人狼議事


103 善と悪の果実

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視点:


[宛がわれた部屋は、ほとんどの調度が失われた屋敷の自室とは今や比べられることもできないほど
それは豪奢に、少女にはうつった。

慣れていないわけではない。
だからこそ

――だからこそ]


[柔らかなシーツに包まれても、灯りのない闇にくるまれても寝入ることができなかったのは
目裏に残る林檎の幻影のせいか。


そうして裸足のまま、ベッドを降りた少女が見るのは
焦がれていたグロリアの笑顔だろうか、
それとも―――       ]


 ― 夜、光の届かない闇の中 ―

[少女は目を瞑る。
闇を味方につけようと、恐れを押し込めようと静かに息をする]

 ………姉様

[掠れた声に気づいて、ナイトテーブルに置かれた水差しからコップに一杯、一気に飲み干して唇を湿らせた。
光が届けば、唇もまた、髪飾りと同じように健康な赤を放っていただろう。
今はただ、闇に沈むのみ]


―深夜・キッチン―

[足音を消すことも、息を殺す事も簡単だ。
僕の体には少し重い扉を開け、軋む音を何とかやり過ごす。]

 さあて。

[林檎を盗むか、それとも。
まずは護身の為にとキッチンへと歩き出す。
カタリ、かたりと探すのは刃物。
この体躯でも扱える程度の、果物ナイフを探して回る。]


[夜の空気は静謐さと冷徹さを含む。
夜着から伸びた細い素足は、床の冷たさに気づかぬまま絨毯に沈んだ。
積み重ねられた枕の横に置いていた、薄紅の褥。
目を覚まさぬように、ゆっくり持ち上げて、細く扉を開ける。

遠くで、何か音がした。
客室と厨房は別の階だろう。
音の発信源は分からずに首をかしげ、そうっと廊下を覗く]


[グロリアの部屋は客室の並びとは階が違っていた。
廊下を進み、階段に足をかけても、よく手入れされた家の、毛足の長い絨毯を進めば、足音は響かなかった]

 ……冒険してるみたい

[つめていた息を吐き出せば、小さな笑い声になって、闇へと消えていった]


[――見つけた。
凶器を服の中へと隠し、笑む。]

 あれを守る鍵は栄光の元にあるでしょうし。
 彼女の元に行くべきか…さて。

[行ったところで通してもらえるとも思えない。
直接、林檎の元に行ってみようか。
辺りを窺いながら、廊下へと出た。]


[たどり着いたグロリアの部屋。
薄紅を持つ両手に力がこもり、慌てて片手を離した。
そのまま扉に向かい、軽く叩く。

一回、二回、三回と]

 …姉様?

[小さな声に応えはなくとも、鍵のない部屋、ゆっくりと扉は開き、そして―――**]


―大広間―

 まずは下調べと行きましょうかね。

[パーティでは近くで見なかったそれ。
さて、と動く足は大広間へ。]

 ………おや?

[そこで気付く。
警備のものは居らず、大広間の扉には鍵もかかっていない。
違和感を感じながらも進むのは壇上。
ひっそりと息を潜めている禁断の果実に手を伸ばした。]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 04時頃


[『善と悪の果実』。
手に取る僕が見るのは、間違いなく『悪』だろう。

『善』など、生きるには必要ない。
偽として『善』を騙り、『悪』を貫かなくては。
この街で生きてなど、いけない。

そんな事を思い立たせるのは、これを手にしているからだろうか。
本当に―――]


 本当に、不思議な果実だ。


[この手に、この体に、その重みを確かめた。]


[警備もなく、鍵も開いていた。
無用心極まりなく、これが贋作でないとも限らない。
けれど、それならそれで本物として扱うのみ。
どうせ本物かどうかなんて、他の誰にも分からぬのだから。]

 これさえ手に入れば、後は何の用も無いんですがね。
 ……さて、どこに隠したものか。

[自室へと持ち帰るにはリスクが高すぎる。
僕はその林檎を、そっとどこかに隠した。]


―翌日・大広間―

 お集まりの皆様も、どうか静粛に。
 昨夜、何か物音などを聞かれた方はいらっしゃいますか?

[そしてふと、少女を見やる。
ナイフを探している間、微かな物音を誰かに聞かれていた可能性は無いわけじゃない。
それを探る言葉に、彼女はなんと返すだろうか。]

 ………貴女は昨夜、どちらに?

[彼女にしか聞こえぬよう、そっと言葉を添えて**]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[宴の時の話だ。
使用人の介入により、張りつめた空気は一時ほどかれた、が、それは単に一旦持ち越されただけであろうことは明白だった。
事実、夕闇伯も放蕩息子と同じように不機嫌そうな空気を纏い、弱いはずのシャンパンを一気にあおるほどであったのだから。]

――――まったく、気に入らぬ……

[―――酒精にあてられたからか、林檎の輝きにさらに酔っていたか、切れ長の眼は据わっていた。

懸命な伯が、苦手とする酒の杯を口にするなど、
極珍しいことであった。

椅子に腰掛け背凭れにしなだれかかり、輝ける果実を見つめて、後。

場を辞したのは、
人も少なくなってからのこと――――]

(16) 2012/09/26(Wed) 08時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―朝方・客間―

……、ん――――

[痛むのか、頭を長い指先で押さえ、髪をかきあげながら緩慢な動作で体を起こす。
素肌に絹のローブ一枚羽織っただけの姿だ。]

……なん、……だ
騒々、しい……

[酒の残りか、朝にもともと弱いのか。
慌てた使用人の声に眉を寄せながら、続きを促し]

……何……?

[訃報と事件に、耳を疑う。
否、実のところグロリアの死はさして気にかかることではなく、衝撃は果実が盗まれたことに対して。]

(19) 2012/09/26(Wed) 09時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 10時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―廊下―

[宴のときよりも身軽な服装―やはりアメジストは身に着けていたが―の上に編み上げとベルト飾りのついた上着を羽織り部屋の外に出た。
唸り声と鳴き声が聞こえた気がして窓辺へと視線を向ける。]

――、……これは

[豪奢な窓枠の側、見下ろした庭に
獰猛な犬が放たれているのが見えた。
主人以外の命は聞かぬ、狂犬であることが一目見て分かる]

……封鎖状態、といったところか
ふん、……

[面白くもなさそうに眉を寄せる。
外に出られぬことにではない。
――あの黄金の林檎が、盗まれただと?
そればかり、胸の奥を掻き乱す。]

(21) 2012/09/26(Wed) 10時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[屋敷は広く、割り当てられた部屋もさまざまだ。
駆け出す足音、悲鳴、或いはすすり泣き、妙に冷静な声。
絨毯を踏みしめ、早足に歩いていった。

部屋を出るのはやや遅かったゆえ、
先んじたものたちの後から
夕闇伯は現れることになる。]

―――、……

[広間へ向かう道すがらか、“警官”の姿を見止める。
横目に見、宴のときそうされたように囁くような声を向けた。]

大事件、……だな。
調査の真似事でもしてみるかね……?

(22) 2012/09/26(Wed) 12時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[“警官”の眉があからさまに寄る。
夕闇伯にとってはその反応は想定内だ。]

得意分野かと思っていたが。
お手並み拝見とはいかぬか。

[自嘲気味の男へ、眼を細めてみせる。
しかし、その後は笑みを薄れさせた。]

……まあ。

我々は等しく容疑者というわけだな。
……まったく舐められたものだ。

(25) 2012/09/26(Wed) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

外庭には犬が放たれていた、
あれでは外に出た途端食い殺されようぞ。

[正しく此処は陸の孤島と化した。
主亡くし、宝は失せた、だがしかし。]

――……ふ、では失われた林檎も
この“楽園”から……まだ失われては居ないという事

[嘯きにも聞こえよう。
一歩近づき交わる視線、夕闇伯もまた男の様子を観察し、確かめようとしている。伯の眼はよく見ればほとんど黒に近い葡萄色であった。其処に浮かぶのは――押し殺した焦燥か、あるいは愉悦か。]

……お前は嗅ぎつけるに足る嗅覚を持っているか?
せいぜい煙草のにおいに鼻をやられぬようにすることだ。

[公僕――警官を“犬”とも彼は呼ぶ。徐に指先を伸ばし、警官の鼻先を掠めるようにしてから、そのまま流れるような動作で歩き出す**]

(26) 2012/09/26(Wed) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[夕闇伯まだ頭が痛むらしく、
掠めた指先はそのまま己のこめかみに当てた。

昨日宴の席でいがみ合った相手の声でも聞こえれば、
さらに頭痛は増すに違いない**]

(28) 2012/09/26(Wed) 15時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 15時頃


 ― 闇に沈む寝室で ―

 姉様…ごめんなさい
 起こしてしまったわね

[扉の開いた音か、廊下から吹き込んだ風のせいか
目を覚ましたグロリアは枕元のナイトランプに手を伸ばした。
柔らかな橙の灯りに照らされたグロリアは、化粧を落としてもその顔立ちに、表情に、内から滲み出る何かを漂わせていた]

 やっとお会いできたのだもの
 入っていいかしら

[許可を得れば、廊下よりも格のあがった絨毯の上を白い足がすべり、今度は音ひとつ立てず扉が閉まる]


[ベッドに浅く腰掛けたグロリアの隣へと促され、両手に薄紅を握り締めたまま慎重に腰かけた。
柔らかなベッドにバランスを崩した軽い身体はグロリアに抱きとめられる。

その心算はなくとも、ささやかな灯りによって床を滑る黒い影は、夜を共にする情の通じた二人のように重なり]

 ね?姉様…

[眠りから覚めたばかりの高い体温は緊張に冷えた身体をあたためてくれた]


 お願いがあるの

[グロリアの表情は、影になって窺うことはできない。
反対に少女の想いは、隠したいものまで全て、グロリアには見えていただろう]

 林檎…ね、私に下さらないかしら、って 思って

[整然とは言えない言葉の粒は、尻つぼみに小さくなり、影の中、きっとこちらを見ているだろう瞳に吸い込まれる。
グロリアは黙って、一回首を振った。
少女が眉尻を下げ、少しく俯くと口を開き]


 ………そうよ、ね

[グロリアの言葉に、少女は神妙に頷いた。
仕方のないことだ、わかりきっていたことだ、そう理解はした。
それでも

それでも。

その瞳に、光の届かない深海の如く濁った水を湛えた瞳に
灯った熱を、グロリアはただ黙って見つめていた]


[子供に対する侮りか、自らへの絶対の自信か。
感情の高ぶりをようやく瞳を隠すことによって抑え、少女はさらに身をよせた。両手をまわし、甘い声で名を呼ぶ]

 姉様… グロリア姉様

[柔らかな胸に頬を埋めた。
どこかねっとりとした、甘い香りを胸いっぱいに吸い込む]

 ずっとこうしていたいわ…

[母への甘えをなぞるように、少女は夢見るように呟いて]


 …―――大好きよ、姉様

[薄紅の褥から放たれた赤い蝶は、身体から細い影を伸ばし羽を広げた。
少女に誘われるまま、グロリアの白い首を目指し




―――やがて、赤い、赤い花が咲き誇る]


 姉様 ねえ、姉様

 ……痛くない?

[蝶は数度羽ばたき、また休む。
此処にとまっていいのだろうか?と首を傾げるように、何度も、何度も。
開いたままのグロリアの口からは、もう何の言葉も出てきはしなかったけれど、それでも少女は念を押すように何度も、何度も蝶を操った]

 …前よりは上手くできたかな、って思うのだけれど
 どうかしら…

[硬い輝きを放っていた赤い蝶は今、
濡れた紅を纏い、悦びの舞を踊る]


 大嫌いよ、姉様

[言葉とは裏腹に、力を失った身体を柔らかく抱きとめて
少しずつ薄くなっていく甘い香りと
濃くなっていく錆びた鉄のような、生々しい香りを思い切り吸い込んだ]

 ……賢い貴女は気づいていたのでしょうね
 けれど…知らないことだってあったのよ

[少女の覚悟も想いも、そしてその狂気に気づけなかった
それがグロリアの、栄光をその身で現していた彼女の命を奪った]


[赤い蝶は、久々の水浴びを終えると満足げに薄紅の褥へと戻っていった。
生命を失ってなお、美しい
――否、だからこそ美しいグロリアの身体をベッドに横たえる。
これだけのことが、幼い少女には一苦労だったが、愛情がなくても、熱に浮かされ赤く染まった少女は、笑みすら浮かべながらグロリアの髪を整えまでした]

 ……姉様 おやすみなさい

[目元に別れの口付けを落とし、ナイトランプを消せば
部屋は再び闇へと沈み、光がなければ赤もまた、輝くことはない]


[真っ赤に染まった夜着と身体を、グロリアの部屋に繋がる浴室で清め、少女は部屋に戻った]

 林檎、は――

 …駄目、眠いわ

[ひとつ、大きく欠伸をすると、幸福な子供の表情を浮かべベッドにもぐり込む。遮る者は、もう何もない。
あとはただ、手を伸ばすだけ。そう信じて―――]


 ― 翌朝、大広間で ―

 ……ずっと寝室にいたわ?

[嘘はついていない。
実際、夢も見ていない。魘されることも、幸せな夢も、何も見なかった。

昨日聞いた音は彼なのだろうか、と思いはすれど、子供が果実を盗むなど、と。自らを棚にあげた思考が先にたつ]

 ……ありがとう

[小さく礼を述べ、手を離すよう言外に促した]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/26(Wed) 19時半頃




嗚呼、永遠など、この世にあるはずもございません。

 


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―廊下>>38

[毒づきは聞こえたようか、
夕闇伯は肩越し、黒髪の間から揶揄するような色の眼を細めた。
口元は警官からは見えなかったろうが、笑っていた。しかし]

……――

[>>39粗野な男の声が聞こえ、
笑みは消えて不機嫌さが露になる。]

“犯人”とするなら
余程お前のほうが似つかわしいように思うがね。

[やはり上から目線の物言いだ。
からかうように肩を突かれ、一層きつく柳眉を寄せる。]

(44) 2012/09/26(Wed) 21時半頃




"――――――…見ていた。"


例えば自室をそっと抜け出した、赤い蝶を携える少女。

例えば人の気配のない大広間、闇夜に紛れた一羽の烏。


"蛇"は警備を誘惑し、甘い甘い毒を盛る。


きっと哀れな被害者は、今朝には何の記憶もない。


舞台さえ整えれば、劇が始まると知っていた。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[きつく釣り上がった切れ長の眼で
放蕩息子の背を睨みつけた。
埃を払うように突かれた方に触れた後、
伯爵が向かうのは殺人現場ではなく広間である。

――グロリアが殺された、
その事件にさほど興味は無く、
林檎が失われたことのほうが重大だ、と。

その態度が示しているようでもある。
真の心の内はわからねど。]

(46) 2012/09/26(Wed) 22時頃

ヴェスパタインは、広間に辿り着くと、もう既にいくつかの人影が見て取れた。

2012/09/26(Wed) 22時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―大広間―
……――本当に、ない、か……

[遠目にも、あの眩い、
誘うような輝きが見当たらないのが分かる。
歌姫は茫然自失の態だ。
余程、心奪われていたからか。
否、それは己もだが。
おどおどした青白い顔の男を横目に見>>47]

―― ……あまり怯えていては
要らぬ誤解を生みますぞ?

[どのタイミングだったか。
それとも……と、続きは口にすることなく
含みを持たせて声をかけた。
果実は失われた。
誰が持ち去った?使用人か?客か?
隠された場所は何処か?
グロリアが殺されたなど歯牙にもかけぬまま、考えを巡らせる―――]

(50) 2012/09/26(Wed) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―広間―

此処はもはや孤島の牢獄と
何も変わらないな。

――金糸雀のように、
歌うお前を閉じ込めようとした者は
数多あったが、よもやこんな形でとは。

[壇上へと上がりながら歌姫より少し離れた後ろ、
嘗ての輝かしくもどろりとした物語を挟みながら語りかける]

鳥は果実を啄ばむものだが―――さて、その態ではどうだかな……

(63) 2012/09/26(Wed) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[その態度は泰然としたものだ。
>>55 青白い顔の男が、怯えながら怪訝に思ったのも無理からぬところだろう。

その感想は正しい。
彼は、観察しているのだから。
どの者の“後につけば”かの果実に辿り着けるのか。

果実の持ち主が殺されたなら
もはや果実は今、“誰のものでもない”筈だ。
アレを手に入れられるなら――と、夕闇に相応しい感情を抱いている。]

(65) 2012/09/26(Wed) 23時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/27(Thu) 00時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―大広間―

[夕闇伯は長いローブを揺らしながら、
昨日とはうってかわって
緊迫感の漂う豪奢な広間を検分しながら歩く。
警備のものも気も漫ろ、
硝子ケースに指を這わせても何も謂われない。]

――ふん ……

大胆と言うか
無計画と言うか――……

[ぎり、と硝子に爪を立てる。
重みの名残のみ残る台座にない黄金の輝き。
辺りを見回す目は、鋭く剣呑である。]

(73) 2012/09/27(Thu) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―大広間―

……使用人どもの動向は?
――よくある話だ、内部からの、根腐れというのはな。

[使用人の一人の顔を流し見ながら、
低く艶のある声で問う。
めっそうもない、と使用人は青褪めながらも毅然と言い返すだろう。その顎先を指先で持ち上げながら]

では我々の中に、と
そう思うて居るという事か、嗚呼……

まったく、愉快でならんな。

[囁いてから、とん、と使用人を邪魔な無機物のように押しやった。]

(82) 2012/09/27(Thu) 01時半頃


 だって…姉様はもういないのに

[小さく、小さく零した言葉はトニーの耳に届いただろうか]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

何にせよ、隠しているなら暴くまで。

かつて、腹や口内に
宝を隠す輩も居たことだしな……。

[宝――とは、例えば闇に流通する奪われた宝石だとか、謂わば非合法の《薬》だとか、そういったものの話だ。警官が聞けば眉を顰めたであろう物言い。

女主人の部屋より戻った男の姿を見れば、>>81
剣呑な色含む視線を向けた]

野次馬根性は満たされたかね?

(83) 2012/09/27(Thu) 01時半頃

―深夜の大広間―

[蝶が舞い、赤の蜜を吸う一方で。
僕は黄金の林檎を手に入れた。

あれはまだ、大広間の中にある。

部屋を彩る植物の飾り。
この屋敷を象徴するかのような黄金の林檎たち。
その中にひとつ、忍ばせた。
木を隠すなら森の中、果実を隠すなら同じくだ。]


 もう、いない…?

[届いていた言葉。
蝶のように走り出した少女。
そして栄光の死。

――彼女が、グロリアを?

もし、そうならば。]




 ―――ふふ。
 
 


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―大広間>>85
それは、それは―――……
金に赤はさぞ映えて凄惨であったことだろう。
部屋は封鎖すべきではないのかね。……不届き者が何をするかも分からぬし。

[にやにや笑いがやはり気に食わないのか、棘のある声色で返す。ゆるりと男に歩み寄りながら続けた]

そんなのは、決まっている。

[濃い紫色の瞳が欲を湛えている。]

……主は死んだのだ、林檎は手にした者のものだろう……?
嗚呼、そうだな、魅入られたものが奪い合うなら此処は檻ですらない。……喰いあいの舞台か。

[く、と艶ある声色で低く笑う。
いつの間にか、手を伸ばせば届く程度の距離にて見やりながら]

貴様はどうだ、……手に入れたら売り飛ばして酒の足しにでもするのかね?

(90) 2012/09/27(Thu) 02時頃

[そこには蛇もいたのだろうか。
そして昨夜のように、見ていたのだろうか。

林檎を盗み出す、アダムを。

果実を啄ばもうとする、烏を。]


[少女は秘密を守りきることに無防備だ。
感情を押さえつけることも苦手だ。

欲しいから、奪う。
邪魔だから、壊す。
善も悪も、自覚はしていない。
ただ、欲望に忠実な、心を知らない蝶のような存在。

この狂気が始まったのは何時だったか―――]




 …―― ふふっ

 


[まるでそれは、わざと聞かせているような推理。
撹乱したいのか大広間を外す言葉を用いて。

本当はすぐ傍にある。
ただ誰も、気付いていないだけだ。

足元に転がる林檎のどこかに、“それ”があるだなんて。]


[見られていることにも、聞かれていることにも気づかぬまま]

 そうだわ

[人影のない、廊下の途中で手を合わせた]

 早く…あの子をつけたいわ

[黒い蝶もいつか羽ばたくのだろうか。
それとも蛇に呑まれてしまうか。

軽やかに少女が廊下を進む頃、
薄紅の褥に眠る蝶は、乾いた血で黒蝶に*成った*]


[左手が凶器に沿う。

ふつふつと湧き上がるこの感情が何なのか、分からない。
不明瞭で、だからこそ、消してしまいたい。
僕は怯えているのだろうか。

あの、おどおどとした彼のように。]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/27(Thu) 08時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

そうだな――等しく誘惑されているだろう、
多かれ少なかれ   な。

歌ったことがないという
乙女でありながら娼婦でもあるといったところか

嗚呼、……そうか。
成る程徹底していることだ……
「歌うかどうか」は是非、確かめたくあるがね。……だが割っては元に戻らぬ。

[林檎を狙うなら誰も彼も敵であろう。
もっとも、すべてを相手取るなど愚の骨頂だ――と、>>100]

……っ、

[伸びてきた手、僅かの驚きの後、触れる直前、手で遮って睨む。]

触るな。

(102) 2012/09/27(Thu) 09時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[伸ばされた手に触れるのは遮る指先だ。]

……嗚呼 真理だが、貴様がそれを謂うとは。
――気に食わない。

[忌々しげに小さく呟き眉を寄せる。
夕闇伯は、抱く感想が粗野な男と似ているのが気に食わないのだ。ストロベリーブロンドとこの粗野な男が「そういった」関係なのは夕闇伯の知るところではないが、畸形だと知れば剥製にすれば面白そうだと、そう嘯いたであろう。]


……ならば壊されるより先に
アレを手に入れねばならんな?
遠慮会釈なく
踏み荒らしそうだからな、貴様は。

(104) 2012/09/27(Thu) 10時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[>>103気に障ったらしく、ますます切れ長の眼はつりあがる。]


……冗談ではない。
貴様がどう思おうと知ったことではない。

(105) 2012/09/27(Thu) 10時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[夕闇伯は声を荒げることはないが、
眼は口ほどにものを言う。
低く抑えた声は苛立ち混じりだ。
玩具扱いをはっきり感じ取れば烈火のごとく怒るだろう。
男の胸の辺りを指差しながら]


見た目通りの粗雑さか。
ならその愚かな空白に
血文字でもって書き付けてやろうか……。


[ある種眼を離してはならぬとも感じる。
猛獣のようなものだ――と。この場に居る者たちの中にも同等か、それ以上の獣が潜んでは居ようが、今は。]

(107) 2012/09/27(Thu) 10時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[宴の時とは違い使用人たちはもはや我関せず、だ。

刻まれた文様は見事なもので、
冷静であれば蒐集家として仔細確かめようとしただろうが、
今は少々気が立っていた。――林檎を目にして以来、感情を抑える術が少しずつ剥がれていっているようだ。]


何も刻むのは力ばかりではないぞ?


[例えば皮膚を焼く薬品というものもある、と
腕を掴まれ思考が途切れた。
退くのが僅かばかり遅かったのだ。
ゆれる目のさえも忌々しい。
長い前髪の合間から睨みつける。]


――っ、……触るなと  謂った

(109) 2012/09/27(Thu) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[夕闇伯は歯噛みした。
調子が狂っている、と思うのにうまく歯止めが利かないのだ。
横暴な物言いに文句を言う前に]


っつ、……!


[温度のある無骨な手に強く手首を掴まれ、
不本意ながら苦悶の声が毀れた。
そのまま、引き寄せられたのは予想外である。
目をかすか、見開いた。]

――っ、…!?
貴様、悪ふざけも大概にしろ……っ

(111) 2012/09/27(Thu) 11時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


――  な……!?

[驚く間もない。
近すぎる距離に、気に食わぬ男の顔が在る。
無遠慮な舌が触れ、びくりと身を振るわせた。
見開いた目は刃物のような鋭さで眼を睨み、]

ん…―― ッ

[抵抗示すように
男の舌をきつく歯を立て噛み付いた。
血の味が口内に広がる。]

(113) 2012/09/27(Thu) 13時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


――!!  ァ、ぐ、……ッ


[腹への一撃を強かに受けて、
呻き、片手で庇うように押さえた。黒髪の流れが乱れる。
膝をつかなかったのは、意地であろう。
口元を覆っていた手をきつく握り。射殺さんばかりの眼光で男を見た。]

貴様、……ッ!

[口惜しさも滲ませながら眼を眇める。
周りが見えない程に感情を逆撫でされた様子だった。]

は、……下衆めが っ

(115) 2012/09/27(Thu) 13時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

ッ……!

[余りの怒りに目元を赤くする。
無論初めてではない――ただ、気に食わぬ男の舌が触れたと思うだけで屈辱に震えるのだ]


――その下品な口を引き裂いてくれる……!


[辛うじて抑えた声ながら、剣幕が滲み出る。
男の態度はあからさまな挑発だ、
普段ならば此処まで拗らせてしまうことはないだろうに、今は、どうしたことか勝手が違った。

衝動のまま、踏み込む。
腹に当てていた手に、護身用として隠し持っていたらしき銀の細い刃が握られていた。黒髪が翻る。]

(117) 2012/09/27(Thu) 14時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[場慣れしている男のことだ、
感情に任せた動きなど簡単に読めるだろう。

刃は口を裂くことなく、
無精髭の生えた頬に一筋赤い傷を刻んだのみ。]


ち、……ッ!


[また互いに至近距離、
睨みつける夕闇伯の双眸は紫に燃え上がるようであった。
男はやはりまだ笑っているか。
“楽園”にあるまじき、
刃の突きつけあいのようなやり取り。

小さく悲鳴が何処からか上がった。
我関せずの態度をさすがに続けていられなくなった様子だ。騒ぎは波紋の様に広がり他の客にも伝わろう。]

(118) 2012/09/27(Thu) 14時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[刃を振るった腕は
簡単に捕らえられ反撃をするは容易である。

客人の中に止めるものがあったかどうかは定かでないが、
明らかに異様な空気が満ちていただろう。

――黄金の林檎の齎す酔いは覚めぬもの。
――狂え、狂えと姿見えぬのに人々にささやきかけるようだ。


夕闇伯の唇の端には先ほどの名残で僅かに血が付着しており、
白と黒ばかりの中で奇妙に鮮やかにいろを添える。
艶やかな黒髪の間から覗く眼は、
刃などよりも余程鋭く、男を射抜いていた**]

(120) 2012/09/27(Thu) 14時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/27(Thu) 14時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[感情を掻き乱され、斯様な状況になる前の話だ。

青白い顔の男は問うた。>>124
恐ろしくはないのかと。
犯人の目星はついているのかと。

その時はまだ、余裕があった。
恐ろしいとも、と嘯きもした。

「さて、どうだろう……だが、衝動的な犯行に見えるゆえ
調べれば襤褸も出るだろうよ」

等と、敢えて周りに聞こえるように
揺さぶりをかけるように答えたのだ。

主が失せたならあの林檎は誰のものでもない。
ならば己が手中にと思うが故に
“誰の後につく”べきか、強かにも、見定めようとしていた。――感情の蓋が、剥がれていくのを感じながら、である。だが刺青の男を切欠として脆くも蓋は崩れ去り、刃さえ抜き放った、今**]

(127) 2012/09/27(Thu) 17時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/27(Thu) 20時半頃


[警官が去った後に大広間へ辿り着いた蛇には、
烏の落とした推理を直接拾う機会はなかったが。

けれどざわめく人々の言葉端より、
彼が話していたことは伝わるだろう。


…あの夜、まさに林檎へてをかけた、
他ならぬ彼の言葉を]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―大広間―
[「おやめください……!」
使用人が震えながらも制止しようとしたのは称賛に値する行動であった。
もっとも、それでおさまるようなら端からいがみ合ったりはしないのだが。]

――――ッ、!

[集まる視線のただ中で、黒髪が再び翼のように翻る。
ひとつ大きな衝撃のあと、硝子が砕ける音が続く]

……、ァ、くッ

[夕闇伯が男にいなされ、机にしたたか背を打ち付けたのだ。
飾られていた細工物はばらばらになり、崩れ落ちた伯の肩を傷つけた。赤い絨毯に、ぽたりと落ちる。

狂乱の証のようだ。]

(154) 2012/09/27(Thu) 22時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/27(Thu) 22時半頃


…そう、昨日の夜。


――――――…栄光(グロリア様)へ、永遠のお別れを。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―大広間―
[崩れ落ち体を折った体勢だと、
黒髪は床につき広がる。]

……っ、ぃ、っつ

[スティレットを取り落とす。
そのまま服が切れて露出した肩に手をやり、小さく呻いた。
痛みに少しは冷静さが戻ったらしく
闇雲にまた切りかかるようなことはしなかった。

男を睨みつけるほうに、先に意識が向いたようではあるが。

これ幸いにと使用人が諌めるように動く。
懸命な客人連中は近づきもせぬようであった。]

(156) 2012/09/27(Thu) 22時半頃

[見開かれた瞳は、やがて力を失った]

 ………姉様、とても柔らかかった
 あたたかかった

 …今は きっと    冷たくなってしまったのね

[諦めたように呟いた後、
意思を確認しようと顔を見たがる。
少女は蛇の意図を知らず、それでもまだ、無防備なままだった]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―大広間>>159

[男のほうに向いていた意識が、
手を貸す仕草と掛けられた声に逸れる。
黒い、青年であった。]

―――、…… ああ、

[頷き、差し出された短剣を、手にする。
銀に緋色が鮮やかだ。
忌々しげに眉を寄せ、落ちかかる前髪を払いのけようともしない。]

(170) 2012/09/27(Thu) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ジョゼフ――青白い顔の男の言葉に
形よい片眉を跳ね上げる。
言い分を聞けば>>167
夕闇伯は舌打ちをしかねないような表情を浮かべた]

……猥雑な奴め……

[マホガニーの机を支えにして
ややふらつきながらも体を起こす。]

(171) 2012/09/27(Thu) 23時頃

ヴェスパタインは、声を荒げるジョセフを切れ長の目で一瞥する。

2012/09/27(Thu) 23時半頃


ヴェスパタインは、タイミングがかぶったことに今度こそ舌打ちした。

2012/09/27(Thu) 23時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[不本意ながら視線を束ねることになった
刺青の男の言い草とオスカーの言葉で
死体は“綺麗”な状態であろうことが推測された。]

……ふん、
果実を奪ったあと邪魔にでもなると考えたか。

[鼻で笑い、肩を押さえる。
冷静であろうとつとめなければ、用意に感情が先走ってしまいそうである。
抑えたものを開放する――果実の作用であろうか。]

……騒ぐな、見苦しい

[ジョゼフに向けた声は冷たい。
感情を無理やり抑えようとした結果だが
縮み上がるジョセフにはいいとばっちりだろう。]

(178) 2012/09/28(Fri) 00時頃

ヴェスパタインは、息を一つ吐き、見回せば客人のほとんどの姿が見え、醜態をさらしたことに眉を寄せた。

2012/09/28(Fri) 00時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[そして、今大広間に警官の姿はない。
所謂――公僕の中でも“お荷物”であるのだろうか、あの男は、と思案する。

オスカーが内心笑みを浮かべていたことを
察するような余裕は今、彼から失われている。
長い黒髪をかきあげて、熱を吐き出すように溜息をつく。]


……――失礼する


[ともあれ。傷の手当て含みで水でも浴びねば話にならぬ、とばかり歩き出した。その際、刺青の男を睨むのは忘れなかった。]

(179) 2012/09/28(Fri) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―大広間→廊下―

[台風の目の片割れが遠ざかれば
使用人たちはあからさまにほっとしたような表情で、ポーチュラカやペラジーが所望した食事を用意する手を早める。

背に>>181喚く男の声。
――嗚呼、確かにご尤もだ、とは思いつつ]


…… なら その情けなく震えた声も
どうにかするのだな。


[苛立ちは棘になる。
まったく、らしくなく、ただの言いがかりに過ぎない。
廊下に出ると、痛む肩を改めて押さえた。]

(182) 2012/09/28(Fri) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―廊下―
[>>186絞り出す声は背に届く音微か。

この状況下で、日常のような食事風景がある。
鈍いブロンドの少女と白いフードの人物がその中心。
喧騒とかみ合わぬ有様が、この崩れ始めた楽園の異様さを一層際立たせている。]

は、……

[廊下に出ると、痛む肩を押さえた。
そこで、気づく。職人の細工が施されたカフスボタンが、いつの間にか失われていることに]

……、……

[僅かに目を見開いた後、ゆっくり細め眉を寄せる。]

は、……鼠   か。

(189) 2012/09/28(Fri) 00時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/28(Fri) 00時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―廊下―

[油断をした。
招かれざる客が居るとは思っていたが]

――刺青の男ではないな、
アレなら、もっと派手にやる。なら……

[使用人かもしれない。
或いは、あの剣を差し出したオスカーかも知れぬ。
一つで庶民の生活何か月分となろう
水晶のカフスを、盗み取ったのは――]

(199) 2012/09/28(Fri) 01時頃

[赤い意思。
殺戮の匂い。

突き付けるのは、異端者を見る眸。

重ねるのは。
重ねるのは。

僕を知った人の眸。
僕を造った人の眸。]




…貴女様が望んでくださるのならば、

私は兄にでもなりましょう。


このような、下賤な浅黒い肌でも許されるのならば。


…貴女様が望んでくださるのならば、

私は。


―――――…御守りしましょう。

レディ・ポーチュラカ。







 ……――――僕をみるな
 
 
 
 
 


 兄様………?

[手の中の蝶は、同じ血を吸うことはない。
震える手は、震える唇は]


[小さな呟きは、鈍く光る銀色の運命を絶つ。
赤の殺意をもってして。
どちらかの命をもってして。



濡れた烏の、
塗り潰された黒の、
重ねた血の、
背負う罪の、

眸を開ける頃、世界は“楽園”に変わっているだろうか―――……**]


 ……ええ

[守られることになれた少女は、花のように笑う。

家族を失い壊れた少女は
けして取り戻せない欠片の幻影にすがる他ないのだ――**]


[本質は、望まれるままに]

[共にも]

[男にも]

[女にも]

[兄にですら]


[脱皮を繰り返す蛇は、己というものがまるでないように]




…けれど、確かに、手に入れたいものがあるのだ。


  


[烏がないたことを、蛇は未だ知らぬ。今は唯、]


可愛い可愛い、ポーチュラカ。

僕が守ってあげるから。
怖いことなど、何もありはしないよ。


[喜劇のように、花を愛でる**]


ヴェスパタインは、緩やかに肩に爪を立てて――

2012/09/28(Fri) 02時頃


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