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今度こそ。 お前達(すべて)に安ら静謐なる死を―――
『我は世界に真なる宙《そら》を齎す者―――』
[うつむいた少女の、鏡のような床に映る顔だけが、口元が笑みに歪む。
少女の顔は、哀しげなままだというのに]
『あは、あはははははははっ
…運命は変わらない。
ラヴァ、いくら貴方が望んでも、貴方が拒否した仕事《終焉》は我《貴方》が遂行する。
運命は、変えられない―――その体、貰う』
[けたたましく笑う声に、少女は、ラディス、とつぶやいてぽたりと涙をこぼした。]
『さあ、終末《ハルマゲドン》を始めようか―――』
[それは隕石がヒトガタに変じる少し前。
どこからか顕在した7つの災いの匣が、少女の周囲をくるくると周回する。
その中の一つ―――第三の匣《BOX》は、隕石《ニガヨモギ》を鍵として開放されるものだった。]
【人】 粉ひき ケヴィン19。 (93) 2012/01/29(Sun) 02時頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン[空が、爆ぜて。 (96) 2012/01/29(Sun) 02時頃 |
始まったか、終末《ハルマゲドン》が、安ら静謐なる死の宴が――――
……第三の匣《BOX》を貫いたな?
この私が、終末《ハルマゲドン》へ導くその匣の解放に気付かぬ訳がないだろう。
それはどちらかと言えば、私の"領分"だ。
[聖苑の中、空高く浮かぶ紅い月を見上げ、語り掛ける。
今はまだ、その声が彼女に届くことは無いだろう。
だから、その言葉に特に意味は無かった]
【人】 粉ひき ケヴィン……少し長く歩いた。そのせいだろう。 (151) 2012/01/29(Sun) 02時半頃 |
[未だ同じく禍を成す者の声は聞こえない。
遠く―――遠くその存在を感じるのみ]
『創造主《おとうさま》。
貴方の望み通り我は世界を破壊する。
世界の一部たる貴方もまた―――破壊せねばなるまい?』
[いまはまだ表にでる時ではない。ただそう、囁く思念は、破壊を望む者には感じ取れたかもしれない]
太陽《サイモン》の末裔がこんな形で妾の手元に転がりこんでくるとはな……
妾の費やした『運』、強ち悪い選択ではございませぬでしたわね……
[ドロシーは不敵な笑みを浮かべ、飛雲とセレストを追いかけている]
【人】 粉ひき ケヴィン事情か。 (183) 2012/01/29(Sun) 03時頃 |
星命《テュケー》を断たれ、星が餓えている。
腐りきった人間……。
まるでこの世界の象徴の様ではないか。
だからこそ、世界に再生を齎さなければならない。
零《カオス》に還した世界から、新たな華を咲かせる為に。
全ては、終末《ハルマゲドン》から繋がる黎明(はな)の為に。
もう、今の世界への未練など…………ない。
【人】 粉ひき ケヴィン……それが飛べたなら、話は変わったか。 (223) 2012/01/29(Sun) 13時頃 |
[金色の輝きを宿す北極星《シメオン》ではない。
その傍ら。まるで闇の様な黒髪の少年の姿を見て。
隠せない愕然が表情に張り付く]
………嗚呼、運命≪Lachisis≫。
我は見出したり。素敵な理想郷の可能性を。
[そして微かな間だけ。
仮面越しにすら笑みを感じ取れる声が響き]
『運命は書換えられない。
たとえどんなに拒否しようと、足掻こうと
あらゆる手段を尽くして回避を試みようとも、
あらゆる手段を用いてその運命は遂行される。
黙示録《アポカリュプス》の執行を拒絶した使徒《人形》に
厳正不抗たる運命の具現《ラキシス》として我が生み出されたように
普く”存在するもの”はその運命から逃れられない。』
[声を 響かせる。
この星に災禍を齎す者たちへと向けて]
『故に―――災禍を撒く存在《モノ》がこの時空に集うは必然。
―――…汝らに問う。
太陽《カミ》殺しの宿命を負う存在《モノ》は誰ぞ』
【人】 粉ひき ケヴィン[姿ない声(>>298)を聞いて、ゆるゆると首を振る。 (378) 2012/01/29(Sun) 23時頃 |
[少年が奮う、虚想ノ拳《メンタシム》の破壊。
零へと還る死体の死体達を見て、小さく笑いながら。
ガントレットから漏れる物ではない。更に遠くへと。
言う所の、『災禍を撒く存在《モノ》』へ届ける様に]
『災禍を撒く?
ふふふ、相変わらず失礼な奴め。
この世界をより素敵にする為に。
太陽《サイモン》ごと、総てを零に還すだけの事だ』
[女は、心底から心外だと眉を顰めて]
この世界への思い残しは…………………。
『………。
それも総て。運命《おまえ》の裁定次第だ。
死と生。再生と破戒を別つ裁定は運命《おまえ》自身も勿論。
そして、安ら静謐なる死をこの手に奮う、私自身すらも抗えない。
故に、問おう。
私と共に、太陽《カミ》殺しの宿命を負う存在《モノ》は誰ぞ。と』
【人】 粉ひき ケヴィン……。 (450) 2012/01/30(Mon) 01時頃 |
『素敵にか。
ふふ…失礼。素敵に、とは良い言葉《オト》だ。
同じ風景を見ていても誰一人として同じ認識などしていないのだ、表現の違いも生じるものなのだろうな』
[女の声にそう応える]
『―――共に、太陽《カミ》殺しの宿命を負う存在《モノ》
目的を同じとするのならば、同じ路を往くもまた運命。
安ら静謐なる死を奮う、零呼ぶ華《Call ZERO》よ』
【人】 粉ひき ケヴィン――マスア・ナ 宿の一室―― (535) 2012/01/30(Mon) 03時半頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン『ナシートだ。ナシート=ラハ=バスティ=ガッタ=ノヴァーク=ヴェルンブローム。あんまりジロジロ見ちまってよォ、俺っちに惚れっちまったりするんじゃねェぜェ? 生憎そっちのケはねェんだ。俺っち死ぬときァむちむちボインの胸の中って決めてんでなァ』 (537) 2012/01/30(Mon) 03時半頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン『俺っちは昏闇飛龍《ドンケルドラッケ》。大抵は暗いとこだの洞窟の中だのに暮らしてる。んで、たまァに狩りをしてウマいもん食って、ってだけの生活なのによ、まァ物好きな人間ってのはいるもんで、封印だの何だの考える奴がいるわけよ。旦那ァそいつに仕事もらって、封印陣で俺っちを封印しようってな寸法だったわけだ。』 (539) 2012/01/30(Mon) 03時半頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン『ま、つまり旅してんのもここに来たのもだいたい理由はここに帰ってくらァ。砂漠だったら仕事に事欠かねェし、しかも斡旋してくれる情報屋も多い。なんかいい情報掘り出せたんなら、最強のめっけもんってやつだわな。そんで、今その俺っちたちの求めてる情報ってのが、』 (540) 2012/01/30(Mon) 03時半頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン[のと、龍が思い切って言ったのが重なって、見事なユニゾンだった。妙な気恥ずかしさが己の中だけに広がって、やがてその内に龍はまた喋り始めた。] (542) 2012/01/30(Mon) 03時半頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン[ウルヴェレア。その単語に目の前の少年はどう反応するだろう。 (543) 2012/01/30(Mon) 03時半頃 |
あのような代物に頼らずとも、妾の力を使えば、最高の悦楽《ハピネス》が得られるというのにな。
[桃茜は無の境地に向かい囁く。]
本当に奇怪なモノよ。
[そして浮かべる、面白い代物を見るかのような、笑い。]
――ただ、それも今日までの事。
太陽《サイモン》は堕ち、この世界は遊戯《ゲーム》の火蓋が落とされることとなる――――
【人】 粉ひき ケヴィン『嬢ちゃん!』 (664) 2012/01/31(Tue) 00時頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン[逃がすよりも早く、部屋に火が回る。 (666) 2012/01/31(Tue) 00時頃 |
/*
業務連絡。
クラリスがオフっているのでコミットは今夜は揃わないと思うけれど、そろそろダミー襲撃についてを。
わたしは一度会いに行きますが、ダミー殺害についてはやりたい人がいればお任せしたいと思っております。
【人】 粉ひき ケヴィンアリィ! (708) 2012/01/31(Tue) 01時頃 |
/*
業務連絡応答。
ダミー襲撃は、赤ログの通り、私がパァン出来る。
ラディスか桃乐茜がパァンしたい場合、脇でパァン見物に徹するつもりだ。
【人】 粉ひき ケヴィン龍気装天!! (713) 2012/01/31(Tue) 01時半頃 |
/*
業務連絡応答感謝。
わたしは襲撃方法特に考えてないので、桃乐茜が希望なければ零の華にお任せで。
現場で見ていようと思う予定です。
【人】 粉ひき ケヴィン――砂漠の街マスア・ナ―― (724) 2012/01/31(Tue) 01時半頃 |
[太陽を、見上げる]
『創造主《おとうさま》
我は運命の忠実なる使徒。
貴方の使徒《人形》ではないと気づいた貴方は我を封じた。
だが、何者も運命から逃れることはできない
―――例え神であろうともな』
[口元を歪ませ、神の兵器は哂った]
【人】 粉ひき ケヴィン 『『『 ドォォォォ ――ン ッ !! 』』』 (737) 2012/01/31(Tue) 02時頃 |
― 太陽への罅の中 ―
[大陸を横断するよりも、世界の宙(そら)高くに輝く太陽への空間の罅には、微かなトンネルの様な道が存在した。
常人なら、既に骨も残さず蕩けてしまうその道。
仮面の女は、表情こそ窺う事は出来ない物の、涼しげと断じれる所作で太陽へ至る路を渡る]
『私は一足先に向かっている。
なに、あいつを還す前に積もる話もあると言うだけさ。
お前もすぐに来ると良い。
共にあいつの神棺《カンオケ》に零ノ華《Call Zero》を添えてやろうじゃあないか』
[親しげにその言葉を投げかけるのは、太陽を目指し羽ばたく、終末の使命負う運命への物。
気負う様子もないまま、そして、最後の一歩を*踏み出す*]
【人】 粉ひき ケヴィン――砂漠の街マスア・ナ―― (802) 2012/01/31(Tue) 04時半頃 |
【人】 粉ひき ケヴィンナジ。 (803) 2012/01/31(Tue) 04時半頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン『は、正気―― (804) 2012/01/31(Tue) 04時半頃 |
【人】 粉ひき ケヴィン『……おい、ニワトリ女! 落としやがったら承知しないぜ! ボウズも乗るなら、特別サービス俺っちのウロコの上に乗せてやらァな! 見たろ! 俺っちのウロコはこいつに触ったってびくともしねェ! 乗り心地は保証しないがなァ、日避けと火避けがありゃ、何とかなんだろ、なァ!』 (805) 2012/01/31(Tue) 04時半頃 |
【人】 粉ひき ケヴィンアリィ! (840) 2012/01/31(Tue) 14時頃 |
ぴーぴーと五月蠅い人形は黙らせた。
さて、美しき華よ゛素敵゛なショウをはじめようか
[そこには歪んだ笑みを浮かべた人形がいた**]
【人】 粉ひき ケヴィン……。 (870) 2012/01/31(Tue) 21時半頃 |
―――ひとつ。
[太陽《サイモン》を封じ込める外宇宙《そら》の温度の冷気。
それが、太陽《サイモン》の力を着実に削ぎ落とすのを見物しながら、黒曜の剣に視線を送る]
ひとつ。質問がある
訊かせてもらおうじゃあないか。
お前は知っているか?
私達、二人が揃った中で唯一。
銀河の縦糸と横糸を紡ぐ者-カミ-の。
総ての星命を司る一柱。
総慈愛恋たる生命の具現≪- クローソー -≫が、今、何処に居るかを。
あいつはこの世界の行く末をどう捉えていた。
その結末が再生であれ、破滅であれ。
同じく、現在のこの澱んだ世界を還さんと想うか。
それとも。
私達と、この袂を分かつ想いを抱いているか。
しかし、私はあいつの姿をもう長い事見て居ない。
――知らないだろうか。
あいつが、今、どこでどうなっているのかを。
【人】 粉ひき ケヴィン『お、生きてた生きてたァ』 (905) 2012/01/31(Tue) 22時半頃 |
総慈愛恋たる生命の具現≪- クローソー -≫か。
久しく耳にしていなかった名だな。
期待に応えることができず残念だが、居場所は知らぬ。
何せ太陽《サイモン》に道連れに月に閉じ込められていたのだ、容赦されたい。
―――だが。
どうであろうな。
あれは生命《イノチ》の声を聴く存在《モノ》であったから。
我らの見ている世界とは、違うものを見ているのやもしれぬ。
【人】 粉ひき ケヴィン……! (917) 2012/01/31(Tue) 23時頃 |
……そうだった。
私と違い、お前は"無理矢理"だったな。
全く。
こうして考えてみるとつくづくとんでもない奴め。
[軽く、太陽《サイモン》を睥睨してみせるフリ。
監督者足る彼女にも向けられたフレアの塊には反応すらしない。
造作も無かろうと判断したからだ]
だとすると。
あいつ《クローソー》が外宇宙《そと》で傍観に徹している筈がない。
必ず、何かの形で私達の前に立ちはだかるだろうな。
そう言う子さ。あいつは。
【人】 粉ひき ケヴィン[南極星がこちらに飛び込むそのほんの少し、前。 (921) 2012/01/31(Tue) 23時頃 |
意見の相違が妥結点を見なかったからな。
ふふ…とんでもない、か。
この世には善いも悪いも存在しない。
あるのは厳然たる事象そのものだけだ。
そういう概念は相対的な評価が必要なイキモノにだけ必要なモノサシに過ぎん。
つまりは、そういう運命だったというわけだ。
[当然のごとくフレアでダメージを受けるような楽な身体はしていない]
そうだな。
滅ぼそうという存在がいて、また相対する存在がいて、世界は成り立っているのだから。
我も汝も、そう楽にはいくまいよ。
だが―――我は我の往くべき路を進のみ。
おや?
とんでもない奴、と言うのは。
私はひとつの事象だと思うのだよ?
つまり、善悪の関係なく。
あいつの愚直さも大胆さも、死んでも直るまいさ。
[それが余程可笑しい事なのか。
外宇宙《そら》の冷気を孕み、力の大部分を封印された太陽を見て、くつりとまた笑う]
……何せ。
自身に安ら静謐なる死を与える存在である、この私を。
娶ったくらいだからなぁ?
【人】 粉ひき ケヴィン『ハァ? 南極星《セレスト》? 冗談もいい加減にしなァ、星ってのはもっとこう――何だ? 絵みてェにトゲトゲしてるわけじゃねェだろうし、なんつーんだ、ああ――?』 (974) 2012/02/01(Wed) 00時頃 |
ふぅむ、そういう考え方もあるか。
[納得したような、遣り取りを楽しむような声]
ほう―――…それは知らなんだ。
結婚報告でも呉れれば良いものを、水臭いことだ。
[くすりくすりと笑って冗談を言う]
汝を娶るとは、それはまた怖いもの知らずにも程があるな。
こちとら無理矢理、監禁されていたもので良い印象はないが。
そうとすると―――良いのか?
その手で夫を殺すのか?
【人】 粉ひき ケヴィン北。 (981) 2012/02/01(Wed) 00時頃 |
それは失礼。ごく最近な物でな。
では、こうしよう。
この星そのものが、ウェディングケーキだ。
[薄く笑いながら冗談に応える。
だがその言葉には、いささか程の迷いも感じられない]
最初からこいつもそれを承知の事だ。
こいつは、例え罪に濡れ、銀河の因果が歪んでも、この星を選んだ。
私は、総てを零に還し、新たな素敵な世界へと再生させる。
ただ、それだけの事さ。
あの子を私を廻り逢せた奇跡すらも。
華やかなケーキカットを期待しておくとしよう。
ふふ…ははは…っ
そうか、そういうことか…
因果律を歪ませてまで夢見て突き進んだ”素敵な世界”とやら―――面白い。
もしも運命≪Lachisis≫に抗うことができるのなら…
[言いかけて、言葉を途切れさせる]
―――ありえないか。
[必死に運命に抗おうとしている自分の入れ物。
変わらぬ運命を見続けてきた諦観にも似た響きだった]
【人】 粉ひき ケヴィン[守り神、と称する声を聞けば、鞍の黒鱗が嬉しそうに笑い出した。] (1019) 2012/02/01(Wed) 00時半頃 |
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