人狼議事


52 薔薇恋獄

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視点:


【人】 奏者 セシル

― バスの中 ―

[一人席で窓から外を見ている。
 もうすぐ着くらしいけど、天気があまりよくないようだ。
 まぁ、でも、どうせゲーム三昧だ。
 室外でさわやかに汗を流そうなんて合宿ではないので問題ないかな、とか思う。

 それより今は、どんな別荘なのか楽しみにしていたのだけど、オカルトまがいの話をきくと、あんまりいい顔はしなかった。]

(2) 2011/05/16(Mon) 00時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/16(Mon) 00時半頃


[隣の席に、こっそり耳打ち]

なーおい。


【人】 奏者 セシル

[しかし、頭を抱えるは、つい屋上で、二人の生徒の喫煙を見逃してしまったこと。
 本当に俺、なんであんなにパニくった、と思い出しただけで、こう、首筋がさわさわする。

 しかし、学生時代でやめようと思った煙草は大人になってもやめられず、まぁ、いいんだけど、それでもしめしってものはつかない気がしてならない。

 と、それより、この旅行中も、あの二人の喫煙を見かけても、なんかうっかり注意できない気もして、こうなんだ、うーん、と考え込む。]

 ――……甲斐

[ふと一つ前の空いてる席に移動したのは、より声が届くだろうから。まぁ、隣は同盟員でもあるのだが…。]

 あのさ、部屋って2人部屋だって聞いたんだけどさ。
 お前、誰と一緒とか決まってる?

[ちょっと囁く風に尋ねただろう。
 そう、先生は先生同士、とも思ったけれど、考えれば見逃したこと、文先生にバレるのはどうかと…。]

(15) 2011/05/16(Mon) 00時半頃

…はい?

[ビクッ、と反応したあと、耳打ちしてきた人に素直に耳を傾ける。]


― 少し先の話になるだろうか ―

[百瀬に猫耳をつけれたかどうかは置いて置き、怪談話が始まると瞬く紫の眼。
話は割と聴くような、ありふれたもののように思えた。]

 ………。

[けれど、人知れず難しい顔をするのは、全てが正しいかは別として、おそらく『本当に居る』ということが判ってしまったから。]

 『最近は、あまりなかったんだけどな』

[内心で呟く。

人付き合いが苦手な一部の理由。
眼が悪いのに、あまり眼鏡をかけたがらない訳。

どうにも眼の色を引き継いだ所為で、父親から受け継いでしまったらしい『霊感』とやらが発動中らしいと溜息を吐いた*]


んや、特によーじはないけどさ。
土橋とメアドこーかんしてなかったかなって思って。

いいー?
[携帯を取り出して、ちらり]


 ……だから、クトゥルフとか、やめよーって……

[出るとこで、そういうのは。
ほんとにやめて欲しい。

うつらうつら、寝言に近い声は、しかし真剣な呟きだった*]


あー、そうでしたね。

[連絡網はあってないようなものな気がしている。]

じゃぁ、これが俺のです。
[ごそごそと携帯を取り出すと、最上センパイとピロン☆とメアド交換したか。]


 お前も、当たりっぽく感じてるのか?

[寝言云う幼馴染に、ぼそっと返す。
2人して霊感があるらしいのは、昔から知っていることかはてさて*]


【人】 奏者 セシル

>>22

あ、うん、ええと、甲斐がよければなんだけど…。
あの、アレ、あんまり他の連中にバレたくないんだよね。
なんで、先生も、お願いしていーか?

[もし、けーまが聞き耳立ててたら笑ってたかもしれない。けど、それにはむっと睨みをきかせただけで。]

 甲斐もいーならよろしく。
 いや、貧乏くじでごめんな?

[基本、先生と一緒なんて、貧乏くじかと思いつつ、そう軽く手を合わせた。]

(26) 2011/05/16(Mon) 01時頃

[赤外線で通信すると、部活メンツのフォルダに新規登録。
これで、交換してないのはあと誰だろう?まあいいか]

さんきゅー、じゃ土橋にもチロルあげよう。
イチゴ味スキっしょ?

[ごそごそと取り出して、ピンクの包み紙をころり]


…えぇ、ありがとうございます。

[否定出来ないので素直に受け取る。
飴は相変わらずどらえもんのように鞄に入っています。**]


【人】 奏者 セシル

>>34

 ん、さんきゅ

[ちょっと憂いが一つ晴れたのか、甲斐に礼をいう、かえってきた会釈には、笑んでから、席はいそいそと元の場所へ。**]

(37) 2011/05/16(Mon) 01時頃

[ 彼らの予想は、当たっている ]
[ 否、予想ではなく天性の力か ]

[ じきに、一行が辿り着く別荘 ]
[ その屋根の上に、座り黙す女 ]

[ 今は唯、口を閉ざし無表情で ]
[ *新たな客人を、見下ろすのみ* ]


 …… すっごく、痛てぇし。

[普通の一軒家に住む、普通の家族。
だから、自分たちには見えない『何か』を連れて来て、家を文字通りお化け屋敷にしてしまった息子を、海外転勤をさいわいに置いていったのも、仕方のないことだと分かっている。

でも、見えて、聞こえるのだから、普通の人間と同じに、思い入れてしまっても仕方ないじゃないか。
気味悪がらせた両親には悪いと思っているが、そんな開き直りをしているから。
霊媒体質は、改善の兆しなど無く、ひどくなる一方。

居ると分かる話を聞いただけで、『彼女』の想いに反応してしまって、ずくずくと心臓が痛む。
眠気か痛みか、どちらのせいで意識がかすむのか、良く分からない。

重い瞼をこじ開けて、肩を貸してくれている幼馴染を見上げ。
いつもの笑みを浮かべようとして、――あまり上手くいきそうになかったから。
取り繕わず、あからさまにほっとした、弱いものを浮かべた]

 となり、蛍紫で良かった。


『なあ、ケイ。もしかして、みえてる?』

[幼馴染の視線が。
時折、自分以外目を向ける者の無いほうへ向けられていると気づいたのは、バスの座席よりも背の小さかったころ。
あの頃は、こんなに身長差がつくなんて思ってもいなかったと、すこし悔しい想いに息を吐いた]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/16(Mon) 10時頃


そういや、土橋さ。


お前、好きな人って……居る?

[思い出したように落ち着いた声でぽつり、隣にだけ聞こえるように*]


[『恋』なんてしない。


人の心を縛るから。変えるから。狂わせるから。



―……ちり


なのに。
時折、苦しい。嬉しい。
言葉にできないもどかしさに襲われるのは、何故だろう…]


……はい?

[聞こえてきた言葉に6秒ほど固まる。
そして、淡く頬が朱に染まる。

それが何よりの解答になるか。]


 無理しなくていいんだぞ?

[無理に笑おうとする珀に手を伸ばす。
叶うなら慰めるように、その頭を撫でたかもしれず。
ほっとした様子に、安心させるように緩く微笑む。]

 まだ『見えて』は無いな。
 でも、居るだろうということは気配で判る。
 小さい頃は、そういうことも多かったが……。

[見えているか?という問いが、肉声であれば上記のようなことを囁いただろう。心の声であれば、多分意識しない小さな独り語。
蛍紫の能力は、成長するにつれ安定はしてきている。
感じない努力をしているから。

例えば、それは霊の存在を誰かと話さないこと。
相手にすると、霊が近寄ってしまうから。
例えば、それは眼鏡をかける時間を減らしていること。
かけると、見え過ぎてしまうから。

ただ、傍に居る幼馴染の存在がある故に、捨てきれていない。]


[甲斐――父親の家系は、元は死した者を相手とする生業としていた家系らしく。
近代になっても紫の眼を持つ子には多かれ少なかれそう言う力が引き継がれている。
ただ、随分と他の血が混じっているから、そもそも紫の眼が出ることも少なく、出たとしても能力的には落ちて行っているのが事実。系譜を辿れば、霊を払うような能力もあったようだが、蛍紫にもその父にも払う能力はない。そして、現代で生きるのに、それで困ることもない……のだが。]

 ………。

[まさか、身長差で溜息を吐かれているとは知らず。
霊媒体質らしい幼馴染を護りきれないことに、内心で溜息を吐くのだった。]


 無理は、しねえよ。

[ただでさえ、蘭香のことがある。
そんな時に、自分がどうかしてはいられない。
そうしたら、この妙なところで苦労を背負ってしまう幼馴染が、どれだけ大変かは、想像するまでもないから。

だからちゃんと、頼らせて貰っていると、撫でられるまま肩口に預けた頭の力を抜いた]

 ……蛍紫みたいに、離れてかなきゃいけねーんだろうけど……

[硝子に遮られていない紫の瞳へ、手を伸ばす。
目測であてられた指先が触れたのは、頬あたり。
するりと目元をなぞって、ぱたり、落ちる]


 ごめんな。

[見えざるものを、見ないように努力している幼馴染が。
それでも、こちら側から離れきれていないのは、逆方向へ進んでしまっている自分のせいもあるのだろう。

付き合いが良すぎると、茶化して笑い飛ばすことも出来ず。
ただ、落とした手を握りしめて、ぽつりと呟いた]


[今日は両手が空いていたから、よけられなければわしわしと髪を撫で回して。
意地悪くない方の笑顔を見せる]

俺さ、お前のならおーえん出来るわ。
根回し必要なら、言えよ。

[後輩の中でも、かなりお気に入りな方(弟として欲しいランキング)に土橋は入っているようだ*]


【人】 奏者 セシル

― バスの中 ―
>>60
[さすがに席につこうとして、文先生の呼びかけには、あ…と申し訳なさそうな声を出した。]

 あ、すみません。
 先生は先生同士がいいかなっとも思ったんですが…。えと……。

[なんか理由が煙草みつかるのャだからとか、考えればすごく子どもみたいである。]

 将棋、甲斐ともじっくり指したいなぁ、とか。

[胸ずきずき、本当に、なんだか休みのせいだろうか?それとも最上とけーまに煙草がばれたせいか、ちょっとモードが学生に戻り気味のようだ。

 いかん、引き締めねば…と頭を掻いた。]

 

(75) 2011/05/16(Mon) 18時半頃

【人】 奏者 セシル

[そのあと、鳥が飛んで、
 あ…と思った。そうか、2年は幼馴染同士なのだったな…と。]

 俺、悪いことしたかなぁ。

[引率のくせに本当に、と密かに自己嫌悪自己嫌悪しつつ、携帯のことに問う声に、鞄を探った。]

 ――……あ、駄目だ。

[ぽそり。]

(77) 2011/05/16(Mon) 19時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/16(Mon) 19時頃


セシルは、窓を見ながら、聴こえる声を静聴している。

2011/05/16(Mon) 19時半頃


わっ

[バスの座席は狭い。
避けようと思っても避けきれなくて、わしわしと頭を撫でられる。]

必要なら、お願いします。

[数瞬、迷った末に頼んで、]

……応援したくない人でもいるんですか?

[思わず気になったことを聞いてしまう。]


じゃ、相手だーれ?

[にひひと笑みを漏らしてついでに情報収集]

えーだって。
ライバルには負けたくないぞ?

[居るのかどうかもわからないが、一応。
静谷の「トンビに攫われる」という言葉が聞こえての発想]


【人】 奏者 セシル

>>84

 あ、ええと…。

[煙草の仕草をされて、瞬いた。
 職員室とか、そのほか目につくところでは控えてたのだけど、見事にバレてたらしい…。

 しまった…と、なんだ、それだったら、普通に先生とでよかったんじゃないか、と思ったけれど…。

 でも、
 部活の中でも一番相手してくれる甲斐とじっくり指すのは、内心ちょっと楽しみにもしてたので…。]

 あ、大丈夫です。
 っていうか、その、だったら、先生んところにもお邪魔しますんで。

[といってから、あれ?
 しまった、文先生ところには、けーま、が…と、口に手を当てたけど。]

(89) 2011/05/16(Mon) 20時頃

セシルは、和室があったら、という声に、自分も和室がいいなぁ、と思っている。

2011/05/16(Mon) 20時頃


………百瀬。

[少し長い沈黙の中、紡いだのはクラスメイトの名。
気になっている、という点では静谷センパイもそうなのだが、
レベルが違うと思うので口にはしなかった。]


…………。

部屋変わろっか?というか、俺は夜織部と野久んとこ行く(のを勝手に決定した)から、使っていーよ。遊びに来てそのまま泊まってけば。

[おせっかいでもなんでもなく、するりと言葉が出る]

よくじゃれてるもんなあ、お前ら。


でも、大丈夫ですかね?
蓮端センパイ一人にして。

[相部屋の誘いをかけたセンパイを慮る。]

まぁ同じクラスですからね。


ほっといても石神井あたりが来るんじゃない?
それか、蓮端に言っておけばいいよ。夜部屋空けるんでって。「センパイも好きな部屋にお邪魔したらどーっすか?」
とか。

[二重三重に煽ってみる]

俺が蓮端にそれ言うと、不自然っしょ?


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/16(Mon) 21時頃


…ですか。

[センパイからの煽りにへにょり、と眉を下げる。]

とりあえず、後でそう声をかけてみます。


んーまあ。余計な事は言わないにしても。
「百瀬の部屋に行くんで夜そのまま泊まるかもしれません」
ぐらいは言うべきかなーと。

蓮端いーやつだから、心配しちゃうかも。
それか、一人でゆっくり寝れるって思うかもしんねーし。


…優しそうな人ですからねぇ。

とりあえず、行くならそう伝えておきます。

[もしかしたら、行かないかもしれないとかそんな。]


 ……離れているように、みえるか?

[一瞬驚いたように見開く紫。
次に苦笑いの形に細くなれば、その下、頬に触れる温もり。

離れているように見えるのならば、距離感をつかめないからで。
多分、3人の中で1番幼馴染という枠に縋っているのは自分なのだという自覚があった。
思うのは、鞄の中にある織部から譲り受けた奨学金のガイド。

3人でルームシェアして、同じか近くの大学に……。

その願いは、まだ云えずにいるけれど。]

 謝る必要はないさ。

[結局、霊感をなかった振りできないのも、珀に縋るのを止めれないから。
落とされた手に、頭を支えていない方の手を伸ばす。
言葉にしない 謝るのは多分自分の方だ という思いを乗せて触れた。]


【人】 奏者 セシル

― バスから降りて ―

[んーっとのびをする。首をこきこき鳴らし、腕をぐるぐる回して…。]

 よっしゃ、行くか。

[リュックに、手に持つのは書類を入れているのか、かなり四角い大きなバッグだった。
 多分、見た目ではわからないだろう、それが本かやでできたお気に入り卓上将棋盤なことは。
 本当にただの四角い木なのに、5万はする代物だ。正直将棋バカはそういうとこまで気を使う。駒もワンセット2万もする、一般人にはちょっと…な品である。

 だが、それでも全然安いほうなんだと、本人は思っている。
 本命の足つき本かやのセットは、ン十万だったりするのだから。]

(132) 2011/05/16(Mon) 23時頃

セシルは、気合を入れて歩き出している。

2011/05/16(Mon) 23時頃


【人】 奏者 セシル

[バスからは遅めに降りたけれども、織部はもっと遅かっただろうか。
 行く途中に、なにやらワイワイ騒がしい。]

 どうした?あ?腰打ったぁ?
 若いモンが情けないな。

[みんなが労わる中、酷い言葉である。]

(138) 2011/05/16(Mon) 23時頃

セシルは、克季の叔父さんへの挨拶はちゃんとしてます、はい、ちゃんと!!

2011/05/16(Mon) 23時頃


【人】 奏者 セシル

[周りが心配する中、荷物を誰かに貸せば、野久は普通に歩いていく。
 それには小さく、うん、と言ってた。

 そして、意外に、それぞれ思いやりがある生徒なのだな、とちょっぴり実は微笑んでる。
 ゲーム部とかで、麻雀とかしてるし、一部煙草吸ってるし、運動してなさそうだし、な部だけど、心はみんなあったかいようだ。]

 やっぱいい連中だ。

[ぽそ、と独り言。そして、誰に話しかけるでもなく、ただ、顧問としてそっと観察はしながら、最後尾をそれとなく歩いていく。

 階段をあがってついた別荘の姿は、雨のせいか、なんでか少し、迫力ありすぎたけど。]

(147) 2011/05/16(Mon) 23時頃

 ……居る。

[ぼそっと呟いた。

眼鏡をかけずとも、はっきりと見えたこの世の人ではない姿。
視線は、屋根の上に固定されている。
遠目に、視線があったと思ったのは気のせいだろうか。]

 挨拶すべきか、悩むな……。

[挨拶をするということは、存在を認めるということだから。
己の為というより、珀の為になるだろうかと、少し悩ましげな顔をした。]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/16(Mon) 23時頃


 …… うん。

[バスの中で触れていた手を。
確かめるように、そっと伸ばし。

屋根の同じ一点を見つめる幼馴染に、ちいさく笑い]

 蛍紫は、関わりたくないんだろ。
 オレはどうせ、また放っておけねーから、挨拶もすることになるんだ、任せとけ。

[悩ましげに刻まれた眉間の皺を、横合いから、うにっと伸ばした]


【人】 奏者 セシル

[聴こえたのは、静谷の声。ため息をつく姿、その背中ごし、にそうだな、と呟いた。]

 静谷、お前、なんかいつもより元気なくないか?
 気のせい?

[ちょっと気になってきいてみる。
 でも、もし、先に静谷が歩き出していたら、聴こえなかったかもしれない。]

(160) 2011/05/16(Mon) 23時頃

[ 蛍紫と視線が合おうと ]
[ 女は表情一つ変えない ]

[ 楓馬を見ても同じこと ]

[ まだ女は新たな来客を ]
[ *ただ、見ているだけだ* ]


【人】 奏者 セシル

>>159

[行く途中の甲斐の声には振り返る。]

 ああ、ええと、いや、部屋はどこでもいいんだけどな。
 将棋盤置けるテーブルか、座卓があれば。
 和室だったらベストだけど、和室の二人部屋ってどんな?と思うし。

 ちょっと中に入ったら探索してみるよ。

[気遣ってくれてさんきゅーな、とかへら。
 ちょっとやっぱり学校と違い少し気は抜けてるようだ。]

(163) 2011/05/16(Mon) 23時半頃

[眉間の皺を伸ばされたなら、紫の眼を見開く。
そして、溜息を一つ吐いた。]

 ……お人よしめ。
 そうなったら、俺も放っておくわけにはいかないだろ。

 それに、なんだかな……。

[放っておいてはいけないような、そんな気がする。
そんな感覚的なものは、相変わらず上手く言葉に出来ず。
言葉途中で切れた。

ただ、視線あっても変わらぬ表情が気になって。
大概は、あえば良くも悪くも構って欲しそうにするのが常だから。]


 ええ?
 お人よしは、好きで厄介ごとに首突っ込むオレに、付き合ってくれる蛍紫だろ。

[溜め息に、くすくす笑い]

 しかし、付き合うとなると、長くなりそ。
 どうしたいのか、とか。言う気なさそうだし。

[表情を変えず、身動きもせず。
何を求めるでなく、ただ其処に居る姿に――ずきり、また痛んだ胸を押さえた]


【人】 奏者 セシル

[静谷に対して、土橋が何か声をあげたのには、思わず向いた……が、その後は、何も言わずに、また静谷をみる。





>>174 だけど、消えてたのでぱちくり。]

 はええな……。

[余計な心配のようだった。]

(176) 2011/05/16(Mon) 23時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/16(Mon) 23時半頃


【人】 奏者 セシル

― 別荘エントランス ―

[雨が降り出したので、そのまま玄関に入る。
 一旦そこでみんな荷物を下ろしただろうか。]

 えーっと、みんないる?

[駆け込んでくる連中の数を数えつつ、一人足りないのに気づく。]

 ん?誰だ?
 あ、織部?

[織部どこいったか知ってるか?とかいいつつ、
 とりあえず、克季の叔父の元へ。
 部屋ってどんなになってますか?とか聞きつつ。]

(184) 2011/05/16(Mon) 23時半頃

 ……お前がつっこまなきゃ、付き合わん。
 誰にでも、ではないから、俺はお人よしではないさ。

[照れ隠しなのか、ぎゅっと眉間に皺を寄せたての会話は、どのタイミングだったか。
ポツリと頬を雨が打つ。]

 雨が降っても、あのまま居るんだろうかな。

[屋敷に入る前、天……正確には屋根の上にいる幽霊を見上げて呟いた言葉は、珀が傍に居れば聴こえただろう。
どうこういいつつ、挨拶ついでに中に入れと言いに行くのだと、多分見とおされているか。]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 00時頃


セシルは、克季の叔父さんに別荘のことを聞いている。

2011/05/17(Tue) 00時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 00時頃


 ん? 照れてやがんの。
 ……ありがと。

[同じくらい、ごめん、と思っているけれど。
感謝だけを口にして]

 ……だろーな。
 抜け駆けすんなよ?

[屋根上を案ずる声に、にやり笑い。
ぽん、と肩を叩いて出て行った]


【人】 奏者 セシル

[克季の叔父と思った人物は、よく似た屋敷のお留守番さんだった。ともかく、その人に別荘のことを聞いて振り返る。]

 ええと、なんか揃ってないみたいだけど、迷子はいないと判断する。マジに迷子発生した場合ははやめにいってくれ。

 部屋は2階に洋室ツイン(バルコニーつき、中庭見える)が4つ、1階に和室6畳(障子を開けると縁側付)が3つ。それぞれの部屋、一応鍵ついてっけど、まぁ、特に着替えてるとかそういうのがなければ開けといてくれ。
 で、風呂は一階と二階に一つずつ、トイレも同じく一つずつ、
 で、
 飯は、好きにいろいろやっていいそうだ。つか、自炊?
 材料とか結構しっかりつめてくれてるらしいので、ここは、ありがたく甘えようと思う。

 ええと、炊事当番がいる?

(196) 2011/05/17(Tue) 00時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 00時頃


【人】 奏者 セシル

[炊事当番といえば、すかさず手を挙げたのは一年生組だった。]

 ああ、じゃ、今日は百瀬と土橋に頼もうかな。
 で、毎日同じ奴ってのもなんか不公平だし、明日は別の奴。できない奴は風呂掃除とトイレ掃除、庭の草むしりとかそんなんね。

 お世話になってんだからな、お前ら、汚くすんなよ?

[と顔をあげる、けど、まだ、いない面子もいるか。]

 いない奴に言っといてくれ。
 で、部屋だけど、んー、希望があれば言ってくれ。なければ適当でいいとみなす。

(206) 2011/05/17(Tue) 00時頃

 さぁ、それはどうだろうな。

[抜け駆けするなという言葉に、唇の端を持ち上げた。
意地悪な表情をするのは、照れを揶揄られた……というこれまた照れなのだが。
珀が火事の痕がないか下から見まわるついでに、話しかけるつもりならば、自分は上からと踵を返すのだった。]


【人】 奏者 セシル

 ああ、あと、台所の横に大広間があって、そこで飯は食ってくれ、だそうだ。
 部屋で食い散らかすと、後で、アレが大変なんだって。


 まぁ、アレは人類の敵だしな。

 大広間は広いんで、食事以外の時も好きに使っていいそうだ。

[つけくわえる。その途中に、甲斐をはじめ、いろいろ面子はちりぢりになっていくか。
 まぁ、体育会系ではないのだし、そこんところは気にしてもしょうがないだろう。]

(216) 2011/05/17(Tue) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

 まぁ、とりあえず、部屋は早い者で勝ちでいいかな。
 荷物をここに置きっぱなしもなんだから、みんなここで、一旦解散と…。

[どれだけが話を聞いてくれてるかはわかんないけど、まぁ、いいや、とそんな号令。

 そして、ふうっと息をつくと、エントランスホールを見上げた。]

(218) 2011/05/17(Tue) 00時半頃

セシルは、>>215 蓮端には、うん、とってこい、と二階を指差した。

2011/05/17(Tue) 00時半頃


セシルは、>>220 けーまの声にはさんきゅ、と手を振った。

2011/05/17(Tue) 00時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 00時半頃


【人】 奏者 セシル

>>225

[野久の鋭い、わかってたツッコミには、くっと額に皺を寄せるが、…そのあとは、フッと、強がった笑みを見せるだろう。]

 大丈夫だ。
 みんな自立しているいい子なんだ。

[やっぱり、なんかちょっと旅行でおかしいようです。]

(227) 2011/05/17(Tue) 00時半頃

― 2階廊下つきあたり ―

[誘われるように向かうのは、幽霊が座っていたらしき所に近い位置。案の定、寄った窓からその姿が見えて、溜息を吐く。]

 今日から、暫く世話になるものだ。
 騒がしくするだろうが、よろしく頼む。

[それでも気難しげに挨拶をするのは、結局放っておけないからで。
放っておいても、珀が無茶するのは目に見えていることもあった。]


 ……ずっとそこに居るつもりなのか?
 幽霊は濡れないのかもしれないが、見ている方が寒いんだが。

[苦言を言ってから、ごそごそと取り出し差し出す菓子。]

 これは土産だ。
 幽霊は食べれないかもしれないが、気は伝わるものだと父がいっていたからな。
 よければ貰ってくれ。
 あと、気が向いたら名前教えてもらえれば嬉しい。
 幽霊幽霊呼ぶのも、失礼だしな。

[珍しく長文を紡ぐと、相手の反応があろうがなかろうが、暫くじっと見詰めるのだった*]


【人】 奏者 セシル

>>228

[気がつくと、恐る恐る近寄ってきた文先生がいるか。]

 ああ、部屋にもたまにいるそうですよ。G

[何か怯えている風味なのに、ちょっと「?」と思いつつ…。
 言っている「G」はゴキのGのことだったが。
 間違ってもゴーストの「G」ではなくて。]

(231) 2011/05/17(Tue) 00時半頃

セシルは、そして、甲斐が置いてった荷物の横、階段にかけて、扇子で自ら扇ぎだす。

2011/05/17(Tue) 00時半頃


【人】 奏者 セシル

[何か、遊ぼうと寄ってきた最上に、意外そうな顔をしつつも、ちょっと嬉しく思った




                   けど、]

 あ、うん、言って来い。

[ちらっと言ったことが煙草のことで、ああ、と最上が行ったあと頭を抱える。
 教師なのに、なんたること…と。]

(246) 2011/05/17(Tue) 01時頃

[ 明確に自分に向けて発せられた声に、振り返る ]

『…………』

[ 苦言に眉を下げ、差し出された菓子を見つめる ]
[ それから蛍紫の顔を見て、再び菓子を見つめて ]

『……ありがとう』

[ 頭を下げて、小さな声で、蛍紫にお礼を言った ]


セシルは、けーまからは士朗ちゃん呼ばわりで、応援されてるとか、まだ知らない。

2011/05/17(Tue) 01時頃


『あなたの言う通り、わたしは幽霊』
『変わった、人。わたしの姿を見て逃げなかったのは、あなたが初めて』
『ううん、もう一人、いたかしら。さっきわたしを下から見ていた』

[ 女はたどたどしく話す ]

『……ごめんなさい、人とお話したの久しぶりで上手く話せない』

[ 不器用な言葉を止めて ]

『わたしは、日向(ひなた)』
『――あなたは?』

[ *蛍紫に名前を、尋ねた* ]


【人】 奏者 セシル

[そのまま、通り過ぎていく土橋の背中はちらっとだめ眺めて、それから首は軽く振って、一旦俯いたけど。]

 ああ、部屋、結局何処が空いたかな。

[そろそろみんな入ったころだろうと、
 甲斐には悪いが最初から余り部屋を使うつもりだった。
 ふらりと立ち上がって、甲斐の荷物の横に自分のも置くと空き部屋がどこか見に行く。
 その荷物は、結構重い代物だったろう、見た目よりも。]

(252) 2011/05/17(Tue) 01時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 01時半頃


[ やってきた調音に軽く視線を向ける ]

[ この人は、見えない ]

[ それだけ判れば十分と視線を外して ]

『……それ、くれるのは嬉しいけれど』
『あなたが変な人と思われる』

『持って帰って自分で食べて』
『お供え物って、そういうものだから』

[ *気持ちだけで、十分* ]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 01時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 02時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 02時半頃


[一回りしてみたが、特に火事の痕らしきものは見つからなかった。
2階から見れば、また何か見つかるのかもしれないが、とりあえずは十分と、立ち止まり。

屋根を見上げれば、雨霞で定かではないが、窓辺に立っているのは見慣れた幼馴染の姿。
けれど彼女の姿は、そこから動いた様子は無かった]

 よっ!

[ぴっ、と挙げた手を、ひらひら振って笑う。
見えている、と示すように、真っ直ぐ彼女を見上げたまま]

 オレ、楓馬ってんだ。あんたは?

 これから、オレたちしばらく、此処にお邪魔してっから。
 何かして欲しいことあったら、言ってくれ。

 とりあえず、中入ろうぜ。聞いただろうけど、そいつもすっごく、気にしてんだ。


[見るからに寒そうだからさ、とジェスチャーし。
別荘の中へ戻ると、階段を駆け上がり、蛍紫の後ろから、ひょこっと顔を出す。
供えられた袋に、口元を和らげ]

 ほら。来いよ。

[あとで廊下掃除だな、と思いつつ、窓をいっぱいに開いて。
身を乗り出すと、彼女のほうへ手を思い切り伸ばした*]


胸が苦しいのは。

きっと、僕が弱いから。


[ また、自分に向けて掛けられる声 ]
[ 今度は、下。手を振る楓馬を見る ]

『ふうま。変わった名前』
『わたしは、日向』

『……幽霊に暑いも寒いもないわ』
『あなたのほうこそ、寒そうよ』
『わたし、使用人だったけど。もう浴巾(タオル)一枚出してあげられないから』

[ 足りない言葉と、遠回りな気遣い ]
[ 見えなくなる姿に、忙しない人と ]
[ 溜息を吐いた頃に、楓馬は2階に ]


『あなた、昔から幽霊慣れしてるのかしら』

[ 手を伸ばす楓馬の手を握り返さないまま ]

『でも、あまり安易に触れようと思わないほうがいいわ』
『あぶないから』

[ 女は目を細める。根負けしたようだった ]

『そこまで言うなら入るわ』
『でも、助けは無用よ』

[ だけど手は拒む。決して掴むことはない ]
[ 女の姿は一度雨に溶けて、二人の後ろへ ]


[ 女の視線は蛍紫と楓馬の近い距離に ]

『……あなたたちは仲良し?』
『仲が良いのは、素敵なことね』

『どうか、その絆を見失わないで』
『わたしみたいに、ならないように』

[ もし、二人に引き止められなければ ]
[ *廊下の水滴に溶けて、女は姿を消す* ]


【人】 奏者 セシル

 ――……部屋、甲斐、和室でもいいって言ってたよな。

[甲斐の感じからいくとどう見ても洋室派にはみえたのだけど、くそ重い将棋盤を置くのは和室のほうが都合がよかった。

 見てみると、洋室と和室が空いていて、まだ誰が入ってないかは定かではなかったけれど、
 ちょっと甘えて一階の和室に荷物を運ぶ。
 一階なので、すぐに戻れて甲斐の分も運んだ。]

 ――……さて

[そして、部屋を見回して、とりあえずは座卓の上に将棋盤を設置してちょっと満足そうな顔をする。
 でも、まぁ、実際どれだけの奴が付き合ってくれるかはわかんないけど、でも、いい。

 いろいろ学生時代にひん曲がりそうになりながらも、今あるのはこれのおかげだ。どんなに嫌なこと、つらいことがあっても、頭の中で詰め将棋を考えればそのほかいろいろは考えずに済んだ。
 そして、何より負けん気と、これによってかかわった老輩の言葉がいろいろ目に鱗を落とさせたのだ。]

(285) 2011/05/17(Tue) 09時頃

【人】 奏者 セシル

 よっし、じゃ、次は…。

[そして、荷物から取り出すのは、2年の古文の教科書。その指導書も借りて、古文単語辞典をめくりながら昨晩の続きの場所を開く。
 でも、心の奥底、楽しいはずの旅行で勉強しろなどというのは、無粋なのはすごくわかっている。これも、実際は無駄になる勉強かもしれないけど、でも、それでも聞いてきてくれるかもしれないと思う時には、応えたい。

 別に、頼れなくても大丈夫なら問題ないんだ。
 だけど、やればできるものをやらないと最初からあきらめたり、自分の凝り固まった哲学にそれを押し込めるのは若者にはありがちだけど、勿体なくて…。]

(286) 2011/05/17(Tue) 09時頃

【人】 奏者 セシル




           やすらはで
          寝なましものを
           小夜ふけて
          かたぶくまでの
            月を見しかな



   

(287) 2011/05/17(Tue) 09時頃

【人】 奏者 セシル




     そんな奴がいたって、いいと思うんだ。





[学生時代と考えが変わったのは、いつだということはない。
 ただ、穏やかな顔で勝負を続ける老輩の話を多くきくうちに、
 自分の痛みも、通り過ぎれば、なくてはならなかった傷跡なのかもとか、思うし。

 ちょっと奴らにとっちゃウザいかもしんないけど、
 奴らは奴らで大変に、それぞれを生きているのは…。この部の顧問を押し付けられた時から、わかってきていた。
 そう、なんで、ゲーム部顧問をみんなやりたがらないかとか…。]

 問題児だらけ…か。

[そう聞いて、頭を抱えたと同時に、それを支えてきた文先生は偉大に思う。]

(288) 2011/05/17(Tue) 09時頃

セシルは、和室で、勉強しはじめている。**

2011/05/17(Tue) 09時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 09時頃


 変わってっかな?
 名付け親のじっちゃんが台湾のひとだったらしーから、そのせいかも。

[日向が応えてくれたのに、ほっとする。
お気遣いなく! と笑って駆け出した足は、廊下の窓まで濡れた足跡をぽつぽつと]

 うん、慣れてる。
 だけど心配されたのは久しぶり。日向、良いヤツだな。

[あぶないと言われても、にへらと嬉しそうに笑うだけ。
入る、と日向の姿が雨に溶け消え、廊下に現れてから、窓を閉じた]

 おう、仲良しだぜ!
 オレが迷惑かけてばっかの気もすっけど。

[付き合いの良い幼馴染の肩に手を伸ばし。
ぐいっと引き寄せたところで、自分が濡れていることを思い出して、悪ぃ、と慌てて手を離す]


 でも、……日向も、もう哀しいこと溜めこむな。
 怪談が本当でもウソでも、十分苦しかったんだろ。
 心残りがあるなら、果たせることなら、やってやるし…… だから、日向がイヤじゃないなら、日向とも仲良くなりたいよ、オレ。

[彼女に触れられることはなかった手を握りこみ。
また痛みだす胸元にあてて、息を吐いた。

眼差しは真っ直ぐのまま。
応えがどうあれ、消えるまで見つめていた]


― 回想 ―

[じっと見詰めていれば、かえってくる応え。
たどたどしい話しぶりは、蛍紫にとっては親近感をうむものであったから、少し表情が緩む。]

 いや、俺も、上手く話せる性質ではないから、気にするな。

 ひなた……日に向かうと書くのでいいのか?
 俺は、けいし、紫の蛍をひっくり返して書く。

 もう一人は………。

[珀のことを告げようとすれば、後ろからかかる声に言葉が途切れた。
百瀬は直ぐに去って行ったが……。]

 そうだな。

[忠告に苦笑したあたりで、下から聴こえる珀の声。]


 もう一人は、自分から名乗りたいみたいだ。

[案の定、直ぐに聴こえる名乗りの声。
日向の反応にも苦笑を深めて、珀が来るのを待った。
そして、開かれる窓。]

 コイツがこんなだから、な。

[先程答えなかった、逃げないという言葉と仲が良いという言葉を、まとめて返す足らずな言葉を返しながら、日向が屋敷内に入るのを何処かほっとした様子で見守った。]


 しかし、まぁ、別件で迷惑をかけているのは、俺も一緒なんだが。

[引き寄せられる肩。けれど直ぐに離されることに、少し困った顔をしながら、そう付け足す。
窓が開け放たれた時、少し濡れてしまったから、今更だと。
心の底で思うけれど、その思いは言葉にはならないまま。

消え行く日向の背に、珀が語る言葉を唯聴いて]

 一応、一歩前進で良かった……んじゃないか。

 嗚呼、掃除は、任せてもいいか?
 俺、荷物おきっぱなしなんだ。

 そのまま置いてたら、多分鳴瀬先生に迷惑かけると思うから。

[日向の姿が完全に消えたところで、珀に願う。
おそらくは、否という返事ではなかった筈だ。]


[去る珀の背を、しかし、急いで追うように階下には降りず。
ゆるっと手を伸ばすは、供えという役割を終えたマーマレード。

ほんの少しの間、また窓から雨に打たれる景色を見やる。

その後、くるっと踵を返したのだった*]


[ 蛍紫の名乗りを聞いて ]
[ 少し困ったように言う ]

『……わたし、読み書きできないの』
『生まれた時からずっと、ここで働いていたから』

[ 学校には行ってないと ]
[ 漢字は覚えられないと ]

『でも、それで合っているわ』
『"ひにむかう"と書くと……教えてもらったから』

[ 誰からとは口にしない ]
[ その記憶は棘のように ]
[ 女自身を苦しめるから ]


『――怪談』
『わたしの正体を、知っているの』

[ 立ち去る前、楓馬を振り向いて問う ]
[ 無表情だった顔は少しだけ、険しく ]

『…………』
『…………』

[ ふわと、薔薇の香りが周囲に漂った ]
[ ごく僅か、気にならない程度の強さ ]

『……わたしに話しかけたら祟られると思わなかったの』
『変な人たち』

[ *そして、その纏った香りごと消えた* ]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 15時半頃


 知ってんのかどうかは分かんね。
 だから、話す気になったら、教えて。

[目の前の日向と、怪談話と。
わずか険しさの籠もった表情を見れば、無関係とは思えないが、どれだけ事実なのかは分からないから。
軽く肩を竦めて、そう答え]

 えっ。あ、いや。蛍紫は祟ったらダメだから!

[ヘン、は否定しないけれど、祟りは否定しておいた。
最近はひとりで遭遇してたから、そういう危険が頭からすっぽ抜けていて。
ダメだからな! と仄かな香りと共に消える日向に、ぶんぶん手を振り]


 てか、こんなって何だよ、こんなって。
 心あたりはあり過ぎるけど。

 むしろ、なんか迷惑掛けられたこと、あったっけか。
 そっちは全然無え。

[一応前進なんかね、とこくり首を動かして。
任せろ、と階下へぱたぱた、走り降りて行ったのだった]


【人】 奏者 セシル

―一階和室の一室 ―

>>300>>301>>302
[勉強をはじめてすぐに甲斐が入ってくる。
 空気が少し動いて、何か甘い香りがした。]

 荷物ぐらいなんともない。
 それより………

[何か少し、濡れているようだ、外にでも行ってきたのだろうか。
 その仕草に、髪の揺れに、やっぱり香る匂い。]

 ――……

[紡ぐ唄にはすっかり面をあげて、
 それは花の香り…そう、薔薇の香りであることを知る。

 差し出された焼き菓子には素直にさんきゅと礼を言った。
 そして、そのまま、窓をぼんやり眺める甲斐の手元の荷物に、何かそぐわないものを見つけて、
 そのアンバランスさに、きょとりと、しばらくはしていたけれども。]

(324) 2011/05/17(Tue) 18時半頃

【人】 奏者 セシル





[ふと、手を畳について、獲物を狙う猫のような仕草で甲斐の傍にくる。
 そして、じいっとその荷物を眺めて、そおっと猫耳に手を伸ばした。]

 これ、ゲームの備品?

[甲斐が気がついた時には既に手にとった後、
 それから、じいっと眺めて、ふと、つけたりなんかしてみる。]

 俺、高校の頃の仇名が「ぺるしゃ」だったんだよなぁ。

[なんだかそんなことをしてみたのは、甲斐が元気なさそうに見えたからであって…。*]

(325) 2011/05/17(Tue) 18時半頃

 心当たりあるようだが、あえていうなら、
 今みたいに無防備に、幽霊に手差し出すようなところとかな。

[日向が去った後、ふっとわざと片方の唇の端だけ上げて笑ってやった。
迷惑関係は、笑みの種類を変えて、少し困ったようにして、何も言葉は紡がないまま、ぱたぱたと去る背を見詰めながら、一人考えること。

日向と珀の怪談関係の話には口を挟まなかったが。
日向が浮かべた表情や、少ない会話の中で知れたことを繋げていけば]

 ひにむかうと教えたのは、屋敷の持ち主の家族。
 怪談があっているなら、息子かな。

[学校へ行けたのはそれなりの身分がないといけない時代だったらしい。そうなれば、そうなのだろうと、独り語ちた。]

 私たちのようにならないように……か。

[思い出す言葉の1つに、少し首を傾げはするのだけれど。
そんな呟き達は、窓の外の雨音に全て打ち消されて流れていった*]


【人】 奏者 セシル

[手が伸びて、髪に触れる。
指が髪うを掻く時の頭に響く音。]

ーーーー

[それは懐かしい感触で、
自然と目は細まった。]

(353) 2011/05/17(Tue) 21時頃

【人】 奏者 セシル

[だけど次にはその手を捕まえる。そっと剥がして、微かに赤らんだ頬に自分で気付かず、笑みをつくった。]

うん、ペルシャだろ?
気持ちよかったか?

[そんな風にさわり心地を聞いて、次には笑む。
同時に手をその額に伸ばす。触れられるならその皺をぐいぐいとしてから。]

仕返し

[ぽそりと]
_

(357) 2011/05/17(Tue) 21時半頃

セシルは、そういえばこの旅行では眼鏡をかけていなかった。

2011/05/17(Tue) 22時半頃


[勤勉な後輩の背後にすすっと近づいて、ナイショ話]

もー誘った?


【人】 奏者 セシル

>>366

 そうだ。仕返し。
 この額も前から触ってみたかったからな。

[そして、十分に押し広げたあと、満足したように指を離した。
 手も話し、猫耳を取る。]

 ふぅん、変なモン持ってるんだなぁ。

[かかる昼飯の声には、その方向を向く。]

 腹、意外に減ったな。
 バスに乗ってただけなのにな。

[立ち上がり、うーんと伸びをして、行くか、と振り向く。]

(381) 2011/05/17(Tue) 22時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 22時半頃


[背後に近づいた人をちらり、と見て。]

一応、誘いました。
あとは蓮端センパイに言うだけです。

[とりあえず、現状報告。]


[ 二人の前から去った後、女は別荘のあちこちを転々としていた ]

[ 台所で賑やかに料理をする面々 ]

[ ベッドで眠っている少年の寝顔 ]

[ 怪我人を手当てしている男の姿 ]

[ 庇の下でガラス球で遊ぶ者たち ]

[ 自ら猫の耳飾りをつける酔狂者 ]

[ たのしそうなひとたち、そんな風に女の唇が動いて目を細めた ]


[ 女が穏やかだったのは、ここにまだ恋人たちがいなかったから ]

『…………』
『…………』

[ 嫉妬する対象もいない、日頃より賑やかなだけと思っていたが ]

『……薔薇は、どんな具合かしら』
『今日も綺麗に咲いているかシら』

[ 薔薇の中、雨に濡れながら立っている男に女ははっと息を呑む ]


『――暁様』


[ 女は暫くその場に呆然と立ち尽くしていた ]
[ かつて女が愛した男と瓜二つなその相貌に ]

『暁様、暁様……!』

[ だけどその少年は、女の愛した男ではない ]
[ ましてや霊感を持たない生者と死者の間に ]
[ 伝えられる言葉など、あるはずもないのに ]

『暁様、わたしです、日向です……!』

[ 薔薇を綺麗だと呟く声まで、よく似ていた ]
[ 無邪気な笑顔も、愛した男と同じに見えた ]


[ だから、呼ぶ。なのに、何も、伝わらない ]


『ううっ…………!』

[ 行ってしまった少年を見送って、女は泣き崩れた ]
[ 楽しい思い出と悲しい思い出が、一気に溢れ出す ]

『うう、ううう……』
『……う、ウウ……』

[ 咲き乱れる薔薇の中、薔薇の香りが濃く強くなる ]

『……う……ぅ……』


[ 女が涙を流すたび、雨がどんどん強くなっていく ]
[ 女が声を漏らすたび、雲が不穏に厚くなっていく ]

[ そして ]

[ 女の姿は、ぐずりと雨に溶けるように崩れていく ]
[ ぐずり、ぐずぐず、ぐずぐず、ぐずり、化物へと ]

[ *変わる* ]


[ *誰かがそこに訪れた時には、女の姿はもう何処にもない* ]


[順調そうな様子に満足げにフフンと鼻を鳴らす]

枕はむこーに持ってくから持参しろよ?


【人】 奏者 セシル

>>391

 楽しいっていうか、貴重?
 似合うのは、わかってる。でも、さすがにこれは、厳しい。

[少し、元気の出てきたような甲斐に内心ほっとしつつも…。行こうとすると、]

 ――……え?

[そのまま窓から外に飛び出す様子に、呆気にとられる。]

 って、どうした?

[先に行ってろ、といわれていける状況ではない。
 なので、そのまま追いかけようとしたけれど、

 その姿は、まだ見えたか?]

(400) 2011/05/17(Tue) 23時頃

【人】 奏者 セシル

― 中庭へ ―
>>398

[顧問としても放っておくことはできないと判断し、そのまま、甲斐の後を追う。
 雨は段々と激しくなっていて、もちろん濡れてしまのだけど、気にしている場合ではないと思った。]

 ――……甲斐?

[何か宙に向かって、誰かの名を呼ぶ甲斐。
 それは、かろうじて聞き取れた気もしたけれど、でも、定かではない。]

 ――……

[ただ、次の名前はよく聴き取れた。「暁様」
 ただ、誰なのかは見当もつかないし……。]

(411) 2011/05/17(Tue) 23時頃

【人】 奏者 セシル

 甲斐、誰かいたのか?

[自分が見る限り、誰かがいたようには見えない。
 だけど、甲斐の行動はあきらかに誰かを見てるようにしか見えなくて…。
 その後姿に話しかける。

 薔薇の匂い、雨に濡れて、なお、しっとりと香る中庭。

 雨音もあって、大広間の喧騒はここには届いていない。]

(412) 2011/05/17(Tue) 23時頃

[なにもできない。

いや、しない方がいい。


だから。


おろり。

見やるだけ]


【人】 奏者 セシル

>>420

 ――……女の霊?

[振り向いて笑んだ甲斐の顔に眉を寄せる。
 そう、女の霊。それはそう、聴くだけなら、ああ、お化けか、みたいに、怖いな、で済ませられただろう、信じるにしても信じないにしても。

 だけど、


        『薔薇恋獄』


 バスの中で聴いた話がすぐに浮かぶ……。
 だからこその、脅かしともとれないこともないけれど…そういうことをしそうな奴に甲斐は含まれなかった。]

 拙いこと?
 なんだ、拙いことって……。

[信じたから、その『拙いこと』に頬を引き攣らせた。]

(425) 2011/05/17(Tue) 23時半頃

…疲れた。

[そっと、センパイの近くによって呟いた。]


【人】 奏者 セシル

>>436

 実害……。

[その言葉にかなり厳しい顔をした。
 それは、よくない。よくないことがはっきりしている。]

 視えない、うん、俺には。
 だけど……。

[この異様な寒気はなんだろう。雨のせいだけじゃない気がした。]

 いわくつきな場所で、お前がそう言うんだ。
 何もないわけじゃないだろう。

[その言葉は、合宿は中止という気持ちをかなり示しているだろう。
 これが生徒の立場だったらわからないが、教師の立場としてならば決断は早い。]

(442) 2011/05/18(Wed) 00時頃

【人】 奏者 セシル


 恋慕…化け物になるくらいか……。
 でも、それがお前には視えるってことは、
 その、女?の霊は、何かお前にわかってもらいたいのかもしれないな。

[その女の霊をそのままにはしておけないといった風の言葉に、そうか、と重々しく返事はする。
 ただ、克季には叔父の連絡先をきかなくては、と思った。合宿は続けられない。]

 ああ、わかった。
 確かにすぐに信じてもらえる話じゃないしな。

[甲斐の囁きには頷いた。]

(444) 2011/05/18(Wed) 00時頃

セシルは、最上の言葉wきいてたら、きっと誰もいないところで、こっそりいじいじするだろう。

2011/05/18(Wed) 00時頃


[お疲れ様、と後輩の頭をナデナデ。ついでにチロルを一つ]

でも、百瀬と仲良くカレー作ったろ。
夕食も、何食えるか楽しみにしてるから。


 …… ひなた、っ……?

[ずきん。
幼馴染のことで頭がいっぱいで、気づいていなかったけれど。
落ち着いてくれば、いつも、霊の感情を汲み取ってしまうと痛む部分が、ずきずきと悲鳴をあげていた。

けれど、彼女の姿は周囲に見えず。
そっと胸元を押さえたまま、訝しげに眉を寄せた]


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