人狼議事


47 Gambit on board

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視点:


 ……理想では。それだけでは。

 人は、国は。
 護れない。

[廊下を一人で歩きながら。ぽつりと零した声は、きっと誰にも聞こえなかった。]


 …………

[廊下のざわめきを聞く。
 ああ、時、なのかと。]
[眉が自然とよる。選ぶべきは?
 ここ、にいると理想を妄信したくなる、けれど……]



――…、

     …この国は、揺れるな。


[独り、誰に聞かれることなく呟きは落ちる。

揺れぬ筈が無い。
協定や条約を結んでいると言え、先の鳴銀の話にしても――
あわよくば、と思われるだけの理由を、この国は持っているのだから。]


調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/03/21(Mon) 01時頃


[ここ では、通って当たり前。と思われている休戦も
 それを実施するために、如何程の血が流れたか?
 しかし、その多くの血でこじつけた前線の休戦も、
 敵国が体制を整えるか、それ以上の火力を
 休戦中に配備、するまで、のこと。]

[いまだ、これだけの師団を抱えて、
 新たな機械兵器の開発も推し進めて、
 維持している戦線なのだと言うこと。
 言葉では第一皇子も理解、できている
 ……のだろうけれど……]


【人】 調律師 ミケ

―自室―

[馳せ参じたところで、扉の前で追い返されるだけ。
すぐに始まるだろう会議に備え、一度戻っていた。
窓辺に立つ]


  覇王よ。
  夢見た世界を。

  お前に見せてやると仰られた、"一つ"の世界を――


[見下ろす帝都は光に満ちている。
輝く都を瞳に反射し、指を組む。
息を吹き込んで笛の音を鳴らす手は祈りの形に似て]



[―祭日の終了を告げる鐘の音]

(11) 2011/03/21(Mon) 01時半頃

[それに、今まで戦で生きた人間は、どうすればいい?

 己が師団の多くを思い浮かべて、視線を落とす。
 イアンにとって15師団は家族のようなもの、だった。
 ……だから、休戦が成功する道があったとしても、
 その後、削られていく軍備の影響を思う。]

[けれど、彼らに戦から手を引かせることができる。
 とも、同時に思えば…………ここのような
 賑やかさを、彼らにも届けば………]

[己の甘さに決別ができぬまま、
 イアンは第一皇子も第二皇子も、
 選べぬ気持ちのまま廊下を歩く。]


【人】 調律師 ミケ

―会議室―


[16の椅子。上座のない円形の卓。
帝国を統べる者の座す席は、今は空位]


……


[堅い椅子に座るのはいつまでたっても慣れない。
丈を長めに誂えてある上着の裾から伸びる尾を引き寄せて、背もたれから上体を離して姿勢良く腰を下ろした]

(19) 2011/03/21(Mon) 01時半頃

[―――――――。

頭の両側に浮く能力制御装置。
第9師団によって開発されたものであるというそれは、自力で能力制御の出来ないナユタ・M・エンライが帝国で、軍で生きる為に必要不可欠であり、存在意義を根本となるものであった。]


【人】 調律師 ミケ

[12番の席にヨーランダが座り、最後に入ったサイモンが席につく。これで全員。
15の師団の首たる第1師団長の口から、改めて皇帝崩御の報せを聞き黙祷する]


…選帝式は7日後。
それまでは会議も毎日か。

(35) 2011/03/21(Mon) 02時頃

【人】 調律師 ミケ

[サイモンの言葉を聞きながら、チャールズへと顔を向ける。
三十余年に渡って師団長の重責を負ってきた、最古参である第10師団長。
崩御した第11代皇帝ブルーノの選帝にも携わった身だろう]


……亡き陛下のご遺志、帝国の未来を託すべき者を、私は既に心中に定めている。


[左腕に添えられた喪章へ、手袋越しに触れる]


七日七夜もの時が必要なのであろうか。
帝国は微妙な均衡の上に国境を保っているのだ。

先帝崩御の報は、伏せようとも七日のうちには必ず知れるところとなる。
好機とみて我らが地、我らが民を侵さんとする動きがないとは思えぬ。


――一刻も早く新たな御旗を掲げ、帝国の歩む道を知らしめるべきではないか?

(37) 2011/03/21(Mon) 02時半頃

 
 祖父の手により創られたこの義体には、特殊な回路が組み込まれている。
 
 
 詳しい事は判らないが。
 彼の直属の部下の指示の元、第9師団が開発した装置の中に、
 ひとつだけ。それと同じ回路が組み込まれたものが、在ると謂う。
 
 
 
 ――――。
 
 
 


 
 ≪ ………… ≫
 
 
 
 
 ≪ だれ? ≫
 
 
 
 
 
 その場に在る、どこかから。
 自身のそれと近いものを、感じた。
 


【人】 調律師 ミケ

[会議の期間短縮案を提じて、後は口を噤む。
サイラスの意見には思案するように微かに首を傾けた。

すぐに決められることではないというサイモンの言>>#2に、同意する声もあるだろう。
そも、選帝にあたりビジョンを示すべき皇子達が聖殿で禊に入っていることを思えば、定められた儀礼こそが優先されるのが"常識"なのかも知れない]


……

[己の意思決定に、話し合いによる他からの干渉が影響する余地があるとは思えなかった。
無為に思える会議を聞き流しながら、残してきた部下達を思う。南方の小国や森を脅かす動きを捉えたという速報は、今はない**]

(41) 2011/03/21(Mon) 02時半頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/03/21(Mon) 02時半頃


…、――

[カツン。もう一度。整えられた爪先が机上を叩く。
静寂が満ちる議会室に、妙に響いたかも知れないが――
何処か苛立ち混じりの其れに、何人が気付いたか。]


…アイツなら。
   “和平”を望むだろうな。

[話し合いの続くそこで、ぽつりとただ一言を漏らす。
悲嘆でも、歓喜ですらない。何として滲まぬ平坦な声色。

腕を組み、背凭れへと軽く身体を預ける。
傍から見やれば、何か悩ましげに思案する様にも見えたろう。
深く眉間へと刻まれた不快の色を、
僅か顔を伏せることで誤魔化しきれたかは――知れないが。]


/*
失礼します。中発言苦手な方も居るかもしれないので控えめに…!
ロールでお伝えしようかとも思いましたがちょっと難しかtt…。

基本活動時間はメモの通り、夜間中心です。
(土日祝も仕事の人種なので、あまり曜日は関係なく…)
が、日中でも覗いてはいますので、相談等あればいつでも呼び出し下さい。
反応鈍くて良ければ動きます。

…あ、あと当方智狼です。
普通の狼希望(を悩んでたくらい)だったので、まさかのバージョンアップに困惑。
ので、暫く設定固めに迷走するかもしれませんが、先にお伝えしとおきますね…

赤の無茶振りも問題ありませんのでどうぞ**
*/


                     [カツン。]

[響く音に、顔を向ける。
 そこでは、己の瞳の色にも似た翠が、苛立ちを、不快を含むような色に感じられた。

 背を伸ばし、姿勢よく椅子に座り。ひた、と視線を固定する。
 意思の読めないであろう無表情では、睨んでいるようにも見えたろうか。

 第3師団長と、第5師団長。
 間に居るズリエルに聞きとがめられてない以上、
 その呟きが己の所まで届く事は無かったけれど。]


/*
おはようございます。

僕も、活動時間は大体サイラスと同じで。休日は、土日関わらず、と言った感じです。

因みに此方は普通の狼さん。バージョンアップに困惑、了解しました。どう他の赤仲間に絡んだものかなぁ、と言は思いつつ、場が進めば何とかなりそうでしょうか。

無茶振りは、思いつけば随時。
此方も振られて問題ありませんと言うかご褒美ですn

此方は、できるだけロールで伝えられると良いなぁとは思いますが、中発言は苦手だと言う事はありませんのでご相談等必要があれば遠慮なくどうぞ。


[そして、ゆっくりと2番の横3番の姿を見る。席は円卓正面。表情は一番よく見えた。

 髭を弄ってその様子に目を伏せる。]


/*
当方人狼です。もうちょっと隠れているのもいいな、と思ったけれど、それぞれご無理などは禁物と。
中身は極力控え了解。なるべくロールにて進めていければいい旨、同じくです。




 ま、それは、    な。

[ディーンの言うランドルフの名前ではてぬるい。
 それは同意できるものである。むしろ……。

 それを思えば、強硬派と呼ばれる弟殿下が皇帝であるほうが、諸国の帝国に対する壁の部分は先帝と変わらぬ強固なものとなろう。
 やればやられる、その姿勢だけでも違う。]


[そして、ぐるりと円卓を見回す。
 1番4番は完全にランドルフ派のようだ。


 男は、このまますんなりランドルフが新帝に納まることに危惧を隠せない。
 平和の幻想を抱いた生ぬるい皇帝に、帝国が惰弱になるのは見えている。
 ただ、ランドルフに大きな不満があるわけではない。平和が嫌なわけでもない。むしろ、空挺部隊として、数多くの戦死者を見てきた部分、平和であることは何よりの理想だ。
 だが、多くの平和に見えるものはその犠牲を影に隠す。]


[男が思うのは、ローレンスであれ、レドフォードであれ、必要なのは、その名の強さ。
 動物界でもリーダーが確固であればその群れは栄える。それは結局は人も同じだ。

 平和を唱えるのであれば、それ相応のそれへの覚悟を決めてもらうべきだと考えていた。




 そう、すんなり決まるなど、手ぬるい…。]


[とりあえず、まずは、苛立ちを見せる3番、サイラスと話をしようかと考える。
 ハナからランドルフのみを考えている連中を説得する時間など勿体無い。


 もし、サイラスの考えが、己に似ているものであれば、その賛同者をまた探す。
 そう、ここは、波乱があえて必要なのだ。

 ブルーノ皇帝が決まるまで擁した7日間と同じく。]


[サイラスは情報のプロだ。
 それなりの通信手立ても持ちえるだろう。
 ローレンスではなくレドフォード、そう思う連中。和平による平和でなく、その強さをもってこの帝国はあることをわかっている連中を…。

 そう、戦いを決めるのは人数ではない。**]


[試されるべきなのかもしれない。
 呟きは、音にはならない。

 31歳。師団長になって数年。
 軍人である父を見て育ったとは言え、その経験は豊かであると言うにはまだ足りない。

 それでも。

 胸の内、固めた決意が一つ。]


[ちらりと、2番の席についているディーンを横目で見る。
 彼には信を置いている。
 きっと、志も同じくするのだろうと。
 さればこそ、この決意を話せない。

 自分が身を退く結果となったとして。
 託せる者を、巻き込めない。]


/*
取り急ぎ。中発言に関する考え方(基本ロールで含む)時間、役職、了解です。
当方は平日仕事で昼間いない(朝6時〜8時半まで鳩対応+昼休み一撃離脱+コアタイム)。土日は予定次第と言うところです。

こちらは囁狂なため、赤より中立、PCの火力、戦闘力がチート的な高さもあるため、結論を先伸ばし+赤と表の展開によっては離反可能性も0ではない(今回赤人数が多目のため……ただ、赤面子の武力が若干低めなので落ち方によりそこは考えて動きます)なので、序盤は赤のお仕事……があまり行えないかもしれません。

ただ、無茶振りその他は可能です。では、あと一時間ほどで本参加します。
*/


[模擬戦は、実践に近いほど効果が高い。

 決意の内容は、凡そそんな所。
 選ぶのは、どちらの皇子を取るのかと言う事ではなく。
 己が、どう動くのかと言う事。

 恐らく一人では難しい。
 さればこそ、誰かを引き入れ巻き込まねばならない。]


[そうして、す、と視線を前に向ける。
 湖水を映したような瞳は、ほぼ正面へと座している鳶色を捉えた。

 相反する能力。己と同じように、前線で戦う者。
 金の為に、動くのだと言う。
 持ち場が違えば、直接話をする事はそう多く無く。
 噂を鵜呑みにするのも馬鹿らしいと思えど、直接問いただす事などしなかった。]

[ひたり、と。その顔を、目を、正面から見据える。
 何か言いたげに、問いた気に。]


[迷いではなく、煮え切らなさのようなものを感じていた。
 それは、直接話をした感触にも、今そこに座っている表情にも。

 珍しく、苛立ちが瞳に過る。

 それは彼が、己と立場の近しい、前線を護る立場である故か。**]


【人】 調律師 ミケ

意思の統一?

[2柱の心すら合わぬというに、15の意思が揃うだろうか。
第2師団長の穏やかな、現実を見る声>>51を聞き、斜め前方に座すイワノフ>>45へ眼鏡越しの視線を向ける]

定まっているならば意見を述べよ、と?
ふむ。


[隣席にあるベネットの声はより近く、静かに聞こえる>>62
一軍人として、仕えたいのは]

  (――我が忠義は陛下の御許)


[執着か郷愁か。
若い将の真摯な思いに、好感を覚えると同時に距離も感じる]

(66) 2011/03/21(Mon) 14時頃

【人】 調律師 ミケ

[ヨーランダの言葉を聞きながら、ベネットに向けて低い声をかけた]


選帝の後には、もう一方が身中の大禍となり得るとは私も思う。
だが、"強硬な手段で中枢から排された皇子"もまた、格好の偶像となろうな。体裁としての継承権の有無がどれほどの効果を生むか。


[薄らと口の端に刷いた笑みは一瞬で消える]


……尤も、両殿下の国を思う強い気持ちが真実なれば、内戦は望まれまい。
まずは選帝に集中すべき場面と私は心得る。

(69) 2011/03/21(Mon) 14時頃

[響く音が耳につく。毀れる小声も。
 感度いい耳は、人の拾わぬ音も、拾う。]

[だから、最初に視線を投げたのは
 ……シェルべり第3師団長。]
[彼は事を急ぎ進めることに
 賛同しかねた人物……だったか。]

 ……………

[では、彼自身は、どう、思うのか。]

[滲む感情を静かに見つめながらも
 ただ、鳶色は思いながら……視線を円卓に戻す。]


[視線を感じる。]
[周囲を見渡すマイコフの視線は
 特には注意するもの……ではなかったが]

[もう一つ……
 視線の色は己には薄灰にしか、見えない。
 そこに赤がなければ、あるのは青。と、知らなければ
 赤以外の色は、よく、わからない……。

 ただ、そこにある感情がわからぬほど
 ”人”に疎いわけでは、ない。]

[けれど、その視線を受けても
 鳶色の奥、燻るものは、ない。

 定まらぬ鳶色は
 静かに、その視線を受けるのみ、であった。]
[それは、己が人間兵器でありながら、一兵ではなく
 前線を護る立場を任じられてる故の……]


調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/03/21(Mon) 15時頃


 ―――…。

[ぴこり、と動物の耳であるかのように制御装置が周囲の磁場の変動に反応し動く。

強力な磁場の妨害を受けず。
むしろ磁場変動を利用しての通信
ゆらりと議論に沸く円卓のメンバーを眺めていた蒼灰がその元を探す。]


 ………だ ……れ………。
 …こ …此処に …居る、師団長の誰か……?

[組み込まれた特殊回路。
その存在は知らないが、通信にあわせノイズ混じりに問い返す。]


 
 僅かに、黒を見開く。
 
 
 誰かへ向けて発した心算はなかったのだが、
 独り言のような呟きに返ってきたのは、確かな応答。
 


 ≪ イスカが、わかるのか。 ≫


 イスカ……?
 キリシマ師団長?

[再びの通信にノイズがだいぶ消える。
伏せた蒼灰を瞬いてそちらに視線をやる。]


 
 視線が、搗ち合った。
 


 
 祖父から聞いた覚えはある。
 
 
 同一の回路同士にしか発生しえぬ周波数
 共振現象(feed-back)
 
 それが起こる相手が、一人だけ居ると
 


     共鳴 ―Sympathize―     


 
 ≪ エンライ ――――……、 ナユタ ≫
 
 
 
 
 
 ≪ きみが。
 
               そう、なのか。 ≫
 


[視線が絡む。]
 
 なにがそうなのか、は分かりませんが。

 今、そちらにあわせ通信を送ったのはボクです。
 新しい通信機か何かのテストで?
 こんな時に。

[通信妨害の存在である自分が何故通信が可能なのか。
素直な疑問を発しつつも、見詰め合うのが不自然にならぬよう目を伏せ視線を外した。**]


【人】 調律師 ミケ

[サイモンの熱弁>>101が終わる頃、細く息を吐いて扉の方へ顔を向ける。そろそろ切り上げたいという意思表示]


…両皇子とも、第12代皇帝とならば歴史に名君と名を残す素質のあられるお方。
そしてどちらを戴いても、苦難の盃は大きく、重い物となる。

[きちりと詰められた襟を撫で、口を付けぬままのカップを押しやった]


……どちらかを選ぶという二択ならば、結末の差は単純であろう。
大国の地位を捨て、版図を縮小し、代わりに平和の盟主として大陸の繁栄の導き手とならんことを望むか。

数多の血と怨嗟の上に覇を唱え、大陸を平らげんことを望むか。


皆の意見を拝聴していても……正直なところ、我ら15名による会議の結末が、大戦の再来をもたらす道を選び取るとは、思えませんな。

[次代の皇帝となるのは第一皇子だろう。粛々と会議が進めば。]

(104) 2011/03/21(Mon) 18時頃

【人】 調律師 ミケ

私のような田舎に馴染み、戦ばかりで会議に慣れぬ不調法ものは、そろそろ集中力が途切れて参りました。

お許しが得られれば、自室で休みたいのですが。

[赤い紋章を灯す襟を持つ者も多い。重い空気に風を通す様に、疲れの色の欠片もない真面目くさった顔で告げると一つ大きな欠伸をした**]

(107) 2011/03/21(Mon) 18時頃

 
 ≪ おじいちゃんの技巧を身に付けているね。
 
   それはイスカと同じ。
   だからこんな、在りえない通信が出来る。 ≫
 
 
 キリシマの発するそれは、声というよりも言葉、
 音というよりも信号、そのもののような。
 受信するナユタにとっては奇妙な感覚かもしれない。
 


 おじいちゃん……?

 ボクの制御装置。
 此れは第9師団の技術により作られたと聞いている。
 その時にこの機能も?
 このボクでも通信が可能であるのならば有用だけれど。

[脳内に直接響いてくるような奇妙な通信に不思議な感覚になる。]


[人間兵器が、人間兵器としてのみ
 見られているのならば、
 選帝権をも持つ、師団長に
 人間兵器が配置されるのは何故か?]

[過去、ドナルド前師団長が
 口にした言葉を、イアンは思い出して、いた]


 
 ≪ それを創ったのは先代だから、
   意図的にそうしたのかどうかは、わからないけど。
 
   直接通信ができる相手がいるのは、イスカも助かる。 ≫
 
 
 
 ≪ ……ほとんど、接点、ないけど。 ≫
 


 ふうん。
 ボクは帝都に戻る事すら数年ぶりだし。
 知り合いも少ない方ですから、偶然かな。

 筆談だけでは不便でしょうし。
 話すのはボクも苦手ですが、通訳しましょうか。

[流石に謎の文字を書いていたとまでは知らないが、イアンとのやり取りを思い出して、申し出てみる。]


調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/03/21(Mon) 22時頃


 
 ≪ ん。そうだね。
 
   必要なときは、お願いするよ。 ≫
 
 
 しかしそんな機会は少ないだろう、などと、
 見当違いな方向へ思考を巡らせつつ。
 


【人】 調律師 ミケ

[―複数の、椅子を引く音。
―低く交わされる会話。

発言の幾つかを記憶に留めて、眼鏡を外す。
それを合図に、脳内を切り替えた――通常運転に]


私の所在でしたら……大声で呼んで頂ければ「お返事」しますよ。
すっかり耳も遠くなりましたが、宮廷内ならば聞こえるでしょう。


[ディーンに告げる。
日常業務のある帝都の師団と違い、建国祭は休暇も同然の身であった。単独で城下に出て衆目を集める気もなく、
だが、先程の自らの言通り自室で休む気もなかったりはした]

(151) 2011/03/21(Mon) 22時頃

[そして、ディーンごしにまだ席は立っていないだろうサイラスの姿も見る。
 さて、この情報士の考えは如何だろうか…と。]


 バーンフィールド師団長へ書いた紙。
 『ほりゅう』と書いたんですか?

 通じてないようですけど。

[常に通訳必要なのでは、と思い浮かびつつ確認してみる。]


[ぴくと、感じる視線
今一度机上を叩こうとした指が止まる。
反射的に顔を上げる事まではしないが、ゆると、一度瞬いた。

…気配の先は、然程離れていない。]

―――…、

[背凭れへと身体を預け、伏せていた顔をゆると上げる。
出来る限り自然に、周囲への違和感を与えぬ様。
それが、事実叶ったかは知れないが。

存外に、気配の先は直ぐに知れた。
無表情に向けられていた翠。一つ席を挟んだ――第5の座。

カツン。   視線を其方へ向けたまま、再び、指先が響く。]


【人】 調律師 ミケ

[ディーンに話しかければ、隣の一番の席を占領する男にも意識は向く]

…マイコフ師団長殿。

[煙草の煙も、飛空挺の轟音も嫌いだった。
故に、その二つと縁深い第11師団長とは、たまに帝都で顔を合わせる機会があっても話しかけることはほとんどなかった。
珍しくもかけた言葉は真面目くさった常のもの]


後で、お時間を頂いても宜しいでしょうか。
つまらぬ用ですので、何か任務が残っておられるなら結構ですが。

(162) 2011/03/21(Mon) 22時半頃

 
 ≪ ――え、なに? ≫
 
 
 痛烈に考え事をしていたので、肝心な一言を聞き逃した。
 イアンがこちらへ向かってきたのは、そのときだったか。
 


調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/03/21(Mon) 22時半頃


【人】 調律師 ミケ

[ふと首を廻らせる。
席を立ってから、感じる温度が緩んでいる気がした。
やはり隣席の能力者による冷気だったかと、カップを置くベネット>>172を見やった]



[記憶に留めていた単語、処刑、というそれ>>165を思い返す。

  禍根となるならば殺そうか

……そう、口にはせずに、浮かんだ笑みもろとも消した自分>>69と、同じ事を。
思うだけでなく言葉にしてしまえることに、羨望に似た渇きを。感じた]

(174) 2011/03/21(Mon) 23時頃

[微かな声も、各会話も、耳に届く。
 ただ、届く、だけ。

 敵兵や他の危機状況ではないと判断がつけば
 耳は、音を追うのをとめる。
 だから、グレイシアのカップの中身
 その状況を知ることはなかった。]


――、…?

[向けられた視線に、僅か眼を顰めて瞬いた。
不快の色、という訳ではないが、言うなれば怪訝。

元より師団の関係上、定期通信等でも会話する事は多い。
全く知らないと言う訳では勿論ないが、
隣の人物に比べれば、親しいという間柄では決してなかったし
況してや、視線を向けられる理由に思い当たりなどなく。]


【人】 調律師 ミケ

>>169

休む?
……ああ。そうでした。

[休みたいと言ったのは自分だった、とポンと手袋の手を打つ]

ご足労頂く程のことでも…多分に私的なことですから。


[真顔に、朗らかでありながら低く潜めた声を乗せた。
琥珀と空青の双眸は痛みを覗かせない]

実は最近――私の旧い友人を一人、喪ったのです。
聞けば艇長殿も私と同じく親しい方を亡くしたとか。


[誰とは言わず、いつとも言わず]

寂しい者同士、追悼の酒か…あるいはお茶でもしばき倒せば、亡き人も喜ばれようかと、ぱっと思い立ったものですから。

(180) 2011/03/21(Mon) 23時頃

 あなたの文字は読めません。

[イアンが近づいていくのを見守りながら、率直に告げる。
オブラートに包むという気遣いは存在しない。]

 …よほど伝えたい事があれば、言って下さい。

[ふぅ、と小さく溜息をついて視線を外す。]


【人】 調律師 ミケ

私は自室か、そこらの屋根にでもいるつもりです。


艇長殿ももしも気が向かれましたら、どうぞ。


[来なくても一向に構わないと言下に伝えて、会話途中だったらしいディーンへ軽く頭を下げた]

(181) 2011/03/21(Mon) 23時頃



[通信士の顔は、警戒を描いていた。
 まぁ、無理もない。

 まだ7日ある選定の儀。
 動向をまだ見据える時期だと感じ、話はディーンにのみ。]


 
 ≪ ああ、よく言われるんだ。 ≫
 
 
 イアンへ向けて綴ったのと、同じ言葉を返す。
 
 仮に口に出せていたなら、
 「まったく悪びれる様子なく」
 そう表現するに相応しい口調だったに違いない。
 
 殆どただの信号に近い、キリシマからのこの通信で、
 そんな感情のニュアンスまで伝わるはずはないだろうけれど。
 


[凍ったカップを眺める。
 そんな事になったのは、胸の内に沸いた苛立ちであった事は承知していた。

 向けた視線、相手が赤以外がわからない事を己は知らない。
 知っていても、視線に籠めたものは変わらなかっただろうけれど。

 手応えの無さを感じ、苛立ちは募った。
 考えを巡らせ。
 何故そんな事でこう苛立つのかと言う理由に行きつく事ができず、
 それがさらに苛立ちを募らせる。]


【人】 調律師 ミケ

[足音の立たない、それでいて跳ねるように軽い足取りで会議室を辞す。
耳に入る声、声、声。
群衆の喧しさとは異なるが、重なる音にはどこか、頭痛が催されるようだった。

―行き先は言い残して行くようにしますから。
―長くてつまらないと評判ですからねえ。
―人間は兵器とは違う]


……。

[人間”は”兵器ではない。
それは今も昔も。
ナユタの返事>>190が聞こえれば小さく尾の先を揺らした*]

(198) 2011/03/21(Mon) 23時半頃

ミケは、イアンも同じように頭痛を感じているとは知らず、廊下に出るとふるり、頭を振った。

2011/03/21(Mon) 23時半頃


 ――…。

[不便しないのならば、放って置いてもいいのだろう。
感情のニュアンスは通じずともそう判断する。]


 兵器であれれば良い。
 何物も、退けられるなら。

[どこかから聞こえた問答。
 語気の強さは、響いて。

 自分に向けられた言でもないが。
 答えるでもない声は、ぽつりと。]


[カップの中身に気づかなかったイアンに
 グレイシアがそれが苛立ちが引き起こしたこと。
 その、苛立ちが己が引き起こしたこと。
 どちらも想像にも、浮かばなかった。]

[もし、カップの氷結に気づいていても
 それが、己の視線が原因だとは、知らない。
 受け流したことが苛立ちにつながった、のだと。

 気づかぬまま、イアンは
 今はキリシマに視線を、意識を向けていた]


[けれど、ふと、耳が音を拾う。
 脳はその言葉を素通りできず意識に持ち込む。]

 …………

[こちらの声は、聞こえない、だろう。
 それに、何も知らない相手に、何か、簡単にいえない。
 ただ、キリシマから一度視線をはずし
 グレイシアを一度、見た。]


【人】 調律師 ミケ

―自室前―

[帝都によすがを持たない前線の師団長には、希望に応じて個室が与えられていた。
自身のそれは宮廷の一角、広くもなければ住み易く調えられてもいないが、衆目を気にしなくていい空間はありがたかった]

…?


[呼ばわれた名に、扉へ手をかけたまま耳をくるり、後方へ向ける]

M・ガーランド第7師団長殿か。

(209) 2011/03/22(Tue) 00時頃

[前線に立つ身。視線には聡い。
 目を遣れば、此方を見る視線は、正面から受け止めた。
 ぽつりと零した声が聞かれていた事には気付かない。
 見た目から獣人と言う訳で無ければ、その耳の良さにまでは思考が行きつかないものだった。

 それでも、口を開きかける。
 何を聞いたものだか、とっさには思いつかない。
 何より、相手は他の相手と話し中である。
 しかも遠い。]

 …………。

[確か、部屋か、中庭。そんな事を思い出して。
 何か言いそうだった口を閉じ、視線は此方が今話している相手に向けた。]
 


【人】 調律師 ミケ

[微細な物音まで全て聞き分ける程細やかに出来てはいない。
若い頃ほどは聴力も良くはない。

小さな呟き>>206であったのに聞こえたのは、伝えようという意思が音に篭められていたために、身に宿る能力が感応したからだろう。

何故自分が尋ねられるのかと首を傾げかけ、生物兵器という単語に微かに口の端を上げた]

 相変わらず?
 ム…我らは外見の変化があまり目立たぬからでしょうかね。
 森人族の不老長寿に比べれば、衰えは甚だしいものですよ。


[どこかズレた返答。指向を絞り、ゲイルの耳元に音を収束させる。声に感情は乗らずとも]


 …愚かとは、思いません。

 己の理想を大切になさいませ。
 私も――高みを望む理想に惹かれたが故に、今もここにいるのだから

(219) 2011/03/22(Tue) 00時頃

[薄い灰の視線がこちらに気づく。
 鳶色もこちらに気づいた薄灰の視線を暫し、見やる。
 
 ただ、その口が、何か言うとでも言うのか
 開きかけたことに、鳶色は軽く丸くなる。]
[己が相手を知らないように、相手も己を知らぬであろう。
 上着に隠れた尻尾か、
 己自身から過敏な鼻や耳のことを聞かなければ
 今の距離は会話距離ではないはずなのに。]

[結局言葉は届かなかった。
 だから、イアンもすぐに視線はキリシマに戻した。]


――…、

[目前の男が呟いた言葉は、
離れた16師団長の彼までは届かねど――
距離からだろう、雑踏に混じれど己の耳には僅かに届く。

尤も、多少の聴力は自負しているが、
第4師団長のズリエルが気に留めぬ様子を見るに
それだけが理由かは、曖昧な所ではあったが。]

…能力の有無を重んじるこの軍が、
生物兵器の存在を嘆くのか。

[ならばこの身は何だと。 喉の奥で小さく笑う。
――能力の有無だけで軍属へと仕立てられた身は、
生物兵器とやらと、何ら変わりが無い様にも思えて仕方が無かった。]


[エンライの言葉、ブランフェルシーのその前の言葉。
 それぞれの、思考と、出す言葉。
 鳶色の奥、その脳髄に降り積もる。
 それは、なにかの切っ掛けで点火し燻る燃料へと変わる。]

 ……嘆く、のだろうか……

[耳が拾う言葉に、誰にも聞かれぬはずと
 ユ=シハがその場にいないことも有り、第15師団長は、零す。]


[呟きの聞こえたらしいサイラスを、気付かれないよう一瞥する。
 そこには、感情は滲まない。

 鳶色に向けた、苛立ちのようなものすら。]

 嘆いた所で、兵器は兵器。
 ……ならば、せめて有効に使うのが得策だと思います。

[その呟きもまた、ズリエルには聞こえてないような、小さな物だと気付けば。自然声色も小さく、横を抜け様に声を落とすだけだった。]


【人】 調律師 ミケ

>>227

[排斥。
小さく、小さく笑う。笑みはまた一瞬で消えた]


平和もまた戦と同じく人の心を乱すか。

[呟きは、ゲイルの元へは送らずに違う音を]


 ええ、是非。
 お茶と饅頭を用意して待っていますよ。

[突発事態のおかげでなかなか減らない泥団子をさり気なく勧め、扉を抜けて部屋へと*入った*]

(235) 2011/03/22(Tue) 01時頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/03/22(Tue) 01時頃


 そういえば、会話は成立したのかな。

[ふと思ったことは、伝える気はなかったが通信に乗った。]


 
 ナユタが何を話していたか、までは聞き取れなかったけれど。
 会議室を出ようとするのが眼に入ったなら、そのまま見送る。
 
 それよりも、離れた場所でも通信は問題なく可能なのか、
 という点に興味が向けられていた。
 
 
 
 ≪ ……ああ。 問題ないみたい。 ≫
 
 


兵器は兵器、ね。 ――…それも道理かな。

[すれ違う様、密やかに返る声。

第4師団長を務めるズリエルの耳に、届かぬ様にと。
特に聞かれて困る事では…無いとは、思えど。
意思を決めていると告げた彼の耳に入れるには聊か気がとがめた。

まさか、その会話が――離れた15師団長の
彼の耳に入っているとは露にも思わない。
立場柄、音の、特に声の聞き分けには自信は有れど
所詮人の身、聴力はそこまで優れていない。
彼の零す言葉を捉える事は、なく。]

本当に嘆くべきは、兵器が兵器たる所以では無し、か。


[声が、声から覗く思考が、また一つ、降り積もる。
 一つ、また一つと…………頭が、痛い。

 怒号、悲鳴、地鳴り、火薬の匂い、血の臭い。

 それらなら、ただ、情報が示す事態に、
 瞬時に動けば良い、だけなのに
 
 戸口で、強くなる頭痛に、軽くこめ髪を抑えて。]

 ――…………

[2人の対話は届いていた。けれど、答えは”ここ”にあるもの
 頭痛が酷くなり、己の思考が回らなくなる中
 これ以上降り積もるのを避けるため
 会話の行く末は気になれど、急いで戸口を後にした。]


[ディーンを誘いつつ、考えることは、選定のこと。
 先ほどの話で、ブルーノ皇帝の名が諸国を抑えていた旨、しっかりと理解している人物であることはわかったからだ。

 それは、元従卒だったという贔屓目を差し引いたとしても、自身の考えに賛同も得られるかもしれないと。

 昔話をしたいのも事実だが、彼の考えをしっかりと聞き出しておきたいのもまた事実だった。]


 ――……。

[すれ違い様の会話は、それ以上は続かなかった。
 湖水に翠を映すだけで、その場を去る。

 先の席。余り、その声を聴かなかったけれど。
 出ていない物がありそうだ、と。
 ……聞いてみたいと。
 そんな事だけ、頭の端に留めながら。]


 ――…これも、制御できないのかな?

[キリシマからの通信に翼を撫でる手を止め。
無意識のうちに通信していたらしき事に眉を寄せる。]

 大丈夫なら、これからも平気ですね。
 七日七晩、随分と長い…――。

[窓の音を小さなため息を零す。
それは小さな信号となって伝わっただろうか。]


[倒れる敵兵の気配。灯る炎の気配。
 見えない筈のそれを感じ。
 
 戦場を思い出す。

 ぞくりと震えが背中を奔った。]


 
 ≪ 制御。
   できるように、できなくもないと思う、けど。 ≫
 
 
 ≪ イスカが壊れる。 ≫
 
 
 元々第9師団が開発した装置。改造も容易いだろうけれど。
 流石に自身で直接手を施そうとすれば、
 半分以上が機械の身では、ひとたまりもないだろう。
 
 
 言葉とは違う、何か小さな信号に、軽く瞼を閉じる。
 


[何故だろうか。
 先程まで感じていた苛立ちは、今は綺麗に消えていた。]


[一時気配を消失した相手が
 そう感じ取ったことを知らない。

 ただ、普段の静かな表情は消失し
 好戦的に上がる眉と、微か上がる口角が、
 そこには、ある。]

[ただ、それも、槍が止まる迄、の間だが]


 
 暫く、沈黙した後。
 
 
 
 ≪ 敬語。
 
 
   使わなくて、いい。 歳、近いよね。……多分。 ≫
 
 
 相手の正確な年齢など、知る由もなかったが。
 
 畏まった調子での通信が続くのだろうかと考えると、
 肩が凝りそうだった。
 


 嗚呼。単に、羨ましかったのか。

[己よりも秀でた体格。炎の性質。
 それらを羨望して、それらを持ちながらも覇気が無く感じて。
 
 それでか、と。
 胸の内だけで勝手に納得した筈が、ぽろりと言葉となって漏れた。]


[さらに、零された言葉に、また虚を突かれた。]

 ……………羨ましい………?

[誰が。誰を?][ぽかんとした表情で
 鳶色は薄灰色の瞳を見る。
 獣人との混血、己をも焼く能力、後ろ盾もない身、
 人を殺していくこと、
 戦の中でしか生きるを見出せない。
 別に不幸だとも思わぬが、人の羨望があるとも思えない。]
[しかも眼前の青年は、赤ではない国家紋章
 名高い家柄、整った容貌、能力と会議でみせた誇り持つ心、と
 欠けたるがないように、見える、のだけれど]


[虚を突いたには気付かない。
 そもそも、言葉にするつもりも無かったのだ。
 表情は、やはり変わらないのだが。バツが悪いのか、ついと視線を逸らせた。]

 氷の力は、水が無ければ十二分の威力を発揮しません。
 勿論、水上では殆ど敵は居ないと言って良い。それには誇りを持っています。
 …ですが、水上に縫い止められているようなものでもありますので。

[戦場で死んだと言う、父親。その死に際も、水上では無く陸の上であったと言う。]

 炎のように、場所がどこであれ敵を薙ぎ払えれば、とは。偶に。
 それに…上背も、余りありませんし。


 それなのに、覇気が無い、と。感じておりました。
 先程の様子を見るに…単なる此方の思い込みだったな、と。
 申し訳ありません。

[苛立ち、睨むようだった視線には恐らく気付かれて居ただろうと思い謝罪する。
 混血だのなんだのと、そう言った事には何ら引っかからないらしく。
 そも、戦場でしか生きられないというのなら。
 軍人としてしか育てられていない、己だってそうだとも。

 誇りはあれど。家柄も、容貌も。自身の気に留める所でなければ、益とは数えておらず。]

 ……バーンフィールド師団長。お聞きしたい事が、あります。
 金のために軍に属している、と聞きました。本当ですか。
 それと。 
 戦場は、必要だと思いますか。

[余計なことまで口走った気がして、話題を変えるように、半ば唐突に問う。ただ話題を変える為だけではなく、以前より胸中にあったものだったけれど。]


[口に上る言葉を静かに聞く。
 水辺に縛られる。かわりに水辺での威力は絶大。]

 ………何かに、秀でれば、裏返した何かがある。
 それは、どの能力も、同じ、とは。

[確かに己の能力の発動に、場の縛りは、ない。
 けれど、水辺での威力は低く、乱戦、森の中、市街地で使えば
 味方や、民も巻き込み、一度己が手を離れて暴走すれば
 何もかも食い尽くす破壊の火と、なる。]
[上背も、その分見つかりやすいと言う欠点も持つ。]
[破棄の有無に関しては……謝罪も含めて
 どう答えれば良いかわからず、ただ鳶色を槍に向けて]

[彼の内心で、それぞれの要素がどう考えられているかは知らぬまま
 次いだ質問に、暫く薄灰をじっと見詰た。]

 それは、事実であり
 同時に、金銭だけでしたら、師団長は辞退、しました。
 ………割りに、あいません、から。



[肯定と、否定。混ざる返答を返して。
 ただ、もう一つの質問には鳶色は地を見る。]




 ………私と、私の師団には………

[暫く、口を動かせず。
 ただ、真撃な質問をそらすことも出来ず
 ぽつりと、そう零した]
[団員達にはそうでって欲しくもない、
 それ以外を見出して欲しいとも、思いながら
 けれど、そうするには、彼らに戦以外の術と
 戦以外の術を身につけるまでの余裕等
 多くのものが足りないのも、知っているから]


 そうですね。きっと、単なる無い物ねだりなのでしょう。
 秀でたのみの能力なんて、そうそう無いと思いますし。

[ 勝手に苛立って、勝手に自分の中でそう自己解決していた。
 自分勝手な心情の動きは、伝わる事は無いだろうけれど。どこかすっきりとした風で、言葉は落ちた。

 謝罪に戸惑うような様子には、ただ伝えたかっただけであった青年は、首を傾げるだけであったが。]

 金銭以外の面で。「割り」に会っています?

[何故、そこまで突っ込んで聞いているのか。
 きっと、今の時期に必要になる気がするからだ。

 そう、自身を解釈した。
 二つ目の質問には、「そうですか」と小さく答える。彼の胸の内の思いなどには行きつけない。]


[闇宵の中、含むもののない、
 声が耳に届き、イアンも頷く。
 何事も、見方、使い方、考え方、なのだろう、と。

 首を傾げる様子に、理由を言語化する
 能力はなく、ただ眉をさげた。]

 …………今、は。

[さらに、踏み込まれ、些か驚いた。
 ただ、時期が時期だ。
 己が会議で人に訪ねるように、
 グレイシアも、何か、知りたいのかもしれない。
 だから、素直に短い言葉で答えた]


 ――…そう、でしょうね。

 こちらにも、なるべく気を遣うことにします。

[最初にキリシマを見た時に抱いた懸念。
改造を施す為には制御装置を切らなくてはいけない。
そして、制御を失えば機械を簡単に破壊してしまう。

また一つ増えた気を遣うべきことに再びの溜息。]


[そして、暫くの沈黙後。
言われた事に見えはしないだろうが、意外そうに蒼灰を瞬いて。]

 たぶん、ボクの方が少しだけ年下、かな。
 ボクも自分の正確な年齢は知らないけど。

 いつも通りでいいなら助かる。
 ボクも慣れない口調は疲れるから。

[ほっと今度は少しばかりの安堵の溜息を落とす。]


[向かい合うならわかるだろう。]
[鳶色の奥の焔と、はっきりと上がる口角に。]

[……相手の殺気無しに気がつけば
 直ぐにそれは消え去る、が*]


【人】 調律師 ミケ

―自室―

[執務机と応接用の席が設けられた前室を脇目も振らず突っ切る。
奥の私室に滑り込むと目の前にうずたかく積まれた毛布の小山。
それ以外の家具は一切。ない]


……自室で休む、でしたっけ。


[こなすべき予定リストのトップに載っていた行為を確認し、
略式礼装を脱ぐ。
全部脱ぐ。
裸になる]

(306) 2011/03/22(Tue) 14時頃

【人】 調律師 ミケ

疲れたと言ったのは失敗でした?
嘘はつくものじゃありませんね。


[発想と、言葉と、意志と、実際の行動と、その繋がりに脈絡が薄い自覚はあった。
"今この瞬間"の連続に生きる獣人にとってはごく当たり前の特性だったが、一貫性の欠落は人の社会生活に適応しようとすれば大きな障害となった。

努力と学習の結果――今ではほぼ差し障りのないほどに馴染めている、と、思っている]


何分休む、まで言っておかなかったですね。
ム……
 ……適当でいいのか。


[必要を感じなくても、休むことにしてしまったので。休むことを忘れていたのを思い出してしまったので、休まなければならない。
勢いをつけて毛布の山へと*飛び込んだ*]

(307) 2011/03/22(Tue) 14時頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/03/22(Tue) 16時頃


そうですか。

[割に合っている。その内容まではわからずとも、会話が切られた事もあり、そこからは踏み込まなかった。
槍の舞うを眺めながら、ただ、黙って思案するように。]


調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/03/22(Tue) 18時頃


調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/03/22(Tue) 19時頃


 ――……。

[真正面から、焔が湖水に映り込む。
 上がる口角は、話をしている最中とは全く別人のような顔。

 鳥肌が立つ。
 それは、恐怖や戦きでは無く寧ろ歓喜に近い。
 軍に属し、戦線に立ってきた血が滾る感触。

 湖水がすうと細められる。
 じ、と。睨むような視線は、模擬と言うには鋭く。
 ひやり、と辺りの空気が僅かに冷えた。]


[手紙の内容。
ミューズ湖で、小競り合いの発生した事。
多少敵は多かったが、南の国からではなく近隣の海賊の類いで、既に沈静化した事。
……けれどその際、兵が一人、死亡した事。

公の手立てを使った連絡。
それを管轄する者は、どこまで把握するものだろう。
目に耳に、する機会はあったかも知れない。]


【人】 調律師 ミケ

―自室―

[むくり。毛布の山が蠢く]

…寝てしまった。


[重ねられた布の隙間から這い出して、首を傾げる。
何も間違っていない気もした]


さて……?

[外は暗かった。
窓の外の帝都の灯火が瞳孔の奥に反射して翠の光を帯びる]

陛下のお好きなお酒はなんでしたっけね。
またたび酒?それとも…またたび酒でしょうか。

(338) 2011/03/22(Tue) 20時頃

バーンフィールド師団長。

もし、良ければ。
もう少し派手に模擬戦をしてみませんか。
ある意味、悪巧みとも言えますが。

国の。民の。部下の。
何より、自分の為に。

 興味があれば、部屋にでも訪ねて来て下さい。

[返事は急ぎません、と。通信兵の去った後、再度振り返り、言い残した。]


【人】 調律師 ミケ

[少ない荷物を漁る。
礼装ではなく、砦でいつも着ている常装を引っ張り出した]

やっぱり、またたび酒かな。
どこかにあるといいのですが。

[給仕に頼むという思考が抜けていた。
身体的特徴に合わせて膝下で切り落とした丈短のパンツに下肢と尻尾を通す。
シャツを探して荷物を手探り、]


ム?

(343) 2011/03/22(Tue) 20時半頃

【人】 調律師 ミケ

[視界の隅、窓の向こうを横切る影に気付く。
昼も夜もさして見え方の変わらぬ眼に、動くものははっきり映った]

随分また、大きな鳥ですな。


[―肉球が硬質の床に触れる柔らかな音。
白い布とベルトを片手に握ったまま、ひょいと窓枠を越えてひさしの上に乗った]

いつの間にやら、もう朝でしょうか。
――平和なこと。


[未だ尚暗い空を翔ぶ大きな影をしばらく視線で追い、そのうちに――着替えの途中であることを忘れてぼんやり冷涼な空気を嗅いだ]

(344) 2011/03/22(Tue) 20時半頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/03/22(Tue) 20時半頃


調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/03/22(Tue) 22時頃


[正面、射る薄灰を常の鳶色が受ける。]


[そこに、己がよく目にする恐怖も、慄きも
 見られないのも、名ばかりではないと、わかる。]
[グレイシアの頬を伝う血液を凍らす冷気は
 イアンにも届いており、
 鍛錬し続け温まった身体に心地よいぐらい、だった。]


 …………私は、模擬戦は……

[グレイシアが口にした言葉。
 行わない、行う。ではなく
 好悪だけを表そうと。短い言葉を落とす。
 それに……]

 ………………

[何か、直感的に、警戒が走る言葉、だった。
 大義名分になり得る要素がまぶされた言葉。
 少なくても、先ほど、イアンに素直に答えさせた
 その言葉とは違う気配を感じて。

 その直感で感じたものを、
 隠すべきか、隠さぬべきか瞬時考え
 薄く、眉を寄せることで表した。

 それ以上は、何か表出することはなく。
 グレイシアの去りゆく背を鳶色はじっと見つめた。]


【人】 調律師 ミケ

>>259

[―幾分、乱れた靴音。
空を見ていたから気に留めなかった]


[―呼ばれる声。
―ドアが動き、動き過ぎ、壁にぶつかる衝突音。
窓の庇にしゃがんだ姿勢から、頭を下げて部屋の中を覗き込んだ。
天地が逆になった視界に、イワノフを見る]

マイコフ師団長殿。
逆さまに見ると、どことなく別人のようですな。

[ヒゲが髪に、髪がヒゲに見えて。
くるり、庇の際を支点に回転して室内に戻れば、
―あれ?  間抜けな声]

何か。
……おはようございます?

(364) 2011/03/22(Tue) 22時半頃

ミケは、最初に挨拶だった、とうむうむ頷いている。 半裸で。

2011/03/22(Tue) 22時半頃


【人】 調律師 ミケ

>>365

お着替え中?
……ああ。そうでした。


[ぽむ、と。真顔で手袋をしてない手を叩く]


艇長殿。

[袖のないシャツを羽織り、ベルトを締めながらイワノフに首を傾げた]

お酒になさいます?お茶になさいます?
生憎この部屋には今、お茶と饅頭しかありませんが。


[イワノフから漂うアルコール臭を、判断材料に足すことはなく]

(367) 2011/03/22(Tue) 22時半頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/03/22(Tue) 22時半頃


 では、実戦の方が?

[寄せられた眉に、抑揚無く問う。
 返事があろうとなかろうと、そのまま立ち去るだけであったろう。
 模擬戦を、好まないと。言葉では聞いていたけれど、敢えてその言葉を使った。

 警戒も、当然。
 並べた言葉は本心であれ、詳細をごっそり省いておれば大義名分にしか聞こえなのだろう。

 乗るか反るかもわからぬ相手。
 今は、ただ気に留め置ければ良い、程度の声掛けの積りだった。]


[背に注がれる視線。気付けども、振り返る事は無かった。*]


【人】 調律師 ミケ

朝ですね。どうぞ、お好きなところへ。

[執務机、テーブルとソファ。
そのどれであっても、床であっても、特に問題は感じない]


今日も祭の続きがあるのでしたか。昨日ほど騒々しくなければなんでもいいですが。

(371) 2011/03/22(Tue) 23時頃

【人】 調律師 ミケ


[お茶と言っても紅茶ではない。
粉末にした茸を、少量の爬虫類の血で、練って丸めたもの、を、]

淹れましょう。

[なんでもいいから水分で伸ばす、という。
第6師団で”お茶”と称される何か]


お砂糖はいくついれますかな?


[泥団子?とお茶?を供して、真面目くさった顔で眼鏡をとりだして、掛けた]

(372) 2011/03/22(Tue) 23時頃

[借りた手袋を手に取ったとき
 持ち主のことを思い出す。

 昨夜、最後にかけられた言葉には
 警戒もあり、それに…………

 …………ともかく、表情を変えることなく
 薄灰を鳶色で見据えるに留まって。]

[何を、考えているのか、いないのか。
 腹芸が得意とはとてもいえないイアンは
 手袋の持ち主に関して嘆息しか出なかった*]


[ラミケシュの部屋で、ディーンとの会話を思い出しつつ、選定のことを考える。

 どうやら2師団について、憂うことがあるようだ。
 いずれにしろ、彼もまた、力が、この国の支えとあることはわかっているようにも思えた。

 やはり、今、諸国に新帝として構えをさせられるのは、ローレンスではなくレドフォードではないだろうか、とあらためて。そして、今度あえば訊いてみるのもいい、と思っている。]


[だが、表面的には、やはり、4番も宣言していたが、ローレンスを推すものは多いであろう。
 このまま、会議がだらりだらりと進むならば、そのまま、きっとサイモンが推すように進んでいくに違いない。]



 ――……サイモンか。



[表決をとるならば彼。報告もやはり彼がするであろう。
 両殿下の支持が拮抗した場合も、サイモンがいれば、きっとそのままローレンスに流れることは間違いないように思えた。]


【人】 調律師 ミケ

そうですか。艇長どのは真っ直ぐなお方、ですな。


[とろみのある、芳しい香りのお茶…?をイワノフの前へ。
灰皿を供すほど気のつくわけもなく、眠そうな声に]

お疲れでしたら、無理はなさらず。
年寄りは長い昔話をしたがるものです。

[自らも取ったカップの縁を撫でる]


若い方達は未来を見ておられるので、話を聞くのは楽しいのですがね。

(381) 2011/03/22(Tue) 23時頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/03/22(Tue) 23時半頃


【人】 調律師 ミケ

>>385

陛下の休息に。

[軽くグラスを持ち上げて、口をつける]



私の年ですか?
さあ……50年は経っているのは間違いないのですが。

[軍籍に入って確認の必要が出るまで数えていなかった。暦にも皇帝にも関心を寄せる必要もなかったから、真実、わからない]

(387) 2011/03/22(Tue) 23時半頃

【人】 調律師 ミケ

[皇帝の話が長かったと聞けば頷いた。
演説上手で知られた皇帝の、世間話の下手さ。獣人の感性では冗長に過ぎるその長さ以外に特徴を見いだしてはいなかったが]

陛下をじいさんと呼ばれるのは貴殿だけです。
馴れ初めなど、聞かぬままでしたが……

[親しくしていたのだろう。
爺さんという響きに、真顔を少し傾けて]


そもそも最初の子を為すのも遅過ぎたのでしょう。
あの陛下も子作りにかけては決断して早々というわけにはいかなかったと思えば、おかしくもありますな。

(389) 2011/03/22(Tue) 23時半頃

【人】 調律師 ミケ

[ざらつくお茶の感触を舌に伸ばす。
基本的に、体温程度の40度を越えるお湯は使っていない]


……私ですか?
お茶に入れる砂糖なら、2杯です。


[まじめくさった顔で]


選帝なら、ヴェスパタイン皇子殿下を選びますよ。

(391) 2011/03/22(Tue) 23時半頃

ミケは、イワノフがじっくり味わっているので気に入ったのだと思った。

2011/03/23(Wed) 00時頃


【人】 調律師 ミケ

>>397

[二人の時じゃなくてもじいさん呼ばわりしてるじゃないか、というツッコミの素質は残念ながら欠けていた。
真顔で復唱する]

やいこのクソじじい。

……長くて呼び辛い気もしますが。
じーさん。
 へーか。
  じーさん。

[何度か口にしてみれば、へーかが一番しっくり来る]

(402) 2011/03/23(Wed) 00時頃

 ……ヴェスパタイン皇子に、仕えたい。

[瞑想するような姿勢で、思案する。
 会議でも述べた、本心。

 直接聞いた、取るべき道の具体性。
 何より、戦場を共にした際の雄々しさ。

 国を護りたいと、それも嘘ではない。
 けれど。
 強く率いて行こうと言うものに惹かれるのは、軍人の血か。]

 現状、ランドルフ皇子が優勢か。
 会議で説得をするのも良いけれど。

[…武力で、意思を通す。対戦により周辺諸国を抑えようとする姿勢をなぞるように。

 和平を望むのであれば。
 例えば、南の大国がそう言う姿勢に出たとして、跳ね除けられなければ、ならないのだろう。]


[模擬戦と、イアンに告げた気持ちは真実自身の思っている所でもあった。
 自分如き、留められなければ和平への道を行くのは難しいだろう。
 ある種、試すような。
 傲慢にも思える心持ち。] 

[意思を、通すには。
 ランドルフ皇子を強く推す者が、邪魔だろうか。

 その結論は、奇しくも第11師団長と似ているだろう事、気づく事は無い。]


[具体的な動きに関しては、どうすれば良いのか、暫し深く思案する。直ぐに動くのかどうか。それはまだ決めかねている心の内に、少し苛立ちながら。]


【人】 調律師 ミケ

>>400

可愛かったですか。

[ほむ。と頷いて、お茶請けの土人饅頭をずずい、勧めた]


陛下は、仕事の時だけしゃっきりしていれば、私的な時間には自然体でいいのだと仰っておられました。


…おかしいですか?

[意外そうな表情に真顔を向ける。選帝については聞かれなければ、理由を言う気もなく。
泥団子を一欠け齧った]

(404) 2011/03/23(Wed) 00時頃

[考えている、サイモンをとりあえずは黙らせなければならないと。
 そこから、話はまた始まる。

 思考は、5番のものと似ていること、もちろん、まだ知ってはいないが、同じ思考ならばサイモンを抑える行為、その時が偶然に重なるかもしれない。

 その場にもし、3番もいたならば、その意向も知ることができるか。]


調律師 ミケは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 00時頃


ミケは、イワノフが蒼白になった後、頬を薔薇色に染めて走り出すのかと内心わくわくしている。

2011/03/23(Wed) 00時頃


【人】 調律師 ミケ

>>409

ム。土人饅頭より嫌いな物だったのでしょうか。

[知っていれば、お土産にニンジンを持って帰ったのにと。

嫌いなものばかり選んで見せた。
喜ぶ顔は真か偽か読み取れないが、嫌がる顔はわかりやすかったから。
親しみというにはズレたそれを、皇帝は受容してくれた。

眼を閉じる代わりにカップの縁を爪で弾く。
―硬質な高い音]

(415) 2011/03/23(Wed) 00時半頃

【人】 調律師 ミケ

>>402

…艇長殿は、誠にそうお思いですか?

[双方に十分な輝きがあると聞いて首を傾げる。
己の言葉が真意を伝えるに不十分だったとは、気付いておらず]


このまま七日を過ぎれば、選帝会議は第一皇子を第12代に据えるでしょう?

(416) 2011/03/23(Wed) 00時半頃

 
 ふと、首許に触れる。
 
 
 ナユタの言葉で思いついたそれは、
 
  こ ち ら 側 の送受信 だ け を 一 方 的 に 切る装置。
 


[ラミケシュのヴェス皇子を推す考えには、すぐに同意を示したくなるも、あえて、表情、発言には出さずにいる。]


 ……やっぱり"向いていない"。

[やはり無意識で零した通信。
それは、キリシマの作った新たな装置によって遮断されたのだろうか。]


― おそらくは会議がはじまる数時間前 ―

[そして、サイモンの自室前に影が一つ、たつだろう。
 いや、それは、隠れたもう一つ、そして、それを見るもう一つもあったかもしれない。

 いずれにせよ、サイモンが会議を進めるならば、ローレンスに決まる。それを阻止しようと動いたものだっただろう。]


【人】 調律師 ミケ

>>419

意思の統一、と何方かは言われたが……それは、国の未来を共に歩むべき長達に求められる事。

会議は最後には投票を行うと聞きました。
なれば、私は師団長の位と私の師団一つを第二皇子への票に使います。
元々、陛下がおられなくなれば、私は引退するつもりでしたので。


[こともなげに言いおいて]

私ごときの力、どれ程の助けになるかはわかりませんが。
陛下が私に見せてくれると言った、”一つの世界”を……諦めきれないのです。


[迂遠な言い回し。心が伝わっていないかもしれないとは思ったが]


艇長殿は、どうお考えなのです?
どんな未来が、見えていますか。

(424) 2011/03/23(Wed) 01時頃

[最初に立った人物は誰だったか。3番か5番か11番か。
 おそらく15番はまだ動かなかっただろう。]


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