人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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【人】 負傷兵 ヒュー

幽霊、とご自身で申されたが、
先代は…、生きてはおられぬのだろう?

[ふと口にしたのは、先代が肖像画の姿のまま齢をとらずにいることの奇異に気づいてのもの。
 死してなお、霊魂がその地に留まり、守護あるいは呪いをもたらすという話はいくらもある。
 それならば、城主クラリッサが殺されたこのタイミングで祖霊もまた復讐のために現われたのだろうと受け入れるのは、ヒューにとって難しいことではなかった。]

(70) 2012/05/01(Tue) 17時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[先代城主とクラリッサの具体的な関係は知らない。
 クラリッサは町で育ったそうだ。
 それはつまり、彼女が妾腹の姫だという事情なのだろうと憶測して、ヒューは領主の血筋については立ち入ったことは一切聞かずにきたのだった。
 出生がどうであれ、クラリッサは至誠を捧げるに相応しい主君だと。

 ただ、肖像画を前にした時のクラリッサの横顔は、悲しげにも甘やかにも見えたことを覚えている。]

(71) 2012/05/01(Tue) 17時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[先代は死んでまた甦ったという。
 そんな深淵の魔法の使い手がどれほどいるかは知らぬ。

 だが、黒犬はこの男と同じ声で喋り、影に消えた。
 クラリッサもまた魔法の巧みな使い手だった。

 こうして実物を前にしてみれば、男とクラリッサの容貌はまったく似ていないにも関わらず、どこか不可分なものを感じさせる。
 それが「血の縁」であるとは思い至らぬままに、ヒューは硬質な光を宿す双眸で先代を見上げた。]

(76) 2012/05/01(Tue) 18時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 
 姫を彼岸から連れ戻す方法があるのなら──
 

          おれはどんなことでもしよう。
 

(77) 2012/05/01(Tue) 18時頃


っう、……、…

[ぞくりと身を震わせ、弾けるように顔を上げた。
 低く、獣が喉を鳴らすに似た囁き。

 耳管に直接吹き込まれるような其れが、
 眷属にのみ届く『声』であるとは未だ知らず
 
 監視されているのだという総毛立つような嫌悪と
 己を気にかけて呉れた事への泣きそうな歓びが迫る]


心配…、だって?

──ざ、けんな…。
誰が……。…

[よわよわしく、吐き捨てる。
 まるで子を甘えさせる父親の様なその声音。
 
 『彼女』が愛した男の。
 『彼女』が──待ち続けた男の]


[全てが罠で欺瞞で偽りであると知りながら
 くぐもり笑うその声をかつての彼女も聞いたのかと

 この胸の痛みを、
 
 ──彼女も、]


【人】 負傷兵 ヒュー

[二君に仕えるは騎士の恥だ。
 だが、私情に走った魂はすでに堕ちている。
 そんな自分の命で、クラリッサが呼び戻せるのなら──

 ヒューは剣の刃の部分を掴んで、頭の位置より高く掲げた。]


クラリッサ = アール・オブ・アヴァロンの騎士ヒュー・ガルデンは、貴君に忠誠を誓う。
身命、惜しむことなし。
 

(81) 2012/05/01(Tue) 19時頃

ヒューは、ヘクターへと宣誓する。**

2012/05/01(Tue) 19時頃


 ふん……

[鼻を鳴らすような吐息に覆いがたく滲むのは、愉悦。]

 "親"にそんな口をきく"子"には、
 躾が必要だなぁ。

[弱々しいその声に、抵抗の意志は薄いと知りながら、
"血の親"たる義務にかこつけて、罰を口にする。]


 おまえの為を思ってのことだぞ?

[優しさを装った声を掛けながら、見えない手を伸ばした。
血の縁をたぐり寄せ、内に流れる己の血を操って
きつく、内腑を締め上げる。
魔に堕ちる前、受けた痛手を思い出させるように。

懲罰は尾を引く苦痛だけを与え、
ごく短い時間続いたあと、引いていった。]


 良い子にしていたら、ちゃんと褒めてやる。
 だから、オレに逆らうな。

  いいな?

[支配の絆を刻みつけるように、言葉を突き立てた**]


[地を力無く睨む男の耳に響く、嗜虐的な嗤笑。
 あらがえぬ獣をいたぶるような其れに、かっと怒りで頬が紅潮する]

躾、だって?
誰がてめえなんかの子に──ッ

……っ、…ひぁッ

[ぞくり、と背筋を裂く痛み。
 躯の内を「何か」が弄る感触に悲鳴を上げた]



…、…な、…や、……ぁ、…あ、ぐッ

[腹を押さえ、無様に床に転がって苦痛に悶えた。
『それ』は臓腑の中を掻き回し、潰し、締め上げて、
 ひとならぬ身にすら耐え難い程の激痛を齎す]



…、……っ、…。──

[それはほんの須臾であったのかもしれない。

 痛みは嘘の様に引き
 横たわったまま、息を荒げる]

………。……

 鎖で首を絞め上げるような、支配者の宣旨。
 もう、何かを言い返す気力は失っていた。

 石床に顔をつけたまま、声に出さずただ小さく肯く。
 ──食い破った唇が、薄赤く濡れて鉄の芳香を放った*]


 ―――…おいおい

[見ている、と宣言したとおり、
意識の一部は眷属の動きへと向けていて]

 だれがオッサンだ。だれが。

[別に声を届かせる気もなく、存外楽しげに文句をつけていた。]


【人】 負傷兵 ヒュー

── 中庭 ──

[宣誓とともに捧げた剣がヘクターの手に渡り、振り下ろされる。 
 その容赦のなさに戦士としての本能は身体を引きかけるが、意志の力で引き留めた。

 刹那、重く鋭い衝撃が革鎧の肩当てを易々と破断して、刀身が胸郭を押し開く。
 血の霧で視界が覆われた。]

(119) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 
   ── ── … っ !!

[激烈な痛みに喘ぐ躯が大地に縫い止められ、熱が暴走する。

 それでも、意識を覆う先代の言葉に 諾、と頷いたのはクラリッサを想う一心で。]

(121) 2012/05/01(Tue) 22時半頃


……この城の何処に、
他にケッタクソ悪ィオッサンがいるんだよ。

[呆れたように、囁きを返して]


【人】 負傷兵 ヒュー

[世界が音をなくしてゆき、冥く狭まる視界に傾ぐ、クラリッサの慈しんだ被雷の木。
 それを囲む薔薇の生け垣。


 深紅の濃密な香りに包まれる。
 それを最期に、意識は闇に呑まれた。]

(134) 2012/05/01(Tue) 23時頃

 なんだ。聞いていたのか。

[自分が盗み聞きしていたことも棚に上げて、
返ってきた囁きに、心外だとばかりに眉を上げる。]


 しかし、案外と楽しそうじゃねぇか。

[笑い含みに指摘したのは、戦いぶりのこと]


 
 命を分け与えること。
 そんなことは知らない。
 ヒューを眷属にしたことも、わからなかったが

 ――ほんの僅か男の気配が揺らぐのを感じ、
 躊躇う様に、声、をかける。]


……なぁ。
何か、…あったか?


[声の使い方をわからぬ侭のそれは
 さえずり方を知らぬ雛鳥の様に、
 聞こえにくいものだったかもしれないが]


[ためらい、惑い、一拍を置いて、
おずおずと手を伸ばすように、『声』が届く。

不安。或いは、心配する響き。
微かに感じたそれらを、鼻で笑い飛ばした。]

 なんでもねぇよ。
 余計なこと考えてねぇで、
 目の前に集中しやがれ。



……時々、聞こえるようになってきた。
アンタの声なんて、聞きたくもねぇのにな。

[聞くと、苦しいから。
 そうは口にせず、

 自嘲する様にそっと囁いた後、
 肩を竦めるに似た小さな気配]


 良い子で帰ってきたら、
 あとで良いことしてやるからな。

[嘲笑と揶揄を込め、
それ以上の問いを拒むように声を投げた。]





……俺は元々傭兵だからな。
昨日までの味方と戦うのには、慣れてる。
残念だったか?

[感情を押し殺したような、低い声]



……ああ。…悪い。
集中する。

[いつも通りの傲岸な声に僅かに安堵して]


…ッ、……アンタの良い事とか怖すぎンだよ…っ!

[動揺したように声が揺らぎ。
 僅かに、ワイヤーがぶれた様な軋み音が聞こえた*]


 …。

 ま、おまえが言いつけをちゃんと守っていれば、
 おれは満足だがな。

[残念かとの言葉()へ、ごく軽い調子で声を返し、
動揺の気配()には忍びやかに笑みを漏らして
あとは口を噤んでおいてやった。]


【人】 負傷兵 ヒュー

[今は主ともなった先代城主の広く逞しい肩に担がれて運ばれている。
 意識はないはずなのに、昔の記憶を見ていた。


 ──まだふたりともが生きていた頃。
 城主だというのに、クラリッサは庭師のように自ら薔薇を丹精した。
 薔薇のもたらす深紅はクラリッサの肌に髪によく似合ったから、彼女が花を愛でるのを止めるつもりはなかったが、ヒューは薔薇の刺が彼女を傷つけるのを心配した。

 それで、ヒューは一群れの薔薇の刺を勝手に全部、取り除いてしまったことがある。]

(150) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[翌日、クラリッサは目を潤ませただけで何も言わず、ヒューの指に軟膏をつけてくれたが、薔薇の方は季節が変わっても刺を折った痕が歪に残り、ひどく細くなった茎は他の株に比べて明らかに弱かった。

 自然の有り様に手を出すべきではなかったのだ。
 すみません、と謝罪したヒューにクラリッサはいつもと変わらない微笑みをくれた。


 どうして、今、それを思い出したのかわからない。
 クラリッサの夢ならいつまででも見ていたかったけれど──]

(152) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

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