人狼議事


52 薔薇恋獄

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[耳敏いのか、珀の言葉だから拾えたのか……聴こえた言葉に、困った顔をする。

薄々、表情に隠せなくなってきているような……という自覚はあった。自分が望んだ状況であるのに。

相手が、少し勘違いをしているとは、言葉重ねなければ判らないまま。]


【人】 鳥使い フィリップ

 何でそうなるんすか。

[桂馬の声>>166に、きょとんとする]

 オレはあの場に居たから、大したことないって判断したんです。
 それに、オレの判断が怪しくても、悠里せんぱいはホントに不味い状態だったら、背負って運ぶなんて危ないことしないヒトでしょ?

[迷惑とか、そんな話にはならないと。
首を傾げた]

(169) 2011/05/20(Fri) 21時半頃

フィリップは、スティーブン――文に、おねがいします、とぺこり。

2011/05/20(Fri) 21時半頃


フィリップは、しかし何か、廊下が騒がしいような。あれ、収まった?

2011/05/20(Fri) 21時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 21時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 21時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 22時頃


【人】 鳥使い フィリップ

 そこまで、……すみません。

[自分は、そこまで大事(おおごと)だと思わなかったけれど。
桂馬はそうじゃなかったんだろう。
怒りが収まる様子をみせなければ>>175、しゅんと肩を落として謝った。
勢い良く出て行った彼に、届いたかは分からないが]

 せんせ、ありがと。

[宥めようとしてくれた文>>177に、手を合わせ。
申し訳なさそうに、ちいさく笑って見送った]

(179) 2011/05/20(Fri) 22時頃

 ……王子。日向にびっくりして、気絶しただけ、なんだ。

[幼馴染の困った顔を、いつまでも見ていたいわけはない。
その話題も、楽しいものではないが、経緯を呟く]

 だから、たいしたこと無いって、思ったんだ。
 ……見えるから、普段見えないひとがどれくらい怖いかとか、オレ、分かってないせい?


【人】 鳥使い フィリップ

 ……オレは、さっき言った通り。
 急いで文せんせ呼びに行かなきゃって、思うほどじゃなかった、けど。

[蘭香は、気に病んでいないだろうか。
心配げに、傍らを見遣る]

(183) 2011/05/20(Fri) 22時頃

 嗚呼、なるほど、そういうことか。

[呟かれる経緯に、なるほどと息を吐いた。
慰めるように、伸ばす手は、しかし途中で止まる。
見えない人の感覚は、見える己には判らないことであるから、一度だけゆるっと首を横に振った。]

 ……しかし、他のものに見えるようになった、ということは
 状況はあまり良くない気がするな。

[それだけ、霊としての力が強いということ。
彼女に葛藤があるなら尚更と、疑うことが役目と思っているが故に小さく零す。]


[蛍紫は、納得しただけで自分の思考を否定はしなかった。
それに、すこしだけ口元を緩ませる。

伸ばされようとした手が、中途で止まったのを視界の端に映せば、ぱちりと瞬いて首を傾げたけれど]

 ……うん。

[状況は、良くない。気がする、のでなく、そうだと知っている。
あの声が聞こえたのは、あの場に居た自分だけだと、彼の反応に改めて確信してしまって。

紫の瞳を直視できず、俯きがちに頷いた]


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 22時半頃


[珀だけが聴いた言葉は、聴いていない。
だから、憶測だけで、今は動いている。]

 ん?

[いつもと違う俯きがちの頷きに、どうしたのか?と問う視線を送る。耀の存在があるから、表だって問えはしないから。]


【人】 鳥使い フィリップ

 ……ん。そうする。

[視界の端に映った手を、不思議そうに瞬いたけれど。
言及はせず、俯きがちになる]

『キニスンナ。フーマ、トーヘンボク。イツモノコト』

 ……そりゃどーも、ありがとーよ。

[その頭に掛けられた声に、溜め息ついて笑うしかない]

(189) 2011/05/20(Fri) 22時半頃

フィリップは、蘭香をそっとなでなで。ごめんな。

2011/05/20(Fri) 22時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

 ……このやろー。

[喉を鳴らす幼馴染に、恨めしげな声音でぺしっと額を小突く。
少し外れた狙いは、俯いたままだったせい。
だから、妙な顔になったのも、見逃してしまった]

(197) 2011/05/20(Fri) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 蘭香まで真に受けるんじゃねーの、ひでーなぁ。

[俯いていても、口元が笑みのかたちに結ばれたのは見えただろう。
紅子さんの頭を、ちょんと小突き。そのままの表情で、頷く]

 ……蘭香を置いて、どっか行けるもんか。

(203) 2011/05/20(Fri) 23時頃

[元々、望みなんて無い想いだ。
伝えるつもりも、なかった。

なかった、筈なのに。

日向が教えてくれたことを蛍紫に言えば、2度と伝える機会は訪れない。
生殺与奪を任せると、言うようなものなんだから。

言わないでいれば。
いずれ日向が蛍紫にも教えるかもしれないが、それまでは]

  …… 、 っ ごめん、オレ……っ

[浪費するのが目に見えている可能性のために、皆の、蘭香の、蛍紫の運命に関わる大事なことを、伝えられない。

眼があつい。溶けて崩れて、何もかも零してしまいそうなそれを、必死で堪える。
蘭香にも、蛍紫にも、今の顔は見せられない。
きっと、ばけものの姿になった日向よりずっと、醜いに違いないから。

問う視線に、顔を上げられるはずも無かった]


[そんな葛藤も、俯いていれば伝わるわけもない。

いつもの自然さで、彼からすればただのお返しで、何の他意も無く。
自分の髪を乱していった、ぬくもりに。

そして、戻ってきた士朗の、彼を呼ぶ声に。

――もう、限界だった]


【人】 鳥使い フィリップ

 ……っ、

[ばしっと、彼の手>>205を払った音が響いて聞こえたのは、きっと自分だけだろう。
だから、こぼれてしまった雫を見たのも、自分だけだと思いたい。

歪んだ口元をおさえ。
士朗の言葉>>204もろくに聞かず、縁側から中庭へ、靴下のまま走っていった]

(214) 2011/05/20(Fri) 23時頃

[見開いた紫の瞳に映ったもの。
碧の眼から零れる雫。]

 ………なん、で

[はたかれた(拒絶された)意味が判らない。

追わなければという想いと
拒絶されたのに追ってもいいのかという想いと

混じり合って結局フリーズした。]


【人】 鳥使い フィリップ

―― 薔薇庭園 ――

 ……っ、はあ、……は っ、……!

[  の姿を探して。
克希の行方を求めて。
闇雲に歩き回った薔薇の園を、駆け抜ける。

腕を掠った花が、乱暴な通行者に怒りを示すよう、いくつもの傷を、腕に、足に、肩に、頬に、あかく刻んでゆくけれど。
そのいろを、すぐさま流してしまう雨も、相変わらずひどい降りだけれど。

なにも感じない。
満足に出来ていない呼吸で引き攣れる喉も、もつれる足の重さも、なにも。

ただ、熱くて苦しくて悲しくて切なくて、どうにもならない、胸の奥の奥。
ふるくから根付いていた、痛みだけが、感じるすべて]

(237) 2011/05/20(Fri) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 っ!

[下生えの蔓に足をとられ。
無様に、薔薇の茂みに突っ込んだ。

限界まで駆けさせられた足は、動きそうもなく。
棘が幾つも食い込んだ腕は、かるく力を入れただけでは、びくともしない。


あきらめて、ため息を吐く。
ぐたりと見上げた空は、何も見えなかった。

置いてきてしまった部屋の人々は、まだ追いかけているのだろうか。
見失っていなければ、そんな姿を見つけるのは容易い]

(238) 2011/05/20(Fri) 23時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 23時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 23時半頃


 …―― ひゅうが。


【人】 鳥使い フィリップ

[触れられないと分かっていても、いつだって手を伸ばしてきた。
けれど今は、その腕も動かない。

嘲笑う彼女に、にへ、と力なく笑い返し]

 ……お前と、一緒にいってもいいかなって、思ってた。
 だって、ほっとけねえし。

 オレは、……言っても言わなくても、どうにも、なんねえし。

 だから、連れてくなら、連れてけよ。

[消えていく姿に、ぽつぽつと呟いた]

(250) 2011/05/20(Fri) 23時半頃

『苦しイ?』
『苦シい?』

『此処は恋獄、救いノ場所』

『救われたければいつでもオいでなサいな』

『くすくす、あはは』

[ *薔薇の香りを残して化物は去っていく* ]


 ……救われたいわけじゃねえよ。

[救われたくない。
救いなんて要らない。

救われて欲しいひとは、恋獄のあるじ自身]


【人】 鳥使い フィリップ

 ……ばか。指傷つくから、やめろ。

[薔薇の香りと共に消えた亡霊と、立ち代りに現れた蘭香の姿に、ちいさく笑う。
彼には、罪悪感ばかり感じて、何もしてやれていないのに。

優しい幼馴染の行動に、ゆるく首を振るも、撫でてやることも出来ない]

(260) 2011/05/21(Sat) 00時頃

 ……文句? あるわけないだろ。

[むしろ、彼こそ自分に、ありそうなものだと。
くすくす、おかしげに笑い]

 うん、言いたいことは、ある。
 蘭香頼むとか、日向たち頼むとか、いくらでも……


【人】 鳥使い フィリップ

 お前も。やめろって。

[ヘンなひとに見られるぞ、と堂々、彼女たちの名前を叫ぶ幼馴染に、わらっていたが]

 ……調音?

[頭上からかけられた声。かすかな光。
さだかではないが、後輩の姿に、幼馴染がそうするみたいに、目を細めた]

(266) 2011/05/21(Sat) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ……蘭香。

[血塗れの手で、それでも自分を抱きしめる幼馴染。
あたたかいな、と思う。

だから、自分は。
オレは、ずっと、3人で いたかったのに]

 ……ごめんな。蘭香。オレ、選ぶことなんてねえって、思ってた筈なのに。
 ずっと、ずっとずっと、3人で、居られると思ってたのに。

 ごめんな。

(270) 2011/05/21(Sat) 00時頃

[なら言えよと促すような、紫の眼の眦に涙が溜まっていることなど、この雨の中では珀は気がつかないだろうか。]

 莫迦野郎……―――っ
 


 ……蛍紫。

[なに泣いてんだ、とわらう。
もしかしたら、自分が都合の良いように、見てしまっているだけかも、しれないけれど。

拭ってやることの出来ない涙に、眉を下げ。
けれど、やがて。


いつかと同じ、泣き笑い]


【人】 鳥使い フィリップ



 オレ、お前が好きだ。


[雨の中。
紫の瞳を、まっすぐ見つめ]

(274) 2011/05/21(Sat) 00時頃





       ごめん。


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