人狼議事


54 CERが降り続く戦場

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


[そう、喪われた力は、より強固な破壊の力となる。
その準備段階に入ったにすぎない。
天災の力はより強固に、その世界をも巻き込む。
世界を破滅に導く天災を呼ぶ力に…。

しかし、彼女はまだ、その事を知らない。]


アリス!(アリス!)
アリス!(アリス!)

アリス グギジョ!
(アリスってば!)

オオ オァウ…
(ああ もう…)
オーイゥヴィ ペパイギロエ ヴォ オェゴエ
(まるできこえてないみたいだ)


[どこからか声が聞こえる。
それはあなたのすぐ耳元に思えるけれど、耳元ではない。

あなたが居る場所とは少し離れた場所。

こひつじ ありす のすぐそばで。

彼女が腰につけている、おおきめのウサギのぬいぐるみキーホルダー。

それが動けないまま、”声”を出しているようだった。]


リイ ヴォイーポ
(ねえ誰か)
パラ パイ ト ペパイギイゥセガ ラ エロエ?
(この声が聞こえてる人 いないの?)

ヴォイーポ ”アリス”レ アヘイギボグギ!
(誰かアリスに教えてやって!)


ほう…今日は珍しいモノによく遭遇する…。

[不意に響いた声に目を細め、『声』を返す]

何か御用かな、お嬢さん?

[『記憶』たる彼の声は、至極冷静なものだった]


!!
オァヘポヘギ パラパイ ト ラ ペパイイゥ?!
(もしかして この声が聞こえる?!)
ペオェ ソ ヴォエ ヴォイー?!
(きみは誰だい?!)

ジャプ ソ アアェバウホン アェボ ピヴァ ロエ
(僕はお嬢さんじゃないけど)
ジャプ ラ ハジョ レソ アアェバウホン ト バ エイゥ!
(僕の傍にはお嬢さんがいるよ!)

リイ ”アリス” レ ジャプ ト ソロヘポピギイゥグギ バ グ
ゴイギ!
(ねえ アリスに僕が話しかけてるって、伝えてよ!)


ウウォオ パイーソオーゴ ソヴィ レ ボイォイーゴロオ
(うわあ コレはまた派手にやられたなあ)
”アリス” ヴォエアェバウジュ ポエ
(アリス、大丈夫かい)

…ペパイロエッヴォグゴ
(…聞こえないんだった)

[ウサギのぬいぐるみは、動けないまま呟き続ける。]


あぁ、聞こえるとも。
私か…そうだな、夢見人<ドリーマー>とでも名乗っておこう。

[彼女…もとい、彼の声にこたえる。
訂正の言葉に、特に気にした様子もないまま、形式上謝罪の言葉を述べた]

それは失礼した。
…なるほど、キミの要望は理解したが、生憎と聞き入れる理由がないな。
誰か他を…ん?

[取り付く島もなく断りを入れようとした刹那、彼を通して別の何かを感じ取る。
『彼女』の近くにいる、何かの存在だろうか?
男はそちらに興味を持つと、幾分楽しそうに言葉をつむいだ]

失礼、状況が変わったようだ。
待っていたまえ。
直に向かおう。
このまま『彼女』に語りかけても良いが、そちらに用ができたのでね。


”ドリーマー”!
(ドリーマー!)
ソソオ? ヴォポイォパハ パラパイ ト ラポ ペパイイゥ!
(ははあ? だからこそこの声が聞こえるのか!)

イェブウ ト ロエヴォグギ!
(理由がないだって!)
イェブウ ト ロエヴォグギ!?
(理由がないだって!?)

オーグゴプ オエポウォイォアゥ ソプアェバウ ロ ボグイォヴォ
(全く 相変わらず薄情な奴らだ)
オーイ レ ヴィオグゴ ”ドリーマー” オァ
(前に出会ったドリーマーも)
ピグペバプ ペバウイェバプ ヘギプイーロポグゴ!
(結局協力してくれなかった!)


ウン?
(うん?)
ロッヴォエ ペバウイェバプ ラ ヘギプイーイゥ?
(なんだい、協力してくれるの?)
ヴァウエウ パパイァトウォイェ ロッヴォエ
(どういう心変わりなんだい)

オボヘエロオ
(怪しいなあ)


「前に出会った」?
…なるほど、一応仕事はしているようだ。

[彼の言葉に一瞬不思議そうにつぶやくも、すぐに納得したのか、笑みを浮かべてうなずく]

彼らは基本的には観るだけだ。干渉することはほとんどない。
しかし、干渉するなと定めたわけではながね。
…あぁ、協力、というと御幣があるな。
他に用事ができたのでね、ついで、だ。
怪しむのは結構だが…


ペオェゴゲ ト ロレ ウァ ヘギイゥポソヘイォロエピヴァリ!
(君たちが何をしてるかは知らないけどね!)
アポチ ヴィ ”アリス” ソ エオーヴォ ポプヒエ ヘロエオーオー
(おかげでアリスは未だ覚醒しないまま)

オァウ ロッヴァオィ ヴォガ アオァグギ エイゥッヴォ
(もう何度目だと思っているんだ)

スウン?
(ふうん?)
グエヴィロイォ オーヴォ ログガプ ヴィペイゥポロ
(ついでならまだ納得できるかな)

ヴォグギ!
(だって!)
ヘッバウ バ ヴィペロエッヴォ!
(信用できないんだよ!)


【人】 童話作家 ネル

―回想 英雄学園屋上―

 ボクは転校生。
 転校生のネル=ハルパス。
 今はそれでいいじゃない。

[鼻歌を止め、振り返り。
何者と、問う質問>>0:439をはぐらかす。]

 ………。
 知ってるんだね。
 悲しいね。悲しいな。
 きっと君にも嘆きの夜が来る。悲しみの雨が降る。

[ぼろぼろとアリスの目>>0:447から涙が零れる。
それをじっと見つめる。]

(28) 2011/06/03(Fri) 09時頃

【人】 童話作家 ネル

 ボクも気分悪いからこのままサボるー。
 何とかしたい。
 嘆きを対価に嘆きを消し去りたい。
 そう思うならボクに命じればいい。呼べばビビッとわかるから。

 ボクはボクだけの為、君の言う事を聞いてあげる。

[保健室に行く者たちの後を追うように、ぴょいぴょいと踊り《ステップ》のように、屋上の階段を下りていく。
しかし、その最後の段。
一際、軽やかに跳ねると波紋型の転送陣が収束し、その姿は消え失せる。]

(29) 2011/06/03(Fri) 09時頃

【人】 童話作家 ネル

[ ダンッッ!!!

散弾が"異形"の針金のような剛毛に覆われた尾を消し飛ばす。]

 冥王もキライ。
 辛気臭い冥獄摩天楼《ハディスタルタロス》もキライ。

 ボクを属させてくれない世界は皆ダイキライ。

[波紋と共に悪魔は学園の敷地の一角に出現する。
がちゃり。抱えた散弾銃《ショット・ガン》を装填すると、死角から襲い掛かろうとしたもう一匹の"異形"の頭へと銃口を向ける。]

(30) 2011/06/03(Fri) 09時頃

【人】 童話作家 ネル

 死の商人《デッド・メイカー》が嘆き《死》をあげる。

 魔《カリスマ》に魅入られたまま。
 血色の嘆きに塗れて闇へと還れ。

[朝焼けの瞳は爛々と冷たく。
顔だけは笑顔のまま、再び引き金を引く。

銃声が学園内に*木霊した。*]

(32) 2011/06/03(Fri) 09時頃

ソボ!! (はや!!)


童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/03(Fri) 09時頃


出前迅速落書き何とやら、と昔からいうだろう?
ゆっくりのほうがよかったなら、今から出直してこようか?


ハイェボハウヴォピヴァ…
(そりゃそうだけど…)

…エアェウォイゥ!
(…いじわる!)


オ!
(あ!)
エオー ”アリス” ト パグゲ ウァ バ オェゴ!
(今アリスがこっちを見たよ!)

ヴィオァ ペヴエギ プイーロエ
(でも気付いてくれない)
”アリス”!
(アリス!)
”アリス”〜!
(アリス〜!)

ペグガ オァウフパヘ ロレポ ト セグバウロッヴォ…
(きっともう少し何かが必要なんだ…)


流石にソコまでは面倒見切れないな。
後はキミの問題だ。
足りないとすれば…キミの言語能力じゃないかな?

[相も変わらず、困った様子の彼をばっさりと切り捨て、皮肉めいた笑みを浮かべた]


オァウ!
(もう!)
ジィグ レ オァップ ウァ エグゴウォピアェボ ラレ ロエ!
(別に文句を言ったわけじゃないのに!)
”アリス” レ シッロ パガ ウァ 言ウォロエヴィバ!
(アリスに変な事を言わないでよ!)

ヴィオァ オイェトガウ
(でも、ありがとう)

パイー ソ ペグガ セガグ ラ ペグポピ レ ログゴ
(これはきっと一つの切欠になった)
ペグポピ ト ゴイェロエラオァ ウォポグゴ
(切欠が足りないのも解った)

ヘッバウヴィペロエ ボグヴォピヴァ
(信用できないヤツだけど)
イーエ ソ バ エウ
(礼は言うよ)


ヘポゴロエ ヴォイァ!
(仕方ないだろ!)
ジャプ ソ パラパガジョ ヘポ ポイォ ソロヒロエッヴォ!
(僕はこの言葉しか話せないんだから!)

[ぬいぐるみは動けない。
だが、声色は感情豊かだ。]


ハウヴォバ!
(そうだよ!)
ジャプ ヴォバ!
(僕だよ!)

オオ アォッリン…
(ああ、残念…)

オァアア
(もおお)
”ドリーマー” ソ プゲ ト ロオ ウォイゥエ!
(ドリーマーは口が悪いなあ!)


!!

オイェトガウ グギ!
(ありがとうって!)
タオィッリ グギ!
(ごめんねって!)

”ドリーマー”!
(ドリーマー!)
オイェトガウ!!
(ありがとう!!)

ジャプ セボプリッヴィオァ ヒッリッヴィオァ エオーロイォ オーギハウ!
(僕、100年でも1000年でも、今なら待てそう!)


ロオーイ ロポグゴッヴォ?
(名前なかったんだ?)


今まで特に必要なかったからな。
皆思い思いに、呼びたいように呼んでいたし、私自身それで不便はなかった。
…しかし、今回はそうもいかないだろう。
どうしたものか…君も考えてくれ。伝言を頼まれてあげたんだ、そのくらいの謝礼はあってもいいだろう?
…そういえば、君の名前も聞いていなかったな?

[そんなことを言いながら、自分は自分で考え始める。
そして、3分ほどたったころ、不意にぽつりと]

そうだな…ユーモアのある名前などどうだろう。
ユニークな、馴染みやすい……『ユニーク』…ふむ…。
よし、決まった。もういいぞ。
ヤニク、と名乗ることにしよう。
いい名前だろう?


【人】 童話作家 ネル

 あっははっ。

[がちゃん。ダンッ!  "異形"の右前足が消し飛ぶ。
がちゃん。ダンッ!  "異形"の腹に穴が穿たれる。
がちゃん。ダンッ!  "異形"の身体が地へと倒れ伏す。

笑いながら的確に"即滅しない位置"へと散弾を撃ち込んでいく。]

(73) 2011/06/03(Fri) 13時頃

【人】 童話作家 ネル

 嘆いて。嘆いて。
 ねえ、もっとボクに嘆きを頂戴?

[ガッ
動けなくなった"異形"に代わり。
飛び掛ってくるもう一匹の"異形"の牙を銃身で受け止める。]

 ―――魔創《クリエイション・アーツ》

[ちゃぷん。
水音を響かせ、雫が弾けるように。
銃身を持たぬもう片方の手に、もう一本の散弾銃《ショット・ガン》が生み出される。]

(74) 2011/06/03(Fri) 13時頃

【人】 童話作家 ネル

[ ダンッッ!!!

頭を撃ち抜かれた"異形"が滅する。
残りは地に倒れ伏す瀕死の一匹のみ。]

 …………。
 栄光《グロリア》……、………ねえさま……。

[ふと見上げる空。
空から降りる天使の梯子>>67
悪魔は感情浮かべぬままにそれを見上げ、零す。
両の手の中で散弾銃は*融け消えた。*]

(77) 2011/06/03(Fri) 13時頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/03(Fri) 13時頃


ロオイゥサヴァ…
(なあるほど…)
ロオーイ ロオーイ ポ
(名前 名前か)

ガポ ”ミラッジョ《蜃気楼》”?
(ミラッジョとか?)
ヴォオィポ
(だめか)

”ユーモア” アオァヘイァエ ”ユニーク”? ロイゥサヴァ
(ユーモア おもしろい ユニーク? なるほど)
”ヤニク”!
(ヤニク!)
ウン エエロオーイ!
(うん いい名前!)


ジャプ?
(僕?)

ジャプ ラ ロオーイ ソ ”アックアッツォーネ”!
(僕の名前はアックアッツォーネ!)
ヴァラヒポエ レ アエギオァ ”虹” ガ ”夕立” ソ
(どの世界においても、”虹”と”夕立は”)
セバウイェエグゴエ ロラホ
(表裏一体なのさ)



…リイ ”ヤニク”
(…ねえ ”ヤニク”)


ペオェ ソ ホグペ ジャプ ラ パガジョ ト リ ウォイゥエガエグゴ
(君はさっき僕の言葉が悪いと言ったね)

オァヘ バポグゴイォ
(もしよかったら)
ト ”アリス” ウォポイゥバウロ パガジョ ウァ ポ アヘイギプイーロエ…?
(アリスが解る様な言葉を教えてくれないか…?)


―― まずいな。
まさか、こんな早く『大統領』とコンタクトを取れるとは。

[ノイズ混じりの"声"は、誰かに届くだろうか**]


【人】 童話作家 ネル

[ぽたり。
空から一粒の雨が朝焼けの目に落ちる。
つい、と流れ落ちれば悪魔自身の涙の如く。]

   《 救って 》

 やだよ。

[雨粒《涙》を袖で拭う。
赤い、紅い。血色の雨《涙》。]

(166) 2011/06/03(Fri) 19時頃

【人】 童話作家 ネル

 昔の名《ネルフェリウス》はキライ。

 ボクの元に栄光が訪れる事は無い。
 ボクは嘆き《死》を齎すもの。
 終わりない嘆き《NEL》

[小さく背の灰羽を動かす。
灰色の翼。未熟な飛ぶ役に立たぬ翼。

浄化され白く光に溢れる事も無く。
堕ちて汚され黒く闇に染まる事も無く。

その身は第七天国にも魔界にも属する事の出来ぬ、半神半魔。
けれど神の子たる名の半分は捨て、今は悪魔として生きる。]

(167) 2011/06/03(Fri) 19時頃

【人】 童話作家 ネル

 ………?
 なーんだろう?

[校門の方角から力の気配>>131>>137を感じ、歩き出す。
ぐちゃりと足元で瀕死の"異形"の潰れる音がしたが気にも留めない。

悪魔には感じ取れる堕気が近づくのには少々を眉を顰めるが、そんなものはすぐさま軽薄な笑顔の仮面の下に隠れた。]

(169) 2011/06/03(Fri) 19時頃

ネルは、校門の前のメンバー(軍人含む)に、にこやかに手を振った。

2011/06/03(Fri) 19時頃


童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/03(Fri) 19時頃


ー 獣《ベースティア》と誓約《ユーラーティオー》と ―

[獣《ベースティア》がそこに現れたのがいつの事か判りはしない。

ただ獣《ベースティア》は、現れたその瞬間から日輪を屠り、月輪を千切り、存在するモノ全てに終焉《ポストレーレム》を与える事が許されていた。

だが獣《ベースティア》は気紛れにその力を見せるだけだった。

しかしその圧倒的な破滅の力の前に心折れ、希望を失う命の為に栄光《グロリア》は獣《ベースティア》と誓約《ユーラティオー》する]

「私の存在がある限り、万物全てに手出しをしない」

[代わりに与えられたのはこの欠けた《蝕》の場。
全ての世界の欠けた一部から作られたこの場は全ての世界に通じる事が出来る。

全てを見る事が出来る代わりに全てに拘わる事の出来ない誓約《ユーラティオー》
それを獣《ベースティア》は何故か受け入れた。

ただの気紛れかそれとも想うところがあったのか。
少なくとも栄光《グロリア》が潰えない限り、獣は動かない]


【人】 童話作家 ネル

―英雄学園 正門付近―

[曇天(そら)を見上げる。
架かる天の梯子。
その中に広がる白いドレス>>173

そしてもうひとつ――先ほど滅したのと同じ形の悪魔。]

 ………。
 あらあら、大変。
 助けて、あげたら?

[近くに突然現れた存在>>174に、暢気に―――少しだけ、装いは失敗し言葉は硬かったが――声をかける。]

(182) 2011/06/03(Fri) 19時半頃

!!

ロッヴォ ソ オエグ!?
(なんだあいつは!?)


どうですか? 楽しんでますか?

[ククッと笑いながら何処からか響いて来たをからかう]

言っとくが俺を御し切れないならお前らから殺すからな。

もう一度聞く。

それでも俺を解放《リーベラティオー》するんだな?

[客相手にしていた軽快な口調ではない、真実の欠片を見せた口調だった]


【人】 童話作家 ネル

[ぱた ぱた  …
雨が降る。嘆きが降る。
天(そら)に異形が増えるの感情灯らぬ朝焼けの瞳に映す。]

 こわーいね。
 何とかしたい時は言ってねー。

[声掛ける先は、其処に姿の見えた契約相手《ロビー》。
戦う気はまるで見せないが。]

 そうー。今日転校してきた一年のネル=ハルパスだよ。
 特別に可愛くねるるんって呼ばせてあげる。
 よろしく、咎人(えいゆう)さんっ。

[咎人(えいゆう)―――英雄。
灰羽をぴこぴこさせて、確かな堕気感じる相手>>187へ向ける言葉。
そのニュアンスの違いに気づくものは居るかどうか。]

(190) 2011/06/03(Fri) 20時頃

【人】 童話作家 ネル

 この学校の学生だよ。
 見て分かるでしょう?

[裏世界《Rebirth》の軍人の男>>189が出す硬い声。
それには全く気づかない振りをして。
おそらく尋ねられた事とは違う返答をし、短いスカートの端を掴み、くるりと可愛く一回転。

物々しい雰囲気と異形の姿ある天のある状況からしては明らかに、浮きまくっていた。]

(195) 2011/06/03(Fri) 20時頃

【人】 童話作家 ネル

 咎人(えいゆう)ソーマ君?
 うんうん、覚えた。覚えた。
 そう呼んであげるね。

[暢気に頷いている間に。
軍人の男と槍真が逆方向へ駆け出し。
空中には見覚えの在るアルゲントゥム教団の服のシスターが共に居る。]

 ボク"も"あんまり会いたくはないなあ。

[異形を差し向けた相手が誰なのか、その理由も知っている。
それぞれが対処するのを暢気に眺めながら、爪先で地面をとんとんと突付く。]

(209) 2011/06/03(Fri) 20時半頃

【人】 童話作家 ネル

[空を駆ける白羽の矢>>206
それが黒を貫くのを見ぬまま、天狼の傍にしゃがみ込み、撫でようと手を伸ばし。]

 危ないから大人しくしてるんだよー。
 怖ーいのは皆強い人が大喜びでやっつけちゃうから。

 ボクはねー、弱いから避難するよー。

[隠匿した悪魔の気配。
感覚の鋭い獣であるならば気づいて、その手を拒絶されたかもしれない。

そうだとしても気にはせず。
しゅたっと勢いよく立ち上がると、転移魔法陣を発動させその姿を消す。
天狼に手を振りながら。]

(212) 2011/06/03(Fri) 20時半頃

【人】 童話作家 ネル

―酒場「デーフェクトゥス」―

 はーい、マスターひっさしぶりー。

 ………って。あれ?
 むぱぱー久しぶりー。
 1000年ぶりくらいー?
 まーだ傍観者してたんだー。

[―――  ピチャン ―――
店内に波紋が広がり悪魔が姿を現す。
そこのカウンターに在る知己の姿に、馴れ馴れしく適当な事を言いつつ隣の席に着く。]

(217) 2011/06/03(Fri) 20時半頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/03(Fri) 20時半頃


【人】 童話作家 ネル

 神出鬼没だなんて褒めないでよー。
 ボクの数多い取り柄のひとつだけどさ。

[緊張感無く、先ほどまで居た戦場《トコロ》が映る水鏡を覗き込む。]

 あれ?もうそんなに経ってた?
 ごめんごめん。あんまりキョーミないから忘れてた。

 あ、じゃあまた真理の鍵《クラーウィス・ウェリターティス》探すの?
 気をつけたほうがいいよ。
 裏世界《Rebirth》の奴らとかー、怖ーいのがうろうろしてるから。

[忠告なのか子馬鹿にしているのか、区別がつかぬであろう口調で言う。
ちなみに女性学生服のままである。]

(224) 2011/06/03(Fri) 21時頃

皆殺しにしたくなるじゃないかぁ。

[内で気紛れに眠っていた凶悪な感情。だがそれはあくまで内に秘めたまま、表では笑みを絶やさない]


[はたまた気が付いていて、あえてその手を触れさせたのか。]

 (今の私には、誰も守る事が出来ない。)

[彼女は今は"まだ"ただの一匹の狼。
天災を操り、混沌を呼ぶ力に覚醒めるのは、まだまだ先の話。]


【人】 童話作家 ネル

 ええー、マスターもちっとも変わってないじゃない。
 ボク、渋いおじ様の方が好きだしー。

 グレープフルーツジュースの炭酸がいいなぁ。

[マスターに注文をしつつ。
ムパムピス>>232の視線にきょとんとした顔をして。]

 女の子?違うよ。
 だってほら、こっちの制服の方が可愛いデショ?

[実は、男の子かと尋ねられても違うとは答えるのだが。]

(242) 2011/06/03(Fri) 21時半頃

【人】 童話作家 ネル

 債務の支払い終わって人生これからじゃない。
 もっと覇気を持って頑張りなさいー、見かけは若いんだから。
 
[激励なのか皮肉なのかやはり分からぬ口調。
ぺちりと伸ばした手でムパムピスの背を軽く叩く。]

 契約者はもう居るんだー。
 一度、転生(にげ)たけど、頑張って払ってくれるって。

 だから、ボクじゃないよー。
 ボク、雑魚悪魔の下僕《トモダチ》なんて居ないしー。
 こんな下らないお遊びするのなんてあのヒトしかいないじゃーん。

[出された炭酸グレープジューズを飲みながら。
マスター>>236の疑いを否定する。]

(243) 2011/06/03(Fri) 21時半頃

ネルは、ピッパが店内に現れると、とっても友好的な笑顔で手を振った。

2011/06/03(Fri) 21時半頃


【人】 童話作家 ネル

 ねーねー。
 星吹っ飛ばそうとしたらあんなふうにされちゃうよー。

[超上位種《エルダーロード》に手を振り返して貰えずとも気にせず、水鏡の中に無残な姿を映す雑魚悪魔を指差す。
空気なんて読まずにぶち壊すものだ。]

 ソーマ君やっほう。おつー。

[さらに増えたお客>>249の姿にもジュース片手に手を振った。]

(257) 2011/06/03(Fri) 22時頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/03(Fri) 22時頃


【人】 童話作家 ネル

 ……神は死んだ。



              殆どね。

[さっきの天狼そっくりのぬいぐるみをもふもふしながら、超上位種《エルダーロード》の質問>>258の最後のひとつに勝手に答える。
魔力と創造《クリエイション》能力の無駄遣いである。]

(269) 2011/06/03(Fri) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

 ドンパチから避難してきたのー。
 ソーマ君かっこよかったよ。流石咎人(えいゆう)

[オスカー>>263には、のほほんと――しかし、少しの棘を含んで――答えるばかり。]

(272) 2011/06/03(Fri) 22時頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/03(Fri) 22時頃



なるほど、アックアッツォーネか。
…アック、だな。

[長いな、と内心思った次の瞬間には勝手にはしょり、呼称を決めてしまう。
そして、アリスにも通じる言葉を教えてくれないかと頼まれ]

…語りかけるのではなく、自身の思考を対象に流し込む、という方法もなくはないが…自分のモノではない考えが浮かぶのだから、気分の良いモノではないだろうな。
他には……私が協力して、『言葉の記憶』をキミに纏わせる、という方法もなくはない。
そうすれば一時的にではあるが、人間と同じように喋れるはずだが…。

[そう言ってはいるものの、案を述べるヤニクの声は明らかに面倒くさそうだ]


【人】 童話作家 ネル

 ひどーい。置いとくなんてー。

[オスカー>>288に本気ではない抗議の声を上げ。]

 ……だってねぇ。
 『神を殺したい』なーんて言われたらねえ。

 ボクも余裕の無い時期だったし。

[マスターと超上位種《エルダーロード》の会話に耳を傾けながら。
ゴルフボールほどの光の球――魂だとか命などと呼ばれるもの――を半分に減った炭酸グレープフルーツジュースへと放り込み、溶かしグラスを傾ける。]

(300) 2011/06/03(Fri) 22時半頃

……――勿論です。
解放《リーベラティオー》された貴殿でなければ、超上位種《エルダーロード》に対抗できませんからね。

[ 笑う声に、返すのは普段の通り淡々した口調。]

俺が楽しんでいるかどうかは、わかりませんがね。


【人】 童話作家 ネル

 まあ、神話も英雄譚も昔話も。
 所詮は一面しか書き出しては居ないさ。

 ボクは契約なければ"あっち"につく気は無かったのだけどねえ。

[槍真が語る神話。
相槌打ちながら、ぶらぶらと足を揺らしてジュースを飲み干す。]

(306) 2011/06/03(Fri) 22時半頃

”アック”…(アック)
ポ ”アック”(アックか)

ウン エエリ
(うん、いいね)
ハウ バ バッヴィ!
(そう呼んでよ!)

ヘパウ ウァ ゴエヘバウ レ ロトヘパオゥ
(思考を対象に流し込む)
ハ ハイーグギ ヴァウボイージョ エエッヴォエ…?
(そ それってどうやればいいんだい…?)


ハイーレヘギオァ…
(それにしても…)

ペバウ ソ ヴォロ ガッヴォセ
(今日はとんだ日だな)
グテポイォ レ グテ
(次から次に)

エボ ヴィオァ
(いや でも)
ポットイバウ レ ソ バグギ
(考えようによっては)
パウウン ロラポオァ
(幸運なのかも)


【人】 童話作家 ネル

 んー、ボクは楽しい話は出来ないよ。
 数が多すぎて一々細かく記憶して無いしー。
 神も悪魔も皆キライだから親しくしてないしね。

[直体験と言い出すマスター>>312に向ける子悪魔スマイル。]

 『
    嗚呼、残酷で傲慢で狭量なる者達よ。

    汝らは招くのだろう。
    終わりなき嘆きの夜を。
                     』

[何時かの古き詩>>0:437の続きを歌いながら。
ぱたり。背の灰羽を動かす。
全く表情には出さないが堕気が濃い。
少し、ほんの少し。中てられて半端な灰色が黒へと近づいた気がする。]

(342) 2011/06/03(Fri) 23時頃

なに、思考を流し込むといっても、やること自体は難しくない。
キミは恐らく今、彼女に『聞いて』もらおうと語りかけているはずだ。
聞くのは耳…心…しかし、言語があわなければソレはただのノイズでしかない。
ならば、『音』となる前の純粋な情報…思考を直接読み取らせればいい。

…つまりは、語りかける対象を耳や心ではなく、頭にすればいい。脳に、な。
しかし…さっきも言ったが、自分の考えていないはずのことが頭に浮かぶんだ。
『うわ、なにこれ、きも!』とか思われても、恨むなよ?

[…今の世の中、理解できないことがあると、若者はそういうのだろう?
などと付け加えながらも、ざっくりと説明する]


 − 回想 −

[真面目に答える若者の言葉には苦笑しつつ]

超上位種《エルダーロード》とかまた面白い連中が降りて来たもんだな。

平和を願うなら相討ちでも狙ってるかね。
超上位種《エルダーロード》を喰い殺したら…。
全力で俺を討たないと…終わるぞ?

[昂揚してくるのは内から湧き出る破壊と殺戮の衝動]


【人】 童話作家 ネル

[2000年もの昔。
あの頃はまだ半神半魔《ネルフェリウス》だった。
その時、確か熾姫都(あそこ)で―――。]

 …………。

 じゃあねぇ。むぱぱー。
 ボクと君との絆《契約》は直に消えるけど。
 運命紡がれる糸があればまた会えるだろうね。

[槍真の中に見出しかけた"面影">>322が霧散する。
去り行く風《ムパムピス》にひらりと手を振った。]

(353) 2011/06/03(Fri) 23時半頃

【人】 童話作家 ネル

 いいんじゃない?

 "世界の為"だとか。"誰かの為"だとか。

 自分の正義《望み》で戦うのなら。
 戦う理由を他の何かの"せい"にするよりずっとマシ。

[それ>>350は自分に向けられた問いでは無かったけれど。
カラカラカラ。答え空になったグラスの中の氷を揺らす。]

(369) 2011/06/03(Fri) 23時半頃

平和…?
本当に平和を望むならば、このような根回しはしませんよ。

[ 彼の"声"から伝わる衝動を感じて、溜息とも微笑ともつかない吐息が漏れた。]


俺が望むのは、このセカイの、反転《Rebirth》――

その結末が、混沌でも、破壊でも、終焉でも一向に構わない。


【人】 童話作家 ネル

[同じ学園の制服の客>>367
数度、記憶《メモリア》を探るよう朝焼け色を瞬いて。]

 こんにちは、夢見人《ドリーマー》
 前、会ったの何時だったっけ?魔界大戦?
 その姿は学生ごっこ?

 役者《キャスト》にアナタまで居るんじゃ、本格的にダメかもしれないね。
 《雨》も、降り出した…――。

[今は要塞を映し出す水鏡。
瞳に僅かな陰り――嘆きを映し、視線を落とす。]

(396) 2011/06/04(Sat) 00時頃

ロオイゥサヴァ
(なあるほど)

… ”アリス”!
(…アリス!)

…… ソッラウ ト ロエ
(……反応がない)
ヴォオィポオ
(ダメみたい)

オゥアゥポヘエ!
(むずかしい!)

オァウフパヘ パグ ウァ バ アヘイギ!
(もう少しコツを教えてよ!)


【人】 童話作家 ネル

 あれ?もう24時間経ったっけ?

[時間の確認をし、席を立つ超上位種《エルダーロード》
時間にルーズすぎる悪魔はこてりと首を傾ける。]

 世界《地球》への死刑宣告《タイムリミット》を告げに行くのに落ち着いてるね。
 こわいこわい。

 ああ、でもそうだな。
 ボクはボクの為に契約者《ロビー》につかなくちゃ。
 だから、戦う事になるかもね。

[やはり、そこに深刻さは無くくすりと笑む。]

(417) 2011/06/04(Sat) 00時頃

【人】 童話作家 ネル

 それじゃあ、ボクは払わないとダメー?

[マスターへ初見だけ奢りなんて差別だーと唇を尖らせるが、席はまだ立たない。]

 じゃあ、今回もたまたま偶然の成り行きで?
 なんて残酷な運命の悪戯だろう。
 今この時に観測者も傍観者もそうでなくなるなんて。
 しかも、此処《デーフェクトゥス》で長らく寛ぐ事も出来なくなるし。

 ボクですら終わらぬ嘆きの涙雨を振らせたくなってしまう。

[赤フードの夢見人《ドリーマー》>>415の言葉にふぅと半分本当の溜息をつく。
二人が去るのと同時。濃すぎた堕気が遠のいて。
少しだけ気が抜けていた。]

(435) 2011/06/04(Sat) 00時頃

コツ…コツねぇ…。

…思いというのは、空気を媒体に伝わるものじゃない。
だから話しかける要領でやってもダメだ。
キミと彼女をつないでいるモノ…ソレを伝って、キミの「言葉」は初めて彼女に届く。
糸のない糸電話など、相手に声が届くはずもないだろう?

[そんな抽象的なアドバイスをする]


【人】 童話作家 ネル

 ボクは同じグレープフルーツジュースもう一杯。
 血みどろの嘆き《死》に満ちた戦いの前にー。
 補充しておきたいから。

[カラカラと空のグラスを掴んで揺らす。]

 ヤニくんね。りょーかい。
 うん、そうだね。好きなように…――。

 ……、………。
 NEL《ネル》と、そう呼んで。

[この知り合い>>437は、半分を捨てる前の真なる名《ネルフェリウス》を知っている筈だと思い至り、僅か表情が凍りつく。

捨てた名に拘ってしまうのはきっと。
まだ、半端な存在だから。]

(452) 2011/06/04(Sat) 00時半頃

オオ オァウ ボボグパヘエ!
(あーもうややっこしい!)

イェプグ ソ ホ ウォポイゥッヴォピヴァ
(理屈はわかるんだけどさ)
ジャプ ソ パウエウ パウォアォ レソ ボ オゥエギロエ!
(僕はこういう小技には向いてないや!)

ヒグポプ アヘイギプイーゴ ラレ リ タオィン…
(せっかく教えてくれたのにごめんね…)


【人】 童話作家 ネル

 えー。
 一度くらいは払った事が、ある、ような…?

[もちろん払った記憶は無い。
誤魔化す為に凍りかけた表情が綻んだ。]

 いいなー、ボクも特等席で胡坐組んでたい。
 役者《キャスト》になるのは大変。
 裏方で済むならそれでいいんだけど、そうもいかないのが悲しいトコロだけど。

 ま、目が覚めるようなすぐに事は起こるさ。
 ソレまで、束の間の休息を楽しもうじゃない。

[運命に導かれ、人が集まる。
因果の糸が絡んでいく。
知己>>450にそう告げ、水鏡越しのその様を静かに見下ろした。]

(460) 2011/06/04(Sat) 00時半頃

【人】 童話作家 ネル

 そう、少なくとも100万の嘆き《死》が降る……。

 ………。
 奢りだと思うと、一際美味しく感じるね。

[注がれた炭酸グレープフルーツジュース。
其処に命を溶かし込み、ゆっくりゆっくり飲み干して。
命《魔力》を回復させていく。]

(462) 2011/06/04(Sat) 00時半頃

なに、気にすることはない。
…今まで言ったことは、大体適当だ。

[しれっとそんな事を呟く。
嘘ではないが、それで本当にそんなことが可能になるかは定かではない]

…まぁ、何かの縁だ。
本当に困ったら言うといい、気が向けば力になろう。


【人】 童話作家 ネル

 うんそうだよー。
 ボク善良だからちゃんと払ってるよー。
 記憶が怪しいってもう年なんじゃないのー。

[カウンターに片肘ついて。
マスター>>469の棒読みには棒読みでお返しする。]

(490) 2011/06/04(Sat) 01時半頃

【人】 童話作家 ネル

 ………うん。
 それじゃあ、またね。
 素敵な悲劇の物語が開幕《スタート》するまで。

 ボクの方がこれから一足先に舞台《ステージ》の上に立つかもしれないね。

[半分になった名の理由を問い返されぬ事>>481に安堵を感じつつ、席を立つ。
水鏡の中。曇天より黄金の光と共に声が響く。]

 ご馳走様。
 また奢って貰いに来るねー。

 それでは、ごきげんよう。

[今後も払う気は無い。
遠まわしな宣告すると周囲に転移魔波紋が収束し、その姿は波紋の向こうへと沈み、消える。]

(497) 2011/06/04(Sat) 01時半頃

【人】 童話作家 ネル

―終焉英雄学園―

[ザァ… …  … …
《雨》が降る。]

 終わらぬ嘆きの夜。

 でも、ボクは嘆かない。



 ―――"まだ"。


[くるりと創り出した赤い傘を回し。
悪魔は学園の校旗を掲げる為のポールの上に立つ。
途端、濃厚になる堕気>>491に*小さな灰羽を震わせて。*]

(499) 2011/06/04(Sat) 01時半頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/04(Sat) 01時半頃


イイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ
(ええええええええええええええええええええええええ)

ゲバグガ!(ちょっと!)
オァウ! パイーヴォポイォ ソ ”ドリーマー”!!
(もう! これだからドリーマーは!!)

ヘッバウヘゴ ジャプ ト ヴォグゴ ジョポ!!!
(信用した僕が馬鹿だった!)
オァウ ヘッバウ ロッギ ポイォ ヘロエッヴォ!
(もう信用なんてしないんだから!)


…ヴィオァ
(…でも)


サッガウ レ サッガウ レ パオーグゴイォ
(本当に、本当に、困ったら)
エウポオァ
(言うかも)

”ドリーマー”(ドリーマー)
オァヘ ペオェ レオァ パオーグゴパガ ト オイージョ
(もし君にも困った事があれば)
エウ ガ バ エエ
(言うと良いよ)

ジャプ オァ ヴィペイゥポテイェ ソ ゲポイォ レ ポイォ ロイゥ!
(僕も出来る限りはチカラになるから!)


(それにしても…)

(魔女に)
(裏世界《Rebirth》の住人)

(…… 栄光の影 か …)


ポオェタイァヘ…!?(神殺し…?!)
ロレオァラ バ ロッヴォ(何者なんだよ)


ポ ウッオィエ…
(運命か…)


リイ ”ドリーマー”?
(ねえ ドリーマー?)

ウッオィエ グギ リ ロッヴォイァウ…
(運命って、なんだろうね…)


いきなりクライマックスが近付いているじゃないか。

[その場にいれない不服さを滲み出させたまま、呼び掛けた。
別に返事を期待している訳でも無理を言うつもりもない]

案外俺より先にお前さん達だけで倒せるんじゃないか?

そん時はお前さん達を殺して楽しむだけだがな。

[笑みのまま紡ぐのは物騒な台詞。
だが少しずつ満ちて来る破滅の気に呼応し始める己を止める事はしなかった]


[そして水鏡には映っていないが、確かに感じる天狼の気配には優しく気遣う様に]

カミと呼ばれた生き残りよ…。
満ちて来た俺の声なら離れていても届くはずだ。

[獣《ベースティア》は相手の恐怖の対象へと姿を変える時がある。その中に狼の姿があったせいか、それとも天狼と呼ばれるカミとも拘わりがあったせいか。

少なくとも天狼に呼び掛けるだけの縁は持っていたようだった]


気配から察すると完全に目覚めていないんだろ?

そこにいると巻き込まれるぞ?
それともわざと巻き込まれて、戦いの中で力を取り戻す算段か?
その方が手っ取り早いかもしれんが、危険だぞ。

俺はあまり無理を勧めんがな。

[力の無い天狼の気配を読み取ったのか、超上位種《エルダーロード》との戦いが始まれば巻き込まれる事を予想して気遣う。

力さえ取り戻せば、そう簡単には負けはしないと思っているが]

数少ない獣《ベースティア》と近しい存在だ。

あまり無茶するな。

[何の感情を起因とする気遣いなのか判らないが、天狼には他のものとは違う思いがあるようだった。
だがそれも気紛れで、明日には牙を奮うのかもしれないが、それは目覚めなければ判らなかった**]



”アリス”!


[そうして、どこからか聞こえてきた声に、不思議そうな顔をする。]

 うん、聞こえる。私には何の力もなくなっているのに…。
 なぜ?どうして聞こえるの?

[聞こえてきた声に対してそう答えるしかなくて]

 目覚めるって、何のことなの?
 戦いって、巻き込まれるって…私はただの狼だもの。
 無茶なんか……。

[覚えているのは父の言葉。
自然を操る一族でも、すべての自然現象を操る自分は特別だと。
父は絶望し、悲しみを隠せなかった。]

 『やはり、人間はその悪意を広げるか。
 すべての生きとし生ける者のためには、人間は増えすぎて、進化しすぎたのだろうな。
 わが娘よ、いずれお前はすべてを失い、力を持つだろう。
 人類の文明に混沌と乱世を呼び、自然界のバランスを保つのだ。』


[今も昔も変わらずその意味は分からない。]

 あなたは私が…私の父が言っていた言葉、伝えていた言葉がわかる?
 私が何をすべきなのか…。

[困った声は変わらぬまま、続けて、静かにアリスを見つめた。]

 だめよ…私はあーちゃんを置いて、逃げたりできない。
 ……うん、できないもの…。



(噛み殺し…?)

[何をだ?などとどうでも良いことを考えながらも]

 
運命か…強いて言うならばシナリオ…過ぎてしまえばただの夢<記憶>だ。
しかし、シナリオの中にはアドリブというものは描かれていない…結局のところ、運命と言うのはただの都合の良い言葉さ。
良いことがあれば、ソレを祭り上げるために運命だと言い、悪いことがあれば、それから逃げる言い訳に運命だからと片付ける。

…絶対的な『運命』など、ありはしないさ。
私はソレを何度も見てきた。
…まぁ、人々はソレを『奇跡』と呼ぶようだがね。


【人】 童話作家 ネル

―《雨》降る学園―

[くるり。
校旗掲げるポール上、傘を廻す。
そこは要塞とはまた違う、特等席。]

 とりあえずー。
 ロビー君は居ないみたいだから観戦かなあ。

[倣岸不屈なる超上位種《エルダーロード》
それに対峙する二人の少年。

それを高みから見下ろす。]

(678) 2011/06/04(Sat) 14時頃

【人】 童話作家 ネル

 んー?何か聞こえた、ような?

[何かの崩れる音>>668
そちらに意識を向け、其処に夢見人《ヤニク》や少女――《過去》を見つければ、《雨》に濡れるまま数度、静かに瞬いた。]

(679) 2011/06/04(Sat) 14時頃

ネルは、魔女とその従者の姿もあるのを視界の隅に捉える。

2011/06/04(Sat) 14時頃


童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/04(Sat) 14時頃


ネルは、ヤニクの視線にそんなに暇じゃないと肩を竦めた。

2011/06/04(Sat) 14時頃


【人】 童話作家 ネル

[遠い少女《過去》>>687を見る。

温かで苛立たしい光が広がり、花が落ちる。
花冠を作り合った白い花。]


 『灰色は ……嘆き… ………』


 ……栄光《グロリア》、ボクを覚えてる?
 それとも、ボクはもう《過去》にしか居ないのかな。
 再会(あ)いたくは、なったんだけど。

[この距離では言葉《音》は届かないだろう。
けれど、繋ぐであろう糸を通じ、想いを紡ぐ。

―――色褪せた《過去》との邂逅。]

(691) 2011/06/04(Sat) 15時頃

ネルは、この位置でならダメージは無いものの熱波に顔を顰める。

2011/06/04(Sat) 15時頃


ああ、まったくだ。
せっかちな奴が多くて困る。

[ 応じる声は平坦に。]

相手は超上位種《エルダーロード》です。
未知数の共闘相手がいた所で
問答無用で惑星を破壊されれば我々に生き延びる術はありますまい。

…すぐにでも貴殿を解放したいが、今はまだ、まずい。
他人に――とくに、《Rebirth》の魔女と、あいつに見られると面倒だ。


ところで――
貴殿の他に、獣《ベースティア》がいるのですか。

[ 彼が僅かに声色を変えたのを聞き、問うた。
天狼の声は、自分にはまだノイズのように聞こえるだけ。]


【人】 童話作家 ネル

[数百、千の白銀の細刃の雨が降り注ぐ。
それは特等席の見物者の頭上にも。

 ガギィンッ

瞬時。手の中へと創り出す銃身で白銀の一本を叩き払う。]

 ………。
 槍真……。
 そう、ボクは彼が咎人だと"知っていた"。
 
[大統領と槍真が戦乙女へと迫撃する。援護もする者たちも居る。

何故。何を知っていた。
閉ざされた――否、捨て去った記憶《メモリア》に確かに居る"誰か"の面影。
散弾銃《ショット・ガン》を肩へと担ぎ、自問自答を繰り返す。]

(726) 2011/06/04(Sat) 16時半頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/04(Sat) 16時半頃


【人】 童話作家 ネル

   ―――……《忘れてなんかいないわ》

[思考の中断。
栄光と過去の二重音声>>746
差していた筈の赤い傘はいつの間にか下に落ち、濡れ鼠。

深く、目を閉ざす。]

(758) 2011/06/04(Sat) 17時半頃

【人】 童話作家 ネル

[とん、と一度、銃身で自らの肩を叩き。
ポールの上より虚空に足を踏み出す。
重力に従い落ちる筈の足は不可視の足場を踏みしめる。

 ぴたーん … ……

一歩、"階段"を降りるたびに波紋が広がる。]


 世界を支えるのなんてやめちゃえばいいのに。


[戦場を避け、観戦者らの元へと"歩いて"いき、一言。
朝焼けの目は少女《過去》まっすぐに見据える。
あの時。第七天国を追放されたあの時よりもほんの僅かに黒に染まった、背の灰羽がぴこりと動く。]

(759) 2011/06/04(Sat) 17時半頃

ネルは、雨が止んだね、と曇天(そら)を見上げる。

2011/06/04(Sat) 17時半頃


【人】 童話作家 ネル

 うわー、こわい。

[盛大な音と強い力が爆ぜる気配>>760に来た"道"を振り返ると、其処にあるのはクレーター。
何時もの気の抜けた声を出す。]

 傘失くしちゃったからさー。
 バルコニー席は濡れるから。
 こっちの濡れない席に避難してきたよ。

 ほら、色っぽいでしょー。

[ヤニクへと、濡れて纏わりつくスカートの端を摘んで見せる。
残念ながら色気は全く無い。]

(776) 2011/06/04(Sat) 18時頃

【人】 童話作家 ネル

[花弁の白い雨。
はらはら、降りしきるそれはとても美しく。]

 ……NEL《ネル》だよ。

[気の抜けた笑顔で、古き名《ネルフェリウス》を否定する。]

 …………そっか。
 
 決められた絶対の運命《ルール》の元、死ぬんだね。
 こんな世界を、支えて死ぬんだ。
 そんな事しても飽和に至った因果は絡みつくばかりで解かれはしないのに。

[できないと、そう彼女《栄光》が告げるから笑う。
灰羽に向けられる視線も何時ものように気づかない降りをして、空ろに笑う。]

(783) 2011/06/04(Sat) 18時頃

【人】 童話作家 ネル

 いいんじゃない?
 ボクの事だって捨てたんだ。
 絶対《ルール》に準じて死ねばいい。

 アナタなんてキライ。
 嘆いてなんてあげないよ。
 
[朝焼け色の瞳に揺れたのは、覆い隠しがたい嘆き。

しかし、それは"熾気"の奔流に、"それ"への驚愕に掻き消される。]

(784) 2011/06/04(Sat) 18時頃

次々に目覚めが連鎖しているな…キミのところのお嬢さんも、そろそろなんじゃあないか?

キミの声は聞こえずとも、少しずつ目覚めに向かっているように見えるが?


【人】 童話作家 ネル

 ……槍真。

[戦場を振り返る。
"熾気"、何時もより色濃く感じる"堕気"に紛れ感じ取れなかったそれ。
その姿を視界に刻みつけ、目を閉じ振り払った。]

(801) 2011/06/04(Sat) 18時半頃

【人】 童話作家 ネル

 ………。

 半神半魔のネルフェリウスは、もう居ないよ。
 追放したじゃない。
 捨てたじゃない。
 存在を否定(ころ)したじゃない。

 だから、今のボクは悪魔のNELだよ。

[半分の"神"にはもう捨てられたのだから。

 でも、いいんだ。
 それが栄光《グロリア》の選択した運命《ルール》でしょう?

[捨てていない、悲痛な声>>796は確かに聞こえたのだけれど、嘆きはもう浮かばない。
とてもとても、にこやかに少女《過去》へと笑いかける。
運命が別たれる前に笑いあった時のように。]

(803) 2011/06/04(Sat) 18時半頃

【人】 童話作家 ネル

 ……………。

[甘い嘲笑>>805。耳元で囁かれる魔の誘い。
記憶《心》を掻き混ぜる声。]

(833) 2011/06/04(Sat) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

 『−・・・ ・− ・− ・−・− −・・・ ・−・ −・−− ・・ −・−・・ ・・−− ・・・− ・−・− −・−・ ・−・・・ ・・−・ −・−−・ 』


[忘却《ノイズ》塗れの記憶。

"アレ"を宣告したのは誰だ。
追放を決定したのは誰だ。

正しいのは誰だ。
正しさで踏みつけにするのは誰だ。

"絶対"を定義づけたのは 誰 だ。

雁字搦めの忘却の記憶の戸が開く―――…。]

(834) 2011/06/04(Sat) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

 
        『灰色は 嘆きの黒に 堕ちる』
 

(835) 2011/06/04(Sat) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

 神の鋭槍《オスカー》…っ!!!

[嘗ての《栄光》の伴侶。
律法《ルール》の絶対の遵守者。

何処にも属せぬ半神半魔の追放を決定した存在。

その名を呼ぶ―――!]

(839) 2011/06/04(Sat) 19時半頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/04(Sat) 19時半頃


【人】 童話作家 ネル

[冥王が甘い声が呼び起こしのは憎悪。
"嘆き"ではない。神捨てた"半魔"はまだ嘆かない。

誰が止めるまもなく。
波紋広がり、その身は跳(か)ける。



 ―――  ピチャン ―――


超上位種《エルダーロード》も彼女を足止めしようとする人々も何も見えない。
朝焼けには憎悪《オスカー》しか映らない。]

(855) 2011/06/04(Sat) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

 咎人はお前だろう。

[悲鳴を上げ陽を突き飛ばした槍真>>842が背後。
黒き銃口をその頭部へ突きつけた。

完全なる奇襲。引き金を引く―――。]

(856) 2011/06/04(Sat) 19時半頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/04(Sat) 19時半頃


【人】 童話作家 ネル

[カチ…―――――。
半分引かれた引き金。
槍真の頭部を、"彼"の幻影をダブらせる顔を、吹き飛ばす筈の弾丸は発射されない。

槍真から溢れ出す"堕気"の奔流。
光喰らう闇の茨は半魔の身体に絡みつき、残る半神の部分をも蝕む。]


 あっはははっ


[常ならば絶対に近付けないほどの闇の中。
無理矢理笑い、銃身を振り上げ槍真の身体へと振り下ろそうと――。]

(872) 2011/06/04(Sat) 20時頃

【人】 童話作家 ネル

[振り合げた腕が止まる。
ゆらりと振り返る。]

 ………………。

 ………。

 ……やに君。
 そうだね、ボクはまだ、嘆かない。


[空ろで場違いな仮面《笑顔》が戻る。
一歩後退る。闇の茨から身を引く。

未熟な灰羽は、まだ灰色のまま。]

(875) 2011/06/04(Sat) 20時頃

【人】 童話作家 ネル

 聞き入れなかった、ら?
 怖いこと言わないでー。

[声は震えるけれども、ヤニク>>880に笑顔を作る。
燃え上がった火《憎悪》を覆い隠し誤魔化す為に。]

 終わりでも始まりでもさ。
 絶対の運命《ルール》の上に道《レール》は続くんだ。
 だから……。

 栄光《ねえさま》……?

[少女《過去》>>881の悲鳴。
嘆かないと死ねばいいと言葉を吐いたのに、舞い上がる花弁へと進もうとして。
グラリ―――力喰われた身体が傾く。]

(898) 2011/06/04(Sat) 20時半頃

【人】 童話作家 ネル

[倒れるかと思った身体はヤニク>>906によって支えられる。]

 ……だいじょーぶ。

 ボク体力無いんだー。
 もやしッ子だからー。
 ありがとー。

[気の抜けた声を装おうとして失敗した棒読みで礼を言い、身体を起こそうとするが、力は入らず再び立ち上がれない。]

(915) 2011/06/04(Sat) 21時頃

【人】 童話作家 ネル

 ……ごめんね。少し、休ませてね。
 そこら辺に転がしておいてー。

[ヤニクに支えられたまま。
ゆるく目を閉ざす。最後に見たのは落ちる白い花弁。]

 ………。
 運命《ルール》が絶対なら。
 嘆く必要なんてないんだよね……?

[言いかけた言葉の続きは誰に問うでもなく。
呟き一時的に*眠り込んだ。]*

(917) 2011/06/04(Sat) 21時頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/04(Sat) 21時頃


[見物しながらも、届く声には優しく、しかし揺ぎ無い「答え」を知っている者として答える]

何故俺の声が聞こえる、か?
お前さんがただの狼ではないからだ。
神々の栄光《グロリア》が潰えた時、俺は解放される。

それに呼応して、お前さんの力も内から解放されるだろうな。

人間達にカミと崇められながら、人間の負の力で死に絶える末路へと至った…その運命。

人間が憎いか?
憎ければ、目覚めと共に滅ぼすが良い。

人間が愛しければ…牙を剥くがいい。


[続けての問いにも]

命はバランスで成り立っている。
増え過ぎても減り過ぎても命の輪は途絶える。

判り易く言えば人間が増え過ぎて自然の理を崩している。

それを元に戻すにはある程度人間の数を減らし、人間が自然を大切にする気持ちを生みだすよう、恐怖と混乱を与えなければいけない。

その役目を担ってるのがお前さんだ。

ま、ピンとこないだろうがな。

だからお前さんが力を操れるようになった時、
人間が悪いと思えば思う存分その力を人間や文明に奮えばいい。

そう言う事だ。


ただし、人間を守りたいと思ったら…俺と戦え。

[もう一度繰り返す言葉は、その時が来れば究極の選択になるかもしれなかった。

だがどちらを選んでも、最終的には戦う事になるだろうとも予測している。

天狼は自然の理を守る為に力を奮う。

反して獣は、自然の理ごと破滅させる為だけに存在するのだから]


[ 自分の言葉の後、心の裡だけで呟く。]

それ(バランスの崩壊)こそが俺の目的では、あるが。


[そうして、陽達を再び見つめて]

 人間は…憎いわ。憎いけれど、優しい人もいるもの。
 牙を剥いたり、滅ぼしたりなんかしないわ。
 私は知ってるもの。憎しみで誰かを傷つけると、それは連鎖するもの。

[だから、自分は憎しみで誰かを傷つけない。
そう言いながらも、ただ某然と。]

 それでも、それが運命ならば、森を仲間達を守るために必要なら…例えば彼の力で森が滅びるなら、あーちゃんが悲しんでも…。

[思考は自らの使命に重なって。]


 バランス…?人間が増え過ぎたせいで、世界のバランスが壊れてるの?

[少しばかり分かりやすい答えが出れば、納得して]

 それなら、話は簡単ね。つまり…


 余計な分を滅せばいいって事でしょ?


[天狼に掛けた声に反応したには]

なかなか面白い見物だな。
まぁ何とかなるだろうさ。

ああ、連中の前にいきなり獣の存在を見られるとまずいかい?
俺としてはどちらでも構わんがな。

[何処までも気紛れで真意を掴めるような発言はしない。
最も最終的に獣は破滅を与えるだけなのだから、そこに至る幾筋もの道を気ままに辿っているだけだ]


 私が守りたい人を攻撃するなら、その時は戦うわ。

[その声に静かに反応しつつも、どこか、懐かしい、優しい。
どちらと答えればいいかわからないが、戦いたくはないと、本能的に感じる。]

 だからお願い…私が守りたい人は壊さないで。


いや、純粋な獣《ベースティア》はいない。

いるのは俺よりもっと心優しい狼だ。

最も人間共には俺と大差ないだろうな。

破壊と混乱と混沌を与えると言う意味では。

どっちみち人間には倒すべき相手とみるだろうな。

[キン、とグラスの淵を叩けば、水鏡が揺れて映像が途切れる]


[静かに、だがはっきりと告げられたには満足げに笑う]

そうだ。
人間が自然を畏れ、敬うようになればまた緑の森や青い湖、温かな木漏れ日が戻って来る。

お前さんはその為に力を奮うんだな。

[獣は理性があるが故に気紛れだった。力を持つ者を成長させて、それを見届けてから屠る事もしばしばあった。

天狼や、柊に言葉を掛けた事もそれ故かは判らない]


[情を持つ人間がいるのか、揺れるには]

その時は、全力で俺に牙を剥け。

[手を出さないとは約束しない。少なくとも今はまだ、気紛れな獣は約束する気はなかった]


 そうだとしても、あなたはきっと、バランスを崩す人間。


[聞こえて来た声には、さらに一度俯いて]

 そう…させてもらうわ…。

[その時には、自分はどちらを選ぶのだろうか?
友人か使命か、今はまだ選べず…。]


【人】 童話作家 ネル

 ……うるさいなぁ。

[軍人が壊れかけの要塞の壁に止めを刺さんとばかり蹴り上げる音に、文句をつけながら身を起こす。
服は《雨》に濡れて、汚れている。
普段ならばすぐさま"着替える"のだが、命《魔力》は枯渇したまま。
掛けられていたヤニク>>921の制服の上着を、そのまま有り難く羽織らせてもらう事にした。]

 オス……ソーマ君はぁ?

[地に刺さったままの白銀の刃の一本を引き抜き。
切っ先を引きずりながら、周囲に問う。]

(981) 2011/06/04(Sat) 23時頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/04(Sat) 23時頃


ネルは、ゴドウィンを見上げて今回も奢りー?と聞いてみたり。

2011/06/04(Sat) 23時頃


【人】 童話作家 ネル

 じゃあ、今度身体で払ってあげるー。

[マスターの毒づく声に棒読み気味に適当な返事をする。
金で払う気は無いらしい。]

 あ、あっち?ありがとー。
 これはほら、護身用だよ。
 ボク、ふらふらよわよわだから。

 そう、ボク転校生。
 親しくねるるんとでも呼んでね。

[先程まで本気の殺意《銃口》を向けていたのを知っている者からすれば、説得力の欠片も無い言葉を言い放ち。
教えてもらった>>990魔法陣へと銀剣引き摺り歩き出す。]

(996) 2011/06/04(Sat) 23時半頃

ネルは、ポーチュラカの方向へは、あえて視線をやらない。

2011/06/05(Sun) 00時頃


「俺」の格付け、後で頼むわ。

[ドナルドを見送った後、獣《ベースティア》は楽しそうに哂う。
目の前の出来事に意識を奪われて肝心のモノがすぐ傍にある事に気付かない。

それは仕方ないとは言え、とても滑稽だった]

早く超上位種《エルダーロード》も増えないもんかね。
八つ裂きにしたい奴が多いなら、更に楽しくなる。


【人】 童話作家 ネル

[回復の為に魔法陣の中に寝かされ癒しを待つ槍真。
見下ろすその目に憎悪が灯る。]

 ……なんで、咎人(これ)が此処に居る。

 幾千の神々の命を巻き込んでも。
 これこそを"殺して欲しかった"のに。

[引き摺っていた刃の切っ先を向ける。
護身用などと口にした事は覚えていない。]

(1013) 2011/06/05(Sun) 00時頃

【人】 童話作家 ネル

 ………。
 …………平和?

 こんなに闇が濃いのに?

[刃を突きつけたまま、後をついて来た姿>>1008に振り返る。
場違いなにこやかさで。]

 ボクが来たのはねー。
 蒼と黄昏の混じるキレイなトコロー。

 ボクが其処に居るのは"絶対"にダメだって追い出されちゃったんだ。
 ひどいよねー。

[続く質問に答える。刃握る手が震える。]

(1017) 2011/06/05(Sun) 00時頃


ウッオィエ ソ ゴヴォ ラ ブオィ
(運命はただの夢)
ホフト ソ ”ドリーマー” ガ ヴォリ エグゴガパイァ
(さすがはドリーマーと言った所だね)

ペヒペ…
(奇跡…)

ロオイゥサヴァ
(なあるほど)


ハウ ポッゴッ レ エプ ガ リ エエピヴァ
(そう簡単にいくといいけどね)


― 終局後 ―

サイォ エポロポグゴ
(ほら 行かなかった)


そのようだ。


[食事と言う「干渉」が出来た事を改めて確認すると、まだゆらゆらと水面を揺らしているグラスの淵を叩く。

即座に静まり返り、映し出すのは栄光《グロリア》の過去。
小さな扉と呼ばれる少女。

成長したグロリアと誓約した為、ポチュラーカ自体が誓約の楔になる事はない。

だが多少なりとも獣を繋ぐ鎖である事は否定できず]

栄光《グロリア》はほっといても潰える。
だが、多少俺に影響を持つだろう過去の彼女も消すべきだ。

[解放された後の事をゆっくり考える。
超上位種《エルダーロード》を殺しに行くか、憂いを完全に断ち切る為に少女を殺すべきか]

どっちがいいかね…。

[悩ましい2択を思わず声に出していた]


【人】 童話作家 ネル

 きっと"今"じゃないとボクの憎悪《キモチ》は遂げられない。
 今更やるなら、あの時止めないけど、ね。

[ヤニク>>1020の瞳が語る意味は分かる。
向けた刃《殺意》を今一度、下ろすが。]

 だからさ、ロビー。
 今、これ殺してみない?

 代償半分くらいまけてあげるよ。

[治療や休息する人々の中に契約者の姿を見かければ、8割がた本気で提案してみる。]

(1027) 2011/06/05(Sun) 00時半頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/05(Sun) 00時半頃


アオァグギエイゥバイェ アゥグガ ボグポエ ロラポオァ
(思ってるよりずっと厄介なのかも)

”ドリーマー”オァ アグポイー
(ドリーマーもおつかれ)
オ グギ ”ヤニク” バッヴォサウ ト エエ?
(あ ヤニクって呼んだほうがいい?)


どちらでも好きにしろ。
それで…彼女の様子はどうだ?
周りが連鎖的に目覚めているが…彼女にはまだ『届かない』のか?


アェボオ バジェロイーギエイゥヘ ”ドリーマー” ヴィ ボ エエ
(じゃあ呼びなれてるしドリーマーで良いや)

[ハイーソ笑ウバウロ声色ヴォっゴ。]

ウウン(うーん)
エゲヴァ ガヴァエゴポガ アオァグゴッヴォ ロ ピヴァ
(一度届いたかと思ったんだけどな)

オガオァウ セガアヘ?
(後もう一押し?)

ロッヴォポ リ タオィン
(何だかすまないね)
ゴプホッ ペバウイェバプ ヘギ オァイォグギ
(たくさん協力してもらって)


[それは笑うような声色だった。]


【人】 童話作家 ネル

 ムカつくねー。
 でも"仕方の無いことだよ"

 それが絶対《ルール》
 世界の安定の為の理。
 全ての想いを踏みつけにしてでも遵守すべきこと。

 ……。
 トモダチかー。嫌なトモダチ持ってるねー。
 そういえばお名前はー?

[ここでもまた釘を刺された。
けれどそれにはまるで気づかない風に去っていく背中>>1033に名を問うた。]

(1047) 2011/06/05(Sun) 01時頃

【人】 童話作家 ネル

 そーそー、美味しい話だよー。
 これ……ソーマ君をさくっとするだけ。

[ヤニクはじめ、向けられる警戒は無視する。
掴んだ刃の柄の方で、ロビー>>1034に今だ目覚めぬ槍真を示す。

 白銀《アルゲントゥム》の皇女 運命《フォルトゥーナ》。

その時、聞こえたその名に。]

 ………あっちでもいいよ。

[切っ先の方で超上位種《エルダーロード》の姿をしたそれを指した。]

(1048) 2011/06/05(Sun) 01時頃

なに、気にするな。
舞台が始まり、彼女がキャストだとわかったから手を貸しているだけだ。
『役目』を果たす前にアリスの出番が終わってもつまらんからな。


”キャスト”


[喉を焼くほどの度数の酒を流し込みながら、先程の2択に更に悩む]

面倒だから栄光《グロリア》の関係者皆殺しにした方がいいか?

どうせ順番が違うだけで最終結果は同じなんだがな。

[どうすれば、一番面白くなるか延々考え込んでいた**]


【人】 童話作家 ネル

 あ、いいんだ。
 意外に物分り良くてびっくりした。

 それが神を殺すの覚悟って奴なのかな。
 あれだけ普通だと言っていたのに。

[それは今、超上位種《エルダーロード》じゃないと思う、とは黙っておいてロビー>>1059が歩き出すのを眺める。
多分誰か伝えるだろう。
伝えられなくとも、別に構いはしない。]

(1073) 2011/06/05(Sun) 01時半頃

ボプオィ ポ…
(役目 か…)

ガイェオイアゥ ”アリス” レソ 《虹》 ウァ ガ ホトヘギオァイォウォロエ
(とりあえずアリスには《プルウィウス・アルクス》を探してもらわないと)

ハウエイジョ
(そういえば)

”ドリーマー”(ドリーマー)
ペオェ ラ ソ ボプオィ?
(君の役目は?)


【人】 童話作家 ネル

 カリスマニートのせしるんね。りょーかい。

 ……諦めなきゃ、生きてけないからね。
 いっそ命(すべて)を奪えばいいのに。

[此方も星流>>1055の事情を詳しく知りはしないけれど。]

 うん、仲良くなれそうな気がするよー。
 よろしくー。

[深刻な雰囲気は一瞬。
いたって能天気に空いている片手でピースを返した。]

(1079) 2011/06/05(Sun) 01時半頃

ネルは、ヤニクに「ボクは炭酸水がいいなー」と差し入れに近づた。

2011/06/05(Sun) 01時半頃


いっただろう?

[そう言うヤニクの声はどこか楽しげで]

ただの観劇者<ウォッチャー>さ。
私はただ全てを見、この舞台<夢>を記憶する。

…そうだ、キミの誤解をひとつ正しておこう。
キミが以前に出会ったと言う夢見人…それはドリーマーであって、ドリーマーではない。
正確には夢見人<ドリーマー>というものは存在しないのだよ。
私が勝手に名乗っているだけだ。

私は万物の記憶と夢から成るモノ…しかし、四六時中こうして存在しているわけではない。
私が『眠って』いる間に世界を見、私が存在(あ)るべき時に存在(あ)れるように機を見る…その為の監視者。
ソレがキミの出会った夢見人<ドリーマー>だろう。
わかりやすくいえば彼らは私の欠片…のようなモノだ。


【人】 童話作家 ネル

 運命《絶対》は変わらない。

[女神《フォルトゥーナ》>>1083を否定するように呟いて。]

 そっかぁ。じゃあ仕方ないねえ。
 今度隙を見てやっちゃってよ。

[ロビー>>1084に適当極まりない返答をして。
魂《魔力》溶かし込んだ炭酸水に口を付ける。]

(1089) 2011/06/05(Sun) 02時頃

【人】 童話作家 ネル

[ひらひらと此方をみる修道女へと手を振る。]

 あー、これジュース混ぜたほうが美味しかったなあ。
 回復の為でも折角の奢りなのにっ。

[奢りでなくても代金払う気は無いのだけど。]

 等しく全ての運命が決まっているかなんて知らないけどね。
 絶対の運命《ルール》は存在する。

 それは栄光《グロリア》や運命《フォルトゥーナ》
 そこの咎人のが詳しいんじゃないかな。

[アリス>>1092の呟きに、目覚めた槍真を横目に言い捨てる。]

(1103) 2011/06/05(Sun) 02時頃

【人】 童話作家 ネル

 ロビーが居てくれれば安心だ。
 頼りにしているよー。

 ……ついでだから殺し損ねの神の鋭槍《オスカー》もやってくれると嬉しいけれどね。
 そいつは今、始末した方が絶対オトクだと思うよ。
 まあ、運命じゃないんだね。

[魔法陣から出られず困っている様子の槍真へと傍らの銀の刃を投げつける。
害意はあるが殺意はない。
魔法陣に弾かれるか、そもそも届きもしないか。

確認する気もなく、暗黒の空を*見上げた。*]

(1110) 2011/06/05(Sun) 02時半頃

ロイゥサヴァ?(なるほど?)
リ ペアプ(記憶ね)

スウン(ふうん)
”ドリーマー” ソ ハッアォエ ヘロエ?
(ドリーマーは存在しない?)

[楽しげな声に、楽しげな声を返した]

アェボオ ペオェ ソ ロッヴォエ?
(じゃあ君はなんだい?)

ペオェ ト ハウ ロライゥパガ ソ (君がそう名乗る事は)
”ドリーマー” ラ ハッアォエ ウァ パウギエフイゥ パウエ
(ドリーマーの存在を肯定する行為)

ジョッジョグ ト ウオーイーゴ ヘゅッポッ ポイォ
(万物が生まれた瞬間から)
ペオェ ソ ペオェ ヴィオイェ ロッヴォバ ”ドリーマー”
(君は君であり、ドリーマーなんだよ)



オァグガオァ
(もっとも)

オグゴラ ソ ゴヘポレ ペオェ ラ ポピイォ ロッヴォイァウ リ ピヴァ
(会ったのは確かに君の欠片なんだろうけどね)


童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/05(Sun) 02時半頃


そうだな…。
私がたまたまそう名乗り、たまたまそう言う名の存在が世界にできた…。
ドリーマーは存在しなかった、というのがより正確だな。

まぁ、そんなことはどうでもいいか。
私は私だ。

そして、キミのアリスがアリスである以上、いつかはキミの声も届くだろう。

[他のものには聞こえぬ声で語りかけながら、アリスにつれられていくアックを見送る]

…しかし、少女二人の水浴びを堂々と覗きか。
良い趣味だな。

[そんな冗談を言って、周りに見えない程度に手を振って見せる]


[アリスと同じ事を言うドリーマーに、きっと笑い声は届いただろう。]

ハウヴォリ!(そうだね!)
ペオェ ソ ペオェ (君は君)
”アリス” ソ ”アリス”(アリスはアリス)
ジャプ ソ ジャプ(僕は僕)

オァッヴォエ ロッギ セガグ オァ リ ロエ
(問題なんて一つもないね)

[軽く手を振られても、残念ながら返答はできなかった。]

オェアプイェ オイェトガウ
(見送りありがとう)

ロレ?(なに?)
オァヘポヘギ ペオェ ラ オェゴポグゴ?
(もしかして、君、見たかったの?)

[フフフと悪戯げな笑いを返す。]


まさか。
私を誰だと思ってる?
私は万物の記憶と夢から成され、全てを記憶するモノ…。

[だから、たまたまこうして男性の姿をしているだけでアリスを異性とは見てはいない。
故に覗くという行為に、なんら得もない…のだが]

そう、わざわざ覗かなくても、後で『夢』を見れば良い。

[実行する気もないことを、さも本気のように言ってみせた]


グオーイェ ラアォペ レ エオェ ウァ オェエヴォヒロエ アガパ ヴォ グギウォピ
(つまり覗きに意味を見出せない男だってわけ)
レ ポウォエハウ!
(可哀想に!)

[本気に聞こえる声に嘆くような声を返した。]

オーオ ジャプ オァ ジャプ ガソ エグギエイゥオァララ
(まあ 僕も僕とは言ってるものの)
ヒエジィグ ロッギエウ トエリッ ガソ オゥイッ リ ロッヴォピヴァ
(性別なんていう概念とは無縁なんだけどね)

ハオァハオァ エオー ソ ヴォヘ ルエツイゥオェ
(そもそも今はぬいぐるみだし)


ゲロオェレ
(因みに)

ルエツイゥオェ ヴォガ ヴォエギリギプイーイゥ アッロラパ ト スイイゥピヴァ
(ぬいぐるみだと抱いて寝てくれる女の子が増えるけど)
オーグゴプ ガプヴォロッギ バ アオァグギエロエ
(全く得だなんて思っていないよ)


[そうして、久しぶりにその姿になれば、妙な感覚を感じる。]

 なんか、力が戻ってきている。
 違う…いつもよりも力が流れている気がするわ。

[とはいえ、まだ扉に鍵がかかっているような感覚。
全てを解き放つには至らない。]


…ん?

…アック、そっちで…狼少女になにかあったのか?

[不意に、『夢』に変化があったように感じ、尋ねてみる。
そんな気配は感じないが…しかし、彼女が『カノジョ』になる必要に迫られて変化したのだとしたら…自分の知らないところで新たな章が幕開けしているのなら、見逃したくはない。
もっとも、アック自身シャワーにくっついて入っているわけではないだろうから、詳細な情報は期待していない]


ドリーマー ソ サッガウ レ ラ オェギイゥ?
(ドリーマーは本当に見てるの?)

… ト ”ホーライ・プレカーリー”
(…ホーリー・プレカーリーが)
”ヒト”ピエゴエ レ ログゴ ヴォリ オェゴエ
(ヒト形態になったみたいだね)

[アリスがシャワーを浴びるわけではなかったから。
実はくっついてシャワールームに入っているなんて言わないけど。]


それに俺がその獣《ベースティア》自身だしな。

[遥か昔の記憶が誰かから伝えられた伝承と共に思い出される。

カミと呼ばれるに相応しい力を持った者達が幾人も挑んで来た。

それらを悉く沈め、踏み締めるモノ全てに終焉を与えていた。

挑む者の数が徐々に少なくなり、最後に現れたのは栄光《グロリア》だった]

「私の話を少しだけ聞いて下さい」

[奇妙だった。今までの様に突然襲い掛かって来る事も無く、静かに輝く様な笑みを浮かべたまま話しかけて来る。

気紛れな獣はそれを面白いと取り、語る言葉に耳を傾けた]


《6666》の《言の葉》のかわりに。

どうぞ《干渉》しないで下さい。

《私》の《存在》において。


[その言葉通り、栄光《グロリア》は6666の言の葉を紡ぎ続けた。

その中に《陽》を二つに分け、力を託す件もあったが、獣は黙ってそれを聞いていた。

そして《6666》の代償を聴き終えると]

《負》の言葉以外をこれほど長く貰ったのは初めてだな。

いいだろう、今はその勇気と知恵で俺に向かって来たことが気に入っている。

気分がいい。

今ならその願い聞き届けてやる。

[獣は調伏された訳でも、撤退した訳でもなく。

ただ栄光《グロリア》が気に入ったと言うだけで与えられた蝕《デーフェクトゥス》で《潜む》誓約をしたのだ。

全て獣の気紛れ。


一度くらい栄光《グロリア》と戦っても良かったけどな。

[獣はもう一度欠伸をしてそう呟いた**]


[うとうとする中で僅かに力を増した天狼を感じ取る]

少し力目覚めたか?
無理すんなよ。
今そこで暴れたら、他の連中に殺されるぞ。

まだそこまでの力は戻って来てないからな。

[あふっ、と欠伸ひとつして忠告だけはしておいた**]


本当に見ていたら、「何かあったか」などと聞かないだろう?

[見てなどいないさ、と溜め息混じりに答え]

…なるほど、それが『もう一人の彼女』…か?
これで彼女のチカラがどうなるか…楽しみにさせてもらうとしようか。

[当の本人が今、着衣程度のことである種の危機に瀕しているとは思いもしない]


ハイー オァ ポ ハウ
(それもそうか)

[ドリーマーの言葉に、あっさりと笑うように肯定をした。]

ホギ ポロ ヴァウロイゥ
(さてどうなるかな)

パイー ト ”アリス” ラ ポプヒエ レオァ
グロトグギ プイーイゥガ ピヴァ エエ…
(これがアリスの覚醒にも繋がってくれると良いけど…)

ロ ”天狼”
(天狼か)

ジャプ ラ パガ ソ アジャイギロエ ピヴァ オェゴエヴォ
(僕のことは覚えてないみたいだけど)


あ、そうだそうだ。

[うとうとしていたが、ふと《Rebirth》を望む者の存在を思い出し、起き上がると水鏡の淵を叩き呼び掛けた]

忘れてた。

超上位種《エルダーロード》が何か面白い事になってるぞ。
栄光《グロリア》の対となる運命《フォルトゥーナ》が出て来てる。

[楽しそうにそう告げて、何があったかと問われれば、見ていた事をそのまま教えるだろう**]


【人】 童話作家 ネル

―戦場跡 一時の休息―

 ごめーん、手が滑ったー。

[案の定、銀の刃は槍真>>1115に届かない。
食事中にカップでも落としたかのような気軽い謝罪の裏に込められるのは、仄暗い憎悪。
向けられる怯えた表情。完全に"忘却"した者の表情。]

 ……都合よく忘れるんだ。
 絶対《ルール》で多くを踏みつけにし続けて。
 
 自らの"罪"とは向き合えないんだ。

[苛立たしく、空になったグラスを弾く。]

(1190) 2011/06/05(Sun) 19時頃

【人】 童話作家 ネル

[誰かが去っていったり、戻ってきたり。
会話しているのに耳を傾けて、差し入れの料理を適当に摘む。]

 ご馳走様ー。
 あー美味しかった。

 あれ、さっきの天狼(わんこ)?
 なんだー、もふもふじゃなくなっちゃったんだー。
 あっちの方、が………。

[槍真と同じ顔の獣の少女>>1159。]

 ………獣《ベースティア》………。

[揺らぐ思い出したくない事《ノイズ》だらけの記憶。
彼《オスカー》を思い出しても今だ多くが"忘却"の彼方に居る。
それが失われた伝承>>1140>>1141の一部であるとは思い出せない。]

(1191) 2011/06/05(Sun) 19時頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/05(Sun) 19時頃


【人】 童話作家 ネル

 覚えてない。

[修道女>>1194の問いに答える。]

 ボクちょっと記憶があやふやなんだ。
 忘れるはず無い咎人(えいゆう)君の事も忘れて……。

[はた、と思い至る。
忘れるはずの無い相手を忘れていた。
少女《栄光》>>1182の様子も同じではなかったか。

まるで意図的に記憶の一部が削り取られているように。]

(1195) 2011/06/05(Sun) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

 じゃあ、もふもふさせて。

[本気で掴む気は無いが、人型の天狼>>1196の尻尾に手を伸ばしてみる。]
 
 天狼だから違うはずだよねえ。
 君がそんな年のはず無いし。

 なんでだろうなあ、顔を見たら思い出したんだけど。

[違うと否定され、こてりと首を傾げる。]

(1202) 2011/06/05(Sun) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

[離れた場所からの少女《過去》の視線。
無視も避けることもせず受け止めた。]

 ………栄光《グロリア》も?

 栄光《グロリア》は神の鋭槍《オスカー》を忘れたの?
 ボクより彼(あいつ)の方が大事だったのに…!

[憎悪《オスカー》の記憶は戻った。
それでも、"何か"がまだ足りない。]

(1205) 2011/06/05(Sun) 19時半頃

/*
ちょっと相談です。
グロリアのキリングどうしましょう?
お二方がまだ表に出たくないのであれば、私は全然表に出れるので、キリングできますよと。
どちらかと言えば派手な力を持っているので、私がキリングすると漏れなくグロリアのいる側は世界が滅びます。(酷い)

ただ、私がやるなら今夜でなければきついなと思ったので、ちょっと相談しました。


/*
グロリア襲撃、お二人に強い希望がなければ俺が表出ますよ。
箱前に戻ったら設定周り諸々回収したいと思いつつ。


【人】 童話作家 ネル

 不自然なんてもんじゃないよっ。
 "全員"の記憶が欠けているなんておかしい。

[修道女の呟きや戸惑う少女《過去》>>1207に確信する。]
 

 栄光《グロリア》はオスカーの言う事聞き入れたじゃない。
 ずっと、ずっと傍に居たじゃないかっ!

 "あんな事"があるまでは……!

[混乱して立ち上がる。
その時、ふと鼻を突いた気配《匂い》は――。]

(1213) 2011/06/05(Sun) 20時頃

/*
私のほうは希望はないので、誰が表で戦っても問題ないです。
やりたい人がやればいいかなぁと。いなければ全然表に出ますの精神だったのでww


【人】 童話作家 ネル

 海の"匂い"がする。

[暗黒の空を見上げる。
それは魔女が此方へ来るのを防いだ津波の気配。
星《世界》の終焉の始まりの気配。

それは、栄光《グロリア》の終わりをも意味する。]

 栄光《グロリア》……。
 やっぱり役割《ルール》なんて捨てて……。

[言葉が届くよりも前に、少女《過去》>>1212は駆け出していく。]

(1214) 2011/06/05(Sun) 20時頃

【人】 童話作家 ネル

 栄光《ねえさま》……!

[後を追うのを躊躇し、震える。]

(1216) 2011/06/05(Sun) 20時頃

[聞こえる声に寝惚け眼を開いて]

俺は栄光《グロリア》が潰えない限り動けないって言った筈だが?

/*
お疲れ様です。
グロリアとの約束で明日以降じゃないと動けませんのでお願いします。変な設定つけてしまってごめんなさい(汗)

天国壊しちゃっていいんじゃないですか。
どのみち明日以降天国壊しに行こうかな、と思ってたので景気良く壊して下さい。
2人一緒に行くのも暗躍するのもどっちも楽しそうなのでお2人の好きな方でお願いします。


【人】 童話作家 ネル

 …………っ。

[わなわなと身を震わせる。
修道女や槍真のように追うことが出来ない。。]

 ………仕方ないことじゃん。
 栄光《ねえさま》が選んだ役割《ルール》だもん。
 絶対の運命に立ち向かったって無駄なんだ。

 其処には大いなる"嘆き"が待っているだけじゃないか。

[俯き、自分へと言い聞かせる。]

(1222) 2011/06/05(Sun) 20時半頃

【人】 童話作家 ネル

 ―――『ごめんなさい《ごめんなさい》』

[重なる過去と栄光>>1225に顔を上げる。
聞こえてしまったから、堪え切れずに駆け出す。

その距離は空間渡りの得意とする悪魔にとっては、たったの一歩。
隻眼の軍人に止められた少女《過去》の傍――他の後を追ったもの達からは一歩離れた所――に、波紋と共に出現する。]

 栄光《ねえさま》世界支えて満足だろうけど。
 嘆きを作り出すばかりの役割《ルール》がそんなに大事なの?

 そんなもの、全部壊して………!
 
[深い嘆きに彩られかけた言葉が終わるよりも前。
更に空間が罅割れる。>>1233]

(1235) 2011/06/05(Sun) 21時頃

【人】 童話作家 ネル

 絶対《ルール》……っ。

[その単語に息を呑み、視線を落とす。]

 ……離してあげてよ。
 好きなようにさせればいいじゃない。
 それが望みなんだから。

 助けるなんて絶対無理なんだから。

[創り出した銃を止めようとする者達へ向ける。
ほんの僅か、灰羽の黒が増した。]

(1248) 2011/06/05(Sun) 21時半頃

【人】 童話作家 ネル

 じゃあ、死んで。

[ダンッ―――。
槍真>>1252の拒絶に迷わず引き金を引く。]

(1254) 2011/06/05(Sun) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

 やだよ。
 ボクがアナタの願いを聞くわけ無いじゃん。

 "嘆き"なんて理解しないで、さっさと自分だけ死ねばいい。

[制止する少女《過去》>>1258をじっと見据える。]

 一方の絶対《ルール》を押し付けて。
 もう一方の絶対《ルール》を拒絶する。

 そんなの自分勝手だ。

[銃弾が左腕を撃ち抜いても、槍真は腕を放さない。
止めるものが居ないのならば、構わずさらに数度、引き金を引く。]

(1268) 2011/06/05(Sun) 22時頃

[そうして銃声や、ざわつく様を見つめながら、冷たい視線を送る。]

 ばかばかしい…今のままじゃ、皆の時間も終わるのに…。
 でも、このままだとこの世界は本当に終わってしまうわ。

[少しだけ考えて、それから仕方なさそうに溜息を吐いて]

 いっそ、世界を海で覆ってしまえばいいのかしら…。
 時間が掛かるけど、間違いなく世界の再生には通じるもの。

[まだ出口が狭い感覚が残る。]

 皆が死んでしまうのは哀しいけれど、それも仕方ないわよね。

[訪れるのは使命感。
全てのバランスを整えるために必要なのは、世界崩壊《リセット》]


【人】 童話作家 ネル

 やだなぁ、言って聞くならこんな事しないよー。

[守護の術を掛ける修道女へと笑う。]

 それにさー。
 警告はしたし。
 腕に当てたけど威嚇射撃もした。
 今だって即死はさせなかった。

 ボクとしてはこんなに 生 ぬ る い 対応をしているのに。

[銃口は逸らさない。
しかし、少女《過去》が庇おうと槍真の前に出るのには、さらに続けて撃つことを躊躇をして。]

(1283) 2011/06/05(Sun) 22時半頃

[]

破壊と混乱と混沌を与える狼、ですか。
……その力は、多ければ多いほどいい。
《栄光》の玉座を破壊すれば、混沌の力はより一層濃くなるはず。
そうすれば、その狼ともこうやって通じる事ができるだろうか。

[天狼が人間の少女の姿になる所は、見ていなかった。]


[ 楽しそうな声が聞こえたのは、丁度王宮で状況を報告している時だった。]

運命《フォルトゥーナ》が?
一体、どういう事です?

[訝しげに問えば、彼の見ていた事を説明される。]

それは益々普通の人間の手に負えませんね。
貴殿への贄とすれば、最適かもしれませんが。


[ 寝ぼけた声に、頷きを返した。]

貴殿を《解放》する事――つまり、《栄光》に終焉を齎す事、が
俺と貴殿との《契約》です。

その為の準備も、もうすぐ整う。

《栄光》の力は既にセカイに影を落とし
《過去》もただ救いを求めて祈るのみ。
英雄がいくら集っても
セカイの崩壊を止めることはできない。


【人】 童話作家 ネル

 …………。
 助けられもしないのに。
 その方法も無いのに。
 運命は絶対なのに。

 この茶番に一体何の意味があるの?

[問い掛ける。
一番問いたい槍真にはもう聞こえないかもしれないが。]

(1290) 2011/06/05(Sun) 22時半頃

 ……暗い闇の世界は嫌いなの…。
 闇に満ちた世界なんかいらない……。


    ―――ねぇ………


 ―――壊してしまっても構わないわよね?


【人】 童話作家 ネル

[ぐらり
地面が揺れる。
最初はゆっくりと。徐々に揺れは左右に大きく。
足元に広がる波紋が揺れを吸収し、影響を受けずに居る。]

 じゃあ、誰が助けるって言うんの。
 助けられるものが此処に居るのっ?

[のその正体は知らず、慌てたように去るヤニク>>1294へと八つ当たり気味に叫ぶ。]

(1309) 2011/06/05(Sun) 23時頃

[水鏡さえ揺らし始める天狼の力の震えに感心しながら]

お前さんは狼だ。
自然の守護神…。

自然の本能の赴くままに。

己の力を使うがいい。

[陽気な酒場のマスターではない、獣《ベースティア》が低く笑った]


 そう…だよね…。
 自然の再生には破壊が必要だもの…。

 いっそ滅びてしまえばいいのよ…。


……―――……


(ドリーマー?)

[ふと何かを感じたのだろうか。]


【人】 童話作家 ネル

 それが時間の無駄だって言っているんだよ。

[槍真から逸らす事の無かった銃口。
少女《過去》が槍真の手より逃れ飛び立てば、もう一人の邪魔者>>1300へと向ける。]

 運命《フォルトゥーナ》も告げているじゃない。
 栄光《グロリア》は終焉(おわ)りを迎えるしかないと。

 絶対に覆らない運命に抗い、もがいた先。
 纏め上げられる因果は絶望《嘆き》だけだ。


 そう、今の全ては絶対《ルール》によって導かれた結果だ。


[それでも引かぬ相手ならば、銃弾を撃ち込もうとして微かな音《詠唱》を聞く。]

(1316) 2011/06/05(Sun) 23時頃

っ。

[突然かけられた言葉に、微かに動揺が走る。
アックは意識に語りかけられる…だとすれば、今の「会話」も聞かれたかもしれない。
…『彼女』に対する危険を増やすわけにはいかない。
もし聞かれていたなら…キャストに手を出すのは気が進まないが、この手で…。
アックの声に返答せず、そんな事を考えていると]

―――やめて、ヤニク。

[『彼女』の声が…意図してアックにも届くように発された彼女の声がした]

…な…!
『記憶の雫<メモリア>』! キミはまだ懲りて…!

―――大丈夫よ。
 彼に害はないわ…私が言うのだから、間違いないでしょ?

それはそうだが…!
しかし、情報の漏洩元が増えるのは…!


―――もしそうなったとしても、貴方が守ってくれる。
 だから大丈夫…ね?

…ちっ…。

[呆れたような舌打ちが、意識のなかに響いた]


(やあ、君にも相棒が居たんだね
 いや、すみにおけない)

[いつもと同じ言語を使い、彼らの声に返す。]

(…………どうやら尻にしかれてるようだけど)

(はじめまして?
 ゛記憶の雫゛
 僕の事はしっているかな?)


[―― それが、自然の力、"天"の災厄を司る"狼"。

 ――― 天狼の彼女の本来の力の一部。]


!!!!!

゛アリス゛!!!!

[僅かに感じた覚醒の気配!
けれども、また

また僅か ゛届かない゛]


(ホーライ・プレカーリー…… 君は)


 ねぇ――上手に出来たかな…?…パパ…?

[姿なく届く声の主。
記憶が混乱している彼女に届くその獣の声は、父に似た声で…。
だから、その声に従うのは、とても心地よく…。]


[パパと呼ばれれば苦笑しか出来ないが、あながち間違いではない]

まぁ人間から見たら近い存在かな。

ああちゃんと自分の意志で力を動かせたんだな。
上出来上出来。

最初は哀しいかもしれんが、森の仲間達はいずれ感謝するだろう。

[全て崩壊した後に天狼が慈しんだモノが残るとは思っていない。
最終的に獣が全て滅ぼすから。

だが今はそれを伝えはしない。

利用する為ではなく、純粋に天狼が己の意志で動くように、応援するだけ。

対峙するその時まで]


 うん、大丈夫だよ。皆いつか死んじゃうもん。
 それが、少しだけ早くなっちゃっただけだよ。

[褒められると、嬉しそうにその言葉を続けて]

 そうだよね。世界が再生できなくなるほどに死んじゃってからじゃ遅いよね。
 今なら大丈夫だよ!ちゃんと世界が再生できるもん。

[壊れた笑いを続けるが、落ち着いたその時は更なる絶望が襲う。
それでも、今はただ嬉しそうに笑い、舞い踊る。]


【人】 童話作家 ネル

 栄光《グロリア》は、望んでくれない…!

 望んでも助けられないのに。
 助けてと言われて助けられないのに。

[機械音に似た詠唱>>1325の意味は解せ無い。
唇と噛むと、攻撃と迎撃両方の為にもう片手にも銃を創り出す。]

 ………っ!?

[両手の銃を闇に似た霧が絡めとられる。
それが両手をも捉える前に、武器を手放し1m程背後へと転移(と)ぶ。]

(1340) 2011/06/06(Mon) 00時頃

【人】 童話作家 ネル

 絶対《ルール》に抗ってボクは"嘆き"たくない。

[ぼろり、と一滴の涙《嘆き》が頬を伝う。

それは―――。
まるで槍真>>1324から堕気が溢れ出すのに反応させたように、灰羽の片方を黒く染める。]

(1346) 2011/06/06(Mon) 00時頃

…アック、もし『記憶の雫<メモリア>』が私の中にいると他言したら…そのときは…。

―――ヤニク!

…万が一のときの話だ!

―――そうはならないから、そんな話は必要ないわ!

…勝手にしろ!

―――…えぇ、はじめまして。
 貴方のことももちろん『記憶』してるわ、アックアッツォーネ。
 貴方のことも、アリスのことも…全ては『万物の記憶<ユニヴァース・メモリー>』(私)のなかに…

…メモリア、それは…!
キミは…! 何処まで…!! 無計画なんだ…!!!
私が何のために…!

[ヤニクが珍しく感情を表に出し、怒鳴りつける]


―――『万物の記憶<ユニヴァース・メモリー>』(私)を『記憶の雫<メモリア>』と呼び、『万物の夢<ユニヴァース・ドリーム>』(貴方)が『夢見人<ドリーマー>』と名乗っているのか、わかってるのか!
 でしょう?
 もう聞き飽きたわ…。

…!!!!
…ッ! …ッッ…ッ…!!

[結局全部言ってしまったらしい『彼女』に、ヤニクは言葉も出ないようだ。

…そう、夢見人<ドリーマー>とは仮の名(名前ではないが)であり、記憶の雫<メモリア>も同様だ。
夢見人<ドリーマー>としての彼は、大局に現れるヘンジンとして通っているが、本来の彼等の名…『万物の記録<ユニヴァース・レコード>』は、その実在をほとんど知られていない。
それ故の仮の名だったのだが…]


[そう…つまりは、今までヤニクの語ったことはうそではないにせよ、本当ではなかった、ということだろう。
ただの観劇者などではなく、自分も役目と目的を持って『舞台』にいた。
大局をの間近に身を置き、己の…彼女の害になるようなことがあれば、即座に対応できるように視る…それが、ヤニクの役目]


【人】 童話作家 ネル

 ………。
 そうだよ、
 絶対に抗えないから見捨てる。
 無駄な希望なんて持って絶望したくない。

 ―――『灰色は 嘆きの黒に 落ちる』

 ボクは嘆き《絶望》に、堕ちたくない。
 全部ボクの身勝手。

(1374) 2011/06/06(Mon) 00時半頃

【人】 童話作家 ネル

[ざっ …… ざざ … ……

背で黒に染まった黒羽がざわめく。
闇が育つ。それは確かな"堕気"を纏う。

雨が降る。雨が降る。雨が降る。雨が降る。黒い雨が降る。
世界に降る。宇宙に降る。運命に降る。絶対に降る。

それは嘆き《絶望》の……――――。]

(1376) 2011/06/06(Mon) 00時半頃

【人】 童話作家 ネル

 ……だってー、ボクはボクが一番大事だもん。

[ざぁぁっ
染まりかけた黒が灰色へと戻る。
場違いな能天気な笑顔が戻る。]

 ボクを捨てちゃった人なんて。
 助ける気は無いよー。

 下らない運命《ルール》にしがみついて皆死ねばいい。

[酷くなる揺れ、強くなる風、香る海の匂い、近づく終焉。
とん、と虚空を一段"上る"。]

(1379) 2011/06/06(Mon) 00時半頃

(やっ ば!?)

(二人とも!
 君たちの事を他言無用にするのはもちろん了解するよ
 君《記憶の雫》の知識を悪用されるのは僕にとっても本意じゃないし
 二人のやりとりも聞いてて楽しいしねっ)

(それでもってドリーマー
 先ほどの約束を覚えているかい?
 僕さ 今が
 本当に困ってる時なんだけど)

(つまり 何が 言いたいかというと)


(助けてえ!!!!)


怒りに震える事も嘆く事も悼む必要もないのにな。全て終わるのに。

[命があるから、形があるから、想いがあるから苦しむのだろう。

獣からすれば与える終焉は獣なりの慈悲かもしれなかった]


語りかけろアック!
今ならキミの『言葉』が聞こえるはずだ!!


【人】 童話作家 ネル

[超上位種《エルダーロード》>>1368の警告が聞こえる。
終焉の空に八重咲きの花が咲くのが見える。]

     『《  救って  》…――』

 やだよ。

[答えは、前と一緒。
けれど、繋がる糸《因果》を手繰るように不可視の階段を"駆け上がり"、転移(と)ぶ。]

(1393) 2011/06/06(Mon) 00時半頃

始めたり止めたり、忙しいな。

[混乱する天狼の声が耳に届く。
獣としては救われようが崩壊しようが構わないのだが、不安定な泣き声はあまり心地良くは無い]

慌てるな、お前が悪いわけじゃない。
お前の大切なものはまだ生きているんだろう。
だったらそれを守ることだけに集中しろ。


童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/06(Mon) 01時頃


いいか? お前は悪くない。

[一瞬誰が悪いか、と口に出そうとしたが、それでは天狼を操る事になる。

そこまでする気は無かった。

ただ泣き声をあやすだけ、言えるのはそれだけだった]


(ありがとうドリーマー!
 責任とるとる!
 これは借りだよっ!!)

……!!!
(今 か!)

(―――――…アリス………)


(アリス!!!)


[それは、横にいた男だけでなく、もう一人の声に対しても述べたもので。]

 だいじょうぶ。私は、私の守るもののために、今は集中するもの…。

[お前は悪くない。といわれた言葉には、少しだけ嬉しくなるが]

 こうすると決めたのは私だもの。
 使命を受け入れると決めてしまったのも私。
 でも、大切な人を守るって決めたのも私。

[真っ直ぐ言い放ち、それから…]

 だから、この世界は終わらせる。
 その罪はちゃんと背負うもの。


[背負うと決めたその罪も、償いも、それはあまりに大きく重く。]

 でも…これが正しい…私の使命…。
 再び同じ事を繰り返さなければならない…。

[悲しみに似たような声を上げて、それでも真っ直ぐと]

 あーちゃんに嫌われちゃうだろうなぁ…。
 私、最後までやりきらないといけないのに…。

[思い出したのは使命と記憶。
そして、その力の全て…。]

 なんて…世界は簡単に滅ぶんだろう…。

[自分の力を持ってすれば、それがとても簡単なことだと、改めて知ってしまった**]


【人】 童話作家 ネル

[『灰色は 嘆きの黒に 堕ちる』

それが追放された半神半魔に課せられた運命《絶対》]

(1458) 2011/06/06(Mon) 01時半頃

【人】 童話作家 ネル

[
だから、諦めた振りをした。

だから、他者の嘆きを哂った。

だから、栄光《グロリア》に背を向ける。

だから、嘆かない。

だから―――……。]

(1460) 2011/06/06(Mon) 01時半頃

【人】 童話作家 ネル

[―――"まだ"、絶対《運命》に抗う事を諦めていない。]

(1461) 2011/06/06(Mon) 01時半頃

【人】 童話作家 ネル

―第七天国―

[蒼と黄昏の混じる場所。
花冠を作った思い出の場所。
何処にも属せない故に、何処にでも飛べる力を持ってしても、追放された子が居るのは許されなかった場所。]


  "ねえさま… …… ごめん… ……"


[最期まで、決して嘆かない。
一輪の白い花を手折り、背を向ける。
次に行くべき場所は、糸《因果》が教えてくれる。
その先にあるのは絶対の絶望《嘆き》なのかもしれないが。


                  *...To Be Continued*]

(1468) 2011/06/06(Mon) 01時半頃

[己を取り戻し、しかし悲しみに暮れる天狼の声]

そうだ、命は脆く儚い。
それを気付かず大切にしなかったから世界は滅びる。

ただそれだけだ。

[傍にいれば頭を撫でる位はしたかも知れないほど厳しく、そして穏やかな声を掛けた。

獣は気紛れに情をかけ、けれど敵になれば躊躇い無く牙を突き立てる]


童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/06(Mon) 01時半頃


俺にとっての奇跡? 簡単だ。滅びるものだ。

[エフィの問い掛けに応えたのは獣。
終焉を与えるべき片割れの世界が滅びたのは少し口惜しい気もする。

だがそんな事は些細な事。
終焉を与える存在がある限り、滅ぼすのが獣の役割]


―酒場で目が覚めた後―

あ…そうだ…!
アックアッツォーネ…!
…アック…!

[彼と…そしてアリスの安否が気にかかり語り掛ける。
しかし、アックに彼女の言葉は届くかもしれないが、アックの「言葉」は彼女に届かない。
彼女自身は、そういった会話手段…声にならない言葉を受信する手段を有していないのだ。
ヤニクの力の影響や何らかの形でアックの「声」が強まっていれば彼女にも聞くことはできるかもしれないし、同じ場所に飛ばされていたなら、直接的に『言葉の記憶』によって得た人と同じく、空気を伝わる声で語りかければ、もちろんそれは聞こえただろう]



訳:『彼女』のみでいる間は、『アック』の声を飛ばす力が強まっている等なければ、『彼女』には聞こえないかもしれません。
『言葉の記憶』で人語をしゃべれるようになっている(はず)なので、直接話しかけられればそれは当然聞くことができます。


思ったよりも早く、願いが叶いそうだな。

[言葉とは裏腹に声は冷たい。]


[冷たい声が届く]

まさかここまで表が崩壊、いや消滅するとは思ってなかったか?

[彼の望みは《Rebirth》だったはず。
最早そんな事を言っていられないような事態になっているとぼんやり思っていた]


ああ――最早セカイは反転《Rebirth》だけに留まらない。
宇宙は歪み、天は崩れ、全てが混ざり合う――

[小さな溜息]


暴れる必要性がないか…獣の存在を認めてもそう言えるかね。

[ククッと口元が歪む。

獣の姿を知ればどれだけの者が裏切り者と罵るだろうか、憎むだろうか、そして戦いを挑んで来るだろうか]

楽しみだな…。

[獣の見えぬ牙がギラリと光る]


混沌《Chaotic》――


[しかし、次に呟いた声は、僅かに高揚していた。]


[僅かに昂揚が耳に届く]

お前さんも魅入られた者だな。


[それは嘲りではなく称賛なのか。
問い掛けられても答えるつもりはなかった**]


……ここまで崩壊すれば、後は自滅を待ってもいいものだが。

《契約》は、果たされなければならない。
確実に。

全ての"混沌を望む獣"を《解放》する為に、《栄光》を手に掛ける。


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処刑者 (7人)

ネル
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