

−食事の間−

……ですが、この場をお通しするわけにはまいりません。
旦那様は、未だ詩人様にご用件があるとのこと。お入りになりたいのならば、それ相応の「儀式」をせねばなりません。

貴方がたは、「事情」をお確かめになられた。
それ以上を、御所望ですか?

(85) 2010/06/22(Tue) 01時頃

執事見習い ロビンは、食事の間から漂う熱がほんの少しだけ覚めたのを、耳たぶで感じた。

2010/06/22(Tue) 01時頃


 そうだ、
 お前は私のもの。
 そして
 新たに生み出した眷属は、おまえのもの。


[力関係を改めて教え込むような淀みない聲
熱を帯びているのは、食事の後ならば致し方ないもの]


 憂いを帯びた貌も美しいが
 ……お前にそのような揺らぎを与えるものは
 相応の罰が必要だ。

 どうしたい、私のローズ
 お前の望みを言ってみろ。


【人】 執事見習い ロビン

−食事の間 >>89

……素晴らしい推理です。
素早いご判断といい、その肉体はただ見せる為だけに作り上げた訳ではない……「具体的な目的があってのこと」といったご様子ですね。

ただ、「何故、吸血鬼に執着なさるか」の一点について気になるのですが、……伺ってもお答え戴けぬ気がします。

が、いかがでしょう?お答えは。

(93) 2010/06/22(Tue) 01時頃

【人】 執事見習い ロビン

−食事の間 >>92

いいえ。私もそこまで了見は狭くありませんよ。何が何でも通したくないという程、私は子どもではございません。

よもや、私の役割を、お忘れではありますまい?

ああ。それから。
もし仮に私を振り払って中に入ったとしても、命の保証はできないやもしれません。

二重の意味で。

(95) 2010/06/22(Tue) 01時半頃

私はお兄様のもの。


[僅かに頷く気配が伝う]


新たな眷属は――…私の………。


[その言葉は最後まで続かずにふるふると首を振るう]


いいえ、全てはお兄様のもの。
私はお兄様が喜んで下さればそれで……


[殊勝な言葉を口にして儚い笑みを湛えた]


執事見習い ロビンは、微かに開いた扉の中を、横目でちらりと見た。

2010/06/22(Tue) 01時半頃


【人】 執事見習い ロビン

−食事の間 >>98

ええ。私めがここに居るのも、「複雑な男心」に衝き動かされたが故のこと。

……どうやら、貴方様と私は「同類」らしい様子。
ご縁があれば、よしなに。

[去り行こうとするヘクターの横顔を、湿気を帯びた視線で見つめた。]

(102) 2010/06/22(Tue) 01時半頃

 お前は、わたしのもの。
 お前の物は、わたしのもの。
 

[くすくすと、吐息交じりの笑み。
虚しさが混じるのに気付かれても、答えはしない]


 私の悦びか、そうだな
 ――…其処の人間だったものに、客人を襲わせてみたい。
 
 共に閉じ込められたはずの人間が
 同じ立場の人間を襲う――…

 
 良い見世物だと、思わないか?


【人】 執事見習い ロビン

……お客様。

[なめ回すような視線で、イアンを見つめる。]

ただ今、旦那様より、入室の許可が下りました。
取材なり歓談なり、お好きなように。
くれぐれも、旦那様に失礼の無い範囲でお願いいたします。

(106) 2010/06/22(Tue) 01時半頃

愛しいお兄様。


[そう紡ぐことでしか心を支えられない
兄の聲に宿る感情に気づきはしても
感化され虚しさを共有してしまうのみ]


それは愉しい余興となりましょう。
お兄様のお望みのままに――…


【人】 執事見習い ロビン

>>100
生憎私は、お嬢様の言付けも戴いておりませんし、「城の全てを見通す目」を持ってはおりませんので、確実な情報は提供できませんが。

……もしかしたら、お嬢様が食事をされた可能性があるやもしれません。一度お会いになってはいかがでしょう?

もしくは、白薔薇……旦那様はもちろん、お嬢様のご寵愛を一身に受ける彼ならば、知らぬとは申しますまい。

(110) 2010/06/22(Tue) 01時半頃

 ――…サイラス。


[男は何処まで見ているのか。
タイミングを見計らったかのように名を呼ぶ]


 聞こえてはいるだろう?
 私の聲が。

 従者で遊ぶのは、程ほどにしておくことだ。
 お前にはしてもらいたい事があるのでな。

 満ち足りてしまっては、困る。


【人】 執事見習い ロビン

或いは。
この城の全てを見渡せる旦那様ならば、サイラス様の状況をご存知かもしれません。

どうぞ、お好きな方へ。

(115) 2010/06/22(Tue) 01時半頃

 私のローズ。
 ……新たな同胞は気に入らなかったのか?


[血を分け与えた後の
彼女の心の揺らぎ
幾らか案じる風な響きを持った聲をかける]


 ならば、次はお前が選ぶと良い。
 お前の気に入った人間を
 眷属に――


 ――……

[城主の声に反応する。]

 はい

[眸の色は青色だが、
 どこか気が抜けた感じになっている。が…]

 満ち足りてはいません。
 むしろ……

[しかし、その複雑な心境が表現できない。]


【人】 執事見習い ロビン

>>114
さようですか。
……ええ。或い意味、ヘクター様と私は「異なる」者でございましょう。
少なくとも、ヘクター様は旦那様に忠誠を誓ってはおられません。

[明らかに友好的でない少年(らしき人物)に応える。]

私が申し上げたのは、別の類の話。
いずれお見せするやもしれませんね。
その時を、どうぞお楽しみに。

(118) 2010/06/22(Tue) 02時頃

執事見習い ロビンは、記者 イアンに微笑むと、右手で扉を開け放った。その背後に見えるのは……

2010/06/22(Tue) 02時頃


お兄様――…だって……
私に目もくれずあの子に手を出したのよ。
失礼だとは思わない?


[兄と自分だけが啼かせて良いはずだった存在を取られ
更には女としての矜持さえ傷付けられて
好ましいと思える心境にはない。
言い訳染みた言葉をぽつぽつと紡ぐ。


優しく愛でてくれる兄ならその様な事はなかっただろう。
心酔する兄に対してだからこそそれを言葉に出来た]


――…次?


[兄の提案に女の表情から翳りが薄くなり
僅かに嬉しそうな気配だけが意識を通して伝う]


 ふ……


[城主には其の瞳の変化も、”視えている”。
薄く笑い]

 
 メアリー・トレメイン
 覚えていよう?
 後は、お前が毒華にしてしまった
 あの葬列の娘

 二人には是非、新たな姿を見せてやる事だ。


[襲え、とは言わず
彼女たちに其の姿を見せろと告げるだけ]


【人】 執事見習い ロビン

>>120
消去法しか提示できぬことをお許しくださいませ、ヘクター様。
この城に在りながらもそれしか告げられぬ、私めの「憂き身」をお察しくだされば幸甚にございます。

[扉の脇に立ち、手を振るヘクターに恭しく一礼した。]

(125) 2010/06/22(Tue) 02時頃

執事見習い ロビンは、ランタン職人 ヴェスパタインの血が滾る気配を感じ、薄笑みを浮かべた。

2010/06/22(Tue) 02時頃


 ――………わかりました。

[そう、城主の言葉に逆らえない自分に、気づいている。]

 メアリートルメリン、マーゴットキャンベル
 両名を……。

[眼を閉じる。]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 02時頃


――…嗚呼。


[人の優しさに触れて閉ざしていた魔性の目が
意に添わぬ光景を映し女は悩ましげな音を紡いだ]


 嗚呼……確かに、其の通りだ。
 血を与えすぎたか?
 欲に忠実に向かった先が白薔薇とは――…


[漸く紡ぎだした、恐らくは彼女の本心を聞き
城主は同意を向ける]


 それでは、薬屋への仕置きは私が。
 お前にはもう一度機会をやろう。

 分け与える血の量は、違えぬようにな。


 そう、其の2人の娘に変わり果てた姿を晒すが良い。


[サイラスへ、冷たい声音が降り注ぐ]


 ただし
 どれほど渇き、疼こうとも
 其の二人の血は吸わせぬ。

 私のローズを、軽んじた罰だ。


[反動が何処へ飛び火するか、其れもまた見物。
内心で思いながら、新たな同族に告げた]


[繰り返される事実に拗ねるような気配。
けれど目の前に甘えられる相手などいない。
小さく唸り唇を尖らせた]

――…血を与えすぎたなら私の不手際。
けれど私がお兄様に与えられた量よりも
うんと少なかったのに……

[新たな眷属から牙が向けられようと
兄も自分も害されはしない。
内に宿る力の違いは感じ取っている]

ありがとう、お兄様。
今度は間違いが起こらぬように致します。




[閉じた眸、だが、城主の声は響く。
 それには、まだ青色の眼だったせいか頷いた。]

 ――……わかりました。
 彼女らにそれであることを見せ、
 されど、手出しはしません。

[それがどれほどの苦しみか、今は考えず、
 深い眠りに入る。]


 吸血の欲は、思ったよりも強いもの。
 与えすぎては其れまでの全てが消え去ってしまう。
 心せよ。


[ローズマリーへ向ける城主の言葉には、彼女が記憶をなくした理由がある
幾度も与え続ける事でより
闇の住人へと変わってゆくはずだった。
それでも、人のこころ、感情と言うものは
中々消え去るものではないようだが]


 ――…あの詩人は、しかし 惜しかったな


[喰らった後で、そう呟く]


 どうせなら、無理矢理に血を与えてやればよかったか。
 抗われてつい我を忘れた――…私もまだ、青い


 ――…良い子だ。


[城主に従う彼の言葉
思わず笑みが毀れる。

其の先にある彼女たちの、彼自身の
苦しみを思って]


執事見習い ロビンは、扉の側に控え、城主の命令があれば動く*心算でいる*

2010/06/22(Tue) 02時半頃


[静々と兄に了承の意を告げる。
自分の時は如何だったのだろう。
一瞬過る疑問に眉を顰めた。

知らない。
分からないままでいい。
思い出してはいけない。

何処かで声がする。

けれどもう一人の自分が思い出してと叫んでいる]

――…残念、でしたね。

[詩人に想い馳せる兄に対してそう呟くのは
兄が詩人に少なからず興味を抱いて居ることを知っていたから]


 嗚呼……本当に、残念だ。
 生まれ変わる時の、絶望の産声が聞きたかった。


[心底惜しいと呟く。
彼女の心のうちで叫ぶ声までは、聞こえない]

 
 だが
 まだ人間は幾らも居る。

 ……次の余興を考えるのもまた、愉しいものだ。


絶望の産声………


[単純な思考の女には兄の高尚な趣向はよく分からず]


全てが全て絶望するのかしら。


[ぽつ、と零されるのはこれから眷属に迎えようと
思う者に対しての思案。
自分もまた絶望したのだろうかという不安。
そんなことはない、と否定の言葉を欲し問う]


この享楽の宴はお兄様のためのもの。
お兄様が愉しめることを私は望みます。


――……、……。


[兄の深い孤独を想えばツキンと胸が痛む。
埋まらぬ孤独に想いを馳せ女は緩く目蓋を閉じた]


 ……あの詩人は、頑なに快楽を拒んでいたからな。


[全てが全てかと言うのには
そうではないだろうと否定の言葉を送る。
ただ、其れまでに幾らかの間があった]


 私は充分、愉しんでいる。
 お前も――…お前は……愉しめているか?


[虚無が襲う。
食あたりかと笑い飛ばすには、少し重い]


――…そう。


[兄の返事に思わず安堵が漏れた。
彼の置いた間に気づく余裕さえなく]


………、……。


[問い掛けに短くはない間が生じる]


愉しみたいのに……
お兄様から離れていると虚しさばかり……


[魔性となった自分を受け入れてくれるのはこの兄だけ。
そんな思いから呟かれた聲は微かな音色]


 可愛いことを言う。
 この狭い城のなか、離れている距離が寂しいか。


[柔かな声音で囁く]


 ――…私を求めるなら、名を呼ぶが良い。
 何時でも傍に向かおう**


――…お兄様の姿が見えないと寂しいわ。
気配を感じてはいても触れられないのが寂しい。


[女が求めるのは確かな存在。
夢や幻で満たされる事は無く。
続く囁きに灯るのは喜び]


お兄様……。


[感謝の気持ちをのせ小さく囁いた]


[決して自分はいい人間ではない。
 それでも、薬師を選んだ理由を考えた。




           そう、それは、今は眩しくてみれない。
           純粋な心。


 だけど、それは、魔の血によって塗り潰されていく。



 いや、とっくになかったのかもしれない。
 毒を処方する薬師になった瞬間に。]


 ――…嗚呼、聞こえている
 愛しい 私のローズ


[小さな囁きも、全て
霧の包む城の中ならば城主の耳に届く。
娘の慟哭を後ろに
霧が留まるのは白薔薇の香に包まれた広間]

 
 あの蒼天は、確かに
 手にして留めておきたいものだが
 元は人であるからか
 執着の強いことだ


[呟く二人へ向けた声音は、微かな嘲笑を含む。
姿は今だ表さぬまま、気配を暫く残していた*]


【人】 執事見習い ロビン

−少し前のこと:「食事の間」>>146

畏まりました。旦那様。
万が一、「傷つけてはならぬ方」に私が刃を向けていたとしたら、その時はなんなりとお申しつけくださいませ。

[静かに一礼し、部屋の中を観察するかのように佇む。詩人の肉が影に運搬されてゆく音を耳にし、目を細めて見つめた。

 悲鳴を上げるほど、血の匂いや死体に不慣れではない。それはロビンが執事となる前から、ずっと。だから、ベネットやリンダがその顔に絶望や恐怖の色を乗せているのには、淡々と視線で礼をするのみだった。

 そして主人の「孤独」の話に及ぶと、「黒薔薇」は表情ひとつ変えず、音ひとつたてず、置物と生物の中間点のような質感を持って、その場に佇むのみであった。]

(218) 2010/06/22(Tue) 12時半頃

【人】 執事見習い ロビン

−執事控室−

[霧となった主人を礼で見送ると、「黒薔薇」もまた「食事の間」から退出した。その場に客がいても、自分はもてなすどころか神経を逆なでする可能性すらあったからだ。]

[執事の控室に戻り、影が持ってきたダガーをじっくりと査定した。]

アンティークとしては価値がありそうだが、研がねばそれだけ……といったところか。

……成る程、この城はひどく瀟洒なつくりをしている。

[影に砥石を運ばせ、刃渡り30cmはあろうかという2本のダガーを丁寧に研ぎ始める。ほどなくして、年代物の美しいダガー達は、充分な殺傷能力を持った「兵器」へと変身した。]

相手の中には、長物を使う者も居る。間合いとしても、制する武器としても、これだけでは不十分だ。かといって、銃は使えない。

さて……どうしたものかな。

[再び腰にダガーを装備すると、「黒薔薇」は武器を探すために部屋を出て行った**]

(219) 2010/06/22(Tue) 13時頃

愛しいお兄様……。


[城主の聲に返すのは何時もと同じ言葉。
蒼空と紡がれれば思考は其方に向かう]


留めておきたい。けれど彼は逃げなかった。


[これからも逃げずにいてくれるだろうかという期待と
離れていってしまうかもしれないという不安が交錯する]


………これが、執着?


[全ては執着ゆえのことだろうか。
兄が言うならそうなのかもしれない。
女から反論の聲はあがらなかった]


 
 
 
[不意に滲む気配に女の睫毛が微かに震えた]
 
 
 


[新たな眷属の立てた音が鼓膜を震わす。
す、と細まる眸は僅かに愉しげな色を湛え]


――…サイラス。
お兄様の命をしかと成し遂げて

お兄様が喜んで下さるように――…


[囀る聲には常と同じ甘い響き]


[迷いを許さないといったローズマリーの声が






                   嬉しげに響く。]






              ――……はい


[小さく答える。]


 そう、其れは執着。


[想いの無い吸血鬼には
彼女の心情は真に理解出来るものでなく]


 愛しいだろう
 傍に置きたいのだろう


 お前達の望むままに――愉しむといい


 ――さあ
 本性を隠す必要は無い
 曝け出し、欲望のままに踊れ。
 
 
 嗚呼
 けれど、サイラス
 お前は暫くひとを喰らうな。

 あれの血を、蒼天を一時でも味わったのだからな


[新たに迎え入れた眷属の小さな返事]


――…そう。
いいこね、サイラス。


[愉悦の滲む聲には
くすくすと愉しげな音が混じった]


[心酔する城主の言葉に異論を唱えることはない。
生ずる感情の名さえ女には思い出せていないのだから]


愛しい……


[兄の言葉を繰り返せばまたツキンと痛みがはしる]


――…嗚呼。


[切ない吐息を聲にのせ女は心を揺らす]


[渇きに、また苦しそうな息遣いになった。]



             ――……ッ


[しかし、城主の、食らうな、の命に唇は震える。
 そして、震えてなお、小さく小さく、やはり、はい、と返事をした。]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 18時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 18時頃


[一人、部屋に残り、息をつく。]



[渇きを癒したくて、水差しから水を注いで飲み干すけれど]



[もちろん、そんな渇きではないのだから、効果はない。]


【人】 執事見習い ロビン

[どうやら、刀には、慈悲深きものとそうでないものがあるらしい。

 今、血飛沫の宴の間には、慈悲深き刀だけがある。]

[そして、無慈悲な刀は……まるで引き付けられるように同じ場所へと向かっている。]

(328) 2010/06/22(Tue) 22時頃

 どうした、サイラス……?


[城主は薄く哂う]


 力が足りぬと言うのなら
 我が身に流れる純血を――ひとたび分けてやらなくも無いが。


[お前は暫くひとを喰らうな。




その禁忌が、頭の中で繰り返されている。]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 22時頃


――…お兄様はお優しい。


[遠く囀る聲に他意はなく
ただ女の思った儘が紡がれている]


――…喰らってしまいなさい。
咽喉が渇いて仕方ないのでしょう?
血が、欲しいのでしょう?


お兄様に刃向かう者には死を――…


当然の事でしょう……?


[新たな眷属となった男に甘く囁き誘う]


[聴こえてくるローズマリーの声に、ぼんやり




         ああ、いいのか、と思う。思った。]


[ヘクターの目的を聞き、
ローズマリーの囁きを受け、城主もまた許可を下す]


 ……其の男を、喰らえ。
 二度と其の槍持てぬように


【人】 執事見習い ロビン

−サイラスの部屋−

[血の気配と、男が何かを語るのを聞く。]

……成る程。
確かにそれは合理的な考えではありますが。

目的がいただけませんね。

(341) 2010/06/22(Tue) 22時頃

――…問題ありませんよね、お兄様?


[緩く首を傾げ問う仕草。
女はこの城主のために在り
女はこの城主のために動くのが当然と思っている。
兄の聲に微かな安堵を過らせ]


手が足りぬ時は私もお使い下さい。
私は、お兄様のために在るのですから……。


執事見習い ロビンは、「入口に立っていてはお邪魔でしたか?」と言い、サイラスの部屋の中に入る。

2010/06/22(Tue) 22時半頃


 嗚呼、問題無い。

 ……愛しいローズ
 狼藉者を相手にさせたくは無いが……


 滅多に見れぬ見世物かもしれぬ。
 ……来るか?


【人】 執事見習い ロビン

……そういうことですか。
サイラス様が、私めの「主人」となった……と。

そしてヘクター様が「主人」を殺そうとしているわけですね。

旦那様。
場合によっては「単独で」動くことをお許しくださいませ。

[腰に提げたダガーに手を掛ける。]

(350) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

 血を、



            与えてはならぬ…。


――…良かった。


滅多に見れぬ見世物……?
それは、愉しそうね。


お兄様が呼んで下さるのなら
私は何処にでも参りましょう。


【人】 執事見習い ロビン

>>353
……畏まりました。

[血を飲むことを許すだの許さないだのという話はひとまず脇に置きつつ、黒薔薇は無慈悲な方の刀を構える。]

(358) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

まるで獣の様ですね、サイラス様は。
先程までの冷静な立ち居振る舞いが嘘のようです。

覚醒したばかりの「主人」を初めて目の当たりにしたからかもしれませんが。

白薔薇は、このような「主人」は見慣れているのでしょう?

(361) 2010/06/22(Tue) 22時半頃

 おいで、私のローズ。
 ……白薔薇が少し、心散らされている。


[心を持たぬ城主には
彼を静める術が無い。
音も無く傍らに現れたローズマリーへ
城主は僅かに眉を寄せた微笑みを向けた]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 22時半頃


――…そう。
困ったものね……。


お兄様と私以外に、心乱されるなんて……


[サイラスを見ていた翡翠が城主へと向けられる。
見上げた眸には城主の貌だけが映り込んだ]


【人】 執事見習い ロビン

[ヘクターの肌の色が微かに変わるのを、「黒薔薇」は見逃さなかった。

 瀟洒(しょうしゃ)な城に棲まう「黒薔薇」ではなく、
 鉄火場で血飛沫を浴びて舞っていた「黒薔薇」が。]

[もう1本のダガーを抜き、軽やかに床を蹴り上げる。]

(384) 2010/06/22(Tue) 23時頃

【人】 執事見習い ロビン

[白く閃く2本の刃が、ヘクターの身体めがけて振り下ろされる。]

おやすみなさい、ヘクター様。

「良い夢を」

(391) 2010/06/22(Tue) 23時頃

【人】 執事見習い ロビン

[凍てついた青は、獣に蹂躙される男をじっとみつめている。]

………。

[その口許は、どこか歪んでいるようにも見えた。]

(398) 2010/06/22(Tue) 23時頃

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