人狼議事


52 薔薇恋獄

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視点:


『恋に破れた、とッても可哀想で、愛おしいヒトたち』

『恋を失うのは とても苦しいわ とても悲しいわ』

『あなたたちの 涙は わたしが 受け止めてアゲル』

『この 降り注ぐ わたしの 涙の 雨 のナカで』

『ワたし と いッしょ に ねむ リ ましョウ?』


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/25(Wed) 02時頃


ヴェスパタインは、ぞろ目するのはランくんだけじゃなかったらしい。

sakanoka 2011/05/25(Wed) 14時半頃


― IF魔法少女になっちゃったvre ―

[ドドドっと地鳴りの音がした。
反射的に蘭香の身を抱き寄せ、身を丸めた。
右へ左へ、上へ下へ――もみくちゃにされながら、
それでも必死で抱きとめた時間は永遠にも思えたけれど、
きっと実際の時はそれほどでもないのだろう。]

 蘭香、蘭香!しっかりしろっ。

[気がつけば暗闇。おそらく土砂の中なのだと思う。
痛みにあまり身じろぎできない中、腕の中の幼馴染に声かける。
じゃりっと口の中に土の味。
冷えて行く相手の体温。

               ――……覚える絶望。]


[と、闇の中に仄暗い光を見た。
光という、言葉は間違っているかもしれない。
闇より尚、黒い故に光って見える存在。
黒光りする鎌、黒いから見えるかんばせは、しゃれこうべ。]

 死神……―――?

[タロットカードに描かれるそのままの姿。
呟けば死神が此方を振り返り、にたりと笑った。]

 え?

[そして、持ちかけられる契約。
――……迷いはなかった、腕の中の命が助かるというのならば。
契約を結べば、死神は満足気に姿を消した。
それと共に見える、淡い光。がむしゃらになって、片腕で蘭香を抱き止め、片手を伸ばした。
嗚呼、それはきっと、彼(楓馬)なのだと思う。
指先が触れる、嗚呼、彼の顔が見えると思ったその瞬間。

                  ――……全ての光を失った。]


[死神との契約。
生と死を渡る紫の両目が、蘭香の命を救う対価。
そのことを誰にもいうことはないけれど。

命を救う対価としては、安いと思えども。
あの一瞬、見えそうで見えなかった記憶が妙に切なく思える。

その感情もまた、対価なのかもしれないけれど。
最後に脳裏に焼きついた彼の表情は泣き顔だから。

だから、目覚めたら事あるごとに確かめてしまうのだろう。
指先が、楓馬の頬に触れる。蘭香の頬にも。
今日もちゃんと、笑っている、か……と*]


ヴェスパタインは、ナリくんの中の人に気が付いたら抱き締められてて窒息していた。いやん。

sakanoka 2011/05/25(Wed) 21時半頃


ヴェスパタインは、ネイが………。ほろり。

sakanoka 2011/05/25(Wed) 22時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[不思議な夢を、見ていた気がした。
 泣いていた。抗っていた。心に、何かが灯った。
 誰かの声が聞こえた。何故か、それが苦しかった。辛いと思った。
 目覚める前の温もりと幸せを抱えたまま、冷たさをも、抱えた。]


 ………、

[瞼を閉じたまま目を覚ます。傍から見れば、まだ眠っているも同然だっただろう。
 どこか暖かくて、水っぽいにおいがして。
 夢心地が抜けないまま、ただ漠然と思ったのは死だった。
 それが何故かこわくなかったのは、きっと隣に誰か居たせいで……。]

 ………?

[ざわつく声もぼんやりと耳を通り過ぎていくまま。
 その隣にあったはずの温もりがなかったことに、気づいた。
 その隣に居たはずの人が他の誰かを揺さぶりに行った後に、己が目覚めていたことも知らなかった。]

(35) sakanoka 2011/05/25(Wed) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 (て、つ)

[こわかった。
 こわくて、けれど身体が重くて動かなくて、声さえも出なかった。
 触れてほしかった。彼と同じ此処に居るんだって教えてほしかった。
 そんな時に、くちびるに微かに触れるもの>>31を覚えた。]

 ……、……。

[瞼を、開いた。
 次第にはっきりしてくる視界。その目に、映ったのは]

 ……て、つ。

(37) sakanoka 2011/05/25(Wed) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ちゃんと、見えた。哲人>>42が笑ってくれていた。]

 ……てつ。

[声が聞こえたおかげで、また少し意識はしゃんとし始めていて。
 けれどそれでも、周囲を見るより前に。
 また隣に横になった哲人に、そっと身体を寄せた。]

 テツ。良かった。居た。
 ……居なくなったって、思った。

[言葉を紡ぐ度に、涙が零れて、溢れ出してきて。
 夢の名残の冷たさも、一気に忘れられるような気がして。
 落ち着くまで暫く、傍らのその人の肩に縋っていた**]

(49) sakanoka 2011/05/26(Thu) 00時半頃

『置いてなんて行かないよ』

『一緒に行こう』

きっと。それが、あの人の望んでいた言葉だろう

『大事な人』は自分じゃないから

言ってはいけないと思った


紡ぐのは逆の言葉。もしかしたら、とても残酷な真実を


結局、『置いて』いなくなった

選ばれなかった

届かなかった


もっと違う言葉をかけていれば

励まし? 慰め??

そんなものこそ、『要らない』


けれども。

ここに『居る』のは、あの人が想ったから。
想いが届いたから。
選んだから。

―…なのでは?


せめて、笑顔…で

逝ってくれただろうか


『ごめん』の代わりに、願う


次は、もっともっと幸せに生きて


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[確かに感じる哲人>>52の存在。
 髪に触れられた時の微かな感触。
 彼と比べても高いばかりで頼りない背中は微かに震えて。
 震えながらも、はっきりと声に出した。]

 絶対。うん、ゼッタイ。
 おれも、勝手に消えない……絶対っ。

[……と、さっき決めたはずの目標を破っていたことに。
 彼に言われて、気づいて……でも結局泣き止めなかった。]

 だって、だって……

[それが自分でもおかしくって、哲人が笑うのにもなんだかつられて。
 嗚咽の所為で上手くは笑えない笑い声が、微かに混じった。
 情けないなって思いながら、撫でてくれる手に慰められ続けていた。]

(82) sakanoka 2011/05/26(Thu) 17時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[そのうちに泣くのをやめて、顔を起こして軽く周囲を見回した。
 うろの中、かどうかも良く把握はできなかったが。
 他の皆の姿……その中に、さっきの屋敷の中で見た覚えのなかった面々の姿が捉えられたなら、軽く瞬いて。
 彼らの話とか睦言とかは聞こえずとも、何となく目を逸らして……。
 けれど……ほっとしてもいた。

 ……そして、居ない人も、いた。]

(83) sakanoka 2011/05/26(Thu) 17時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[やがて克希が外に出て道を示した>>74後の頃。
 なんとか立ち上がってから、哲人にそっと手を差し出した。]

 おれたちも、行こ、テツ。

[やがて外に出れば、空の虹に気づく頃。
 細い下り道を、哲人の後ろから降りていく。]

 綺麗。

[その色は何度もキャンバスに描く程に好きな七色。
 けれど今はやけに、鮮やかに見えすぎて。
 癒された筈の冷たさが、まだ少しぶり返して……。
 ……この七色が、忘れられない気がして、手に力が籠った**]

(84) sakanoka 2011/05/26(Thu) 17時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/26(Thu) 18時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 離れない。
 ……離れたりなんか、しない。

[今交わした約束の通りに、そしてそれ以前からの想いの通りに。
 うんと頷いて、哲人>>107と手をつなぎながら、その後ろを歩き始めた。
 口にしても心の晴れることのなかった言葉。
 ……綺麗、の言葉を、哲人も口にしていた。]

 ……そうだね、綺麗。

[もう一度、小さく繰り返した。
 手の力が、少しだけ雲を晴らしてくれている気もして。
 ぽつり、独り言の心算で零したのは、子供の瞳が見た色を示す言葉。]

 やっぱり、似合う。
 空の青と、赤色の……君。

[最後だけ、はにかんで、はっきりとした言葉にはしなかった。]

(114) sakanoka 2011/05/26(Thu) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[たぶん、降りきるまでに自分でも口にできた言葉は、それだけだった。]

[麓に近づくそのうちに、近くなる騒ぎ。
 今まで経たものこそ、まるで現実から離れた出来事のようだったはずなのに。
 今目にしているものに、聞こえてくるものに、現実を感じなかった。
 ……多分、感じたく、なかっただけだった。]

 …………。

[立ちすくんでいた。
 そうしてただ引き寄せられて、抱き締められた。
 少しの間の後、そっと、俯いて哲人の背に手を伸ばした。
 ただ彼を守るように、自分をも彼に守ってもらうように]

 だいじょう、ぶ。

[声は明らかに、泣きそうに震えていた。
 けれど泣かないまま、泣けないまま……。
 喧噪を避けるように再び歩き出したのは、それから幾らか後のこと**]

(119) sakanoka 2011/05/26(Thu) 22時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/26(Thu) 22時半頃


/*
延長の話が出ましたので、ちょっと日向さんで。
今のままですと、あと25時間ほどでエピローグが終了します。

【★延長を希望される方はメモでその旨お知らせください】

村建としては、2回延長フルで使って日曜日までまるっとエピローグでいいのではないかなと思っていますが、皆様もご都合とか色々あるかと思いますので……。
アンケートとさせていただきます。よろしくお願いします。


/*

 日向だ!

[むだに赤ログ。
えあーぎゅむぎゅむした。ぎゅむぎゅむ]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/26(Thu) 23時頃


/*
ありがとうございます。延長しました。

楓馬
『あなたって本当に変わってるわね』

[ エアーむぎゅむぎゅを貰った ]
[ 勿論、触れられはしないけど ]

『言ったでしょ。気持ちだけで十分』


ヴェスパタインは、家にはちょっとかれs……友達のうちに遊びに行って遅くなるからと電話しておいた

sakanoka 2011/05/27(Fri) 00時半頃


/*
延長了解です。もぐもぐ。


/*

 だって日向すきだし。

[あふれるほどのらぶを送った。
とっても一方通行]

 そして延長りょうかいっす。お疲れ様!


ヴェスパタインは、日向の横のランくんに、おやすみなさいノシ

sakanoka 2011/05/27(Fri) 01時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― あれから ――

[少しだけ、周囲の目線が変わった気がした。
 もともとよく保健室に逃げるような生徒だったから、少し浮いてはいたのだろうけれど……。
 受ける目線があまり好きになれなくて、時々俯いていた。
 気遣うような言葉であっても、何も返したくなかった。

 けれどそれでも、あの日以来、保健室に通う頻度は少なくなった。
 別に身体が良くなった訳ではなかったのだけれど。
 ただ、もっとたくさん一日を確り生きていたい気持ちが強くなっていたし。
 教室でも、……離れたくないなって想いが、やっぱりあって。

 で、家に帰ったら、また今日も頑張った、明日も頑張ろう、の繰り返し。
 ただ、頑張り過ぎて帰ってきた途端に倒れてしまうことが増えたのと、
 自立した姉が多く電話を寄越すようになったのと、
 母がぎゅっと抱きしめてくれることも多くなった、という違い。]

(174) sakanoka 2011/05/27(Fri) 12時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[放課後の訪れを無事に教室で迎えて、3人で足並み揃ってまた部室に行ければいいな、って思う。
 ただ、部室に行けば……無意識に、居ない人の姿があるような気がして。それに気づいて、塞いだりもする。
 内緒話は内緒話のまま。
 気づけなかった秘密や恋心はおそらく気づけないまま。
 受けた気遣いに対する感謝も……まだのまま、だった。

 それでも落ち込んだりするのはきっと誰も望まないことだし、
 あの人にわざわざ叱って貰うことになるから。
 だから、なるべく、しゃんとしようって決めていた。]

(175) sakanoka 2011/05/27(Fri) 12時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[その日は、少し部室に来るのが早すぎたのかもしれない。
 ゲームしよう、ってなる前に、部室の隅にひっそりと佇んでいたものが目に入った。]

 ……これ、よく、塗られてたんだったっけな。

[墨汁。
 なんとなく、黒いものを指先に垂らして、うっかり垂らし過ぎて。
 その指で頬にそっと触れてみた。

 ……むなしくて、結局、指を下ろした。
 頬を擦った所から緩く落ちた痕が、黒い涙みたいになって。
 行き場のない黒い指がテーブルの余った紙に描いたのは、黒い虹**]

(176) sakanoka 2011/05/27(Fri) 12時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/27(Fri) 14時頃


ヴェスパタインは、うん、まっぱでも何の問題も……ノノ 行ってらっしゃいの方はいってらっしゃいませ。

sakanoka 2011/05/27(Fri) 14時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― ある日の部室>>188 ――

[ぼんやりと黒い虹を眺めていたところで、ふいに背中に力を受けた。]

 っ……!

[驚いて、振り向こうとした。
 振り向こうとして……結局、そのまま俯いた。
 抱きついてきた腕の高さ、手の触れ方……。
 目で見なくても、それが誰なのか、判ったから。

 その腕の温もりに、少しだけ口許が緩んだ。]

(205) sakanoka 2011/05/27(Fri) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[白い紙の上、自然に指が描いた弧の形。
 暫く見詰めていれば、その形はいつかの空に架かった橋に。
 その墨色は、昔の思い出と、今も抱えたままの暗さに見えた。

 ……でももう泣き虫じゃないし、へこんだりもしない。
 だから、泣かない。
 温もりに、心が緩んでも、それでも泣けない。]

 ………テツ。

[口許を緩ませたまま、ゆっくりと、振り向いた。
 振り向いた側の右の頬に、墨の滴が伝っていた。
 何か、口にした。けれど、声が霞んで何も伝えられなかった。

 黙り込んだまま……制服のズボンのポケットに右手を入れて。
 墨がべっとりと移ったキャンディの包みをそっと持ち上げた。]

 …………。

[気づいたのはポケットから取り出した後、だった。]

(206) sakanoka 2011/05/27(Fri) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>208
[びっくりしーませーんでした、とばかりのしれっとした顔でも、この時浮かべられたら面白かったのだろうけれど。
 何故か、それも咄嗟にできなくて。
 ただ、上手く明るくは振る舞えないままの、余計につまらない反応になってしまっていた。

 振り向いてからも、おれはきっとそんな様子で……。
 下から向けられた哲人の瞳の色に、また少し、目を伏せて。
 けれどキャンディの方に視線が移れば、一先ず緩やかに身体を彼の正面に向けようと捻りながら]

 ……あの、さ。
 これ、前、貰ったお菓子の、お礼。

[キャンディを胸の上の方まで持ち上げた。]

 だったん、だけど……汚しちゃった、な。

(210) sakanoka 2011/05/27(Fri) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>214
[人目を気にするにも、気にするだけの力は今なかったのかもしれない。
 今はただ、くれんの、という哲人に小さく頷いた。]

 拭く、けど。
 それでも墨取れないかもだけど、良い、なら……。

[ティシュはこっちかな、ともう片手で軽く手繰り寄せて、右手の指とキャンディの墨を拭いはじめた。]


 ……ばかみたい。
 ユリにこんな顔見られてたら、呆れられる。

[一滴、零した。]

(217) sakanoka 2011/05/27(Fri) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 文化祭準備中の>>216 ――

[何年か前なら、この時期は毎日がキャンバスに向かい合う季節だった。
 今となっては、そんなことはまるでなくて。
 けれどそれでも、後ろ髪を引かれるでもなく、過ごして……]

 ………、…。

[いなかった。
 今の自分は、傍目に見れば邪魔でしかない見物人。
 そう解ってても、なんとなく、美術室の近くまで赴いてしまう。
 尤も、廊下の奥から遠目に見守るだけだったのだけれど。]

 ……、……あれ、モモくん?

[その視線の先、美術室に、見知った顔があった。
 思わず、判り易く首を傾げてしまった。]

(220) sakanoka 2011/05/27(Fri) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>218
[いいのに、と言われても結局拭ってしまうのは、ちょっと潔癖すぎたせい、だけど。
 黙って墨を取る間の時間、晴れた気持ちを取り戻そうともしていて。
 けれど、再び声を掛けられるまでの間、暗さを変えられないままで。]

 ……え。

[その暗い瞳は、何でも、言えよ、の彼の一言で瞬いた。
 手を止めて、目を瞑るように半分閉じて。
 長くも思える少しの間をおいて、口を開いた。]

 辛い。

(223) sakanoka 2011/05/27(Fri) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 もう会えない、会わないって解ってる。

[楓馬や蛍紫などならそうとは限らないかもしれないし、多少なりとも「見た」という人であればまた少し違うかもしれない。
 けれど自分にはもう……という思いがあった。]

 のに……まだサヨナラできてない気がして。
 そう思うと、辛い、ってだけ。

 ……ごめん、ただの愚痴、だね。

(225) sakanoka 2011/05/27(Fri) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 えっ。……モモくん。

[バレた。調音>>224に思いっきりバレた。
 けれど別に逃走したりするわけでもなく……。
 おろりとしながらも、彼の方に歩み寄った。]

 その、手伝い……とかじゃ、ないん、だ。
 ただ、その。まあ、……つい。

[あの出来事があった時、調音には自分が美術室に訪れてしまう訳を少し話していたのだった。
 そういえばあの時に少し不穏な噂のことを零してしまったりもしていたのだが……ひとまず、そのことは置いておいた。
 手渡された缶は、ちょっと危なげながらキャッチに成功。]

 っていうか、その。
 皆って……おれのこと、知ってるの?

(233) sakanoka 2011/05/28(Sat) 00時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/28(Sat) 00時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>235>>236
[見開いた目も、それが逸らされたのも、あまり上手くは見えていなかったけれど。
 それでも、哲人の声色がどこか違うのは、分かった。
 今までの自分には、その幼い響きを聞いた覚えはなかったように思う。]

 ……テツ。

[そのまま、こくんと力ない頷きを重ねて、終いに俯きを深めた。
 諦めてねえ、って。信じられてない、って。おかしい、って……。
 けれど、その最後の結論に、顔を少し上げた。
 少し、だったから、その表情はやっぱり髪に隠れがちだったけれど。]

 ……そうだね。
 まだここに居て、居るんだって。
 それでまた騒いだり笑ったり……それで、良い、よね。

[言い終わらないうちに、まだ少し黒ずんだままの包装の飴を哲人に手渡した。]

(248) sakanoka 2011/05/28(Sat) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[飴に少し邪魔されたような響きに、一瞬だけ、声にならないほど微かだが笑いが零れた。何とか、笑えた。
 その後、また少しの間を置いて]

 ……何でも、っていうんなら。

[そして漸く、胸元を差し示す彼に、顔を向けた。]

 お願い。
 暫く、泣かせて。

[泣いてすっきりして、その結論を受け入れてちゃんとまた笑えるように、という思いから。
 黒い涙の上に本当の涙を落として、その場に膝を着いて崩れた。]

(250) sakanoka 2011/05/28(Sat) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>253
[泣き虫、と言われた。
 可愛い、なんて言われたりもした。
 それでも嫌々もできないまま……寧ろ、その言葉で堰を切ったように、声を洩らして泣き始めた。
 抱き締めてくれる腕の中で、ただひたすら、泣き喚いた。]

 あ……うっ……、て、つ……、
 てつ、も……ぅうっ、ない、てっ……いっしょ、に……っ

[彼の思いをはっきり判った訳ではなく、ただ、感極まって、そんな無茶なことも口にした。]

(258) sakanoka 2011/05/28(Sat) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>238
[折角、との言葉に、迷いながらも、小さく頷いた。
 ちょっとだけ、の心算のことで、本当に「しがらみ」が強くなってしまったらどうしようか、と。
 調音も、解っている上で誘っているのだろうとは思ったけれど……]

 って、や、ごめん、つい……。

[突っ込み指摘されて、ちょっとたじろいだりしつつ]

 あ、うん……そうだね。
 あの時……は、ちょっと落ち着いて話せなかったし。
 終わったら、行こ、か。

[そうしてスプレー缶を手に、ちょっと気弱な様子で美術室へと。
 それでもアーチを作る手伝いを手際良く……若干熱中気味にこなす様は、過去にそうした分野に携わっていたことを示すものと見る人も中には居たかもしれない。

 一段落済めば、屋上への階段へと、調音の後から向かい始める心算だった。]

(261) sakanoka 2011/05/28(Sat) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>263
[最初に駄目と言われた時、咄嗟に頭を横に揺すったのだけれど。
 続く言葉に、その揺らぎは止まって。
 強く掛かる腕の力を感じながら、また、泣きじゃくった。]

 ……ぅ、てつ、の、ぶん……ま、で。

[その時は少し、瞬いて。けれど否とも、言えなくて]

 う、ん……っ、な、く……。

[それからまた、声もがらがらと擦れてしまうくらいまで大声を上げて。
 時折、前の哲人の胸を引っ掻くように手を伸ばしたりもして……。

 そうやって暫く居るうちに、落ち着きを取り戻した。]

 ……あり、がと。
 すこし、らく、に……なった。

 ……ほら、ちゃんと、テツの代わりに泣いてあげた、よ。

(266) sakanoka 2011/05/28(Sat) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[本当に今の自分にこの人の涙を肩代わりできたのかなんて、判らなくて。
 少し、胸がちくりともしたけれど……。
 それでも、疲れ切った表情にそれでも淡く笑みを浮かべて、緩く顔を起こした。]


[きっと、どこかは解らないけど、どこかで会えるって思ってしまったその人。
 その姿の見えない場所で、言えないままだった『ありがとう』。

 それをこの場所で言うことができるまでには、まだ少し時間が掛かりそう、だった**]

(267) sakanoka 2011/05/28(Sat) 02時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/28(Sat) 02時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/28(Sat) 12時半頃


/*仕事おわったー!
[なんとなく使ってみるテスト。
ついでにバーナバス[[who]]の隣に座った。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― いつかの部室 ――

[邪魔な髪を払って頭を撫でてくれるその手は、温かく頼もしくて。
 代わりになってる……哲人のその言葉に、胸の痛みが少し癒された。
 彼の手が離れてから、ゆっくりと立ち上がって。]

 ううん。テツこそ、ありがと。そう言って、くれて。
 ……テツの辛いのも、泣いて流せたなら、嬉しい。

[いまだにひどい声しか出ないってくすっと苦笑いしながら。
 さっきの幼い響きが、頭に過る。

 何か言っても、この人は簡単に弱い部分は見せられないんだろう、と。
 見せるとしたら、それは哲人が「ここにいる」と言ったあの人の方になんだろう、と思う。
 ちょっぴり、ちりりと妬けたりもしたけれど……自分だってあの人には時に泣かされながらも憧れたりした。敵わない人。
 ……その人が、まだ「ここにいる」。そのことが優しく、思えた。]

(335) sakanoka 2011/05/28(Sat) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[それから、泣き腫らした顔で、けれど明るく微笑んだ。]

 ……うん、すっきりできたとこで。
 ちょっとだけ、軽いやつ一戦、付き合って。

[本当は軽いゲームではなくて、彼を思う切欠をくれたあのゲームをやりたいなって思ってたけれど。
 お願いまたマジックやって!って頼むには、まだ自分のカード自体が足りな過ぎて、それじゃいけない気がしたから。
 ただ、ささやかな勝ち負けを交わせればいいなってだけ、今は願った。]

(340) sakanoka 2011/05/28(Sat) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[あの日から失ったものを、引きずってはいたけれど。
 辛くても、それでももう、己の所為だとは思わない。
 だって目の前の彼が、自分を救う言葉を掛けてくれたから。
 それを、時間を掛けて、受け入れられたから。
 そしてその救いは……自分だけのものじゃないとも、思っている**]

(341) sakanoka 2011/05/28(Sat) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 文化祭準備日… ――

[廊下を通り過ぎる間は、文化祭を前にした活気を感じていたけれど。
 屋上へ向かう階段まで来ればその喧噪もどこか遠くなるか。]

 ……きっと、今日の風、気持ちいいんだろうな。

[広がる空を思いつつ。
 あの時と同じように、階段半ばのところで立ち止まって。
 何から話そうかな、なんて顔で調音の方に向き直った。]

(342) sakanoka 2011/05/28(Sat) 22時頃

ヴェスパタインは、もどりもどり。

sakanoka 2011/05/28(Sat) 23時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 文化祭準備日>>344 ――


 うん。秋晴れ、好き…――え?

[背の低い調音を上から見下ろす姿勢は少し不安定気味で……。
 瞬いた拍子に、うっかり軽くよろけてしまいつつ、も]

 首。……どうか、した?

[ここ、と、おさえられているところに、目線を下ろした。]

(357) sakanoka 2011/05/28(Sat) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― いつかの部室>>359 ――

[決して得意ではないゲームでも、自分から彼に持ち掛けようと思えるようになったのは、間違いなく、あの雷雨の時を経てからで……。
 今の誘いも、きっと珍しがられるだろうな、とはどこかで思ってて]

 ちょっと、そういう気分なんだ。
 トランプ、なら……ジジ抜きとか、かな。

[他のもいくつか考えたけれど、哲人がカードに触れているのを見れば、そちらを選んでしまう。
 適当な椅子に座りながら、視線をシャッフルするその指先に落とした。]

(366) sakanoka 2011/05/29(Sun) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― いつかの部室>>371 ――

 じゃあ、えーっと……これ。

[一枚抜いて、また暫く、哲人の手を眺めていた。ちなみに抜かれたのはスペードのエース。
 こんな風に器用にカードを切ることは今でもできなくて。
 その憧れがほんのりと乗った眼差しだった。

 一番最初は、一度に抱えきれないほどの手札。
 たくさん捨てて。引いて引かれて、また捨てて。
 自分の手札があと2枚になったところで、ふと口を開き]

 ……ねえ、テツ。
 テツはさ……おれの前じゃ、やっぱり泣けない?

[さっきあやされた時のその言葉>>358を思い出しながら、尋ねた。]

(374) sakanoka 2011/05/29(Sun) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 文化祭前準備日>>372 ――


 え、うそ。

[調音に言われて、思わず自分の首元に手を伸ばした。
 ちょっと慌てた様子で擦ったら……本当に指先に白い染料の色が乗った。その白色は、白い肌に溶け込んで見過ごしてしまいかねない程、己の肌に近い色]

 って、あ……ごめん。

[同じ目線に立ってくれた彼に小さな礼を。
 それから、苦笑いをした。楽しげな苦笑いだった。]

 気づかなかった、とか。
 相当、夢中になってたんだね……おれ。

(383) sakanoka 2011/05/29(Sun) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>387
[ああして、の言に。大げさなくらいに胸に縋ってわめいていた自分の姿を振り返った。
 落ち着いた今、それを思い浮かべれば、少しはにかんで。
 けれど、そっか、と小さく頷いて、そして微笑んだ。]

 じゃあ、泣きたいこと、できたら。
 おれが泣いてもダメってくらい、泣きたくなったら。
 ……その時は、おれが確り受け止めるから。

[多分今はその時ではないと、いつも通りに聞こえる声色から思いつつ。
 そう言えば一度、ベッドの中で縋られた時もあったな、って思い出して。
 もし、の時は、あの時みたいにぎゅっと抱きしめられれば、と。

 そうして手を伸ばして引いたのは、相方の欠けたエース。
 哲人の表情はなんとか読めていた心算だったが……喋っていたせいもあって、引きを誤った。]

 あ。

[表情が判り易いのは自分もだった。]

(397) sakanoka 2011/05/29(Sun) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 文化祭準備日>>396 ――

[実は、ある事情(何かは敢えて語らない)で、胸の辺りにまだ鬱血の痕が残っている。
 首元にそれがついてなかったのは幸いだったのかもしれない。
 とはいえ、この白いのも放っておいたら取るのが面倒そうで……。
 けれど戻るのも億劫で、どうしようかと、調音と顔を見合わせたりもした。]

 やっぱり、そう見えた?

[楽しそうに、の言葉にそう聞き返したところで。
 色の技術や意見のことまで話は及んで、何だか、素直に嬉しくて、子供みたいな笑みが零れた。
 丁度、哲人に見せる類の笑みとよく似ている笑みの形。]

 山本君に、ありがと、言わなきゃだね。

 ……モモくんも、ありがと。
 誘ってくれた君がいたから楽しかったってのも、あると思うから。

(403) sakanoka 2011/05/29(Sun) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>406
[頷く声に滲んだ色は、あの時よりはぼんやりとして感じられたけれど。
 それでも、何かが見えた気がして、小さく瞬いた。
 ほんの少しだけ、胸に灯るような、胸を締めるような、想い。

 その感覚も、うっかり引いたハートのエースの所為で一時薄れて。
 しかも、同じ音が、重なってしまったもので。
 ……哲人と一緒になって、明るく笑い出した。]

 ふふっ、やだっ。 ……で、何か、

[言おうとしてたのか。
 3枚に増えてしまった手札を胸の前に、淡翠の瞳に視線を合わせた。]

(411) sakanoka 2011/05/29(Sun) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 文化祭準備日>>407>>408 ――

[あ、と聞こえて軽く瞬きつつも……。
 調音が返す笑顔に、胸が暖かくなって、瞬いたのも気にしなくなった。
 山本君に言っておくという彼に、うんと頷いて]

 良かった、モモくんからも、楽しいって言って貰えて……。

 まあ、おれも……3年になっても、だけど。
 負け続きだし。こてんぱんにやられるし。

[それこそ容赦のない罰ゲームもあったものだったな、って思い出すけれど……。
 あれからそれなりの時間を経た今、思い出に対する黒い色は和らいではいたのだろう。
 眉を下げながらも、ちゃんと笑うことができた。]

 何だか、似てるな、おれとモモくん。

(417) sakanoka 2011/05/29(Sun) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[と……視線の先に気づく。
 首筋、だとは思うのだけれど。
 後ろめたい(恥ずかしい)何かがあるせいか、ふいに首より下の方に意識が向いてしまう。
 思わず、焦って首を横に振ってしまった。]

 あっ、ううん、いいよ。
 ハンカチ、おれもあるし。自分で落とす、から。

 じゃあ、ちょっと今から戻る……。

[若干、挙動不審気味に、階段を降り始めた。]

(418) sakanoka 2011/05/29(Sun) 02時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/29(Sun) 03時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/29(Sun) 03時半頃


/*
なぁ、ところで、日向って木のうろにいるんけ?
見つけたらやばいのかな……。

日向ぁあああああああああああああ。
(ロール返そうとしてたらしい。)


/*
 叫び癖が、蛍紫にうつってる・・・

(探し行く分には問題ないんじゃないかなあ
(縁もゆかりも無い場所ではないのだし
(どうなんだろう
(日向をみつめてみた


/*
お好きにどうぞ。
とっくに白骨化していますし、見つけた後も形式的には身元不明遺体で引取人もいませんから見つけるとかえって面倒臭いことになりますけども……。


/*
……、警察に通報とかしなければいいんですかね。
もうちょっとまともなところに改めて埋葬するとか。
アイスの棒突き立てるとか。

その辺りはお任せします。
(訳:遺体の扱いとかその辺りのことには中身が詳しくない)
そもそも百年経ったら白骨も残ってるのかしら……。


/*
そうそう、通報しなければ大丈夫・・・ ってアイスの棒はまともじゃないよ!

100年以上前の行き倒れのひとも、白骨で見つかるみたいだし、残ってはいるんじゃないかな。たぶん。


[指先を伸ばす。薔薇の棘に刺されても気にしない。]

 俺はお前を忘れないといった。
 今は、全て持って行くのは難しいけど
 お前の想いを1欠片連れて行ってもいいか?

 ――……もう、此処に囚われなくてもいいだろう。

 暁様しか愛せないというならこそ。
 生まれ変わりがあるのなら、
 もしかすれば外に出れば会えるかもしれない。
 此処にいるより、会える可能性は上がるさ。

[骨の欠片拾いあげて、そんな風に囁いた。
なによりも、もう誰も此処で悲しい想いをしないように。
彼女が、もうそのことで苦しまずにすむように。]


/*
とりあえず、この段階で全部掘り返すのは無理かなぁと。
ので、骨の欠片もらってみた。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― いつかの部室>>439 ――


 あ。うん。……。

[やっぱり何、って聞き返しそうになったけれど。
 哲人が例のあれでないカードに手を伸ばしたのを見て、どきっとして、言おうとしていた言葉を気にするどころじゃなくなって……。
 明らかに苦い顔で彼の笑顔をじ、と見据えてから、最後の一枚を引いた。

 それでも、手元に残されたエースを表向きに見せながら、そこに笑みも浮かべた。]

 負けちゃった。
 ……やっぱり、敵わないや、テツ。

(444) sakanoka 2011/05/29(Sun) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


[それから、相方の居ないハートのエースを暫く眺めて]

 ……一人ぼっちは、やっぱり嫌だ。
 辛いのも一緒に分け合ったりできるふたりが、一番。

 ね。

[最初に抜かれたスペードのエースと、残されたジジを重ねて。
 ふんわりと笑って、今回のラブゲームのおしまいを告げた**]

(445) sakanoka 2011/05/29(Sun) 11時頃

 日向。
 ……やっと、会えた。

[彼女に触れることは出来なかった指先で、かるい手触りの表面を愛しげに触れ。
両手で包み込むと、くちづけた]

 助けてくれて、ありがとう。
 ……あんなタイミングで、オレに話してくれたのは、きっとずっと、見守ってくれてたんだろ。

[それは、勿論自分だけでなく。
別荘を訪れた、みんなを]

 ありがとう。
 日向に会えて、よかった。

[助かったひと。助けられなかったひと。
すべては自分たちの心が織り成した結果で。
けれど彼女も、殺したくないと言った彼女も、結果に心を痛めているのかもしれないから。

ただ、出会いへの感謝と、親愛を籠めてそう告げ、わらう]


 ……さ、帰ろうぜ。
 4人と、日向で。

[また、改めて弔いはしたいと思うけれど。
それだけ言って、あっさり手を離し。
加える名は、彼が当然、その欠片を連れ帰るんだろうという前提]

 また、来るよ。
 それまで、せんぱいたち、宜しくな。

[別荘が土砂に埋もれても尚、咲き続ける薔薇。
それは咲くまま、あるがまま。
やがて自然に癒されるその時まで、手を触れず静かに見守るのが良いのだろうと。

ふたりの、他からは見えざる友人たちの待つ場へと、踵を返した。
勿論、またふらっと何処かへ行ってしまわないよう、蛍紫の手をしっかりと握って。

その指先に、薔薇の棘で傷つけたんだろう傷を見て取れば。
眉を軽く潜めて、ぺろりと舐めとった]


 そうだな、帰ろうか。

[あっさりと手放された彼女の欠片を、ハンカチに包むと鞄にしまった。ゆるっと歩きだせば、握られる手に、先程寄った眉間の皺が少し緩む。]

 ――……また、来よう。

[けれど己の代わりのように眉を潜めた楓馬の唇が指先に触れたなら、少しフリーズして、その後、ふっと笑って呟いた。

流石に、蘭香の前では出来ないから、掠める取る接吻けを唇に。

照れ隠しに見上げる空。
梢の間から青空が見える。

             ―――……止まない雨はない。

けれど、晴れ渡った空だからこそ、つんと胸を打つものがある。
空の青は、おそらく、雨(哀しみ)を知っているからきっと綺麗なのだと。

蒼穹に幾多の分岐の中で選んだ今の大切さが身にしみるから、
きゅっと取った手を握りしめ、歩きだした*]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 文化祭準備日>>473>>474 ――


 えっと、うん。そう……か、な。

[微妙に語尾が揺れたのは、哲人の名を出されて照れてしまったため。
 組んで貰えれば心強いのは確かだったし、いつも以上に奮起してしまうから、強くなれるんだという思いはあった。
 ひとりでもっと勝ち姿を見せるようになれる……かは、残り少ない学校生活の中で叶うか判らなかったけれど。]

 ありがと。
 ……そう言って貰えて、おれも、嬉しい。


[……で、その後、調音が首を傾げる姿も見れない程に、いそいそと退散しようとしていたところで]

(495) sakanoka 2011/05/29(Sun) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[後ろからの足音。呼び止められて、ぎくり、と立ち止まった。
 振り向きざまに軽く凍りついた顔は……その問いに、一瞬きょとりと。
 けれど、すぐに、温かいものへと変わり始めた。]

 そっか。

[調音の口から、恋して良かった、と聞いたのは初めてだった気がして。
 彼の頬の色を瞳に映しながら、自分もまた、少し顔を赤らめた。]

 おれも。

 辛かったこともあったけれど。
 それでも今、恋して、すごく幸せ。

[ああ、やっぱりこんなところも『似ている』……そう感じながら。
 照れと、そして今ちゃんとここに居る彼に対する安堵。
 それらを湛えた笑みを向けたのち、廊下へと降りていった**]

(496) sakanoka 2011/05/29(Sun) 20時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/29(Sun) 20時半頃


[ そ                    ]
[    う                 ]
[    び                 ]

[                   れ  ]
[  ん                   ]
[      ご               ]
[           く          ]

[           お          ]
[           し          ]
[  ま                   ]
[               い       ]


[ *役目を終えた恋獄と娘は長く深い眠りに就く* ]


/*
日向のほうはこれで締めになります。

遅くなってごめんなさい……。
もう二度とこんな滅茶苦茶な縛りのト書きは書かないと誓います……(涙


/* 日向あああああ

って、先に蘭香に叫ばれてた。
ほんと日向だいすき! ありがとう!

そしてお疲れ様。(笑いながら、えあーなでぽふぎゅむ


/*
日向はお疲れ様でした。
癒されたようでなによりです(ほろり

と、いつものように反応は鈍い俺。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 卒業式 ――

[当初の目標だった卒業は無事にクリア。
 大学は一浪しても良い、ということではあったけれど……。
 何故か秋過ぎから、志望外だった筈のある学校への進学を志していた。
 流石に準備が遅すぎて、現役合格の奇跡は起きなかったけれど。
 どこの大学に入ろうと奮起していたかは想像に任せるとして……。]

[そして叶った卒業式。
 ずっとの別れという訳ではないだろうに、それでも、泣いていた。
 結局変えられない泣き虫っぷりを、哲人の前でさらしたのは間違いないだろうし。
 その姿を良数にからかわれたのも、言うまでもないだろう。]

(539) sakanoka 2011/05/30(Mon) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[式から暫くして、桜が彩る並木道。
 いつかの時も、こんなふうに通り過ぎていたのだったか。
 ふと、天を仰いだ。]

 綺麗。

[散る花としての桜は、嫌い。
 でも、青に映える淡い赤は、好き。
 地に落ちた花を踏んづけていることを思いもしながら。
 それでも、今見ることのできる色の幸せを想う。]

 …………。

[ふと、ある窓辺に視線が赴いて。
 その方に向けて、ひとつ視線を留めて。そして、緩めた。]

 ……ありがとう。

[漸く、口にできた言葉。]

(540) sakanoka 2011/05/30(Mon) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[それから、振り返った先。青に映える明るい赤を探す。

 もうすぐ、あの人には打ち明ける心算だ。
 今まで貰った色を全部含めて、こっそり満たしたカードケースのこと**]

(543) sakanoka 2011/05/30(Mon) 00時頃

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