249 Digital Devil Survivor
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[ 芝居かかった切り返しへ>>0:389笑みをそのままに ]
ニコラス…そこまで愛してくれてたなんて …とても、嬉しいわ…深く絶望したけれど
[ 何処かへ着くまでか、何かが起こるまでの間 そんな他愛ないやり取りをしていたかも知れない
時々、誰かの視線を感じて振り向けば
アリスブルーのドレスの裾がふわり 月光思わす金糸がさらり 鈴を転がすような笑い声がくすり
── 闇の世界へ誘う様に視界の端を*掠める* ]
(11) 2016/06/16(Thu) 01時頃
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やっパ、冷やかすだけで良かったよなあ。
[黒く染まったマガタマの回収を命ずる女の言葉を聞いて、開口一番にぼやいたのも思い出す。]
マあ、いいか。
『仕事』はちゃんとしよう。
ドウにかできるというなら、な。
[いつもの様に隠した裂けた頬。
ガーゼの上からなぞる様に指先で触れた。]
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─ 猫の王様の話 ─
[ ある男が家路の途中、悲嘆に暮れる猫たちを見た 話を聞けば、彼らの王が死んでしまったからだという
家に帰った男がその話を家族にすると、 暖炉の前で寝ていた家猫が目を覚まして叫んだ
『俺が次の王になる!』
そして、家を飛び出したまま …二度と帰らなかったという
── その王の名は「ケットシー」* ]
(53) 2016/06/16(Thu) 12時頃
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─ 前夜・その後 ─
[ ニコ、小鈴、鳴と別れてぶらりとひとりで歩いていた 黒いフードの猫耳が、ふよりふよりと合わせて動く ヘタれてこそいなかったが、 足取りに先ほどまでの元気はなかっただろう
満月の明かりを浴びて道を歩くその影は 二足歩行の猫ままで、浮世離れして見える ]
お、どうした? 仲間とはぐれたのか?
[ うなぅと鳴いて足元に擦り寄るのは フサフサな毛並みの良さそうな長毛種の猫
そのまま、素通りしようとしても 置いて行くなという様に、まとわりつくものだから ]
(54) 2016/06/16(Thu) 12時半頃
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ったく、今夜だけだからな?
[ 逃げる素振りも見せない人慣れた様子で ひょいと抱き上げたら、大人しく抱かれていて ]
お前、いいとこのだな?
[ そうつぶやいて、家へと帰って行った** ]
(55) 2016/06/16(Thu) 12時半頃
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[カチリ、とチャンネルの合った音がするようだった。
特定の誰かと通じる為の何か、がカチリと合わさったかのような。]
あーあー、聞こえるお仲間さん?
あんたらが何をしたくて、何が目的か俺は知らねぇけど。
でも、今は協力出来ると思ってんだ。
[ちらり、と鳥居の向こう側を見る。
町に溢れる悪魔達は鳥居をくぐってこちらには来ない。]
ヤタガラスはね、俺も邪魔だと思ってんの。
だから俺に任せてくれていーよ。
あと何人か邪魔なのいるけど、まあそこは追々?
[それを不自然と取られるかどうか。
神社は聖域であるからそこまで不自然ではないかもしれない。]
[カチリ、と何かが繋がった。
ややあって聞こえてくる『声』は、耳元で聞く犬の呻り声とは違う。]
……西廼慶一だっけ?
神主と縁は薄いと思ってたんだけどなあ。
まあ、いいか。
そっちの事情にオレも興味はないし。
[露店で短い会話した声だ。
妙な縁に、呆れのような驚きのような感情が混じる。]
そっちが仕事するなら任すけど。
ヤタガラス、カラスねえ……。
それって三本足だったりすんの?
[昨日の忠告めいた言葉も思い出し、なんとなく聞いてみる。]
そそ、三本足。
[三本足の烏のシンボルを思い出して、く、と笑った。]
俺らと同類。
でも政府の機関だからさぁ、厄介なんだよね。
三本足の烏のシンボル見たら気をつけてな?
ああ、やっぱり。
三本足の鳥に突かれるのは確かに面倒くさそうだ。
アンタも目を付けられてたクチなのかな。
[忠告めいた言葉と邪魔だという声に、そんなものなのかと少し誤解をする。]
んー、どっちかってぇと仲間だと思われてんじゃねぇのかな。
でも今から敵対すんだけどね。
でもどうせ外とは連絡取れねーし、ソイツ殺しても今すぐどうこうってのはないかな。
[多分ね、と笑って返した。]
……うん、戦う必要ないなあ。
[今の『仕事』はマガタマの回収だ。]
ふうん、仲間なのか。
そういや神主だっけ。
ああ、えーと……。
[裏切るらしい慶一へ返す言葉を少し考えて。]
……ご愁傷様?
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─ 翌日・自宅 ─
[ それから、猫は逃げる事のないまま 腕の中で当たり前の様に収まっていた
本と本棚、それからパソコン、 多少値の張る文具がある位の学生の部屋に 動じる事なく、ストンと腕から降りて 部屋の隅でくるりと丸まり、毛玉になった ]
おいおい…明日には他所へ…
[ そう呟いてみたものの、 その明日の世界が修羅になっているとは 夢にも思っていなかったのは仕方ないだろう ]
(117) 2016/06/16(Thu) 22時半頃
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[ その明日の訪れを告げたのはメールの着信音
布団の中で、枕元を弄って 馴染んだ硬質な肌触りの小さな機械を掴む
寝ぼけ目で6インチ弱の画面に指を滑らせて 届いたメールを見て、目が覚めた ]
…えっ、マジか?
[ アリスが彷徨うアイロニーとはかけ離れた、 大惨事の牙と爪痕が所々にある光景の画像が 添付されていてとんだワンダーランドである ]
(121) 2016/06/16(Thu) 23時頃
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[ 昨日連れ帰った猫は後ろ足で立っていて キラリと目を光らせて、こちらを見ていた
古風なコスプレをしている姿に思わず ]
お前、一晩で随分とデカくなったな… …ダルタニャンとか呼べばいいか?
[ 並べば人間と変わらないサイズになっていて 腕の中には流石に無理だな、と思う ]
(127) 2016/06/16(Thu) 23時頃
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[ 猫は値踏みをするかの様にジッと見つめて 見つめ合う事、およそ96秒
『── 数奇な運命を持つ人の子よ 我が名は猫の妖精《ケット・シー》 生き残りたくば、我と契約せよ』
その口元に浮かべるは、チシャの猫より尊大な 正に王者だといわんばかりの笑みだった** ]
(132) 2016/06/16(Thu) 23時頃
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─ 自宅 → 市街地 ─
[ 外へ出ると予想以上に静かだった といっても、無事な人間の姿がなかったからである
バイト先「音匣」から数区画離れた場所に建つ ワンルームマンションは 元からひと気の薄い場所であったが、 それでも空室だらけでもなかった筈である ]
ハイヒール履いた足だけ残すとか、 行儀悪い喰い方してんな…ちゃんと喰えよ
[ 確か、この靴は「音匣」と同じビルにある SMクラブの女王様のお気に入りの10センチヒール その本体らしきものは見当たらない ]
(165) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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[ その本体の普段の姿に興味があるかといわれたら、 全くないと答えてしまうのだろうけど
だからといって、こんな微妙な消え方をされると 簡単にいえば「後味が悪い」としかならない ]
ダルタニャン…明日はわが身?
[ この凄まじき犯行を行った存在は 自分が手にした得物程度で倒せる輩ではなさそうだ
女王様の鞭やヒールが武器とも到底思えないが そういう仕事に就いている「本職の戦闘員」ならば 話は別とはいえ、勿論そんな話は知らない ]
(169) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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[ ダルタニャンことケット・シーは 手にした剣の切っ先をこちらに向けて、 物言いたげな眼差しで睨みつける
が、次の瞬間、うんざりという感じで 剣を持った前足を下ろして、複雑な顔をした
『いい加減に…吾輩の名前を覚えろにゃん』
猫の妖精こと猫の王様も、すっかり形無しである 見える者からしたら、二足歩行の黒猫といるのは グレーの体毛が艶やかな銃士姿の猫が見える筈 ]
(180) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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[ しかし、なかなか生きてる人間の姿に遭遇しない
知り合いであるなら、それでもいい それでなくても、人語を解する相手ならマシに思う
何しろ、見かけた動いている姿が ダルタニャンが剣で倒さないといけない人外だらけ そろそろ人恋しくなって来るのも自然だろう ]
タマとかミケとか呼んでやろうか?
[ まだ、それっぽい名前なだけいい方である 語彙力降って来い、な残念なセンスなのだから ]
(181) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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[ そのまま、しばらくうろうろしている間
「一般市民」の与り知らぬ所で>>108 「秘密結社」みたいな団体の「諜報員」の命が 最も呆気なく消されていたりしたのを知ったのは
何処からともなく聴こえる「囁き」だったが それに気づくのは、もうしばらく後になりそうだ ]
で、そこにいるの…誰だよ?
[ 視線を感じて、振り返った先に見えたのは ふわりと翻るスカートの裾と金の髪の煌めきと ]
(193) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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[ 「一般市民」といい難い誰かだったかも知れない* ]
(194) 2016/06/17(Fri) 01時半頃
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[ アリスブルーのドレスの上には、
フリルをあしらった真っ白なエプロン
金の髪は月の光の様にさらりと風に靡く
少女の名前は ── アリス
アリスはくるりと一周すると
まるで貴婦人の様に裾を摘んでお辞儀をひとつ
話かけて来る「彼ら」の前に現れて
自らの唇の前に、スッと人差し指を立てた* ]
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─ 市内スーパーマーケット付近 ─
[ 先ほど>>194見えた人影らしきものは 果たして、何であっただろうか?
人であるなら、大変喜ばしい 人語を解する相手なら、もっと助かる 何しろ、訳の分からないまま今ここにいるのだから ]
…お、何か人間らしきものが、見える
[ 青いジャージを>>158羽織った学生らしき姿が見える
その近くに見えるのは、 魑魅魍魎めいた人ならざる何か 既に見慣れた部類のものには違いないだろう ]
(202) 2016/06/17(Fri) 08時半頃
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なかなか思うようにマガタマが集まらないな。
そっちは、三本足の鳥は見つかったのか?
[「お仲間」の方は首尾はどうなのか。
聞きながら特に当てもなく歩いていた。]
[それはニコラスが来る前の事。
ふわりとしたアリスブルーのドレスにフリルをあしらった真っ白なエプロン。
金の髪は月光のようにさらりと靡いて。
実に可憐な少女がくるり、と回ってそれから瀟洒にお辞儀をした。]
”お仲間かな?”
[唇だけを動かして問いかける。
それから指をすっと遠くへと指して。]
わざわざご挨拶ありがとう。
でもね、もうすぐここに誰か来そうだからね。
今はどっか行った方がいーよ。
俺らが繋がってんだって、知られない方がいいしね。
[とん、と自分の米神を指でつついて、に、と笑った。]
[ お仲間かな? の問いに、アリスは小首を傾げる
遙とは契約どころか、
面識もある様でない様なつかず離れずが続き、
こっそりと彼女が見ている状態であるだけだから
妖精が見える「フェアリードクターの目」を持つ彼は
自覚もないまま、自身の持つそれらを忌み嫌い
必死に目を逸らしている
彼にとってアリスは
見える筈なのに「いない」ものとされている
まるで、彼から見た周囲における自身そのままに ]
[ にっと笑う青年にアリスはにこっと笑う
何も知らない無垢な少女の顔をして
そして、アリスは ── ふわりと消えた** ]
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[ 青ジャージを着た姿は、人なのだろうか? そうであるなら、いいなと思い側へ近づいた
こちらへ何か仕掛けて来ないのなら、 ダルタニャンも闇雲に襲いかかるほど 好戦的な質でもないらしい
コスプレをした人間サイズの二足歩行の猫は 行動基準に関しても、 外見通り銃士のそれで貫く様である ]
(217) 2016/06/17(Fri) 13時頃
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― 現在 ―
んー…三本足の烏はみつけたし、食ったんだけど。
なんか厄介なのがきた。
[アリス風の悪魔を逃がしておいてよかった。
と、ここまで考えてあれが誰なのか聞いていなかった事を思い出す。]
そいや、さっき可愛い女の子見たよ。
アリスっぽい子。
お仲間っぽいんだけどね、どうかな。
[さて、お喋りはここまでか。
目の前にいるニコラスが素直に逃がしてくれればいいが。
逃がしてくれない場合、ここで一戦交える事になりそうだ。]
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…あんた、今、何が起こってるか分かる?
[ 青ジャージがこちらを見たなら開口一番それを問う
平和に話が出来るのなら、 そこから先は、穏やかに自己紹介のつもりである
尤も、その直前に低級とやらに かかってこられたならば、 自分は得物のヌンチャクとダルタニャンは 前足で持ってる大剣で薙ぎ倒していた筈
友好的に済めばいいのだが、さて?
小鈴が見たのは>>210このタイミングだと思われる ]
(218) 2016/06/17(Fri) 13時頃
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あ、俺は…「人畜無害な一般市民」だから 全然、強くも恐くも悪くも…多分、ないぞ?
[ 昨日の何処かの>>0:294>>0:335>>0:349誰かさん と交わした、やり取りを思い出して ついつい、語尾が弱くなったのは仕方ないだろう
── だって、人間だもの* ]
(219) 2016/06/17(Fri) 13時半頃
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[ 案の定、ダルタニャンを見て>>220仰天された
無理もない、連れの自分も驚いているのだから 初対面で驚かれる方が、むしろ安心したとは口にせず
続く言葉から推測するに「石」とは 最近、流行っている「マガタマ」なのかと仮定すると 襲われた辺りもその所有者
或いは…巻き添え
人間基準で考えて、襲い方の無茶苦茶加減からして 殆どが後者の気もするが、敢えて蓋をする事にした ]
(224) 2016/06/17(Fri) 15時頃
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うん…まあ、ざっくりだけど… 例のアレが…人外ホイホイになってるのか?
って、アンタ…ガッツリ何か買い込んでて 滅茶苦茶、サバイバルやってんな
[ 少し落ち着いて彼を見れば、荷物抱えている辺り 生存欲求が高そうだと、思って突っ込んだ
ダルタニャンが剣を鞘に入れないのが、 「彼」に対してなのか それとも、近くにいる「蛇」に対してか
(案外両方もあり得るかも知れない)
と、思ってゾッとしたのは伏せてはおこう ]
(230) 2016/06/17(Fri) 15時半頃
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[ 調べよう、は冒険における基本に同意しつつ ]
俺は…久住遙、苗字でも名前でも好きに
このデカい猫は、ダルタニャン 多分、そっちの蛇みたいなモノだと思う
[ 既に、無害なのはいってあるから名乗りだけ
そんな話をしていると、 昨日、知り合ったばかりの小鈴がやって来た
矢をつがえた弓を手にしたままの>>222 ]
(231) 2016/06/17(Fri) 15時半頃
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[ 目の前の第一遭遇者>>221はホールドアップ その体勢で、彼女の名前を叫ぶのを見て、ぽつり ]
まるで、姉さんに頭の上がらない弟だな
[ 2人の関係性はよく知らないままに、呟いた
小鈴のいう>>222「鬼」とは? その脳内翻訳にしばらくかかりながらも、 ダルタニャンを「猫又」といい切ったので
和風解釈すればいっか、で落ち着いた ]
(232) 2016/06/17(Fri) 15時半頃
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あ、小鈴…姐さん、昨日振り
パパラッチ…ブンブン飛び回る吸血鬼じゃねえし あっちは、営業用の名前だから
一応、久住遙が本名なんで、よろしく
[ まだいってなかった気がしたのでさらりと伝える ]
で、これは…昨日拾った猫が 一晩でここまで育ってな…何か契約迫られたんで ついつい、OKしたらこうなった
[ 嘘の様な本当の話あるんだな、とつけ足して ]
(233) 2016/06/17(Fri) 15時半頃
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[ そして、小鈴から第一遭遇者の名前を知って、 ちらりと推定彼へ視線を移せば、どうだったか? ]
あ、ナツメっていうんだ 調度、名前訊こうとしてたんだ…サンキュ っていうか、姐さん…動物虐待はよくねえから
何か、昨日までに比べたら、 あちこち死体…のパーツが転がってるし 訳分からないのに襲われるし
モテモテ過ぎて困っていたのをダルタニャン… この、ケットシーがボディガードしてくれて 多分、悪いヤツでもなさそうだよ?
[ と、小首を傾げると、猫耳はふより揺れた* ]
(234) 2016/06/17(Fri) 16時頃
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へえ、流石。
仕事が早いな。
[三本足の烏は喰らった。
その報告に声音に素直な感嘆を乗せる。]
……んー。
手伝いは言ってくれれば善処する。
お仲間?だし?
[その彼が言う『厄介なの』。
救援要請でもない限り合流の必要もないだろうが、一応"仲間"として声をかけ。]
……アリス?
ああ、なんだっけ、兎とか猫が出てくる?
そんな女の子がねえ。
分かった注意して見ておく。
[そういう物語に縁はなく。
だから『アリス』と聞いても咄嗟にぴんと来なかったが、何かのブランドにそのモチーフが使われていたのか辛うじて記憶にあった。]
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[ ニコに続いて、名前が迷子な知り合いが増えて どうしたものかと考えてみても
広がる世界の酷さに比べたら それどころてもないのが無情な現実
ナツメの口から>>241出た名前に ピクッと動けばフードの両耳もふよりと動く ]
なあ、チアキって…ダボっとした白衣の変人?
[ キャンパスで見かけた中にいたような記憶 とはいえ、珍しくはない名前でもあったから
それとなく特徴を思い出しながら訊いた ]
(245) 2016/06/17(Fri) 20時頃
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[ しかし、似たようなといわれて ]
えっ、何処が? いや、多分…服装的には…
[ >>238大量の食糧には育ち盛りで納得しつつも 緊張感のある眼差しを感じて、 視線をそちらに向けたらダルタニャンの剣がキラリ ]
あ、悪ぃ…ダルタニャン、多分大丈夫だから その物騒なナニはしまってくれな…
[ ヌンチャクもバッグの中へスッと挿して武装解除 ]
(246) 2016/06/17(Fri) 20時頃
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[ 気づけば、小鈴も弓矢を下げていた 彼女の疑問のひとつ>>235は一応解消出来た筈
残るひとつに関しては ]
あ、小鈴姐さんこれ知ってる? 「悪魔召喚プログラム」ってゲームで お客さんも知ってるくらい、最近流行ってんな
…呼び出した仲間が 姐さんいうところの「鬼」みたいな人外なんだ
[ インストールしたのがどれ位前の事だったか いつの間にか「入っていた」感じで記憶があやふやだ
「マガタマ」の噂が流れた近辺だった気はしたが ]
(247) 2016/06/17(Fri) 20時頃
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[ ここまで来てて、隠す事でもない
そのまま、ゲームアプリからのメールが来て その添付画像が御渡市内の見知った場所が 阿鼻叫喚の地獄絵図みたいだったのまで伝えた ]
これ見て、驚いていたら… デッカくなったダルタニャンに 『ボクと契約して生き残ってよ』みたいな感じで 迫られて、半信半疑でしてみたんだけさ
外へ出た途端、この有様だったんだよな…
[ 要約すると、分からないままにここまで来た それが一番、事実説明としては適切だろう ]
(252) 2016/06/17(Fri) 20時半頃
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[ これからどうしように関しては、 何といえばいいのか分からないなりに ]
何か出来る事あるならするけど… まず何より、生き残って状況確認が一番じゃね?
って、姐さんもこの惨状の原因分かってる?
なら、知りたいし…一応、俺にも 知る権利くらいはあると思うぞ、一般市民だし
[ 訳が分からないままに命拾いをした以上、 このまま、大人しく死ぬのを待つのも勿体無い それ位には自分が可愛いし大事であるのだから ]
(257) 2016/06/17(Fri) 20時半頃
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[ 小鈴をチラッと見ると、どんな顔をしていたか
半信半疑か、他愛ない法螺と思われるのは 織り込み済みとはいえ、 ここまであちこちで惨状を見たら
自分の話した事を現実にひとつ加算しても 全然、違和感を感じない気もする ]
そうだ…昨日、姐さんと会った経緯に アプリから 『悪魔に会える』ってメール来て その場所を目指していたからだったぞ
[ と、ひとつ情報をプラスした ]
(265) 2016/06/17(Fri) 21時頃
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[ ひとつ、隠してる情報もあったのだが それは取るに足らないだろうと思って隅にやる
アプリの中で召喚していた「悪魔」が ダルタニャンこと「ケットシーではない」事を* ]
(268) 2016/06/17(Fri) 21時頃
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そう言えばお仲間?とか言ってたっけか。
案外近くに居ないもんかね。
確か――。
"アリス"だっけ?
[名前ではなくて『アリスっぽい』だっただろうか。
その彼女はどんな容姿だろうかと考えつつ、パンを齧る。]
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[ ふと、誰かの視線を感じて振り返った先に
勿忘草の色よりも遥かに淡いアリスブルー 淡い月光めいた金色の髪 転がる鈴のようにクスクス笑う声
── フリルをあしらったエプロンは新雪の真白 穢れを知らぬ「マガタマ」と同じ色
目と目が会ったかと思ったが そのまま、姿はふわりと溶けて消えて行った* ]
(278) 2016/06/17(Fri) 21時半頃
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[ その向こう側に誰かがいるのが見える
見えたはいいが、どう声をかけたらいいのか
分からないまま目を逸らした
アリスの無邪気な笑い声が微かに響く** ]
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[ 突然、口調の変わったナツメに目を見張る
パラチーノに関してはいわるゆる作ったキャラ 多少、気は大きなってはいても、 演じている自覚はあって話す内容は自分の範囲内
御影石とも見紛うくらい 真っ黒な闇に染まった「マガタマ」を突きつけて 正しく「人が変わった」様子に真顔になった ]
その先? 例えば…バリムシャアするとか?
[ 悪魔といえば魂で、使い途とするなら何だろう ]
(282) 2016/06/17(Fri) 22時頃
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[ 「陰謀」といっていたが、この怪奇は何かへの布石?
しかし、自分の口から吐いた目的>>282なら 悪魔が餌を刈り取るにしても、 回りくどい手段を取っていてリスキーに思う
もしかしたら、そんな事を考えながら ]
悪魔とは、別の何かが絡んでる?
[ くつくつ笑う「別人」らしきナツメにそう答えた* ]
(289) 2016/06/17(Fri) 22時頃
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[ 別人ナツメの語る「マガタマ」>>292とは 昨日、ニコと話した嫌な感じ>>0:207>>0:213 と綺麗に繋がっているようだが
その先が何であるのかは、未だ見えそうにない ]
…姐さんの顔見知り?
[ 思考の道は、蛇の視線の移ろいで途切れた
>>299小鈴もそちらを見て 近づいて来た「人物」>>302は彼女の名を
「今度」はというからには 「その前」は向けていたのだと思われる ]
(315) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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[ 唐突に>>317人が変わったナツメに驚いた といっても、唐突さに驚いただけだが
老獪さがなくなり、年相応に見える様子に 自分のことは網棚にぶん投げて
(訳分かんねえ…)
そんな心の呟きをしてしまったのは仕方ない ]
えっ?! アプリでの契約?
[ 唐突に質問を振られて、驚いた ── 実に唐突で ]
(323) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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っていうか、姐さん…何故、戦う前提なの? 一応、話してからでもいいんでない?
で、ナツメの質問は…後でしてやっから…
とりあえず、そこのスーパーで何か手に入れて みんなでメシでも食わねえ?
茶ぁしばくんでもいい…それからでもよくね?
[ 人間、慌てると訳分からない事を口走る
── 今、正にそれだった** ]
(326) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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どーっすっかなあ。
「望み」を叶える力がある。
とか馬鹿正直に言ったら射られそうだ。
[面倒くさい、とぼやく。]
どーした?
もしかして疑われてんのかな。
適当に誤魔化せばいいんじゃねぇの。
[実際の会話がどうなっているのか分からないので適当に答える。]
そうそう、こっちはなんか見逃してもらえたっぽい。
多分疑われてたけどね。
次会った時はどうなるか分かんねぇけど。
その人さぁ、ニコラスさんって言うんだけど知ってる?
悪魔の群れ簡単に往なしてた。
厄介だよね、強い人って。
近づいただけでマガタマを複数持ってるって気づかれた。
誤魔化すつもりだけど3人も居て面倒くさい。
["仲間"の適当な返事に嘆息して。]
俺も見逃して欲しいな。
……、…。
ニコラス?
どこかで……、ああ。
そういやたまに行くバーのような、情報屋の様な変な店の胡散臭い店主がニコラス、なんとかだったような。
同一人物かは知らんけど。
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