人狼議事


103 善と悪の果実

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【人】 捜査官 ジェフ

― →3階・廊下―

[階段を段飛ばしで登り終え。
女主人の部屋へと続く、絨毯敷きの廊下を歩く。
進むその先に人影を見つけて一時、脚を止めた。>>15

―― 夕闇伯。

やがて、彼が扉を勢いよく押し開くのが見えた。
刹那、その横顔が遠目にも微かに歪んだのが判る。
男は、再び脚を踏み出すと早足にそこへ向かった。

そして、開け放された扉の前に辿りついてから直ぐに。
室内に広がる光景を目にした。]

(18) 2012/09/28(Fri) 12時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/09/28(Fri) 12時頃


【人】 捜査官 ジェフ

[呟くようにする抑えた声を聞く。>>19
その横顔を暫し見つめ、出た言葉を詮議するように短く黙る。]

 その様子だと、貴方の仕業ではないようですね。

[無遠慮な言葉を投げてから、伯爵の横をすり抜け室内へ入る。
煙草を口に銜えたまま、血に塗れ無惨に横たわる少年を見下ろし。
ベッドの上にかけられた人形に形作るシーツにも滲んでいる赤を一瞥する。]

 今しがた、下でも人が亡くなりましたよ。

[低く、平たい声。
それから、夕闇の伯爵を見据える。]

 貴方が今朝も争っていた男だ。

(24) 2012/09/28(Fri) 13時頃

【人】 捜査官 ジェフ

 連続殺人、というやつですね。

[陳腐な言い回しをする声が、平淡なまま響く。
じっと見つめる先で、夕闇が短く息を漏らして笑うのが見え。
最後の呟くような言葉は、小さく、だがはっきりと男の耳にも届いた。]

 自分の手で、殺してやりたかった ――、ですか?

[言いながら、少年の遺体の横にしゃがみ込む。
虚ろに開かれたままになった目。
暫く、それを無言で見下ろしていたが、手を伸ばすとそっと瞼を伏せさせた。]

(29) 2012/09/28(Fri) 14時頃

【人】 捜査官 ジェフ

―回想―

[女が発した第一声には、男は少し間を置いた後に口を開いた。>>20]

 いや、何も。
 使用人が最初に見つけたようだが。
 あの様子だと、何も見てはいないかと。

[続けて返った言葉を聞けば、その繊細な面立ちに似合わず気丈なのか、それともそう振る舞おうとしているのか。>>21
すでに、屋敷内に広がりつつある“麻痺”にまでは思い至る事はなく、男は緩く小さな笑みを女に浮かべて見せた。]

 ご無理はなさらず。
 貴女にまで何かあれば――…、気が気ではない。

[使用人の付添を断り、その場に佇む女を最後に一瞥してから歩き出す。

 見られては、いないようだ。
 おそらくは。

男は、廊下を進む脚を速めた。]

(30) 2012/09/28(Fri) 14時頃

ジェフは、ヴェスパタインのその笑みを見据えたまま、応えを待つ。

2012/09/28(Fri) 14時頃


【人】 捜査官 ジェフ

[その言葉に鼻を鳴らして笑った。>>31]

 …まぁ。
 流石に人が死ねば、私も黙って見ているだけにもいきませんしね。

[問い掛けへの応えを聞いた後、少年の傷口を確かめる。
めった刺しにされたそこには、細工が施された銀色のナイフが突き立てられたままだった。
確か、男の部屋にもあったものだ。

徐に立ち上がり傍の肘掛に置いてあったガウンを掴み、少年の上にかける。
それから、夕闇の方を向いた。

芝居であれば、大した物だが。
男の目には、目の前の相手が人を殺した後の人間の物には見えなかった。
殺人を犯した後、警官を前にして平然として居られるような人間は、そうそう居ない。]

(34) 2012/09/28(Fri) 14時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

 衝動かどうかまでは解りませんが…。

[と、室内を歩き回り呟きを漏らす夕闇を見、気がついたように小さく笑う。]

 …犯人探しの推理ですか?
  素人が、下手に手を出すといらぬ刺激を招くだけかも知れませんよ。

[せせら笑う声を向けた後、夕闇の指が伸びた先に視線を落とす。>>32
ガウンでは覆い隠せぬ、細い脚首に鈍く光るプレート。
それに見入る夕闇の横顔。]

 ―― それがどうかしましたか。

(35) 2012/09/28(Fri) 14時半頃

 怖くは…ないわ

[強がって、それでも嬉しそうに笑顔を作る。
欲しいものは、ひとつ。
それがまだ近くにあるのならば
甘い声と仕草で擦り寄って、少しずつ、毒を流し込めばいいのだ。

甘い林檎は誰かの手の中に。
奪い取った烏の、その温もりを忘れた手のひらは
今、蛇の冷たさを知った]


 モノ好き…?

[耳に届いた言葉に傾げたのは
その言葉を発した者への驚きよりも、意味を問う単純な、純粋な疑問の為]

 …白いままだなんて おかしいわ

[かけられたシーツは同じく赤に染まるだろうに、
視線を逸らした少女は、それを認めることはしなかった]


【人】 捜査官 ジェフ

[夕闇の顔に、僅かだが苛立ちが見えたように思った。>>37
すでに大分短くなった、銜え煙草の先からぽとりと落ちた灰に気づく。
煙草を指に挟むと、テーブルの上にあったガラス製の小物皿の中に押し消した。

ガウンに覆われた少年を再度一瞥し、上着のポケットからハンカチを取り出す。]

 皆殺し…とまではさせぬつもりは、ありますがね。
 一応。

[“実験体”と語られた言葉に、怪訝に眉を顰めるが。]

 その話は、後程お聞かせ願えますか。
 少し、急ぐので。

(40) 2012/09/28(Fri) 15時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[その言葉、プレートの意味。
そして、少年から奪われた物が、その命以外にもあった事には気づかぬまま。
男は少年の顔の上からガウンをのけ、ハンカチで銀のナイフを包んだ。
そして、もう片方の掌を少年の額にあてがうと力を込めてナイフを引き抜く。

ガウンを直し、立ち上がる。
そして、ナイフをくるんだハンカチが所々、血に滲むのを見下ろした後。]

 それでは、夕闇伯。
 ―― …お気をつけて。

[最後に目礼し、部屋を出て行った。]

(41) 2012/09/28(Fri) 15時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

─ 階段→階下へ─

[>>42 背中には、という最後の夕闇の言葉には苦く笑った。
随分前から、背後ばかり気にして暮らすようになっていた男には、もう忠告ともならない。

階段を早足で降りながら、手元のナイフを見る。
これが、備え置かれている場所と、紛失した場所に当たりを付けられれば、少なくとも犯人の目星は付けやすくなる。

使用人部屋に向かおうとする途中、見覚えのある少女を見かける。>>43]

 ──レディ。
 今は、あまり出歩かない方がよろしいかと。

[目が合ったならそれだけ告げて。
男は先を急いだ。**]

(44) 2012/09/28(Fri) 16時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/09/28(Fri) 16時半頃



お強いのですね。ご立派です。

[まぶしがるように、囁く言葉]


可愛い、可愛い、ポーチュラカ。


[呪文のように、繰り返す]


 
 俺じゃない俺じゃない俺じゃない………!!!

[廊下を走りながら、幻聴>>+11に両耳を塞ぐ。
招かれざる客から転げ落ちていく滑稽な男の耳に
ぬちゃり、と塞いだ耳が。少年の赤い血で、汚れた。]
 


【人】 捜査官 ジェフ

―回想・階段―

[見上げる大きな瞳は、投げた男の声に答えた後、すぐに逸らされた。>>45
小さな身体で段を踏み越え行き過ぎて行く少女。

強がりなのかそれとも―― 、ふと、あの少年の生前の大きな黒い目が今の少女の目と重なったが。

男は、それ以上少女を止める事はせず階段を降りて行った。]

(49) 2012/09/28(Fri) 19時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

―1階・使用人部屋―

[まだ血が残る銀のナイフ。
それを差し出した時、男を応対した使用人の顔が怯えるように歪んだが。
男の問い掛けには、すぐに応えた。]

「はい―― 、これは全ての客間に置いてあります。
 ペーパーナイフでございますね。」

[使用人の言葉を聞いた後、ナイフをハンカチに包んだまま懐に仕舞う。]

 探してくれ。
 このナイフが無くなっている部屋が無いか。
 今すぐだ。

[男の低く、だが鋭く言う声に使用人が急いで頷く。
そして、他の使用人数人に声を掛け、客間のある2階へと上がって行った。]

(50) 2012/09/28(Fri) 19時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/09/28(Fri) 20時頃


捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/09/28(Fri) 21時頃


【人】 捜査官 ジェフ

―二階・廊下―

[使用人がひとつひとつ、客間を調べて行く様を男は見守る。
在室の客で文句を言う者があれば、その鼻先に自身の身分証を突き付けて黙らせる。

 ―― 使用人の仕業でもなければ必ず、この何処かにナイフの消えている部屋があるはずだ。

廊下の隅に立ち、時に移動しながら捜索の結果を待つ。
煙草に火を点け、マッチの燃えさしを床に捨てると靴底で踏みにじり、消した。]

(63) 2012/09/28(Fri) 21時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

―二階・ペラジー自室前―

[ふと、開いたドアから僅かに覗いた変わったブロンドの色に気付く。>>66
少し離れた場所から、使用人と彼女のやりとりを眺めていたが。
ゆっくりと脚を踏み出し、そのドアの前に向かった。]

 申し訳ない、ミス・ペラジー。
 この立て続けの事件だ―― 、ご協力お願いします。

[そこに立つ彼女を見た時。
一瞬、違和感を覚える。
あの、白いローブ姿ではないからだろうか、それとも、その露わになったブロンドの濡れ髪のせいか。

女にしては長身な四肢が今は見え、丸みなくやや広い肩。
だが、微笑む穏やかな面立ちは、そのままだった。

しかし、男は、少しだけ片眉を上げただけで。
笑みを浮かべて女に目礼をした。]

(68) 2012/09/28(Fri) 22時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[女と2、3の言葉を交わした頃だったろうか。
離れた部屋の1つから上がる鋭い声に男は、顔をそちらに向けた。

部屋から転がるように走り出て来た使用人の姿を認めると、目の前の女に目を戻す。]

 失礼── 、部屋から出ない方がいい。

[行き掛けにそれだけ言うと、男は使用人が示した部屋へと走り込んだ。]

(72) 2012/09/28(Fri) 22時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/09/28(Fri) 22時半頃


【人】 捜査官 ジェフ

[使用人に部屋の主を尋ねれば。
その名前を一度、口に呟く。
ベッドの上に散らばる、クラッシュキャップと招待状。

見覚えのある帽子を一瞥した後、招待状を手に取る。
書かれている名前に、男の眉が険しく顰められる。

ふと、ついてきた様子の女に気付き、声を投げた。>>74]

 戻ってください。

[鋭い声音と視線。
しかし、女はどう反応しただろうか]

(77) 2012/09/28(Fri) 22時半頃


――――――――…嗚呼。


林檎は此処か。


捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/09/28(Fri) 23時頃


 
[果実の秘密は未だ。

男の、ポケットの中に
ビスケットよりも甘く、烏の血に濡れて。]
 


【人】 捜査官 ジェフ

[女が口にした名前とその言葉に、険しくしていた目を気付いたように微かに大きくする。>>79]

 知っているんですか。
 ここに居た男を。

[こちらの視線にも動じない様子は、彼女らしい気もしたが。
その顔から目を外し、使用人を見渡す。]

 行先を――、誰か見かけなかったか?

[一人の使用人がおずおずと口を開く。]

「…階段を。3階へ行かれるらしいのを見ました」

(83) 2012/09/28(Fri) 23時頃

 五月蝿い、五月蝿い、歌うな!

[咥内で低く、幻聴に似て、耳元で囁く歌に悪態を吐く。
大きく怒鳴り散らしてやりたいのに
実行してしまえば、それこそ狂気の沙汰だから。

―――それも、出来ず。
ただ纏わり付く歌に首を振る。俺じゃない、俺は悪くない、と。青褪めた顔が。]


【人】 捜査官 ジェフ

[使用人の言葉を聞きとめ、踵を返そうとした時。
聞こえた答えにそちらを見る。>>87
穏やかな面立ちの中に一瞬、何かが過ったのを見た気がした。

病気の妻。
その話の信憑性を今、考えるような余裕もなく。
男は、部屋を出ると3階へと向かう廊下の先へ向かった。

そのとき聞こえた女の言葉が、ひどく空々しく平淡に聞こえ。
穏やかに前を見つめたまま脚を運ぶ女の顔を一瞥する。]

 ―― 貴女は。楽しんででもいるのか。

[返る反応は、どうだったか。
男は、女を追い越して走り出した。]

(91) 2012/09/28(Fri) 23時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[肩を揺らしたように見えたのは笑っていたのか。>>98

あのとき。
死んだ刺青の男との関係について聞いた際。
ただ、不思議な女だと思っただけだったが。

変わらず、静かに返してくる声音は冷たく、無機質でしかない。

 ―― 林檎。

失われた黄金の。
広間で、遠くに見ただけの煌めく影が脳裏にちらつく。

しかし、階段を駆け上がる内にその陰影は消えた。]

(102) 2012/09/29(Sat) 00時半頃

ジェフは、ウェーズリーの姿を探す。

2012/09/29(Sat) 00時半頃


 
 畜生、その目で、俺を見るな!

 その声で、その声で―――…!

[囀る烏に返す声だけは、どこまでも、悲痛に。]


【人】 捜査官 ジェフ

― →3階―

[聞こえた銃声。>>105
段飛ばしで登って行く階段の途中、それが吹き抜けに響いた。
上階を見上げる目が見開かれ、震える。

 ―― 拳銃だと?俺以外に誰がそんな物を。

きつく奥歯をくいしばったまま段を蹴り、ようやく辿り着いた3階の廊下。
絨毯が敷き詰められた床を走る先には、黒髪の青年の姿があっただろうか。>>101

走りながら上着の中に手を入れ、リボルバーを引き抜き、握りしめる。
そして、ドアのノブに飛びつくようにして扉を開くと、亡き女主人の部屋に走りこんだ。**]

(112) 2012/09/29(Sat) 01時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/09/29(Sat) 01時頃


 赤いかしら…

[闇の中、血に濡れ、そして拭われ
赤く染まった手はまだ見ていない]

 赤く…なるのかしら

[部屋に置いてきた蝶を恋しく思う。
今頃、薄紅の褥で心地よい眠りについているだろう。

起こすのは、しのびなかった。
少女の手には今、何もない]


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