73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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……肯定も、否定もしてもらう気はないっス。話を聞いてもらいたかった、だけではあるので。
ただ、どうしてこんな気持ちになってるのか、薔薇となんか関係あるのかは、知りたかったスけど。
[モリスは力強く言う。]
まだ、サイラスに関しては気持ちがまとまってないというか。
アイツの事、好きだけど、自分はアイツにそんな事出来る資格は無いって気持ちは、ありますから。
[モリスは少し間をおいて。]
でも、後悔はするなって言葉は、受け取らせて頂きます。
ありがとう。
そう。聞くだけなら、聞くよ。
でも、答えは求めないでほしい。
…キミは何か、負い目に生きてしまうタイプじゃないのかな。
…咲いた花も、後は散るだけだと、
咲いたことを後悔してるのかもしれない。
でも、いいじゃない。
咲かない花は花ではないもの。
過去のない人間なんて、いないでしょ?
僕は、過去は過去でいいと思うよ。
頑張りな。きっと棘は、後押しだけ。
キミやノックスが思いを遂げることができたら、
薔薇の棘は…
[感染する、とは言わない。
それで人が死ぬわけではないから。
問われても、そこだけはぼかして話をするだろう]
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――正面玄関→自室―― [正面玄関を開けば、すぐ傍の廊下や中庭に人の気配があるのが分かって、眉を寄せる。 今は誰とも会いたくなかった。遠回りをしてでも、人のいない場所を通って、裏口へと向かう。 そこにあるバイオリンケースと楽譜を手にすれば、ようやく少し気持ちも落ち着く]
………部屋に、戻ろう。
[力なく零した呟き。噎せ返るような薔薇の香りに頭が痛くなる。 足早に自室までの道を急ぎ、自室に戻れば、扉を閉めて、ずるすると座り込む。 両手に抱きしめるようにして、バイオリンケースを抱き、首を振る。
同室者は既に帰省した後。部屋に一人になると、もはや自分の欲求は抑えられそうにもなく。 薔薇の香りは媚薬のように正常な思考回路を奪う。
それでも、抗おうとふらふらと立ち上がり、バイオリンケースを机の上に置く。 口の中に甘い薔薇の香りが広がっているのが不快で、うがいをしようと洗面所に行く]
(326) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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…………ッ…!
[普段絶対に見ないようにしていたもの。 この場所に来て、他人と一緒に暮らさざるを得なくなって、細心の注意を払っていたと言うのに。 鏡の中の自分と目が合えば、驚いたように息を飲む]
………あぁ……
[泣きそうに自らの瞳が歪むのが分かる。 鏡越しの自分。今すぐ目を逸らすべきだと分かっているのに、逸らせない。 むしろもっとよく見ようと、鏡との距離を縮める]
……………―――んだ。
[抑えようとしていた想い。決して叶うわけのない想い。認められない想い。 想いと呼応するように瞳から零れ落ちていく雫は洗面台を濡らす]
(333) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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………好き、なんだ。
[不毛な片思いと言うべきか。あるいは両思いではあるのか。
元々、内向的な子供ではあったと思う。 それに輪をかけたのは幼少の頃に受けた同学年の生徒からのいじめ。 誰一人、味方などおらず。全てが、敵。そう思い込んでしまった。 寂しさを癒す術もなく、代わりに鏡に映った自分だけが心の拠り所となる。
鏡に映った自分と会話をする姿を家族は奇異なものを見る目で見る。 その視線すらもまた敵対する視線としか思えず、家族すらも敵に思えた。 それでも、ぎりぎりの線で未だ道を踏み外してはいなかった]
(334) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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[全てが崩壊したのは数年前。全てはこの鏡が元凶となっている。
最初は軽い気持ちだった。鏡に映る自分に親愛の情を込めて口付けをしたこと。 自分を守るためとは言え、常識的に考えて、いけないことをしている自覚があったのがなお悪かった。 背徳感が自らを甘美な欲求へと導く。それはどこまでも歪んだ自分への愛情。
他者が全て敵と思え、誰も愛せなくなった少年はただただ自分だけを愛する。
一日中鏡と向き合い、熱に浮かされたように鏡に口付ける息子の異常ともいえる性癖を目の当たりにした両親。 何度となく、「隣人を愛せ」と聖書の教えを説かれ、十字架を持たされる。 質量的には軽いはずの十字架。されど、それは重たい楔となって自らを戒める]
(335) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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[セックスをどう伝えるか、悩んでいる間に
どうやらモリスの相談コーナーになっていたようで。
モリスの秘密を知って、どうしよーと、おろおろと
するものだから、会話に挟まることもなく。]
えーちょっとまってー。
モリスはともかく、
俺には想い告げるような相手いないよー。
[言葉を発したのは、最後になって。
将来情熱をかけられるものを見つけること叶ってなく、
それは人に対しても未だ*]
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[他者と暮らしていけるようにと願いを込めて、両親は寄宿学校へ息子を入学させた。 此処に来てからは、極力鏡を見ないように過ごした。 また誰かに奇異なもので見つめられたり、苛められたくはなかった。 打ち解けられなくとも、礼儀を欠くことだけはせず、ひっそりと学園生活を送っていた。
代わりに幼い頃から習っていたバイオリンを弾き続ける。 鏡の中の自分とは会話してはいけない。だから、音に乗せて自分との会話を試みる。
鏡や窓に映った自分を見ても、揺らぐことはあれど、踏み外すことはなかった。 これは薔薇のせいだ。薔薇の香りが悪い。自分は悪くない。 こんな時でも、自己防衛となる言い訳をしながら、熱に浮かされたような自分の瞳に吸い寄せられるように鏡の中の自分へと唇を寄せる]
(337) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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[鏡の中の自分と唇が重ねた瞬間に感じた冷たさ。 一瞬だけ我に返り、鏡から離れるも、鏡に映った自分を見れば、またすぐに唇を寄せる。 危険だ。今の自分はとても危険だ。誰かの瞳に映る自分すらも愛しく思えてしまいそうだ。
何度と無く鏡の中の自分と口付けを交わす。 冷たい鏡の感触は決して叶わない想いをまざまざと思い知らされるようだった。せめて少しでも熱が伝わるようにと……
自らの想いは拒絶されない。自らの想いは受け入れてはもらえる。 だけど、自らの想いを決して返されることだけはない。 苦しい。苦しくて、切なくて、仕方が無い。
飽きることはない口付け。されど、唇を重ねるごとに募っていく虚しさからは目を逸らす**]
(339) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/12/24(Sat) 15時頃
あれ、ま。
[ヴェスパタインが逃げていくのに驚いた顔してみた]
…折角薔薇の棘のケガを、手当てしちゃ駄目じゃないか。
だから少し、怒ったのに。
嫉妬したのかと思ったのかな。
かわいい子だね。皆。
…カワイソウな子。
[諦めだけで今までを生きてたエリアスに、
あざ笑うような、哀れむような。
ただ、同情だけは寄せない薔薇の精]
…誰か……。
どうしたらいいの。
どうしたら、忘れられるんだろう。
[それはエリアスの呟き。
薔薇の精のそれではなくて。
悲しさだけが漂う気配]
えっ、エリアス先輩……?
[突然の呟きにモリスは動きが、止まる。]
…忘れたいだけなんだ。
ただ、辛い、だけ……
[シーツを握る手に力が入る。
ぽたぽたと涙だけが零れて。
答えの声に、違和感すら感じずに]
…もう、いやだ…。
[夢から目覚めさてた声は、2つ。
1つはベネットのもので、もうひとつはエリアスのもの。]
うん?どーしたのー……
[寝ぼけた声が、モリスの後を追うように問う。]
ん〜?どうしたんだろうね、この子。
[答えを返すのは薔薇の精]
随分混乱してるみたいだけど?
君達なんか言ったの?
……っ。
[聞こえてくる嗚咽。
エリアスは何を忘れたくて、泣いているのだろう。
近くにエリアスの同室のセレストがいるだけに、複雑な悲鳴が洩れる。]
…キミ、誰かしらないけど。
バイトで、とか、言っていなかった?
[モリスが薔薇の精としていたやりとりはおぼろげだったけれど、夢の中できいたのだろうと。
この少年は一体いつこの声の異様さに気付くのだろう]
バイトなら…誰とでも、できる?
忘れさせて、くれる…?
……いいんスか。忘れちゃって。
[モリスは少し躊躇を見せると]
オレも忘れたいこと、あるし。
先輩がいいなら、『手伝いますよ』。忘れたいなら。
[セレストが放った自己責任という言葉が重くのしかかる。
それで、きっと、いい。
自分には負い目があるのだから。サイラスには綺麗なままでいてほしい。友達のまま、そのままで過ごせれば。
金で自分を売った、汚い自分にはきっと相応しくないのだから。]
むにゃ……。
[未だ夢現。2人の会話は聴いているけれど、脳みそには届いていないようで。]
……どこまで行けばいーんすか?
さすがに場所は選んだほうがいいと思うんスけど。
[モリスは少し困った様子でエリアスに告げる]
…防音室。あそこなら、聞こえない。
[逢引も、それ以上のことも]
……わかりました。
今、たまたまカギが開いてたんで、中にいます。
キミが…モリス…?
[余りに悲しみすぎてうつろになった眼は
彼を見る。
戸惑うことなくその胸元にほほをよせて]
約束。忘れさせ、て……
オレがモリスですけど、ね。
[来るなりエリアスが胸元に飛び込んでくるのを見れば、その髪を優しく撫でて。]
別に、いいですよ。オレで良ければ。
一緒に、暖まりましょうか。
つーか、何してもらいたいっスか?
バイトですから、ご要望とあらば、何でもするっスけど。
[エリアスの耳元でこっそりと囁く。]
…抱いてくれる?
[その声は、エリアスのものではなくて、
薔薇の精のものだとは気付かれまい。
元々枯れそうだった薔薇の木、求めるものは人の精気なのだ、と]
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