人狼議事


240 なんかさ、全員が左を目指す村

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視点:


[平行線のまま譲らない互いの主張に、一度話題を変えようと。
視線を映した先は青いトランク。
彼の大事なものはなんだろう。興味の矛先と共に意識が逸れる。]

 そういうものなのかい。
 何が入ってるか、あとで見せて───……

[できた隙をついて黒髪を引かれ、すぐ目の前まで彼が近づいていたことに気付く。
先程口付けを贈られた毛先に、絡む指先。
どうやら、この髪を気に入ってもらえたらしい。]

 それは、有難い申し出だな。
 でも、僕も理津を抱きたいのは変わらない。

 ……これは実践してみた方が早そうだね。

[組んでいた足を解き、彼に手を伸ばす。
彼から手が届く距離なら、己からも届かないはずがない。
両脚の間に招くようにその腰を引き寄せれば、肩にかけられる重み。
ゆるく微笑む彼を見上げれば。乗り上がった膝にまだ柔らかい股間を擦り上げられ、ぴくりと眉を動かした。]


匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2015/11/13(Fri) 00時頃



 気に入ってもらえたのは嬉しいけど、
 あまり髪ばかり構われると嫉妬してしまうよ。

 ……こっちにも、キスして。

[仕返しに、もう片方の手を伸ばして首裏へ。
ぐい、と引けば落ちてきた唇を啄ばみ。項を指でなぞりながら、その柔らかい下唇へ舌を這わせて口付けを誘う。

傾いだ身体に肩にかかる重みが増えようとも、その程度で揺らがない。
腰を引き寄せた掌で、背骨から臀部へとゆっくり撫ぜおろしていき。]

 ねえ。
 理津は、抱かれたことあるのかい?

[低く囁く声に、僅かに滲ませるのは独占欲。
まだ乱れない着衣の上から、男でも咥えこめるその場所を指先で押し上げた。]*


[揶揄を含めた問いかけへの返答がNOであることは予測してはいた。
この男はオレの偉大さを欠片も理解していないからな。
むしろ見下しているように思えるのは平民の世界で上位に位置しているからであろう。
嘆かわしいことこの上ないが凡人には理解しえないことであれば仕方あるまい。]

 オレの子を孕みたくないとして、結局貴様は自分が優位に立ちたいだけだろう?
 社会的地位のせいか年のせいかは知らんが。
 気遣いのつもりとしてもオレは一般的尺度で測られたくはない、
 ということだけは覚えておいてほしいものだな。

 
[口を動かすなと言われても、話すことをやめさせたりしようものなら死ぬぞ。俺が。
続いた下世話な冗句に笑ってやれるほど今は穏やかではない。]


 別にオレも他人と経験値を競う気はないがな。
 政治家とやらの性生活がいかに乱れていようがオレはゴシップには興味はない。

[当然オレは男に抱かれたことなどない。
しかし相手も同じくオレが普段どんな生活をしていようが興味はないだろう。
偶々因子が引き合わせただけで、今日まで顔も合わせたこともなかった他人なのだから当たり前だ。]

 そのような血統の癖、今の状況に貴様はいるというわけか。
 ふむ…何故オレの子を産めるという幸運を喜ばないかの謎が解けて多少はスッキリした。

 …貴様が勃たない理由をオレのせいにするなと言っただけだ。
 不能者だろうが構わん。

[口の中の指を本気で噛み千切ってやろうかと思いながら
彼奴の戯言に眉間の皺は濃くなるばかり。]

 考えるわけなかろう。貴様を抱く以外の可能性など。


[オレ相手に欲情しないと言い放った相手を煽るためとはいえ、"してやっている"行為に上から降ってくる命令口調に嫌気がさすが、言い返せない、話せないというのは本当に自由の剥奪だ。死にたくなる。

今は大人しく言うことを聞いてやるのはこちらの譲歩だ。
多少はあちらにも悦い思いをさせてやらねば
子を産む側になることに今のままでは頷きそうも無い。
引き寄せられ、相手を見る目に絶対に屈さないという意志だけは込めることを忘れない。

口腔で育った熱が角度を持って
喉を圧迫するのにそろそろ耐えられなくなりそうだったが
舌に滲んだ唾液とは別の液に、少なくとも相手の劣情を感じることに一先ずの矜持は保たれた。

苦しいのも屈辱なのも我慢して
相手の慾を煽る行為に専念するのは
先に果てさせることで優位に立てないものかという思惑があるからだ。

この様な行為で自身の毒に犯された熱が昂ぶるのは
非常に悔しい思いがあったが今はそのことには目を瞑ろう。]*


[―――ただ。それもまだ、予想の範囲内。]

 現実的に考えて?
 できるから言ってるんだよ。
 手続きさえ取れば国からの援助だってあるし、親を巻き込むって手もある。
 孫の顔を見て喜ぶのはシュウロのおじーさんだけじゃないってことだよ。

[国の援助はあるだろうが、それがどれぐらいのものかは興味が無かったので調べていない。
両親に至っては大学に入学してから一度も顔を合わせていないから、最初からあてにもならない。

ただそれは、自分から言わなければシュウロが知るはずのないことだ。]


[トランクの話題が出たことで会話を無理やり終わらせて。
虎の子を得るために、いざ虎穴へ。

抱き寄せるように腰へ触れる手から意識を引き剥がすように膝で股間を刺激すれば、ぴくりと動く眉。

 そうだね。
 手触りは悪くないし、色艶も綺麗だと思う。

 豚と馬の毛と比べたら、使い心地はどうなのかな?

[シュウロの口から出た嫉妬と、キスを強請る言葉に少しだけ気をよくして。
引き寄せる手に従いながら、あえてムードをぶち壊す発言をする。

意図的に単語を抜かした会話文。
正しくは「豚毛の筆」と「馬の尾の筆」。
どちらも絵筆の話しだ。]


[下唇を舐めるシュウロの舌を歯の先で柔く食む。
でもまだ。
まだあげない。
欲しがったからと言ってすぐに上げるんじゃ芸が無い。

試しに押した肩はびくりともせず、このままベッドへ押し倒すのは無理そうだと早々に諦めた。
その間にも腰を抱いた手が下へ降りて、お隣に住む厨二病の神を寝不足に追い込むほど散々使い込んだ場所を指先で刺激される。]

 ―――……っ

[息を飲むのは条件反射。
低く囁く声にどうこたえるか一瞬迷って、無意識のうちに視線が左右へ揺れる。]

 抱かれたことはあるけど。
 なぁーに?
 過去の経験がそんなに気になるの。


[余裕と傲慢で塗り固めた笑みを浮かべて。
シュウロの耳を両手で塞ぎ、喉が反るほど上向かせる。]

 でも、かんけーないよね?
 抱くのは俺で、抱かれるのはシュウロなんだから。

 ちなみに俺、タチ寄りのリバだからどっちの経験もあるよ。

[経験の有無は弱味にはならないと。
暴かれる前に自分から晒して、別の部屋のガチムチ系なおっさんでも抱けるよと笑顔で付け加える。]


 あぁ、ごめん。
 そろそろ実践してみたいんだっけ。

[浮かべた笑みを張り付けたまま。
瞼も閉じずに、形のいい唇に唇を捺す。
大人しく口を開くならそのまま。
抵抗するなら膝で股間を刺激して、頑なな唇を舌でこじ開ける。

ぎゅっと両手の平でシュウロの耳を塞いで。
股間を刺激する膝先の動きを駆使しながら。
奥まで挿し入れた舌で口の中をぐちゃぐちゃに掻き混ぜて、唾液の奏でる卑猥な音を頭の奥まで響かせようと…**]



 その言葉、ミルクと砂糖を塗して返却しよう。

[物欲しげに上下する喉は、実に正直な反応。
押し倒した時も反射的な抵抗しか見受けられず、
吾郎が紡ぐ言葉の割に、彼からの拒絶は色が薄い。]

 甘いな、吾郎は。
 チャイだってお前の甘さには白旗を上げる。

[抱かれたことのない処女だと言っていたのに、
胸を弄られて感じ、掌を先走りで濡らしているのだから。
容易に赤くなった肌は、痕が残りやすい正直な体だと
彼をまたひとつ、知れたことで機嫌の階段を一段上がり。]

 よく、こんな感じやすい体で他人を抱けたものだな。
 お前が抱いて来た男たちは、総じて盲目だったのか。

[だが、こうして彼の処女地を散らすことが出来るのだから
大切に取ってくれた彼らには、感謝の念を抱くべきなのか。]



 遊ぶとはまた、余裕があることで。
 俺ばかり夢中なのかと、更に焦ってしまいそうだ。

[肩を落として嘆くのも、単なるポーズに過ぎず。
瞠目した瞳に向ける猛禽の眼差しを隠すことなく、
愛撫に弱い彼の雄をゆるりと撫で上げ。]

 あったらどうしようと思っていたところだ。
 いや、訂正しよう。他人に仕込まれているなら、と。

[自分で開発していたのなら、良い趣味だと笑っている。
それどころか、見せてくれと願い出さえしたとも。]


[暴れるな、と出した指示に素直に従い、吐息を震わせて
初めて味わう感覚に耐え忍ぶ姿は性感を煽った。

生娘を有難がる感情の発端は、恐らくこれに尽きる。
未踏の地に自らの足跡を刻むことに優越感を抱かない者は
寒さに負け、新雪の快感より炬燵を選ぶ者くらいだろう。]

 ――…っと、手元が狂うと、言っただろうに。
 その耳は、俺にかじられるためだけにあるのか。

[立てられた膝に右目を眇め、肩をわざとらしく跳ねさせ、
聞き分けが悪いと詰る口調が甘いのは、気のせいではない。

前立てを壊す勢いで、布の下で暴れる雄を膝に伝え、
つぷりと凹凸のない銀色が数ミリ程、中へと侵入し、
誰かの胎内に精を吐き出した管を、無粋な無機物が犯す。]


[ゆっくりと引き抜いた銀をまた沈め、
真っ赤に猛る雄の熱に指先が震えてしまいそうだ。]

 ……そういえば、吾郎の歳はいくつだ?
 俺は34だが、それよりも若く見える。

[突然始まるのは、手元の行為の淫猥さと掛け離れた世間話。
名前しか知らないというのに、肌を合わせてくれる訳がない。
だから拗ねてしまい、抱くのは自分だと主張し続けるのかと
凝り固まった思考は、容易に間違いすらも導き出した。]

 それと、俺は道楽でカフェを経営している。
 Café Rêveの名を聞いたことは、ないかもしれないが。

[気紛れな誰かがSNS系統で名を挙げていようと、
それが吾郎の目に留まっている確率は低いだろうか。
知っていれば嬉しいが、知らなくとも落胆はしない。]


[ギリギリまでピックを引き抜いた亀頭に顔を近付け、
ちゅ、とはしたなく濡れたそこにキスを贈り、味見をする。
健康的な味だが、僅かに苦みが舌を突くのは
仕事でも忙しく、溜めていたのだろうかと巡る思考。]

 後で美味いラテでも飲ませてやろう。
 それともブラックの方が好きか?

[棒を動かすのを止め、指で雄を押し込みながら
外側から尿道を圧迫し、もどかしさを与えてやり。

唇を撓ませてメニューの提案をする顔だけを見れば、
街中の一介のカフェのオーナーらしい、素朴な表情。**]



 その意見は否定しない。
 この場へは精子提供の体で来た。

 だが、君は一筋縄ではいかぬようだ。
 ―――…余り、駄々を捏ねられると、予定が狂うのだがな。

[子供だと侮っていた相手からの指摘は図星が刺さった。
やはり、決して傲慢な子でないように、頭も悪く無いのだろう。
発現は突拍子ないが、主義主張は意志の強さを伺わせる。

本来、彼を使い至り、腹に遺伝子だけを残せば良い儀式。
興を覚えてしまっては木乃伊取りのなんとやらだ。

しかし、これだけ悪態を吐く唇に、熱を捻じ込むは愉悦の妙。
喋らなければ死んでしまう彼の隘路を雄欲で塞ぎ、
喘ぐ粘膜を弄んでは、粘糸を塗り込むように腰を揺する。
それでも口を拓くなら、喉の奥へと瘤が進み、また熱が増す。]



 ああ、本来なら私が相手にするのは異性だ。
 家の為に子を作り、次代を担わせる種を撒く。
 ――…君は随分と、子供を作るに浪漫を抱いているようだが。

[己と相手では貞操観念から明るい家族計画まで、
天と地ほどの差があるらしい。
憎まれ口を控えぬ癖、語るは常に子を成す幸運、幸福な妊娠。
潔白な魂は、薄汚れた政治家とは一線を画していた。]

 いいや、君は私に無理強い出来ない。
 キルロイくん、君は私に―――…、否、案外他者に甘い。

[舌の上で転がす言葉は、中々真実の味がした。

事実、本心から己が厭うなら、彼を困らせることになるだろう。
そんな容易い結末を、用意してやる気は更々ないが。]



 ほう?
 では、物のついでだ。今想像してみると良い。

 ―――…君の身体に触れて、……舐めて。

[話せぬ現状に甘えて、語り口に合わせる律動。
ちゅく、と口腔で立つ水音は彼の耳鼻を裏から叩く。]

 破瓜に怯える君の手を取り、蕩かした孔を使う。
 無論、指で、舌で、たっぷりと濡らしてやろう。

 君が私に譲ってくれた分は、優しくしてやる心算だ。

[圧迫感で口内を満たすまま、鰓で舌腹を掻き、
閉じることを赦さぬ質量で、口角から滴らせる一滴。

シーツに落ちた染みは、淫欲の色そのもの。]



 そうして――…、君は私を受け入れる。
 私の形に身体が拡がって、不可視の子宮が下り、
 中を好きよう穿ち、愉しんだ後、私の精で君を穢す。

[低音が彼の鼓膜を打って、喉を反らさせるように引き寄せた。
兆しを見せる砲身の脈は速駆けて、粘膜に熱を塗す。]


 ―――…如何だろうか、腰が重くはならないかい?


[笑うと同時に、捕まえる顎先。
口腔から一気に引き抜く熱源は、彼が構えるより先に箍を外す。

吊り上がった眦に、シャープなフェイスライン、
それになにより、恥辱に歪んだ稚い表情。
成程、こうしてみれば、彼はいよいよ悪く無かった。]


[彼が唇を閉じる前に放つ情欲は、白濁の飛沫。
ピシャリと軽い音で頬を打ち、開かせた舌にも乗った。
僅かに詰めた呼気と眉根の快楽を顔に流し込み、
喉を絞って漏らす呻きは少しばかり、異質に乗じて甘さを含む。

途端、鼻を突くのは雄の精臭。
彼の内側を濡らすと言って聞かせたイメージと重ね、
勢いのまま放った精液が、彼の頬を撫で下げる。]

 ――― ふ、………ほら、キルロイくん。

[手引きめいて先に達した男の首筋には薄い汗が浮き、
彼を見やる双眸には、先まで無かった色欲が混入。] 

 君の中で達かせてくれるなら、
 ―――――“君にだけ、”クリスと呼ばせてあげよう。

[取引にすらならぬ愛称を提示し、それでも奏でる声は熱い。
声だけに留まらず、欲を吐いたはずの砲身さえも冷めやらず。
木乃伊を求め墓を荒らす男は、甘言を囁いた。**]


 ふ、ほらな。大人は皆汚い生き物だ。

 結局のところ貴様がオレに言ったのと同じ、自分が他者に組み敷かれるのが屈辱なわけだろう。
 自分本位なセックスとはよく言えたものだな。

[大人は汚いなどという年でもないのだが、
永遠の14歳と揶揄される精神年齢は、予定が狂ったのは此方だと言いたげに悪態を重ね。

謀って毒を盛った挙句にこちらの希望も聞かない時点で
一筋縄どころではいかないのは貴様だろうと零しても、
遺伝子を残すにはこの男と子を成さなければならないのが現実だ。

しかし相手が狡猾な大人とて、同性愛者ではないことを考えれば
最大限の譲歩が精子提供という言葉に表れていることは分かった。]


[オレは博愛主義者である故、セックスの相手が男であろうが女であろうが気にしたことは無いが、
バライラ因子とやらが発見されるまで、いや、された今でもソドミーは罪とする宗教も団体もあるのだから。

しかし男同士で子が成せるならば不自然な性交ではなくなるということになり、
それはソドミーではないのでは、という疑問が浮かぶとともに、
その辺りも歴史的発見時は揺れたのであろうかというのは興味も特に無いのでオレは知らない。

しかし今から自分がすることは確実に不自然な性交に分類されるものである。

信じる神が己の中にいる身としては背徳感も何もないけれど、
この行為に相手が愉悦を感じるのがわかる程に屈辱が募ることの一点だけは確かなことだ。

反論できない状況下で相手の勝手な言葉を聞き続けなければならないという
一層の屈辱が待っていたことを知る羽目になるのは、眼前にある無愛想な性器を口に含んだ後。]


[異性を相手にするという男の理由も子作りのためであるならば、
彼奴も子供が確実にできるという今の状況は喜ばしいのではと思うのだが、
どうやらそうでもないらしい。

余程ご立派な血筋にお生まれらしいこの男が生まれた子が欲しいというなら別にオレは構わないのだが。
浪漫、と彼奴は言ったがオレはオレという存在がこの世に生きた証を残したいだけであり
どこまでも自己中心的なそれを潔白な魂と言えるかは謎である。
生まれたら自分が引き取りたくなるものなのだろうかすらも今はよく分かっていない始末なのだから。

他者に甘いというのは事実だ。
それは、人より上に立つ人間なのだから他者には寛大であるべきというだけの話で。

かといって言うことを素直に聞いてやるつもりもないということも、
やけに突かれたくないオレの本質的な部分を突いてくる男に伝わっていれば良いのだが。]


[彼奴の言うとおりに酷使されるのはどうにも耐えがたいことであったが、
やったことのない行為であるし、下手糞とはやる気が起きないとまで言われたわけだから
それなりの熱意を持ってこちらは相手の慾を高めようとしているわけで。

此方が話せないのを良いことに、上から聞きたくも無い言葉が落ちてくるのにこめかみの辺りが痙攣する。

そして何より最悪なことは、想像したくも無いそれを、オレがこの男に抱かれるという描写が
今自分がしている行為のせいでひどくイメージしやすいせいだろう。

咥内から鼓膜を打つ水音と、外耳から入ってくる彼奴の言葉に耳を塞ぎたい思いだった。

男に興味がないと言った割には随分と変態じみた言動だなと言ってやりたいが
喉を圧迫する熱棒で息をするのも開け放たれているせいで溢れてくる唾液を飲むのもままならず、
口端から垂れた相手の劣情まじりの液体が顎を伝い落ちるのに顔を顰める。]


[男の一人語りがクライマックスに入った時、
誰が受け入れるか、と相手を睨む目に一層力が入りそうになると
喉を反らされて咥内で肥大する熱に苦悶の表情を浮かべた。

不意に口が圧迫感から開放され、ハ、と息を吐く。
溜まった文句の一つでもと口を動かす前に
顔面に、開きっぱなしの口内に熱い飛沫が飛び
一瞬何が起きたか分からなかった。

おそらく呆気にとられた相当間抜けな顔をしていたと思う。

舌の上に落ちた粘液は部屋に入る前のものと同じような感触がするのに広がる味は正反対に苦いもので。

漸く何が起きたか把握すると同時に掴みかかりたくなる腕を、
しかし先に果てさせるという目的は果たせたわけだと抑え込んだ。

計算違いだった気がしないでもないと双眸に浮かんだ色欲に思うが、
先の妄想を実現させてやる気は毛頭ない。]



 …もう悦い思いはさせてやっただろう?

 貴様の呼び方など好きに決める。
 もっとも、オレに抱かれればそう呼んでもほしくなるだろうよ。

[口角に垂れてきた頬の白を舌で舐め取ると、
友人の少ない人間に対しては効果のある特別という甘言の誘惑を突っぱねた。]

 オレにも悦い思いをさせると言っていたよな?

 正直貴様のせいでオレも下半身がきつい。腰ではなく。
 しかしオレのものは大事な子種だからな、
 貴様の中で発散させてくれたら 反故にされた希望はチャラにしてやろう。

[そう執念深く先刻の恨みを持ち出して。
寝台に膝を立てて目線を近づけると未だ抜かれぬ聖剣を太腿に押し付け、
相手の熱冷めやらぬ砲身の上、腹を指でなぞり、あくまでそこで出すのは自分であると主張した。]*


[否定されなかった、学生という点は当たりだろう。
ならば金銭面の利はこちらにあるが。
国からの援助の部分には、内心舌打ちを。
計画に投資しているスポンサーの一人だ。知っていて、敢えて黙っていたというのに。

そんな頭が悪くない所も、ますます気に入るのだからどうしようもない。
ムード重視主義ではないが。その指に絡む髪の比較対象に、さすがに口端が下がった。

 ……豚と馬に比べられたのは初めてだよ。

[使い心地とはなんのことか。
疑問を言葉にする前に、柔く舌先に歯を立てられ片目を眇める。
意地の悪いおあずけにじとりと睨み。その下肢をまさぐれば、唇にかかる彼の呼吸が一瞬途切れた。]


[左右に揺れる視線は、恐らく肯定。
誰かには抱かれても、己には抱かれたくないのかと。
ちょっとばかり面白くない気分になる。
まだ硬い場所を、布地の上から円を描くように撫ぜながら。]

 ああ、気になるよ。
 ここを擦って突き上げられて、掻き混ぜられた理津が……
 どんな風にその顔を歪ませて乱れて、啼いたのか。ね。

[つれない涼やかなその顔が。気の強いその目が。
どんな風に快楽に溺れて、歪み。喉を震わせて啼くのか。
この距離で想像しない男が居たら、それこそ不能だろう。]


[肩に置かれた重みが消える。
顔を捕らえられ、強い力に引き摺り上げられるまま喉が反った。
指の隙間から零れ聞こえる声。見上げた先のその笑みに、ぞくりと背筋が震え。目を細める。]

 強情だな。
 けど理津が抱かれる姿を見せてくれないなら、
 それを暴くのも楽しそうだ。

 ……もしかして、ガチムチ系が好みなのかい。

[隣の部屋に消えていった屈強な体躯を思い返し。
あれが好みなら分が悪いなと、実に都合のいい耳と脳は明後日の心配を。]


[巻き込まれた髪が引かれる痛みに、僅かに顔を歪めた時。
ようやくおあずけを解いた唇が落ちてきた。
散々待たせた意趣返しに、今度はこちらが焦らしてやろうとして。
不意をついた股間への刺激に、一瞬気が逸れた。]


 っ んん────……!


[捻じ込まれた舌の侵入に、くぐもった声が喉を震わせる。
思わずパーカーのフードを、項に添えていた指先が握りこんだ。

両耳を塞ぐ掌に、遮断される外部の音。
咥内を蹂躙する水音が、脳に直接反響し。閉じ込められているような変な気分になってくる。
止まらない膝の動きに、下肢は硬く存在を主張しはじめ。
飲みこみきれない唾液が口端から溢れて、筋を作った。]


[このまま主導権をとられるわけにはいかない。

荒い口付けに呼吸が乱れ、上を向かされる体制は正直息苦しいけれど。
彼の両手が塞がっているのをいいことに、下肢を探っていた手を滑らせればパーカーとTシャツの裾を捲り、内側へ忍び込ませた。

滑らかな肌に直接触れ、脇腹を撫で上げる。
肋骨の凹凸を辿り、探り当てたのは平らな胸板を飾る突起。
まだ柔らかい粒を二本の指先で捕らえ、強めに摘みあげた。
痛みで過敏になったの確認してから一度離し。
今度は乳頭を指腹で丹念に擦り上げていく。]

 ……かたくなってきたんじゃないかい。
 下も、触ってあげようか?

[逃げようとする素振りが見えようとも、フードを掴んだ手に力を込め、逃がさない。
ぐちゃぐちゃに混ざり合った唾液を擦りつけて舌を絡めれば、響く卑猥な音に脳の神経が熱く痺れる。

間近で変化する彼の表情に、微かに喉を震わせて。
硬くしこりを持った肉粒をもう一度強く押し潰した。]**


[誰が上手い事を言えと言ったのだろうか。
おっさんのクセに何故か女みたいな、口説かれているような感覚にさえ思うから場の雰囲気とは恐ろしいものだ。
感じてしまうのは既に勃起状態だから仕方ないと目を見つめ訴えかけて。

抱く側ならば滅多に触られることもない、触る側だから。
余裕があるのかないのかと言われたら絶賛そんなものは無い。
誰だって雄を握られ撫で上げ触られれば気持ちいものだ。

他人に仕込まれているわけもない。
ましてやタチしかやった事ないのだから当たり前だろう。
分かってるくせにそれを笑気して跳ねのける男はズルい。]


[過去に経験がある。
〜をするな、そう告げて逆にされると煽られもっとと強請り請う事を。
でも逆に、雄を押し上げることで更に性感を煽るのをもっと知っている。

それをあえてやったのは挑発的な野生の本能なのかもしれない。
其れで手元が狂うものなら今すぐ押し倒し返せばいいだけの話。
気持ち良くしてくれるのならそれを身体に植え付けてから倍返しすればいい。

抱くより抱かれる方がいいと思わせればいい。]

 バーカ、ダンの可愛い啼く声を聞くために決まってるだろ…?

[押されたら負け、根気の我慢比べ。
此方と同じように膝へと雄を押し付けてくるのは想定内。
俺だってやった、ダンだってやるはずだと。

その銀色は、今までに感じたことのない感覚を植え付けながら犯される。]


[ふるりと震える雄は、此方の感情を無視するようにカウパーを滲ませ絡ませてしまう。
熱い吐息を途切れ途切れで吐き出しながら、さも当たり前の様に通常会話をする目の前の男を如何してやるものかと。]

 ッ 、 お、れ三十路だけど、 大してかわんねぇ、じゃん

[此方の余裕を剥ぎとり其のまま抱こうという魂胆なのだろうか。
そう考えるなら問に答えない訳にはいかない。
此れはある意味プライドなのかもしれないが。

何を考えて前戯中に世間話を始めるのか、今のこの状態の思考では勿論考えられない。]

 少子化対さ、く 担当の政治家だ  は、 ぁ
  まだ新人だけど な…ッ、  っつかカフェってその顔 で、 しか、も知ってる し…、

[聞いたことぐらいはある。
普段書類とパソコンを交互に眺める職なだけに、為に色々ネットサーフィンをする。
勿論上司には内緒だけど、その中で有名というか人気のカフェのその名を見た。
まさかそこの店長だとは夢にも思わない、このおっさんが。]


[途切れ途切れに言葉を詰まらせ、思った以上にヤバイと脳内に危険信号が流れるも、
ぐ、とシーツを掴む手に力を入れながら、もしかしたら一度吐精したほうが逆に楽なんじゃないのかとすら思う脳内。]

 ―――、ッ 

[目を細めながら彼の行動を凝固してれば、
雄に顔を近づけ柔らかい唇が亀頭に触れたなら大袈裟に肩を震わせる。
暫く抜いてなかったせいもあるのか、早漏ではない筈の自分に既に射精感に襲われていることを悟られないように。
いや、もうすでにバレているのかもしれないが。]

 べ、っつにどっちでもうまけりゃ いいけど、もッ
  ク  …、 や    べ、もう …――ッ、

[突如止まる動き、代わりに与えられるもどかしさ。
無意識なのか己が腰を浮かせもう吐き出していいやという思考と葛藤するのを止めれば、
彼の手を白で汚すのにはそう時間は掛からなかった。]


[相手の思うツボだったか、荒く吐く息にダンはどんな表情をしているのだろう。
まさかこの状態で達すとか、余程欲求不満だったのだろう自分に肩を落とし。
まだ入ったままであろう銀を引き抜かせたのを確認すれば、
さて俺の番だろう、とググ、と彼の方付近に両手を添えて押せば、倒れてくれただろうか。

もし倒れてくれなくとも、言葉でねじ伏せて主導権を今度は譲ってもらおうか。]


 最後の前戯確り堪能したろ?あとは俺がする番だから安心してベッドと背中の熱い口付けをしてくれ。

[そ、と布を押し上げる雄に触れてグ、と下着ごとズリ下げてしまおう。
中から飛び出す雄は、やはり自分よりはデカ物なのかもしれない。

先程放り投げた鞄を片手で取れば中から持ってきたものを取り出す。
上で飲むより同じように下から快感でも得てもらおうと悪戯な笑みを浮かべながらその蓋を外す。

それを口へと含めば飲み込むのではなく、
其のまま彼の雄を口で咥えゆっくりと鈴口へと染み込ませていく。
さて此方から含まれれば如何なるのか俺も知らない。

じゅ、と音を響かせながら口の中で浸透させつつその様子を伺おう。*]


【人】 匿名軍団 ゴロウ

[やられたら倍返し、とまではいくかわからないが。
         やられっぱなしは性に合わない。**]

(3) 2015/11/13(Fri) 10時半頃

匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2015/11/13(Fri) 10時半頃


[彼の若さゆえの過ちに付き合い、痛めてやる腹は持っていない。
さりとて、それを身勝手だと咎める彼の言葉も否定しない。
微かに肩を竦めただけで、大人の狡さを隠すことなく露呈。

彼には義理を立てさせ、誠意を求める癖、
此方が展開させるのは奸計に嵌める瞞着だ。

なにせ、悶々と思案に暮れる彼の頭の中身は、
悪魔大公爵に乞わずとも見て取れる。
雄弁なのは口だけではないらしい。

彼は何処何処までも、若く、悩める青年。
口いっぱいに、はしたなく他者の性器を咥えこみながら、
命の尊さだの、生き方だのに意識が揺れているのがその証拠。

己などより余程生真面目に出来た性根を唆すよう、
残滓を眦の傍に塗り付け、雄の香で鼻孔を満たした。]



 ―――…ふむ、君の口は塞がない方が良いようだ。

 潰してしまったのは君の壮大かつ崇高な理想ではなく、
 想像力過多の末に至った未来予知だったらしい。

[顎を捉える親指が、白濁に濡れた舌を追い掛け、軟体を圧す。
ニチ、と彼の舌ごと弄ぶ精は、云わば無駄玉。
この一度を、有無を言わさず押し倒した胎に浴びせていれば、
それで人類としての義務は全う出来た筈だ。

だが、呻いた彼に逆らえず、生意気な眼差しに促されて、
雄欲を引っ掻けた男は、また腰に溜まり始める熱を自覚する。

未だ削げない負けん気に、微かに香る色を見つけた所為か。
躊躇いもなく白濁を浚った唇の緋色に、双眸が撓んだ所為か。]



 君がなんと呼ぼうと自由だが、私は答えない。
 Mr.アッシュフォード、意地を張るには相手が悪いぞ。

[先まで操っていた名は、他人行儀な呼称に転じるランクダウン。
薄笑いは突っぱねられた提案分引き下がり、
指先彷徨わせ、腿に添う熱を包むように掌を宛がった。]

 未だ、拘っていたのか。
 余裕を削いでくる大人は嫌いか、ミスタ。

[手癖の悪い五指が閃き、寛げる前立ては最小限。
御立派なカリバーンを捉えた掌で、一度だけ摩擦の刺激を送り、
その期に乗じて腰を抱き寄せるよう己の膝合間に招く。]


[態勢だけなら彼の望んだ上方位、だが凭れる姿勢は稚い。
腹筋の裏側を示唆する悪戯に笑みを噛み殺し、
重ねる額と眼差しの色。体温さえ、混濁を赦す距離。]

 では、私もひとつ妥協しよう。

 君より先に私が今一度頂きへ昇れば、好きにして良い。
 だが、君が先なら、もう諦めろ。

 ――― 苦しいのだろう?ミスタ。

 ……観念したまえ。
 私も、君を、抱きたくなった。

[彼に胸板を明かし、重なる体躯は剥き出しの下肢も触れ合う。
二度目の摩擦は、掌と、達したばかりの熱欲でサンドしながら。*]


[男ならば、砲身への愛撫で性感を得るのは分かるが、
胸を弄った時にも蜜を溢れさせたのは、さて何故なのか。
問うてやらないのは解を既に知っているからであり、
ずるいと駄々を捏ね、目を潤ませる彼を甘やかす所作。

汗ばんで上下するその胸中で数多の言い訳を重ね、
反撃を夢見て大した抵抗を行えずにいる姿は、
欲目を抜きにしてもあまりにも稚く、愛らしい。

摘まんでいるピックが深みにまで沈めば酷だろうと、
加減している優しさを、彼は見透かせずにいるらしく。
膝を押す力が強まれば指を回し、中の質量を旋回させた。]

 海の底の白鳥を探すのが好きなのか。
 諦めてしまえば全てが丸く収まり、楽になるというのに。

[有り得ないな、と瞳の榛を細めて減らず口を一蹴し、
退く気のない雄同士の戦いは熱と、欲だけを昂らせていく。]


[三十路だという告白とは裏腹に、銀を飲み込んだ雄は若く
切れ切れの息を吐いては問いに応対し、絶頂を堪える。

とん、とん、と摘まんだまま、上から叩き徐々に押し入れ、
かと思えば左右に軽く揺らして空気と淫液を撹拌させる。
隙を突いて布地を奪った今、吾郎の下肢を隠す物は何もなく
上半身とて、捲れたシャツが申し訳なく肌に乗っているのみ。]

 そうか、四つ下か。俺が店を始めた時も三十だった。

[声を跳ねさせ、肌を色付かせて艶めかしく動く肢体は
彼が意識しているものではないのだろう。
他愛ない言葉を交わして彼の日常を犯し、平穏を脅かし、
正気に返って背後を向いた時、昨夜の自分と決別させようか。

自慰では満足できず、果ては抱いても満たされない体に。
苦いエスプレッソに白濁と甘さを添え、作り替えるように。]



 知っているのか、俺を。

                 …………そうか。

[語られた経歴を掘り下げるよりも先に、聞こえた解に飛び付き
緩んだ唇からしみじみとした声が零れた。

情報社会のこのご時世だというのに、碌に更新もしていない
店のサイトは、他者の支援でコメント付きでSNSにばら撒かれ、
幸運にも彼の目に留まったらしい。

尤も、店主は微妙だがラテアートが絶品だとか、
手放しの称賛がひとつもないことは、一時目を瞑っておこう。*]


[足は悪戯っこだったが、手は存外素直なようだ。
否、こちらの肩に縋り付いて来ない意地っ張りと呼ぶべきか。

白いシーツに刻まれる皺と吾郎の襞はどちらが多いだろうかと
夢想を重ね、はしたなく腰を揺らめかせて頂きに昇る様は、
贔屓目に見ても抱かれて善がっているようにしか見えず。
栓をしたままで雄を扱き、痙攣が一際激しくなった瞬間、
銀色を抜き取れば噴水の如く吐き出した白が掌にこびり付く。]

 これだけ新鮮なミルクが出せるのなら、
 何人の赤子がいようと、腹を満たせてやれそうだ。

[舌で掬った白を咥内で掻き回し、ソムリエ気取りの評論家。
肩が落ちたのは抜いたせいかと明後日の勘違いを発揮し、
ずぐ、と更なる深みを丸みを帯びた金属が侵入。
持ち手で止まったピックから手を離し、抜くのなら止めもせず。]



 俺の背中は、吾郎の爪を立てて欲しがって泣いているが。

[肩を押してまで熱を求めていたのなら、致し方ない。
天を穿つ矛は食い入るような視線にも物ともせず、
鞄から取り出した小瓶の中身を、口に含んだ吾郎を見遣り。
数秒前まで悪戯な笑みを浮かべた頬に、切っ先を擦り付ける。

見えた赤いパッケージは、数世紀前からある精力剤。
口淫の振りをして粘膜に直接染み込ませる悪戯は、
一体どこで覚えて来たのやら。他人にやられた口だろうか。]

 吾郎はつくづく、運が良かったらしい。
 男を煽り過ぎればどうなるか、知らずにいたのだから。

[肘を突き、上体を起こすと慾情の塊を口に含んで顔を歪め、
飲み切れなかった液体と唾液で汚れた口元を指で拭ってやる。
は、は、と切れ始めた息。膨張を続ける肉は留まる所を知らず、
吾郎の咥内に焼けるような熱をただただ、与えるのみ。]


 ――…美味ければ、何でもいいのだろう?

[掘り返すのは、数分前の彼の言葉。
口を拭った手を更に奥へと向け、包むのは吾郎の後頭部。
くしゃりと跳ねる髪を撫ぜながら、行うことなどたったひとつ。

引き寄せると同時に腰を浮かせ、喉を勢い良く穿ち、
蛇よりも執拗に、含んだ液体を掻き出さんと口腔を蹂躙する。
腫れあがった雄は引っ掛かる犬歯も、彼の嗚咽にも怯まず、
見た目の割に撫で心地の良い髪に指を絡めて遊び。]

 だが、飲ませてやるのは一度だけだ。
 後はこちらに注いでやらなければ、泣かれてしまう。

[つ、と伸ばした足の甲で腹を撫で、意識させる。
抵抗を見せれば見せただけ、喉への掘削は激しい物へと変わり
大人しければ喉に孕ませるように、ぐ、と押し込んで。
年下男だろうと、元来の大人げの無さを遺憾なく発揮する。*]


[彼奴の慾を高める間、話せない代わりに巡らせていた思考はとりとめもなく、
狡い大人とやらから見ればくだらない思想かもしれない。

しかしそんな考え事でもしていない限りは自分の行動、
つまりはこの男の性欲を満足させるために自らの口腔を駆使しているという点に
集中しなければならないわけで、それは避けたかったのである。

どこまでもこちらを見下した相手が、此方が屈辱と息苦しさで死にそうになりながら
行った行為へ返してきたのは顔面と口腔に向けられた慾の飛沫であったことにさすがにキレそうであったが。
その苛立ちをこちらは必死に抑えているというのに、
何の意図か知らないが目の付近に塗りつけられ、残滓の放つ生臭い雄の香りにそろそろ掴み掛ってもオレは悪くないのではと思い始めてきた。


それでもそれをしないのは、この男にオレの子を孕んでもらわねばならないということに関してこちらも譲る気がないから。

しかし悔しい話だが、この男が先に言った通り、オレはこの男に無理強いが出来ない。
男の言う独り善がりのセックスをしたとして、
それで得られる満足など後に賢者タイムが来たときが恐ろしいと容易に想像がつくからである。]


 そうだな、オレも話せないということの苦しみを存分に味わったところで二度とあのような苦労はごめんだ。
 オレの理想を潰すつもりなら別の手段を考えたほうがいひ…ほいやめほ。

[頬を伝ってきた白を舌で捕えるとやはり美味いものではないなと眉を顰めると
彼奴の指が舌の上でそれを伸ばし、言葉が遮られたというか邪魔をされた。
無言の抵抗としてその指に犬歯を立てるが、この舌の上の苦みはある意味でオレの勝利を証である。

奸計や経験に長けた相手とて、若さではオレに劣るのだけは曲げようもない事実。

吐精の疲労感というのは年を追うごとに辛くなると聞いている。
それが狙いであれほどの屈辱に耐えたのだから。

となれば未だ抜いていないオレの残弾はこの男の中に撃ち込まれて然るべきだとオレは思うわけだ。]


 意地を張っているわけではなく、貴様の提案が根本的に許諾し得ないものなのだ。
 大人の余裕を気取るのであればそれこそ此方に譲るべきではないか?ミスター…えーと、

[この男のファミリーネームは何であったか。こう同じ様な文字の羅列だったとは思うのだが長かったので忘れてしまった。

しかしランクダウンした呼称に若干傷つくのはなぜだろう。
孤独には慣れているがオレは繊細なのでもう少し丁重に扱っていただきたい。
とは絶対に口にはしないが。]

 余裕を削がれた覚えはないが、汚い大人は好まない。
 オレは蛇より執念深いからな…、
 …っ?!

[いろいろときつい状態である自身の宝刀に突如加えられた摩擦に身体が跳ね、
困惑するうちに抱き寄せられた腰が距離を詰める。

この男のことである、受け入れの姿勢では当然ないのだろうと、近くなった視線を睨むのは変わらず。
揮発する互いの体温を感じると、今行うべきは弁論ではないということはさすがのオレでも自覚はしている。]


 妥協…?
 一度も抜いていない上に毒を盛られている、日に数度はマスターベーションを行う若者に対してそれは随分と貴様に都合の良い賭けと思われるが?

 まあいい。その約束だけは反故にしないと誓えよ、貴様の神に。
 オレがこれを解放するのは貴様の中と決めている。

 オレに欲情するというわけか、それはまあ、どうもと言いたいが、勝負がつく時には抱かれたくなったと言わせて見せよう。

[全く此方に興味を示していなかった彼奴が劣情をこちらに向けるのは進歩だと考える。
しかしそれは抱きたいという思考では結局話は収まらない。
二度目の摩擦と相手の熱に僅か腰が引けそうになるが、こちらも相手を果てさせないといかないわけだからと
なんとか押しとどめ。オレの唾液と彼奴の精液で濡れたその熱に自らの熱を押し当て、擦り付けて。]


 っ…く、……は…

[やはりこれはオレの方が分が悪いのではないかとその刺激だけで零れ出す先走りに思うが
相手も人間である、性的弱点は性器以外にもあるに違いないとそれを探すように
まだ彼の雄の味が残る舌を耳に這わせ、内部へ伸ばして、鼓膜を水音で震わせると、
腹から胸元へ指を滑らせた。]*


[人の話しを都合よく曲解するシュロウににこりと笑い。

 そーだね。結構好み。

[伊達にお隣さんの崇高なご高説を拝聴していないと。
ここでも常日頃不必要に思っていたスキルや経験が役立ち。
後はもう黙ってと言うように、シュロウの唇を唇で塞いだ。]

 ん……

[キスを強請った癖に抵抗をみせる唇に、早く開けと。
膝先でまだ柔らかい股間の膨らみを刺激する。
視覚外からの刺激に驚いたのか。
閉じた門が緩んだ隙をついてするりと中へ忍び込み。
決して噛むことはないだろうと言う確信の元、シュロウの咥内を蹂躙するように舌全体を使う。]


 ―――………ふふっ

[シュロウの漏らすくぐもった声とパーカーのフードを握る手に若干気を良くして。
咥内の性感帯をくすぐるよう舌をくねらせ、戯れに絡ませては逃げるを繰り返す。
シュロウの中で卑猥な水音を奏でながら繋いだ口の中で酸素を奪い合い。
滲む唾液を舌にまとわせては、外界と遮断した耳殻の中で音を響かせる。

絶えず小刻みに動かしていた膝の先では、柔らかかった場所が徐々に熱を持って、硬く存在を主張し始めていた。]


[そして、油断。]

 ん、ンっ……―――!?

[背中の、腰骨辺りに触れた素肌に驚いて。
口付けたまま、いつの間にか閉じていた瞼を開く。
限りなくゼロに近い距離で見たシュウロの瞳に映っていたのは、愉悦か、それとも喜色か。

背中から脇腹を撫でて胸へと上がって来るシュウロの手の平に、股間を押していた膝の動きが止まる。
ただ肌の上を撫でているだけなのに、シャツの下で触れるか触れないかの微妙な距離感を保つシュウロの手付きはもはや愛撫に近い。

それを自覚した瞬間、理津の背がぞくりと震える。]


[キスで握っていた主導権が、手の平の愛撫ひとつで逆転された瞬間だった。

 ぃ、ったぁ…!

[溶けあっていた唇を離したの理津。
強く摘ままれた胸の淡いしこりに走った小さな痛みは次の呼び水となり…。
一年と少しの間。
ネコとしてたっぷりと可愛がられていた理津の身体は本人の意思に反して、シュウロの指先で徐々に硬く存在を主張し始める。]

 ぅる、っさ…
 触ってあげようかじゃ、なくて…
 触らせてください、だろっ

[しつこく肌に吸い付く指先を振り払おうと、シュウロの肩を押して身を捩っても、フードを掴んだ手が邪魔で振りほどけない。]


[ぴちゃりと、舌を絡めたというには大きく卑猥な音が狭い室内に響く。
シュウロの頭を抱いた腕は、離せと言いたかったのか。それとももっとと抱き寄せたのか。
目元を僅かに赤く染めて眉根を寄せれば、視界の隅でシュウロが小さく笑っていた。

逆転された現状にシュウロの肩を叩けば、仕置きとばかりに胸のしこりを強く押されて背が跳ねる。

腰の辺りにじわりと熱が寄って。
前を窮屈に感じると共に、ズボンの生地越しに触れられた後ろがきゅんと鳴いた。]

 ―――………ッ

[自分の身体に、裏切られたような気がした。]


[こんな状況でなければ。
こんなタイミングでなければ。
そんな世迷言が脳裏をかすめて、意識の裏側が警鐘を鳴らす。]

 シュウ……ロっ……!

[もはや一刻の猶予もならないと、開いた口から零れたのは悦を堪えて押し殺すような声。
それがシュウロの名を呼び、長い髪を乱す指先が赤い結い紐を解いた。

流れる長髪の中に、浮島のように顔を覗かせる耳の輪郭。
そこへ唇を寄せて、吐きかけたのは熱い吐息。
解いた紐を絡める左手が赤いシャツの背を握り、右手は傾ぐ身体をさせるようにシュウロの太腿を押し。

形のいい外耳に歯を立て、自分を捕らえる腕を振りほどこうとした。*]


匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2015/11/13(Fri) 22時半頃


[彼の中に蟠る欲求不満は如何ほどか。

当初は、何故、彼のような相手と適合を見せたのかと、
己の遺伝子に正気を訴えかけたが、
地団太を踏みかねない姿を見ればそれも雪がれる。

怒りだか苛立ちだかの強い感情に翻弄されている彼は、
見下ろそうとする傲慢さを取り繕うより、ずっと良い。]

 ――― 君は私を悦くしたいのだろう?
 決して悪い条件ではない、寧ろ破格の譲歩だ。

[彼には彼特有の扱い方がある。
命じれば容易く跳ね返す癖、一段降りて問うて見せれば、
意外と彼も此方の言葉や希望を考慮せぬ訳ではない。
根が素直な良い子なのだろう。

―――― 若干拗らせているだけで。]


[指先で弄んでいた己の残滓に、文句と牙が向き、
返す慰撫はエナメル質にも塗す、火に油を注ぐ行動。]

 指が汚れたんだ、そう、歯向かわず舐めてくれ。
 竦むならそのまま吐いてしまっても構わないが。

[後半の声は蛇足と云う名の挑発。
一足先に彼の腹へ落ちる体液に、僅かな焦熱を抱きつつ、
寝台の柔軟性を利用して、腰を突き上げた。] 

 クリストファー・クリステル・クリストフ。
 次の選挙で見かけたら、清き一票を。

[淀まず告げる長きフルネーム。
調子良く彼の投票権にも訴え、分かり易い表情に喉仏が上下。]


[子供らしい顔を晒す稚さは厭う処ではない。
年下趣味かと聞かれれば、頷き硬い立場であるが、
今くらいは僅かな寛容を見せて、彼の首筋に接吻を塗そう。
リップノイズで脈を追い、彼の熱源を弄る掌は、
自身の熱欲を巻き込んで滑りを共有。
微かに詰まった息を細い首に纏わりつかせ、笑気を吐く。]

 負けた時の言い訳か?
 ―――…君、私の神になりたいのだろう。

[三千年続くクリスチャンの教えから、改宗を求む声を捕まえ、
此方を伺うも、尊重を捨てない首を叱るように噛み散らす。
信徒が成すにしては、あまりにも不敬な愛撫。]

 では、神として、魅せてみれば良い。
 ……君が良い子になるなら、教えくらい捨ててやろう。

[それでは分家と同じ末路だと咎める理性は利かなかった。
この人の熱に慣れぬ神に、膝を突き、穢してやるほうが、
十字を切り、日に三度祈りを捧げるよりも、今は興味深い。]



 ―――ほら、君も随分と乗り気だ。Mr.アッシュフォード。

[重ねた性器から立つ水音は粘性。
逃げ打つ腰を追って背が薄く浮き、亀頭の甘い括れが擦れ合う。
白が混じる淫液は、互いの欲を繋いで銀糸を垂らす。]

 ……ん―――、紳士の風上にも置けない。
 まるで、愛玩動物だ。

 ミスタ、私は女ではないぞ。

[彼の軟体が触れる外耳はささやかな疼きを滲ませる反応。

快楽に結びつけるには甘いが、彼の技巧よりも献身が良く効く。
リボンタイも解かぬ着衣を彼に任せるまま、
空いた片腕で、彼の腰を引き寄せようか。

ズ、と不意に勢い伴い、痺れる熱を互いの腰に伝播させ。
自ら濡らした彼の首筋に、熱吐く鼻先を擦りよせた。*]


[何処でこんな事を覚えてきたのか、親の顔が見たい所だ。
何故感じるのか、そんなの気持ちいいからに決まっている。
それを素直に認めるのも勿論悔しいし嫌だ。

自分より四つも上だと知った目の前のおっさん。
今考えたいのは彼の店の事ではなく、彼を如何啼かせるのか。
己の下肢は空気に晒していると言うのにダンの下肢は未だ布に含まれたままだ。

彼の店の事を知っていたのは本当に只の偶然。
まさか彼の唇が緩んでいる事など今の自分の余裕のなさから感付くこともなくまるで女のような声を上げる。

荒い息を吐き捨てながら彼の方を見れば、
さも当たり前の様に白を舌で掬いテイスティングをするような仕草に思わず目を細める。]


 馬鹿、何がミルクだコノヤロウ…。
 ガキにんなもん飲ませられるかっつの。

[冗談だと分かりつつも突っかかる言葉を告げるのはご愛敬。
さらっと格好良い事を言っているが、相手が俺だから仕方ない。
フン、と鼻を鳴らしながらガキの様に舌をベ、と出し、ようやく背をシーツへと付けてくれた体勢に満足。

精力剤を実際口にしたのは初めてかもしれない。
口に含んだまま彼の雄を咥え馴染ませる代わりに、己の体内へもそのドリンクは咽喉を通る事になる。

あくまで余裕を見せる男に構わずに続ける行為。
それでも確りと膨張し続ける雄は咥内で独特の味を広げさせる。]


[ああ言えばこう言う、まさにこの事を言うんだろうか。
此方が喋れない事を良い事に言いたい事をべらべらと連ね、彼の手は己の後頭部を逃さまいと包み込む。
手入れなどしていないくせッ毛の跳ねる髪を撫でられ心地よさを感じながら。

グ、と引き寄せられれば彼の雄が喉を貫く様に勢いよく穿ち、
さて雄の味かドリンクの味かブレンドされた味は嫌いではない。
先程よりあからさまに大きくなる雄は口腔で暴れまるでじゃじゃ馬である。

伸ばされた足の甲で腹を撫でられれば耳へと入ってくる言葉に違う、と否定するように一度彼の雄を咥えたまま凝視。
既に口に含んでいたドリンクは彼の鈴口と己の喉を通り体内へと。
今口腔に残るのは彼の雄とその滲ませるカウパーに己の唾液のみ。

まるで咽喉に孕ませんとする勢いに押し込む姿に上等だと言わんばかりに勢いよく吸い付いてやろう。
其れで精を吐くなら勿論口腔で捕え、飲み残しがない様にゴク、と喉仏を上下させながら体内に取り込んで。]


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