人狼議事


164 天つ星舞え緋を纏い

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 門下生 一平太

 え。

[不意に、頭上に影が差した。
見上げれば先の異形が一体。
その鋭利な爪がすぐ傍まで迫っていて]

(75) 2014/02/16(Sun) 00時頃

【人】 門下生 一平太




[大きく見開いた眼が、刹那闇に染まる]

(76) 2014/02/16(Sun) 00時頃

[足許がさらさらと柔らかな砂地に変わっていた。
一瞬にして一平太の身体を沈め、呑み込んでしまう程に。
それは追ってきた異形も同じ事で、襲いかかった時の勢いのまま爪から頭から呑み込まれて行く。
但しそちらが三分の二も埋もれぬうち、砂地は元の固い地面に戻ってしまった]


【人】 門下生 一平太

[そこからは赤い血も、断末魔の声も上がる事は無く。
ほんの少しの間の後でその場に残されたのは、固い地面から下半身だけが飛び出した状態で絶命している先の異形らしきものだけ。
しかし未だ妖魔の跋扈するその場所で、一匹の死と一人の消失に気づく余裕がある者は居るのか如何か]

(78) 2014/02/16(Sun) 00時頃

  じゃまを、しないで。

[言うなり、足元の影が伸びる。
獣達の数だけ先が分かれ、くるり、縛り付ける様に纏わりついて。]

ゆうがおは。

おじいさまのそばに、いたいだけ、なの。

[ずるり。
影の中へと、引き摺り込む。]


門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 00時半頃


……冬の夜寒の 朝ぼらけ

[口をついたのは、出掛けに母の前で舞った今様舞に沿う謡の、冬の節]

契りし山路は 雪深し

[それに応じるよに、笛が淡い銀の光を宿す]

心のあとは つかねども

[それと共に宿るのは、冬の厳しさにも似た、刃の鋭さ]

思いやるこそ あわれなれ

[刃の鋭さ帯びた笛を手に、ゆるり、辿るは舞の動き。
優美さと鋭さと、二つ併せ持つ舞は、飛び掛る異形を断ち切った]


[ぐるりぐるりと、錫杖が空を切り、大きな焔の環を造る]

『ノウマク サラバタタギャテイビャク

  サラバボッケイビャク サラバタタラタ

    センダマカロシャダ ケンギャキギャキ

     サラバビギナン ウンタラタ カンマン』

[韻を踏み、唱えられた真言の響きに応じるように、焔は大きく燃え上がり、螺旋を描いて広がると、目の届く範囲に転がる骸全てに燃え移り、燃え上がり、焼き尽くす]


[右手が――あの日母に包まれた手が、熱い。
 長屋の屋根を飛び越えた先、異形もまた地面から宙へと飛び上がらんとしている所だった。
 耳障りな羽音が響き、蟷螂に似た前脚が振り上げられる]

 邪魔、……するな。

[日向の目には、振り上げられる前脚に絡む風の帯が"視えて"いた。
 だからそれに右手を伸ばし、実体ある帯の如く下に引く。
 果たして均衡を崩した妖魔は、失速して再び地に落ちた]

 退け。

[右手を振るう。
 常ならば手団扇程度のその動きが、今は突風を生み異形の動きを阻む。
 そうして異形の傍を通り抜け、その先へ向かおうとして]


【人】 門下生 一平太

―自宅近く―

[強く頭を振った。
さらさらと零れる砂の落ちる先は、踏み固められた土の上]

息、詰まっかと思った。

[深く深く息を吐いて、目を開く]

父様、中かな。
……襲われてねぇよなぁ。

[“現れた”場所が其処であったのは、偶然か、意図しての事か。
いずれにせよ、本人の意識は今は別のところにあるけれど。
心配気な口振りと共に家へと向けた眼の奥で、闇色は未だ燻っている**]

(88) 2014/02/16(Sun) 01時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 01時頃


[近づいたのは親切心でしかなかったのに。]

『ば……化け物っ!』

[投げつけられたのは拒絶の言葉。
女の表情が一瞬だけ酷く歪み。]


……そ、か。
私って、出来損ないどころか、化け物だったんだ……。

じゃぁ、仕方ないよね……。

[座り込んだままの老婆を無表情で見下ろして。
そうするのが当然のように老婆の胸を刀で貫けば、断末魔が迸った。]


[貫いた刀を引き抜けば、傷口は凍り付いていて、血が滲むこともない。]

ああ、そういえば……。
この着物、気に入ってたんだけどね……。

[首をめぐらせ、先に怪我した左肩に視線を向ける。
裂かれた肩は、血の色に染まっているものの。
今はもう血は止まっている……正確には、凍り付いているのだが。]

……否定、出来ないよね。
どれも、これも……人間に出来ることじゃないもの。

[ふらり、木の幹に身体を預け、真っ暗な空を仰ぐ。]

ほかにも化け物はいるの?
それとも私だけ?

ま、どっちにしろ、一度手当しなくちゃ、かな……。

[正確な状況はやはりわからないなら、万が一に備えればいいだけ、と女は自宅へと足を向ける。]


【人】 門下生 一平太

―自宅近く―

[動かした視線が、はたと止まった]

……父様。

[負傷している様子もなくその姿が見えた時には、大きく息を吐いた。
和らぐ表情も、紛れも無く、安堵の気持ちから出たものだった。
周囲には幾人か父の生徒の姿も見える。
のろのろと歩み寄りながら、口を開きかけ]

(144) 2014/02/16(Sun) 22時頃

【人】 門下生 一平太

[足が止まる。
黒い影が何処からともなく降り立った。
ひとつ、ふたつ、みっつ、周囲を取り巻くかのように、見る間に数を増やして行く。
狼か獅子か、どちらともつかない獣の如き彼らの口許には、光る牙]

……、

[このままにしておけば。起こる事は容易に想像ができる。
その場に立ち止まったまま、異形たちと、突然のことに慄く父たちを、交互に、見遣って。
最後に視線が止まった場所は、]

(145) 2014/02/16(Sun) 22時頃

[―― どちらでもなくて、その真下。
人々と異形の立つ地面が、ぱくりと割れた]

[下へ落ちゆく者たちに思考する暇があったとして、きっと周りを囲む化け物共の仕業だと思っただろう。
だからその刹那の父と目が合ったのは、偶然だったのかも知れない。
それでも]


【人】 門下生 一平太

[ごめんなさい]

[唇が動いた]

(146) 2014/02/16(Sun) 22時頃

[向けた表情は、いつかのように感情の伺えないもの]

いま止めたら、そいつら逃がしちまう。
そうなったら、もっと沢山の人が、痛い思いすっから。

[今のこれを、己が起こしているものだと自覚しながら、その中に幾つも知った顔があるのを知りながら。
地が全てを呑みこみ閉じるのを、止めようとはせず]


[やがてそこから“要らないもの”だけが吐き出された]


【人】 門下生 一平太

―自宅近く―

[風が表面の砂を浚って行く。
砂ぼこりの消えた後には、様々なものが散らばっていた。
衣服の切れ端と。
誰かが身につけていたであろう私物と。
幾つもの、骨。
そこに居た筈のひとも、異形も、ただ一人を除いては、誰も居なくなっていた]

……は。

[その一人は、背中から地面に倒れ込んだ体勢で。
真っ暗な空を、その目に映した]

(147) 2014/02/16(Sun) 22時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 22時頃


【人】 門下生 一平太

ん。
その声、……ひな、かぁ。

[声>>153に返事を返しつつ、緩慢に身を起こし]

嗚呼、おれは平気……

[相手の姿を目に映した。
途端、言葉は切れ]

(155) 2014/02/16(Sun) 22時半頃

【人】 門下生 一平太

なんか。
まぶしいなぁ。

[空は暗く、光源など在りはしないのに。
眉を顰め、闇に染まる目を細めた]

(156) 2014/02/16(Sun) 22時半頃

― 畦道 ―

殺されとうはないのなら、わしを殺すかい?

[ぶん、と両腕を交差して、回した錫杖の環が鬼火を纏い、紅く燃え上がった]


─ 畦道 ─

殺されたくはないですし、放っても置けない、から。

[いいながら、懐に収めた笛に手を伸ばす]

だから……鎮め、ます。

[掴んだ笛をくるりと回し。
しかと握り直した後、舞扇を払うが如き動きでゆるり、弧を描いてぴたりととめた]


【人】 門下生 一平太

嗚呼、平気だ。
ちっと、疲れただけ、だし……

[答えを返す間。
屋根の上から一気に近くなった距離>>158に、更に眩しげに目は細まる。
その動き自体に違和を覚える程の余裕はなくて]

別に、そーいうんじゃねぇけど。
……悪ぃ、なぁ。

[折角の好意は受け取るべく、差し延べられる手に、此方の手を伸ばして]

(169) 2014/02/16(Sun) 23時頃

【人】 門下生 一平太

……っ 、

[もう触れようかという距離に近づいた時、突き刺されるような痛みが走り。
弾かれるように手を退けて、少し後ずさる。
驚き見開かれた目の奥では、闇が意思持つかのようにぐるりと動いた]

(170) 2014/02/16(Sun) 23時頃

― 畦道 ―

鎮める、とな?

[腰の太刀には手を伸ばさず、懐に手を入れた明之進の言葉に、坊主はぱちりと瞬いた。
笛を取り出すその腕の、舞うような美しい動きに、目を奪われたは、ほんのひととき]

ほう、そうか...鎮められるものなら

[言いざま、ぶん、と錫杖を前方に振り下ろせば、焔が一筋の帯となって、明之進へと走る]

やってみるがいいさ...!


─ 畦道 ─

[鎮める、と言い放ったのはごく自然なこと。
内にある銀の光が、より強く求めるのはそれだと思えたから]

……言われずとも、やってやる!

[何故そうしなければならぬのか、はわからぬけれど。
それが自分の成す事と思うから]


【人】 門下生 一平太

…… な、に。

[まじまじと見詰めた手に、外傷は一切見当たらない。
齎された痛みは日向を守る光からなのか、彼女自身からなのか、どちらにせよ一平太の知る処ではないが。
再び伸ばされた手を見るも>>179、今度は取ろうとはせず、逆の手で庇うようにしながら]

わかんねぇ、けど。
……触んの、だめみてぇだな。

[相変わらず眩しさは消えてはくれない。
灼かれてしまいそうな錯覚を覚えて、目を背けた]

(182) 2014/02/16(Sun) 23時半頃

……っ、と!

花橘も 匂うなり
軒のあやめも かおるなり
夕ぐれさまの 五月雨に
山ほととぎす 名のるなり!

[駆けて来る炎の帯は、寸での所で横に飛び、避ける。
着地の直後にくるりと身を返し、紡ぐのは今様歌。
本来の歌い方とは程遠い、早口のものではあるけれど。
笛には確り、気が宿る。
夏の日差しの、苛烈な光。
それを宿した横笛を手に、己が身の『時』を速めて踏み込んで]

……はっ!

[短い気合と共に、横一閃に振り抜いた]


― 畦道 ―

[焔の帯が躱されたのは、ある意味予定のうち、だが、その後は違った]

なん...?!

[早口の今様の紡ぎ出された次の瞬間、離れていた筈の明之進の姿が、目前に迫る]

おおうっ!

[笛を振り抜くその動きの始めは辛うじて目に留まった故に、それを錫杖にてたたき落とそうと振り上げて...だが、眩しい輝きにその軌道は大きく逸れた]


【人】 門下生 一平太

うん。
ごめん、なぁ。

[手の痛みはとうに引いていたが。
掛かる言葉>>185にも、目は向けないままで]

…… ひなも、無事で。

[遠ざかって往く足音に、向けた言葉は届いたかどうか。
ちらとだけ向けた目に、その背はやはりまぶしく映る。

――いっそ、あの光が洩れ出さぬ程深く埋めてしまえば。

仲良くしていた相手の筈であるのに、憎悪に似た気持ちすら沸いた]

(189) 2014/02/17(Mon) 00時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:一平太 解除する

生存者
(4人 60促)

一平太
37回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.078 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび