人狼議事


258 【突発誰歓】鬼渡し弐

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キルロイ! 今日がお前の命日だ!




[滑り込むのは緋色のナニカ]

[呼び起こされるは、淵に沈めたくろいモノ]
 
 


 ……逃げて逃げて、その先に。

 壁があったら、また逃げて。

 ……どこまで逃げてくれっかな?

[く、と落ちる嗤いは密やかに]

 ……他の連中が『逃げる』態、見る側になるのもわるかねぇよな。

[だって、自分はいつも。
『逃げる』背を見られて、嘲られる方だったんだから]


【人】 落胤 明之進

─神社の裏手─

[祥子さんの考えは、少し難しくてわからない。>>2
誰かに裏切られたと思うくらいなら。
誰かを救えなかったと後悔するくらいなら。
その時に味わう衝撃の方がつらいから、一人でいる方がましってコトかな。
疑心暗鬼ってやつ?]

 でも、わたしは…裏切られてもいいから、誰かと居たいな…。

[一緒に居たみょんこさんは、途中から鬼になってしまったようだけど。
それでも二人で床下に隠れて、作戦を練っていた時は楽しく過ごせたと思う]

 さっきね、赤羽さんって女の人と一緒に、建物の床下に隠れてた。
 そこに夕顔が来て、火を起こして、煙でわたしたちをいぶり出したんだ。

[その時の話をすると、わたしの顔はどうしても苦渋に満ちる。わたしの身体は、どこかしらまだ焦げ臭い]

 その後は赤羽さんと別々になって、夕顔はそちらを追いかけて…。でね、さっき手水舎の前でまた、赤羽さんと会ったんだ。

(16) 2016/11/20(Sun) 02時頃

【人】 落胤 明之進

 その時はもう、様子が変で怖かった。
 鬼になったんだと思った。

[せっかく築いた絆が断たれた気がして、少なからずショックを受けた。
けれど、鬼に変貌したからといって、床下の作戦会議が楽しかった事実は否定できない。
みょんこさんに寄せていた信頼が、失われたわけではないと気付く]

 でも、裏切られたとは思わなかったよ。
 鬼に捕まったんだから、仕方ないなぁ、…って思った。
 だから、傷つかなかった。……ここが、

[と、自分の左胸の上を両手を重ねて抑える。祥子さんが恐れている裏切りは、誤解なんだよ、と説いてあげたい]

 わたしはその後、すぐに逃げてしまったから…どうなったのかは知らない。
 ネリエルって外国の人と一緒にいたけど、ここへ来る途中ではぐれたんだ。

[みょんこさんは、誰かを捕まえたのかな。
ネリエルさんは無事だったかな。この場に居ない人のことを思い、祈った。]

(17) 2016/11/20(Sun) 02時頃

【人】 落胤 明之進

 でね…さっき、祥子さんの水筒を見つけた時、届けたいと思った。
 一人でいるとしたら辛いと思ったから、探さなくちゃ、と思った。

[紛れもない本心から伝える。そばにいて、支えたいと思ったのは事実]

 わたしが疑わしいと思ったら、逃げていいよ。
 もし、信じてくれるなら、……一緒に力を合わせて、ここから出よう。

[こんな風に言わせる熱い気持ちを、何て呼ぶかわからないけど、……義理?ニンジョウ?分からないけど、迸る情熱にのせて、さらに続ける]

 それに、一緒にいれば、わからないことも相談しあえるし、
 ピンチの時には助け合えるかもしれない。

[手を差し伸べる前から、救えないケースを想像して、それ自体を諦めてしまうのは、とても悲しいことだと思った]

 最初に会った時、助けてもらったから。
 今度はわたしがきみを、助けたい。…───そのチャンスを、くれないか?

[わたしが語り掛ける言葉が、どこまで届くか分からないけど。
真摯に思いを訴えた。**]

(18) 2016/11/20(Sun) 02時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2016/11/20(Sun) 02時半頃



 ……そーそ。

 そーじゃねぇと、面白くねぇんだよ。

[ただ蹲っていられたら、面白くない上に気分が悪い。
心の奥底、深い澱み。
そこに沈めた、昔の自分を思い出すから]


[『興味を持ったら、どこまでも追いかけていく』。
それが、現在の伐山龍人という人物に対する、一般的な評。

が、ひと昔前の彼を知る者からは、
『何かあるとすぐに逃げるヤツ』。
という評の方が多くなされる。

自分に自信がなくて後ろ向きで、けれど、それを表に出して嘲られるのも嫌で。
その結果、表面的には強気を装って、その実、いつも上手く『逃げる』事ばかり考えるようになっていて。

そんな自分への鬱屈や苛立ち、そんな状態になった事に対する周りへの責任転嫁と、それに付きまとう自己嫌悪。
そんな澱みはいつか深い、ふかい淵を作り出して。
自分の本質は、その淵に沈めて見ないようになっていた]


[誰かと接すれば自分も相手も傷つけて、より淵を深くする悪循環。
そんな状況から抜け出した契機が、とある写真と、それを撮った人物との出会い。

当たり前のように、色々と教えてくれて。
ごく自然に、写真の道を示されて。

気が付いたら、その後ろを追いかけていた。

自分にできる事、自分だからできる事のとっかかりを示してもらえたのが嬉しくて、恐らく過去に知り合った誰よりも懐いていて。

そんな様子が、『かわいい後輩』とか『わんこみたいなヤツ』という評に結び付いていたらしい、というのはさておき]


[そうやって、追いかけてはみても。

本質は簡単には変わらぬ、変われぬから。
ふとした時に感じる距離や、自分の脆さを晒しそうになると、逃げだして。

それに対する自己嫌悪が、もやもやという形で降り積もって。

そんな状態を知られるのが嫌で、宛ナシ旅に託けて、距離を取った。
結局また、『逃げた』。

そうして逃げた、その先で。
緋に魅せられ、その果てが──現状]


【人】 落胤 明之進

 ……。

[祥子さんに、心の内を見透かされた気がした。>>38
一緒に行動すれば、いずれ鬼に見つかるかもしれない。
わたしが返したい恩、それは祥子さんを逃がして代わりに捕まる事だった。
そして、それはダメだと否定される]

 追いかけて、逃げる。
 鬼ごっこは、そういう遊び…?

[さっきは逃げずに、あえて煙に巻かれてみたけれど。
本当は逃げればよかったのかな。これまでを振り返ってみても、よくわからない]

 捕まらないように逃げないとダメ…。
 捕まってみようとか思っちゃダメ…。

[御門さんにも言われたっけ。試すんじゃないよ、と]

(43) 2016/11/20(Sun) 21時頃

【人】 落胤 明之進


 う、うん…わかった。
 その、…捕まらないように、逃げるよ…。

[協力とか相談とか、みょんこさんとやった時のやり方とは違いそうだけど、目的だけは新たにハッキリさせることができたと思う。そして]

(44) 2016/11/20(Sun) 21時頃

【人】 落胤 明之進


 …ギュー…?

[祥子さんの言ってる事>>39がわからなくて、わたしはきょとんとして瞬く。
祥子さんが元気出るなら、やってあげたいけど、わたしはあいにくその言葉が示す意味が分からなかった]

 どうやるの?

[やり方を尋ねたら、教えてくれるだろうか。
鬼ごっこ、鬼渡しという遊びについては理解できたけれども。*]

(45) 2016/11/20(Sun) 21時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2016/11/20(Sun) 21時頃


明之進は、おもんさんに飴ちゃんを投げた。

2016/11/20(Sun) 21時半頃


[追いかけて追いかけて、さて、その先には何がある?

『鬼』が求めるのは新たな依り代、新たな闇。
『彼』が求めるものは、『彼』自身にも見えていない。

ただ、逃げる側から逃れたいだけ。
追う側になって逃げるものを追いたいだけ。

ずっと続けていた立場をひっくり返したい。
単純といえば単純な──でも、容易くはできなかった事をやりたい。

そんな澱みに、この立場はがっちりと合いすぎて。
余計なことまで考える必要性は存在しない]


【人】 落胤 明之進

[ギューって何だろう?

分からなくて尋ねたら、祥子さんは少し驚いた顔をして>>46、わたしに近づいて来た。
手が伸ばされる。
そのまま抱き締められてしまい、わたしは仰天して慌てふためく]

 ふぇっ、え、えっ?!

[ギューってつまり、ギュッと抱き締めるという事だったのか。>>47
気付いた時には、もう遅かった。
同じ年頃の女の子に抱き締められるなんて経験は、もちろん生まれて初めてで、気が動転してどうしたらいいかわからない。
全身をカチコチに固めたまま、祥子さんに成すがままにされる。

頭を撫でられる。
目の前がクラクラする。
もう一度、腕に力が込められる。
顔がかぁっと熱くなった]

(53) 2016/11/20(Sun) 22時頃

【人】 落胤 明之進


 …祥子さん、……。

[耳元で囁かれる言葉は、とても強くて真っ直ぐで。
お互いの無事を祈る気持ちが込められている。それに気づくと、わたしはようやく自分を取り戻した。腕が離れた後、祥子さんの顔を見るのは、まだ少し照れくさかったけど]

(54) 2016/11/20(Sun) 22時頃

【人】 落胤 明之進

[夕顔のことを尋ねられたら、わたしは首を傾げる。>>48]

 わたしもそれ、さっき気になったんだよね…。
 でも、言い伝えによると、鬼を渡したらここから出られるって事らしいから…。

[さっき、御門さんから聞いた話>>2:87を、祥子さんにも伝えようか。
最後に鬼を渡された人は、ここから出られないって部分は伏せてしまったけれど]

 でも、仮にそうだとしても、鬼になるってどんなことが起こるか分からないから、鬼に会っても捕まってみよう、とか思わないようにね、って御門さんに言われたよ。

[そんな風に、釘を刺された事も付け足した。>>3:20*]

(55) 2016/11/20(Sun) 22時頃

[先輩が過去にできなかった事。

それを投げかけた意図がどこにあるのかは知らない。

ただ、羨望と憧憬の対象にできなかった事をやるというのは、妙に響くもの。

それができたら、それができれば。

もう、あのひとから『逃げる』必要なんてないんじゃないか──わき上がったのは、そんな感情。

それは、『鬼』に揺らされ、『彼』の中で急激に強くなる]

 ……なんとしても……。

[捕まえる。
捕まえて、それから──は。

やっぱり、見えていないけれど]


明之進は、おもんにサルミアッキを投げた。

2016/11/20(Sun) 23時頃


【人】 落胤 明之進

[祥子さんが考えながら紡ぐ言葉を聞く]

 時間制限…?>>61
 それがあったら、夕顔が最初に言ってたと思うけど。

[最初にルールを提示していたくらいだから、他にも定めている事があったら、提示されているのでは?なんて思う]

 そういえば、遊ばないといつまでも帰れないって言ってたね。>>1:3
 気が済めば帰すとも言ってたっけ。
 …どこかで見張ってるのかな。

[誰が?
わたしは新たに湧いた疑問に首を傾げ、周囲を見回した。
やらなくてはいけないことは明白なのに。
ここから動けずにいるのは、得体のしれない何かに見張られているようで、怖いからか]

(75) 2016/11/20(Sun) 23時半頃

【人】 落胤 明之進


 他の人を探しに行こう。

[鬼はまだみょんこさんなのか、あるいは誰かに渡っているのか。
祥子さんに声をかけて促す。一緒に探してもいいし、別々になってもいいか、と今なら思う。さっき、ギューってされて、勇気を分けてくれたから…。*]

(76) 2016/11/20(Sun) 23時半頃

[追いついた、捕まえた]

[あの人が出来なかった事が、できた]

[過るのはそんな思い──それを為せたのが、自分だけの力じゃない事は、見えない、見ない]

[今はただ、『鬼』の高めた感情のまま、その事実に酔いしれるだけ]




[器が『望み』のために、全力を出して闇を深めたから、とは言わないけれど]
 
 


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