人狼議事


103 善と悪の果実

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[宛がわれた部屋は、ほとんどの調度が失われた屋敷の自室とは今や比べられることもできないほど
それは豪奢に、少女にはうつった。

慣れていないわけではない。
だからこそ

――だからこそ]


[柔らかなシーツに包まれても、灯りのない闇にくるまれても寝入ることができなかったのは
目裏に残る林檎の幻影のせいか。


そうして裸足のまま、ベッドを降りた少女が見るのは
焦がれていたグロリアの笑顔だろうか、
それとも―――       ]


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ― 朝、薄暗い部屋で ―

[少女は目覚めた。
知覚が浮上する前のまどろみを呼び起こされ
何に起こされたのかわからずに、数回瞬きを繰り返す。

眠る前に外された赤――髪飾りはナイトテーブルに置かれ、カーテンを通り抜けた僅かな日の光の下、鈍い赤を発していた]

(1) 2012/09/26(Wed) 02時半頃

 ― 夜、光の届かない闇の中 ―

[少女は目を瞑る。
闇を味方につけようと、恐れを押し込めようと静かに息をする]

 ………姉様

[掠れた声に気づいて、ナイトテーブルに置かれた水差しからコップに一杯、一気に飲み干して唇を湿らせた。
光が届けば、唇もまた、髪飾りと同じように健康な赤を放っていただろう。
今はただ、闇に沈むのみ]


―深夜・キッチン―

[足音を消すことも、息を殺す事も簡単だ。
僕の体には少し重い扉を開け、軋む音を何とかやり過ごす。]

 さあて。

[林檎を盗むか、それとも。
まずは護身の為にとキッチンへと歩き出す。
カタリ、かたりと探すのは刃物。
この体躯でも扱える程度の、果物ナイフを探して回る。]


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 …誰か   何か?

[使用人の叫び声だろうか、廊下の分厚い絨毯が吸い込めなかった声は扉をいくつか通り抜けて少女の耳にも届いた。
目覚めの原因を知り、ベッドから出る。
ふかふかとした絨毯は、それでも裸足の足には冷たくて、簡単に身支度を整えると、何もつけない髪を撫で付けて扉を開けた]

(2) 2012/09/26(Wed) 02時半頃

[夜の空気は静謐さと冷徹さを含む。
夜着から伸びた細い素足は、床の冷たさに気づかぬまま絨毯に沈んだ。
積み重ねられた枕の横に置いていた、薄紅の褥。
目を覚まさぬように、ゆっくり持ち上げて、細く扉を開ける。

遠くで、何か音がした。
客室と厨房は別の階だろう。
音の発信源は分からずに首をかしげ、そうっと廊下を覗く]


良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 03時頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[廊下を覗けば、同じように声を聞いた誰かが扉をあけただろうか。
そのひとつ、昨夜見かけた同い年くらいの子供の姿にまだ少し眠りから覚めてなかった瞳を見開く。

2階は客室がほとんどであろうし、こんな早くに使用人の子がそこから出てくるなど、ありえない――普通では]

 …やっぱり招待客なのね

[場違いな感想をもらし、もう一度髪をなでつけ足を踏み出した]

(4) 2012/09/26(Wed) 03時頃

[グロリアの部屋は客室の並びとは階が違っていた。
廊下を進み、階段に足をかけても、よく手入れされた家の、毛足の長い絨毯を進めば、足音は響かなかった]

 ……冒険してるみたい

[つめていた息を吐き出せば、小さな笑い声になって、闇へと消えていった]


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 あ あの

 …一緒に行ってもよくって?

[昨夜よりは少しおとなしめのドレス。
薄紅のバッグは部屋において、廊下に出れば扉を閉めた]

 何か起こっているのに、知らないままなのは嫌だわ

[男の子ならば何かあっても守ってくれるだろうと、期待を込めて見つめた]

(6) 2012/09/26(Wed) 03時頃

[――見つけた。
凶器を服の中へと隠し、笑む。]

 あれを守る鍵は栄光の元にあるでしょうし。
 彼女の元に行くべきか…さて。

[行ったところで通してもらえるとも思えない。
直接、林檎の元に行ってみようか。
辺りを窺いながら、廊下へと出た。]


[たどり着いたグロリアの部屋。
薄紅を持つ両手に力がこもり、慌てて片手を離した。
そのまま扉に向かい、軽く叩く。

一回、二回、三回と]

 …姉様?

[小さな声に応えはなくとも、鍵のない部屋、ゆっくりと扉は開き、そして―――**]


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ええ
 今、一時。
 私の命を預けるわ

[差し出された手。
迷いは一瞬。
すぐに手を握りしめた。

場にそぐわぬ言葉遊びは、父との日々を思い起こさせ
伏せた睫毛の下、瞳は複雑な色を見せる。
少年の持つ凶器には気づかず、微笑みを向ければ一緒に足を踏み出す。
騒ぎ出した使用人たち。
静けさとは無縁になった朝の空気は、空っぽの片手にはまだ冷たかった**]

(9) 2012/09/26(Wed) 03時半頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 03時半頃


―大広間―

 まずは下調べと行きましょうかね。

[パーティでは近くで見なかったそれ。
さて、と動く足は大広間へ。]

 ………おや?

[そこで気付く。
警備のものは居らず、大広間の扉には鍵もかかっていない。
違和感を感じながらも進むのは壇上。
ひっそりと息を潜めている禁断の果実に手を伸ばした。]


[『善と悪の果実』。
手に取る僕が見るのは、間違いなく『悪』だろう。

『善』など、生きるには必要ない。
偽として『善』を騙り、『悪』を貫かなくては。
この街で生きてなど、いけない。

そんな事を思い立たせるのは、これを手にしているからだろうか。
本当に―――]


 本当に、不思議な果実だ。


[この手に、この体に、その重みを確かめた。]


[警備もなく、鍵も開いていた。
無用心極まりなく、これが贋作でないとも限らない。
けれど、それならそれで本物として扱うのみ。
どうせ本物かどうかなんて、他の誰にも分からぬのだから。]

 これさえ手に入れば、後は何の用も無いんですがね。
 ……さて、どこに隠したものか。

[自室へと持ち帰るにはリスクが高すぎる。
僕はその林檎を、そっとどこかに隠した。]


―翌日・大広間―

 お集まりの皆様も、どうか静粛に。
 昨夜、何か物音などを聞かれた方はいらっしゃいますか?

[そしてふと、少女を見やる。
ナイフを探している間、微かな物音を誰かに聞かれていた可能性は無いわけじゃない。
それを探る言葉に、彼女はなんと返すだろうか。]

 ………貴女は昨夜、どちらに?

[彼女にしか聞こえぬよう、そっと言葉を添えて**]


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ― 朝、大広間へと ―

 ポーチュラカ・ブロワよ
 ポーチュラカ、って呼んで頂戴

[握った手は温かかった。
窓の外からは朝鳥ではなく犬の声が聞こえてくる。
日常からは外れてしまったような、朝の空気。
大広間につくまではそれ以上口は聞かず、少しだけ前を行くトニーの後をついていった]

(29) 2012/09/26(Wed) 16時頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 16時頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ― 大広間 ―

[善と悪の果実が盗まれた。
重ねたままの手に、一層の力がこもる]

 な… ぜ 何故なの?

[まだ…近くで見ていなかったのに。
覚えているのは、輝きのみ。
その大きさも、形も、曖昧なまま、黄金の林檎は姿を消した。

どこか冷静に思えるトニーの言葉に、表情を取り繕うこともできず、呆然と他よりも近い瞳を見つめ]

 …だって

[子供じみた――いや、子供そのものの当惑を零した] 

(30) 2012/09/26(Wed) 16時半頃

 ― 闇に沈む寝室で ―

 姉様…ごめんなさい
 起こしてしまったわね

[扉の開いた音か、廊下から吹き込んだ風のせいか
目を覚ましたグロリアは枕元のナイトランプに手を伸ばした。
柔らかな橙の灯りに照らされたグロリアは、化粧を落としてもその顔立ちに、表情に、内から滲み出る何かを漂わせていた]

 やっとお会いできたのだもの
 入っていいかしら

[許可を得れば、廊下よりも格のあがった絨毯の上を白い足がすべり、今度は音ひとつ立てず扉が閉まる]


[ベッドに浅く腰掛けたグロリアの隣へと促され、両手に薄紅を握り締めたまま慎重に腰かけた。
柔らかなベッドにバランスを崩した軽い身体はグロリアに抱きとめられる。

その心算はなくとも、ささやかな灯りによって床を滑る黒い影は、夜を共にする情の通じた二人のように重なり]

 ね?姉様…

[眠りから覚めたばかりの高い体温は緊張に冷えた身体をあたためてくれた]


 お願いがあるの

[グロリアの表情は、影になって窺うことはできない。
反対に少女の想いは、隠したいものまで全て、グロリアには見えていただろう]

 林檎…ね、私に下さらないかしら、って 思って

[整然とは言えない言葉の粒は、尻つぼみに小さくなり、影の中、きっとこちらを見ているだろう瞳に吸い込まれる。
グロリアは黙って、一回首を振った。
少女が眉尻を下げ、少しく俯くと口を開き]


 ………そうよ、ね

[グロリアの言葉に、少女は神妙に頷いた。
仕方のないことだ、わかりきっていたことだ、そう理解はした。
それでも

それでも。

その瞳に、光の届かない深海の如く濁った水を湛えた瞳に
灯った熱を、グロリアはただ黙って見つめていた]


[子供に対する侮りか、自らへの絶対の自信か。
感情の高ぶりをようやく瞳を隠すことによって抑え、少女はさらに身をよせた。両手をまわし、甘い声で名を呼ぶ]

 姉様… グロリア姉様

[柔らかな胸に頬を埋めた。
どこかねっとりとした、甘い香りを胸いっぱいに吸い込む]

 ずっとこうしていたいわ…

[母への甘えをなぞるように、少女は夢見るように呟いて]


 …―――大好きよ、姉様

[薄紅の褥から放たれた赤い蝶は、身体から細い影を伸ばし羽を広げた。
少女に誘われるまま、グロリアの白い首を目指し




―――やがて、赤い、赤い花が咲き誇る]


 姉様 ねえ、姉様

 ……痛くない?

[蝶は数度羽ばたき、また休む。
此処にとまっていいのだろうか?と首を傾げるように、何度も、何度も。
開いたままのグロリアの口からは、もう何の言葉も出てきはしなかったけれど、それでも少女は念を押すように何度も、何度も蝶を操った]

 …前よりは上手くできたかな、って思うのだけれど
 どうかしら…

[硬い輝きを放っていた赤い蝶は今、
濡れた紅を纏い、悦びの舞を踊る]


 大嫌いよ、姉様

[言葉とは裏腹に、力を失った身体を柔らかく抱きとめて
少しずつ薄くなっていく甘い香りと
濃くなっていく錆びた鉄のような、生々しい香りを思い切り吸い込んだ]

 ……賢い貴女は気づいていたのでしょうね
 けれど…知らないことだってあったのよ

[少女の覚悟も想いも、そしてその狂気に気づけなかった
それがグロリアの、栄光をその身で現していた彼女の命を奪った]


[赤い蝶は、久々の水浴びを終えると満足げに薄紅の褥へと戻っていった。
生命を失ってなお、美しい
――否、だからこそ美しいグロリアの身体をベッドに横たえる。
これだけのことが、幼い少女には一苦労だったが、愛情がなくても、熱に浮かされ赤く染まった少女は、笑みすら浮かべながらグロリアの髪を整えまでした]

 ……姉様 おやすみなさい

[目元に別れの口付けを落とし、ナイトランプを消せば
部屋は再び闇へと沈み、光がなければ赤もまた、輝くことはない]


[真っ赤に染まった夜着と身体を、グロリアの部屋に繋がる浴室で清め、少女は部屋に戻った]

 林檎、は――

 …駄目、眠いわ

[ひとつ、大きく欠伸をすると、幸福な子供の表情を浮かべベッドにもぐり込む。遮る者は、もう何もない。
あとはただ、手を伸ばすだけ。そう信じて―――]


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 音…?
 昨日は疲れて夢も見なかったわ

[握った手から力を抜く。
それでも、まだ、離す気にはなれなかった。
衝撃は大きく、足元を危うくさせていた。浅くなった息が整うまで、手をつないだまま、落ち着かなげに視線を動かしていた。

誰だったろうか、グロリアが死んでいる、そう叫び声が聞こえるまでは]

(31) 2012/09/26(Wed) 18時頃

 ― 翌朝、大広間で ―

 ……ずっと寝室にいたわ?

[嘘はついていない。
実際、夢も見ていない。魘されることも、幸せな夢も、何も見なかった。

昨日聞いた音は彼なのだろうか、と思いはすれど、子供が果実を盗むなど、と。自らを棚にあげた思考が先にたつ]

 ……ありがとう

[小さく礼を述べ、手を離すよう言外に促した]


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[その時にはもう手を離していたか。
再び響く叫び声は、果実の消失を告げる時よりも大きく、また悲痛に響いた]

 グロリア姉様………

[名を呼び、胸元を掴む。
ひとつ、大きく息を吸うと昨晩教わったグロリアの居室のある3階めがけて、駆け出した]

(32) 2012/09/26(Wed) 18時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ― グロリアの部屋 ―

[たどり着いた部屋には、知らせる為か、使用人は一人もおらず、少女は遮られることのないまま、中を覗き込んだ。

目覚めを促す使用人の仕業だろうか、カーテンは開け放たれ、雲の切れ間から、日の光がまっすぐに、その寝台を照らしていた]

(33) 2012/09/26(Wed) 18時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[全身を赤く染めたグロリアは、屋敷の至る所にある芸術品のどれよりも、とても、とても美しかった。

太陽に照らされた深海の如き瞳は、大きく見開かれ、
その美しさに感銘を受けたかのように輝いていた]

 ………――姉様

[叫びを抑えるかのように口元に伸びた手は
柔らかい唇に触れ、そこに浮かぶ笑みを周囲から*隠した*]

(34) 2012/09/26(Wed) 18時半頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 18時半頃




嗚呼、永遠など、この世にあるはずもございません。

 





"――――――…見ていた。"


例えば自室をそっと抜け出した、赤い蝶を携える少女。

例えば人の気配のない大広間、闇夜に紛れた一羽の烏。


"蛇"は警備を誘惑し、甘い甘い毒を盛る。


きっと哀れな被害者は、今朝には何の記憶もない。


舞台さえ整えれば、劇が始まると知っていた。



 だって…姉様はもういないのに

[小さく、小さく零した言葉はトニーの耳に届いただろうか]


良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2012/09/27(Thu) 01時半頃


―深夜の大広間―

[蝶が舞い、赤の蜜を吸う一方で。
僕は黄金の林檎を手に入れた。

あれはまだ、大広間の中にある。

部屋を彩る植物の飾り。
この屋敷を象徴するかのような黄金の林檎たち。
その中にひとつ、忍ばせた。
木を隠すなら森の中、果実を隠すなら同じくだ。]


 もう、いない…?

[届いていた言葉。
蝶のように走り出した少女。
そして栄光の死。

――彼女が、グロリアを?

もし、そうならば。]




 ―――ふふ。
 
 


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ― グロリアの居室 ―

 え? …え、ええ

[コリーンの言葉に頷きながらも、なかなか目を離せなかった。
唾を飲み込み、無理やりに瞼を閉じる。
闇の中でも、赤はなかなか消えない。
その残像が鮮明に浮かぶことを確認してから、目を開く。
傍に立つコリーンへと首を傾げ]

 …姉様の方が酷いお顔よ、戻りましょう

[遺体へと向けたのと同じ呼び名でコリーンを呼び、刺青の男へ向けた視線を呼び戻すように、裾を軽くひいた]

(89) 2012/09/27(Thu) 02時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[刺青の男は先に下へと戻っていった。
使用人が慌ててシーツを抱えてきたけれど、真白いシーツをかけられたグロリアは、染み込む赤の多さと、見えなくなったことによって
帰ってその死を鮮やかに刻んでいた]

 ……戻りましょう?

[コリーンにもう一度声をかけて、叶うならばその手をとり大広間へと促したろう。
それとも顔の青い彼女は自室へと戻りたがったか。どこへなりと望む場所まで送り、
ややあって少女は広間へと戻っていく]

(92) 2012/09/27(Thu) 02時頃

[そこには蛇もいたのだろうか。
そして昨夜のように、見ていたのだろうか。

林檎を盗み出す、アダムを。

果実を啄ばもうとする、烏を。]


[少女は秘密を守りきることに無防備だ。
感情を押さえつけることも苦手だ。

欲しいから、奪う。
邪魔だから、壊す。
善も悪も、自覚はしていない。
ただ、欲望に忠実な、心を知らない蝶のような存在。

この狂気が始まったのは何時だったか―――]




 …―― ふふっ

 


[まるでそれは、わざと聞かせているような推理。
撹乱したいのか大広間を外す言葉を用いて。

本当はすぐ傍にある。
ただ誰も、気付いていないだけだ。

足元に転がる林檎のどこかに、“それ”があるだなんて。]


[見られていることにも、聞かれていることにも気づかぬまま]

 そうだわ

[人影のない、廊下の途中で手を合わせた]

 早く…あの子をつけたいわ

[黒い蝶もいつか羽ばたくのだろうか。
それとも蛇に呑まれてしまうか。

軽やかに少女が廊下を進む頃、
薄紅の褥に眠る蝶は、乾いた血で黒蝶に*成った*]


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ― 大広間 ―

[大広間に戻ったのはどのタイミングか。
直接ではないにしろ、トニーの言葉を聞いて捜索を始めた人から、例の推理めいたことは聞けただろう。

瞳を大きくさせて大真面目に頷いた少女は探し始めようと見渡して――]

 …それはそうと、ご飯にしましょう?

[お腹すいちゃったの、と恥ずかしそうに*俯いた*]

(95) 2012/09/27(Thu) 02時半頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2012/09/27(Thu) 02時半頃


[左手が凶器に沿う。

ふつふつと湧き上がるこの感情が何なのか、分からない。
不明瞭で、だからこそ、消してしまいたい。
僕は怯えているのだろうか。

あの、おどおどとした彼のように。]


良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2012/09/27(Thu) 21時頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ― コリーンの部屋の前で ―

 グロリア姉様はね
 ……私の未来だったの

[憧れとも言うべきか。
全てを手にし、自覚と自負を知り、
誇り高く咲いていた、栄光という名に見合った姿。
美しく、また完璧に見えた。

少女がまだ、小さな世界における"全て"を失う前に出会った、栄光。
望みを全て叶えてくれる、絶対の存在。
その、はずだった]

(139) 2012/09/27(Thu) 21時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ……大好き、だったわ

[その言葉は扉の向こうに消えたコリーンには届かなかったかもしれない。

グロリアにとっての少女が、ただの小さな
とるにたらない存在だったとしても
そのことを少女は知らず、また想像すらしなかった]

(140) 2012/09/27(Thu) 21時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

― 大広間 ―

 御機嫌よう、ペラジー様

[髪を撫ぜる感覚に頬を緩ませるも
白に隠されたストロベリーブロンドを探るように見やった]

 ええ… また、何か?

[首を傾げる少女はやっとその騒ぎの中心に気づく。
宴の最中のこと、そして先ほどの刺青の男が発した言葉。
感情の高ぶりは、その表出は伝染する。
止めようとした前に出ようとする客、それを押しとどめる者。
まったく関係のない所でも口論は始まり、眉を顰めるだけの者も囁き始め、喧騒は少しずつ大きくなっていく]

 まあ…

(146) 2012/09/27(Thu) 21時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 そうね…怪我はしたくないわ
 痛いのは嫌いだもの

[すました顔をつくり、使用人がテーブルやらなんやら準備を始めるのを確認した]

 …あら

[目の前が暗くなれば、そっと手を重ね、それでもどけることはしない]

 ペラジー様?
 …私、グロリア姉様に会ってきたのよ

[これより恐ろしいものは既に見た、と
恐怖の残滓すらない表情と声音で告げる]

(149) 2012/09/27(Thu) 22時頃

[警官が去った後に大広間へ辿り着いた蛇には、
烏の落とした推理を直接拾う機会はなかったが。

けれどざわめく人々の言葉端より、
彼が話していたことは伝わるだろう。


…あの夜、まさに林檎へてをかけた、
他ならぬ彼の言葉を]


…そう、昨日の夜。


――――――…栄光(グロリア様)へ、永遠のお別れを。


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ええ…

 姉様、とても綺麗だったわ

[小さな手は眼前を覆う手を握り、やがてその力に力が篭る。
誰からも隠された表情は、やがて変化し――]

 …これじゃあペラジー様の顔も見れませんわ

(157) 2012/09/27(Thu) 22時半頃

[見開かれた瞳は、やがて力を失った]

 ………姉様、とても柔らかかった
 あたたかかった

 …今は きっと    冷たくなってしまったのね

[諦めたように呟いた後、
意思を確認しようと顔を見たがる。
少女は蛇の意図を知らず、それでもまだ、無防備なままだった]


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 そうね、姉様幸せだといいわ
 姉様のこと、大好きだったもの

[手をよければ、平静を取り戻した瞳でじ、と見あげた]

 お顔も…そうだけれど

[その表情はどのようなものか。探るように、けれどまた、視線は髪へと動き]

 …そこまで時間がなかったの
 ねえペラジー様

 …髪飾り、つけてらっしゃる?

(168) 2012/09/27(Thu) 23時頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2012/09/27(Thu) 23時頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[ペラジーとの会話の最中、近くのテーブルに簡単な食事が、少女の分だけではなく用意された。

大きくなる喧騒に気を払うこともなく、ペラジーを見ていた少女も
問いただすようなそれよりも、震える声には視線を向ける]

(184) 2012/09/28(Fri) 00時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[静かに

ただ見ていた。

感情の篭らない深海の瞳は、透明なようでいて、その実見通せない濁りを持って、おびえる男に向けられた]

(185) 2012/09/28(Fri) 00時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[ストロベリーブロンドから羽ばたいた黒い蝶に、思わず手を伸ばす。
昨日よりも近くで見たその形は――]

 綺麗、それに…

[見覚えのあるものだった。
少女の目にはわからなくとも、明らかに量産品ではない、精巧な細工のそれ。
色こそ違えど形の同じ、対ともいえる蝶を、少女は良く知っていた]

 私の宝物に、似ているわ

[不思議そうに、悪戯な笑みを見上げた]

(195) 2012/09/28(Fri) 01時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[広間を去っていく後姿を、やはり物言わずに見送った。
少女は、おびえの理由を理解していない。
わからない、その理由に興味はわいても、長くは続かなかった。


ああそれよりも。
シーツに包まれたグロリアはどうなるのだろう。

あのまま、美しいまま
時がとまってしまえばいいのに]

(201) 2012/09/28(Fri) 01時半頃

[赤い意思。
殺戮の匂い。

突き付けるのは、異端者を見る眸。

重ねるのは。
重ねるのは。

僕を知った人の眸。
僕を造った人の眸。]




…貴女様が望んでくださるのならば、

私は兄にでもなりましょう。


このような、下賤な浅黒い肌でも許されるのならば。


…貴女様が望んでくださるのならば、

私は。


―――――…御守りしましょう。

レディ・ポーチュラカ。


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[蝶を握った手に力が篭る。
精巧な細工は、幼く柔らかい手を僅かに傷つけ痛みを与えた少しばかりの血を流させる。


黒は、赤を覚え

赤は――血を吸い過ぎた赤は………?]

(209) 2012/09/28(Fri) 01時半頃

ポーチュラカは、ペラジーの瞳をただ、見つめ――**

2012/09/28(Fri) 01時半頃







 ……――――僕をみるな
 
 
 
 
 


 兄様………?

[手の中の蝶は、同じ血を吸うことはない。
震える手は、震える唇は]


[小さな呟きは、鈍く光る銀色の運命を絶つ。
赤の殺意をもってして。
どちらかの命をもってして。



濡れた烏の、
塗り潰された黒の、
重ねた血の、
背負う罪の、

眸を開ける頃、世界は“楽園”に変わっているだろうか―――……**]


 ……ええ

[守られることになれた少女は、花のように笑う。

家族を失い壊れた少女は
けして取り戻せない欠片の幻影にすがる他ないのだ――**]


良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2012/09/28(Fri) 02時頃


[本質は、望まれるままに]

[共にも]

[男にも]

[女にも]

[兄にですら]


[脱皮を繰り返す蛇は、己というものがまるでないように]




…けれど、確かに、手に入れたいものがあるのだ。


  


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