139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】
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[おもむろに袂から花を取り出す。
竜胆。]
えやみぐさ か……
[可憐に開いた花を
ぐしゃり
握りつぶした。]
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 14時半頃
華月斎は、煙の蝶が、花へと変わる様をゆるりと眺め。**
2013/08/14(Wed) 14時半頃
ええ、ええ、聴こえておりますわ
[聞こえた問いかけには、そう返事をして。
少し、考えると、昨夜のことを思い出し眉を寄せる]
……その前に。言い忘れたことがありました。
何事かを成さねばならぬ、己を律して立たねばならぬ
常にそうではどんな神とてきっと疲れてしまいましょう
何もできなくても良いのです、志乃をご覧くださいな
力も身体も弱いけれど、どうにか毎日生きておりますわ
憎いのならば聴きましょう
つらいのならば呼んでくださいまし
どこにあっても此の先ずっと、わたしはあなたを忘れはしません
お兄さまといい、あなたといい、
志乃の周りには放っておくと独りで勝手に思い詰める方ばかり。
これでは心配で夜も眠れませんわ、少しは頼って下さいな
[祟り神による責め苦も、抱えた傷も、
そんなに軽いものでないことくらい分かるけれど。
それでも冗談目化した口調で言えば、息を吐き]
焦がれるような恋は未だ知らないけれど――
……きっとこれが、志乃なりの愛なのでしょう
[己は案外人間味の薄い神なのやもしれぬ、と苦笑した**]
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― 昨夜 回想:華月邸 ― [>>88日課の散歩にでていたのか、日向は後から戻ってきた。 部屋へ入るよう言えば、いきなり抱きついてきたその様子は、 いつもとは違っており。 >>31いつぞや、どこぞの神々に心無い事を言われた時のようで そんな様を笑うことなく、ただ黙って、 優しく背を撫でてやる。]
――……ヒナ。 これ、雪客さんが作ってくれたそうや。
[そう言って、巾着を手渡し。 涙を零す彼女の頬をそっと指先で拭った。 一緒に寝たい、という申し出には苦笑しながらも頷いた。 余程、何かがあったのだろう。 >>89けれど無理に尋ねようとはせず、 彼女が話すまで待つが、何があったのかは 結局わからぬままに翌朝を迎えた。]
(126) 2013/08/14(Wed) 19時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 19時半頃
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― 華月邸:亀吉と ― [>>96己に恋をしているから、のくだりには つい煙を多く吸い込みすぎて、咳払いを一つ。 続く言葉に戯れとはわかるも、]
へえ。 有り難う。 僕の事も、ヒナの事も、よう見てくれてるみたいで。
[>>88昨夜の日向の様子を思い出し 片眉が僅か跳ね上がるが、闇神には見えぬだろう。 言葉は常と変わらずおっとりとしたもの。 此方にしなだれかかる亀吉の 宵闇に浮かぶ白銀色の髪が眼を奪う。]
(132) 2013/08/14(Wed) 20時頃
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[一時的にでも、と。 何処までも食い下がる亀吉の様子に くつくつと喉の奥で哂いながら、]
――……ええよ? 騒動が続く限り、ずうっと、とは約束はでけへんけど 一時的に、ならば。
[それは亀吉の方も心得ているのだろう。 此方を祟り神と思えば躊躇いなく投じる、 というのは紛うこと無き本心だろう。]
さあ。 それは、反故にすればわかるんとちゃうかな。
[日向に投じれば何をするのか、 そんな手の内を明かすつもりはない。]
(133) 2013/08/14(Wed) 20時頃
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[闇が、彼の背後で蠢く 蠢く。 それに融け行きながら、名前を呼ばれ。 微笑を携え頷いた。]
――……いつでも呼ぼう、闇神 亀吉。
[残していく、艶やかな笑みが宵闇に浮かぶ華のようで 瞼の裏に鮮やかなまでに焼き付いた。]
……高天原に棲む妖は、 人でなく、神を惑わす――か。
[残った部屋で、独り語散。 煙をほうと吐きだした。]
(134) 2013/08/14(Wed) 20時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 20時頃
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― 華月邸 ― [>>96亀吉の言葉も気に掛かり 一度日向の部屋に向かうも、其処に彼女の姿はなく。 >>89代わりに、一つ、書置きを見付け手にとった。]
……へえ? 志乃さんが、ねえ。
[日向が己に嘘をつく必要性は何処にもない。 昨夜の様子にも合点がいった。 何故、日向は此れを知っているのだろうか。 あの、闇を司る神は、妹の正体を知っていて、 此処に約束をしに来たのだろうか。 若しくは。 ――……あの、兄こそ祟り神ではないのだろうか。]
ちょっと、僕出てくるわ。
[向かうは水鏡の祭壇。]
(143) 2013/08/14(Wed) 20時半頃
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[記憶がないのだろうか? 声は、確かにこの方なのに。
おかしなことを問う祟り神本人と、それを知る己と。
なんと白々しい会話だ――我ながら、そう思う]
(それでも、責め苦を忘れていられる時があるなら)
[少し嬉しゅうございます、と、笑みには温かなものも込めて]*
/*
あ、了解です。任されたー!
多分これから表ウト・朧・置壱揃っていろいろアレなことになりそうですが、面倒だったら適当に切り上げて下さいね…!
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― 水鏡の祭壇 ― [以前の時は、誰が誰に投じようとどうでもよく 見に来ることすらしなかった。 浮かんでくる札に眼を落とし。]
――… へえ?
[亀吉は、ウトに。志乃は、甚六にいれている。 仲間であれば、同じ者に投じればいいものを。 顎に手をやり、少しばかり、首を傾いで考え込む。 明が占術を使える事を知っていそうな、古い神。 朧、置壱、それにウトならば知っていそうか。 その中で、志乃と、同じ名に投じている者は――]
ウト、か。
[迷うことなく、その名を札に記して投じた。]
(148) 2013/08/14(Wed) 20時半頃
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さて、と。
[日向を探しに行こうかとも思うが、 いつも、己の方が探されている身で、 彼女が行きそうなところがわからない。]
散歩とかも行くしなぁ。
[思いつくのは、団子屋か、志乃のところ。 けれど、志乃が祟り神の仲間だと思うならば、 近寄ったりはしないだろう。 君子危うきに近寄らず、だ。 足を向けるのは、団子屋の方。]
(150) 2013/08/14(Wed) 21時頃
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― 道中 ― [>>169茶屋へと向かう道中で、何処かに向かう、 雪客の姿が見え声をかける。]
雪さん。
[先日は、雪客さんと呼んではいたが、それだと長い。 甚六や亀吉を呼ぶときのように、断りもせず縮めて名を呼び]
昨日、六さんから、反物受け取ったんよ。 ヒナの分まで作ってもらえると思うてなかったから ――……有り難う。
[眼を細め、礼を言う。]
(177) 2013/08/14(Wed) 22時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時頃
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[>>187会いたくない、と思われているなど微塵も知らず、 頭を下げるその前に、彼女の頬に、 煌く何かが見えた気がした。]
うん。 あの紫も、蝶の意匠と、一羽の雀も。 めっちゃ気にいった。
[気のせいか、とも思い朗々とそのまま話しかけるも 何故か顔を背けられ、去りゆく腕に手を伸ばした。]
……なあ、僕、雪さんに何かした?
[避けられている、ようでもあったから。]
(190) 2013/08/14(Wed) 22時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時半頃
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[男は怒っているわけではない。 その様子がただ、気にかかったのだ。]
……そう。 なら、ええのやけど。
[僅かに眉を下げ微笑むも、 背を向けたままの相手には届かない。 ならば、もっと嬉しそうにすれば良いのに。 そうは思えど、口にすることはなく。]
嗚呼、呼び止めてごめんな。 雪さんは、今からどこ行くん?
[そんな尋ね事を一つ。 朧の処へ行くというなら、共に行こうかと少し悩むだろう。 彼にも少し、聞きたい事があったから。]
(196) 2013/08/14(Wed) 23時頃
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――夜のこと――
[聞こえてくる、涼やかな琴の音。
周囲の羽音のせいで不協和音にも聞こえるが、そこにはまだ清さを感じられた]
……ありがとう。
[ 怨恨たちに目的などない。
つらいつらい、お前も堕ちろと呪うばかりだ。
けれど彼女が己を覚えていてくれるのなら、かろうじての自我を持っていられる。
最終的には、神を堕とす行為につながろうとも。]
|
朧のところに? ……、
[少しの沈黙の後、ようやく雪客の手を放し、 彼女の右側、隣に並ぶ。]
じゃあ、一緒に行ってもええやろか。 僕も、ちょっと用事あったから。
[へらりとした笑みを浮かべるも、此方からは鱗は見えぬ位置。 そのまま朧邸へ共に向かう。]
(204) 2013/08/14(Wed) 23時頃
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― 朧邸 ― [>>210断られてもついていく気ではあったのだけど 了承を得、時々たじろぐような雪客と共に朧の屋敷へと向かう。 >>209その門の前で、尋ね人の姿を見つけ その名を呼ぶ。]
朧。 今帰ってきたとこか? それとも出かけるとこ?
[どちらにせよ、丁度よかったと安堵の息を零し。]
(217) 2013/08/14(Wed) 23時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 23時半頃
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[道中では、反物を着物に仕立てている話などをしただろう。 日向が拵えてくれた巾着を、 泣くほど喜んでいたことも礼と共に伝えて。]
雪さん、用事あるんやろう? お先にどうぞ。 僕は後で全然ええから。
[>>219遠慮するような仕草を見せる雪客に、 そう声をかけた。 二人が訪ね合う間柄だったとは思わなかったけれど。]
(222) 2013/08/14(Wed) 23時半頃
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[>>228朧の言葉にほう、と片眉が上がる。]
へえ、そうなん? ウトと、明と三人で? 珍しい。 僕も呼んでほしかったなぁ。
[楽しそうやったのに、と残念がってみせ。 そのウトに、疑念を抱き、先程、札を投じてきたばかりだ。]
志乃さんからは僕、何や怖がられてるから。 行くならヒナと一緒にかな。 ヒナからも、琴の腕は聞いてるから、 一回ぐらいは聞いてみたいのやけど。
[苦い笑いを浮かべ、情けなさそうに眉を下げた。]
(229) 2013/08/15(Thu) 00時頃
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[男にはわからなかった。
何故、優しくしてくれているのか。
うれしかった。
同時に、辛くもなった。
汚れなくてもよいはずの若い神が、男に巻き込まれて怨恨の只中にさまよいこんだ姿。
そんなことは望んでいなかったのに。
古い神を祓い、若い神に未来を託す。
男は― は、それを望んでいたのに。
祟り神に憑かれたことで、ただの憎しみに駆られてしまいそうになる自分が憎い。]
君が、共にいてくれるというのなら。
私は、君を
祓うべきなのだろうね。
[何もできなくても良いと許してくれる心を、清いと思う。
頼ってほしいと相手を思う愛が、美しいと思う。
囚われてほしくない。
自由になってほしい。]
/*
やあ恥ずかしがりの祟り神だよ。
間に合えばでいいんだけど
「襲撃描写は墓下と地上に合わせる。」
と皆に告げてくれないか。
|
嗚呼、ほんなら僕は離れてようか。 ちょっとそのへん散歩でもしてくるわ。 しばらくしたら、戻ってくるな。
[>>232朧にだけ、消え入りそうな声が聞こえたので。 そのままふらりと、朧の屋敷を後にした。]
(235) 2013/08/15(Thu) 00時頃
|
――そして、新たな夜に――
[黒衣を引きずり、右手に鉄の鋏。
足取りは重い。
荒れ狂う音の中、琴の音を探し、進む。]
/*
ありがとう。
[聴こえた、声。
内心の葛藤など知らず、笑うように]
ありがとう、と。仰って下さいましたね。
志乃はその言葉だけで救われたのですよ。
あなたのことを、わたしは何も存じません。
ただ、手を取っただけ。声を聴いただけ。
それでも、愛おしいと思いますれば。
わたしはわたしの望むまま、愛しただけ。
この高天原への未練といえば、
ただひとりの兄を道連れにする申し訳なさくらいのもの
――……お好きに、なさいませ
[近付く足音に、*囁いた*]
[左手で、琴の糸をたぐりよせ。
右手の鋏で
*―縁を切る音*]
|
うん、……また呼んで?
[>>236歯切れの悪い言葉には少しばかり、眼を伏せて。 辺りを舞い、煙となっていた蝶が朧の肩に触れ、 白い花となったろう。 釣鐘のような白い花片のそれは、甘野老。]
志乃さん、人見知りらしいから……。 女性受けはどうなんやろうな。 雪さんからも、逃げられるし。 僕に優しいのはヒナだけやわ。
[揶揄うような調子の朧の声に、 目線をあげ、悪戯めいた笑みを浮かべ、 雪客と朧を見ながらそんな軽口を叩いて。 そうして、その場を後にした。]
(242) 2013/08/15(Thu) 00時半頃
|
華月斎は、>>239聞こえた声には、後ろ手にひらりと手を振り
2013/08/15(Thu) 00時半頃
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