人狼議事


224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜

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視点:


[────己の、正体にも。]*


[  ────本当に?  ]


洗濯婦 ドロシーは、メモを貼った。

2015/05/25(Mon) 20時頃


【人】 洗濯婦 ドロシー

──祭り前日──

大丈夫よヴェスパタイン。
ちゃあんと綺麗にしておきましたからね。

[>>0:109得意様の言葉に請け負って、荷物を渡す。
背負っていた背中が冷えた。
汚してすぐのものであれば、少々のシミなら綺麗に消えるものだ。]

冷えるけどね。
いったい何年この仕事してると思うんだい?
こーんな手だもの、熱くても冷たくても平気で扱えちゃうわよ。

[ほおら、とひらひらする手の皮膚はごわついて分厚い。
この手で困ることなど、
生まれたばかりの赤ん坊の頬に触れたら
むずがられてしまうことくらいだ。]

(42) 2015/05/25(Mon) 21時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

おや、おやまあ。
お祭りの約束?
いいじゃない!

[>>5シメオンの言葉は予想よりずっと喜ばしいものだった。
思わず詳しく聞きたい心がうずくが、我慢だ。我慢。
後で聞こう。詳しく。]

ええ。ぜひ、いらっしゃいな。
おばちゃん、腕振るっちゃうから。
ヴェスパタインも、来られるなら一緒にね。

[食事は皆で揃ってが一番いい。
ここ2年ばかりは1人だから、特にそう思った。**]

(43) 2015/05/25(Mon) 21時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

──    ──

[最初、ドロテアは夫と娘、息子の四人家族だった。

二十年ほど前、娘が冬の森で行方不明になった。

十年ほど前、息子は都会へ、夢を叶えに出て行った。

二年前。
木こりであったドロテアの夫は、森で冷たくなって発見された。

ドロテアは今、一人暮らしである。]

(46) 2015/05/25(Mon) 21時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

──祭り当日──

[昨夜はとても充実した夕餉になった。
一人で食べるとなれば味気ないものだが、
オスカーという来客と持ってきてくれたうさぎのおかげで、
食卓はとても華やかになった。
といっても、家庭料理の域ではあるのだが。

友人を招いての夕餉も不定期に開催してはいるが、
身内は身内でまた楽しい物だ。
成長する甥のこれからが楽しみである。]

さてさて。
片付けを済ませちゃったら、お祭りね!

[洗い物を終わらせ、手をエプロンで拭きながら、
窓から空模様を見上げた。]

(47) 2015/05/25(Mon) 21時半頃

洗濯婦 ドロシーは、メモを貼った。

2015/05/25(Mon) 21時半頃


【人】 洗濯婦 ドロシー

──教会──

[祭り会場へ向かう前に、
女が訪れたのは教会だった。

シスターにいつものように挨拶を済ませ、
定位置になった席で手を組む。

メルヤがやってきたあの日と、同じ格好で。]



[祈りの時間は短くはない。
けれど、毎日と変わらない長さではあった。
やがて聖像を見上げ、この日の祈りは終了する。]

(59) 2015/05/25(Mon) 22時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー


……今日も、平穏でありますよう。


[普段より一言多く祈ったのは、
背中に這い上がるような寒さを感じたからだった。]

(60) 2015/05/25(Mon) 22時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

──祭りの広場にて──

あら。あの子、去年のお祭りは別の子と居たけど……
今年は何かあったのかしら。
たまたま今だけ?

まあ。これおいしいわ。
下味は何を使ってるのかしら……

[きょろきょろと周囲の人を観察しては、
片手の戦利品をぱくつく。

人を誘わず、通りすがるだけのつもりの祭りだったが、
一人でもそれなりに楽しんでいる模様。**]

(79) 2015/05/25(Mon) 23時半頃

洗濯婦 ドロシーは、メモを貼った。

2015/05/25(Mon) 23時半頃


  『 嘘吐き。 』


  『 わたしよ。 』


[カラカラ、と、頭の奥深いところで何かが回る音がする。
見開かれた菫色の瞳は、確かに目の前の青年を捉えていた。

否。目の前の青年の、瞳のもっと奥の奥。


ねぇ、わたしよ。
遠くて近い声が鳴く。まるきり別人の思考が割り込んだように、少女の意識は完全に停止する。

わたしよ。わかるでしょう?

カラ、カラ、カラ。
ああ、滑車が回るような何て耳障りな音。
彼が答えてくれたなら、この不快から抜け出せるんだろうか。
明滅する意識の底で、少女の知らない獣が息をする。急かすように。

はやく。はやく。]*



[ 目蓋の裏側に直接破片が混じったような冷たさを痛覚として認識する。

せり上がる唾液を嚥下することも忘れて、唯々魅入る。
戸惑いの種を摘み上げた唇はゆぅるりと弧を描き、吐息混じりに音もなくひとこと「囁く」だろう。 ]

  『 あぁ───…見つけた。 』


[潜り込む異分子。
内側から侵食しては脳を巣食う正体に気付けた者を知らない。

何故なら、真実に気付く前に、人は皆───]


  [ 凍らせてしまうのだから。 ]



[くすり。


喉奥で声は嗤う。
唇は動いていない。ただ息をするように滑らかに紡ぐ。]

     『 誰に見て欲しい? 』

  『 誰に気付いて欲しい? 』


  『「キミ」の望むままに。』



[ 何が「変わった」というのか、

この男は自覚していないのだけど。]


[それはまるで、いつも通りを望むように。]*


  『 あぁ───…見つけた。 』




[カラン。……カチ、リ]


[音を介さない囁きが、そろりと風に乗った。
鼓膜では無い場所から脳の深く深いところまで、届く。

カチ。カチリ。空回りする歯車が、確かに噛み合う音。深めに被ったプラトークの陰で、停滞した意識が戻る寸前に、少女は確かに──微笑んだ。

誰に見せた事もない、愉悦と欲に濡れた瞳で艶然と。]


  『 はじまりは、今夜 』

 

     『 誰に見せたい? 』

  『 誰に気付かせたい? 』


  『「あなた」の望み通りに。』


  『 今夜、始めてしまおうか。 』



[人の負の感情を媒介にして獣は嗤う。
ゆっくりとではあるが確実に人の身体に染み込んでは、記憶さえも支配しようと喰らう。

手始めに誰から魂を引き取ってしまおうか。

幼馴染でも、師匠でも、誰だって構わないのだけど。

人が集まる場所といえば───…]

  『 料理は得意? 』

[肉体は離れた場所ではあるが、一度確認することは出来たから囁きは届くのではないかと。

万が一、届かなくとも問題はない。
身に纏う冷気が伝えてくれる。

今夜は荒れる。]


  『「キミ」の料理が食べたいな。』*


【人】 洗濯婦 ドロシー

──>>85朝方:自宅兼店舗──

はいはい、どなた?
あら、ジリヤちゃんじゃない!
いらっしゃい!

[広場に出かけるよりも前。
本日の短い受付時間に、見知った顔を見つけて微笑んだ。]

昨日の服かしら?
ごめんなさいね、洗い終わってはいるのだけれど、
乾くのにもう少しだけかかるのよ。

[口惜しいが、気温ばかりは自由にならない。
日を浴びさせれば、今日中にある程度は乾くのだが。]

それとも、別のご用事?

[早とちりしがちなのが、女の悪い癖の一つだ。
言うだけ言って、首を傾げる。*]

(125) 2015/05/26(Tue) 21時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

──現在:祭りの広場──


…………出会いの気配がするわ?!


[きゅぴーん。
屋台の間を、通りを巡っていた女は、>>87おしゃれした若者の姿──これはケイトだと、女の優秀なカンは察知した──に、反応した。

彼女がこれまで、あんなおしゃれをしたことはない。
少なくとも見たことがない。
これはもしや、と視線で追いかけると、
>>89近くを通りかかって足を止めた、シメオンの姿。]

(126) 2015/05/26(Tue) 21時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

これは、これは……!

[ごくりとつばを飲む。
この2人が仲良く過ごしているという記憶はない。
それこそ、ごく幼い頃に子をまとめて遊ばせたときになら、
少しは遊んでいただろうが。
さすがにノーカンだろう。]

……いいえ。いいえ、だめよ。
これは見守るもの……!
あたしは何も見ていやしませんからね……!

[拳を握る。
何を話しているかはわからないが、
ここで立ち止まって見守ってはじゃまになるかもしれない。
話が盛り上がる前なのはとても惜しいが、
そそくさと場を立ち去ることにする。

だから、その後の決定的な場面を見ることは、なかった。*]

(127) 2015/05/26(Tue) 21時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

──酒場──

はいはい、お届けだよ!
嫌だねえ、随分ひどい雪だこと。

[大きなカバンを背負い、酒場の扉を開いた。
今日は珍しく泊まり客がいるようで、
そのための洗濯物を頼まれていたのだ。]

これは今日、戻れないかもしれないわねえ……
寒いさむい。
パルック、モノはいつものところに置いておくからね。
ちょっと暖炉に当たらせてね。

[ぶるりと身体を震わせ、大量のシーツやタオルを
所定の棚にどっさりとしまい込む。
もう慣れたものだ。]

(129) 2015/05/26(Tue) 22時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

さて、……あら。あら。
見慣れない方ね?
この村のお客様かしら。ようこそ!
せっかくのお祭りの日だけれど、
あいにくの天気になっちゃったわねえ。

[>>128見かけた丸っこい人に、にこにこして話しかける。
外からの客は大事にしなければ。]

アラン?
アランって子は前はいたけれど、今は街に出て……
あら。あら、もしかしてあの子も戻ってきたのかしら!

[ならば嬉しい事だ。
息子のイヴァンと同じ年頃の彼もまた、
都会へ働きに出ていたはずだが。
懐かしい顔に会えるかもと、顔を輝かせる。]

(131) 2015/05/26(Tue) 22時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

──朝方:店舗>>145──

乾かすには、どうしてもお日様がいるからねえ。

[こればかりは、技術でどうにかできるものでもない。
室内で出来る限りのことはしているが、
そのまま着用しては風邪を引いてしまうだろう。]

昔のお祭り?
そうねえ、あたしの頃。
懐かしいわねえ、あの人と一緒になってからは、
子どもも生まれてそれどころじゃなくなったから……

[尋ねられれば、思い出す。
着飾って男性とおでかけ、なんてはしゃいだのは、
もう何十年も前のことだ。]

(150) 2015/05/26(Tue) 22時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

[夫だった男性との、小さな待ち合わせの約束事のこと。
遅刻してしまったこと、着飾りに対して下手な褒め言葉をもらったこと。

軽く話す中で思い出すのは、しまい込んだままの当時のワンピース。
自分用に仕立て直してもらった、家にある服の中では一番華やかな一枚。]

そうねえ。
あたしが着てたやつ、ずうっと仕舞いっぱなしだったわ。
古いけど、いい生地や刺繍が使われてるのよ。

[いずれ娘に、と考えていたものだった。
娘は森で行方不明になって久しく、
ワンピースは行き場をなくしてしまっている。

そうだ、と、閃いた。]

(151) 2015/05/26(Tue) 22時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

ねえ、良ければ着てみない?
お祭りに着ていくのだって、恥ずかしくないデザインだと思うのだけど。

[考えたのだ。
昨日預けられた洋服は、おばちゃんの視点からもとても可愛らしかった。
今日急いで引き取りに来たのは、もしかして、着たかったのでは、と。
もちろん、夕方頃であれば預かった洋服も乾く。
間に合わなかったわびの意味もある。
乾くまでのつなぎに、もしも嫌でなければ、と小首を傾げた。*]

(152) 2015/05/26(Tue) 23時頃

 だから、作るの。「あなた」と「わたし」で。 


洗濯婦 ドロシーは、メモを貼った。

2015/05/26(Tue) 23時頃


  『 さて。「キミ」が行かないなら「僕」が行ってこようか。 』

[ 外は吹雪いてきている。

檻の中に閉じ込める準備は整いつつあるのだ。
だが、同時にここには人が多い。
見つからないように人を欺き、狡猾に操るにはどうすれば良いだろうと。

人間にも人間で時たま獣らに惹かれてしまうような者はいたけれど。

宴の始まりは自分達の手というのも一興。]

  『 さて。どうする。 いい案はあるかな。 』

[侵食は進みつつある。
こうして媒体の意識が覚醒しているのに、囁ける程度には。]


【人】 洗濯婦 ドロシー

[真ん丸な男性は、連邦議員、らしい。
こんな田舎にそんな立場の人が来るなどと思わないから、
思わず目を男性のお腹みたいにまん丸くした。]

まあまあ、ご丁寧に。
あたしはドロテアといいます。しがない洗濯婦ですよ。
議員さんなんて、そんなお偉いさんが、
この村にご用事なんですねえ。

[そして、間違いでなければあの『アランくん』が、
この真ん丸議員の部下とな。
この村と議会なんてものはそう簡単に結びつかず、驚くばかりだ。

どうやら機嫌が悪いらしいのを察して、
しかしアランの場所はわからない。
すみませんねえ、と軽く謝罪を入れた。]

(168) 2015/05/26(Tue) 23時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー


視察って、一体どんなことをなさるんです。
ご覧のとおり、この村は大したものはありませんが。

[暮らしやすい村であることは自信があるが、
連邦議会なんて遠いものが関わるとも思えない。

見るからに態度はよろしくないゴムマリ議員氏は、
一体何を任されたのやらと、好奇心から探りを入れがてら、
怒りをそらそうと試みた。]

(169) 2015/05/26(Tue) 23時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

[まんじゅう議員は>>167体格以上にでかい態度で、
無駄に偉そうに命令を始めた。
これは面倒な人間が来たものだと内心で顔をしかめるが、
声の先を見て懐かしい顔を見つければ、ぱっと顔を輝かせた。]

アランくん!
まあまあ、本当にアランくん、ね!
久しぶり!大きくなったじゃない!

[トド議員は態度以上に大きな贈り物をしてくれたようだ。
アランが仕事の一環とはいえ、戻ってきてくれた。
自分とアランの歓迎ぶりの違いに、
ウド議員が機嫌を悪くするかもしれないが、
細かいところはまあ今は気にしないでおこう。]

元気にしてた?
もう寝るときにお腹出して風邪引いたりしてない?

[まくし立てる思い出は決して良いものばかりではないが、
喜びはしゃいだ女はやっぱり細かいこととして気にしなくなっていた。]

(172) 2015/05/26(Tue) 23時半頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

やだもう、そんな堅苦しい言い回ししなくていいのよ?
懐かしいわねえ、もう、そんな言葉遣いもできるようになったのね。
イヴァンなんて出て行く前にクソババアなんて言ったのよ。
こんなに差ができちゃったのねえ……

[あっなみだが。気持ちだけ。
目元を押さえる仕草しつつ、アランに笑顔を見せる。]

そうそう、そちらのヨアヒムさんの部下としてお仕事────


[などと、最近の話を聞こうとした横で。]


[ばっしゃーん]


[なんということでしょう。]

(182) 2015/05/27(Wed) 00時頃

【人】 洗濯婦 ドロシー

[やりおった。

というのが先に来る。
咄嗟にポケットから大きめのタオルハンカチを取り出し、
激高した肉まんの視界を塞ぐように拭いにかかる。]

ヨアヒムさん、ほら、ほら早く拭きましょうね、ほら!
服がシミになりますからね、早く着替えましょうね、ほら!

[横目で確認すると、ヴェスパタインの様子がやばい。]

アランくん、リーくん!
ヴェスパタインを!

[視線を走らせた近くにいた成人男性にあわてて声をかける。]

(188) 2015/05/27(Wed) 00時頃

─???─
 

 『 料理は得意? 』


  (ああ、そうだ、ごはんを作らなきゃ。……どうして、だっけ)


  『 「キミ」の作った料理が食べたいな。 』


  (そうだ。そう。あのひとが望んだから。私の作った、料理…私の…わたし、の。)

[知っている誰かの知らない声が、麻薬のように脳の芯を犯している。
甘ったるい倒錯感が少女の意識を曖昧にする。頭の中の誰かと自分が、じわり、と、混じり合う感覚。
彼の問いに、答えなくちゃ、ならない。]


  『 「あなた」は誰がいい?
  大切な先生かしら。久しぶりに会ったお友達?──ああ、それとも 』


  『 あの、雪の妖精みたいな、幼馴染? 』


──────ッ。だ、め!


【人】 洗濯婦 ドロシー

[さてさて、うまいこと事をおさめられるものか。
風船議員のお金がかかってそうな服のため、という名目で、
べっふべっふとふき取りにかかり。

周辺にこのお怒りのとばっちりが飛ばないよう、
最悪憎まれ役を買って出る心を固めた。**]

(196) 2015/05/27(Wed) 00時半頃

洗濯婦 ドロシーは、メモを貼った。

2015/05/27(Wed) 00時半頃


[赤い紅い微睡みの中、唐突に少女の意識が浮上する。
ここは?
一体なにをしてるの、私。
今の声は、だれ。

溢れるように割り込んだ思考に、脳は勝手に混乱する。足がガクガクと震え、制御の利かない少女の身体はその場に膝をついた。

咄嗟に視線を巡らす。
知っているはずの叔父の家なのに、そこが何処なのか認識出来ない。
ただ、一つだけはっきりしている事実がある。目の前に、その叔父が居て。────伸びたその両手が、指が、自分の頸を締め上げている、という事だ。]


  ────っ、お、じ、…さ…

[ひゅう、と喉が鳴る。息が出来ない。
力の抜けた手から、からん、と何かが落ちた。つられるように視線が床に落ちると、転がっているのは肉切り包丁だ。どうして。どうして、こんなもの。]

  『すまない…ケイト、兄さん、すまない…!』

[泣きながら叔父が両手に力を込める。
ぐ、と喉笛が押し潰される。声なんて出る筈無い。次第に細くなる意識に、パルックの泣き声だけがいやにはっきりと届く。

殺さなきゃいけないんだ。
雪鬼《スニェク・ディアボル》は、殺さなきゃ、いけないんだ。そう。]

  (ちがう。わたし、雪鬼なんかじゃ。)

[じゃあ、何故?
肉切り包丁で何をする気だった?ぐるぐると回る視界に、歯車の音。
どんどん遠くなる意識の中、ふいに脳裏を過ぎった何か。陽光を跳ね返す、金の、柔らかな──]




  ────……す、けて、

        …シ………オン……

[ぶつん。]**



[ いつだって、何にだって。

自分は、一番には、なれない。

足を突き動かす衝動の名前は分からない。
ただ、何かに誘われるようにしたつま先を差し出していた。

唇は閉ざしている。
運が良かったのか、周囲に人影は無い。

けれど、鼓膜を揺らす囁きは聞こえる。]



  たいせつな、せんせい。

  ひさしぶりにあった、おともだち。


[ 幼い子供のように囁きに倣って繰り返す。

誰だ。それは。何だ。それは。

俺は、「 あの、雪の妖精みたいな、幼馴染? 」]




  ──────ぁ。

[ ぐらり。


逆流する世界に落ちていく。 

背筋を這うのは爛れた掌。
氷のように冷えた指先が思考を凍てつかせていく。

まるで硝子のように。
破片のような鋭さを持った眼差しは思考を停止させる。]


[ 口角が、一人でに上がった。 ]



  パルックさん…何して…ッ!

[絞り出したような声を放つと同時に地を蹴る。
捨て身の攻撃で身体ごとぶつかれば二人で縺れ合うように倒れ込んだ。

肉切り包丁は自分の後ろ手にある。
動揺したパルックを宥めるように声色は穏やかだ。]

  ケイトが雪鬼《スニェク・ディアボル》な訳ないじゃないか…!

  落ち着いてよ、パルックさん!

[何かの間違いだ。
そう訴える。
男の表情はきっと見えない。
ただ、温度の無い双眸が、見下ろす先にあるのは二つの双丘。

パルックが何か喚いている。
だから貴方を落ち着かせてあげる為に、囁く。]


  『 「よく見て。誰が────雪鬼《スニェク・ディアボル》か。 」』


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