人狼議事


103 善と悪の果実

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/* やあ、KUZU様…。

[烏がニタリとしたよ。]


/* 畜生、烏め…! あっち行け!

[隅で震えている。]


/*

 畜生、温室育ちの餓鬼が。 俺を笑うな!

[怯えた目が、少女の澄んだ目を見ていた。]


/*

 笑う?
 …――いいえ、不思議なだけよ

[それまで周囲にはいなかった、不可思議な存在。
何をそんなに怯えるのかと、好奇にきらめく瞳はまっすぐに向かう]


ヴェスパタインは、はっ、いってらっしゃいのひとはいってらっしゃ(遅い)

azuma 2012/09/30(Sun) 15時頃


[何故、死者の姿が見えるのかなど。
呪詛の声を聞きすぎて、
もはや疑問にも思わなくなってしまっていた]


[―――――――…歌が]


[嗚呼、歌が聞こえる]



[心の臓を掴まれそうな、儚く美しく恐ろしい旋律が]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[――ステンドグラスがとりどりの光を投げかける中。
男と少女が倒れている。
足取りを示すように血の花が咲き、
空耳だろうか、歌声が聞こえた気がした。
そう、それは喩えるならば
籠を自ら破った金糸雀の。]


――……嗚呼、……そんなところにあったのか。
どうして気づかなんだのか……


[夕闇伯は昏く囁き、林檎を抱く
緋と白のまだらを纏う者の側に歩み寄る。]

(37) azuma 2012/09/30(Sun) 21時頃

 畜生どもが………

[惨劇の舞台に、憎悪と怯えをぐちゃぐちゃに掻き混ぜたような
声が、雑音のように、歌声に―――…重なる。

揺らめく影は何処からか。
左胸から絶えず血を流す亡霊が、霞んでは、消え
林檎を中心とした二つの影を見ている。]




――――――――…ぼくは、だれ?


[父は浮浪者、母は貴族]

[父は名も知らぬ国の、母は由緒正しき血統の]

[その身は女にしては大きく、男にしては華奢であり]

[善を知り、悪を覚え、他者を翻弄する蛇となった]


[本質は望まれるままに。
生きる為に唯、その性質を入れ替えて来たにすぎぬ。
"答え"は何処にもない。何も、ありはしない]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[血塗れの林檎は、艶やかさを増し
ますます蟲惑的な輝きを放っている。
そして、それを抱く者は――]

……――何を笑っているのだか

[涙を滲ませている。
冷たく、夕闇伯は見下ろした。]

残念だったな。
それは、  貴様のものにはならぬ。

[怨嗟の声届かぬ高慢な暴君は――笑う]

(39) azuma 2012/09/30(Sun) 23時頃

[学者は奥歯をかみしめる。

いつでもその命を終わらせることができるように。

毒を其処に仕込んでいた]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[塵を見るような眼で笑う有様を
興味もなさそうに視界に入れている。

“見て”いるのは林檎だけである。
血の色も、歪んだ気配を纏う肢体も、
黄金の輝きの前には色を無くしたも同然だ。]


――愚問だな。


[満ちるのは慢心だ。
伯が常の賢明さと冷静さを持っていたならば
何かがおかしいと、感づいたはずなのだ。

裏世界に浸っていた、
その経験から。
分かったはずなのだ。]

(44) azuma 2012/10/01(Mon) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[だが。黄金の果実は
その輝きに夕闇を溺れさせた。

蛇の笑みを浮かべた“もの”が繊手を翻す。
硝子越しの夕闇に暮れる光の中、
宙へ放たれる林檎。


宵闇伯の意識は完全にそちらへ奪われる。
手を、伸ばす―――]

(45) azuma 2012/10/01(Mon) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[黒髪が流れを変える]
[ストロベリーブロンドは逆光に輝いた]

[“蛇”は夕闇伯を絡めとる]

[掴む胸元に輝くはアメジスト。
濃紫の眸は見開かれ、
死の口づけの一部始終を映す。


長く伸びる影が、重なった。]

(46) azuma 2012/10/01(Mon) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


――  ッ、……!!!


[突き飛ばすのが一瞬遅い。
あったのは、苦味か。甘みか。果実に似る。]

貴様、何―――   ッ……!!

(47) azuma 2012/10/01(Mon) 01時半頃

 いずれまた逢いましょう、愛しい人。
 銀の運命は断ち切れなど…しないのですから。

[子供らしさの無い言葉を別れの挨拶にして。
綺麗な歌声の重なる中、僕は楽園を飛び去った**]





嗚呼、喉が痛い。 焼けてしまいそうだ。


  


だったら きさまも みちづれだ


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

――っ、ぐ、……

[口元を押さえ、よ数歩後ろによろめいた。

速効性の毒物は
体を侵食し呼吸を奪う。]

……ッ、屑めが……!!

[毒の量が僅かに少なかったのか
直ぐに倒れるということはないが、
それはただの遅延でしかない。

血を吐き、動かなくなったモノを憎悪の表情で睨みつけながら、ひとつ咳き込む。掌が血で汚れた。]

(68) azuma 2012/10/01(Mon) 12時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

ぐっ……、ぅ
なる、ものか―――斯様な、ところで……!!


[落ちた果実は偽の林檎。
真なる知恵の実は何処にあるのか。
焦点定まらなくなっていく濃紫の眼が
果実を睨み、黄金を探す。
手で机の上をなぎ払い、艶やかな果実を黄昏色の光の下へとぶちまける。落ちる林檎、滑稽に転がる。]

っ、何処だ、……

[近づく死の足音か、
誰のものとも知れぬさざめきが耳に届く。
呻き、囁き、冷たい歌。
怨霊の声が、大きくなっていく]

(69) azuma 2012/10/01(Mon) 12時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

嗚呼、……喧しいぞ……ッ
……っ、ぅ
く、……

[死に身を浸したものの呼びかけは生ける者には猛毒だ。
内より外より蝕まれ、机の端に手を付き、ついに夕闇伯の体はずるずると床に崩れ落ちた。艶やかな黒髪が広がる。]

…――ッ、――づ、

[ぼやけていく視界、
見えない、何も見えなくなる。
あざ笑うような金色の光の残滓がちらつくばかり。

床に爪を立て、
そのまま―――]

(70) azuma 2012/10/01(Mon) 12時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[――後に残るは静寂。


偶然にも倒れ臥したその場所で、
黄金の林檎まであと僅かな距離。

夕闇は、太陽に触れることは叶わずに**]

(71) azuma 2012/10/01(Mon) 12時頃

ヴェスパタインは、ばしばしされてむせた。  いってらっしゃい!

azuma 2012/10/01(Mon) 13時半頃


ヴェスパタインは、ファブリーズを用意した

azuma 2012/10/01(Mon) 19時頃


/*

……大好きだよ?
可愛い、可愛い、ポーチュラカ。

[ちゅう]


/*
にゃ、にゃあああ!!!(*ノノ)


私のほうが
ずっと、ずーっと
兄様のこと好きですわ!!
(ぎゅう)


/*
こうして、ぼくの赤ボッチ率が果てしなく上がっていくんだ。
[すねた**]

ジョセフどのは、やはりすてきだなぁ、ほくほく。
まだ一店舗めだからまじめにお仕事にもどるよ!


/*
ふふ、素直な子は好きですよ。

[ポーチュラカ様、なでなでなで]

…烏様には、ジェフ様がいるではありませんか!
赤には引き込むことが、できませんでしたけれども!

もう少し、お話しする時間が取れればなぁ、と。
烏様に対しては、本当にもだもだなのです。



 守る って…

[伸ばした手は、赤い手は黒蝶の翅へと伸ばされ
羽ばたこうとするそれを、逃しはしない、と握り締めた]



 グロリア、姉様――?
 


――扉をくぐる前に――

[烏の背を追い掛ける目に、殺意と怯えが消え去ることはない。
輪廻の環に囚われるまで。
何度でも何度でも、この運命を抱くのだろう。
扉の向こう側に消える背に、羨望を抱くことは出来ず。

―――女を、子供を手に掛けて。
今はまだ沈んでゆくばかりの輪廻だ。]

 その目。 刳り貫いてしまえば、良かった。

[震える口唇が、小さく呟いた。]


ヴェスパタインは、もてたいジェフをつついた。

azuma 2012/10/02(Tue) 18時頃


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