人狼議事


158 雪の夜に

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視点:


【人】 負傷兵 ヒュー

[逃げろ、と痩せた男は繰り返した。>>1:#1

 ……?

[酔っ払いだらけの場所のなかにおいても、その男の混乱の仕方は異質だった。
やがて周りの者が男に興味を示し始める様子に、厄介ごとは他人に任せる事に決め込んだ。
騒がしい場所が得意でなくなってしまった>>1:156のは、本当の事なのだろうと自覚する。]

 ……、……。

[婦人に渡すつもりで、持ったままになっていた杯で、直前の婦人との会話を意識したのか、ばつが悪そうに目を泳がせたのも束の間。
人狼、という言葉がさざなみのように集会場に広がった。
気付かぬうちに、手元から、重みが消えていた。
酒の入った杯を、床に落としてしまっていた。]

(1) 2013/12/22(Sun) 01時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[その事に一拍遅れて気付いたヒューは、慌てて謝った。]

 すみ、ません。

[屈んで、落としてしまった杯を片付ける。]

(2) 2013/12/22(Sun) 01時頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 01時半頃


 "逃げろ"……ねぇ。

[ゆらと青鉄を細める。]

 どういう意味なんだか?


……それは、
言葉どうりの意味ではなくて?

でも、気狂いの戯言では、片付けられないわ。

[人狼という言葉の一瞬でもたらした静寂、
この町には確かにまだ残っているのだろう。
かつての、記憶が]


【人】 負傷兵 ヒュー

[割れた杯の破片を拾いあげた。]

 汚して、しまいませんでしたか?

[見下ろされているまま、ヒューは、顔をあげた。
そして、婦人の深い蒼色の瞳に、目を奪われた。>>5
見詰めたまま、動けなくなって、婦人の言葉を聴いていた。]

 ――、

[婦人も身を屈めたので、深い蒼色は見えなくなった。>>6
耳朶を問いかけが掠めていく。残った片手の指先が震えた。使い物にならなくなった腕が、ひどく痛んでいる。唾液を飲み込んだ。]

 い、

[ヒューは婦人の言葉を否定をする。]

 いいえ。

 ……長く外に居たので、手が冷えて。

(8) 2013/12/22(Sun) 02時頃

 あん? ……どういう意味だ?

[同席している船乗りや町娘は、昔話の存在程度にしか
 その存在を認めていない。
 ならば、いかにも妄言で片付けられるものではないか]


それは、

……この町には昔人狼がいて、
そしてその正体を暴く者がいたからよ。

それを知る者も、
大分老いたけれどまだ生きている。


【人】 負傷兵 ヒュー

[黒いレースの手袋をはめた手が、残った片手を優しくなぞっていった。実際に、ヒューの手は冷え切っていた。]

 ……、はい。

[紅い唇から発された問いかけに、ヒューは硬い声音で頷いた。]

(15) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[顔を伏せたままでいたから、うそつき、と呼ばれた時の顔は見えなかったろう。
立ち上がって、手のなかに残った破片を、酒を振舞っているダーラ>>1:148に、片付けて欲しいと頼んだ。]

(16) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

 つまり、――野放しにはしておけない、って事か。

[暴く者が今も町に留まっているなら。
 否、叫んだ男こそがそうだという可能性も低くない。]

 厄介だな。

[町に入って早々、あんな風に騒がれては。
 まるで、今しがた寄港した船が人喰いの怪物を運んできた、
 そう取られてもおかしくない。
 口を封じても、封じなくても。]

[ただ、問題は]

 ヒトが腹空かしてる時に。


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 02時半頃


[船旅は飢えとの戦いだ。
 航海中に人を喰らえば逃げ場のない騒ぎになる。
 今回だって彼女の――僅かな、しかし肝心な助けがなければ
 この町までの海を越えては来られなかったと思う。

 それが、船に根を下ろす心算などさらさらない事の本音]

 着いてすぐは疑われるから、避けたい所だったが。


【人】 負傷兵 ヒュー

[ちいさな傷をひとつ残して、ヒューの手のひらは空になった。
ヒューは、不思議そうに婦人の半分隠れた顔を見詰めている。]

 ……汚してしまいませんか?

[訊きながら、黒いレースのチーフを善意として受け取った。
そして、婦人の柔らかな言葉に、意外そうに目を瞬き、応じる。]

 ……
 俺でよければ。

[帽子に隠れた目の先を追って、ヒューもまた、戸口の方へ顔を向けた。]

(24) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……俺も、
 来てもらえて、なんというか……

 少し、安心したんだと、おもいます。

[迷いながら、なんとか言葉を紡ぐ。
黒い服を着た婦人の背を見送る。
彼女の名前も訊かなかった。
なぜだか、その必要があるように感じなかったのだ。]

(25) 2013/12/22(Sun) 03時頃


……、あの男を?

[問いかけは低く短い。
己の抱く懸念は無論、彼も考えたことだろう。
それでもそうするというのなら]

……私に何か、手伝えることは、ある?

[最初に告げたと同じ言葉を囁くだけだ]


【人】 負傷兵 ヒュー

[素性を一切を知らない婦人と別れた後、ヒューは船乗り仲間が大騒ぎしている輪に、漸く近づいていった。]

 ひさしぶり。

[ヒューは、その時もまた、恥ずかしがるような、苦笑いのような、複雑な表情をみせていた。]

(27) 2013/12/22(Sun) 03時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[気のいい船乗り達の歓迎の後、ヒューは黙って、嬉しそうに船乗り達の土産話を聞いていた。
自分のことは尋ねられても、相手の話に話題をすり替えた。]

 俺は、そろそろ。

[と言って、挨拶もそこそこで、席をたつ。
去り際、セレストを見て、失敗を恥じるように、困り笑いをした。
*積もる話は、しそびれてしまったように感じる。*]

(28) 2013/12/22(Sun) 03時頃

ヒューは、*集会場を後にした。*

2013/12/22(Sun) 03時頃


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 03時頃


 あぁ。

[低く短い懸念を吹き払うように、軽い首肯。]

 いや、今回は良い。上手くやるさ。


 ……俺の席からは、男の姿形は見えなかった。
 叫びを聞いた後で、見ようとして見た以外にはな。

[言い換えると、男が逃げろと叫んだ時点では、
 己の存在は知られていなかったのだと思われるのだ。

 ――ならば、男は何故人狼と言ったのか?

 それを考えている。]


[夜も更けに更け――
 しかし、白銀がぼんやりと僅かな光を浮かべる雪明り。
 青鉄の眼が、裏路地を彷徨う人間を捉える。]

 ……すぅ

[冷えて冴える空気を吸い込んだ。
 仕込みも何もない、]

[獲物に掛ける声もなく、その爪牙にかける。]

[すみやかに命を刈り取る襲撃を受けてなお、
 まともに物を見る余裕が、かの痩せた男にあればだが。

 最後にその目に映ったものは、
 砂金の毛皮に鮮紅の瞳の獣の姿だっただろう。]


……駄目ね、
私ではあの男の行方もわからない。

[人としても獣としても、
この身は酷く中途半端だ。
そして彼の言わんとすることに瞑目する。]

……そうね、
あの男がただの気狂いだとしても、
何を切欠にあんなことを言い始めたのか。


[目蓋を閉じても、伝わるような。
しんと冷えた夜の空気と、息遣い。
雪が導く無音の静寂]


……気をつけて。

[案じるは今現在ではない、その先だ*]


【人】 負傷兵 ヒュー

― 市場 ―

[しんしんと、雪が、降り続けている。
既に足元には積もりつつある事は、暗くても分かる。
感触が靴越しに伝わってきている。

一年ぶりに仲間との嬉しい再会を果たした事に違いなかった。
けれど、沈みこんで考え事をしているような、または寝ぼけているような表情は、そのままだ。

港のほうへ、顔を向ける。
*ここから歩いて、ワンダから借りて使っている部屋はすぐだったが、ヒューもまた、真っ直ぐ帰ることは、しなかった。*]

(30) 2013/12/22(Sun) 03時半頃

 気が触れてるんだとしても、だよ。
 普段からああいう事を言ってるんじゃなければ、
 あの男にとっては何かがあった、って事なんだよな。

[そして町人の反応から想像すると、
 恐らくあれは、男の常の言動ではない。]

 もし、俺に気付いてたんだったら、俺を指差すよな?

 例えば、単なる気の迷いじゃなかったとすると、
 誰かまでは解らないが、人狼がいる事だけが解ったのか。

 ……それとも、俺以外にも……とか?


[案じる声を受ける背は、どこかくすぐったい。]



 ……――っはあ

[さして鍛えた所のない痩せた獲物ではあったが、
 久々に得る、遠慮なく肉を食い裂き、本能を満たす行為が
 己の隅々に充足を与えてくる。

 うっとりと、喉を鳴らした**]



……あなた以外に、

まさか。

[届く声は彼一人、
それでも彼以外の人狼、
その言葉に蘇るのは、ありえぬ感傷だ。

小さなため息、そして]



[宴の場で異質であった、
あの怪我を負った青年を思う]


……ああ、でもそうね、あの子は何か、


[人狼という言葉へ見せたあの反応、
憶測は憶測に過ぎないけれど―――、

怯えや畏れのようなもの、
それが己自身に向いていることも、
あるいはありえるのかも、しれない]




けれど、
声は聞こえなかったわ。

[どこか寂しげにも、呟きは零れて]




――ねえ、


“それ”は、気持ちいいの?


[肉食獣が喉を鳴らすような、
甘くも聞こえるようなそんな呻きに、
女の囁きには薄い笑みのような気配がのった]


【人】 負傷兵 ヒュー

― 早朝 ―

[明るくならない内から市場で魚屋の手伝いをするのが、ワンダに仕事を貰ってからのヒューの日常となった。
食い扶ちを賄う分だけの稼ぎで良いと割り切った仕事ぶりは、世辞にも熱心なものとは言い難い。]

 ……あねさん。
 これ、朝凪亭だね?

[いつもの、低く篭った感じのする声音での確認に、ワンダは聞こえ難いと文句を言うこともなく、頷いた。
朝の仕込みの時間までに届ける分の魚を確認し、ヒューは棒を片側の肩にかついだ。
棒に下がったカゴが揺れた。]

(47) 2013/12/22(Sun) 16時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[昨夜降った大粒の雪は、町を真っ白に染め上げた。
暗い内から外で仕事をしているために、手足の指先は、感覚を失いかけている。
まだ早い時間であるために、誰にも踏まれていない柔らかな新雪が広がっている箇所も珍しくはなかった。
ヒューは、通りについた足跡に沿って歩く。
しみ込むような寒さに、首を竦めた。

朝凪亭への道の途中、ヒューは、裏通りに、不自然な人だかりが出来ている事に気付いた。
まだ早い時間である。昨夜の内に、何かがあったのだろう。
近寄り、覗き込むようにして、その人だかりの中心を見た。]

(48) 2013/12/22(Sun) 16時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……――

[目を見開いた。
真っ白な雪のなかに、黒髪の男が一人、倒れている。
朝を迎える前に雪は止んでいたから、隠してしまうこともなかったのだろう。
赤々とした血が、雪を染めているのが、見えた。
誰も助けない。いや、手遅れなのだ。
その亡骸は、喰い裂かれていた。]

(49) 2013/12/22(Sun) 16時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[声は、あげなかった。口元を、わずかに開いて、閉じるだけ。
総毛立つような感覚に、奥歯を噛んだ。]

 ……、

[棒を握った手が、力を込めすぎて、間接が白くなっている。
もう片側の肩を動かした。身じろぎをした程度に留まった。
その片腕は、使えなかったからだ。
俯いて、何かを堪えているのか、口許には歯がのぞいていた。]

(52) 2013/12/22(Sun) 16時半頃

 そうだな、まさかだけど。
 ありえないと思える事だって、案外起きる。

[あの子、というのが何をどう指すのかは知れないが、
 言う通り、声は己と女のものしか聞こえて来ない。]

 耳が遠いのか、話す気がないのかは知らないけどな。

[事ここに至って話す気がないのだとしたら余程の世捨人か。]


 ……うん?

[気持ちいいのか、と問われた。
 食事に対してなかなか斬新な質問だ。]

 そりゃな。

 人間だって、好きな物食って腹一杯になれば気分良いだろ。
 それと同じじゃねぇのかな。

[飢えが満たされる事。
 狩りをする衝動が満たされる、事。]

 それ位ならあんたも解るだろ?

[それは己の生と性が充足する時間だ。]

 えーと、何っつったっけな。
 カタル……何とかって奴じゃないか?


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 16時半頃


カタルシス?

……ふふ、ごめんなさいね。
随分と気持ちよさそうに聞こえたものだから。
人を裂くのに、どんな快楽が伴うのかしら、って。

[肌をざわつかせるような、
甘く喉奥を疼かせるような
そんな感覚を、その声に覚えたのは確かだ。

――確かに己の中にも、
その血は流れていると理解する]


ありえないこと、
そうね、何かわかったら教えるわ。

[不確かな憶測と、
――人狼を暴く術と]

そういえば、
まだ、聞いていなかったわね。

あなたがどこから来て、どこへ行くのか。
……昔話は、寝物語の方がいいかしら?

[教会へいたる雪道、
眼下に静かな海を見やりながら囁きを]


【人】 負傷兵 ヒュー

[ヤニク声をかけられたヒューは、顔を上げた。
眉間にくっきりと皺が刻まれ、戸惑っているように揺れる目を、つい昨夜はじめて知った顔に彷徨わせた。]

 あ、……

[言葉が出なかった。
咄嗟に出た言葉は]

 あんた、暇か?

[返事も待たず、魚カゴをぶら下げた棒を押し付けた。]

(55) 2013/12/22(Sun) 17時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 頼む、持っててくれ!

[焦った様子から、必死の懇願に見えたかもしれない。
軽くなった身で、ヒューは駆け出した。
雪で滑りそうになって、つんのめりながら、市場に取って返した。
魚屋の女主人の元へ駆け戻った。
息を切らしているヒューに、表情こそ然して動かなかったが、ワンダはたしかに驚いていたようだった。]

 あねさん、
 今日はもう、家からなるべく出るな。
 店も早くしめちまったほうがいい。

[何の事だか分からないワンダは、憮然としていた。
裏通りの事だけ、事情を話した。納得しきれない様子のワンダを残し、ヒューは二往復目になる道を急いだ。]

(58) 2013/12/22(Sun) 17時半頃

 そうそれ。

[こんなやり取りでさえ――]

 ……どうだろうな。まぁ、気持ち良いけど。

 人間も野山に入って猟をするけど、
 あんたはそういうのもやった事なさそうだしなぁ。

[箱入りの、いかにも良い所のご婦人といった風情の女だ。

 今、囁き交わす声が少し浮き立っているようなのが、
 記憶と少しだけ違う。]

 ん、あぁ。気になるっつってたっけ。
 そんな大した話じゃねぇし―― っと。

[急に荷物を振られた旅人はそちらに意識を向けつつも]

 別に、いつでも良いぜ。


【人】 負傷兵 ヒュー

[肺が冷たい空気でいっぱいになり、痛んでいる。
雪で滑って転びそうになるが、壁に片手をついて、なんとか事無きを得た。
目的地である裏通りで死んでいた人間の顔には、覚えがあった。
昨日の晩、集会場で「逃げろ」といっていた男だ。
歯噛みして、苛立ちまぎれに壁を殴った。
一度だけ、時間をたっぷりかけて、長い呼吸をした。

ヒューは裏通りに入る前に、真っ赤な服をきて、魚の入ったカゴを担いでいる男を見つけた。
目立つ姿だ。成り行きで押し付けたにしては、良い人選をしたものである。
旅人の元へ、ヒューが戻ってくる頃には、落ち着きを取り戻していた。というよりは、元の沈んだような印象に、戻っていたと言ってもいい。]

 ……ありがとう。

[すぐに礼を言った。
魚を返してもらうため、片腕を差し出した]

(61) 2013/12/22(Sun) 18時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……あんたがたの、メシだよ。

[つまり、目的地は朝凪亭だ。
魚を返して貰えず、手は宙に留まったままだ。
ヒューは首を傾げた。]

(63) 2013/12/22(Sun) 18時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……? だから……

[魚を返して貰わなくては。
そう続けようとしたが、旅人は坂の方へ向かっていってしまう。
どうやら持って行ってくれるようだ。ヤニクの背を追いながら、揺れるカゴの中身が減っていないかを、こっそりと確認した。
それからヤニクの横に並んで歩きながらも、怪訝そうに様子を窺っている。]

(65) 2013/12/22(Sun) 18時半頃

[そうして、旅人はぽつぽつと話し始めた。
 自分がどこから来たのか。]

 元は行商の……と言うか、
 それに扮した移動性の群れの生まれでな。

 うんと小さい頃は母体の事があるから、
 確か、少しの間は定住してたと思うけど。

 ほとんどずっと、今みたいな暮らしだったな。

[旅が塒とは、よく言ったものだろう。]


【人】 負傷兵 ヒュー

 ……。

[誰が運んでも食べられるとは思うが、わざわざ取り返すという事は、今更しなかった。
旅人の質問に、ヒューは少しの考えるような間の後、気力に乏しい声で、短く答えた。]

 ……べつに。

(67) 2013/12/22(Sun) 19時頃

ヒューは、ヤニクが、何故こんな質問をしたのかを考えている。

2013/12/22(Sun) 19時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[死んだ男は、本当に、殆ど知らない人間だった。
実際に、彼の名前が、ヒューには分からない。
店の客ですらあるソフィアでも、名前を覚えようとはしなかった。]

 あんたと、そう変わらないよ。

[静かな声で、そう付け足した。
この人好きのする感じなら、三日も町に留まっていれば、自分よりも余程良い人間関係を築くだろうとすら、ヒューには思えた。]

 ……。

[雪の反射で、眩しげに目を細くする。]

(69) 2013/12/22(Sun) 19時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 そうだろうな。

[ヤニクの「他の住人とは違う」という評価を、ヒューはあっさりと認めた。
自分は、いわば、余所者であるとすら思っているのだから。]

 ……去年までは、船で働いていたんだ。

[仮に、根を下ろしたくないと本人が思っていたとしても、頃合という物があるのかもしれない。
考えている内、不意に無くした腕への苛立ちが込み上げるが、足元に視線を落とすのみに止めて、内に押し込めた。]

(71) 2013/12/22(Sun) 20時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[問いかけに答えようとして、自嘲していた。]

 友達に会いたいと思うくらい、いいだろ?

[朝凪亭の傍までやってきて、足をとめて、手をもう一度差し出した。]

 助かった。
 悪かったな。あんた、関係ないのに。

[裏通りで魚を持っていて貰った事。ここまで運んでもらった事。それだけでなく、身の上話など、相手の酔狂で聞かせたとしても、それも含めてだ。]

(73) 2013/12/22(Sun) 20時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

― 朝凪亭裏口 ―

[ヤニクから魚を受け取って、肩に担ぎ、朝凪亭の裏口の扉を叩いて、到着を知らせた。
大抵、従業員や手伝いの子供なんかが顔を覗かせるが、今日はどうだったろうか。
靴に雪をつけながら、じっと待つ。
その間、ずっと考えていたのは、片腕を失うこととなった理由に関してだ。]

(76) 2013/12/22(Sun) 21時頃


……猟はしたことないけれど、
こう見えて、山歩きは得意だったわ。

[ほんの少しすねたように口にするのは、
まだ少女と呼べる年の頃の昔の話だ]

あら、そう?
いつでもいいなんて……、
少しくらい焦らしてくれても、いいのよ。

[そんな無邪気だった面影はもうない、
頼る者も無いまま、一人故郷を離れなければならなかった。

利用できるものは利用した、
結果、悪女と呼ばれたけれど、
後悔も懺悔もない、少しばかりの憐憫があるだけ]



群れというのは……、
家族のようなものかしらね。

[行商というのは理に適っている。
人を襲う以上ひとところに留まり続けるのは危険だ。
それはよく知っている、その結果を見たのだから]

――そう、
その口ぶりでは、故郷の記憶はないの?
ご両親とか、兄弟とか。

……会いたい誰か、とか。

[ぽつりぽつりと、途切れるような囁き]


[あの男が警告した人狼なる存在が己でない別人だとしたら。]


[己は同族喰いの嗜好を持たない。

 よって、妨害が入った際など、いくつかの例外はあるものの、
 極論、"喰おうとして喰えなかった奴"が、
 話しかけて来ない同族であるとは言える。]


ヒューは、音のしたほうへ、首をむけた。

2013/12/22(Sun) 21時半頃


 へぇ? 意外だな。

[あるいは、例え良家の令嬢というやつであっても、
 誰しも幼い頃はお転婆な少女だったのかも知れない。]

 そうだな、人間で言う所の家族か、集落か。

 ……故郷の土地っていうのはなかったけど、
 小さい頃に住んでた所は、暖かかったな。
 多分、春だったんだと思う。

[両親、兄弟、その言葉に左手をポケットに突っ込む。]


【人】 負傷兵 ヒュー

― 朝凪亭 ―

 ……。

[子供が水を撒いている。
意図があってそうしたのではなく、零したのだという事は、一目瞭然である。
その様を、心配する言葉ひとつかけず、見守っていた。
笑顔の一つなく、無気力にぼうっと裏口前に佇む姿は、子供からすればお化けの一種にすら思えても、おかしくはない。]

 魚。

[子供が、桶を手にとったところへ、声をかけた。]

 中にいれた方がいいなら、開けてくれ。

(85) 2013/12/22(Sun) 22時頃

ヒューは、ハナをうつろに見据えたまま、一歩だけ後ろに下がり、扉の前に空間を作った。

2013/12/22(Sun) 22時頃


 ――

[子供が少し口をとがらせたような、
 何故か決まり悪そうな小声が零れた。]

 ……狩りも出来ねー位よぼよぼの爺さんになったら、また来る。

 つった所なら、あるけど。


【人】 負傷兵 ヒュー

[子供が扉を開けるまでの一部始終へ、大きく迂回する様子までも含め、視線を送り続けた。
子供が蹴開けた扉に、ヒューは使えない腕のついている方の肩を引っ掛けた。
後ずさりの後、転んだらしい子供をまたぐようにして、幽鬼が如く朝凪亭の裏口から進入したヒューは、魚の入ったカゴを、いつも指定されている場所へと、ゆっくりと、置いた。]

(87) 2013/12/22(Sun) 22時頃

[拗ねたような口ぶりが、
かわいらしいと言ったら彼は不本意だろうから、
零れたのは小さな忍び笑いだけ]

そう、故郷の土地はなくても。

あなたには、
……ちゃんと帰る場所があるのね。


 ……多分、そういうんじゃねぇよ。

[人の間で人を喰い殺す狼が、
 そんなに長くを生きられるとも思っていないし、]

 そいつらの仲間になれる訳じゃないしな。

[きっとそれは叶える心算のない約束なのだ。]

 旅から旅への根無し草だよ、俺は。


【人】 負傷兵 ヒュー

[ダーラに声をかけられ、ゆっくりと顔を上げたヒューは、はい、と陰気な声で返事をした。
床に尻もちをついているハナへ、一度目を向けてから、カゴから棒だけ引き抜いた。]

 ご存知でしたか。

[無論、それは外の騒ぎの事についてだ。
けれど、ダーラならば当然だろうと思った。]

 はい。
 多分……ある事ない事、皆噂してる頃だとおもいますよ。

 ……あねさんも、どうぞ注意なさってください。

(96) 2013/12/22(Sun) 22時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 はい。用心してください。

[痛むのか寒いのか、無い方の腕を、無意識に何度かさすった。
ヒューは、裏口の傍に置かれていた、空になった持ち帰るべきカゴを手にとり、棒に引っ掛けた。]

 あの……。

[遠慮がちに、ヒューは、ダーラに対して続けた。]

 仲間には、美味いものを振舞ってやってくれたら、嬉しいです。

[昨日の今日で、と言ったのは、エレクトラ号の船員のことを指すのだと、ヒューは思った。
彼らを迷惑がって追い出すような事はしないで欲しい、という願いでもある。]

(99) 2013/12/22(Sun) 23時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[ヒューは、言葉だけでも自身の心配をされると、意外そうに目を瞬いていた。
微かに笑って、「はい」と答えた。
それから、ハナの事へ話しが移ると、自然、視線は桶を抱えている子供へ向いていた。]

 ああ。

 ……。やってるんじゃないですか。
 俺が来たから、仕事を中断させたかも。 

(100) 2013/12/22(Sun) 23時頃

いいじゃないの。

いつか帰るかもしれない、
そんな場所があると思うくらいは、きっと

……生きる理由に、なるでしょう?

[それは酷く人間らしい思考だと己自身そう思った]


【人】 負傷兵 ヒュー

[怪訝そうな顔をしているダーラに反して、ヒューはほっとしたような顔をしていた。]

 ……そうですか。

 はい。
 噂は噂ですから。

(107) 2013/12/22(Sun) 23時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[ハナの話題と共に、彼女がついたため息には、何も言わずにおいた。
ダーラの居る位置からは、セレストが見えているらしく、挨拶をしているのを聞く。セレストにダーラが向けた言葉で、死んでいた男が「サイモン」という名前だったと知った。]

 ……そうですね。
 何事もなければいいなと、思います。

 じゃあ、俺は、戻ります。

[忙しく働くダーラに、声をかけた。
来た時と同じく裏口から出ていこうとして、再びハナと対峙した。]

(110) 2013/12/22(Sun) 23時半頃

ヒューは、ハナを凝視している。

2013/12/22(Sun) 23時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

 ……。

[ハナが何かに謝って、走って行く背を見送り、ヒューは空のカゴをもって外に出た。
積もった雪に足跡をつけながら、朝凪亭の脇の通路から坂道へ出た。]

(114) 2013/12/22(Sun) 23時半頃

ヒューは、ティモシーの店の前を通りがかった。

2013/12/23(Mon) 00時頃


 生きるのに理由が必要か?

[解らない、と言いたげに声は囁いた。]

 ……しかもそれだと、まるであんたの方が、
 帰る場所がないみたいに聞こえるぜ。

[都の方で、絵なんかを売り買いする商売だと聞いていた。
 そちらは帰るべき場所ではないのだろうか。]


[単純な答えは予期されたもの、
けれどそれは、今は好ましいものだ]

……そうね、

[そしてゆるやかな肯定]

優しい人を大事にしなかったから、
きっと罰があたったのね。

[珍しく自嘲のようなものが溢れて]


つまらないことを聞かせたわね、

ごめんなさい。


 ……ふうん。

[返す相槌は、少し気のないものになった。
 人間にとっての、その罰が当たる、という感覚も、
 あまり実感が伴わない、知識の上の言葉だ。]

[ただ、血が薄れて人間になってしまったのに、
 こうして声だけがする女の性質は、やはり、
 己の目からは中途半端なものに思えて――
 生きにくいだろうな、と思ってしまう。]


……こういう時に、
慰めの言葉のひとつでもさらりと言えると、
もてるのよ?

[返る相槌にそんなことを言ったのは、
あまり引きずりたくない感情だったせいだ]

それに私の話より、
あなたのこと、でしょう?

[そんな一言も添えて*]


 そりゃぁ、失礼?

[冗談めかして言われる"もてる"との弁も、
 女と己では意味合いが変わってしまうのだが。

 とは言え、そうした文句が使える価値はあるだろうから、
 次からは何か考えておこう、と思う程度]

 つっても、あぁ……どこまで話したっけ。
 ほとんど話は終わったみたいなもんだしなぁ。

[生まれた群れについて。
 そして、いつか再び訪れるかも知れない先について。]

 別に、先なんて決まってないしな。
 どこまでだって行くし――どこに着く事もない。

[終着がある旅ではない。狩り場を求めて流れるだけだ。]


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 02時半頃


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 11時半頃


 ……意外と、人狼の仕業ってのは信憑性ないみたいだな。
 この分なら俺、必要な食事の分だけで良いのかね。

[他の獣が血の匂いに誘われなければだが。]

 お上が人狼の仕業って言ったらまた変わるだろうけどな。
 あの男の言う事を本気にしそうな人間、他にいるかな……


【人】 負傷兵 ヒュー

[雪が太陽の光をうけて、白々と輝いて、眠たくなりそうなほどに、眩しい。
考え事に沈みながら、慣れた道を歩いている。
半ば寝ながら歩いているような心地だった。

ヒューは、何度も何度も、なにかの目を思い浮かべていた。
それは網膜に焼き付いているかの如く、鮮明な像となり、頭の中に現れる。
次いで、「死ぬかもな」と悠長な事を思いながら意識を手放した事を曖昧に思い出す。

なんだか、夢の中にいるようだな、とヒューは思った。
あの時の事も含めて。]

(176) 2013/12/23(Mon) 14時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[ヒューは一年前、怪我をして診療所に担ぎ込まれた。
頭や首や足など、大なり小なり傷を負ったり痛めたり骨が折れたりしていたが、中でも一番酷かったのは、腕の怪我だった。

「人が死んだ」と「誰かが怪我をした」では、人に与える驚きに大差があるようで、今更その時の事をわざわざ思い出すとすれば、当事者か身内くらいのものだろう。

何日かは眠ったまま、目が覚めたとして身動きはとれないまま、エレクトラ号は出港してしまった。]

(177) 2013/12/23(Mon) 14時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[未だに、片腕での生活には慣れたとは言えない。

苛立とうが悲しかろうが、仕方ないと諦め続けることで、磨耗されていくようにして、少しづつ折り合いをつけた方が良いのだろうとヒューは考えていた。
利口な折り合いの着け方は分からなかった。
けれど、どうせ利口にもなり切れまい。
この一年間は、曖昧に、ごまかし続けるような、無駄にも思える日々を送ってきただけだ。

命があるだけマシともいえる。
身の危険を感じた際に、反射で恐怖を感じ、抵抗しようとしたのだから、きっとそういう事なのだろう。

運が悪ければ死んでいた以上、治療にあたってくれた町医者や、診療所へ運んでくれた者には、助けて貰ったという感謝の念や、義理のようなものを感じていないでもない。

多分見かねたのだろう。手を差し伸べてくれたワンダにも、また、そうだった。]

(178) 2013/12/23(Mon) 14時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[今更どうにもならない事を、ヒューはたまに思う。

 「あの時こうしていれば」

今朝は、他人の死によって、殊更それを強く感じていた。]

(179) 2013/12/23(Mon) 14時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

― 市場 ―

[ヒューは市場に帰った。ワンダが静かに立腹していた。
市場から裏通りまでを往復し、酔狂な旅人の歩調で朝凪亭に向かい、そこでもダーラと少し話してしまったのだから、遅れが出ていて当然だ。
ヒューは直ちに謝って、次の届け物の準備にかかった。]

(180) 2013/12/23(Mon) 15時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

― 市場 ―

[ヒューが食堂に魚を届けて市場に戻ってきた時には、既に日は高くなっていた。冬の昼間は短いから、日暮れまでそう遠くはないだろう。
魚屋では、自警団員とワンダが話し合っているようだった。
既に市場で働いている者達を集め、軽く説明があった直後であるらしい。
曰く、この町は閉鎖された。人狼と疑わしき人間を探し、報告にくるように、という事だった。>>#3

 本当にいるんですか。

[ぽつりと言う。
懐疑的を通り越し、探す気もない、といった様子だった。
熱心に犯人探しをする気のない人間の証言が、自警団員にどういう心証を与え、どう解釈されるのかは分からない。]

(186) 2013/12/23(Mon) 21時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

― 市場 ―

[いつもに増して身の入っていない働きぶりである。
時刻が気になるのか、難しい顔をして、空を見ることが多かった。
おつかいに来た子供が、ヒューから釣銭を受け取って、慌てて通りを走り去っていった。]

(199) 2013/12/23(Mon) 23時頃

……私の弟はね、
この町の教会の司祭様に、
正体を暴かれたのよ。

[ぽつりと零して]

……知らせは聞いた?
しばらくはこの町を離れるのは難しそうね。


【人】 負傷兵 ヒュー

― 市場 ―

[ワンダが客とお喋りしている声が聞こえてくる。
聞いた声だなと思ったヒューは、怪訝そうに一、二歩進み出でて、声の主を確認する。ぽかんと口を半開きにした。]

 セレスト?
 ……何うろうろしてるんだ。

[呆れと戸惑いを滲ませて、客の名前を呼んだ。
ワンダはリンゴを手に持って、ひらひらと振り、肩をすくめていた。
ぼんやりと店番をしている内に、話はいっぺんに進められていたようだ。]

 あねさん……すみません。

[既に店を外す許可を出していたらしいワンダへ、遠慮がちに目礼をして、前掛けを外して、店の外へ出た。]

(210) 2013/12/23(Mon) 23時半頃

 あぁ、こっちも聞いた。

[予想の範囲内ではあるので、そちらは殊更驚かないが。]

 そっか。

 そんな事があっても、この町に来るんだな。

[彼女にとっては予定外の寄港だったのかも知れない、が、
 その事は己には解らない。

 何の為にか。
 例えば故郷は、ただ故郷というだけで訪れる価値があるのか。
 あるいは――生きる意味に関わるのか。]


【人】 負傷兵 ヒュー

 一人で来たのか?

[他の船乗りが一緒というわけでもないようだ。
心配から、つい厳しい口調になりかける。]

(214) 2013/12/23(Mon) 23時半頃

……この町に来たのは、ただの偶然だわ。
乗るはずだった船に事故があっただけ。

あなたはでも、
私があの船に乗っていて有難かったでしょう?
メイドの客室もあけてあげたのだし。


 まあな。

[メイド用とは言え良い部屋だった。
 あんまり良い部屋過ぎて居慣れなかった結果、
 ほっつき歩いてホレーショーのような
 船乗りの知己が出来た訳だけれど、そこはそれだ。

 寝心地は良かったです。]


【人】 負傷兵 ヒュー

 ……店をしめたら、こっちが朝凪亭に行く予定だったんだ。
 ちょっと遅かったな。

[セレストと並び立つ。快活そうな笑顔や、肩を竦める様を見下ろしながら、小さくため息のようなものを漏らした。]

 あぁ、あの人か……いや。誰かと一緒だったならいい。
 この辺は人通りもあるしな。

 ……容疑って、自警団がいってたやつか?
 ……。

[ヒューは、俯いて、難しい顔をしていた。>>216

 帰りは送る。何があるかわからないから。

(223) 2013/12/24(Tue) 00時頃

 ……――どうした?


【人】 負傷兵 ヒュー

 ……居もしないかもしれないものを、探せっていうのは、馬鹿げてる。

[容疑者の名前が話にあがり、聞き終えると、ヒューは首を横に振っていた。>>217
ワンダの容疑は晴れたという報告は朗報だったのだろう。
そちらに関しては、ほっとした顔を隠そうとはしない。]

 俺のことは、別に……

[自分が疑われるのは良い。
けれど、船乗り仲間のセレストから怪我人だと呼ばれるのには、堪えた。
セレストは、目を細めている。労わるような口ぶりに、微かに笑う。]

(235) 2013/12/24(Tue) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……大体は、よくなったんだ。
 けど、腕はもう、どうしようもない、らしい。

 だから、どうだろうな。

[セレストの顔が見ていられなくて俯いた。>>218
ここで返答してしまったら「そういう事」になると思った。
先延ばしには、もう出来なくなる。]

 ……。
 船長に無理を言うわけには……いかないよな?

[目の前の相手に尋ねても仕方がないとは、分かっていた。
苦笑して、頭を振る。]

(238) 2013/12/24(Tue) 00時半頃



……昔の知り合いに会っただけよ。
でも、私がわからなかったみたい。


【人】 負傷兵 ヒュー

 いや……悪い。
 いいんだ。

[相手にしてしまった質問を撤回するように、言葉を続けた。]

 難しい。
 ってことなんだろう。

[言ってしまって、自嘲する。]

(240) 2013/12/24(Tue) 00時半頃

私は人狼ではないから、
あの子の身代わりにもなれなかったのに。

こんなことで、
人間でもないなんて思い知らされるなんて、
………馬鹿ね。

[震えるような声音の囁き]


 へぇ。あの爺さんが。

[己の事を、子か孫のような歳と言う位だから、
 確かに、老人と知り合いであっても不思議はない。]

[そして人狼は、]

 ――それは、本当に解らなかったのか?

[あくまで人狼。]

 見えない所で密告する可能性があるんじゃないのか。




嘘をつけるような人じゃ、ないの。
それに、私は……別にいいのよ。

ただ、あなたの無事は祈っているわ。


 ……。

 なら、良いけどな。

 気をつけな。


【人】 負傷兵 ヒュー

[ヒューの肩に、セレストの頭がぶつかる。
顔をあげたセレストは、眉を下げて笑っていた。]

 ――、

[セレストの言葉をきいているうち、堪らなくなって、片腕を伸ばして、セレストの頭をもう一度肩口に押し付けた。
俯いて、セレストの髪に、頬をくっつけた。
セレストの髪は濡らしてしまうだろう。見っとも無いと思ったが、堪えられずに泣いていた。]

 そうかな。

[本当に、乗せて貰えるだろうか。
もう一度、仲間と呼んで貰えるだろうか。]

(252) 2013/12/24(Tue) 01時頃

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