78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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――ドゥ・シアーラ――
『星ィ? 南極星《セレスト》のお仲間ってやつかァ、チビ。ぱーんってェ、弾け飛びでもするんかァ? それを"しないと"っつーのは、どういうことでィ』
[黒龍は問う。 己の身が弾け飛ぶのが仕事など、生きて解放を望む龍には理解の及ばぬことだった。]
星であるお前が、何故崩壊を望む?
(16) 2012/02/06(Mon) 22時半頃
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『監督者《エピスコポス》無き今。
終末《ハルマゲドン》の為、この黒曜の剣は今ひとたび、
私自らが奮う事にしよう。
先程から何やら。お前もまた妙な事をしていた様だが――
半辺天《オトメ》。
お前の言う、"アテ"とやらは、"アレら"だろう?』
[聴こえる煩わしい四つの聲。
肩を竦めながらも、条件と言う言葉に眼を向けて]
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――三つ確認させてくれ。
[どうにも散漫な星のさざめきに、重く息をつく。 質疑応答が可能なのはわかった。あとはこちらが細かく質問するのが、近道だろうと。]
一つ。先程大地が隆起したのは、星の力か。 二つ。お前たちは爆発したいのか。 三つ。それはお前たちの意思で爆発できるのか。
[あの攻撃は大きな力であった。それが更に爆発という強大なエネルギーの放出に変われば、威力は絶大と言っていいだろう。 そして彼らは爆発"しないと"と言い、"ここで爆発すると迷惑がかかる"と言っている。 つまりそれが最終的な望みで、コントロール可能だという事ならば、彼らの能力を最大限に行使できるところで弾け飛んでもらうのが、最良手に思えた。 質問にすべてイエスは返るのだろうか。]
(54) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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[爆発を恐れるような声が、傍らの少年から聞こえた。 が、しかし。あれだけ刃を向けた皓《シロ》の堕天使を救い目覚めさせこの少年に一目会わせようとしたように。 この男は、それが望みの一つであれば、手を出したくなる厄介なお節介だ。
少年の背を撫でる妻の姿を見やる。 優しさ《アイ》の手は、きっと彼女が伸ばしてやれる。]
(61) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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[が、それも刹那のことか。 星の答えは得られたかどうか、それを受け取る間もないまま。 耳を塞ぎ、カトリーナの腕に縋るの少年に意識を向けた。]
『どうしたァ、おチビ! また、何か聞こえてんのか、お前、何が――』
[海風が、血の臭いをどろりと運ぶ。 その空気は、局地的に、ほんの一瞬だけ吹いた吹雪のせいで、ぞくりとするほど冷たい。]
(73) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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なるほど?
直に触れればよく解る。
やはり私の見立て通りじゃあないか。
この男《ヤドヌシ》の凶運《ナッシング》も。
四凶《ダニタチ》が揃った影響に寄る物が大きいだろう。
尤も、元々の資質も大なり小なりあろうが。
日常的には関わり合いの遠慮したい手合いだな。
[独り内心で呟きながらも、運ぶ足、迎え撃つ拳は軽やか。
総てを零に還す死女神の力を使うつもりは今の所ないらしい]
ふふ……当初の計画とは少し違ってきたが、この体は悪くはないな。
[機械化していく体には満足しているようで。]
……どうした? お前の言う"アテ"は今、私の目の前だぞ。
[機械化した、半辺天《オトメ》身体の事は未だ知らない]
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『匣が――!? おチビ、何が、何が聞こえるんだよォ!』
[ああ、匣はいくつ目だと言っていただろう、いくつ開いてはいけないのだったか。 浄化の焔《クレマツィオーネ》にどうしろ、と言っていたか。 オスカーにはこの世界の、何が聞こえているというのだろう。
うみが、と指す方へ、振り返る。 津波で難破した船の残骸を剣で叩き割れば、ここからでも海が見えた。 が、そこに広がっていたのは、一面の死の世界。]
(111) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
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『どうなってんでい……』
[呆然とした声が、血の海に向かって零れる。 近く、羽音。沿岸に降り立つ翼の女を、見た。]
ヴェラ・トロフォスピラ……
[匣についてオスカーに教えていたのは、彼女だったと言っていたろうか。 彼女が何を知っているというのだ。男の金茶目は疑惑に眇められた。]
(112) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
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……大した事はないな。
今の段階では。と言っておくが。
ここまでなら只単なる、少しばかり悪智《ちえ》が回る人間。
迷わず零に還しても良い程度。
……だが。
[羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい。
羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい。
伝わる狂気に満ちる嫉妬《SHIT》が膨れ上がる]
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『うぇぇ……ひっでェ』
[赤い海一面に広がる死の気配。 澱んだ生命が、胸を焼くように重い。
沿岸、交戦の音が聞こえる。 誰かがあの女とやりあっているとでもいうのだろうか。 意識を向けかけていた所で、背後から休むべきだと声がした。]
――そうだな。休むなら、今しかない、か。
[匣が開く前に浄化の焔《クレマツィオーネ》にさらさねばならぬのなら、冷徹な話開いてしまった匣に手を出すことは出来ず。 その匣について知りうるかもしれないヴェラに接触するのも、今は難しい。 ならば、直接襲われる相手を認識していない今が休息には適切だろう。 事実、幾度かの具現化に疲弊しているのか、ずいぶん龍《ナシート》も口数が減った。 オスカーの同意も得られるようなら、休めそうな場所を探す。 眠る際には、太陽無きこの世界の闇に影たる龍はゆったりと広がった。
その眠りを狙う者がいるとは、まだ知らぬままに**]
(126) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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そうじゃ。妾が申すのはあの男に宿し運命《サダメ》
[桃 茜はゆらりと囁く。]
……かの者の力を取り込めば、この世界を無に還す事など、たやすいこと……
[そこまで告げると桃 茜らしき何かは顔をしかめる。]
おぬし、何をするつもりか……?
奴の宿し運命《サダメ》を取り込んだとしても。
あの嫉妬《SHIT》に身を焦がす事にならなければ良いがな。
尤も。その心配は皆無だろうが。
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――港の倉庫――
[津波に破壊の限りを尽くされ、宿屋と呼べるような環境はもう残っていない。 かろうじて屋根のある倉庫に身を寄せ、つかの間の休息を取ろうと、湿気った流木や石材を蹴り退けた。 カトリーナがオスカーにローブをかけてやるその反対側、オスカーを挟むようにして位置どる。 己の長身はこの荒屋では少しばかり大きい。 壁と壁同士がちょうど角になるスペースに、もたれるようにして目を閉じた。 ナシートは太陽なき暗がりの世界に、溶けるようにして広がっていく。 彼の存在自体が大きく展開されるため、見るだけならある種結界に近いようにも見えるが、陽光に照らされ濃く存在し続けるのでなく、宵闇にすうと溶け消える、これがれっきとした彼の休み方だった。
しかし、眠るところに体当たりかまされれば起きるのは人も龍も同じことで。 その当たり判定の大きい今、襲撃に真っ先に起きたのもこの龍だった。]
(253) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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[ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!
轟音と振動。 つられて巻き起こる爆発に、誰が声をかけなくとも目覚め、男も龍も跳ね起きる。]
オスカー! 無事か!
[橙星はどうしていただろう、まだ眠っているようならばつまみ上げてでも連れ出して、外へ出ようと。 荒屋はみしみしと嫌な音を立てていた。爆発と炎に包まれて、おそらくもう、長く持たない。]
(254) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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[――しかし、オスカーを何とか外へ出した所で、ぐしゃあ、と盛大な音を立てて荒屋の壁が崩れ落ちる。 予想以上に早い崩壊は、炎上の影響だけではない。突入してきた地を這う犬《レザボアドッグス》の重圧が壁から屋根から大地から倉庫を押し潰していた。]
『旦那ァ!!』
[叫び声が聞こえる。 拡散していたナシートが凝縮して、こちらまで戻ってきたようだ。]
くっ……!
[炎上に熱気が篭る。 そこで、目覚めたのは五色の髪の。]
(255) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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/*業務連絡。
明日が1日不在なので、今の内に確認を。
現状、今日こそ襲撃で飛雲覚醒の流れですが。
機械半辺天《オトメドール》に襲撃をお任せしてもいいだろうか?
もし何らかの理由で飛雲以外の襲撃になった時に事なので、こちらはパスのままで居たいと思う。
/*
セットしてあります。問題無し。
ゆっくりするといいのですよ。
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『この"気"――なんつうもん乗っけてやがんだァ、この犬! ただの犬っころじゃねェ、トーテツ、トーコツ、キューキ、コントン! 二匹に四匹乗ってる重魂《デュアル》ってだけじゃねェ、魂の大きさがケタ違いだ! 容量《キャパシティ》ブッ壊れてんじゃねェのか!』
[男は迫り来る地を這う犬《レザボアドッグス》を剣で薙ぐ、薙ぐ、薙ぐが、しかし数が多い。 閉鎖された倉庫で叩くには、巨躯のこちらに不利がある。]
『旦那ァ、そんななまくらで斬ってちゃァ、この親玉はどうにもなんねェ! 俺っちを乗っけてくれやァ!』
[龍は、痺れを切らすように叫んだのであったが。]
(268) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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[辺りが、白の世界に変わる。
全ての視界を奪う程の、暴力的な迄の光とほぼ同時に鳴り響く、轟音。 巨大な雷の柱が、赤く染まった海へと落ちた。
無論、僅かの隙、こちらも目が灼けるように痛んだが。 龍《ナシート》は、天雷にひひひと攣れて笑う。]
『"雷"!! お天道さんの光でいっちばん鋭いやつが、降りてきなすったァ! ひっひひ、燃えて、燃えて、燃えてきたぜェ旦那ァ!』
(273) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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龍気装天!! 神天霹《ジンテンヘキ》!!!!
[大剣に宿す禍気は、龍気に天雷混じり漆黒の刀身に紫電走らせる。 竜巻ごときでは地より離れぬ、縫い付けられたかのような二頭の犬に、くろぐろと向かい合った。]
(276) 2012/02/08(Wed) 01時半頃
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/*
了解した。感謝する。
明後日には姦しい四卿が囁いて居る事に期待あげ。
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『ううるっせェや犬どもが! ヘビヘビヘビヘビ言いやがって!』
[面のようと称された顔は、何を言われようとも、ナシートが何を叫ぼうともやはり変わらず面のようだった。 男からは口を開かない。閉ざされた口は、余計なことを零すこともない。]
『そんだけでっけェ顔して何が妬ましいってェんだかなァ、ゴーツク野郎! 来るなら来いやァ、チビ助ェ! じゃなきゃァ、こっちから行ってやんぜェ!』
[紫電は舞う。眼前の犬に大きく一歩踏み込み、地の上すれすれを横に一息に薙ぎ払った。]
(281) 2012/02/08(Wed) 01時半頃
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っ……!
[竜巻にバランスを崩すさまが見えても、それに慢心笑むことはできない。 吹き荒ぶ風は熱を含まずに冷たく、背と頬を切り裂いた。
紫電一刀振り回し風を切り払っても、吹きつけるそれすべてを避けるには当然至らない。 一つ一つは致命打になどならないが、着実に男の浅黒く焼けた肌には傷が増えてゆく。
ならば、早く殺ってしまうほかない。]
『いってェよ、おらァ!』
[風向きと、斬りつける刃と、龍気の苛立ち。 小さなぶれが、犬二匹狙う剣先の軌道をわずかに変えたか。]
(290) 2012/02/08(Wed) 02時頃
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『なぁにが羨ましいだか妬ましいだか知んねェけどよ、あァそうだお前らのことなんか俺っちにゃァわかんねェ、わかんねェがなァ、死ねばいいとか言ってる奴にはいそーですかっつー優しさなんてねェ! んなのは、上のモンにも下のモンにも関係ねェだろォが!』
[動きを止めた四凶二犬にだんびらが脳天めがけ振り下ろされる。 まともに受ければかち割りなどという生半可な単語では表せないような惨状にもなりうる力で、大剣は振るわれる。]
(304) 2012/02/08(Wed) 02時半頃
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なっ……!?
『トーテツの野郎、俺っちを食いやがったァ!?』
[切先は羊の――いや、正確には顔は人間の――口の中でがっちりと噛まれて、動くことを知らず。 振り回そうと力を込めても、相手はそこの犬ではない。暗黒に淀んだ気から生まれた四凶の一である。]
『何ッ、だァこれ、気持ち悪ゥ……!』
[饕餮は何やら食み食み、剣先を吸う。次第に纏う紫電は弱り、そのエネルギーは彼らの中に還っていくのか。]
(325) 2012/02/08(Wed) 04時半頃
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[転機となったのは大きなくしゃみだった。息吸う瞬間刹那口が開くも、刀身引き抜くが遅れたか抜きそこね。 くしゅん、と吐き出すその拍子に、先よりも硬く、剣先砕けそうなほどに噛み込まれた。 否、砕けてしまえば離れられたのやもしれぬ。しかし神鉄《アダマース》の剣は饕餮の咬合に負けるものではなかった。 咄嗟、剣から手を放すも。]
(326) 2012/02/08(Wed) 04時半頃
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[ヴァリヴァリヴァリヴァリヴァリヴァリヴァリヴァリ!!!]
(327) 2012/02/08(Wed) 04時半頃
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[雷鳴。己の飲ませた紫電も含まれているか。 鳳凰の呼びし神鳴《カミナリ》、四凶の体内に蓄積されどよめきさざめき増幅され、彼らの力の元に集まり巻き起こる元素の嵐。
呪術でも奇跡でもなく、彼らが起こしたのは純粋なる化学反応《アルケミー》。]
(328) 2012/02/08(Wed) 04時半頃
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[轟音、爆音。 盛大なる水素爆発《バースト オブ オキシジェン》はドゥ・シアーラの港湾倉庫ひとつふたつでは済まぬ損害を叩き出す。 その中央の、中央。力の芯に、男はいた。 如何に鳳凰の助けあれど、その爆発に晒されたのは所詮一人間の身体である。
四凶去った後。残ったのは神鉄《アダマース》の大剣、そして、地に倒れ伏した男と犬二匹**]
(329) 2012/02/08(Wed) 04時半頃
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――ドゥ・シアーラ 爆心地――
[七ツ星の一が彗星のごとく降るその衝撃に、男はようやっと意識を生の世界に引き戻した。
身体は依然として動かぬ。いや、動かないこともなかったが、ひどく億劫で、指先を少しと喉の奥から掠れた呻きを上げるのが精一杯だった。 ダレがこんな事を、と橙星が言うのは聞こえても、それに反応するだけの力は残っていない。 大地に吸われるように、すぅと力が抜けていきそうになるのを、意志だけで留めていた。]
(348) 2012/02/08(Wed) 21時半頃
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[このままでは拙い、と無理矢理にでも身を起こそうとしたところでか。 橙星の癒しがぬくもりとなって降り注ぐ。 先程は命を奪うものにすら思えた大地があたたかく、その命を吹き返すように徐々に力が戻ってきた。 じゃり、と地面を爪で引っ掻いて身を起こす。
しかし、のそりと起きあがりまだ霞む視界でどうにか捉えられたその癒しの源はもう、]
――お、い
[暗い空にその身を放りあげていた。 掠れ声を絞ったような呼び声では、止めることも叶わぬままに。]
(350) 2012/02/08(Wed) 22時頃
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