人狼議事


235 夏の終わりのプロローグ

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 ―祭りのあと―

[ ほたり、  と。

黒い地面に落ちて、一瞬だけ火花と共に、最後にはじけて。
そうして消えてしまった線香花火の光に、細めていた瞳を、まあるく開いた。

さながら裏庭で見かけた薄汚れた子猫の、勿忘草色の瞳めいて。]


[燃え残った花火からゆっくりと顔を上げて、輪になった面々を伺ったなら、そこには幾つの光の球が残っていたか。
ぱちぱちとはじける閃光は、それぞれが控えめな火花へと変わりつつある。

ぽとり、
    ぽとり、 と。

次々に落ちてゆく火種は、ゆっくりと迫るカウントダウンにも思えた。]


[夏休みなんてすぐ終わるんだから。
そんな自分の言葉は記憶に新しいけれど。

取り壊されてしまうらしい貯水槽の下に住み着いた、裏庭の子猫の居場所が無くなってしまうのも。
賑やかな時間が終わってしまうのも。
それがしばらく、訪れなくなるのも。
打って変わったように、ひとりの時間が始まるのも。

マドカの言葉を借りるなら。
寂しかった、のだと思う。]

 ……そろそろ終わりかな、

[少なくなってしまった線香花火の光を見つめながら呟いた言葉は、結局口にも出せないまま蟠った感情を、そのまま加速させるようで。]


――明日なんて、来なければいいのに。


[それはそれは、ひどく子供じみた願い。
誰でも一度は願ったことのあるような、ありきたりで些細な願い。

小さく呟いた言葉は、誰に拾われる事もないはずだった。
遠く聞こえる虫の音と混じり合いながら、湿った夏の夜の空気に溶けて、

――聞き届けてしまったのは、果たして"誰"だったのか。*]


 ―祭りのあと?―

[まるでデジャヴ。

メロンパンのおねだり、ではなくて。
バーベキュー、なんて言葉だって、意識するより先に、自然と口から零れた。]

 …………、?

[マイペースな、言ってしまえば鈍感な思考を回して、ほんの少しだけ首を傾げたのは――誰にも見咎められないはず。]


【人】 営利政府 トレイル

―学生寮・自室―

[ミィン、ミィン、ミィ…ン、
夏の風物詩とも言える、蝉の声。窓越しに聞こえるそれも、子供の頃と比べると随分減ったような気がする。

確か蝉は、一定の温度帯の中でしか鳴けないとか、なんとか。
単純に数を減らしているのか、それとも、異常とも言える暑さのせいか。

エアコンの効いた部屋でも、窓辺に設えられた机に向かっていればじわりと汗ばんでくる。
少しぬるくなった麦茶を飲み干し、トレイルは、ノートの上にシャーペンを放り投げた]

(11) 2015/08/10(Mon) 17時半頃

【人】 営利政府 トレイル

 あっ……つー。

[どこかチャラい印象ではあるが、一応、受験生である。
学生らしく黙々と机に向かっていたせいで、ヒナコからのメッセージには気づいていなかった>>9
ベッドの上に放られているスマホの通知ランプも、ピカピカと点滅したままで]

 ……ん?

[メッセージを見るよりも早く、本人のノックによってその内容を知るのだった]

(12) 2015/08/10(Mon) 17時半頃

【人】 営利政府 トレイル

 ……あ。

[後輩の言葉に、はっと思い出す。
そうだそうだ。
確か、寮に残っているメンバーでバーベキューをすると言っていたっけ]

 ごめん、ごめん。
 受験勉強に集中していて、すっかり忘れていたよ。

[ヒナコの声にドア越しに答えて、苦い笑みを浮かべながらドアノブに手をかける]

(13) 2015/08/10(Mon) 17時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[でも、はて。
――最初は、誰からこの話を聞いたんだったっけ?

浮かんだ疑問は、楽しそうなヒナコの声の前に一瞬でかき消え>>10]

 大丈夫。まだ寝てないよ。
 ちょっと休憩しようと思っていたところだけど。

 そうそう。ジュリエット役、射止めたんだってね。おめでとう。
 練習は進んでる?

[ドアの向こうにいるヒナコに起きていた事を示しつつ、進捗を尋ねた**]

(14) 2015/08/10(Mon) 17時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2015/08/10(Mon) 18時頃


【人】 営利政府 トレイル

[ドアの向こうにいた後輩の顔が、バルコニーから身を乗り出すジュリエットのものになる>>15
それを受けたトレイルもまた、嘗て演じたロミオの仮面を被る]

 頂戴いたしましょう、そのお言葉通りに。
 そして一言、僕を恋人とお呼びください。そうすれば生まれ変わったも同然、それが僕の新たな名前。
 ――今日からはもう、ロミオではなくなります。

[ジュリエットの潤んだ瞳に視線を絡ませ、胸に手を当てながら手を差し出した]

(31) 2015/08/10(Mon) 22時頃

【人】 営利政府 トレイル


[しかし次の一瞬には、いつもの緩い笑顔に戻り]

 うん。すごく良かった。
 ヒナちゃん、1年の時からずっと頑張っていたからね。俺たち3年の間でも、ヒナコは舞台に上がると別人になるって評判だったし。

 観客を引き込む力、っていうのかな。

[部長の受け売りだが、トレイル自身もその通りだと思っている。
ゆるゆると笑うヒナコに笑顔を向けた]

(32) 2015/08/10(Mon) 22時頃

【人】 営利政府 トレイル

 ああ、そうだね。
 英文と向き合ってたせいで頭が茹だりそうだし、少し息抜きしようかな。
 椎茸も肉厚でおいしそうだ。

[ヒナコの籠の中に転がる椎茸を見て、声が弾む。
今、寮に何人残っているかはわからないが、それなりの人数がいるとすれば男手も必要だろう。
ヒナコに連れられるまま、バーベキュー会場へと向かうことにする>>16
体力勝負の元演劇部である。道具の運搬や設営もこなさねばならないので、見た目よりも体力はあるのだ*]

(33) 2015/08/10(Mon) 22時頃

[1年以上も同じ時間を共にすれば、それなりに馴染んでもくるもので。
意識せずとも流れるように出てくる言葉を、どこか一枚隔てたような、曖昧な意識で聞く。

じりじりと、地面の灼ける音。
目の前に広がる団欒室の風景が、ほんのひととき、]


[どうしても、昨日からの記憶が曖昧に霞がかっている。
ぼうっと一日を過ごすのは常のことではあるのだけれど、そうだとしても。

マドカの手に掲げれたデカすぎメロンパンに。
竹刀を振り上げて盛大な掛け声をあげるチアキに。
エリアスはそういえば、何の部活動をしていたのだっけ、だとか。
少しだけ遅刻したヒナコが連れてきた同級生に。
さらに遅れた一人への、マドカのメール。]

 ……予知夢?

[それにしてはひとつひとつが鮮明で。
それにしては、全てどこかが違う。]


【人】 営利政府 トレイル

―団欒室―

[ヒナコに引っ張られるように団欒室に行けば、何かと世話になっている美術部のマドカがいた>>21
ほかにも、エリアスやリツ、チアキの姿もあったか]

 スイカ割り?
 ああ、そういえば舞台で使ったっけ。

[小道具の模造刀、と聞いて倉庫に眠っている刀の存在を思い出す>>22
高校演劇で使うものだから、殺傷力なんて無いようなものだけれど、リツの竹刀や>>28、エリアスが提案したプラスチックバット>>29よりは、割りやすいかもしれない]

(39) 2015/08/10(Mon) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[模造刀をぶん回す気満々のヒナコ>>36の視線が向く。
視線の意味を察して、逡巡。

ほかのものに比べれば割りやすいだろうし、長く使われていない物だ。このまま肥やしにするよりいいだろう。
「いいよ」と視線を返せば、部室に向かっただろうか>>43]

 それじゃ、男どもは外の設営かな。
 炭は?

[それぞれの支度をしに、皆が散会する。
バーベキューに使う炭の場所を聞けば、取りに行くつもり]

(55) 2015/08/10(Mon) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

 ……リツ、どうした?

[団欒室を出ようとすると、カレンダーをめくるリツの姿が見えた>>34]

 今日は8日だろ?
 長い休みで、日付を勘違いしたか?
 ……まあ、明日になれば捲るものだし、いいけどさ。

[日付の勘違いくらい、珍しくもない。
長期休暇となればなおさら。

スイカの確保はチアキに任せ>>56、炭を運びに団欒室を出た]

(61) 2015/08/10(Mon) 23時頃

【人】 営利政府 トレイル

[バーベキューに使う炭を裏庭に運んだあとは、ちょっと休憩、と一度自室へ。
開いたままのノートを整理している間に眠気が押し寄せ、ほんの一休みのつもりが、すっかり眠りこけていた。

……タイトルオンリーのメールが届くのは>>0:93、きっと、宴が終盤に差し掛かる頃]

(63) 2015/08/10(Mon) 23時頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2015/08/10(Mon) 23時頃


【人】 営利政府 トレイル

―自室―

[ヴー。ヴー。
細かい振動の音で転寝から覚醒し、枕元のスマホに手を伸ばす]

 ……んー?

[寮仲間のマドカからだ>>65
眠い目をこすりながらタイトルオンリーのメールを開く。
一休みのつもりが、すっかり寝入っていたらしい]

(67) 2015/08/11(Tue) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

 あぁ、バーベキュー……
 ……っと。

『title:(無題)
 本文:悪い、寝てた。今から行く』

 送信、っと。

[急いでいる時でも平時でも、いつも通りの(無題)メール。
寝癖のついた髪を撫でつけながら画面をスライドし、送信ボタンをタップした]

(68) 2015/08/11(Tue) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

[く、と背中を伸ばす。
汗ばんだシャツを脱いでランドリーボックスに投げ込み、黒いTシャツに着替える。
多少体はべたつくが、着替えるだけで随分爽やかだ。
ラフなハーフパンツにスマホをつっこみ、サンダルをつっかけて、寮の部屋を出る。

――廊下に出ると、庭から漂う香ばしい香りに腹が鳴った*]

(71) 2015/08/11(Tue) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

 お、ヒナちゃん。
 遅くなってごめーん!

[廊下を出て庭に向かっていると、後輩のヒナコが手を振っているのが見え>>74、こちらも笑顔と共に手を振り返す。

その仕草はこんなにも可愛らしいのに、ひとたび役者の仮面を被ればたちまち役に「入って」しまう。昼間、少しだけ交わしたロミオとジュリエットのセリフのやり取りを思い出して、少しだけ目を細めた。

宴もたけなわに盛り上がっているバーベキュー会場に合流し、主役は遅れて登場するのさ、と言わんばかりに片目をつぶって見せて俺参上*]

(78) 2015/08/11(Tue) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

[渡された皿には、ものすごい量の椎茸が盛られている>>74]
 
 いや、ヒナちゃん。
 キノコも捨てがたいけれどもね。
 バーベキューの主役はウィンナーだと思うよ俺は。

[網に炙られ、焦げ目がついた皮はぷりっとはじけ、ほとばしる肉汁が炭に滴り、香ばしい匂いが辺りに広がる魅惑のアレだ]

(81) 2015/08/11(Tue) 00時半頃

 バーベキュー、昨日もしませんでした?

  ……とか。


[やっぱりまだ寝ぼけてるのかな、なんて。
頬をつねって首を捻った。]


【人】 営利政府 トレイル

[演劇の小道具たる模造刀を手にスイカを割るヒナコ>>70と、それをスケッチするマドカを遠目に見る>>77
線の細い女の子と刀。
そのアンバランスさは、どこか非現実的で――]

 あ、

[あぶない、と。
声をかけるより早く、ヒナコの刀がマドカの頭を打っていた]

(86) 2015/08/11(Tue) 00時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[追いかけてくるねずみ花火。
色とりどりの手持ち花火が、寮の仲間の顔を照らす。

夜が更けても、昼の熱は残るまま

手にするのは、線香花火**]

(91) 2015/08/11(Tue) 00時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2015/08/11(Tue) 00時半頃


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