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【人】 粉ひき ケヴィン――砂漠の街マスア・ナ―― (724) 2012/01/31(Tue) 01時半頃 |
[太陽を、見上げる]
『創造主《おとうさま》
我は運命の忠実なる使徒。
貴方の使徒《人形》ではないと気づいた貴方は我を封じた。
だが、何者も運命から逃れることはできない
―――例え神であろうともな』
[口元を歪ませ、神の兵器は哂った]
【人】 粉ひき ケヴィン 『『『 ドォォォォ ――ン ッ !! 』』』 (737) 2012/01/31(Tue) 02時頃 |
― 太陽への罅の中 ―
[大陸を横断するよりも、世界の宙(そら)高くに輝く太陽への空間の罅には、微かなトンネルの様な道が存在した。
常人なら、既に骨も残さず蕩けてしまうその道。
仮面の女は、表情こそ窺う事は出来ない物の、涼しげと断じれる所作で太陽へ至る路を渡る]
『私は一足先に向かっている。
なに、あいつを還す前に積もる話もあると言うだけさ。
お前もすぐに来ると良い。
共にあいつの神棺《カンオケ》に零ノ華《Call Zero》を添えてやろうじゃあないか』
[親しげにその言葉を投げかけるのは、太陽を目指し羽ばたく、終末の使命負う運命への物。
気負う様子もないまま、そして、最後の一歩を*踏み出す*]
【人】 粉ひき ケヴィン――砂漠の街マスア・ナ―― (802) 2012/01/31(Tue) 04時半頃 |
【人】 粉ひき ケヴィンナジ。 (803) 2012/01/31(Tue) 04時半頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン『は、正気―― (804) 2012/01/31(Tue) 04時半頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン『……おい、ニワトリ女! 落としやがったら承知しないぜ! ボウズも乗るなら、特別サービス俺っちのウロコの上に乗せてやらァな! 見たろ! 俺っちのウロコはこいつに触ったってびくともしねェ! 乗り心地は保証しないがなァ、日避けと火避けがありゃ、何とかなんだろ、なァ!』 (805) 2012/01/31(Tue) 04時半頃 |
【人】 粉ひき ケヴィンアリィ! (840) 2012/01/31(Tue) 14時頃 |
ぴーぴーと五月蠅い人形は黙らせた。
さて、美しき華よ゛素敵゛なショウをはじめようか
[そこには歪んだ笑みを浮かべた人形がいた**]
【人】 粉ひき ケヴィン……。 (870) 2012/01/31(Tue) 21時半頃 |
―――ひとつ。
[太陽《サイモン》を封じ込める外宇宙《そら》の温度の冷気。
それが、太陽《サイモン》の力を着実に削ぎ落とすのを見物しながら、黒曜の剣に視線を送る]
ひとつ。質問がある
訊かせてもらおうじゃあないか。
お前は知っているか?
私達、二人が揃った中で唯一。
銀河の縦糸と横糸を紡ぐ者-カミ-の。
総ての星命を司る一柱。
総慈愛恋たる生命の具現≪- クローソー -≫が、今、何処に居るかを。
あいつはこの世界の行く末をどう捉えていた。
その結末が再生であれ、破滅であれ。
同じく、現在のこの澱んだ世界を還さんと想うか。
それとも。
私達と、この袂を分かつ想いを抱いているか。
しかし、私はあいつの姿をもう長い事見て居ない。
――知らないだろうか。
あいつが、今、どこでどうなっているのかを。
【人】 粉ひき ケヴィン『お、生きてた生きてたァ』 (905) 2012/01/31(Tue) 22時半頃 |
総慈愛恋たる生命の具現≪- クローソー -≫か。
久しく耳にしていなかった名だな。
期待に応えることができず残念だが、居場所は知らぬ。
何せ太陽《サイモン》に道連れに月に閉じ込められていたのだ、容赦されたい。
―――だが。
どうであろうな。
あれは生命《イノチ》の声を聴く存在《モノ》であったから。
我らの見ている世界とは、違うものを見ているのやもしれぬ。
【人】 粉ひき ケヴィン……! (917) 2012/01/31(Tue) 23時頃 |
……そうだった。
私と違い、お前は"無理矢理"だったな。
全く。
こうして考えてみるとつくづくとんでもない奴め。
[軽く、太陽《サイモン》を睥睨してみせるフリ。
監督者足る彼女にも向けられたフレアの塊には反応すらしない。
造作も無かろうと判断したからだ]
だとすると。
あいつ《クローソー》が外宇宙《そと》で傍観に徹している筈がない。
必ず、何かの形で私達の前に立ちはだかるだろうな。
そう言う子さ。あいつは。
【人】 粉ひき ケヴィン[南極星がこちらに飛び込むそのほんの少し、前。 (921) 2012/01/31(Tue) 23時頃 |
意見の相違が妥結点を見なかったからな。
ふふ…とんでもない、か。
この世には善いも悪いも存在しない。
あるのは厳然たる事象そのものだけだ。
そういう概念は相対的な評価が必要なイキモノにだけ必要なモノサシに過ぎん。
つまりは、そういう運命だったというわけだ。
[当然のごとくフレアでダメージを受けるような楽な身体はしていない]
そうだな。
滅ぼそうという存在がいて、また相対する存在がいて、世界は成り立っているのだから。
我も汝も、そう楽にはいくまいよ。
だが―――我は我の往くべき路を進のみ。
おや?
とんでもない奴、と言うのは。
私はひとつの事象だと思うのだよ?
つまり、善悪の関係なく。
あいつの愚直さも大胆さも、死んでも直るまいさ。
[それが余程可笑しい事なのか。
外宇宙《そら》の冷気を孕み、力の大部分を封印された太陽を見て、くつりとまた笑う]
……何せ。
自身に安ら静謐なる死を与える存在である、この私を。
娶ったくらいだからなぁ?
【人】 粉ひき ケヴィン『ハァ? 南極星《セレスト》? 冗談もいい加減にしなァ、星ってのはもっとこう――何だ? 絵みてェにトゲトゲしてるわけじゃねェだろうし、なんつーんだ、ああ――?』 (974) 2012/02/01(Wed) 00時頃 |
ふぅむ、そういう考え方もあるか。
[納得したような、遣り取りを楽しむような声]
ほう―――…それは知らなんだ。
結婚報告でも呉れれば良いものを、水臭いことだ。
[くすりくすりと笑って冗談を言う]
汝を娶るとは、それはまた怖いもの知らずにも程があるな。
こちとら無理矢理、監禁されていたもので良い印象はないが。
そうとすると―――良いのか?
その手で夫を殺すのか?
【人】 粉ひき ケヴィン北。 (981) 2012/02/01(Wed) 00時頃 |
それは失礼。ごく最近な物でな。
では、こうしよう。
この星そのものが、ウェディングケーキだ。
[薄く笑いながら冗談に応える。
だがその言葉には、いささか程の迷いも感じられない]
最初からこいつもそれを承知の事だ。
こいつは、例え罪に濡れ、銀河の因果が歪んでも、この星を選んだ。
私は、総てを零に還し、新たな素敵な世界へと再生させる。
ただ、それだけの事さ。
あの子を私を廻り逢せた奇跡すらも。
華やかなケーキカットを期待しておくとしよう。
ふふ…ははは…っ
そうか、そういうことか…
因果律を歪ませてまで夢見て突き進んだ”素敵な世界”とやら―――面白い。
もしも運命≪Lachisis≫に抗うことができるのなら…
[言いかけて、言葉を途切れさせる]
―――ありえないか。
[必死に運命に抗おうとしている自分の入れ物。
変わらぬ運命を見続けてきた諦観にも似た響きだった]
【人】 粉ひき ケヴィン[守り神、と称する声を聞けば、鞍の黒鱗が嬉しそうに笑い出した。] (1019) 2012/02/01(Wed) 00時半頃 |
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