158 雪の夜に
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……ふうん。
[返す相槌は、少し気のないものになった。
人間にとっての、その罰が当たる、という感覚も、
あまり実感が伴わない、知識の上の言葉だ。]
[ただ、血が薄れて人間になってしまったのに、
こうして声だけがする女の性質は、やはり、
己の目からは中途半端なものに思えて――
生きにくいだろうな、と思ってしまう。]
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[感傷は確かに身を苛む。 けれど女の眼差しはそれとは違う意味を持って、 老人の背を再度追った。
彼が今ここへ来るということ、 その符号は否応なしに、思い出させる。 弟が人狼だと糾弾されたあの日を。
司祭とどんな話をしているか、 それを聞き取ることまでは出来そうにない。 ゆるりと首を振って]
あなたはおじい様に、 ……大切にされているのね。
[傍らの少女にそんな言葉をかけた*]
(143) 2013/12/23(Mon) 01時半頃
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……こういう時に、
慰めの言葉のひとつでもさらりと言えると、
もてるのよ?
[返る相槌にそんなことを言ったのは、
あまり引きずりたくない感情だったせいだ]
それに私の話より、
あなたのこと、でしょう?
[そんな一言も添えて*]
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/12/23(Mon) 01時半頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/12/23(Mon) 01時半頃
そりゃぁ、失礼?
[冗談めかして言われる"もてる"との弁も、
女と己では意味合いが変わってしまうのだが。
とは言え、そうした文句が使える価値はあるだろうから、
次からは何か考えておこう、と思う程度]
つっても、あぁ……どこまで話したっけ。
ほとんど話は終わったみたいなもんだしなぁ。
[生まれた群れについて。
そして、いつか再び訪れるかも知れない先について。]
別に、先なんて決まってないしな。
どこまでだって行くし――どこに着く事もない。
[終着がある旅ではない。狩り場を求めて流れるだけだ。]
……意外と、人狼の仕業ってのは信憑性ないみたいだな。
この分なら俺、必要な食事の分だけで良いのかね。
[他の獣が血の匂いに誘われなければだが。]
お上が人狼の仕業って言ったらまた変わるだろうけどな。
あの男の言う事を本気にしそうな人間、他にいるかな……
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―教会にて― [教会の窓から、色ガラスを通して光が降る。 単純化された聖母子は、素朴な風合いでありながら、 どこか安らぎを与えてくれる優しい色だ。 丁寧に扱われてきたのだろう、飴色の長いすに腰掛ける。
仲むつまじい祖父と孫は 誰が見ても微笑ましいものだろう。 >>169>>170 慌てて口に手を当てる少女に、 女はただゆるやかに首を振る]
二人だけ、 そう……、あなたもあの方も、 ご家族を早くに亡くされたのね。
[真実を知る者はここにはいない、 だから女はただ同じ悲しみを知る者としての言葉を返す、それだけだ]
(181) 2013/12/23(Mon) 19時半頃
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あの船に乗ったのは、偶然なのよ。 ……でもそうね、貴女と同じくらいの頃に、 故郷を出て、いろんな土地を見てきたわ。
[>>171 そして会話の最中、切り出された言葉、 どこか不安そうな少女の髪で、花飾りが揺れる]
人狼が処刑された、 そんな話は聞いたことがあるけれど。 本当かどうかはわからないわね。
……きっと犯人として処刑されれば、 その人が人狼ということになるのでしょうし。
人間と人狼を見分ける方法でもあれば、 話は別なのでしょうけれど。
(182) 2013/12/23(Mon) 19時半頃
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あの殺された青年は、 何故あんなことを、言い出したのかしらね……。
[あの青年は、何故それを知っていたのか。 彼が人狼の存在を何か嗅ぎ取る術を持っていたのか、 あるいは――ほかに、別の]
(183) 2013/12/23(Mon) 19時半頃
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……こういう時には、 よそ者というのは立場が弱いのよね。 早く、事態に収支がつけばよいのだけれど。
[零れた言葉は女の本音であったけど、 少女に安堵を導くものではないだろう。
やがて老人が奥から戻れば、 教会にも町の閉鎖を伝える自警団の知らせ>>#3は届く。 その疑心をあおるだろう通達と共に]
(184) 2013/12/23(Mon) 19時半頃
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……困るわね。
[黒い未亡人と噂され、 己が疑われることには慣れてはいるが]
……お2人とも、ありがとうございます、 話をしていただいて、少し落ち着きました。
[そして再び坂道を下り町へ戻る途中、 老人と少女も共に見ただろうか。
見下ろす広場には、さび付いた処刑台。 朝凪の時はすぎて、海風にロープが揺れている*]
(185) 2013/12/23(Mon) 19時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/12/23(Mon) 20時頃
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―海に面した坂道― [昔、小さな手をひいて歩いた道だ。 両親が死んでからは、弟と2人、宿で下働きをしながら、その日その日をどうにかしのぐような暮らしをしていた。 彼の兄は――そして、彼もそれを案じてくれていたのは知っている。
ふと女の足の止まったのは、 その宿が今も変わらぬ名でそこにあることに]
……朝凪亭、
[さすがに主人は代わっているだろう。 泊り客の子だろうか、店の子だろうか。 >>188 ままごと遊びの子供の姿]
(201) 2013/12/23(Mon) 23時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/12/23(Mon) 23時頃
……私の弟はね、
この町の教会の司祭様に、
正体を暴かれたのよ。
[ぽつりと零して]
……知らせは聞いた?
しばらくはこの町を離れるのは難しそうね。
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[>>200 温かさと甘さがじわりと胸に沁みた。 古い教会はあの頃から古いままだったから、 時の流れをふと見失いそうになる。
>>205 送られるに断るような理由もなかった。 朝凪亭の前で足を止めたから、 ここが泊まりの宿と勘違いされたかもしれない]
何をしているの、かしら? ……お人形遊び?
[>>208 子供の誘いの言葉に、ゆると首をかしげた]
(211) 2013/12/23(Mon) 23時半頃
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あぁ、こっちも聞いた。
[予想の範囲内ではあるので、そちらは殊更驚かないが。]
そっか。
そんな事があっても、この町に来るんだな。
[彼女にとっては予定外の寄港だったのかも知れない、が、
その事は己には解らない。
何の為にか。
例えば故郷は、ただ故郷というだけで訪れる価値があるのか。
あるいは――生きる意味に関わるのか。]
……この町に来たのは、ただの偶然だわ。
乗るはずだった船に事故があっただけ。
あなたはでも、
私があの船に乗っていて有難かったでしょう?
メイドの客室もあけてあげたのだし。
まあな。
[メイド用とは言え良い部屋だった。
あんまり良い部屋過ぎて居慣れなかった結果、
ほっつき歩いてホレーショーのような
船乗りの知己が出来た訳だけれど、そこはそれだ。
寝心地は良かったです。]
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……そう、立派な人だったの。
[>>215 父を知らぬのだろう言葉だ。 それを楽しそうに語るのは聊か不憫であったけれど、 ――子供の扱いなどもうすっかり忘れてしまった]
……妹? あら、困ったわね……
[思わずきょとんとして、 背後のティモシーにどうしようかと振り返ったところで、 不意をつくような風が吹いた。
舞い上がる風花に、 目深に被った帽子が飛ばされて――]
(219) 2013/12/24(Tue) 00時頃
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[黒髪が風に煽られて散る、 海にも空にも交わらぬ蒼の瞳は見開いた。 そのまま咄嗟にしゃがみこみ、
顔を伏せるようにして、 転がる帽子に手を伸ばす]
(222) 2013/12/24(Tue) 00時頃
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[手にした帽子を被りなおせば、 震えた指を握りこむ]
――……、ごめんなさい、 宿はこの近くですから、もう大丈夫ですわ。
お嬢ちゃんも、 遊んであげられなくてごめんなさいね。
[逃げたくなる足取りを必死に押さえて、 赤いフードの男には小さな会釈を一つだけ、 その動揺はきっと男にも見て取れただろう]
(228) 2013/12/24(Tue) 00時頃
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[>>225 かつての青年が、 今は老いた皺の刻まれた顔で、 変わらぬ微笑を見せるのに]
……っ、
[女はただ口唇を強張らせた。 そして続いた老人の言葉の変わらぬ様子に>>229、 帽子の下で瞬いて、それから]
……ええ、大丈夫、です。
[それからその紅い口唇は歪んだような笑みを見せた]
(233) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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[そんなことが想像に至るはずはないのだ。 人間であれば、すぎた時をその身に刻むもの。 ならば、自分は――。
去っていく老人の背中に、 改めて感じるのは己という存在の]
……あの子の、 身代わりにもなれなかったのに。
[零れた小さな呟きは、 打ちひしがれたようにも]
……ごきげんよう。
[そして子供と赤いフードの青年と、 あらためて2人に会釈して、女は路地へと歩みを向けた]
(237) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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……大丈夫よ、ありがとう。
[案じられた子供の言葉と、 そして青年のもの言いたげな眼差しに、 セーブルの襟元をそっと寄せた]
(239) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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……昔の知り合いに会っただけよ。
でも、私がわからなかったみたい。
私は人狼ではないから、
あの子の身代わりにもなれなかったのに。
こんなことで、
人間でもないなんて思い知らされるなんて、
………馬鹿ね。
[震えるような声音の囁き]
へぇ。あの爺さんが。
[己の事を、子か孫のような歳と言う位だから、
確かに、老人と知り合いであっても不思議はない。]
[そして人狼は、]
――それは、本当に解らなかったのか?
[あくまで人狼。]
見えない所で密告する可能性があるんじゃないのか。
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[――宿へ向かう道行きの途中、 女はその目深に直した帽子を脱いだ。 艶やかな黒い髪も、何とも例えがたい蒼い瞳も、そのままに。]
……戻りたくなんて、なかったわ。
[居場所などどこにもないのは知っていた。 ――ただ一人の弟とも、違うもの、だったのだから*]
(246) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/12/24(Tue) 01時頃
嘘をつけるような人じゃ、ないの。
それに、私は……別にいいのよ。
ただ、あなたの無事は祈っているわ。
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