人狼議事


61 Brother Complex Maniax

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視点:


[甘ったるい匂いに嫌気さした顔は
なるべく兄弟には見せない。
皆がこの日を
何より楽しみにしているのを、知っては居る。
甘いものが好きな兄弟の輪に
やっぱり馴染めない
ベイラー氏はそんな自分にも口に合う御菓子をこれかあれかと探しては持って来てくれるけれど――
ああ今年も憂鬱な一日が始まるのかと思うと
密かに溜息をつくのだった**]


[弟の一人が自分とは正反対でとんでもなく甘いものが苦手なのを知っていたから、できればこの日だけは逃がしてやりたい気持ちもあったのだけれども]

 今年は少し志向を変えて。
 宝探しさせたらいいんじゃないかな?

[自分用のボンボンを口に放り込みながらそんな事をつらっと提案してみた。
なに、下の弟達の知らない部屋なんて沢山ある。
なんてたって、自分はこの屋敷に一番長く生活しているのだから]

 そうだな、主寝室の隣の使用人室。あそこなら今は開いているし鍵もかかる。
 何かに使えるんじゃない。

[例えばお菓子を隠してしまったり。
反省室と称して誰かを閉じ込めてしまったり。
ふふんと、少しだけ子供に帰った顔で提案をしてみた**]


【人】 薬屋 サイラス

 ―庭―

[甘い匂いに包まれた屋敷を出、早朝に一人庭で欠伸をする。
 菓子の誘うような匂いももちろん好きなのだが、
 朝はやはり新鮮な空気を吸いたいと思ってしまうのだ。]

 ふ、あぁ。あんま寝れてねーな。

 ……あー、これから菓子食うんだしな。
 太らねぇように、運動でもするべきか……?

[とは言っても、学校を卒業してからろくな運動をしていない。
 肝心の何をするかは思いつかないまま、
 朝の準備体操に取り組み始めて]

(9) 2011/08/22(Mon) 02時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/08/22(Mon) 02時頃


サイラスは、朝食ができるまで、欠伸を混ぜながら体操を続けた。**

2011/08/22(Mon) 03時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/08/22(Mon) 03時頃


[リビングでか、何処でか。
見られてしまったため息。
兄の提案に最初は少し怪訝そうな顔をする。
彼の足に感じた違和感には、気づかぬふりをした。
手当てが必要だと言われない、つまりは知られたくないのだろうと]

 宝探しですか。
 皆も……俺も、楽しめるといいけど。

[輪に混じる事が出来るかな、と
ほんの少しだけ常の不満をぽつりと呟いて
あまいにおいが漂うお菓子に、恨めしそうな目を向けた]

 使用人部屋……そうですね

[家中掃除するものとしては、知らぬ部屋が兄並みに無い。
言われて思い起こした場所は、確かに今は誰も使っていない部屋]

 空き部屋ですしノーリーンが掃除に来るくらいですが、
 内緒にしておいてもらえば後は誰にも見つかりませんよ、きっと 


[結論としては、兄の提案に賛成で
子供のような顔をする兄を見やり、僅かに笑み浮かべてみせた。
大人びた子供の表情で**]


 お前が楽しめるやり方にすればいい。俺はそれが多分一番楽しい。
 弟は兄に対して遠慮なんてしてはいけないと俺は思うな。

[それなりに付き合いの長いこの弟への隠し事は基本的に無理なのは知っていて、しかし他の弟達とのコミュニケーションツールとして利用してる節がある事の後ろめたさを思えばそれぐらいは受け入れるられるもの]

 つまり、ラルフだって甘えてくればいいんだよ。
 俺はお前の兄なんだから。

[大人の顔をする子供へ、大人の顔に戻った大人は返事をした。
開いた距離感を埋めたくて、いつものように撫でようと手を伸ばした**]


 子供の愉しみ方、ってのを
 とっくに忘れてしまったんですが 

[苦笑い。
物心ついたころには既に下に小さな弟が居て
手間のかかる赤ん坊見ながら
兄になったのだから、しっかりしなくてはと
思えば幼いころからこの性格は形成されていたよう]

 遠慮しなくて良いなら、俺は兄さんに色々したい事あるんですよ?
 まずは日常指導から、なんてね。

[撫ぜられるのは、嫌いだ
甘えたくなる。
それでも、伸びてきた手は拒まない。
冗談めかして本音を混ぜつつ目を細めた。
甘えるのが下手な弟を、上手に扱う兄には敵わない**]


 長男なんてな、兄欲しくても居ないんだよ。こんなに弟は沢山居るのに。

[唯一抱える不満を漏らしてみる、実は弟というポジションが羨ましくて仕方ない。
隣の芝はいつだって青いのだ]

 …………そういうのは遠慮したい、いやまあ。すまん。
 でもな、俺までガチガチしたら下が大爆発するぞ?
 上手く上も下も使えばいい、仕事は振り分けろ。抱え込むと良くないし。

[素直に謝ったが、改善するつもりは微塵もなくて。それもバレているだろうから、髪をくしゃくしゃにかき混ぜて誤魔化した。
おそらく緩い二人の兄と、下に続く双子のしわ寄せがラルフに集中してしまったのだろう。
しかし、グレそうになったあの時から自分はもう真面目なお兄ちゃんをすることを止めてしまったから]

 俺には寄りかかっていい。頼りなく見えても俺はお前のにーちゃんだ。

[いつもより少しだけ長くラルフを撫でている。
隙あらばこの弟も、抱き枕にして一緒に眠りたいぐらいだ**]


サイラスは、ベネットに気付くと、見られて少し恥ずかしそうにしながらも手を振り返した。

2011/08/22(Mon) 17時半頃


【人】 薬屋 サイラス

 ―庭→リビング―

[体操で十分体を解し、さあひとっ走りでもしてくるかという時、
 呼びに来たラルフに声を掛けられ、そこで空腹に気がつく。
 その時点で運動のことなど頭の中からすっ飛び、
 サンキュ、とだけ言い残せば、朝食を求めてすぐさま屋敷の中へ。

 ……ラルフは料理のスキルも上がっているのだろうか。
 菓子だけでなく朝食も楽しみに思えば、機嫌良さ気にリビングに入る。]

 お。ヴィー、はえーな。

[既に席についていた兄を見れば、
 自分も適当な席につき、兄弟が揃うのを待った。]

(28) 2011/08/22(Mon) 18時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/08/22(Mon) 18時半頃


 上が欲しかったですか?
 代わってあげられると良いんですが、こればっかりは。

[告げられた不満に目をぱちくり。
指導に返る答えは予想通りだったから、苦笑い浮かべ]

 役割が違うのは、ちゃんとわかってます。
 兄さん達がただ何もしてないわけじゃないって、知ってますよ。
 抱え込むのは俺の癖だから、もう仕方ないっていうか……

[短いため息ひとつ]

 ん、有難う……兄さん。

[頭がくしゃくしゃになってしまった。
几帳面に手櫛で直しつつ、頭を下げた。
そうして一度別れて他の兄弟を呼びに行くつもりで
踏み出した足
振り返る気になったのは、こみ上げた言葉の所為ではあったが
揺れるリボンに気づいて吐息となって吐き出されてしまったのだった**]


【人】 薬屋 サイラス

[生返事の兄にやれやれと肩を竦めていると、
 ベネットが入ってきたので挨拶の返事を。]

 はよ。

 さっきの体操は……、まー何となく。
 後で走ってこようかとは思うが。

 そうだ、ベネットは確か、運動に無縁の学校だったか?
 お前もたまには運動してるのか?

[自分が体操、というのはやはり物珍しく見られてしまうからか、
 その目を避けるべく話題を変えようと、そう訊ね返してみた。
 芸術関係=運動とは無縁、というのは勝手なイメージだが。]

(33) 2011/08/22(Mon) 20時頃

【人】 薬屋 サイラス

[ベネットが追求してこないのに安堵しつつ、
 やはり運動していないと聞けば、
 テーブルに片肘をつけながら相槌を打ち、]

 まあ、そうだよなぁ。
 もうちょい小さい時なら外に遊びに行ってただろうが、
 今じゃその機会もないしな。

 でも、ちょっとくらいは体力つけてた方がいいんじゃないか?
 何なら後で俺と――、

[走るか?……と、誘ってみようとしたのだが、
 付け足された言葉を聞いては数秒間を置き、
 そして苦い顔をしながら首を振った。]

 ……やっぱ、いいや。
 ムキムキのお前はちょっと想像できねぇ。

(42) 2011/08/22(Mon) 21時頃

【人】 薬屋 サイラス

[テッドに声をかけられると>>39、ご覧の通りと軽く頷いて]

 今来てないのは……、オスカーとロビン、セシルか?
 ラルフは呼び掛けて回ってるみたいだな。

[そう言うと、食欲を誘われる匂いを再度嗅いで、
 腹減ったなぁ。と、素直にこぼした。]

(45) 2011/08/22(Mon) 21時頃

【人】 薬屋 サイラス

 わりぃな、
 俺にはプロテインが似合うベネットは想像できなかったぜ……。
 もち、ムキムキな俺もな。

[ベネットには不似合いなポーズを見れば、思わず少し噴き出して。
 しかし、何やら懐かしい響きの言葉――プール、と聞けば、
 倣うようにテッドの方へと顔を向け]

 うん? プール?
 まあ、行ってもいいけど……。
 正直競争してテッドに勝てる気がしねぇな、おい。

 やるからには本気でやるけどな。

[その誘いに笑いながらも真っ向から乗る自分も、
 体力が落ちたとはいえまだまだ子供のようだった。]

(55) 2011/08/22(Mon) 21時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[入ってきたロビンに挨拶をし、
 セシルを呼びに行くといったベネットを見送る。

 ロビンが自ら進んでポットを手に取ったのには、
 流石、と内心呟きながら、口元に笑みを浮かべて、]

 俺は……あぁ、もうミルクは入ってんのかな。
 それじゃ、特になし。ありがとな、ロビン。

[そう返事すれば、
 カップに紅茶が注がれるのをぼんやりと眺めているのだろう。]

(59) 2011/08/22(Mon) 22時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/08/22(Mon) 22時頃


【人】 薬屋 サイラス

>>64
 運動とかしてない系ー。
 けど、競争するなら、ちょっと本格的に体力取り戻そうかな……。

[流石にテッドと同じ頃までの体力を取り戻せるとは思えないが、
 惨敗はしたくないな、と思索して。
 ただ、怪しげに伸ばしてきた指に気付けば、
 先にデコピンをお見舞いしてやるのだ。

 それからロビンが注いでくれた紅茶を口にしつつ、
 暫し兄弟たちの雑談に耳を傾けた。

 双子の会話の内容はよく分からなかったが、昨夜、
 ロビンにテッドと喧嘩しないよう釘を刺したのを思い出しては、
 二人の様子に嬉しそうに目を細めて、]

 はよ。

[それから、寝起きの兄に簡潔に挨拶した。]

(84) 2011/08/22(Mon) 23時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/08/22(Mon) 23時半頃


[ちら、と兄を見遣る。
持ちかけられた提案は、さてどうやって実行しようかと
目配せひとつ]


【人】 薬屋 サイラス

[オスカーとラルフがリビングに入ってくれば、軽く手を振り、]

 おはよ、オスカー。ラルフもご苦労さん。
 さて、あとはセシルとベネットか……、

[そう噂をすれば何とやら。
 頭上、恐らくはセシルとベネットの部屋から音が聴こえてきて、]

 ……セシルはほんと相変わらずみたいだな。

[セシル本人がたてた音でないとしても、
 その寝起きの悪さが関係してるとまで推測すれば、溜息。]

(94) 2011/08/23(Tue) 00時頃

 ハワードに、一応根回ししておいたよ。

[目配せにそんなことをぽつり]

 勿論あの部屋の鍵もゲットしてある。
 あとは、どうしようかな。


[テーブル囲む輪に加わって]

 仕事、速いですね

[くす、と笑う。
内緒の作戦を立てている
この状況に僅かに心弾む。
こんな風に遊ぶ事がなんとなくくすぐったい]

 後は……ベイラー氏に何と言うか、でしょうか?


【人】 薬屋 サイラス

 あぁ、今は薬局で働いてるよ。
 それらしい運動といえば、品出しの時くらいなもんだ。
 ったく、あそこのジジイ、若いと思って扱き使いやがってよー。

[なんて、仕事の話を聞かれれば>>89、つい愚痴がぽろりと。
 この場でそんな話をするものではない、と怒られるかも。
 すぐにそう思い当たると、慌てて話を戻して、]

 まあ、どんな仕事でも一応体力は地味ーに使うぜ、うん。

[そうとだけ言えば甘い紅茶を喉に通し、心身を落ち着かせた。]

(100) 2011/08/23(Tue) 00時頃

【人】 薬屋 サイラス

[ラルフが家事をするようになってからというもの、
 滅多に着くことのなかった席に彼が並んだのを見ると、
 思わずニヤニヤと笑みを浮かべて。]

 今日だけ、ねぇ?
 オスカーがそれを許してくれるといいな。

[な、オスカー。と名前を呼び、
 我儘な――否、兄弟の心の代弁者となった末弟を流し見た。]

(103) 2011/08/23(Tue) 00時頃

 やっぱ、皆で並んだ方がいいよね。

[席が近くなれば内緒話もしやすくて、これはこれで都合よい]

 ベイラー氏にも、宝探しなんですって言えば。
 きっと話しに乗ってくれるんじゃないかな?

[何せこちらは自分とラルフだ、一番そつなく色々とこなせそうな組み合わせである]


 ええ……ただ
 こういうのは、くすぐったくて
 落ち着かないですが。

[苦笑い。
ただ、小さな声が届きやすいのは都合がいい]

 趣向の件、巻き込んでしまえば良いんですね。
 でも、……もし反対されてしまったら?


 なんなら、お兄ちゃんのお膝に抱っこしようか?

[くすりと笑みを零して半分真面目に提案してみる。
他の弟達に言おうものなら、どんな反応をされるやら]

 大丈夫だよ、俺がそう言ってるんだ。
 あの人は、絶対に乗る。それどころか楽しんでくれるだろう。


 ほら、お前好かれてるな。

[何度でも言おう、俺の弟達は皆本当に可愛いなと]


 …………それは

[こぼれた笑みと、声音と
判断つきかねて、少し戸惑ったが]

 場所が狭まらなくて良いですね。
 兄さんが食事しにくいでしょうが。
 ちゃんと食べさせてあげますからね?

[冗談に冗談で返す。
ベイラー氏について断言されるとそんなものなのかと頷いた。
兄の方が彼との付き合いは長いわけで]

 なら、良いんです
 話が通れば、後は実行に移るのみですね。


 …………そうなんでしょうか。

[眉を下げた。
どうにも居心地がくすぐったい]


 おお、それは良いな。
 是非頼みたい所だ。

[今度は真顔で返した、割と本気オーラも添えて]
 
 恥ずかしいなら、二人のときでも良いし。

[テーブルの下で膝をポンポン叩いて見せ。
作戦実行はこの後直ぐかな、と頷き返した]

 甘くないもので、ラルフが好物だって思うものは?


 勿論だ。俺だってお前が好きだよ。
 居ないと困るじゃないか、家事やそのほかを抜きにしても。

[今が朝食時でなかったのなら、抱きしめてわしわしと撫で回して怒られるまで鬱陶しいぐらいの愛情をしめしていたのに。
とても残念だ]


 ……本気ですか。
 食べさせるなら、向かい合わないと難しいでしょう
 膝に座って向かい合うとなるとテーブルの位置が

[本気オーラにつられて真剣に考え込んでしまった]

 ……二人で食事する機会があれば、考えておきます。

[こほんと小さく咳払い。
冗談だった、と思い出して少し照れた。
頷き返す兄の仕草に、心小さく躍らせつつ]

 好物? そうですね、ケークサレとか
 後はさっぱりした果物とか……御菓子じゃなくて良いならチーズは結構好きですよ。


【人】 薬屋 サイラス

 テオ、人間は二十歳を過ぎたら衰えていくばかりだぜ……。
 だから、十代の間に青春なりしとけよ。若さっていいなあー。

[最初は至極真面目に、けれども最後の方は適当さ全開で返答し、
 その調子はラルフに突っ掛かられても>>106、崩れなかった。]

 いーや、べっつにー? 俺はただ笑ってるだけー。
 言いたいことなら大体他の奴が言ってるしー、ねぇ。

[ラルフの作る料理や茶をこれから暫し味わえなくなるのは、
 些か残念には思っているが。
 しかし、例えラルフが家事をしなくても、
 自分が文句を言う筋合いなど少しだって無いのだ。
 それが解っているから、長男の命令にも、黙って了解とした。
 ついでに、家事をするにしてももうちょっと休むべきだ、
 とか誰か言わないかなぁ、などと周りをちらちら見ながら。]

(117) 2011/08/23(Tue) 01時頃

 す、好き?! って

 べ、べつに そんな
 煽てたって何もしませんよ
 今日は何なんですか、皆して……何か企んでるんですか

[あわあわした。
他の皆に気取られぬよう、妙に引きつった顔になったりしつつ]

 ……や、企んでるのは俺たちでしたね。


 俺はいつだって本気だとも。
 「はい、あーん」されてみたいじゃないか……

[一蹴されると思ったが、そうでもなかった。
これは、真剣に検討しよう。

兄の暴走はまだ収まりそうに無かった]

 チーズは旨いな、たしか良いのがワイン用にあったから後で食べよう。
 フルーツは、急に桃が食べたかったからハワードに使いを頼んだがそれでもよければ。


 俺がラルフを好きで悪いか?
 素直な気持ちを表に出しただけだろう。

[開き直った。
あわあわするラルフを見れて満足げな顔]

 そうだなー、企んでるのは俺たちだ。
 でもこれで、少しは一緒に居てもおかしくない状況になったような。

 そうでもしないとお前、ずっと働きづめじゃないか。


 そういうのは新妻の仕事でしょう。
 弟にされてどうするんですか。

[大丈夫だろうかこの兄、とちょっと思いつつ]

 良いですね、ワイン用なら是非そっちも一緒に
 桃は……どうでしょう、硬かったら食べたいかも、ですけど
 
 ですけど

[先刻から振り回されっぱなしのような気がしてきた。
落ち着こうと、深呼吸ひとつ]

 ……ええ、そりゃ悪くは無いですとも。
 俺も兄さんや皆が好きですよ。
 いわずとも。

 もしかして、この盛大なからかいは
 今後の作戦のためですか……?


[満足そうな顔をする兄を見やり、確かにこれで作戦に使える時間は増えたし同時に兄弟は仕事が増えてお菓子から意識がそれるだろうと思う]

 ……流石、兄さん。

[ちょっと見直した]


【人】 薬屋 サイラス

 おう。ベネット、お帰り。お疲れだったな。
 セシルは……目、覚めてるかー? 料理冷めちまうぞ。

[やってきた二人に声を掛ければ、セシルにも席に着くよう促して。
 早速行動に移そうとしているオスカーたちと、
 それに不安を隠せないラルフを見て、一つ笑い声をあげた。]

 お前ら忘れんなよ、今日はおじさんが来るんだからな。
 んじゃま、ラルフの作ってくれた朝食食って、頑張るとしますか。

[そう言って両手を合わせれば、
 号令が無いのなら一人いただきます、と食事を始め、
 誰かが合わせるというのなら、それを待つのだろう。**]

(130) 2011/08/23(Tue) 01時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/08/23(Tue) 01時頃


 そういう相手が居ない俺にそれをしてくれるのが弟の役目だろう。

[仕事の反動か、なにか。
とても甘えたくて仕方ない様子]

 まったりワイン飲みながら、昼間からぐーたらするのは休暇でないと出来ないからな。
 桃は、タルトになる前に回収しておこう。
 きっとハワードは察しているはずだ。

[決して自分がダラダラするために言い出した訳では無い。そこは本当だ]

 これで後は真っ先に作戦をベイラー氏に伝えるだけだ。


 これも休暇だと思って、付き合ってくれ。

[兄弟全員集合している時間は永遠ではなく、月が替わればまたばらばらになってしまう。
だからこその作戦。

こんな事で見直された、それこそいいのだろうか]


 弟の役目……ですか。

[役目と言われてもどうにもこうにも。
うっかり場面を想像して顔色が青ざめた後に赤くなった]

 昼からそんな自堕落な生活で良いんでしょうか。
 ……チーズとワインは魅力的ですが。

[桃も恐らくひとつタルトになる前のものがあったりするんだろう。
ハワードの心配りは完璧と言える]

 じゃあ、朝食後すぐに
 ベイラー氏の下へ向かいましょう。
 
 こんな休暇も、たまには良いのかもしれませんね。

[全員で食べる朝食なんて、本当に久々で
嬉しそうに頬緩めて、兄に頷くのだった]


 いいんだよ、それが休暇の正しい過ごし方なんだから。
 そもそもお前いつ休んでいるんだ。

[オンオフの区別がかっちりしている自分から見ると、何かしらで動いている弟は延々と働いているようにしか見えなくて]

 さ、これで弟達は散った。
 ベイラー氏を迎えて、巻き込んで、楽しい夏休みにしよう。

 忘れられない夏に、な。

[いつもなら家族には見せないような、腹黒い笑みが浮かんでいたかもしれない**]


【人】 薬屋 サイラス

 ―リビング→バルコニー―

[朝食を終え、家事に取り組むべく席を立つ兄弟を見届けると、
 一人残されたリビングで、紅茶を一杯飲み干した。]

 みんなやる気満々でいいこった。流石はうちの兄弟だ。
 ……けど、俺のやる仕事が無くなりそーだな。

[自分もそろそろ動かねばと、カップを洗い場に持って行った後、
 余った仕事を探すべく綺麗になった廊下を渡り歩いていると、
 バルコニーに人影を見つけて。]

 ベネットは掃除してんのか。なんか手伝うことあるかー?

[と、声を掛けながら歩み寄っていくも、
 ベンチに置かれたパンダを見て少し首を傾げた。]

(160) 2011/08/23(Tue) 19時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/08/23(Tue) 19時頃


 夜はちゃんと休んでますよ?

[休暇らしい休暇は確かにとっていなくて
動かない時は就寝時くらい]

 忘れられない夏……そうですね。

[こんな風に兄弟一緒になって遊ぶのは、
先ず無いイベントだろう
期待と不安と、ない交ぜになった表情で夢見心地。
垣間見えた兄の笑みが、初めて見る類のもので
少し疑問に思えども
それを追求することなくリビングを一度去る。

再びベイラー氏を迎えに行くとて同行する事になるが]


【人】 薬屋 サイラス

[こちらの気配に気付いていないのか、
 固まったように裏庭を見下ろす弟の背中を
 暫し不思議そうに見つめ、やっと振り返ったと思えば、
 あまり見ない表情により一層疑問を強め、]

 ……?
 なんかあったのか?

[その視線の先に双子の姿があったことなど、知る由もなく。
 訝し気な目は変わらないが、
 一先ずぬいぐるみを手に取り、視線を落とす。]

 若返る、って……変な言い方すんなぁ。
 というかこんなの、うちにあったんだな。お前のか?

[むに、とぬいぐるみの頬を軽くつまみながら、そう訊ねた。]

(165) 2011/08/23(Tue) 20時頃

【人】 薬屋 サイラス

[普段とどこか違うベネットの様子には首を傾げてしまうが、
 今は久しぶりに触るぬいぐるみというものの感触をちょっぴり楽しみつつ、]

 へぇ、セシルの……あいつ、案外可愛いのな。

[あぁ今の内緒な、と付け足しては少し笑った。
 しかし、やはり様子がおかしいことが気になって仕方ないのか、
 ぬいぐるみを元のベンチの上に戻せば、
 頭を掻きながら、訊いてみることにした。]

 んだよ、なんか言いたいことがあるんなら言えよ?
 ものすごく挙動不審に見えるぞ。

(169) 2011/08/23(Tue) 20時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 ……あ?

[この場にいない人物の名が出たことには、素直に驚きを示して。
 それでもベネットの話が終わるまでは口を挟まずに、耳を傾けた。
 そして、彼の考えまで聞いたなら、難しい顔でゆっくりと呼吸を。]

 ったく、喧嘩すんなっつったのに……。

[もちろん、好きで喧嘩しているわけでもないだろうし、
 何よりベネットが不安がるほどだ。ただの喧嘩でもないのだろう。
 今にも駆け出しそうなベネットを再度見据えてから、口を開いた。]

 俺は人を慰めるのとか相談に乗るのは得意じゃねぇし、
 そういうときは一人にしてやった方がいいのかなとも思う。

 ……でも、まぁ、可愛い弟のことだからなぁ……。
 放っておけないよな、俺もお前も。

[ったく、聞くんじゃなかったな。
 心の中で愚痴りつつ、苦笑しながらもベネットに一つ頷いた。]

(175) 2011/08/23(Tue) 21時頃

 夜しか寝ていないのは、問題だな。
 それに、ラルフと二人っきりってのもあまりないし。

[黒い顔はすっかり鳴りを潜めて普段どおりのふにゃりとした笑みをうかべ。

出迎えた客人には、作戦を告げると楽しそうに乗ってくれた。
決行はもう少し後になるだろうか、それまではごく普通のお菓子の日を演じていよう]


 ……そうですか?
 確かに、二人でってのは殆ど無かったですね。

[ベイラー氏との遣り取りの後、そんな会話をしながら戻る最中

テッドに遭遇し、少し困ったように兄を見る。
本当は不器用な自分が傍に居るよりは兄の方が適任なんだろうと思いつつ]

 ……まあ、次から次へとこう……事件もありますし
 二人きりは難しいようですが。

[苦笑い]


【人】 薬屋 サイラス

[バルコニーに留まったベネットの感謝の言葉に、少し目を瞬かせ。
 それから、どこかばつが悪そうに視線を逸らした。]

 …あいつらのことなんて、あいつら本人にしか分からないさ。
 それでも心配だから、世話を焼くんだろ。みんな。

[そう言ってベネットの隣に立つと、同じように手摺に寄り掛かる。
 目は合わさずに、どこか遠くを見つめながら言葉を続け、]

 ま、確かにさ……昔っから俺が何もしなくても、
 ヴィーやラルフ辺りが何とかしてくれてたからな。
 今回もそうだろうよ。

[放ってはおけないとは言ったものの――、
 ベネットの口から長男と三男の名を聞いた時点で、
 双子を追おうとは思わなくなっていた。

 その原因はまさに、今語ったことが全てで。
 それを語る声は落ち着いて、そして少しだけ低いものだった。]

(189) 2011/08/23(Tue) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

 ……ロビンとテオだって、十七年間も双子やってきてんだ。
 大丈夫だって。

[先の声を一新し、まるで確信しているようにはっきりと言えば、
 この場の雰囲気にはあまり似合わないぬいぐるみに目をやった。]

 ぬいぐるみ、若返ったみたいだな。
 セシルに渡してくるわ。

[手摺りを離れ、ベンチの上のぬいぐるみを再び手にしたなら、
 ベネットを残しバルコニーを後にするのだ。
 一人になりたいのは、双子だけじゃないかもしれない、と。
 そう思いながら。]

(191) 2011/08/23(Tue) 22時頃

 お前を膝に乗せてチーズをあーんしてもらう為なら努力してもいいし。

[別れ際にぽんと肩を叩く、本人がどう思っていても自分はこの弟を信頼している]

 まあ、なるようになる。


 その努力、どうしてまた普段からしてくれないのかなんて
 言いませんよ
 言いませんとも。

 で……それ、本気で実行するんですか兄さん

[ふぅ、と少し大げさに溜息]

 なるように、まあ……そうですね
 テッドがこうなる原因なんて一つでしょうし
 何とでもなりますか

[テッドに迷惑でないと断言できるまでには
兄との会話があったが故。
理由の予測さえ出来れば、困る事もなかった]


 俺は弟も自分も全力で甘やかしたいからな。

[偉そうに言える話でもないが、信条としているものの大部分はその為のもの]

 双子になったことが無いからわからないが。
 大人になってもベッタリって訳にも行かないだろうしな。

 そんなの、双子じゃない兄弟だってそうなんだよ。

 ずっと全員一緒に居られたらなんて、な。
 だから今、お前等を甘やかしておくんだ。


サイラスは、ハワードを見かけると、何となくキッチンを見張っておくように頼んだ。

2011/08/23(Tue) 22時半頃


【人】 薬屋 サイラス

 ―庭―

[自分には不似合いなパンダを小脇に抱えたまま、屋敷を出る。
 探し人はもちろん、パンダの保護者。
 部屋に置いてきてもよかったのだが、手渡しして反応が見たい。
 そう考えれば、彼がいそうな所……つまりは庭を訪問した。]

 ビンゴ。

[珍しく自分の予想が当たったのなら、
 笑みを浮かべながらセシルに近づき、]

 よう、セシルクン。もう頭は覚めてるかいッ。

[パンダを片手に持ちながら、裏声で話しかけてみた。
 パンダの声、のつもりらしい。]

(197) 2011/08/23(Tue) 22時半頃

 俺は……ただ

[全力で何をしたいのか
兄ほどの信条でなく、家事を率先する理由だって
ただただ自分勝手なもの
思わず口ごもる]

 兄弟だって
 ずっと全員一緒は、確かに無いでしょうけど

[少し視線を伏せた]

 少しでも、長く続けばいいと思うんですよ。


 俺達はそれでもいいほうだと思うんだ。
 両親が居なくてもそれ以上に兄弟が沢山いるんだから。その点はあの二人に感謝だな。

[今も忙しく働いているのだろうか、遠い地の両親を思いつつ]

 俺は少しでも、たくさんの思い出を共有したいと思う。
 これも、その一つになればいいな。


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/08/23(Tue) 23時頃


 あの二人だなんて。

[自分の親でしょうと少しだけ咎める口調]

 たくさんの思い出を作って
 兄さんは……ここを出て行くんですか?


 仕方ないだろう、兄弟で居る時間の方が長いんだから。

[オスカーなんて、ロクに構われても居ないのではと心配になるほどに。
自分も構われた記憶はあまり無かったけれど]

 どうだろうね。
 でも、ずっとここに居て兄弟だけでっていうわけには行かない。

 俺じゃない誰かが出るかもしれないし、それはラルフ、お前かもしれない。


 そりゃまあ、そうですが……それでも両親は大事にすべきです。

[あまり構われた記憶は無いが。
そりゃそうだ、赤ん坊の頃くらいしかそんなおいしい思いはさせて貰っていない]

 ……ずっと兄弟だけで暮らせたらいいのに、って
 時々思います。
 それこそ、鍵をかけて閉じ込めてしまいたい。
 俺は、ここを出たりしませんから。
 


 そりゃね、閉鎖的な環境はとても魅力的だよ。
 だけどそれじゃ、内側から腐ってしまうんじゃないかってね。

 俺はそれでもいいと思える自分が偶に怖い。
 おかしいのはわかっているんだけどな、それでもお前達を愛しているから。

[正直な話、どうしていいのかわからないのは自分なのかもしれない。
でも、誰かに頼るという経験はあまり無くて―別の意味で普段は頼りすぎているのかもしれないが―悩んでいた]


 それでもいいと思うんでしょう?
 俺もそう思います。
 
 手に職がついたからって出て行く必要なんて、無いし
 ずっとここで兄弟仲良く暮らしていけたら良いじゃないですか。

[賛同得られて、少し本音が漏れすぎた。
本当を言うならロビンとサイラスが長く家を空けるのすら]

 ……出来ないのは、わかってます。
 皆が皆同じ思いかどうかなんて、わからないし
 オスカーはガールフレンドが出来たなんて言うし
 そのうち本当に他所に好きな人が出来て、家を出るかも
 
[言いながら、ふと気づく。オスカーの将来より近い現実に起こりそうな兄弟のが多い事に]

 兄さん、今付き合ってる人とか……居ないですよ、ね?


 思ったら最後、泥沼だぞ?
 閉じ込めて、俺たちだけで暮らせたら。
 …………最高じゃないか。

[だからこそ、仕事をする名目で家に長く居すぎないようにしていたのだけれども。
思わぬ賛同に、本音が抑えられなかった]

 オスカーのあれは、なあ?
 タバサさんが話をあわせてくれただけだろう。
 本気にするな。

[勝手にネタバレしてしまったが、これぐらいは許されるだろう]

 俺?そんな相手が居たらお前を膝に抱っこしたいなんて言わないと思う。

[しれっとした顔]


 出来ないのがわかっていても
 ……思ってしまうんですよ、それだけ
 俺にとっては特別だ。

 最高でしょう?

[既に泥沼に沈んでいるのかもしれない。
大学と家との往復しかしていない自分は]

 え、あ

[オスカーのネタ晴らしには少し拍子抜けして]

 ……じゃあ、兄さんもいないんですね
 そうですよねぇ……じゃなきゃ休日の昼間からサンルームで昼寝なんて。

[嬉しそうに笑った]


 思うだけなら、な。
 行動を開始したらもう止まれなくなる。

 できれば俺みたいにはなって欲しくはなかったけれど。やっぱり兄弟なのかな?

[とても良く、似ていると笑って]

 ……うるせー。
 お前だって大学で出会いとかあっただろうに。

[何も無かったとは言わないが、結局は此処へ戻ってきてしまうぐらいにはもう泥沼に沈んでいるのだろう]


 皆、間違いがなければ血のつながりはあるでしょう?
 俺、大学は直行直帰です。
 出会う間なんてありませんよ。

[くす、と小さく笑ってあっさ明かす。
友人関係すら危うい現状。視野は限りなく狭い]

 ……行動、してみますか。
 
[ささやきひとつ]

 もちろん、永遠にってわけじゃあないですが
 閉じ込めて、何処にも逃がさない
 実際……そういう事が出来たらどうなるか


 いっそ繋がってなければよかったのにな。

[最近では友人もからかってくる事は無くなった、というか引いていたような。シスコンよりはマシだろうと金髪の親友をちらりと脳内に浮かべ、直ぐに消した]

 行動してみるか。

[外から鍵のかかる部屋を知っているばっかりに、浮かぶ黒い思念]

 そうだな。
 ラルフが俺の相棒でよかったよ。双子ならもっと嬉しかったかもしれない。

 なんて。


 ところで今更なんだけど。お前なんで敬語?
 昔もっとこう、砕けてたよな。オスカーみたいに。


【人】 薬屋 サイラス

[セシルから返答を貰う前か後か、もしくは同時だったか、
 唐突にあっ、と声を漏らせば腕時計を確認し、]

 おい、もうすぐおじさんが来る時間じゃねえか?
 オスカーの料理は不安でしょうがないが……
 逃げるわけにもいかねぇしな。

[と、通常音声に戻して言えば、
 パンダをセシルに押し付け、そしてその腕を掴んだ。]

 天国か地獄か、一緒に逝ってみようじゃないかセシルクンー。

[パンダ声、再び。
 彼がパンダを適当な所に置いてくるというのならそれを待ち、
 そのままパンダも連行するならリビングへと直行した。]

(240) 2011/08/24(Wed) 01時頃

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