75 サプリカント王国の双子
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[凍結から動き出した視線は宙を彷徨う。 しかし、探した相手は見つけられず。]
姉、さま… ……わたし、
[困惑も顕に。]
あの… すこし、さがらせて、いただきます…!
[このままでは、駄目だ。 すぐに弾き出し、立ち上がる。 場に残った客人、エリアスへ一声かける余裕もなく。 すみません、と姉にだけ断り、応接間を出た。]
(0) 2012/01/14(Sat) 00時頃
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―廊下―
[その名を知る人はもう、どこにもいないと思っていた。 『死んだ』ことになっていた、失われた少女の名前。 それが、こんな。 こんな場所で、聞くことになるなんて。]
(どうしたら)
[気づかれたのかもしれない、と。焦りが生まれる。 本当の妹王女が死んだということ、養女の件を彼が知るはずもないのだが、落ち着きを失ったいま、気付けない。]
(4) 2012/01/14(Sat) 00時半頃
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シメオン… どこに、
[誰にも話さなかった。
消えてしまうことが恐ろしくなったある夜、涙しながら世話役へとこぼした、あの時しか。
ただ、自分だけの使用人に話がしたくて、しかし彼の姿はなかった。
他の使用人に知られるわけにはいかないと、彼らにシメオンの行き先を尋ねることすらできずにいた。
冷静な判断など、全くできていない。]
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[>>2姉のつけた使用人は、急ぎ足のミッシェルを見失ったらしい。 ため息ひとつ、とぼとぼと歩く女の傍には、人影はなかった。
人影がないことで、少し気を抜いた。 失う恐怖と、死の恐怖。 責任のために固めていたものが緩み、顔をゆがめる。
自室へと足を向ければ、その方向は>>7ラルフのいる方向だったらしい。]
―――― っ、
[咄嗟に繕い切れない、下がった眉尻で見上げた。]
ぁ… ぐれーあむ、さ ん…
[震え、足が止まる。]
(9) 2012/01/14(Sat) 01時頃
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大丈夫、で…
[気遣いを受けても、虚勢をはりそうになる。 が、すぐに断念した。]
…すいま、せん。 少し、…落ち着かなくて。
[程度はごく軽くごまかすも、憔悴していることは隠さぬを選んだ。 差し出された手を、迷うようにみて]
ありがとう、ございます。 途中まで、お願いします、ね。
[自室までは頼めないが、無碍にもできず。 そっと手をとろうとして、ふと。 容疑者という言葉がよぎれば、それはとまる。]
(14) 2012/01/14(Sat) 01時半頃
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…あちら、です。
[あげかけた手は、方向を示した。 疑念は強くはないものの、気遣いを受け取れぬ後ろめたさもあって、背は向けずとも顔を直視できないことに。
話しかければ答えるが、その声はあまり元気なものではなかったろう。 歩くうちに使用人にあえば、ここからは大丈夫ですと礼をいうつもりで**]
(15) 2012/01/14(Sat) 01時半頃
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[>>21ラルフの気遣いは、応接間でのものほど芝居がかって聞こえず。 素直に受け取れぬほどの疲弊を自覚する。 平常を保てていないことを告げて肩の力が少し抜けたのか、 ありがとうございますと答える声は、先よりはましになっていた。]
…… そうですね。 私も幼い頃は、それなりに背も高い方だったのですが… いつの間にか。 成長は、それぞれのようです。
[>>22身長差。 「妹王女」の用意された答えが、するりと唇から。 表情すら、いずれ来るであろうと想定して用意していた苦笑だったから、あまりにも「普段通り」。 衝撃に揺らぐさまを見せた後では特に、この場にはそぐわぬものだったかもしれない。]
(49) 2012/01/14(Sat) 19時頃
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[>>23出会い頭の使用人の大声、面食らうのはミッシェルも同じく。 追われていたというのに今気づくほどで。]
待てなかったのはすみませんが、お客様の前ですよ。 グレーアムさん、すみません。
此処まで、ありがとうございました。 …… こんな事になってしまいましたが… あなたも、ごゆっくりお休みくださいませ。
[ちらりと監視らしい使用人を見て、弱く苦笑を見せる。 緊張の糸、切れてはいない。 話すうちに動揺はある程度落ち着き、王女としての外面を取り戻してきていた。 優雅な礼をし、使用人に連れられて自室へと。]
(50) 2012/01/14(Sat) 19時頃
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―自室―
ご苦労様です。下がってください。
[王女の居室の中まで入ることを許される異性は、世話役のみ。 事情によっては、姉の世話役も入室することがあるが。]
あ、それと… シメオンを見かけたら、伝えてください。 仕事のあとで構いませんから、此方へ来るようにと。
[伝達を頼み、扉を閉めてしまう。 一度、話をしたかった。 独り言をきかせるだけになるかもしれないが。]
(51) 2012/01/14(Sat) 19時半頃
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………… ディーン…… エゼルレッド…
[庭で出会った青年を思い出しながら、ソファへ腰掛ける。 眠ってしまいたかったが、一人ではうまくドレスは脱げず、皺にしてしまうのもと、寝そべることは躊躇われた。]
どうして、いま…
[就任前の、披露目のとき。 告発し、止めるなら、今だろう。 噂に揺れるほど、疑惑は大きいのだ。
動揺はあれど 「宰相となるのを、止められる」事に対する拒否は、なかった。 覚悟したつもりで、諦めたつもりでいる女はまだ、気づいていない。]
(52) 2012/01/14(Sat) 19時半頃
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[いや、気づいていないつもり、なのかもしれない。]
………… シメオン…はやく…
[ぐるりと臓腑が揺れるような。 不安に揺さぶられる。
母を、女王を殺害されたというのに、気になるのはそちらなのかと、 心の片隅、自嘲の笑みがあった。 未だに現実感に欠ける、惨劇。 止められたのに見てしまった、紅い、無残な姿。 思い出してしまえば、一つ一つが鮮明に… 本来よりも 想像で補強された、残酷な傷口が浮かび上がる。]
っっ ―――――!!!
[ソファの上、身を抱いて縮めるようにして、震えていた。**]
(53) 2012/01/14(Sat) 20時頃
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ミッシェルは、使用人の中で、伝達ミスがあったかもしれない。
2012/01/14(Sat) 22時半頃
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[両手を祈りの形に。 息を詰めるようにしていたが、待ちきれなくなって立ち上がり、 歩いていれば、>>74ノックの音。 世話役の声もすれば、安心して扉へ駆け寄った。]
―― シメオン!
[ほっとしたような、どこかすがるような。 自ら扉を開き、迎え入れようとしたが]
っ …… 怪我、してるの!?
[元々青かった顔から、更に血の気が引く気がした。]
まさか、 おそわれて、
[引きつった表情は、心配で染まっていた。]
(77) 2012/01/14(Sat) 23時半頃
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リリィが… ?
[あの動物が人に危害を加えたなど、聞いたこともない。 よほどこの状況に混乱しているのだろうか。 傷のある頬へ、痛むだろうに笑みを浮かべる彼を疑うことは、できずにいる。 傷へ手を伸ばそうとして、しかし触れれば痛むだろうと手は止まる。]
治療は、もう? まだでしたら、私が、
[室内には緊急用の救急箱くらいは置いてある。 止められる前にぱたぱたと取り出してきた。 そして、シメオンを部屋に入れて扉を閉じてしまえば、言葉を濁す必要もない。]
(88) 2012/01/15(Sun) 00時半頃
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そう、です。エゼルレッドさんの、ことで…。
彼は… 私が"外"にいたころの、知り合いのようで… もしかして、彼が、気づいたのかと… 心配に、なって。 ……母様を…人を傷つけるようなひとでは、なかったのですが… 10年もたてば、わかりません、が。
[消毒のアルコールやガーゼを取り出しながら、ぽつぽつと。 治療は断られても、駄目、しないと!と強い口調で。 考えすぎかと思うには、訪れた過去と事件は、ミッシェルを混乱におとしていた。]
あなた、彼を案内していました、よね。 そのときに何か、言っていませんでしたか。 探りを入れてきたり、とか。
あぁ、…とにかく…。そう。母様の、こと、も… 警察は、もう? 犯人は、まだ… 何も、かしら。
(90) 2012/01/15(Sun) 00時半頃
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[大したことがないと言われても、室内で清潔に飼っているとはいえ、リリィは獣だ。雑菌が入らないとも限らない。 消毒を手早く済ませているうち、>>96また呼ばれる名に、肩が震える。]
リリィ、ですら…
[賢い獣と知っている。 何もなければ、人を傷つけたりしないと思っていた。 シメオンが、無意味にリリィを刺激するはずがないとも、思っていた。]
……この件が落ち着くまでは、どこかへ閉じ込めておいたほうが、 あの子にとってもいいのかしら…
[人を傷つけるなんて、と顔をゆがめる。傷つけられた人間が己の世話役だからという部分は、否定しきれないところであったりするが。]
(99) 2012/01/15(Sun) 01時頃
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そう、ね。…わからない… 母様さえ… 害されてしまうような、状況だもの、ね…。
[現女王。現在、最優先に守られているはずの人物が、殺された。 発見はそこまで遅くはないはずで、この豪雨だ。 城はすぐに封鎖されたはずで。]
犯人は、まだ… 城に… …… 客人のなか、に、 いるのかしら。
[それよりは、不審な行動をしていたという庭師のほうがまだ、有りそうな気がしている。 招待状を出された国民も城勤めも、それなりに調査はされているはずだが。 どうしても、人となりの知れない相手のほうが、疑わしく見えてしまう。 根拠の薄い疑念が気持ち悪かった。]
(101) 2012/01/15(Sun) 01時頃
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[今のミッシェルに、身内は疑えない。 姉。その世話役。そして、自分の世話役は。 基板が揺らいでしまう。]
ハンスに、話しておきましょう。 ……きつく言い過ぎないように、しないと。
[自制をわざわざ口にするくらいには、傷ついたシメオンを見た時の目の前が暗くなる感覚は嫌なものだった。
母のことも。 なぜ一人にしていたのだろうと、口惜しい思いで。]
(107) 2012/01/15(Sun) 01時半頃
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[死罪は免れなかろう。
そうでなくとも、怒りや悲しみにくれた誰に殺されるやもしれぬ。
それでも、この少女をただの一つたりと傷つけることなど、させやしないのだ。
だから、敢えて、伝えた。
そうは伝わらぬと、してもだ。]
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……シメオン。 とても、わがままな命令を、します。
[唇を引き結び、眉を寄せて。]
(111) 2012/01/15(Sun) 01時半頃
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私たちを守りながら… 無事で、いなさい。
私ももちろん、なるべく下がった位置にいます。 あなたの負担にならぬよう、きをつけます。
護るなとは、言えません。 しかし、私は… あなた以外の世話役は、嫌です。
[替えなどきかない。 宰相として働く傍らには、シメオンを。]
(114) 2012/01/15(Sun) 01時半頃
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[ただの"ミラ"に戻りたいと、あきらめの悪い心も、ある。 けれど、宰相でない自分の隣には彼は、いないのだろう。
ちくり、どこかが痛む。]
[どれほど無茶な命令なのかも、わかっていない。]
[宰相となるには、割りきらねばならぬ部分もあるのだと、 わかっているつもりだが。 完全な、わがままだった。]
(118) 2012/01/15(Sun) 01時半頃
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