人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


『ああ……美味しい』
 ああ……不味い。

[重なる聲と血を啜る音。
蕩ける血の味に、爪の先まで満たされて。
今本当に人では無くなったのだと。

泣いていた赤子が笑う代わりに……何故か泣きたくなった。]


 血腥い……。

[翌朝。ベッドの中にいる私を覚醒させたのは鮮やかに漂ってくる血の芳香であった。**]


[どこからか血の匂いがする。

 淑女とのダンスでこびりついた臭いではない。
 新鮮な、食欲をそそる血肉の匂い。


 一体、誰の仕業か。
 考える必要は、あまりなさそうではあったが。



 絶望の芳香に、ひそかに、喉を鳴らす。*]


[この血生臭さに、どうしても咥内が涎で満たされる。**]


【人】 徒弟 グレッグ

ラジャー、ッス。

[ホレーショーの提案>>327に、グレッグは笑顔で頷いた。
今日は兄貴と酒盛りだ、と思うと。ウキウキして。
次の瞬間には、嫌な夢のことなど。すっかり忘れてしまっていた。
こういう面倒見の良い所が、兄貴の兄貴たる所以なのだ]

ふへへ。

[にへら、と相好を崩して。
相変わらずニコがふざけたことを言って騒いでいた気がするが。
まあいつものことかと、食事に集中した]

(19) 2014/12/11(Thu) 08時頃

【人】 徒弟 グレッグ

― 8号室 ―

じゃーんっ。

[船員たちが寝静まった頃。
琥珀色の液体の入った瓶を懐にしのばせて。
兄貴の部屋に突撃する]

んじゃ、今日の戦勝祝いってことで。
乾杯ッス〜。

[若干声を抑えながら、それでも語尾は弾んで。
小さな酒盛りが始まったのだった]

きしし。

[こんな荒くれどもの船でも。
たとえ毎日、命のやり取りをしていたって。
あの頃の“死んだような日々”よりは、ずっとマシで。
グレッグにとっては、毎日が輝いていた]

(20) 2014/12/11(Thu) 08時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[眼前に迫った牙を、グレッグは避ける事違わず――]

(21) 2014/12/11(Thu) 08時頃

【人】 徒弟 グレッグ

うわっ!

[グレッグは飛び起きた。またあの悪夢だ。
酒を飲んで、いつの間にか兄貴の部屋で寝てしまったらしい。
兄貴もそれは同様だったようで、気持ち良さそうにぐーすか寝ている。
現実に戻ってきたのか、と少し安堵する。
全身汗びっしょりだ。
灰色の猫が、心配そうに纏わりついてきた]

キティ、大丈夫ッスよ。
俺、兄貴を起こさないように自分の部屋で寝るから。

[当然のごとく瓶は空だ。束の間の幸せをありがとうウィスキー。
そっと足音を忍ばせながら。8号室を後にした]

(22) 2014/12/11(Thu) 08時頃

【人】 徒弟 グレッグ

― 第三甲板廊下 ―

……ん。ミナカ?

[8号室を出た所で、医務室に入っていくミナカの姿>>8が見えた。
どうしたんだろうこんな時間に。訝しがる]

ま。いっか。

[気にせず9号室へ戻った。
ただ少しだけ、ミナカのことが引っかかった。
ふかふかの布団で寝れば、きっとあの悪夢を見ることはないだろう。そう思いながら、自室の布団に潜りこんだ**]

(23) 2014/12/11(Thu) 08時頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 08時頃


徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 09時頃


 大方あの仔犬の仕業か…。


[部屋に戻る前、芳香に誘われるよう、船底の牢へ足を向けた。

 引き裂かれた骸は、誰の手に依るものか。
 大方の予想はつくが、無論、責めるつもりなどない。
 かといって賞賛するでもない。


 この捕虜が、人狼がいると騒いだとか、そんなことはどうでもいい。
 身の危険など、今更なこと。



 ただ、絶望の波紋が広がるさまを、この目で見に来たまでのこと。]


 ……いい貌だ。


[絶望の中、息絶えたであろうサイモンの顔を見て、無機質な声を零す。


 絶望は畏れを産み、畏れは絶望を喰らい、成長する。
 産声あげた畏れの行く末を、愉しむかのように。

 ほんの微かに、唇の端が持ち上がった。*]


【人】 徒弟 グレッグ

[血、血、血……。一面に広がる血溜まり]

(61) 2014/12/11(Thu) 21時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

― 翌朝 ―

うわあっ。

[グレッグは飛び起きる。今まで見た夢よりも、さらに鮮明なヴィジョンを見た。それこそ、血の匂いまで感じられるような]

どうかしちまったんスかね。俺は。

[昨日の楽しい酒盛りの余韻は立ち消えて。
苛立たしげに頭を搔いた。
その瞳には、茫洋とした暗い光が宿っていた]

……とりあえず、起きよう。

[二度寝する気にもなれず、廊下に出た途端。
船内の雰囲気が慌ただしい事に気付いた]

船長命令?

[嫌な予感が増大した]

(62) 2014/12/11(Thu) 21時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

― 甲板へと ―

[急いで甲板へ向かう道すがら、船員達の囁きが聞こえる
曰く「人狼が出た……」「血で真っ赤」「惨たらしい死体」だの。
比較的、仲の良い船員をひとり捕まえて]

……死んだのは、ルイスと捕虜ッスか?

[ある確信を持って質問をした。船員は頷く]

そっか。ありがとッス。

[短く礼を言った。
グレッグは酷く混乱する。夢の通りだった]

(63) 2014/12/11(Thu) 21時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

― 甲板 ―

[いよいよ、グレッグは夢を無視するわけにはいかなくなっていた]

(予知夢、なんスかね)

[甲板に整列しながら、思考を巡らせた。
問題なのは。昨日から度々見る、あの一連の悪夢が。全て本当だとしたら。
――グレッグは近い将来、死ぬということだ]

(死ぬんスか、俺が)

[なんだか、ふわふわとして実感が沸かない。
いや、今はそれよりも。人狼が本当にいるとしたら]

………………らなきゃ。

[誰にも聞こえない小さな声で呟く。
その呟きは、潮騒に消えた]

(64) 2014/12/11(Thu) 21時半頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 21時半頃


 そうだ……俺は……ヒトじゃ無くなったんだった。

[舌に食い殺した血の味が蘇る。
同時に胸を締め付けるこの感情は………。]

 は、はははははっ。
 もう人間じゃないのに、何、人間みたいな事思ってるんだか。

[渇いた笑いを絞り出して、最後に1つ自嘲を重ねた。]


【人】 徒弟 グレッグ

[淡々と紡がれる船長の言葉>>77を。
グレッグは黙って聞き入っていた。
その眉がピクリ、と一瞬動く]

(私の所有物を壊すのと同義……?)

[違う。自分は船長の所有物ではない。
あの日。あの時。あの瞬間。兄貴に胸倉を掴まれた瞬間から]

(……俺は、兄貴の“戦利品”ッスよ)

[こんな事態にも、自然と心は凪いでいて。
あの夢のことも段々と咀嚼できてきた、気がする。
続く船長の言葉には黙って頷いた。
そう、人狼を見つけて―――しなければならない]

(82) 2014/12/11(Thu) 22時頃

 ミナカ、二人きりで話をしようか。

[私は甲板に集まった面々から嗅ぎ分けて仔犬の正体を的確に見抜いていた。なるべく穏やかに聞こえるように聲を風に乗せた。]


 殺ス 殺ス カ ?
 仔犬 仔犬 を

[断続的に拾っていた獣の“聲”は、
船長が云う重罪人に繋がる手掛かりとなり。

皆のざわめきに混ぜて落とした唸りに、
我知らぬまま、薄く困惑の想いが乗った。]


 そうだな、俺は仲間じゃない。

[船長の聲に静かに目を閉じる。
ヒトを、仲間を棄てたのは自分の方。
徐々にヒトで無くなっていたかも知れないが、仲間を棄てたのは
自分の意志だと自嘲を浮かべ。

やっと産声を上げ、紅いミルクを呑む事を許された赤子は死を拒む。
当然死にたくないと思う反面、殺されても仕方ないと、
むしろ死を望んだ方が良いかもしれないと思う片割れである己と。

混ざり合い、自分でも袋小路になった思考を、聲が突然
現実に引き戻した。]


【人】 徒弟 グレッグ

『毒殺かぁ?』>>97

[モンドの言葉に、数名がグレッグを見つめた。
毒を戦闘に使うといえば、自然とグレッグを連想するのだろう。
咄嗟にやれやれと肩をすくませて]

……勘弁してほしいッス。

[“夢”で毒殺ではないのは知っている。
やがてその旨が副船長から伝えられる>>99と、ほっと胸を撫で下ろした。
しかし。それほどまでに皆が疑心暗鬼になっているのか、と。
暗澹とした心持ちになり]

(101) 2014/12/11(Thu) 22時半頃

 ……ああ。

[船長が同じ聲を持つ驚きよりも、
犯人を捜し出して殺せと命じた直後の呼び掛けられた事に驚いた。
彼には全てお見通しで、殺されるのだと怯える様に
顔を歪ませ掛けた赤子の感情を殺して、短く返す。
凪いだ波間の様に笑えていれば良いと思いながら。]


 ミナカ、いつ誰がお前を仲間でないなどと言った。

[返ってきた聲にイライラと返す。]

 ギリー……仔犬のことは殺さない。
 私が、殺させないようにする。


[思い出した顔は、当然、血に塗れ、恐怖を張り付かせた惨たらしいものだったが。]


 ……船長……ど、して?

[イラついた感情が届いたのか、一瞬身を固くしかけたが。
言葉の意味を理解すると恐る恐る船長を見つめる。

思ってもいなかった言葉に、多少動揺したのか、
赤子の不安を映した瞳の色は隠せないままだったが。]


 ……別に。
 その、お前には死んで欲しくないと思ってるだけだ。

[ミナカの視線を直視出来なくて私は顔を逸らした。]



 …… あの仔、生きル

[殺しはしない、させはしない、との言葉に、
赤子の泣き声を思い出し
珍しく、感情を滲ませた。
それは殆ど独り言のようなか細い聲で。

その後のふたつの聲による会話は
実際の周囲の声や音に紛れて聞こえなくなった。*]


【人】 徒弟 グレッグ

[>>115モンドの不安も分からなくはない。
自分は“夢”によって、他の者よりも持っている情報が多いのだ。
少し思案してから、口を開いて]

ホレーショーの兄貴は、犯人じゃないッスよ。
これだけは自信を持って言えるッス。
昨晩は俺と酒盛りしてたッスから。

[情報のピースはひとつでも多い方が良いと思い、当たり障りのない事を言った。兄貴に疑惑が向くことだけは何としても避けなくてはなるまい。
これでいいッスよね、と。ホレーショーにちらりと視線を送った]

(124) 2014/12/11(Thu) 23時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[夢の事を話そうかと一瞬考えたが。
頭が狂ったと思われるのがオチだと口を噤んで**]

(126) 2014/12/11(Thu) 23時半頃

 …………。

[船長の聲も、ギリ―の聲も聴こえたが、
どんな言葉を口にすれば良いのか。
どんな表情をすれば良いのか、胸に沸くものを形にするものは
探しても見つからない。

ほんの少しだけ泣きそうな嬉しそうな、
困惑を混在させた表情のまま階下へと消える。]


 私が気づいたときにはもう二人の死を揉み消すことは
 叶わないくらいには人が集まっていた。

[船底についた私はミナカに話し始める。]

 だからその、なんだ……泣き聲まで聞こえていたのに
 事が起こるまで気付いてやれなかった私の落ち度だ。

 済まなかった。

[それからおもむろに見張りをやっていた元仲間の死体の上に屈み込むと、]


[その死体を食い千切った。]


 ……船長……あんたが…謝る必要なんて。

[紅い聲が何を語るのか、殺さないと言われても
まだ何処か不安が残っていた。

だが……初めて聞いた彼の謝罪に絶句し、
屈むその背を見つめた。]


[食い千切った肉を咀嚼し、飲み込む。]

 なるほど……これは美味い。
 これでは思わず粗相してしまうのも分かる。

[本当に、舌に染み渡る味に笑みが漏れたほどだ。]

 …ミナカ。私達は仲間だろう?

[それは同じ船に乗っているというだけの意味ではない。
ミナカを、死神の死出の旅路に同行させてやると受け入れた時と同じ微笑みを浮かべた。]


 !? ……駄目だ、あんたまで……ヒトでは無くなる。

[船の仲間であるはずの、肉塊を食い千切る姿に
慌てて駆け寄り止めようとした。
そこに恐怖も怯えも無く、ただ純粋に、彼が船を、仲間を
ヒトを裏切る事になる行為を止めたかった。]


 ……船長……あんた……馬鹿だろ……。

[肉を食い千切り、咀嚼する音を間近で聞いた。
間に合わなかったと悲しむより早く、
浮かんだ笑みと掛けられた言葉に泣きそうになった。

ギリ―に頭を撫でられた時と同じように
受け入れられ、赦された事を喜ぶ赤子の感情と。
ヒトを止めたのに、仲間を殺したのに。
仲間と言ってくれた事への感謝と、喜びに。]

 ……連れて行ってくれ……死神の元まで一緒に。

[泣きそうな笑みを浮かべたまま、最初に受け入れてくれた時と
同じ笑みに近寄ると、血で汚れた唇を舌で舐め取った。
まるで仔犬が親に甘える様に。]


[船底の牢へ向かった道化とミナカの聲は、ここまでも届いていた。


 ───ただ、男には到底理解できなかった。

 仲間だとか。
 落ち度だとか。
 人でなくなってしまうだとか。

 その身に、より強い力を、恐怖を、畏れを得ながら、何を嘆き、思い悩むのか。


 生粋の獣には、理解できるはずもなかった。]


 誰が馬鹿だ。

[照れ隠しにムッとした表情を浮かべてみせるが、今にも泣き出しそうなミナカの声の震えに表情が崩れそうになる。]

 って、待て。近い近い。

[急に唇を舐められ思わず仰け反る。

本当に彼は仔犬のようだ。
ミナカは大の男のように見えるが、匂いが、本能がこれは庇護すべき仔だと教える。
だから拒絶するのもどうかと思い、唇は舐めさせないように避けつつミナカの頭をぎこちない手つきで撫でた。

そういえば狼は雄も子育てに参加すると聞いたな、と遠い昔のことを思い出す。]


[現在、優先すべき“命令”は、船長の聲と定めて。
仔犬が見つからぬよう、
仔犬が殺されぬよう、
あの仔が行きられるよう、
男は足りない頭を動かし、知恵を絞った。

そして。
真実に近付きそうな者を殺そうと思い付いた。
真実に近付きそうな者を探す頭が自分に無いなら、
可能性を感じる者の傍に在ろうと決めた。

例えば、利口な航海士の傍に在ろうと決めた。

その時が来たら、殺すために。]


[あの瞳……暖かな海のような碧色の瞳、が
“その時”は光を失くしてしまうのかと思うと。

鈍い痛みが身体の何処かを蝕んだ。]

 ゥ゛ゥ゛ ア゛

[深層から湧き出し漏れるものは
言葉にならぬ、泣き声のような鈍い響き。

常々、名と顔を知る者がいくら死んでも
男が表立って感情ひとつ見せぬのは、
この痛みの正体を知らないからでしかない。

知らぬものは、無だ。
この無知な頭は、そう決め込んでいる。**]


[普段ならこんな事を口にするどころか、
思う事すら無いと言うのに。

絶望と呼ばれた道化師の思わぬ姿に、
緊張が緩んだ様に破顔する。

結局唇は舐める事は出来なかったが、
近くで嗅いだ道化の化粧の匂いに少しだけ顔を顰めた。]

 仲間と言ってくれて……ありがとう。


[それでも頭を撫でる手の優しさに目を細め、
それを暫し堪能する。

まだヒトを越えた孤高の命として、誇り高く生きる術を
知らぬ仔犬にとなった今なら判る。

ヴェラと出会った時に呼び覚まされようとした感覚。

彼は目の前の男とはまた別の、
誇り高きいつか目指すべき頂きを前にした本能だったのだろう。]


 ……ギリ―……泣いている? 俺のせい?

[唸り聲が聴こえた気がして顔を上げた。
昨日ぎこちなく頭を撫でてくれた主が悲しんでいる。
そんな気がして問い掛けた。

船長と言い、ギリ―と言い。
普段の彼らとは違う姿。
自分のせいかと船の天井を突き抜けて
甲板にいるだろう彼を思う。]

 ……ギリ―。

[想像通り、自分が原因だとしたら。
名を呼ぶ以外出来なかった。]


[そうして思う。

ヴェラもまた違う姿を見せるのだろうか。

それとも、もっと孤高の本当に美しい狼の姿なのだろうかと**]


 む……

[ミナカの礼にどう答えていいか分からず視線をうろうろとさせる。

私は誰をも信用したことはなかった。
強いて言えばギリーだけが心の許せる相手だった。

恐怖で結びつけられた船員たちとの関係は、いつか捨てられるのではないかいつか裏切られるのではないかと疑い合う関係で。
互いに隙を見せないことで保たれる関係だ。

だから……可哀想な仔犬の泣き聲を聴いた時、
むしろ仲間になりたいと思ったのは私の方だった。
いや、それともミナカをこの船に乗せた瞬間からか……?]


 ……。

[自分に撫でられて目を細めるミナカをじっと見つめる。
今までよほど寂しい思いをしてきた仔犬なのだろう。
私はミナカを抱き寄せるとその背中を優しくぽんぽんと撫でた。]

 私は、母も父も私が幼い頃に死んでしまったから
 父性だとか母性だとかいうものはよく分からないが…

[不器用ながらもミナカのことを慰めたかった。
狼なのだし先程のように唇を舐めるようなスキンシップが妥当なのだろうかと真面目に検討する。

牢の血生臭さに満たされた鼻先には、まだ人が人を殺す上層の惨劇は伝わって来なかった。]


 Quand le vin tiré, il faut le boire.

[無意識にマザータングを頭の中で紡いだ。]

 ワインを抜いたら、飲まなければならない。
 そういうことなのか……?

[仔犬を護りたければ犠牲にしなければならないものは多いのかもしれないということを私は予感し始めていた。]


 こいつの名前はドジスンだったか…美味しそうだ。

[先ほど覚えた肉の味を思い出し密かに唾を呑む。*]


[近寄ってきた道化の「美味しそうだ」という呟きに、一瞬だけ、瞳が紅く揺らいだか。]


 殺した理由は聞かなくていいのか。


[短く問う。
 尤も、脚色ない事実のみを伝えるだけなのだが**]


 理由?

[胡乱げな視線をヴェラに向ける。]

 お前があえてこいつらを攻撃したのか?
 違うだろう。

[混乱に乗じて人を切り刻むのを楽しむような性格とも思えない。大方突っかかってきたのに反撃したというところか。]

 それに……少し思うんだ。

 適当な下っ端に罪を押し付けて
 人狼騒動を終わらせるのもいいが、
 仲間じゃない者を一掃して
 仲間だけになるのもいいじゃないかとね。

[それは欲望か防衛反応か。
もう疲れたのかもしれない。恐怖し恐怖させる関係に。]


[血染めの甲板に失意が胸の内を満たしていく。

私は密かに船員たちのことを大切に思っていた。
それは確かだ。

だが本性はこんなものか。
皆恐ろしいと思うものは排除せずにはいられないのか。
それならこれまで通りの航海を続けたところで、
いつか私のことを裏切ろうという者は現れるだろう。

それだったら、仲間以外などいらない。]


 大丈夫か、ギリー…!

[ギリーが刺されたのを見て思わず聲を出してしまった。表情には出てなかったと思いたい。]


徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2014/12/12(Fri) 20時頃


【人】 徒弟 グレッグ

― 甲板 ―

[少し遠くから、リーの甲高い声が聞こえて>>173
ワンテンポ遅れてから、ああ自分のモノマネかと理解する]

全っっっ然、似てないッス。

[ひとつ文句でも言ってやろうかと思ったが。
ホレーショーが第二甲板へと降りていく姿が見えると]

ちょ、兄貴。待ってほしいッスよー。

[慌ててホレーショーの後ろ姿>>162を追いかけた]

(230) 2014/12/12(Fri) 20時頃


 泣くナイ おれ、泣くナイ

[無秩序な乱暴の中で幾人かを殺している間、赤い聲()の残響が頭の中に満ちていた。唸るたび「泣いたりしない」と繰り返したのは、あの聲に向けてか自身に向けてか。*]



―…… 痛いデモ
 おれ、死なナイ

[ナイフを捨てながら()、応える。
血は滴り落ちるが、戦闘で負う刀傷に比べれば拙い傷。到底、この命には届かない。] 


【人】 徒弟 グレッグ

― 第二甲板 ―

こんな時でも、腹は減るんスねー。

[ホレーショーの隣席に陣取ると、一息ついた。
一旦、状況を整理しよう。
今朝起きると、夢の通りルイスと捕虜が死んでいた。
以前の夢も正夢になるとしたら、グレッグも何かに襲われて死ぬ。そしてその事は何故か、確定的なことに思われた]

(……どうやって、夢の中で俺は死んだんだっけ)

[夢を思い出そうとしても、記憶の靄の中に立ち消えてしまう。
細部が思い出せない。こんなに重要なことなのに。
思い出せば自分の運命が覆せるとは思っていない。ただ――]

(兄貴は、兄貴はどうなるんスか……?)

[焦燥だけが高まって。
その時。船員たちの罵声>>171によって。
思考の奔流が途切れた]

(232) 2014/12/12(Fri) 20時頃

【人】 徒弟 グレッグ

……あ、あ。

[絶命した2人の船員>>171を見て、思わず絶句する。
そうだった。人はこんなに呆気なく死ぬんだった]

(俺も、もうすぐ。こうなる)

[死ぬ前に。自分は一体、なにができる?
考えろ、考えろ。思考を止めるな。
ギリリと歯軋りをして。
その時、厨房から『毒がなぁい!』>>223とニコラスの雄叫び]

ニコ。

[なにやらニコラスに話しかけようとしたところで、
ホレーショーに死体運びの手伝い>>204を頼まれる]

……ん、了解ッス。

[少し硬い声で答えて、船底へ向かうだろう]

(233) 2014/12/12(Fri) 20時頃

【人】 徒弟 グレッグ

― 船底・牢前 ―

……うえっぷ。

[むせ返るような血の匂いに、思わず口を押さえて。
今朝、夢で見たのとまったく同じ光景だった
夢の映像がフラッシュバックする。血、血、血、血、血……]

(……まさか。あいつ)

[何かに気付いて、ひどく暗い表情で俯いていると。
ホレーショーが“検分”を終えて、こちらに向き直った。

――追い詰められやすい場所にはいくな。俺の傍にいろ。

ホレーショーの優しい言葉に。
いちいち頷いていたグレッグだったが]

(234) 2014/12/12(Fri) 20時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[――死ぬなよ。

そう言われて、ぽんと肩を叩かれると。さすがに言葉に詰まって]

……そうッスね。

[曖昧に微笑むにとどめた。泣きたかった。
その約束は守れそうもない]

(235) 2014/12/12(Fri) 20時頃

 そうか、死んでくれるなよ。

[返ってきた答えに、ギリーの傷をいちいち心配するなど過保護か、と内心自嘲した。]


徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2014/12/12(Fri) 20時半頃


[男の目は、いつも彼には従順である。

経年の中で変わることは無く、
この船で過ごした年月ずっと同じ。]

 生きル
 使えるうち、死ぬナイ

[主人に従順に従う、犬の目。道具の目。
そう在れる事が、男にとっての何よりの幸いだった。]


[正直食欲をそそる芳香を放つそれらを海に遺棄するのはどうにも勿体なく思われた。
だからといってこの数の船員を完食する前に腐り出すだろうからいくらかは捨てなければならないのだろうが。]

ああ、いけない。
料理長殿が生きているのなら
早く彼の食事を摂ることにしよう。
そうでないとこの死体たちをつまみ食いしてしまいそうだ。
 


[それは、ヒトに聞こえぬ聲で交わされた、甲板での道化との会話。]


 違うな。

[短く返す。
 だが道化から思うところを告げられれば、意味が分からないとでも言いたげに、僅かに眉が寄った。]

 ……仲間?

 おまえの言う、仲間の基準は、何だ?
 この周章した船で、冷静さを失わぬ智慧者か。
 疑わしきを躊躇わずに屠る残虐者か。

 それとも、おまえに忠実な”犬”か?

[それとも他に彼の基準があるのだろうかと、紅帯びた瞳で道化を見据える。
 畏怖の仮面の裏側を、覗きこもうとするかのように。]


【人】 徒弟 グレッグ

― 第二甲板 ―

……え。

[死体運びを終えると、死体がさらに増えていた>>229
ホレーショーとともに絶句していると>>241
ニコラスの絶叫が響いた>>246]

……ニコ。

[ニコラスにずかずかと歩み寄り。
自らが血に汚れる事も厭わず、ニコラスから死体をはがした]

もう。やめて。

[酩酊する彼を見る度に、心が苦しくなる。
変わってしまった彼と、どう接すれば良いか分からなくて。
でもどうせ自分は死ぬのだ。最後くらい、素直になればいいと思った]

(248) 2014/12/12(Fri) 21時頃

 仲間の基準か。

[紅い月のような瞳を見つめ返しながら、
その瞳の冷たさに私は…少し同情した。
この者には家族がいたことはないのだろうか。

私の場合は、家族さえ未だいてくれれば海賊の船長になることはなかったろう……]

 仲間だと感じた者が仲間だ。
 理屈ではない。

 君は群れを知らないのかな?狼の癖に。

[だとすれば彼は狼よりも豹に近いのだろう。]


[視線を彷徨わせる船長の姿など初めて見た
今まで恐怖と絶望の象徴であった彼は、何1つ躊躇わなかった。
迷わなかった。

今だとて切り捨てられる覚悟もあったのに。
残酷なサーベルを握る手はこの身体を優しく抱き寄せた。]

 ……あんたも一人ぼっちなんだな。
 ずっと……誤解してた。

[初めて聞いた彼の過去の一端に、細めていた目を開けて
道化の下の感情を読み取ろうとする。
彼の手は、こんなにも優しい。]


【人】 徒弟 グレッグ

……服。汚れちゃったッスね。

[死体を引きはがす時>>248についた血の染みを。
やれやれと見つめて。
普段は投げナイフを使うのだ。返り血を浴びる機会はあまりない]

ちょっと。自分の部屋戻って、着替えてくるッス。

[すっかり頭がイカレてしまった昔馴染み>>252に、視線を送って]

……ニコ。生き残れよ。

[生きてればいいことがある。だろう?
いつぞやを思い出し、ニコラスに微かに笑いかけた]

んじゃ兄貴。
俺の分の料理も残しといてほしいッス〜。

[食事を取るホレーショー>>265に、ひらひらと手を振って。
第二甲板を後にする]

(266) 2014/12/12(Fri) 22時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

― 9号室 ―

[ばたん、と扉を閉めると。ずるずると床に崩れ落ちた。
さっきの牢前のフラッシュバックで“見えた”のだ。
――獣の姿が]

……き、きししっ。怖いなあ。なにくわぬ顔をして。

[良い奴だと思ってたのに。残念だ。本当に残念だなあ。
投げナイフと短剣を、懐に忍ばせる。
毒の入った小瓶は机の中にしまった]

あと、は。

[羽ペンと、紙を取り出して。
元々奴隷だったグレッグだ。読み書きなど碌にできない。
いつぞや兄貴に教えてもらった文字を、時間をかけて書き綴る]

(268) 2014/12/12(Fri) 22時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

――あにキ たのしい じんセいを ありガとウ


――じんろウは ミナか


[2枚の紙を、そっと机の中に忍ばせて。
きっと生きている奴が見つけるだろう]

(269) 2014/12/12(Fri) 22時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[グレッグは、船長の言葉>>210によってミナカの嫌疑が晴れた事は知らない]

……確かなのは。
俺と一緒にいると、兄貴の命まで危ないってことだ。

[あの悪夢が頭をかすめる。
俺の目の届く所にいろ>>206との言葉を思い出し、一瞬顔を顰めたが]

出来の悪い“戦利品”で申し訳ないッス。
……ごめん、兄貴。

[その足はまっすぐ、医務室へ]

(271) 2014/12/12(Fri) 22時半頃

 俺の母は、物心付いた時には狂っていた。
 色々お恵みでたらい回しにされて。
 何とか頭だけは良かったから命拾いしたけどな。

[眠っていたとは言え、2人分の能力が助けてくれた事は確かだろう。
学者や貴族付きの医者になるには、金も家柄も足りずに
行きついたのが絶望の船。
だが、今は感謝すらしている。]

 あんたの船に乗れた事、感謝している。


徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2014/12/12(Fri) 22時半頃


徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2014/12/12(Fri) 22時半頃


[爪と言えば、ヴェラを想像してしまう。
ほとんど無意識に、それを避けようとしていた。]


【人】 徒弟 グレッグ

― 医務室 ―

[医務室に入ると、ミナカの姿はなかった。
ほう、と息を吐き出して]

……っ。どこにいるんスかねえ。

[グレッグには珍しく、軽く舌打ち。
ここでミナカを待つか、船内を探し回るか。思案する]

(283) 2014/12/12(Fri) 22時半頃

[名を呟きながら、味を想う姿に釣られる様に喉を鳴らす。]


[道化が、その仮面の奥で何を想っているのかは、まだ分からない。
 まさか、己の境遇を思われ、憐れまれていようなど。

 ただ、彼の推察通り、家族というものの記憶はない。
 しかしそれに孤独を感じたこともない。]


 理屈ではない、か。

[つまり、己の認めたものを”仲間”と呼ぶという意味か。
 成程それなら一理ある。納得もいく。]

 ───群れ?

 いや知っている。
 たとえばこの群れの長は、おまえだろう。

[ただ群れの解釈に、若干の差異が合ったかもしれないが。]


[思わず突っ込んだのは、色々噂が立つ様な内容だったと言うよりも。]

 何故嘘を吐いた?
 ばれたら、あんたも巻き込まれる。

[船長が人狼だと知れば、恐怖に怯えている連中も、
それこそ死に物狂いで命を奪いに来るだろう。
そんな危険な真似を、何故、と視線は咎めるものに。]


 そういう意味ではない。

[ヴェラの答えに苦笑する。
知識としてではなく経験として知っているかと問いたかったのだが。
いや、そもそも群れの概念が違うのだろう。]

 君は私のことは仲間とは認めてないだろうに。

[彼がどんな生を歩んできたのかはまるで想像もつかない。
孤独などものともしないその姿は同族でありながらまた別の違った生き物のように見えた。]


 ギリ―、後でその傷見せろよ。

[泣いていないと言ったギリ―と、彼の怪我に聲を上げた船長。
ヴェラとの会話も耳に入れながら、この聲が繋ぐ者達だけは
助けたいと言葉にしないまま、ギリ―の傷を気遣った。]


【人】 徒弟 グレッグ

― 医務室前 ―

その声は――

[医務室の外から響く声>>305に、ビクリと肩を震わせた]

なんだあ。ギリアンッスかー。
驚かせないで欲しいッスよ。

[にひひ、と笑って扉を開けて]

ミナカを見なかったッスか? なんつって。
ちょいと探してるんスよー。

[明るい口調で言いながらも、目は笑っていない。
暗い茫洋とした光が、瞳に宿っている]

(312) 2014/12/12(Fri) 23時半頃

 巻き込まれたかったからだよ。

[ミナカの問いへの返しに、聲の調子に愉しむような色が乗る。]

 La faim chasse le loup hors du bois.
 飢えは狼を森から追い出す。

[私は歌うように唱える。]

 覚悟を決めるためだ。
 仔を護る為に…船員たちを裏切る覚悟を。

[「仲間たちを裏切る覚悟を」と言いかけたが、そもそも最初から仲間ではなかったなと言い換えた。]


【人】 徒弟 グレッグ

いやー。知らないなら良いッス。
ミナカはひとりで探すッス。

[>>320ギリアンにそう答えた所で。
その巨体の肩越しに、グレッグはミナカの姿>>314を認めた。
笑顔を浮かべて手を振る]

あー、ミナカ。俺、探したんスよー!

[トコトコと、明るい表情でミナカに近付きつつ。
何気ない仕草で、懐から投げナイフを数本取り出す]

……ルイスの仇、もらうッスね。

[言い終わらないうちに、手のひらから投げナイフが舞った。
その刃の軌道は、まっすぐミナカへ]

(323) 2014/12/12(Fri) 23時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[ギリアンの様子のおかしさに、グレッグは気付かない]

(324) 2014/12/12(Fri) 23時半頃

 ……あんた、何でそんな優しいのに、無理するんだろうな。

[唄う様な返答に、また泣きそうになる。
泣きたいのは赤子なのか、自分なのか、もう判らないほど
彼を仲間と慕う想いは強く。]

 俺はあんたを尊敬するよ、ヴェラ。

[2人の会話を聞きながら、その孤高の強さを羨んだ。]


[甲板に一つだけ残っていた死体を抱えるとその死体を海に落とした。
もちろん、一口二口味見をしてからだ。

唇と指についた血をぺろりと舐めとる。
それからはあと吐息を吐き一言。]

 嗚呼……美味。



 ミナカ、

[グレッグが動く刹那、ガリリと左耳を掻いて叫んだ。
現実的な声は間に合わなかったが、
咄嗟に彼を呼ぼうとした思考は、伝う。]


 優しくなんかないし無理もしてない。

[ぴしゃりと言った。
デジャヴを感じると思ったら昨日グレッグにも同じ事を言われたのだったか。
そんなつもりは、断じてない。決して。]


 俺は大丈夫だけど、大丈夫じゃないな。

[ギリ―の呼び掛けに反応はしたが、不可解な言葉の説明をする
理由は今は無かった。]


【人】 徒弟 グレッグ

おいおいマジ、ッスか……?

[人間業ではない動き>>331で、投げナイフを全て叩き落とされて。グレッグは額に冷や汗を浮かべる。
口元には変な薄ら笑いが出てきた]

さっすが、化け物様はお強い事。

[挑発するように口を歪めて]

何のつもりと言われても
ルイスの仇、って。さっき言ったじゃないッスか。
昨夜、血塗れで医務室に入っていくのを。俺、見たッス。

[夢の事には、敢えて触れず。
とりあえず。一撃でも当たれば、勝ち目がある。こちらには毒があるんだ。そう自分に言い聞かせ。
出し惜しみをせず、投げナイフを連投する。
ある物は見事な曲線を描き。ある物はまっすぐ。ある物は頭上から急降下。
十数本の投げナイフが、ミナカへ向かって――]

俺、結構ミナカのこと好きだったんスよ。

(343) 2014/12/13(Sat) 00時頃


 ミナカ 死ぬ困ル
 あの仔 生きル

[それが優先すべき何よりの“命令”であり、
男の中に芽生えた細やかな望みだった。]


 俺はいい。彼を黙らせないと船長が死ぬぞ。

[ギリ―の想いを嬉しいと思う余裕もなく、
口にしたのは船長に疑惑が向くと言う不安。]


 待った…一体何が起きている。
 何処にいるんだ。

[囁き交わされるギリーとミナカの聲を聞き、
何かが起こったのだと気づく。
私は第三甲板へと降りる足を急がせた。]


 仲間?

 おまえは、おれを仲間だと思っていたのか。

[少しだけ驚いたように問う。
 この船に乗る事になった時から、ずっと変わっていない。]

 ───俺としては、極端な話、おまえが人狼であろうがなかろうが、どうでもいい。

 おまえが、他者を畏怖させる存在であるのなら、それに従う。
 そうでないなら、おれはおまえに牙を剥く。

 それだけだ。

[もし、公に、人狼であることが知れたとしても、それを曲げるつもりはない。

 だから、やがて食事の席でニコラスに問われた時も、そのままに答えたのだった。*]


【人】 徒弟 グレッグ

あ、ばか……。ギリアン。

[グレッグは掠れた声を出す。
ナイフの刃>>355には、毒があるというのに――]

くそ。

[ギリアンを気遣う余裕もなく、ミナカがこちらに迫る。
もう投げナイフを使うには距離を詰められ過ぎた]

ちぃっ。

[こちらも短剣を取り出し、まっすぐミナカへの懐へ飛び込もうとする。幸運なことに、一撃当たったらしい。今がチャンスだ]

(363) 2014/12/13(Sat) 00時半頃

[あの時。
あやしてくれたその手が落ちるのは。
その命が、落ちるのは。
この聲を交わせる者が死ぬのは。
嫌だった。]


【人】 徒弟 グレッグ

……え。

[>>361咄嗟の出来事に、グレッグの動きが鈍る]

やっぱり。ミナカ、あんたは――

[ギリアンを治療する、ミナカを攻撃することが。できない。
その背後は隙だらけで。
船長が抜刀してこちらに近づいてくる>>358ことに気付かず――]

(366) 2014/12/13(Sat) 00時半頃

 ───あの煩い声、止めても構わないか。


[静かな男にしては珍しく、幽かに、感情の乗った聲を、どこかへと響かせる。]


徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2014/12/13(Sat) 00時半頃


 なんでもいい。好きにしろ。

[煩い声とはどれのことかは分からないが、今はそんな場合ではない。]


【人】 徒弟 グレッグ

『どうして私のギリーが傷ついている』>>366

[船長の言葉に、グレッグは声を震わせて]

俺のナイフが……。
ちが、狙ったんじゃ、なくて。毒が。

[しどろもどろになって。
それでもミナカからは目を離さず。
船長の裁きならば、グレッグはなんでも受け入れるだろう]

(370) 2014/12/13(Sat) 00時半頃

 おれ、狼なれナイ
 カシラ 本当の仲間 なれナイ、おれじゃ

 あの仔、大事

[漏れ聞こえていた聲の遣り取りを聞き、
男は漠然とそう思っていた。
所詮、聞こえる“人間”でしかない自分では
彼が求める存在には成れないのだろうと。]


[どれだけ血を絞っても、手当もしても助からないのかもしれない。
焦る自分が何を理解しているのか、理解したくなくて。]

 セシルを守る前に、自分を守れ。

[初めて、祈った気がした。]


 ギリー…お前は唯一、私が最初から仲間だと思ってた者だ。
 孤独な船の旅の中で。

[刃を振り下ろしながらグレッグを睨みつける瞳に力が入る。

――けれども、グレッグは自分に恐怖を抱かない貴重な存在だ。
些かの躊躇いも私の中に存在して。*]


【人】 徒弟 グレッグ

……ぐ、ごふっ。

[船長の一撃>>374はグレッグの首筋を捉えて。
ぐるん、と世界が一回転]

(あ、れ。なんで)

[自分の首が切り落とされたことに気付くのに。
数瞬の間があって]

(おれ、死ん――)

[ぐるぐる回る視界。飛び散る鮮血。ああ、こんな夢だっけ。
避けな、と声が聞こえる。もう遅いって兄貴。
グレッグの瞳が最期に捉えたのは]

(――あにき、ごめ)

[ごとり、と床に首が落下した**]

(384) 2014/12/13(Sat) 01時頃

 違う。違う。違う。同じじゃなくても。

[ギリ―の言葉を必死で否定する。
泣いているのは誰なのか。
震えそうな聲を必死で抑えた。]


徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2014/12/13(Sat) 01時頃


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:グレッグ 解除する

処刑者 (5人)

グレッグ
6回 (3d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
裏方
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.109 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび