人狼議事


52 薔薇恋獄

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 しかし、まぁ、別件で迷惑をかけているのは、俺も一緒なんだが。

[引き寄せられる肩。けれど直ぐに離されることに、少し困った顔をしながら、そう付け足す。
窓が開け放たれた時、少し濡れてしまったから、今更だと。
心の底で思うけれど、その思いは言葉にはならないまま。

消え行く日向の背に、珀が語る言葉を唯聴いて]

 一応、一歩前進で良かった……んじゃないか。

 嗚呼、掃除は、任せてもいいか?
 俺、荷物おきっぱなしなんだ。

 そのまま置いてたら、多分鳴瀬先生に迷惑かけると思うから。

[日向の姿が完全に消えたところで、珀に願う。
おそらくは、否という返事ではなかった筈だ。]


[去る珀の背を、しかし、急いで追うように階下には降りず。
ゆるっと手を伸ばすは、供えという役割を終えたマーマレード。

ほんの少しの間、また窓から雨に打たれる景色を見やる。

その後、くるっと踵を返したのだった*]


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 14時頃


[ 蛍紫の名乗りを聞いて ]
[ 少し困ったように言う ]

『……わたし、読み書きできないの』
『生まれた時からずっと、ここで働いていたから』

[ 学校には行ってないと ]
[ 漢字は覚えられないと ]

『でも、それで合っているわ』
『"ひにむかう"と書くと……教えてもらったから』

[ 誰からとは口にしない ]
[ その記憶は棘のように ]
[ 女自身を苦しめるから ]


『――怪談』
『わたしの正体を、知っているの』

[ 立ち去る前、楓馬を振り向いて問う ]
[ 無表情だった顔は少しだけ、険しく ]

『…………』
『…………』

[ ふわと、薔薇の香りが周囲に漂った ]
[ ごく僅か、気にならない程度の強さ ]

『……わたしに話しかけたら祟られると思わなかったの』
『変な人たち』

[ *そして、その纏った香りごと消えた* ]


 知ってんのかどうかは分かんね。
 だから、話す気になったら、教えて。

[目の前の日向と、怪談話と。
わずか険しさの籠もった表情を見れば、無関係とは思えないが、どれだけ事実なのかは分からないから。
軽く肩を竦めて、そう答え]

 えっ。あ、いや。蛍紫は祟ったらダメだから!

[ヘン、は否定しないけれど、祟りは否定しておいた。
最近はひとりで遭遇してたから、そういう危険が頭からすっぽ抜けていて。
ダメだからな! と仄かな香りと共に消える日向に、ぶんぶん手を振り]


 てか、こんなって何だよ、こんなって。
 心あたりはあり過ぎるけど。

 むしろ、なんか迷惑掛けられたこと、あったっけか。
 そっちは全然無え。

[一応前進なんかね、とこくり首を動かして。
任せろ、と階下へぱたぱた、走り降りて行ったのだった]


【人】 会計士 ディーン

― 一階和室の一室 ―

[窓の外には、人影のようなものが見えた。
それは黒い長い髪を持つ先輩だったか、それとも他の誰かだったか。
視力が弱い故に 誰 までは判別できず。
つっといつものように眼を眇めた瞬間。]

 っ……!?
 びっくりしまし、た。

[蛍紫にとっては唐突に、目の前に現れた手に驚いて、眇めかけられていた眼は見開かれる。
動揺に瞬きを繰り返す前で、猫耳をつける鳴瀬に、ふっと相好を崩した。]

 いや、それは百瀬が悪戯希望らしかったので。
 ただ、バスの中でグロッキーになっていたから、出番なくして。

[相変わらず言葉足らずに、それでも言い訳のように紡ぐのは、似合わないと思われているからだろうと。
そういえば、石神井先輩にも似合わないだろう場面を見られたことを思い出したりするのだけれど。]

(342) 2011/05/17(Tue) 20時頃

【人】 会計士 ディーン

 ……ぺるしゃっていうの、判る気がします。
 先生、性格はどっちかっていうと犬っぽいですけど。

[紅子さんを撫でる感覚で、それこそペルシャ猫を思わせるような鳴瀬のふわっとした髪に伸ばした手。
触れる段階になって、あっと、しまった顔をするのだけれど、勢いがついた手は止まらず。
相手が避けないなら、くしゃりと頭を撫でてしまうのだろう*]

(343) 2011/05/17(Tue) 20時頃

 心当たりあるようだが、あえていうなら、
 今みたいに無防備に、幽霊に手差し出すようなところとかな。

[日向が去った後、ふっとわざと片方の唇の端だけ上げて笑ってやった。
迷惑関係は、笑みの種類を変えて、少し困ったようにして、何も言葉は紡がないまま、ぱたぱたと去る背を見詰めながら、一人考えること。

日向と珀の怪談関係の話には口を挟まなかったが。
日向が浮かべた表情や、少ない会話の中で知れたことを繋げていけば]

 ひにむかうと教えたのは、屋敷の持ち主の家族。
 怪談があっているなら、息子かな。

[学校へ行けたのはそれなりの身分がないといけない時代だったらしい。そうなれば、そうなのだろうと、独り語ちた。]

 私たちのようにならないように……か。

[思い出す言葉の1つに、少し首を傾げはするのだけれど。
そんな呟き達は、窓の外の雨音に全て打ち消されて流れていった*]


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 21時半頃


【人】 会計士 ディーン

 あっ………。

[触れた感触に固まった。
見開いた紫の目線の先で、猫のように細める鳴瀬の眼が見えた。
動きがフリーズしているのに、裡にある個所が酷く動いていて苦しい。]

 えっと、……は、い。

[問いには素直に答えるけれど、動きは変わらずフリーズしたまま。
取られた手。指先から柔らかな毛先の感覚が離れて、それを惜しいという気持ちと、今度は触れられた手の感触につっと眉間に皺が寄る。]

 ……仕返し、ですか。

[その寄った皺をぐいぐいされて、眉を八の字にした。
どう反応すればいいのか判らずに、そのままなされるがまま。

そんな様子を、蓮端に見られていたとは知らず。
背後に、カレーの匂いが微かと、食事を知らせる声が小さく聴こえた。]

(366) 2011/05/17(Tue) 22時頃

[勤勉な後輩の背後にすすっと近づいて、ナイショ話]

もー誘った?


[背後に近づいた人をちらり、と見て。]

一応、誘いました。
あとは蓮端センパイに言うだけです。

[とりあえず、現状報告。]


[ 二人の前から去った後、女は別荘のあちこちを転々としていた ]

[ 台所で賑やかに料理をする面々 ]

[ ベッドで眠っている少年の寝顔 ]

[ 怪我人を手当てしている男の姿 ]

[ 庇の下でガラス球で遊ぶ者たち ]

[ 自ら猫の耳飾りをつける酔狂者 ]

[ たのしそうなひとたち、そんな風に女の唇が動いて目を細めた ]


[ 女が穏やかだったのは、ここにまだ恋人たちがいなかったから ]

『…………』
『…………』

[ 嫉妬する対象もいない、日頃より賑やかなだけと思っていたが ]

『……薔薇は、どんな具合かしら』
『今日も綺麗に咲いているかシら』

[ 薔薇の中、雨に濡れながら立っている男に女ははっと息を呑む ]


『――暁様』


[ 女は暫くその場に呆然と立ち尽くしていた ]
[ かつて女が愛した男と瓜二つなその相貌に ]

『暁様、暁様……!』

[ だけどその少年は、女の愛した男ではない ]
[ ましてや霊感を持たない生者と死者の間に ]
[ 伝えられる言葉など、あるはずもないのに ]

『暁様、わたしです、日向です……!』

[ 薔薇を綺麗だと呟く声まで、よく似ていた ]
[ 無邪気な笑顔も、愛した男と同じに見えた ]


[ だから、呼ぶ。なのに、何も、伝わらない ]


『ううっ…………!』

[ 行ってしまった少年を見送って、女は泣き崩れた ]
[ 楽しい思い出と悲しい思い出が、一気に溢れ出す ]

『うう、ううう……』
『……う、ウウ……』

[ 咲き乱れる薔薇の中、薔薇の香りが濃く強くなる ]

『……う……ぅ……』


[ 女が涙を流すたび、雨がどんどん強くなっていく ]
[ 女が声を漏らすたび、雲が不穏に厚くなっていく ]

[ そして ]

[ 女の姿は、ぐずりと雨に溶けるように崩れていく ]
[ ぐずり、ぐずぐず、ぐずぐず、ぐずり、化物へと ]

[ *変わる* ]


【人】 会計士 ディーン

 触って、愉しいですか?

[鳴瀬の指が離れれば、ほぅっと息を吐いて、己の指先で眉間を擦った。嫌がっているというよりは、戸惑っている表情で鳴瀬を見詰める。]

 ……とってしまわれるんですか。
 似合うのに。

[戸惑いの表情が、若干不服そうになるのは、猫耳が取られたあたり。しかし、物が物だけに、それ以上は紡がずに、ゆるっと立ち上がる。]

 じゃあ、いきましょ………

[言葉途中で止まる。弾かれたように見詰める中庭。]

 すみません、先にいってください。

[酷く慌てた様子で、まるで幼馴染の珀がするように、窓を開けるとそこから外へと。]

(391) 2011/05/17(Tue) 22時半頃

[ *誰かがそこに訪れた時には、女の姿はもう何処にもない* ]


[順調そうな様子に満足げにフフンと鼻を鳴らす]

枕はむこーに持ってくから持参しろよ?


【人】 会計士 ディーン

― 中庭 ―
[雨が酷く強くなっていた。
まるで幽霊の嘆きに呼応するように。
噎せ返るような薔薇の芳香を掻きわけて、蛍紫は常人には見えぬ存在を探す。]

 『    』どうした!?
 だめだ、それになってしまってはっ!!

[ゲーム部員でも、顧問でも保険医でもない名を呼ぶ。
近くに誰かあれば聴くことはできたかもしれないが。]

 ………っ。

[はっと、息を吐く。
探していた存在は雨に溶けてもう居ない。]

 暁様……か。

[一つ人の名を紡いで、雨の中、立ちつくす。
耀が大変なことになっているとは、知らぬまま。]

(398) 2011/05/17(Tue) 23時頃

ディーンは、後ろを気にする余裕はなかったので、ついて来れたかは鳴瀬次第だろう。

2011/05/17(Tue) 23時頃


【人】 会計士 ディーン

― 中庭 ―

[唇を片手で覆い、考えこむ仕草をしたところでかかる声。
弾かれたように振り返れば、顧問の姿。
彼の性格を思えば、当たり前といえばそうか……と、手をおろし、少し困ったように微笑んだ。]

 いいえ………

[誤魔化しを混ぜた言葉は、誤魔化しきれない場面を押さえられていれば途切れる。]

 女性の霊が。
 といったら、信じて貰えますか?

[だから蛍紫が取れる手段と言えば、おどけたように、そう言うだけで。ただ、表情は割と切迫してはいたのだけれど。]

 信じて貰えるなら、拙いことになったかもしれません。

[降る雨に絡むほど、薔薇の香りは濃厚になっている。
傾げば、重く揺れる金糸にも、その香りが絡んだ。]

(420) 2011/05/17(Tue) 23時半頃

[なにもできない。

いや、しない方がいい。


だから。


おろり。

見やるだけ]


【人】 会計士 ディーン

 悪い霊には、見えなかったんですけれど。
 何が切欠か、そうなってしまったみたいで。

[ひきつる相手の表情を前に、ぼそぼそと紡ぐ。
切欠らしきは――暁様という名にあるのだろうけれど。]

 正直、実害がない、とは保障できない、です。
 信じて下さるなら、合宿止めたほうが無難ですけど

 ……視えない人は、実害がないと基本信じてくれません。

[困ったように微笑む。]

 化け物になるくらいの恋慕って、どんな想いなのでしょうね。
 視えないと信じて貰えないのと同じで、
 判らないと救えない気がして……。

[出来るなら救いたいと思う気持ち吐露する。
ふっと顔を別所に向ける、もし誰か己を呼びにくるのなら、霊関係の話は一旦内緒にしてくださいと鳴瀬に囁くだろう*]

(436) 2011/05/17(Tue) 23時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 23時半頃


…疲れた。

[そっと、センパイの近くによって呟いた。]


[お疲れ様、と後輩の頭をナデナデ。ついでにチロルを一つ]

でも、百瀬と仲良くカレー作ったろ。
夕食も、何食えるか楽しみにしてるから。


 …… ひなた、っ……?

[ずきん。
幼馴染のことで頭がいっぱいで、気づいていなかったけれど。
落ち着いてくれば、いつも、霊の感情を汲み取ってしまうと痛む部分が、ずきずきと悲鳴をあげていた。

けれど、彼女の姿は周囲に見えず。
そっと胸元を押さえたまま、訝しげに眉を寄せた]


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