人狼議事


194 花籠遊里

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[まるで棒読み、或いは抒情詩。
どちらにとるかは、“ちょう”次第。]
 


【人】 半の目 丁助

 左様で御座いますか。

[疑問符は幾つか。
其れを全て、言葉の隙間に押しつぶす。
訊く事を躊躇うのは、相手が籠の主であるがため。

冷えた冷えた感触に掴まれ、]

 今宵は、花主様が丁を買っていただけるのでしたらば。

[欲する対価を素直に口にし、もう片方の指先を重ねる。]

(52) 2014/09/20(Sat) 01時半頃

 伊達に長らく生きちゃいねぇよ。
 お前さん、何も変わらず生きる気かね。
 そいつぁ、良い子息、良い血筋、良い手本よ。

[一代で財を成した彼の親の集大成。
生まれながらの貴族を作り、彼はその様に育った。
決められた運命、彼の介入を許さぬ未来、永遠の鳥篭。]

 だがな、お前さんは花籠へ訪れた。

[せせら笑う男の笑みは深くも悪質。
頬を唇で舐めるように迫れば、吐息が稜線を下っていく。

彼の美しい金色の羽は鑑賞されるためにあるのか。
格子越しの空以外を知らぬまま、永劫を生きるのか。

―――彼は永遠の孤独に耐えうるのか。]


 ――…来いよ、ニコラス坊や。

 俺はお前さんのことを買っているんだ。
 俺と出会っちまったが、運の尽きと、諦めな。 

[傲慢な夜蛾の囁きが、淡く染まった肌に懐く。
何も知らない彼を染めるのではなく、壊してしまう程、勁い悪辣。]


 以前の"丁"の話は、耳にしております。

[舌這う感触に息を呑んだ。
きゅ、と触れる指先を軽く握る。]

 ……ええ。
 丁は、蝶では御座いません。
 真似事をしても、決して飛ぶ事は出来ぬ花。

[首に痕残す感触にさえ、逆らえずに居る、哀れな花。]


[彼が何を思い"特別"だ等と告げるのか。
気付ける程に彼や"丁"を、己は知らず。

この己を閉じ込める花籠の主を、好ましく思う事は無く。
けれど、逆らい立場を危うくする賭けに出るでもなく。

行きません、とは言わず。
この花籠の外を望む唇で]

 花は、飛べはしないのですよ。

[とだけ、繰り返し。]


【人】 半の目 丁助

[冷えた温度が離れる。

息苦しさに開放された心地。
花主様に気取られぬよう息を吸う。]

 ……ッ。

[ひゅ、と微かな音をたて、肺が酸素を求めた。

脳裏に過ぎる過去は、決して落ちぬ穢れが如く。

去り行く黒へと振り返り、深く頭を下げる。
言葉を返せずに、其れを代わりにする事を、許されるかは判らないけれど。

唯、苦いものを噛んだかのような表情を、隠す。*]

(60) 2014/09/20(Sat) 02時頃



[そうして拾わぬものから目を背け
 それは『大事(しあわせ)』ではないと、謂い聴かせるのです。]
 
 


 もし、違えば。
 縁起でもないことをと、櫻の花を叱ってください。

[何故、探すことが出来ないのか。
 何故、謂い聴かせねばならぬのか。
 何故、大事な物を持ってはならなかったのか。

 判らぬなりに拾う言葉と、判らぬ僕に聴かせる言葉で
 綾取りのように完成した言葉を紡ぎました。]




 ―――藤之助さんに、何かございましたか?


[きゅうとその身を少しばかり
 強く抱きしめたのでございます**]


半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/09/20(Sat) 02時頃


明日の明け方。
沈丁花に降り積もる雪は。


それは多くあるだろうねえ。


[丁は“蝶”に在らず。
花は飛ぶに在らず。]


 
 
[しかし綿毛持つ蒲公英なれば―――… **]
 
 


 なにも、変わらず…

[鸚鵡返しに彼の言葉を繰り返す。

きっとこれから僕は許婚と結婚して新しい姓を得る。家の稼業を継いで親の築いた財を富ますことに老いるまで執心することになる。子もできることだろう。
そんな人生を今までと変わらず…
何一つ不幸の無い幸福だと思っていた生が改めて眼前に突きつけられ、途端に虚無感を覚えた。

頬を息が吹く。
自分よりも長く、そして異なる生を送ってきた男の匂いが僕を囲っているような気がした。
彼の纏う空気は一体どんなものを積み重ねて得られたものなのだろうか。

羽ばたき方を識りたくて。
やっと得られた理解への渇望と共に、
僕は悪辣たる毒蛾の誘いに頷いた。]

 …はい。

[無知ゆえに毒を喰らうのではなく、
毒と判っていながら溺れる危うさで。]


[彼の人生には、安寧という言葉以外は存在しないのだろう。

恵まれた、と言えば聞こえは良いが、定められた生だ。
敗北の味を、従属の甘美を彼は知らない。

最初は傲慢な上流階級然とした態度に些細な興味。
次は蝶になりきらぬ横顔への好奇心。
果ては初体験に憧れる乙女のような彼に喉が渇いた。

深窓で育てられた彼の期待は、何処か幼く危うい。
されど、熟した果実のように蜜を滴らせ、己を誘う。

彼の傍が似合うのは白馬の王子様でも、可憐なお姫様でもない。
羞恥を掻き立て、下卑た悦びで彼を穢す、悪徳な支配者だ。]


[もしかすれば最初から彼の毒気に
魅かれていたのかもしれない。

家の者が見れば眉を顰めるであろうこの男に
恐れどころか好意を抱いたのは何故か。
未知への興味だけか?

僕は無意識に自分の求めているものが
分かっていたのではないか。

純白の処女雪然とした己の人生を穢す
荒々しい足跡を望んでいると。*]


【人】 半の目 丁助

[白い衣に袖を通し、蝶舞う地下へと降り立った。

今宵は黒に塗りつぶされる。
其の覚悟からの開放に、一人安堵の息を吐く。>>62

魔性だ、等と。
一字一句漏らさず伝え聞き、唇を歪ませる。

巫山戯た事を。

思考は視界に捉えた光景にも、重なった。]

(77) 2014/09/20(Sat) 17時頃

【人】 半の目 丁助

[二匹の蝶の戯れに、ゆったりとした笑みを向け。]

 お待たせ致しました。

[白を纏った赤い花は、恭しく腰を折る。]

(78) 2014/09/20(Sat) 17時頃

【人】 半の目 丁助

[蝶に衣服を脱がせ、眺め楽しむ蝶の所作。
口を挟むことなどせず、日頃のままに穏やかに、赤い花はそこにある。

唯、辱めを受ける蝶の様子へとは、無理矢理にではないかと確認するよう視線を向けて。

媚びを知らぬとの声には、申し訳御座いません、と謝罪を口にする。
心篭らぬは知れた事だとしても。

意地の悪い蝶の言葉。>>82
夜遊びに慣れた男の言葉を、花は本心ではないと掬い上げ、牢の片隅に控えるのみ。]

(88) 2014/09/20(Sat) 19時頃

【人】 半の目 丁助

[一糸纏わぬ蝶と悪辣な笑みを浮かべる蝶の、戯れ。

やがて身に下る指示には、一連に昨晩の蝶の不満を見出さぬならば従う事だろう。]

 倒錯的なお遊びがお好みで。

[逆らう気はない。
しかし、了承では無く錆色の蝶へとその一言だけ告げて。

牢に用意された潤滑油を手繰り寄せる。
失礼致します、と金色の蝶へと近付く。

やはり昨夜に近い指先で、花を真似る彼を撫でた。]

(89) 2014/09/20(Sat) 19時頃

【人】 半の目 丁助

 ――蝶を花にと、そう扱ってくれと当人が頼むのではなく、他の蝶を混ぜるのは、貴方位で御座いましょう。
 しかし、いいえ、此の籠の中で咲く花である己を、まともだと言えはしませんよ。

[思い出すのは、此処に舞っては居ない蝶。

交わす言葉は揺れる焔、本心は火傷を恐れて常に奥へと追いやるばかり。>>90
煌く金の上を霞め。
優しく、と告げる蝶こそ倒錯じみて。

花の如き金の蝶に、触れる。>>91>>92
昨晩の行為を記憶から引き出しながら、濡らした右手は狭まりへと。
驚きが少ないよう、もう一匹の蝶へ粗相させぬよう、ぬるりと徐々に指を滑らせ、沈め、解していく。

同時に彼の足の間に揺れる陰茎を、左手で包み。
ゆるい刺激で撫で扱いて。]

(93) 2014/09/20(Sat) 20時頃

【人】 半の目 丁助

[花は、花。

花を買う気持ちに理解は無い。>>96
真似事をしようとも、結局は真ではなく。
遠い将来に、約束の一度が在れば其れは経験になるだろうが、其れもまた、今ではなく。>>2:204]

(104) 2014/09/20(Sat) 22時半頃

[優しくしているのは、きっと己の為。
好き好んで花籠に咲く訳ではない己を慰めるための。

せめて、愛無くとも優しさが在って欲しいと望む、傲慢な花。

錆色の蝶の真逆に。]


【人】 半の目 丁助

[白い素肌の蝶を穢していく。
其れを見守りながら、体勢の変わる彼を、指は弄り続ける。

声に、吐息に篭る熱を見詰めながら、己は置物が如く、薄く笑むばかり。

――其の笑みに、歪に軋み音を立てる物が、微かに混じる。

男を抱き、抱かれる事に嫌悪していた頃の自分を思い出すのは、霧雨よりも冷えた花主の指に触れた所為か。]

(105) 2014/09/20(Sat) 22時半頃

丁助は、ヘクターへと一度視線を向け、逸らした。

2014/09/20(Sat) 22時半頃


 ……叱らないさ。答えは否だから。
 何かあったわけじゃない、良くある話だ。
 花籠から花が一輪消えるなんて、何度もあったろ?櫻子。


[日が昇ってから嫌な胸騒ぎは収まる気配は無く、むしろ増すばかり。
一目藤の花を見ようと訪れた時には、部屋は『何も無くなって』いたのだ。
『どうして』そうなったかまでは察せない、解らないが。
花がどうなったかなんて、想像するのは簡単だった。]


【人】 半の目 丁助

[響く甘い声を遮らぬよう、けれど滑る感触を金色の蝶の内側へと塗り込めるべく、指は水音をかき混ぜることを止めず。>>107

一匹の蝶にのみ向ける貌に、何も言うことなく益々笑みを深くする。

重ねる言葉は、花の根をじくりと抉っても。>>108
欲に綻ぶ美しい金色の花に比べ、唯咲けといわれて咲く花に、色気が無いと感じるのも当然だろうと。

ふるり、唇が震えたのは刹那。]

(112) 2014/09/21(Sun) 00時頃

【人】 半の目 丁助

 畏まりました。
 ……ベルサン、失礼致します。

[離れる際に、名を呼んで。
金色の花の、十分に解れた孔から指を抜くと、指示されるまま牢の隅へと控える。>>111

見せる、の意味は、見ていろ。
優しく細めた瞳と緩く弧を描く唇を、面のように貼り付けて。
眉には微かに困惑を混ぜて、蝶である花を見詰めよう。]

(114) 2014/09/21(Sun) 00時頃

[年期がいつか明けたなら。俺自身も、彼の年期も明けたなら。
本当の名前をそっと教えるつもりだった。
柔らかな音で奏でられる名の音を聞きたかった。

雪山にかかる月も、『本物の朧月』も共に眺めたかった。

身に余る望みは砕け散り、砂のように落ちていく。]


【人】 半の目 丁助

["ならば放って置いてはくれますまいか。"
薄く砥いだ言の葉に、花として其れは返すに相応しくない。>>121]

 護る、とは。
 一体何を仰るのか。

[笑みより更に眉尻を下げる。
苦笑に近い声色で、来い、と告げる蝶の元へと。

近く、自分でも自分のまぐわう相手でもない精液の香りが濃くなった。>>123]

 目は、逸らし、ません。
 逸らしてなど、おりません。

[強く握られた腕から、振動は伝わる。
震えた声は、身体が揺れた所為だと、脳に言い訳する。

女を識りたいと言った蝶が奏でる音色が、全身に絡み付いてくるようだ。>>2:154]

(128) 2014/09/21(Sun) 01時半頃

【人】 半の目 丁助

[快楽に善がる蝶を見詰める仮面は、相変わらず。
唯、眉根はきつく寄せられて。

其処に、亀裂は確かに。

花よりも花らしく、花の悦びに浸る蝶を、見詰めていた**]

(131) 2014/09/21(Sun) 02時頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/09/21(Sun) 02時頃


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