人狼議事


211 【腐女子と】冬にゃこ【炬燵です】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


―時代劇・花盛り―

[男娼としての盛りはとうに過ぎた大釜、人気のなよやかでほっそりした少年らとは似ても似つかない身体を痛みと痺れにくねらせる。
痛みしかないはずなのに、痺れから仄かな熱を拾い上げ始める浅ましい牡を握り込まれ、艶声が寝所に響いた。

指が滑るたびにくちくちと淫猥な音を立てる牡から、抗いがたい快楽が沸き上がる。
それなのに、刺激よりも劣情を煽るのは男の前に身体を晒している恥辱のほうで]

 い゛っ、アアッ……!

[縛られた微かな痛みも、手淫より甘く響く。
炎を向けられ、熱さに身をよじらせるも牡はますます硬さと湿度を増して。
牝のように震える尻尾を絡ませられて、導く動きを尻尾は無我のうちにした]




 ――がッ、……!!


[慣らしもなく貫かれた秘所は、しかし歓迎するように男のものを受け入れ締め上げる。
声もろくに出ないほどの痛みにか細い悲鳴をあげたが、牡はぽたぽたと雫を垂らすほど悦びを示していて。
不自由な体勢ながら、自ら腰を揺らすのは、割合すぐのこと]


-アリストクライシス-

……っ、ふ……
[ホレーショーの手練手管に、思わず甘い声も漏れかける。]

随分、美味そうにしゃぶるもんだな……淫売め。
やはり所詮は売女の子か。血は争えんなァ?

[しっぽの不審な動きに気付き、腿を踏んでいた踵はそちらへと向かう。
容赦の無い足裏が、しっぽごと踏み躙った。

甚振るのに夢中な若き皇子は、レジスタンスの救出作戦にも気がつかないかもよ?]


―わくわくこたつ周辺―

謂わねえよ!!

[かっと紅くなった。]

……か、可愛がるとかやめろ

[肉球を押し付けるようなポーズ。
タバサちゃんは流石だった。]

――っ、……!

ぅ、… くそう……

[どきりとする。腕の中、あたたかい。
尻尾がゆるり、と動いた。]


―オフレコのあれ

阿鼻叫喚か!

[想像して恐ろしくなった張本人。思わず自分を抱いた。]

そうしとけ、
熱湯じゃないヤツ。
セシルとイイコトできるかもよ

[酷すぎた]


―わくわくこたつ周辺―

……嫌だ。
やめねえ。

[にやり、笑って。
なかなか素直にならない黒猫の額に口づけた。**]


―わくわくこたつ周辺―

ぐ、そ、そこはあしらうとかしろよ!

[ニヤリ笑いにうろたえた抗議の声、
額に触れる唇にびくりと眼を閉じた**]


─ オフレコ亭どエロ部 ─

 ぃや……は、ん……ッ
 おっちゃ……ァ"、さんぼ、ん……は、キツ……、ッ

しかし先端さえ呑み込まれてしまえば、あとは案外どうにかなるもの。]

 ぅぁ……ア……ッ、ぐ……!

[カルを突き上げようと腰を揺らせば、己の孔もまた擦られてのダブルインパクト。
 堪らず握っていたモノを扱き上げれば、どビューっと白濁が打ち上げられた。]

 ひゃっ!


  ────あ"……ッ、あ……!!

[たくさん出たね♥
 なーんて余裕などあるはずもない!
 みちみちな孔に猛った雄は絞め付けられるわ、孔の中のレッツゴー3本は容赦なく震えるわ]

 ひぃ…… 、……ンッ!

[どっぷりと、オフレコ亭での本日二発目を注ぎ込んでしまったのは、仕方のないこと。]

 ……は、ふ……ぅ……。

肩で息をして、カルを緩く抱き寄せる。]

 おっちゃん、ほんと、スゴ……、って、ぁ、ちょ……!

[ちょっとこのまま小休止かと思いきや、孔の中の3本の尾は、これ休ませてくれる気配ナッスィング!]

 やめ、ぁ、ぁ……ッ、そんなされたら、また勃っちゃ……ッ!


[ビクッビクッと腰が震える。
 震えるたびに、ポンプが水を汲み上げるが如く、またちょっとずつ熱は膨らんでいった。]

 ……なぁおっちゃん、これ本当に、27発ヤッちゃうのん……?

[どうなんですかタバサちゃん!!*]


─ アリストクライシス ─

己に向けられる嘲りなど、聞かぬふりをしていればいい。
 そう決め込んで、ただ奉仕に意識を向けていたが]

 ────ッ

[許容できぬ一言。
 思わず、顔を上げてセシルを睨んだ。]

 おいらのかーちゃんはそんなんじゃないっ!!

[父だけしか牡を知らぬまま、生涯の幕を閉じた母。
 それを涜されるのだけは、どうしても赦せない。]

 おいらの────ッ、ぐ!!

[衝動のままに、胸ぐらに掴みかかろうと腕を伸ばす。
 だがその時、容赦の無い足裏が、下肢を尻尾ごと踏み躙った。]


  ……ッい"……ッ!
        あ"ぁッ!!

[あまりの痛みに、横倒れになり蹲った**]


―わくわくこたつ周辺―

[抗議に低く笑うと、額から下へと移動した唇を、閉じられた目蓋に落として。
ケイの両肩を掴んで仰向けに寝かせ。
その上に覆いかぶさる体勢をとる。

改めて口づけを与えれば、隙間をこじ開けて舌先を入り込ませ、ケイのそれを引き出すように軽く突付いた。

その隙に両手は、ケイの上着を脱がせにかかっている。
腕上げろ、と肘を軽く叩いた。**]


―わくわくこたつ周辺―
… っ、く すぐってえ、

[瞼に口づけを落とされて、
気恥かしさを誤魔化すようにちらと半眼を開ける。
見下ろされている体勢は図らずも緊張する。]

ん、…ぅ

[ぬるり、と入り込む舌は甘い気がした。
そろり、と控えめに舌先を触れさせた。]

…、っ

[脱ぐのか。肌が外気にさらされれば、上気して赤が透ける様な個所も分かってしまうのは――と、逡巡するような間のあと、肘を少し浮かす。]


―わくわくこたつ周辺―

[触れた舌を捕まえて、その付け根まで届かせる心積りで貪っていく。
舌をなぞり、口内に隠された牙の先をなぞって。

腕を少し浮かせたのに気づけば、袖口を引っ張って服を剥ぎ取る。名残惜しげに口を離して体を起こし、自分の服にも手をかけ、脱いだ。]

……

[改めて見下ろすと、ケイの肌へと掌を滑らせて。]

……やわらけえ。

[体全体で味わうように、上半身を重ねあわせた。*]


―わくわくこたつ周辺―

ぅ、ん……ぁ、

[くち、と口内の水音がくぐもって
耳の奥に伝わる。暴かれ、なぞられるとぞくぞくと背筋が震えた。]

あ、ふ……、

[服をはぎとられ、離れていく唇を追う舌がちろりと覗く。露わになったからだが、立派で羨ましい、と見惚れそうになった]

ドナ、……う。 み、……見んなよ

[恥ずかしい。肌がひくりと反応し、重なる暖かさに、そ、と背に手を回す。首元に鼻先を寄せた。獣めいた交わりではないこういう状態が落ち着かない。誤魔化すようにはくり、とドナルド首元を噛んだ*]


― 時代劇に顔を出してみよう ―

[仙内城。
闇に燭の灯影が揺れる宵、 男は文机の前で書物をしていた]

 ……如何した


[障子の向こうに沁み出でた気配へ許しを与え、報を聴く]

 ―其は賊である。切り捨てよ

[密使の来訪を告げた黒脛巾組へそれだけを発して、筆先の墨を紙へ滑らせた。夜闇の遠く、波を広げるような気の乱れを感じながら、男の筆運びに乱れはない]



[消えた気配が戻って来たのは四半刻もしないうち。
  曰く、夜半の使いは密書を直接陸奥守に手渡すと言い城内へ乱入、
  こちらへ向かっている、 と。
それを聞いて初めて、男は細い笑みを浮かべ尾の先を揺らした]

 直接、と申したか
 ……”陸奥守”は誰にも会わぬ。儂が出向こう


[ナオエめ、こちらの気を惹くことには成功したな、と。
何を献じてみせたかと、老獪な家老の顔を思い浮かべながら立ち上がった**]


― 時代劇、こちら隠密方面 ―

―――、くどい。
我は手渡すと謂ったのだ。

[果たして隠密は
目的の場所まであと僅かと謂うところで
立ちふさがる者たちと対峙していた。
賊扱い――当然、分かっていたことだ。
前髪で片眼を隠した使いは、
鋭い目を向け、一歩も退かなかった。

口謂って聞かないならば実力行使、
胎のなかの密書を、動くたび否応なく意識する状態ながら押し入り大立ち回りを演じる。
夜に銀が閃いた。]


[攻める波が引いたのはと在る男が現れた時。
細い笑みを浮かべた男は身形よく。
研ぎ澄まされた刃のようにも隠密には感じられた。
家老――ナオエが最も警戒する者のひとりか]

……、――  

[す、と真っ直ぐに立ち
色違いの目でその男を見つめる。
彼は、取り次ぐ気できたのか。わからない――しかし。乱れた息を抑えつけながら、口を開く]

陸奥守に、お会いしたい。


―わくわくこたつ周辺―

[素肌同士で触れ合っているのは、それだけで気持ちがいい。
心音が高まっていくのもダイレクトに伝わってきて、色々とやりやすそうな。

……てっ、

[そんなこと考えていれば首元に甘い痛みを感じて、苦笑が浮かぶ。腕を伸ばして、ケイの前髪をかきあげた。隠されていた青い瞳を覗き込み。]

……いいじゃねえか。俺、片目分しか見えねえし。
恥ずかしいのも半分だろ。

[謎理屈を展開し、顔を見ながら胸へと片手を這わせた。
突起を探しあてれば、指先で撫で、摘んでやる。]


セシルは、にゃんにゃ。

ふらぅ 2015/01/13(Tue) 17時半頃


―わくわくこたつ周辺―
[隠すものがないというのは心もとない。
体温が心地いいのも確かなのだが、こう]

――ハ。

[小さく声が上がったのに、わらってみせる。
しかしながら眼を覗きこまれると瞬き2回して、]

どういう理屈だよ…!
――っ、ィん、 んぁ

[突起をつまみあげられ、声が上がる。
顔を見られたままだ。
視線を感じて顔を背けようとした。
叶わないなら眼を逸らす。
いとも簡単に尖りは堅さを増して、埋み火がじわりと身を苛むよう。]

ぁ、ん  ――ぁ


―わくわくこたつ周辺―

見ねえなら恥ずかしいことすんぞ?

[顔を背けるのを見ながら、愉しげに。
首筋がこちらに向いたので、顔を寄せて鎖骨までのラインを舌先でなぞる。

無論、その間も手は止めず。首筋で体を跳ねさせる箇所があれば、もう一度なぞって、同時に突起を弾いてみる。]


― 隠密と褌と私 ―

 よう来た

[灯火に照らされた忍の者へ、目を細める。
顔の半ばを隠された髪の下、感情を抑えた眸を眺め]

 ほう…

[立ち居振る舞いを隅々まで眺め回し、この狼藉者に押し通られて倒れた手勢へも視線を流す。
ここまで入り込めた者は多くない。
直接、という言霊で男を引っぱり出したものは初めて]

 儂に会えば、お前の用は足りよう
 来なさい


[踵を返した。連れて行くのは使いをもてなす場ではなく、地を掘り下げた牢がある方。

ここで従えずに興を削ぐような出来の悪い密使ならば、失敗の返礼に八つに裂いてナオエの元へ送り返してやろう]


─ レッツゴーAOKN ─

 ぅなっふなっふにゃ〜♪

[春真っ盛り。
 猫達は発情期真っ盛り。
 タバサちゃんちを抜け出したホレーショーは、今日もまた野良猫コロニーに顔を出し、ごはんを貰って、いろえろ遊んで、にゃっふにゃふと満足気に帰路についたのでありました。]

 ん〜……ぅな?

[その道中、いつもの路地裏に、見慣れた黒い影を発見!
 抜き足差し足忍び足で近付いて、いきなり背後から……]


 ケイーーーー!!!

[にゃふーーーっと飛びつく試みは、はたして成功したろうか。]

 なぁケイ、折角こんないい陽気なのに、おまい一匹で何してんだ?
 なんも用事ないんだったらさ、ちょっと、おいらと遊ぼうよ。

[いい陽気=発情日和。
 ゥなゥな擦り寄る長毛には、おそらく、他の野良猫の精のにおいがひっつきまくっているのだろうが、そんなことはお構いなしに、ケイの頬を舐めようとしたり、耳を甘く噛もうとしたり]

 な〜ぁ……。
 おいらさぁ、ケイのも味わってみたいんだよねぇ〜……。

[にやぁ〜りと、太い尻尾を股間に伸ばし、雄の具合は如何なものかと滑らせた。*]


―わくわくこたつ周辺

っ、み、見てたら しねえの、かよ…
ふぁ、 ――っあ、

[はす睨みしたが舌で辿られ
ぎゅっと閉じたせいですぐ瞼の向こうに眼が隠れる。
首筋の中ほどは明らかに反応があって息が上がる。]

にぁ! ぁ、…っや、

[同時にされて、ひくんと跳ねた。
尻尾が絡むように動く。
突起片方だけでは足りなくて、そっと体をすりよせるよう]


― 隠密は地下牢へ
……――、お言葉、 痛みいる

[この男に対して油断なく、
さりとて礼儀も忘れない。
己の失態は直円の名を汚すことに繋がる。
既に自分がどこの者か、気づいていないはずはないだろう、この男の。]

……。

[向かう先は階段、それも地下に続いている。
隠密は唇を引き結ぶ。覚悟はして、此処に来たのだ]

―― 仰せの儘に。

[そう、従う旨を告げて踵を返した男の後へ音もなく続く。
精鋭の護衛も在る此処で事は起こさない、そも目的が違う。密書を届けることこそが肝要なのだから。]


─ レッツゴーあれ─

んぁ!?

[不意打ちです。
一人で毛繕いなどしていたところにタックルをかまされた。]

ほ、ホレーショー…!?
何、おま、散々遊んできたあとじゃねーのかよ…!!絶倫か!

[悪態をつきつつうろたえを隠すよう。
耳を噛まれて跳ね上がる]

んや、ッ ――こ らぁ!

[尻尾で探られ、ぞくっと肩を竦めた。かたくなりやすいのは発情期のせいだ。
あっちこっちから逃げてきたり、相手が満足したらそのまま去っていかれたりすることがあったのもある、が]


―わくわくこたつ周辺

[問いには、笑って答えない。
恐らく想像通りだろうと。
擦り寄ってくる体に目を細め。]

言葉でも強請れるようになれればいいな?
ま……今のお前も好きだがな。

[ケイの唇に指を押し当てて。
体を下へとずらし、胸元へと口付ける。
鎖骨の上を強く吸い、そのまま突起へとたどり着けば、指と同時、舌で苛めにかかる。押して、軽く噛んで、舐めあげて。違う刺激を同時に与えた。*]


― 地下牢萌えギュンギュン ―

 
 手荒い歓迎だったようだ。"陸奥守"の暗殺を企てる輩も絶えずあって、密使など名乗る者は信用されぬのでな

 …其方、隠す肚のないことを示して貰おうか

[陰鬱な牢の壁へ、百目蝋燭の強い灯が踊る。
責めに用いられる道具も醜悪な陰影を浮かび上がらせていた。

男は隠密を中央へと歩かせ、その無駄のない身のこなしに過る違和感の正体を探る]


 己が身に待つ結末を何も知らずに寄越されたわけではあるまい?我が城内へ侵入したのだからな

[敷かれた蓙を顎で示した]

 ………裸になり、名を明かせ

[影となり影に生きる者へ、自らの存在を晒せと命じた]


─ レッツゴーAOKN ─

 しょ〜がないじゃん、発情期なんだもの。
 ケイこそな〜に一匹でストイック気取っちゃってぇ〜……

 ん?

[悪態などお構いなしに、耳に舌を這わせてみたり、首筋の血管を指でなぞったりな悪戯は続く。
 尾をしゅるしゅる滑らせていた股間に、何かしらの反応が見えれば、口元は明らかにニヤリとして]

 ぁ〜らぁ、ケイちゃん身体は正直ねぇ〜〜♪

 な〜ぁ……ヤろ?
 こんなんなってるの見ちゃったらさぁ、おいら、もうたまんないし……。

[俄然性欲に火がついてきて、耳元に、ふわぁ〜と吐息を吹きかけると、股間に触れようと手を伸ばした。]


―わくわくこたつ周辺

[沈黙は雄弁。く、と軽く眉を寄せたのは
やっぱりじゃねえか、という睨みだった。]

……ホレーショーみたいにはできねぇよ……
ん、……!?

[すき。すきと謂うか。このボス猫め、世迷言を!と眼を回すのはそう謂う軽くとも好意の在る言葉のやり取りに慣れていないせいだろう。グレていたせいだ。]

ひぁ、あ、…っ !ぁ、あ

[声が上がれば唇が開く。
押し当てられた指を食むように咥えて。]

や、ドナ、ん、ぃや…あっ、

[異なる刺激が痺れる快楽を生む。のけぞって、ドナルドの頭を抱きこむような格好。耳を食もうとした意趣返しはうまくいったかどうか。]


― ボス猫モブレし隊 ―

[イカニモな廃倉庫。廃倉庫か廃工場は基本。
そこに群れるのはギャングを形成している野良のゴロツキ猫達(たぶん皇子派)

乱闘のあった現場からはだいぶ遠かった。即ち、敵対勢力の手の内に落ちたボス猫の縄張りからも遠い。
勇猛で高潔なそのボス猫は間違いなく比類するものない戦士だったが、彼には守るものが多過ぎたのだろう。手を選ばなければ突ける弱点はいくらでもあった──とかなんとかそういう話(雑なダイジェスト]


「そんじゃ、ドナルドさんよぉ。
 選ばせてやるよ」

[ここまでバイクに繋がれて引きずり回されて来た黒白の猫は、コンクリートの床に蹲ってほとんど動かない。
「払い下げ」と彼らは呼んでいた。幹部連中から、用の済んだ獲物を与えられ貪る。
二度と復帰出来ないよう処理せよ、とは命令だったが餓えた彼らにとってはどうでも良いことだった]

「すぐにブチ殺して、死体がボロボロになるまで便器にするかー」
「ボロボロになるまで便器にして、まだ生きてたらゴミ溜めに棄てるか」

[タバサちゃんの鼻息が凄い。興奮し過ぎてタブペン折れた**]


― 地下牢には浪漫が詰まっていると思う
――そのようで。
承知の上で、参りました。

[手荒い歓迎も、命の危機も、分かっていた。
分かっていた上で、己に命じたのだ。ナオエの声の僅かな震えを思い出す。中に押し込まれた密書が苛んだ。]

……――それも、承知の上。

[予想していたこと。牢の影が一層濃く見える。
顎で示されるまま、中央の蓙へ。
前髪の下で僅かに眉が動くが、――誠意を示さなくてどうするのか。

僅かなためらいのあと、するり、と隠密は衣服を解く。鍛えられた細身の肢体が蝋燭の光に浮かび上がった。後孔の密書以外は隠す武器も、術もなく。男を見つめ首を垂れる]

……、蛍《ケイ》と  申します


─ レッツゴーAOKN

……そうだけどさ……
だからって浮かれ過ぎて、ぁ、 ちょ、やめ、
ん、聞け、こら!

[ぐいぐい髪の毛(みたいな毛)を引っ張ったりしていたが反応はしっかりしてしまう、雄の本能。]

……っ、うるっさい、うるさい、
…ひ ぅ、この、エロ猫お…!

[かぶ、と首元に噛みついて
中心の熱に触れられれば ふ、と熱い息がこぼれる。声を出さないためだったようだ。発情期ゆえか、そのまま突き飛ばしたりせずにそろ、とホレーショーの中心に触れようとして]

――ち、…一回だけだ ぞ


―わくわくこたつ周辺

いや……

[ホレーショーにはホレーショーの良さがあるが、真似を求めているわけではなく。]

あそこまでいかずとも、お前はお前で可愛いから。

[さらりと、更に好意ある言葉で攻めた。
例えば、態度にしっかり表れている辺り。
話す口を閉じて、しばらく胸を弄る。]

んぅ……

[耳を食まれれば、顔をあげて。唾液で濡れ、膨れた尖りへと息を吹きかけ、改めてじっと眺めてやった。*]


― ボス猫モブレされ隊

[迂闊だった……
一匹でいた所を襲われ、そして人質を取られていれば、いかに腕に自信があろうとも、手も足も出ずに……]

[ぐたりと倒れこんでいた体の両脇に手を入れられ、無理矢理に起こされる。顔をあげるのも億劫だったが、「起きろ」とばかりにバケツの水を頭にぶちまけられ。あげていた前髪が乱れ、一部が前に下りる。]

…………

[無理矢理覚醒させられ、呼びかける男を睨めあげる。]

――殺せよ。

[掠れた声で呟いた。
慰み者にされるくらいならば……と選んだ選択肢。
どう働くかは、タバサちゃんのみが知る。*]


― 夢と浪漫のチカローランド

[男は、隠密の全ての挙手投足を温度のない眼差しで見つめた。
感じさせぬほどの僅かな躊躇い。
衣服を解く所作、首を垂れる角度。
引き締まった野生の獣のような体躯。
真の名を握らせる不用意、あるいは覚悟]

 ケイ……良い名だ


[裸身を曝す隠密の衣服は横に除けられ、徒手と見えた。それこそ密書すら見えず、]

 して、書簡は── ……

[問いさして、男の言葉が止まる。地下の腥い空気へ沈黙が沁みた。

やがて草履で土を躙り、くつと嗤う。
あやつめ、凝った余興を送って来たもの]




 ──何処だ?儂には渡せぬと申すか、ケイ

[問いを続け、佩いた笑みを隠す。
この供物がどう出るか。いずれ、久方ぶりに愉しめそうだった]


―わくわくこたつ周辺
〜〜〜ッ、…やめ、やめろ。
か、わい いとか謂うな。ころすぞ!

[顔を赤くして睨んだ。
控えめな嬌声にまたすぐ置き換わってしまう声だが。
胸への刺激は下肢に熱をためていく。
もどかしくて、もっとほしくて。]

ぁふ、ァ……な、…なん、だよ

[ひやりとした拍子にもまた声を零し。
眺められて動かないことに、戸惑う。
見られて、じわじわ頬が熱くなる]

み、 るなよ、……半分とか、そんなわけ ねぇから、…っ

[視線を外すようにドナルドの額を力なく押した]


―わくわくこたつ周辺―

[言葉も、視線を送るのもわざとだ。
肌へと向けられていた視線は、ケイの顔へと戻される。
本気で退けようとはしていない手ではびくともしない。]

赤くなってんな。顔も、体も。

……良かったな。
俺、いけそうだわ。

[ケイの下肢に自分の硬くなったそれを押し付ければ、言わんとしていることは伝わるだろう。ケイの具合も敢えて確認するように、下半身に纏う物もずらし、中心を暴こうと。]


― 地下牢は薄暗いのがまたよい
――、……

[ 隠密が名を明かす覚悟。 名を呼ばれ眉を寄せるを堪えた。あくまで静かに佇む。この男に小手先の技は通じまい。――必要、なのは。]

――……書簡、……は

[ じくり、と後ろが疼く ]

……万が一のないよう、我が身に隠して……ございます。

[ 首を垂れたまま、言葉を選ぶ。異物が、密やかに隠密の身を侵すのだ]

己が手で……示しても、……良いのですが
私に信用は、……未だ置けぬでしょう
必要と、思うならば、

[密かに 拳を握り締める。 ]

我が身、改めて、頂いても、……良い


― ボス猫前に行列作るモブモブモブ

[正解は?
  .。*゚+.*.どっちを選んでもモブレルート ゚+..。*゚+ ]

「けはぁ!泣いて命乞いする奴をぶっ殺すから楽しいんだろぉが!」
「おい、脚持てそっち」「俺アニキの次な」「騒ぐな!並べ並べ!」

[さほど、大所帯というほどでもない。
雄猫に興味のないものもいるだろうし98(0..100)x1匹を満足させられたら解放される……かもしれない]

「クチ」
「噛み千切られんなよ、暴れたらアゴ外せ」

[抵抗はどれほどのものだったか、八方から伸びる汚れた腕がドナルドの体に爪を立て、押えつけた。ビリビリに裂かれた服が散らばる。
乱れた髪を掴み上げ、顔を近付けて響かせる下卑た笑い]

「イイ悲鳴、あげなぁ」

[餓えた獰猛な逸物が、大きく開脚されたドナルドの秘部に迫(バキィ!タブペンの折れた音]


―わくわくこたつ周辺―

実況すんな……!

[ 恥ずかしさを掻き立てられて
尻尾も穏やかではない。意識してしまえば後は泥沼だ。
くしゃり、ドナルドの前髪を乱して ]

……っ……!

[ こくり、と喉が鳴る。期待、と、欲と。
硬くて熱くて、もっと。 ]

は、ぅ

[ 下をずり下げられて身をよじる。
硬度を増したケイのものも、明らかになる。
本当、エロ猫なんて人のこと、いえない。 ]


─ レッツゴーAOKN ─

 ェ〜ならばいつヤんの。
 今でしょ!!

[タバサちゃんそのネタ古いよ。]

 も〜ぉ、そんな髪引っ張ってねだんないの。
 こんな……ホラ、いいモン持ってるのに使わないなんて、さぁ……勿体な、ぁ、ひゃにゃっ!

[ほんのり熱の灯ったケイのペニスを、使用可能なまでに育ててやろうと、手に加えて尻尾もスリスリ絡ませ扱こうとしていれば、不意に首筋に痛みが奔った。
 ……といっても致命的なものでないならば、そんなもの、寧ろ熱を煽る行為でしかない。]

 ぁは……ノリ気なってくれたぁ〜?
 ……ッふ、ひ……擽ったァ…… っ、ふ

[首筋にかかる吐息に、ふるっと身を震わせて、目を細める。
 ケイの手が下肢へと伸びてくるのに気がつけば、自ら脚を開き、押し付けるよう腰を寄せて]

 うんうん、とりあえず、一発だけねぇ〜♪


[本当に一発だけで済ますかどうかはさておき、まずはその気にさせることに成功と、ニヤ〜と笑いながら、ケイの頬を舐めた。]

 ね〜ぇ。
 ケイは正常位で抱き合いたい派?
 それともバックでガンガン犯したい派ぁ〜?

 あっそれとも、おいら跨がろうか?

[誘ったのはこちらなので、なるべくケイの要望に沿う方向で検討中。]


― 98人はやめてくださいしんでしまいます

………っ!!!!!
やっ、やめろ……っ!!!

[腕や脚になけなしの力を入れても、数匹に押さえつけられた体はびくともしない。それでも暴れようとすれば、爪が食い込み、血が流れた。]

ぐっ………

[せめて喜ばせてなるものかと、悲鳴をあげまいと歯を食いしばる。だが、慣らされてもいない体に、穢れた物を押し付けられ、無理矢理犯され……]

あっ……が、あああああ!!!!

[刺されるのとも切られるのとも違う、内部からの痛みに、耐えられず苦悶の悲鳴をあげる。赤い血が流れ、まるで処女を喪失したような(省略されました。続きを読みたければここをクリックしてください)]


―わくわくこたつ周辺―

[硬くなっているケイの物を掌で大きく撫でると、
自分の衣服も邪魔だとばかりに脱ぎ捨てた。

ん。

[もう一度、ケイの体を抱きしめて。
何だか甘えるように、肩に頬を擦りつけてから、
ケイの顔をこちらに向けさせて軽い口づけを。

さすがに三度も出していれば、がっつかない余裕があるようだ。]


―ボス猫モブレの裏側―

[その日は妙に彼の機嫌が良かった]

 またろくでもないことをしたのかい?

[ゆるっと尻尾を揺らし、大柄な虎猫にすり寄る。
ギャング気取りの若者たちをまとめる、ゴロツキのトップの性格の悪さはよく知っている。
なんといっても、彼と契約してからもうかなり長いのだから。
彼の悪趣味なセックスに付き合う代わりに、報酬(キャットフードとか)を貰う。
もっとも、その悪趣味も悦んでしまってるのだから、こちらの方は得しっぱなしだが。

甘えた声で尋ねた喉を武骨な手に撫でられ、目を細める]

「ああ、あのでかい顔をした野郎を、ちょっと、な。
……見るか?お前はこういうの好きそうだ」

[ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべる雄の指示で、小さなテレビが運ばれてくる。
ふうん?と飼い猫らしい穏やかさで首を傾げた後
一拍置いて、口が弓なりに歪んだ]


 これはこれは……

[荒い画質、どこかからか撮影してこちらにライブで送っているのだろう。
画面に映るのは、姿を何度か見たことのあるボス猫の姿だった。
仲間思いで、強く、高潔な――]

 やあだ、こわいなあ。こんなの。

[クスクスと品のある笑いをたて、虎猫にしなだれかかる。
画面の向こう、血濡れた身体を押さえつけられる気高い雄猫。
貫かれ、処女のように血を流し這いつくばる姿に慈愛に近い視線を向け
欲情した身体を、虎猫に擦り付けながら]


 かわいそ。


[機嫌よく喉を鳴らした*]


─ レッツゴーAOKN ─
どんだけシた後だって謂ってんの!

[ 吠えた。やはり体格以上だ。
何て強い。そこは尊敬する。 ]

ねだってんのはそっちだろうが!
ん、っ、……ったく、う

[ 発情期は少しの刺激も、欲に変える。
ぺろりと首筋を舐めてから額を摺り寄せた、頬に暖かな刺激。にぁ、と小さく鳴き、裏筋を指で辿る。既に濡れている、気がする。]

……っん、っ……じゃ、跨ってみろ、よ。
そっちの方がお得意じゃ、ねえの


― 地下牢もペンタブの寿命を短くする

 ほう。見上げた心がけよ…
 では手を触れずにひり出してみせるか?

[低く、感情を殺した声が述べる口上へ、微かに耳の先を動かす。
蝋燭を隠密の傍へ近づけ、その躯を詳細に検分した。
若くしなやかな肌理に刻まれた傷は古いもの。
至近の痕跡は、それこそ唇紋の一つすらその身に宿してはいなかった]


 ……
  これで、執着の一つも残す可愛げがあらば、
  コレを生かして返すにも愉しみがあったのだがな…

[独語の調子で呟いた。
この場合、可愛げとは即ち弱みそのものであり、あの家老が支える主家をも揺るがせる手札となったはずだった。

ナオエの顔を思い浮かべる時、男の眸には情炎に似た昏さが宿る]




 よい。儂が手ずからあらためよう

 ……吊れ。

[後の言葉は、闇の底へ控えていた黒脛巾組へ。
釣責の為に据えられていた滑車が軋んだ。

細く締まった足首へ巻かれた縄が二方向へ巻き上げられる。
開脚逆さ吊りの責めは、ケイの頭肩が地面を離れる前に止まった。拷問が目的ではない、密書を受け取る気にはなったのだから]


―わくわくこたつ周辺―

っ は、ん… 

[掌に擦られただけで、
浅ましく微かに腰が揺れる。]

……ん、……

[甘えるような仕草に、ひどくくすぐったい気持ちになった。
軽い口付けが離れたとき、あ、と吐息だけが毀れる。
もうすこし。もっと。]

ドナ、ルド。

[顔を傾けて、そ、と唇を寄せる。その端を舐めて、耳をぴく、ぴくと動かす。もっと。彼の余裕とは対照的だ。]

ぁ、――


― よーしわかった、ラ神の優しさ大爆発!15(0..100)x1匹で!

[低く迫力のあった声が、苦悶に割れた音へ変じる、それが合図。
餓えた猫達の興奮を煽るには十分すぎるほど。

冷徹なカメラのレンズが全てを映す下、肉の宴は終焉のない奈落を走る]


「すげぇ締まり、鍛えてる奴は違…ウッ」
「おい出したら早くどけ!どんだけ待ってると思ってんだ!」
「手がお留守だぞボス猫さんよぉ、オラちゃんと扱け」

[気絶すれば水を掛け、
そのうち痛みに麻痺して反応が薄くなれば、どこのものとも知れない薬物を獲物へ施した。
今度は堪え難い快楽で狂わせ、ボス猫の強固な精神を削り壊す為に。

入れ替わり立ち替わり陵辱の限り、
やがて、ドナルドの胃と腸を放った精液で満たした後。熱狂鎮まった彼らは、襤褸屑を路地裏に放り出す事になる**]


―ペンタブは犠牲になったのだ。地下牢のな

…――望む、のなら。

[拳を握り締める力は強くなり。
爪が食い込みそうなほど。
蝋燭の明かり、ちりりと熱く、身体の輪郭をはっきりと感じさせる。]

――……、執着など。
ある、はずが  ない。

[ナオエは、己に執着などしてはならない。
夢想しても、声から其れを感じても、
思ってもならないのだから。
ナオエが警戒する、この男。その眸に剣呑な焔を感じて、僅かに睨む]



――っ!

[滑車の音に身構えるも抵抗など叶うはずがない。
逆さ吊りにされ、きつく眉を寄せた。
奥まで露に、見えてしまう体勢。

されど。これは――密書を受けとる姿勢を見せたということになる、のだろう。
色違いの眼で、さかさまに見える男の動向を見つめる。

これは、任務だ。]


─ レッツゴーAOKN ─

 今日はそうでもないよ!
 まだ2匹だけから!

発情期なんだから仕方ないと、力強く主張する。]

 ぇ〜だって、ケイだってこんなノリ気なってくれてるしぃ〜。
 ……ッ、ひにゃ、ん!

[裏筋を撫でられる感触に、腰が跳ねる。
 後始末もそこそこ、劣情の余韻引きずったままの局部は、まだじんわりと充血し、湿り気と熱をケイの指先に伝えたろうか。]

 ン、っ?
 それでいいの?

[跨ってみろとの声に、きょとんと目を丸くする。]

 そういうこと言うと、おいら、遠慮ナシにヤッちゃうかぁ〜もよ〜?


[それはそれは愉しげに、ケイの唇の端をぺろりと舐めた。]

 じゃぁとりあえず下準備……美味しそうなトコ、しゃぶってい〜ぃ?


―わくわくこたつ周辺―

なんだ?ケイ。

[むしろ穏やかさすら感じさせる表情で問いかける。
片目の奥には情欲が静かに燃えているが。
追ってくる唇をぺろりと舐め、啄むように何度も口づけた。

そろりと中心へと手を這わせ、先端を突付いたり、緩く擦り上げて刺激を与える。

後ろへ指を伸ばさないのは、解す必要はなさげだから。]


― それじゃ物足りないわ!とタバサちゃん吠える

ぐ、ああああっ……
クソが!!!殺し、て、やる……!

[まさか映像が残され、直に見られているなど、夢にも思わず。
首を振り、屈辱に震えながらも毒づいたが、15匹も相手にしているうちに、段々と抵抗が弱くなっていく。]

………!!!
な、それ、は、まさかっ……
や、……やめて、くれ……

[ひたすら耐えて、悪夢の時間がすぎるのを待っていたが、それも薬物を打たれるまでのこと。恐怖の潜んだ懇願は聞き入れられるわけもなく。

快楽に溺れ、自ら腰を振りながら涙を零したあの時間は猫生最大の屈辱の時間。何をする気力もなくなり、路地裏に捨てられた後、このまま世界から消えてしまえばいいと蹲っていた――…**]


― フフフ…そんなこともあろうかと、予備のペンをグロス単位で購入済み

 妙な言い回しだな。忍びらしからぬことよ

[執着などある筈がない。と。
拳を握りしめて耐える若い贄は言った。睨み上げる金目銀目の強さ。
それは殺そうとしても殺せない――執着と呼ぶのではないのか]

 面白い。
 興が乗った

[吊り上げた密使へ、逆しまな笑みを向けた。
足首だけでなく肩でも体重を支えられる姿勢、恐らくは長く保つ]


 美しい瞳だ。抉り出して形見に送ってやれば、彼奴も喜ぼうか

[腰を屈め、ケイの頭を掴み両瞼へ親指をかける。
グリ、と軽く爪を押し込んだ。 抉るためではなく、角膜を削り球を歪めて一時的に視覚を弱めるため。
指へついた涙を舐めながら、大きく開かれた下肢の間へ立つ]



 ……。 ……蛍(ケイ)

[呼ぶ声は、質を変じていた。
どこからか漂う、麝香めいた香木の薫。
低く押し潰していた男の"声"は透明度を復して。苦みばしった硬質な、それでいて音楽的に響くもの―――"ナオエ"に似た声質]


 慎ましやかだな
 お前は色子でもあるまい…辛かろう
 だが、これが任務。  そうだな?

[喉の奥で嗤って、選んだ言葉を滴らせた。
漆黒の尾の下、晒された後庭へ膏薬を塗り伸ばした指で触れた]


─ レッツゴーAOKN ─

……そう、それはオマエにしちゃ少ない。

[猫も馴れていくのだ。こわい。]

シたのはテメエだろうが!

[反応を見つつ、舐められてなるかと指を輪にしてしごく。
萎えきっていなかったのだろう、そこはすぐに堅さを取り戻す。]

……いいっつってるだろ。。
……――怖いこと謂うンじゃねェよ

[半眼で睨む。唇を舐める舌にもぞくりとして。
とん、と壁を背にして手を差し伸べた]

――いい けど。どういうのがやりやすいんだよ、オマエ


− 時代劇・忍夜恋曲者  −

[立ったまま菊座を貫けば、抱える身体から嗚咽にも似た引き攣れた声が洩れる。
内奥が別の生き物のようにうねって締めつけてくるのを感じれば、尊厳を奪われいたぶられる敵娼が肉の悦びに屈するのも間もなくと思われた。]


 九生うまれ変わっても、色闇に堕ちような。


[責められながら、自ら快楽を貪り始めた腰に乱調を加えて、さらに結合を深くしてゆく。
自分の裡の渇望を、狂気を共有すべく。]


―わくわくこたつ周辺―

……、ん。……ぅ。

[穏やかな様子に、なんだか腹が立つ。
自分ばっかり追い詰められて。
物言いたげに視線を向けていたが、やがて口付けに酔う。]

ふ、ふぁ、…っ ぁぅ

[中心への刺激に声が上がった。
けれど、それはもっと欲しくさせるばかりで。
ドナルドに身体を添わせか細く囁く。もっと。]

ゃ だ、…ドナルド、…―― 


 
  だが、これがさだめ。  そうだな?


[数多の男の精が潤してきた場所を突いて、抉って、]


  欲しいと、 申せ。 


[雌猫にするように、敵娼の首筋に噛みつきながら気をやった。]


セシルは、直円に遅ればせながらおかえりのチュー。(ネズミ突っ込んだ

ふらぅ 2015/01/13(Tue) 22時半頃


− お出迎え執事 −

[伸ばした指先でサイラスの喉がヒクリと上下するのを感じる。
優しく撫でさすったらゴロゴロと鳴るだろうか。

僅かに裏返る声で、「お昼寝をしていただけ」だと訴えるサライスへ、長身をかさにきてさらに距離を詰める。]


 わざわざ外で、でございますか。


[それはまるで捕食者の笑み。]


 
 潔白ならば、探られて疾しいことはありませんね?

 外の穢れを持ち込まれると困ります。
 清拭して差し上げますから、全部脱いでいただけますか。

  まさか、一人では着替えができないとは申しますまい?
  我が君ではあるまいし。


[それならそれで喜んで脱がすお手伝いをするのだけれど。]


― ナオエ新作は失明プレイ!

 ナオエ様、御膳をお持ち致しました

[線の細い稚児が1人、ナオエの寝室の扉を開く。
身の回りのお世話を申し付けられた相手は、主家の眼鏡執事。何やら面妖な訳で光を失われてしまわれたそうな。
それから、何とも奇妙な路地裏に迷い込み、正体不明の鬼の類に遭遇し大変危険な目に遭いながらも心眼の技でバッサバッサと切り捨てられたとか(雑なダイジェスト]


 お加減は如何でございましょう…?

[そっと声を掛けながら、ナオエの傍らへと膝を進める。
膳には一汁三菜、さらにお粥と匙も乗せられていた。

どうぞ何なりとお申し付け下さいませ]


―わくわくこたつ周辺―

……欲しい?

[答えはわかっているが。
触れる中心からは蜜が零れ、手を汚している。
見せつけるように、手のひらをケイの前で広げてみせた。]

なあ、言わなきゃ、今度はやめちまうかもしれんぞ。

[もう片方の手で中心の根元を押さえ、簡単にはイかせぬよう。]


ータバサ家 春のキス祭りー

[せっかくだから、たまには可愛らしいのも……で終わるわけがなかった!

カルヴィン[[who]]セシル[[who]]のべろちゅーからの銀の架け橋。
ホレーショー[[who]]直円[[who]]にキスしながら手コキ。
直円[[who]]直円[[who]]は二匹でホレーショー[[who]]のタマタマにキス。
タバサ[[who]]はお魚のキスで、プレイね!]


セシルは、タバサちゃん……

ふらぅ 2015/01/13(Tue) 23時頃


―さすが修羅場戦士は格が違った

――っ、……

[口を引き結ぶ。失言だった。
これ以上必要のないことを謂わぬよう、と
そう思うのに。興が乗ったなどと不吉なことを口にされた。]

――何を、……

[否、余計なことは、謂わない。
逆さまにされたものの
すぐに拷問、という態でもない。
しゃがみこむ男を、今度こそはっきりと睨んだ。]

――ァ、ぎ、……っ

[眼を、抉られるか――と、覚悟をしたがそうではなかった。痛みに小さく呻き、ぼやける視界が涙のためだけではないと知る]


な、 ――ぁ

[判然としない視界。
其処に聞こえてきた、想う者によく似た、声]

何、なぜ、……

[微かに動揺を覗かせて、どうして、こんなことを。香木の香りが嗅覚に沁みていく。違う。彼は、ナオエではない――]

あ、う……

[ひくり、と孔が収縮する。
奥のほうで密書の筒が存在を主張した。]


ーーそういやおふろ……

にゃ……。なおえも…

[ふにゃふにゃにトロけてのぼせつつ、手探りでナオエに縋って引っ張るよ!
妖怪うみにゃんこがひっぱりこむよー]


− 修行者百鬼夜行にあふ事 −

(これまでのあらすじ: へ進め)

[板張りの廊下を歩む軽い足音。襖の開け閉め。
煮えた米の匂い。

様子を問う稚児の声がする方へとぎこちなく微笑む。]

 
 昨日と変わりない、
 とはいえ、今が何時か──


[光奪われた身には外の明るさも知れず。]


―わくわくこたつ周辺―
……、―― そ、の

[謂いかけて、また口を鎖す。
もう、ぐらぐらと眩暈がしそうなほどなのに]

…や、……

[掌を汚す蜜を見せ付けられ、視線を逸らす]

…え、あ …

[そんな――と視線を戻す。戒められた其処が、どくんと脈を感じそうなほど]



――ドナ、ぅ ……――ふ、ぅ…… 

[ぎゅ、と腕を掴んで、
ふるふると耳を振るわせた。
眼を潤ませて、なんとか、搾り出した一言は――]

も、っと……。  ドナルド、…… …たり、…な、い


― さーあどんどん折っていくわよ!

[双丘のあわいを辿って行く。
窪みに触れ、ひくりと収縮する襞の危うさに目を細めた。
若くしなやかな肢体。
黙して任に忍びようとしながら、脆く崩れそうな弱みを微か覗かせる砂楼]

 …どうした?
 力を抜け

[殊更に冷静であろうとする声へ似せて。
隠密の反応を読みながら緩やかに、指を沈め始めた。
風の通らない地下牢に、香は焚きしめられていく。掲げられた下肢の艶かしい白が燭に浮かび上がり、尾の影が揺れた]

 より深くを探らねばならん
 わかるな、ケイ

[埋めた指で膏薬を塗り込めながら、往還させる。偽りの台詞に、どこか堪えたような切なげな色を混ぜ入らせながら]

 お前を苦しめる為ではない



──逆らえば、 余計に苦しくなるだけだ。


[肉体も、その心をも]


 
 食事を持ってきてくれたのだね、 ありがとう。

 君は新しく入った者かな?
 名を聞こう。 近う。
 

[問いかけながら、手を伸ばす。
顔かたちを指先に覚えさせてほしいと。]


− オフレコ亭 風呂 

[妖怪うみにゃんこが現われた!
その腕力には抵抗できても、魅力には抵抗不能!
ナオエは風呂に引き込まれた!

ガラ・ルファの攻撃! ナオエに336匹が群がる!
ナオエは微笑んだ。
ガラ・ルファは逃げ出した!]


 ここでキレイキレイされたいのけぇ


[腰に備えた海綿体をセシルにアピール。]


―わくわくこたつ周辺―

………よく言えたな。

[ようやく引き出せたその一言。
やばい、結構腰にくる。
褒めるように中心に口付けると、押さえていた手を離して足を抱え、窄まりが見えるよう上げさせる。

既に昂った物を其処に当て、割りこむように押しこめば、先ほどの緩みと滑りもあってあっさりと繋がっていく。]

ケイ……

[ケイの体に伸し掛かり、深い口づけを求めた。]


─ レッツゴーAOKN ─

 そう思うよね。

[真顔である。
 なお、午前の部2匹はカウント対象外である。]

 ……んっは……ケイ、結構上手……、っ

[手淫を施された雄は、あっという間に勃ち上がる。
 尤も、はじめから随分と良好な状態だったようだが。]

 え〜怖くないコワクナイ。
 ケイはおいらのこと誤解してるってばぁ。

 ……ヤダ色っぽい感じちゃう。

[こちらを睨みつけてくるヘテロクロミアが、ぞくりと欲を刺激する。
 ケイが壁に凭れたならば、唇から顎、首筋へと舌を這わせ、片手で内股を撫で上げて]


 どうって……そのまま、壁に凭れててくれてもいい、し……

[もぞもぞと、服を剥ぎ取りながら]

 寝転んで、楽〜にしてくれてても、いい、ぉ?

[まずは感度を見るように、ちゅーっと胸の突起に吸い付いた。]


― 次回予告・百鬼夜行とのプレイ

 よかった――です
 今は…間もなく未の刻になる、なります頃かと

[応える稚児の言葉はどこかまだ丁寧な物言いに慣れないのか、ぎこちない]


 …はい、あっ
 あの… 花留と申します。先だって、若湖<にゃこ>寺よりこちらへ参りました

 こうして、ナオエ様のお傍にお仕え、させていだだ……き、その

[さらに膝を進め、伸ばされた指へとおずおずと鼻先を近づけた。
耳が後ろに折れていく]

 とても うれしいです


ーうみにゃんこうにゃうにゃー

[おさかなにげた!?ナオエつよい!ナオエつよい!
つーか、そんなにいたのか……!]

んにゃ……、きれぇきれぇ?
[ナオエに抱きついて、ふとももに腰を擦り付けてへこへこするのです。
あちこちうにゃうにゃされて、もうガマンできない状態]


―戦国どえむストーリー

[幼い頃から男の味を覚えさせられた秘所は、律動に応じて牝のように濡れ始める。
にちゃにちゃと淫猥な音を立てる孔が突き上げられるたび、縛られた身体を跳ねさせて猫は甘く啼いた。

常人ならば苦痛しか感じられないだろうに、男娼の屹立は蹂躙される悦びに白濁を少しずつ溢していた。
触ってもいないのに、この狂気に達しているのだ。

抉られるたびに、何度も、何度も――]

 アッ、アアッ、んん、ぁ、!

[痛みにほろほろと涙を溢しながら、よがり狂う。
孔は彼のモノを包み、締め上げ、子種を強請りうねった]


[近く、聞こえる声に濡れた目を向ける。
化粧をしたように紅く染まる目尻のまま、一度は首を横に振る。

だが、もう一度突き上げられれば悲鳴をあげて従順に口を開いた。
まるで、仕置きを待っていたような素直さで]

 ひぁッ、ア、あンッ、直円さ、ま…っ!
 なおえ、さまぁ……ッ、

[すすり泣きながら、彼の名を何度も呼ぶ。
彼の頭が頚へ近付き、髪へ頬を擦り寄せながら]

 ――ほし、いれす……ッ、なおえ、さまのお情けを、くださ……!!
 あ、アアッ、  あ゛

[身体をいっそう大きく跳ねさせて。
頭が真っ白になるほどの快楽にどぷりと吐精したのは、孔からの刺激と

首に突き刺さる、牙のせい]


―ばっきばきだよ!

[指が普段触れないところを辿っていく。
もう、それだけで酷く震えてしまうのに。]

――、っ ぃ 

[歯を食いしばる。眼を凝らしてもよく見えない。
ぼんやりとした影が、面影を追ってしまう。
ゆらり、と尾がしなだれ揺れる。]

ぁ、う、――か、 しこまり、 まし…た ――ぁ、

[息が、上がる。どうして、見られていたはずもないのに、言葉をなぞられる。胸が震える、否、違う、うそだ、そんなはずはない、のに。]

……っ、 ――

[あまりにも、甘い――誘惑だ。]


【人】 奏者 セシル

うにゃん!?
[ころころしてたらコタツの上から転げ落ちた!
下に誰かいた???]

(4) ふらぅ 2015/01/14(Wed) 00時頃

―わくわく炬燵周辺

……、 い、謂わせた、ん、だろ……

[否、謂ってしまうともう、
箍が緩んでしまいそうだから謂えなかったのもある。]

っあ、 ぅ

[体勢を変えられ、大きく眼を見開いた。]

や、待っ …こ  んな、格好――ぁ、あ あ……!

[待ち望んだ、深い、深い繋がり。
体重が乗り、奥まで穿たれる。]

ぁ、どな、  ん、 んぅ……っ

[唇が合わさる。舌を差し出して、絡めて。抱きしめるように腕を首に絡めた。]


― おっと鼻血で原稿が(ペンばきっ) ―

[もの馴れぬ反応、上がる息。
冷徹に隠密の心の裡を探りながら、男は唇の端を歪めた。
指に触れた蜜蝋の感触。秘められたモノに沿って、そこだけが柔らかい内壁をくすぐる。
おののきながら収縮するに合わせ、爪先で密書を奥へと追いやった]

 …ケイ

[咎めるような色は乗せず、淡と名を呼ぶ。
まるで彼自身が密書を奥へ咥え込んだとでも示すように]

 取り出す為だ、これは。 お前も耐えよ

[二本目の指を狭孔へ潜らせる。
そして奥から手繰る動作は、任務の道中で異物に苛まれやわらかく加工された箇所を擦り、そしてまた内に潜む瘤を掠めて行く]



 私とて…

[けぶる麝香の薫。
ナオエがこの者へ垣間見せた情など知らない。ただ、それをこの隠密が望んでいると想定して、内心乱れる"声"を演じ滴らせた。
しなだれ揺れる尾へ、ほんの僅か尾を触れさせて]


─ それゆけAOKN

そう思うよ。

[思わず準鸚鵡返し。
10匹ぐらいかな、と思ってた]

――そりゃ、どう、も……。
あぁ、立派な、ことで

[でもハンデ結構貰ってる気がするこれ]

……誤解?うそだろ。

[鼻先をつついてやった。]

うるさい、眼、洗って来い。ばか。ん――

[そ、と耳の裏や頬を撫でて、擽るように、ホレーショーを慰撫して]


─ それゆけAOKN

じゃ、もたれて、おいて、――ッ んく、ぁ  …

[吸われて ぞく、と常より大きな快感が走る。
発情期は、これだから、危ない。]

あんま、すう、な…っ


―わくわくこたつ周辺―

くっ、ん……

[舌を絡め、ケイを抱きしめ返しながら。
甘い声としがみついてくる腕はやはり、愛らしい。
反応のよかった場所を思い出し、先ほどの動きを模すように。

――ただ、達するまで、多少時間がかかりそうな気がした。
さすがに四回目ともなればきついか。
ケイの体に負担をかけそうな予感を覚えながら、内心申し訳なさが脳内をちらりとよぎった。]

ふ、……

[それも、行為に溺れて流されていくが。*]


─ おいモブの猫数が足りないぞどういうことだ! ─

 にゃ〜んにゃ〜んにゃんぱらりっと〜ふにゃ〜んにゃにゃ〜♪

[今日も今日とてタバサちゃんちを抜け出して、路地へ公園へとお散歩三昧。
 しかし、今日はなぜか町は静か。野良猫たちの姿が見当たらない。]

 あっれぇ〜みんなどこイッたんだろう?

[ちょっと溜まってたのにな〜などとぼやきつつ、強い日差しを避けて路地裏へ。
 すると、行く先にある廃倉庫に、あまりこの辺りでは見かけない野良達が28匹ほど群れていた。]

「チッ、こっちじゃねーのかよ!」
「ダァホちゃんと場所くらい確認しとけ!!」
「あーもーどうすんだよ! 俺ら着く頃、もうヤり殺されてるかもしんねーじゃん!」
「そしたら屍姦してブッかけてヤりゃよくね?」

[興味本位で近付いて行くと、なんか物騒極まりない話が聞こえた。
 スルーしておけばいいものを、つい首を突っ込んでしまうのが、この猫の悪いところ。]


 ね〜、何の悪巧みし〜てんの〜?

「!!!テメェ何モンだ!!」
「ッ、やべぇ聞かれたか!」
「どうするよ、こいつも殺るか?」
「いや、だったらそれより……」

[ごそごそ、にゃごにゃご……。
 モブ猫達の間で、何やら話し合いがなされた。
 ここでさっさと逃げておけばいいものを、にこにこと首を傾げている程度には危機感無しな呑気者。

 そこに、モブのリーダーらしき猫の号令が飛んだ。]

「よぉし! まずはこいつでウォーミングアップだ!」

 へ……ふにゃっ?!

[一斉に襲いかかってきたモブ猫達。
 どうやら彼らの間で、今からノコノコ遅れて行って、出し殻同然の猫の相手をするよりも、目前の活きの良さそうな獲物を嬲った方が愉しめそうだという結論が出たらしい。]


「へっへっへ、間近で見ると結構そそる顔してやがる」
「せいぜい、いい声で啼いて愉しませてくれよぉ仔猫チャン♪」

 ……おいら仔猫じゃないんだけど。

「何だこいつ、危機感ねぇなぁ」
「テメーの立場、まだ理解できてねーんじゃねぇの?」

 危機?
 立場って……え……?

「おっ、漸く状況を理解したか?」
「そうだよテメーはこれから、俺らみんなに輪姦されんの」
「こんな場所覗いちまったばっかりに、可哀想になぁ〜」
「もしかして、ケツもチンポも使ったことねぇんじゃねーの?」
「かもなぁーじゃー俺ら責任重大だー!」

[状況を理解しきっていないこの猫を、モブ猫達は、色事に疎いと思ったか。
 ちょっと大柄な身を数匹がかりで組み敷くと、ニヤニヤと笑いながら、卑下た言葉を浴びせまくった。
 のだが]


 …………、くれるんだぁ〜……


[にゃぁ〜〜り……]


 おまいら、おいらと遊んでくれるんだぁ〜〜♪
 うっわぁ〜ぃ!


[みゃぁ〜〜〜ぉと、それはそれは愉しげに笑うホレーショーを、モブ猫達は、初め、やはり状況を理解できていない馬鹿か、それともただの気狂いかと考えたかもしれない。

 ────それが間違いだったと気付くのは、はたして、何匹目くらいだろう……]


[────そして]

 ん、く……っふゃ……ッは、ァ。

  あ"……ッ……!
 ちょ、っ……何、もうイッてるかな、ぁ……ッ!

 愉しませてくれるってさ、ァ……、言った、よ、ねぇ〜〜?

[濃灰の毛を汚され、充血した後孔から何匹分か既に分からぬ精を零しながらも、若いモブ猫の胸倉を掴み、組み敷き、顔を寄せて責めたてる。]

 粗品ソーロー。

 さっさと次と交代して。
 それと喉乾いたからこっちもぉ……ぁ〜ん……。

[ボス猫のところへ向かうはずだったモブが、当初の予定より少なくなっていたのには、そんな事情があったとかなかったとか……*]


―ペン何本あっても足りないんじゃないかな
……ひ、ぅ  ――っ

[奥へ、密書が押し込まれていく。ぼやける視界に姿を捉えようとしても、
幻がはっきりと見えるようになるだけ。香のせいか、声のせいか、両方か。可能な範囲で首を横に振った。]

ぁ、――ぃ、や

[ケイ、と。その響きで名前を、呼ばないで欲しい。
己が密書を離したくないと思っていると勘違いしてしまう]

ぁ、……仰せの、まま、 に …っ、ぁ は

[甘く、声が掠れる。隠密は色子ではない。殆ど未知の感覚だ。]

――……っ な、ァ だ  め、

[だめ、だめだとは自分に対して。何故こんなに感じてしまっているのか。尾に、尾を絡めるは、きっと、行為と幻に酔ったせい――。出してしまえば、楽だろうに 許してもらえない、と]


─ イけイけAOKN ─

 困ったもんだの大問題ですよ。
 分かりますかケイさん。

つまりまだ超溜まってる。]

 いやいや、いくらおいらだって、そんな一年中発情してるわけでもないからね?
 してる時はしてるなり、してない時はしてないなり、だから!

[つまり結局はヤる。]

 ふひゃ、っ……、そういう、意地っ張りなトコが、そそるんだよねぇ……ッ

  ……は、ぁ…… 撫でられんの、気持ち、い……

[擽られるような感触に、くすすっと小さく笑って見を竦めながら、ケイの胸元に舌での愛撫を施して]

 ん、ちゅ……ゥ ふ。
  ぇ…… ヤダ……って、言った、ら?


冗談めかしつつ、もう片方の突起を指先でつまみ、軽く捏ねる。
 その間に、行儀の悪い脚は、ぐりぐりとケイの股の間に割入って、膝で柔く股間を押し始めていた。]

 ン、この感触……美味しそ……。

[若くて、硬い。
 期待に胸が高鳴れば、ついでに、雄にもドクンと血液が流れ込んできたような気がした。]

 ね、ケイ……

[乳首から、唾液引く唇を離すと、じっと色違いの瞳を見つめ]

 もう舐めて、いいよね……?

[一応伺いはたてるのだが、答えを聞く前に、既に身を屈めていた。]

 ………ん、ぅ、ふゅ……

[発情の気配示す雄に、ゆっくりと口唇を押し当て、滑らせるように呑み込んでゆく。]


― お出迎え執事さん ー


……ええ。
陽射しが温かそうだと 思ったので。

[実際は陽射しの温もりを感じる余裕がないほどの
 肌を刺すような冷たい外気にすぐ目覚めたのだが。

 …なんだか質問に応えるたび、追い詰められている気がして。
 再度喉に触れようとする指先を、拒み、掴んでしまったのは無意識]


―――……え……?
清拭…… 此処で、ですか…?

[ほんの少しの日向ぼっこで、
何をそこまで警戒されるのかわからなかったが。

これがこの家の、ルールなのだろうか]


 ぁ、いえ! 1人で、大丈夫です……


[視線は床に下したまま。
 のろのろとした指の動きで服を脱ぎ。上半身を晒す]

……ッ
疾しいことなど していませんよ。

[ぶるりと、寒さに背筋を震わせた]


―わくわくこたつ周辺

ぁ、ふ……あ、 ひぁ

[ぐち、と奥が穿たれる。
すっかり熟れている中はドナルドに絡みつき、
奥へと誘うようにうねった。
また、おかしくなってしまう。
口付けも甘くてくらくら、するのに]

ん、ぅ ゃあ、―― っ、ドナルド、
あ、 ―― ……だめ、 そ、こ ――っ

[好いところを押され、掠め、快楽が理性を凌駕する。
おかしなことをまた口走りそうだ。
ドナルドが達するに時間が掛かりそう、だなんて 気にする余裕も既にない]


─ すっかりAOKN ─

すごい納得してしまってつれえわ

[ ランダム神が悪戯すぎた。
それはしかたない。]

どう足掻いてもヤってるじゃねーか!
ふ、……っく、

[ 擽る反応に、少し気を良くして。
其の間にもホレーショーは巧みに高めてくる。野良のコミュニティで磨かれた技も在り、彼の才能もあり、だろう。
脚で押される股の間も、しっかり硬さを伝えている]

うるせえよ!
……あ、ァ、――と、止めるからな、ぁ、

[ 胸ですっかり感じて、
許可を求める声に頷けたか怪しい ]


――!!

[舌と、 粘膜に包まれる。
くしゃ、とホレーショーの髪をかき混ぜた。
腰から直接的に抗い難い甘さ。
雫は既に溢れていて、さらに滑りをよくした。 ]

ん、っ、――は、

[ 見下ろす光景のいやらしさといったら、本当にとんでもない。 ]


― ペンタブを鼻に挿して鼻血ブロック

[尾に尾が絡む、そのいじらしい仕草。
囚われている幻覚の様すら、手に取るようにわかる気がした。
男の冷ややかに褪めた瞳にまた情炎めいた昏さが宿る。同じ声と近い血を持つ恨めしい愛おしいあの。

   ―― 直円……似ていないだろう、私達は?]


 ケイ…

[偶然を装い掠めさせていた指はやがて、あからさまな動きへと変じていく。
快の源泉である瘤を弄り、粘つく音を殊更に立てながら裡を掻き回して瑞々しい隘路を緩めた。
胎の密書を爪先に捉え、排泄する動きには奥へ押し込み、飲み込まんとすれば引き出して理性を削ぐ。

吊り上げられたしなやかな裸身が徐々に朱に染まり、健気に自戒する声も千々に乱れ地下牢へ淫靡に反響する、責苦の時間]


[細い蝋燭の一本が尽き、檻が一段暗くなった。

どこまで耐えられようかと薄く笑っていた男の唇が、幻惑の香と同じ毒を吐く]

 ずっと耐えて来たのだな…
 もう、良い。 私が 許す


[絡ませた尾はひどく優しく。
触れられぬまま張り詰めた若く硬い雄芯、その付け根を内からぐ、と抉った]


―本来の使い方をされてないペンタブかわいそう
[角膜を傷つけられ、ぼやけた視界では
冷やかな眸の移り変わりは確認できない。
冷静な思考が其処にあれば――斯様に乱れることはきっとなかったのに。似ていないのに近しい血が呼ぶ、かの人によく似た声さえ、なければ]

ゃ。ぅァ、―…っ、あ

[名前を呼ばないで欲しい。幻惑に、身をゆだねそうになる。つりさげられた無様な格好で、はしたない水音を響かせているのに。]

――!は ぅ
い、や 、…ッいやで す――だめ、ぁ 、ひ

[快楽が寄せては返し、触れられぬのに
硬度を増した中心は透明な液を零した。尾は、責め苦をなす相手に縋るように絡む。認識がぶれる。ナオエにされているような錯覚。甘い香のにおい。身を捩るほどに苛む。]


やめ、いや……や ぁ  違う、ちが、

[嫌だと謂わなければ流される。
かろうじて動く腕で目元を隠すようにしながら、必死であえぎの合間に否定の言葉を選ぶ。押し流されるような快楽を知らぬ隠密は、溺れそうになりながら抗っていたのに。
「許す」と幻惑の毒を耳から流しこまれ――]


ひ、あ ――ァ、あ  !


[びくん、と不自由な体勢の儘体が跳ねる。
裡への苛みだけで、白を吐き出し、果てた]


―わくわくこたつ周辺

んう……

[うねり、熱く絡みつく中へと、硬く熱を持った物で穿ち、押し込み、突き上げる。

口を離せば、笑みを浮かべて。]

だめじゃなくて、いい、だろ……?
お前ん中、本当……いいわ。

[交わる合間にケイの頬に触れて。
白く、薄っすらと赤く染まる肩口に噛み付き、歯を立てる。*]


―わくわくこたつ周辺
ぁ、あ、…っぁぅ

[突かれる動きに合わせて蜜漬けの声が上がる。
浮かぶ笑みが滲んだ視界、いっぱいに映る]

っ……!

[染まった頬に触れる指に眼をとろりと細めた]

ほん、とう …?、…っ あ、ドナ、
い、ぁ――  っふ に ぁ!

[肩口に噛みつかれ、鮮やかに咽喉が反る。痛みで裡が締まって。びく、ひくんと震えた。一度、軽く達してしまったらしく、しがみつき喘ぐ。]

ぁ、あ――…っぃ、いの、だ め、イイ…あ ぁ


―わくわくこたつ周辺

[体でも言葉でも快感を示すケイに。]

……………

[余裕がふっ飛んだ。]
[ずるりと自身を引き抜き、膝をついて体を起こした。
さらにケイの腕を引っ張って体を起こさせる。]

よ、っと

[絨毯の上に座ると、ケイの脇の下に腕を入れて持ち上げ、
まだ衰えない自身の上に跨がらせ。
支える力を抜いて、一気に下から貫いた。]

……っは。

[詰めていた息を吐き出し、目の前の体を抱きしめる。*]


― わくわく出歯亀ランド ―

…にゃ

[目の前で繰り広げられる野良二匹のアダルティな世界。
カルヴィンは耳先までほんのりピンクに染まりながら覗き見る。
キラキラしゃららーんな世界に生きてきた美少年には刺激的過ぎる光景です]

みぅ…

[ケイ兄は今まで見たことない苦しそうな、凄く気持ち良さそうな顔だし
ドナルド兄も全然違う。
なんてことだ、僕はノリタマを超えた大人のフリカケを見てしまった。
どうしたらあんな風に、と瞳孔全開でガン見]

あ にゅ…ふ

[もじもじ。はらばいになったまま、コタツ布団に擦り付ける。
じわんとした熱が広がって、もじもじもぞもぞ。
ところでこれ全部セシルを上に乗せたままかもしれない**]


―わくわくこたつ周辺
ふぁ …っ  ん

[中を満たしていたものを引き抜かれ
切なげな溜息がこぼれた。]

は、ぁ…は 、ん ……、…?

[熱に浮かされた思考で、離れられた。好くなかったのだろうか――と不安げな色が眸を過るがそれも僅かの間。座った上に持ち上げられ]

あ 、ァ ッ―― !!

[自分の重さも加わった上で一気に貫かれて、大きく背が反った。抱きしめられて、溶けるよう。]

や ぁ、――おく、…っ、ぁあ 


[――みられているなんて、
まるで、気づかないで。

しがみつく。抱きしめる]


―わくわくこたつ周辺

[カルヴィンには気づいていないが、見られているとわかっても今していることを止めるつもりはさらさらないので、何も変わるまい。

……なあ、ケイ。

[両腕で抱きしめ、背中をそっと撫で。
少しだけ、落ち着く時間を作った。
耳元に口を寄せて。]


……好きだ。


[低く呟くと、抱きしめたまま律動を再開する。
どうあっても奥へと届く体勢が、ケイの逃げ場を塞いだ。]


―わくわくこたつ周辺
[繋がっている、という実感。
激しい快楽とは違う、満たされるような感覚。
汗ばむ体を凭せ掛けて、徐々に呼吸を落ちつける]

……ん、…… なん、 だよ…?

[顔を少し傾けて、
隻眼へ視線を向ける。
耳が、低い囁きを捉え――]


……、え、… ?

[頭が刹那、真っ白になって。
すぐに再開された律動に、乱れる]

ぁ、やッ 、あ、ぁ、あ、

[腰を逃がす事も出来ず、首にしがみついて、いやいやと首を横に振る。
腹の間に在る熱も、擦れて容赦なく甘さを送りこんでくるのに。]

…っやだ、…っドナ、ル、ド 、ふぁ――っ
ドナ、ぁ、また、おかしく、な、…っぁあ

[こぽり、とケイの中心からも白が伝う。
腰は控えめながらも一番好いところに誘うように無自覚に揺れた。]


―わくわくこたつ周辺

ああ……、一緒に、おかしくなろう、ぜ?

[多分自分も既におかしい。

こんな風に囁いたり、しがみついてくる腕が心地よかったり、快楽に浮かされる顔を愛しげに見つめてしまったり。

熱籠もる息を吐きながら、腹に当たる熱とぬるつきに気がついて手を伸ばし。
素早く往復させて、先を促すように先端を親指でぐっと押した。]


―わくわくこたつ周辺
[こく、と頷く。おかしくなって、全部溶けてしまいそうだ。]

ぅあ …!

[先端への刺激は電流のように四肢に走った。
どくん、と手の中で熱が震え、白を吐き出して、汚す。裡は収縮して中の形をはっきりと覚えるよう]

ぁ、…っは、… 

[肩に凭れかかって、ぎゅう、とドナルドの腕を抱きしめる。殆んど吐息に紛れそうな声、迂闊にも、零した] 

…す き…


―わくわくこたつ周辺

……っ

[ぎちりと締め上げられ、息が詰まる。
耐えるように動きを止めていたが。]

……!

[腕に縋られ、微かに聞こえた声に、どくりと熱が集うのがわかった。中で大きくなってしまったのが、ケイには伝わっただろうか。
達したばかりの細い体を抱くと、手加減出来ずに幾度か突いて。

一滴残らず、ケイの中へと熱を吐き出した。]

……あー。

[気恥ずかしそうに唸って、顔を見るのが照れるのか、ケイの方に顔を乗せてしばらくぴたりとくっついていた。]


―わくわくこたつ周辺
――!!ゃ、おお き、…っ

[達したところにその刺激は強すぎるか
抱きしめた腕に爪を立ててしまった。]

ひ、あ! ぁあ、 ん!

[強い突き上げに体が躍り、過たず擦りあげられた奥のしこりは容赦なく快感を拾う。――吐き出された熱を感じ、ケイも透明に近い精を零して、体が弛緩する。]

…… ふ ぁ……――

[肩に乗るドナルドの頭に、懐くように頬を擦りよせ、くったりと互いに凭れかかるよう。]


― 黒忍者のお尻にペンタブ突っ込みたい

[びく、と供物が跳ねた。甘い香に、青く濃い精のいきれが混じる]

 …あわれな

[自らの放った穢れを浴び、白を散らした顔。
自らも香の毒気にあてられたかの眼差しでそれを見下ろし、低く押し潰した声は苦く吐く。
無意識にだろう、うねるような内壁の痙攣が止まる前に、男の指は素早く密書を抜き出した]

 確かに受け取った
 ………口寂しいか?ならば代わりにこれを咥えておれ

[宝を抜かれた洞の門をしばし眺め、其処へ親指ほどの塊を押し込む。

香に練り混ぜて用いたと同じ幻薬を、練り木と合わせて丸薬にしたもの。腸内から直に取り込む濃度では完全に五感を狂わされ、現実と幻覚の境界を曖昧に薄れさせていく。
悪夢と感じるか極楽と錯誤するかは当人の心次第。

そうしておきながら男は牢の央を離れ、蜜蝋を融き油紙を剥がす。
思考は背後の淫猥な人形めいた贄から完全に離れ、怜悧な為政者のものとして巻物を一読し、思考を走らせた]


―わくわくこたつ周辺

[ぽんぽんと背中を叩いて。
呼吸を整え、互いに落ち着くまで待った。]

……嘘じゃねえよ。

[わざと主語は告げず、ぼそりと呟いて。
軽く体を揺らして、いじめてみたり。
まだ離れようとせずに、膝の上に乗せていたが。]

…………

[あ、なんか尾が見えたような。気のせい?


―ペンタブ<らめえ 
…は、…っ、ぁ

[薄い腹が荒い息にうごめく。
散った白は隠密の顔を汚した。苦い声を拾い、ぼんやりとした眼を向けるが視界はまだ戻らない]

あ、―― っ、…!

[引き抜かれ、声が上がる。孔は浅ましく引くつく。受け取った、と聞こえて――任務は果たされたか、と淡く息を吐く。しかし、]

な、に…? 要ら、な……っぃや …!

[抵抗すること叶わず、押し込まれた塊が触れた所から奇妙な熱を覚えた。体が疼き、前後不覚の酩酊状態へ。吐く息が震える。ぎし、と抗うように空を蹴ろうとした足が縄に食い込む。伸ばそうとした手を握りしめて]

ぃ、あ……ひ、ぅ


─ わくわく出歯亀ランド炬燵上部 ─

[エンダァァァァァァァーーーーーーィァーーーーー♪
 ふわっふわっと、花びらのごとく炬燵布団の綿を舞わせて、満足気。*]


―わくわくこたつ周辺

……、…――ん、

[腕を抱きしめたまま
視線をちら、とだけ向けたのは、
不安からだったか。]

……

[こく、と小さく頷く。
揺らされれば細い声がこぼれた]

っあ、…ぁ、ばか、 
  うご、く な…ぁっ…

[息も絶え絶えの、調子。揺れる尻尾はまだ捉えられていないのであった。]


― いいじゃ〜、ないの〜

[沈思は長くはない。男は細く笑んで顎を撫でた]

 面白い。
 ………絵師を呼べ
 それから取り急ぎこれらの者達を集めよ。評議を行う
 国の大事だ、内密に事を進めよ

[幾つかの名を記した紙を手の者へ渡し、振り返る。
地下牢の中央に活けられた華へ]


 喜べ。其方を生かして帰すことにした
 これより国内の根回しが済めば、返書を託そう。幾月もかかるまい。それまで――

[低い声は期限を言わない。先が見えれば頼る綱になる]

 労に報い、褒美をやろう。儂はそちらの家老ほど冷酷ではない
 己の心を押し殺すのは辛かろう?


 ナオエの声を聞けば勃起し、顔を見れば尻孔を濡らし
 疼く身体へ素直に、彼奴の情けを強請れるように

 冷血な彼奴とて心動かさずにはおらぬだろう。…其方は斯くも美しい

[押し潰した男の声は、また質を変じて。
毒を交えた"直円"のものへ]


 先ずは、言えるようになれ
 抱いて下さいと

[両足首を吊る滑車を回し、背中が床につくまで精悍な裸身を下ろして男は薄く笑む。
開かれたままの下肢の間へ身を入れ、幻覚の沼に沈む贄を見下ろした]


− 猫鬼  −

 花留。

[雅な抑揚で、教えられた名を繰り返す。
指先に鼻先がちょんと触れてくる。それは躾けずとも身にしみついた習性のようなものだろう。

首筋へと手を伸ばせば、密な毛並みは瑞々しくすべらかだ。
寺から来たと言うがまだ剃髪はしていない。稚児であろう。
後ろに倒れた薄い耳朶を指で挟んで弄えば、波打つようにピルルと震えた。
髪や目の色は判別できないが、シメントリィな美しさを感じる。]

 (この相は…)

[指先に読み取ったことは心中に留め、少年の言葉を反芻する。]


 わたしに仕えるのがうれしいとは、 どうして?
 


―れりごーの節だった 

……な、…に…?

[辱め受けた後、
殺されるであろうと腹を括っていた隠密は
乱れた息を殺しながら、僅かな動揺を覗かせた。

――生きて、戻れるかもしれない。
それは、垂らされた蜘蛛の糸。]

…――どう、いうつもり……だ

[不穏なものが、過る。
理性で無理やり、かろうじて押し付ける幻影。少しでも気を抜けば押し込まれた幻薬に飲まれそうだ]


っ ……! や、…

[眼を瞠る。はっきりとは見えぬ相手を睨めたか。]

ぁ、う ゆる、される ことでは、ない……っ
それなら、死んだ、方が ――

[ましだ。そう、そんな使われ方をするなら死ぬべきだと、そう謂おうとしたのに。猛毒が囁いた。直円の声で。唇が戦慄く。幻だ。言い聞かせようとしても。]

……っ、…

[首を横に振る。横たわる己を見下ろす視線に、また首を横に振った]

いけ ない、……そんな、ことは… 
ゆる、…されない…

[うわごとのように、苦しげに呟く。
焦点の合わない眼が濡れていた。]


− 傾城  −

[苦界の蘭は身を捩り喘ぎ哭き、被虐者の名を呼び求める。
高く、甘く、命を磨り減らすまでに。
狂乱ゆえに嘘も偽善もなく、快は快。愛は愛。
ひとりでは到達しえない与奪の関係の成就は孤独をとかした。]


[結界の破れるごとく世界に音が戻る。
敵娼に余韻にひたる休息も図らず、ナオエは肉茎を引き抜いて、陵辱された男の前へ回り込んだ。
玩弄を長引かせるために巻いた紐は、トロリと滑る白にまみれて、蛇の抜け殻のごとく床に落ちている。]


 擦られてもいないのに吐精したか、
 どこまでも淫蕩なことよ。 


[そう指摘する声は先程よりも穏やかだけれど、
足元に落ちた紐を手に取って、男の敏感になった部分をひとつふたつ打擲し、快楽と紙一重の罰を与えた。]


[直接は触れてやらぬまま、濡れそぼつ雁首に鈴を結んだ。
それから、紙と筆を取り出して、磔のまま責め苛まれて達し果てた男の姿を描いてゆく。
彼が視線を向けるならば、永劫に時を止められた己の痴態が見えるはず。]


 おまえほど描き甲斐のある乱れ方をする者はおらんな。
 ほら、腿を伝う雫が足元に池を作っておろう。


[淫らな現実を口で教えてやりながら、耳はピンと立てて音を聞いている。
彼の陽物がふたたび勃ちあがってくるならば聞こえるはずの鈴の音を期待して。]


− アイラ風呂 

[甘やかに四肢を絡めてくるセシルは軟体動物になったかのようだ。
猫は液状化するというけれど、この身体の柔らかさはアクロバティックな体位を想像させて、そそる。]


 のう、
 板前は、器をよく知ってこそ、いい料理を作れるんじゃ

 ワシはおまえをもっと知りたい


[浴槽の中の段差に腰を下ろし、セシルの膝を割り、向かい合うように足に跨がらせて、互いの帆柱を擦り合わせた。]


―わくわくこたつ周辺

[ケイの耳、顔を舐めて毛繕い身繕い。
全裸ではあるが、まあ、気にしないし誰も気にしまい。
ふわふわと綿毛が振ってくるのにくしゃみをしたのは、
冷えたのもあるか。

温めるように尾をケイの体に巻きつけた。
でもさほど寒くはない。
やはりここは温かい場所なのだ。**]


─ レッツエロAOKN ─

 そうともいう。

サラリと肯定。
 弄んでいる先は、胸も、股間も、こんなに素直だというのに、何故ケイはこうも悪態をついてくるのか。]

 ま〜それがカワイイーってのもあるんだけどね〜♪

[慎ましやかとか禁欲とかとは無縁の身としては、イヤよイヤよも何とやらなケイの態度は、ちょっぴり面白くもあり、ついちょっかいが捗ってしまうのは、仕方のないところ。]

 んむ……ァ、 ん……?

髪を掴んでかき混ぜてくる指の感触に目を細め、はむりとケイの熱を口腔へ導いてゆけば、舌の上に感じたのは、ほんのり苦い味だった。]

 んふ〜……
  へっほ〜……ほひひ、ぇひょ……  ッ、む……

[けっこーノリ気でしょ、などと、上目遣いに咥えたまま言ったところで、ちょっと言語になってませんね。]


[……そんな茶化しを挟みつつ。]

 は、……ぅ……ン
  ……ちゅ ふ………、……

[舐り、吸い上げ、陰嚢に指を這わせて優しく揉む。
 目的は、達せさせることではなく、勃たせることと、湿り気を与えること。]

 ……、ッぷ は……ァ。
 もうそろそろ、イイ、かなぁ〜……?

[頃合いを見て口から雄を引き抜けば、粘度の高い唾液が、たらりと糸を引いた。]


―わくわくこたつ周辺

……ん、

[すり、と額を押し付けて、
遠慮がちに毛繕いをしてみる。
すっかり骨が抜けたようで、まだ力は入らない。]

………あったけえ。

[尾を尾で撫でて、そっと、呟く声はやわらかだった*]


― 猫の刷り込み

[盲者の手が首筋へ触れてくれば、稚児は一瞬止めた息を漣のように吐く。
新しい名を呼ぶ声も、耳を弄う指も、初対面の相手を知ろうとせんもの]

 あ…あの、以前…
 街、いえ  ――街で お見かけした事が…

[しどろもどろな答えに、安堵が混じる。
裏色街の灯、古い夜。泣いて怯えていた幼い少年のことなど最初から覚えていないかもしれないが。
あの優しいお方が視覚に禍を負ったと聞き、今ならばあるいは今一度、お逢い出来るのではとその一念で]


 お噂を耳にするにつれ、…いつかお仕えしたい、と…

[水揚げ相手として会った旦那様が、実は風紀取り締まりの為に動かれていたお偉い方だったと知ったのは夜の明けてから。
人攫いと結託していた遊郭はやがて取り潰しにあい、年端もゆかぬ男娼達はあるいは家族の元に帰り、戻る家なき者は寺へ稚児として預けられ―――]

 ……その。何かお召し上がりになられますか?


[編集注:遊郭の他男娼役は、タバサちゃんが町内で厳選に厳選を重ねた18歳以上の合法ショタランキングベスト10による友情出演です]


─ えろくないAOKAN なんてなかった─
オマエ、ほんっと強いのな……

[ 感心した。いいのかなそれ。
身体は反応するも、なかなか其れを認められない方なのだ。 ]

やめろっつーの、引っ張るぞ!

[ 耳をくいくい、引っ張る。事後報告だ。]

可愛くねえよ、
……懐くんならっ、……ん、
其方のが可愛いって話なんじゃねえ、の、あ、……っふ

[ 湿り、硬くたちあがる。
上目遣いのホレーショーは、酷く艶っぽい ]

――っんゃっ、う、く、くわえたまま
喋んな!!な、に謂ってるか、わかんねえ、よ……!


[ 壁にかかる体重、
徐々に比重が大きくなる。
赤い舌はざらりと絡みつき、その気にさせるには十分すぎる。]

は、っ……ふ、

[ 耳の後ろを撫でて、
頬に片手を添える 。それからそのまま視線を合わせるように壁伝い、腰を落として座り]

……、ああ、もお。
すっかり、こう、だよ、ばか。……

[ 張り詰めた熱に誘うよう、くい、と軽く引っ張る。]


―時代劇ファンタジーにゃ―

[縛られていた陰茎に赤い痕を残し、紐は落下する。
擦られて痺れるほどの孔は好物を失いぽかりと口を開いたままひくついていた]

 も、うしわけ…ありませ、……
 ぃ、ぎッ…!

[達したばかりの敏感な亀頭を打たれ、脱力していた身体が反射的に強張る。
苦痛に近い快楽に、不自由な身体は逃げることさえ叶わず。
引き攣った苦悶の声を漏らすが、意思とは関係なく牡はまた芯を持ち始めていた。

そのはしたない部分に、小さな音を立てて鈴が結ばれる。
何がしたいのかを察してしまえば、悪趣味に頬を赤く染め、歪めた]


 ん……ン、ふ……ぁ、

[薄暗い室内に、筆の滑る音と微かな娼の艶声が響く。
ちりちりと焦げ付くような男の視線と、視界に入る己の姿絵が、羞恥に身体を熱くさせる。
視線を逃がせばいいものを、悪夢の中に囚われたように羞恥を甘受することしか出来ずに。

痺れる羞恥に息を吐くたび、微かに鈴が啼いた]

 無体なことを仰らないでくださ、い……

[詰る言葉に、息の熱量は増して。
鈴の音が、また響いた。

下を見ずともその鈴の音で、はしたなく牡が反応していることなど手に取るように分かり。
彼の手元に描かれる艶やかな絵を、潤んだ瞳で見つめながら、顔をいっそう朱に染めた。

まるで恋患いでもしたかのような、蕩ける顔で]


― 少しも寒くないわ

 赦されない?何故だ
 お前は大役を見事果たした

 お前以外の誰にも、この任は為せなかっただろう

[吐精したばかりの雄芯へ手を触れる。労うように]


 一度捨てたも同然の命。一人の男として…

[もどかしいだけの刺激を与えた後、伸びた手はケイの汚れた頬をそっと包んだ。
濡れた眼を覗き込む顔は、近くあっても輪郭の蒙昧としたもの]


 業深き定めを離れ、生の喜びを得るのを、誰が赦さぬと言うのか?


[直円の姿をした幻は、熱く猛る肉茎の先端を後門へ宛てがった]

 感じるか?ケイ…
 "私"がお前を求めているのを

 密書などではなく、私自らをお前へ沈め…繋ぎたいのだ



 さあ、お前も 許す と申せ

[ずぶ、と先端が滑り、緩ませられた翳りへ僅かにめり込む。

  心を明け渡しても、耐えても。
男の昏く冷たい眼差しは幻薬の帳の向こう*]


− お出迎え執事 −

[サイラスに手を握られた。
戯れを止めようとするには遠慮がちな脆い枷は、いつでも振り払えるけれど、そうはせずに留めおく。
傍目には仲良く手を取り合っているようにも見えようか。]


 ええ、ここで。
 外よりもずっと暖かいですよ?


[サイラスが清拭を躊躇う理由をサラリとすり替えて、肩に手を置く。
慌てて「ひとりで大丈夫」と遮ったサイラスは、自分がいつの間にか服を脱ぐことに同意していると、おそらく自覚していないのだろう。]


[育ちのいい、そんな素直さを、ナオエは目を細めて堪能した。
やがて上半身に視線も寒さも遮るもののなくなった肌が震えるのを、背後から包み込むように抱き締める。]


 では、始めましょう。


[いかな身体が柔らかくとも自分では届かない耳の後ろをザラリと舐める。
その間にも、片手はベルトバックルを外しにかかっていた。]


ーネコ煮込みー

にゃぁう…。なおえー…もっとボクさまを料理する〜?

[へにょへにょ甘えて膝に跨って。
諸共に擦られるときゅーんとなっちゃう。
胸元の美味しそうなポッチをペロペロするのです。にゃんにゃ。]


− 稚児草紙 

[稚児の緊張気味の声が返る。
「お仕えしたい」という言葉に偽わりは感じられなかった。
ただ哀切な響きが宿るのを、耳に覚える。
出世したいというだけの申し出ではないのだと。]


 では、食事を、いただこう。

 冷めていても気にしないよう。熱いのは苦手だ。


[促しに同意を与えた後は、花留が食べさせてくれるのを待って端座している。
非公認の色街の揚屋でも、ついぞ箸は持たずに両手を空けておいた、その時のままに。]


― ありのままのなにか

――、ぁ、……っ 
勿体、な き…… お、こと、 ば……

[ぼやけた焦点は、幻に焦点を合わせる。]

いけ、ませ  ん……
 …そんな、――とこ、…ろを、

[緩く首を横に振り未だ定めに縛られる幻。
甘く熱い息を、じれったそうに零しているのに]

……、  ――

[呼ぼうとした名前は、声にできない。
ぼやけた輪郭に、ナオエの影を見る。色違いの眼が滲む。]

それが、さだめ、だと―――


……っ だ、め
     いけ、ない、……あなた、は
オレの、ような、……

[オレのような者に、心を傾けるべきではないのだ。
そう戒めてきたものが、薬と、よく似た囁きに解ける。]

……、 繋 ぐ ……?  ほん、とう、に…?

[揺れる、揺れる。伸ばした手、許されるならナオエの影の衣服を握り締めて。ゆるす。その一言はぎりぎりで、咽喉に引っかかって]

…――っ、  ぁ 

[許す、許されるなら。その熱を欲している――]


― 世話仕え

 はい

[嬉しさと安堵が綯い交ぜの声。
稚児は膳を傍らに、ナオエに寄る。体温、袖すら触れ合う距離

匙で掬い、間を置いてふぅと何度か息を吹きかけた。姿勢良く端座する彼の隣。するのは酌ではなく、]

 粥にございます
 口許に…

[ナオエの唇の近くへ上げた匙の先が僅かに震えた。
薄く穏やかな輪郭のそれが開き、匙を含むのを。淡い喜びの吐息と共に見守る。
乗せた粥を内へ傾けるように抜いていく匙がまた、震えた]

 あ……の、

[嚥下を窺うように間があいた]


− 特殊傾向遊郭  −

[叫び掠れた従順な声が、詫び、喘ぎ、悦び、請う。
昼の光には馴染まぬ色素の薄い肌が曙色を兆す様に、筆を走らせながらなおも言葉を重ねて煽り立てた。

彼の下の首に括られた鈴が鳴る頃には、自身の雄もまた再戦の準備が整う。
しとどに濡れた着物だけ衣桁に残して全裸に剥き、枷から外してやると、紅絹の布団へ組み伏せた。]


 おまえは──わたしの欲しいものをくれる。


[彼の長い両足を肩に担いでなよやかな半身を折り敷き、舌を絡ませる深く濃密な口吸いをした。]


− ネコ煮込みカツオだし風 

[セシルのにゃんにゃんご奉仕に、感じるためにあるとしか思えない雄っぱいと下の逸物とか目に見えて膨らむ。]


 ああ、佳い…これはますます料理したくなる
 これをお前の芯に通したいのぅ


[指を輪に潜らす卑猥なサインをしてみせて、湯溜まりの浮力の中、対面座位で繋がってみたいと求めた。]


―遊廓の客人―

[足下の白濁の池に、透明な汁が滴る。
それが上の口から出た物欲しげな涎か、下の蕾から出た興奮の先走りなのか、最早自分では判別が出来ない。
言葉を重ねられるたび、ぽたりぽたりと雫は量を増して]

 ん…ぁ……

[やがて、ようよう縄が解かれれば、名残惜しげな声をひとつ溢す。
辛い体勢を強いられることに明らかな悦を覚えていた身体が浅ましくて堪らず、眉を歪めた。

そんな常識を重んじるつまらぬ理性を吹き飛ばして欲しくて、白濁で汚れた孔はひくつく]



 もったいない、御言葉でございます……
 ン、

[脚を開かされ、落とされた言葉に小さな声で応える。
重ねられる唇、唾液の交わりが食道から全身を犯すような錯覚を覚えて。

どろりと溶かされる僅かな理性を押し止めるのも、もう億劫だった]

 は、ふ……

[支配を求めて、自ら舌を絡ませ交わりを深くする。
はしたない下肢は、牝猫らしく腰を揺らして、尻尾を上げて、誘う]


− 給餌  −

[粥を食べさせんとする花留の所作はよく躾けられたものと思われた。
ほのかに温もる粥は、男と交わるときに使うふのりを連想させ、今は昔、初穂を捧げんと引き合わされた色子に、これは真珠を削って溶かしたものだと他愛ない嘘をついたことが不意に思い出される。
桜貝色の唇から、ちらと覗いたその子の八重歯こそ真珠に似ていた。]


 なにかな?


[回想に耽ってぼうっとしていたろうか。
おずおずとした問いの声に見えない目を向けた。]


― 生まれたままの╰⋃╯

 …

[衣服を握る指には冷ややかな視線と、優し気な指が絡まる]

 …ああ そうだ、ケイ
 繋がりたい 欲しいと、 お前も申せ

[入り口へ押し当てたまま腰を揺らし、言葉を求める
許す、 欲しい、 抱かれたいと。

喉に絡まり出て来ないそれらを待った辛抱強さの終わり。
言えたのならそれまで。言えずとも、今は良いと]


[吊り上げられた下肢を抱え、肉付きの薄い若木のような身体を一気に貫き通した。
指二本を受け入れていたとはいえ、質量も圧力も大きく異なる陽物を深々と埋め込み、慣らす暇も与えず揺動する]

 ……くっ
 ケイ お前は破瓜の痛みを知り、肉の悦びを知り
 そして求めよ。お前の愛するものを


[激しく収縮する内奥を引き裂き、結合を深めては抉り、突いて。
毒の快楽と痛みを同時に植え付けながら 耳元に甘くその名を呼ぶ。

牢を絵師が訪なえば、横目を向け。
前に回した指で雁首を擦り、茎を扱く。
強引に追い上げて果てさせればまた楔を後庭へ打ち付け、密書を抱き守り抜いた揺籃を穢し犯した]


― お昼餉幸福タイム

 あ、熱くは…ございませんでしたか?

[その唇に見蕩れていたのだと、視線を見られない稚児は口にしない。
仄かに上気した頬も、とろりと緩んで八重歯の覗く口許も、咎められる恐れはない]

 次は煮物を…

[箸で芋を挟んで、また口許へ。
食事を口に含み咀嚼するだけの所作に滲む端正さを間近に。

あれこれと箸を渡し、匙を運び。
熱中するあまり、食事の終わり頃にはナオエに寄り添う花留の姿勢はしなだれかからんばかりになっていた]
 


― 生まれたままでたいへんなことに

[冷ややかな視線は、見えなくて。
優しげな指の感触だけが残って。]

…… 触れて  
  くだ さるの、 か……?

で、すが、…………っ

[決定的な言葉を怖れ、避けながら
確実に、少しずつ、沼に沈んでいく。
今はよいと、見逃されるのも甘く感じていては。]


ぎ、――っ あ、あ゛…!

[みち、と隘路の裂ける痛み。
蕩けた入り口とはいえ、馴らされていなければ
受け入れるのは、苦しく。
狂わされた五感さえ――悲鳴を上げた。]

いぁ、 あ、痛、ぅ …っ
や、…っひあ

[服を握り締める指は震え蒼白。
反った咽喉に、額に、汗が浮かぶ。
やがて行為から快楽を拾い上げはじめ、耳元の囁きに唇を震わせた。
絵師に記されているとわかっても止められず―――]

……っ、ふあ、ぁ、そこ、…っ やめて、くだ  さ……
なお、え さま ……ぁっ

[揺さぶられ、堕ちる――堕ちる。]


− 比翼連理  −

 
 これに喜び狂うお前ゆえ、

  お前にしか見えぬ、見せられぬものがある。 


[言葉は銀の糸を引いて伝い落ちるかのよう。
婉然と虚ろな笑みを湛えて蕩けた顔を見下ろしながら、先程とは逆の角度で敵娼の疼きを貫いてゆく。
支配を求める身体に、暴虐的に君臨した。

誘うごとく上げられた尾を指の間に挟んで逆撫でにこき下ろし、己が尾は鞭としならせて床を打つ。
小さな風ですら肌を嬲るよう。

その道の達人たる相手に手淫も尺八もさせはしない。
ただ一方的に犯し、上り詰めさせる。

ふたつの体温は溶け合って温い。]


[やがて精も狂気も摩滅すれば、空が白むまでのほんの一時、拘束するごとく守るごとく、腕の中に閉じ込めて添い臥した。


朝になれば、国を背負う勤めに戻らねばならぬ。

再会の約束ひとつなく、身体に烙した被虐の痕と一枚の絵のみを逢瀬の証しに。*]


― まあ、なんということでしょう

[若者の腸へ植え付けた毒の種は、陵辱者の身にも相応の負担を強いた。
香に慣れた身も、
犯す肉茎から直に成分を摂取すれば五感を惑わす霧となる。
幻が――]

 …ぬ、ぅ

[なおえさま、と呼ばった口を、己が口で噛み付くように塞ぐ。
歯列を割り舌を絡めとってそこへ牙を立てた。
喉を鳴らすように低く嗤い、腰を揺する。健気にも苦痛の沼に快楽を探し、自らを堕としていく様に溜飲を下げようと。

黒猫を犯す熱塊が形を変えた。
暴力的な、猫種嗜虐の陰茎へ。

ギチ、とはまった襞へ 鋭利な棘を刺す]



 やめろは聞かぬ。ケイ
 もっとくださいと申せ

[結合を深めれば貫かれる痛み、
腰を引き抜けば逆向きの棘に裂かれる痛み、
その何れにも疼きを埋める悦びを与え。

両下肢を縛られ身動ぎすらままならぬ黒猫を組み敷き、悲鳴を漏らす箇所ばかりを執拗に責め抜いた。
深い口吻はその悲鳴すらも奪おうと*]


− 偏食のススメ  −


 花留に任せていれば心配なかろう。


[心安く名を呼んで信頼を示し、己は指一本動かさずに、花留に口を養わせることに恐縮の素振りもない。
花留が説明する料理に軽く相づちを打ちつつ、精進された味を堪能した。

花留の身体も次第に近く寄り、ついにはどちらが臥所の主かわからぬほど。
華奢な重みが撓垂れ掛かってきても、ナオエはむしろ迎え入れるように身体を向けた。]


 息を弾ませているね。
 疲れたかな。 熱がある?


[額を触れさせて体温を調べんと近づける。]


─ えろいからこそのAOKNですよ ─

 えっ、なぃが……って、いひゃいいひゃい!

むぐむぐしてたら、耳を引っ張られた。
 思わずちょっと口が離れる。]

 どーなんだろうねぇ。
 猫の、好みも……んちゅ……ッ、それぞれ、だからぁ?

[適当にはぐらかしつつ口淫の再開。
 その間、軽い下準備とばかりに、自身の孔を尾で少々弄ってみたりもしたか。
 そしていよいよといったところで顔を上げ、ケイの瞳を覗き込めば、二色に欲情滲んでいるのが見えて、にぃ〜と湿った唇を吊り上げた。]

 ふ……ひゃっ。
 嬉しいなぁ〜こんなビンビンに勃ててくれてぇ〜……


撫でられた耳が、ぷるっと震える。
 頬を包んでくれる手に擦り寄って、ケイの身体がずれるのに合わせるように、自分の身を跨るように近付けて]

 じゃ……いただきまぁ、す……♪

[引き寄せに逆らうことなく、誘われるまま、片手は壁に、もう片手はケイの肩を緩く掴む。
 尾と指先で手繰り寄せた、湿った猛りに、後孔を宛てがい]

 ……ん、ッ……


 ぅ、な……ァ〜〜ん♪

[躊躇なく腰を沈め、ひといきに深く呑み込んでゆく。]

 ぁ、ァ……ッ、すご、たまんな、ィ……ッ

[みっちりと孔を埋めた逸物に、高く、歓喜の声を漏らし、もっと強く感じようと、絞めつけるよう身を震わせた。]

 ……っ、
   ……ケ、ィ…… ッ、ぁ……ふゥッ

[もっと奥、好い所を探り、ゆるゆると腰を揺らす。]


― 健康精進食お食べやす

[しまった、と口もとを抑え、離れようとした咄嗟の動きは
近付いて来るナオエの顔に硬直した]

 ぁ……

[畏れ多くも頂いた労りの言葉へ、言葉を返せず。
そのまま額が触れるまで息を止めて]


[頬も耳も熱くなるのを感じた。鼓動が跳ね上がる音すら届いてしまうのではないか。
彼の吐息がかかる。
頭が真っ白になった稚児は一朝一夕で身に着けた礼儀を忘れ、押し退けようというようにナオエの胸へ手を当てた。
熱がある、と指摘されたならば]

 お、おお、お慕い申す、申し上げておりますものですからっ!

[混乱のあまりそう宣った]


―恨めしき曙の―

 アッ、アアッ、ひ、ぁっ、んんっ、

[痛みを訴える秘所を惜しげもなくさらけ出す尾は、彼の指の間に挟まれ扱かれる。
付け根を強く扱かれるたび、孔は大喜びで食らい付き、至福の快楽を吸い上げる。

だが、足りない。
足りない。もっと。

腕を必死に伸ばして、支配者に媚を売るように首筋に抱き付く]


 もっとぉ…ッ、なおえさま…!ぁッ、
 んんっ、……ぁっ、なおえしゃ、ま……、もっと……ッ !!

[もっと。もっと。

犯して、打って、抉って、絞めて、縛って
壊して欲しい

虚ろな笑みを浮かべた彼から、一方的な狂乱を従順に受け取りながら。
呂律の回らぬ舌で、欲望のままに奪われたいと望む。
暴力的な支配を与えてくれる、一夜の主人に甘え声を出し。
強欲にねだり、狂乱の笑みを浮かべてすり寄った]

 ――もっと……

[明日も明後日も、此の夜のままがいい。
願うことはけして叶わないことを知らぬほど、幼い仔猫ではないけども。

何度でも、願うのだ]


[やがて、夜明けの別れの刻。
白んだ空を眺めながら、煙管を深く吸う。
独り残された床の冷たさに尻尾を揺らしながら、白煙を吐き出した。
商売道具の身体に残された、赤い痣。
そのうち紫色に変じ、醜い色を当分は晒すであろう。

それだけが、あの横暴な客人の痕跡]

 ――身請けする気もないくせに、こんなに貴方を求めさせて。

[煙を食う合間、呟くのは独り言。
嘆くような台詞でありながら、その声は嘆きの欠片もない平淡で
――そうして、隠しきれない苛立ちが籠っていた]

 酷い男だよ。まったく。

[高い音を立てて、煙管の頭を小箪笥に打ち付ける。
詰まった灰が派手に散って、畳に斑の焦げを残した。

隠しきれないほど、深く、汚れた……黒い穴を*]


─ 元ボスとの邂逅 ─

 うなっふにゃ〜ぅにゃ〜♪

  ……は〜ぅ、さすがにちょっと疲れたねぇ〜……ん。

[活きのいい天然ミネラルを、前から後ろからたっぷりと補給して、お腹もお尻もタプタプ満足。]

 ていうか、結局あいつら何だったんだ……?

[遊びに夢中になるあまり、あの猫達の本来の目的を聞くのを、すっかり忘れていた。
 とりあえず、このへんでは見かけない野良だということと、なんか宜しくない企みをしてたっぽいことは分かるのだが]

 ……ま、いいか♪

[正体が何であれ、結果的に愉しませてくれたので良しとした。]


[さて。
 フニャッふな〜と、またいつもの道に戻ってくれば、行く先に、何か襤褸雑巾のようなものが落ちているのが見えた。]

 ……なにゃ。

[のたのたと近付いてゆくと、なんだか、ちょっと美味しそうな匂いと……血の臭い。
 これは只事ではなさそうと、ピンと耳を立てて襤褸雑巾に駆け寄ってみれば、それは、白と黒の猫だった。]

 ぬなっ?!
 おいおまいどうした、すごい怪我してるぞ!?

[何かしら反応はあったかなかったか。
 しかしとりあえす、まだ息があるらしいことは分かり、ほっと胸を撫で下ろしもしたのだが。
 よく見れば、引き摺られたような血痕まである。
 しかも、地面を濡らしているものは、血液だけではない。]

 ……なぁ……どした、大丈夫か……?

[耳元で、心配げに問いかける。
 閉じたままになっている左眼が、あまりにも痛々しい。]


―匠の技みたいなやつ

ぁ、ふ――っ…ん、く――

[ちゅ、ちゅく、と噛み付くように塞がれた口から
淫靡な水音が響き、聴覚まで犯される。
歯を立てられ、傷がつけば鉄錆の味もしようか。
うっとりと、眼を細め、幻に沈みそうになる――その、ときに]

……ぎ、ぐ ッ  ぁ―― っ

[内側に、棘が脳髄まで貫くような痛みを与えられ、
悲鳴を上げた。つ、と赤い赤い、血が滴る。
まるでおんなが、裂かれる様に]



あ、ぁあ…!!
痛、…っ…… ぁ あ

[快楽と痛みがない交ぜで。
ぐちゃぐちゃにかき混ぜられる。
指先が組み敷く男の纏う布を掻き、爪を立てる。
痛みに、流すまいとしていた涙が眼の端から堕ちた。]

ひ、ぁ ぃや、……ぁ、…あ!
…っ、―― っ 

[引き裂かれる痛みと、
快楽を呼び起こすしこりを一度に責められて、
幻に溺れながら、涙を一杯に溜めて―――]

も、……っと、  くださ、ぁ、…あ…


─ ある飼い猫との邂逅 ─

[襤褸布のように扱われ、捨てられた。
ひどい甚振りに気を失っていたが、地面に投げ出された時に打った痛みで、意識が一瞬戻ってきた。

けれどこの怪我だ、もう助かりはしないだろう。
縄張りも、ボスの座も、雄のプライドも、何もかも失った。
生き恥を晒すくらいなら、このまま死を待つか。

投げやりな気分になり、実際ほぼ動けずに衰弱死していく……
ものだと、思っていた。

………ぅ。

[しかし、どこかのんびりとした響きの慌てた声が上から振ってきて、右目をそろそろと開ける。左目は傷を負ったままで、うまく開けられなかった。]


……ひっ。

[ぼやける視界に映る影。それが、雄猫だと分かれば、一瞬怯えた表情を見せた。奴らの仲間かと思ったのだ。散々雄猫たちに嬲られたせいで、恐怖心を抱いた。

しかし、敵意もなく、ただ心配をしているだけなのだと知れれば、腕の間に顔を埋めて。]

……ほっといてくれ。
俺なんて、生きてたって……仕方ない……

[か細く、呻くような言葉。絶望に塗れ、現状を把握すれば狭くなった視界が滲んだ。*]


セシルは、ころんころん

ふらぅ 2015/01/15(Thu) 02時頃


─ AOKN つよい

むぅ

[引っ張らないとイクかと、なんて
情けなくて謂えないだろう。]

……っ、ふ、そりゃ、そう、だろう…な

[手触りの佳いホレーショーの髪を撫でるながら、奥を探るらしい尾の動きに器用なヤツ、と呟いた]

っ、そりゃ、…なるよ、ったく……
いちいち謂う、なって

[額をくりくりと押してやって。
跨る姿にこくりとつばを飲む。]


……っ

[僅かに眼を眇め、息を吐く。
そ、と腰に手を添えて。
熱く熟れた孔に――飲みこまれていく感覚にぞくりと背筋が震えた]

ぁ、…ふ――っ、

[絡み付いて、貪欲で、快楽に正直な裡。
ホレーショーのそこは、蕩けるような。]

ホレ 、ショ、……く、…っ

[揺れる腰に合わせて、自身も彼の奥を、突こうとした。]

あっつ、……ぁ、あ


― そんな匠を人は、黒猫の魔術師と呼ぶ

 次には、抱いて下さいと言えるな?

[蓙の上に横たわり動かない黒猫へ、"ナオエ"の声は告げる。
そして低く押し潰した声で手の者へ命を発した]

 これに縄を打ち、責めにかけよ
 香を切らさず また損わぬよう



― 仙内城 ―

[国の要達に話を通し、各方面を迅速に、精密に動かして行く。
実際にナオエからの密書に沿い、呼応する手筈を調えるのにかかった日数は14日ほど。
国の主に書を奏上し許可を得る必要はなかった。男こそが"陸奥守"であり、それは知らしめるべきことではない]


 これが返書だ。抱いておれ

[国へ帰る密使の胸元へ巻物を置き、男は薄く笑んだ。陽の光の下では、笑みもどこか柔和で線の細い印象すら与えるか。
走り出す荷車を見送らずに城内へと戻った]




[闇と香の魔に蝕まれた地下牢での14日間。
不在の間は黒猫を緊縛し、牢内の種々の拷問へかけた。

男が戻ればより強く長く効く幻薬を与え、いたわり、
 甘く よくぞ耐えた もう良い と囁く。
求められれば快楽を与えるばかりの交わりを施すのは、幻と欲に溺れさせるため。
時に起き上がれない程痛めつけられれば、傷ついた小鳥を慈しむように手ずから世話をし、腕に抱いて眠らせることまでした]


[それも、あの弱みを見せぬ家老へ使いを返すため。
来たときと同じよう、胎内に長効性の幻薬を埋めたケイを送り――
情あるならば破滅の奥底から救い上げて見せよ、と**]


─ 知らぬが仏 ─

 びゃっ?!

怯えた仕草を見せられて、一瞬、傷に触れてしまったろうかと、驚き後ずさりもしたが、敵意はないことを示しながら、またスンスンと鼻先を近付ければ、くってりとしたボロボロの身は、抱き起こすように伸ばした腕の中に、顔を埋めてきてくれた。]

 ……なぁ、おまい…………

[汚れきった体毛にこびり付いているのは、血と泥だけではなかった。よく憶えのある……ついさっきまで、浸りきっていたあの特有の雄のにおい。
 嫌な予感に顔を顰め、傷口に触れぬよう留意しながら、下肢に手を伸ばしてみれば、そこにはやはり、蹂躙の名残があったろうか。]

 そ〜か……。
 何で、こんなされることなったかは知んないけど……無理矢理はいくないよな。
 こんなの、気持ちくなかったろ……。

[放っておけなどと言われても、放っておけるわけがない。
 大丈夫だ、何もしないと、優しく囁きかけながら、白黒の体毛を汚している血と精を、少しずつ舐め取ってやる。]

 仕方ないとかそんなん、言うな。
 生きてればさぁ、きっと……




[その時、少し離れたところから、通りすがりの一般モブ猫達の会話が聞こえてきた。]


 「おいおい、向こうの倉庫にライオンが出たらしいぞ」
 「ひ〜〜〜くわばらくわばら!」


 ぅぁ〜!
 おい、おまい今の聞いたか?
 なんかライオン出たんだって、このままこんなトコ転がってたら、喰われてホントに死んでしまうって。

[猛獣のエサはヤダヤダと首を振り、ドナルドに鼻先を押し付ける。]

 なぁ、おまいもおいらんちに来ればいいんだ。
 タバサちゃんなら、きっとおまいのこと助けてくれるからさ……


 ……っ、あ!
 タバサちゃーーーーん!

[説得の最中、まさに「噂をすれば影」だった。
 ゥニャーーーーと鳴いてタバサを呼べば、猫好きの彼女は、思ったとおり、ドナルドを大事に保護してくれた。]

 良かったな。
 おまい、まだ生きられるぞ。

 生きてたら、楽しいことも気持ちいことも、きっと沢山あるからな。
 大丈夫だ、おいらが保証してやる!

[語りかけた声は、はたして届いただろうか。
 そんな、ほんの半年ほど前の、あったかもしれないしなかったかもしれない、おはなし。*]


─ ある飼い猫との邂逅 ─

[死にたいと思っていたはずなのに、伸ばされた腕に縋り付いてしまったのは、何故か。その時は、ほとんど無意識で理由がわからなかったが。

あっ……さ、わるな……!
やめて……

[通りすがりの猫とはいえ、知られたくなかった。
はらはらと、右目から堪えきれなくなった涙が落ちる。]

怖い……嫌だ……

[低く鳴いて泣きながら、結局抵抗も出来ず。
けれど、優しさに触れていれば、だんだんと落ち着いてきたのか、大人しく、じっとしていた。]

…………。

[慰めは、心にまでは届かなかったが。]


[ライオンだのタバサという誰かの名前だの、どこか遠い世界のようにぼんやりと聞いていたが。

にゃっ

[人間だ。人間がいる。
暴れようとしたが、逃げ出す事もできずに、タバサに抱きかかえられた。

生きて……
…………………。

[楽しいこと、気持ちいいこと?
そんな日は来るのだろうか。
来ないように思えたが……

くたりとタバサの腕の中、動かなくなる。
疲労で、眠ってしまったのだった。*]


―あの2つ名明らかに罰ゲームなんですがそれは
……っ 

[ひくり、と耳と僅かに開いた眼だけが
辛うじて反応を示した。
――ナオエ の  声。
果てて曇った思考に、毒のように染む。

14日間。

責め苦と、快楽が交互に訪れる。
飴と鞭の見本のような地獄の図。
甘い飴は、矜持と誓いを、幻によって削り取っていった]

ぁ、…… ふ

[いたわりと、かのひとによく似た声は
幻薬によってより深く、こころを侵す。]


[責め苦はいい。痛みには耐えてきた。
けれど、――こんな、心の弱いところを毒で慰撫されては。
幻を見つめる、光の失せた目は甘く濡れる。]

だ いて……、

    くだ、……さ、……

[そう、やがて。
地下牢での日々に、隠密が破滅に膝を追った。

柔和にさえ見えるかの男の顔も、今、薬に浸かる密使にはどう見えるのか。
返書を抱いて、震える。
裡に埋め込まれた薬が、僅かな振動も甘い責め苦に変えたのだ。

きっと、生きて帰る――願い叶えど、眸は虚ろの、まま**]


─ 怪我が治った頃に ─

[元野良の片目猫は、タバサの家で過ごしていた。
怪我も治り、元気に跳ね回れるようになっていた。
ただ、まだあの日の恐怖だけは完全には消え去らず。]

…………。

[ある日、意を決したように、片目猫はホレーショーの所へ。]

……なあ、ホレーショー。あの時お前、言ってたな。
楽しいことも気持ちいいことも沢山あるって。
俺は……あの日以来、怖くて仕方ねえ。

[暴力と、意識が朦朧としながら無理矢理施された快楽が。]


……お前となら。優しいお前と、なら。
怖く、なくなんのかな……

[ホレーショーの優しさにつけこむような。
卑怯な真似をしている自覚はあった。
けれど、助けてほしかった。]

やな思い出……上書き、してくれねえ?

[おずおずと。ぼそぼそと。
言い終わった後、羞恥心から俯いた。**]


─ AOKNは怖くないぉ愉しいぉ ─

 ぇ〜っ、だって嬉し………ぅみゃす。

抗議の声などサラッとかわし、くるくる笑うように喉を鳴らする。]

 ふ、は……ァ、っ

[一息に呑み込んだモノは、思っていた以上に熱く、背筋がゾクゾクと快感に震え、太い尾はふわりと毛を膨らませて、揺れた。]

 ケイ……っ、ぁ"……
    ひ ゃ……ミ"ャッ!

[突き上げられ、敏感な箇所を擦られて、快感に声が裏返る。
 そこに、もっと欲しいというように、少し低い位置にあるケイの黒髪に頬摺し、誘うように腰を振り]

 な……、そこ……ッ ぁ……
       は……、  ふゃ、ッ……!

[息を弾ませ、嬌声を響かせた。]


[抽送繰り返される孔は捲れ、先程までの放蕩で注がれた白濁が溢れ、泡立ち、太腿を伝い流れ落ちた。
 その感触に、またふるりと身を震わせて、片腕でケイの背に縋り付く。]

 ケイ、ぃ……ッ、ぁ
  ……ね、おいら、の……ッ、触っ……て……

[黒い耳に甘く噛み付き、舐めながら、荒い呼吸音とともにねだる。
 腹の間に挟まれた自身の雄は、まだ触れられもしていないのに、かたく勃ち上がり、先端を濡らしていた。]


─ 夕暮れ時の来訪猫 ─

 ぅにゃ〜〜〜ふ〜〜……

[まだ暑さ残る季節。
 長毛の放蕩猫は、涼を求めて木陰に寝転んでいた。
 日中はひどく強かった陽射しも、影が長くなる頃には一段落し、庭木を抜けて吹いてくる風がとても心地好い。

 ……一月少し前に同居仲間となった白黒の猫……ドナルドの経過はとても良好なようで、最近は元気に各所を跳ねまわっている姿をよく見ていたが、ここに来ることになった経緯が経緯なだけに、まだ手は出していなかった。
 フラフラ遊びに出た先で、持ち前のコミュ力により得た噂では、彼はこの辺り一帯のボスだったらしい。
 そのわりに出会うことがなかったのは、活動時間がずれていたか、偶々、彼の縄張りから外れていたか。]

 ……派閥って怖ぃよなぁ〜……

[ひんやり気持ちのいい草の上に腹を押し付けながら、ぼやく。
 ライオンの噂もあれ以来聞かなくなったし、やはり平和が一番と、ふにゃ〜〜と呑気な欠伸をした時だったか]

 ……ぅなす?

[木陰に、白黒の猫がやってきた。


 ぃよ〜すドナルド、おまいも夕涼みに来たんか?

[くいくいと手招いて、ちょこっと場所をあけてやろうとするのだが]

 ぅな〜、ん?
 うん、言った言った。

[不意の問いかけに、きょとんとしつつも同意する。
 けれど、続いた言葉に眉は下がる。]

 ……そぉか〜……。

[やはりあの時のことは、彼のトラウマとなったのだろうか。
 けれど、見つけた時の状況を思い出せば、それも無理はない気がした。]

 うん。
 あ〜ゆ〜モンは、ヤりたい時にやりたい奴とやればいいことだから。

[だから気にするな、無理するな……と、伝えるつもりだったのだが]


 ……へっ?

ちょっと驚いて、変な声が出た。
 ぴこんと耳を立て、草から腹を離し、片方だけになってしまったドナルドの眼をじっと見つめる。]

 …………おまいさ、それ……

[大丈夫なのかと問おうとして、やめた。
 かわりに、俯かれて隠れてしまった彼の瞳をもう一度覗きこもうと、身を屈めて顔を寄せる。]

 やなもん消すとか……おいらには、分かんないけど。
 けど、愉しいことならできるかんな……。

[恐いもんは何もない、そう告げるように、左眼のあった箇所をぺろりと舐めた**]


─ AOKNの可能性
なんでだよ、っ……ふ

[ 笑うように喉を鳴らされいなされても
つい抗議をしてしまいながら、行為の熱に息を飲む ]

っ、つ、……こ、こ……?

[ 反応のあった箇所、腰が揺れ、押し付けられる場所にあたるよう、身体を少しずらしもした。 もっとも、ホレーショーのほうが諸々熟知しているため、些細なこと、かもしれないが]

っ、ん、く……っぅ、

[ 己の息も、はずむ。
嬌声に耳をひくりと動かした。髪へ頬ずりされる位置、汗ばむ首筋に鼻先寄せた ]

っ、ふ、……も、こんな、なってるの、……ん、……

[ 既に他猫に放たれた精が滑りをよくし、粘性のある水音を響かせる。えろねこ、と乱れた息で呟いた。悪態をついていないと、もっていかれそうで]


っ、あ!ぅ、……ん
ば、っか、くすぐった……ぁ、ふ、

[耳に這う舌に、ぞくりと震えた。
ホレーショーを貫く熱も、ひく、と反応を見せた。
望みのまま、2匹の身体の間に在る立ち上がったモノに指を触れる。
絡めて、撫でさすり]

ぁ、…っん

[ 耐えるように唇を噛む。]


─ねこねこぐつぐつ─

…ん、にゅ。
ボクさまもね、なおえ…たべたいの。

[まずはこっちからもぐもぐしよう、っと自分の下のおくちに指を添えて開き、キスを求めて顔寄せながら跨るよ。]

みゃ、ぅ…
[入口に触れただけで、期待に身体が震えるのでぅ。ぴるぴる。]


―とある野良黒猫の番外編―

[その黒猫は、生粋の野良だった。
いつか誰かが歌ったような、
黒猫と謂うだけで石を投げられるような世界では無かったが、疎まれることも多い。
縄張り争いは存外激しく、
弱いものは蹂躙される。

刃向かう生意気さを嘲笑われ、抑え込まれて
暴力的な快楽をすりこまれた挙句
うち捨てられることだって―――あった。
(※野良に対するタバサちゃんの妄想です)

自分の力で生きていく。
決意した黒猫にとって、
旅するうち辿りついた場所で聞いた
強く、皆の尊敬を集める白黒のボス猫は、密かな憧れであったのだ。

狩りの腕前、身のこなしに惚れぼれとしたものだ]


[そんな彼がある日姿を消した。
たくらみに引っかかり、
果てにはニンゲンに拾われたと謂う。

ライオンの噂も同時に聞いたが、
こちらは見つけることが出来なかった。
(※知らぬがほとけである)]

(……一体どこに?)

[彷徨ううち、あるニンゲンの家で、
偶然にも白黒の猫の姿を見つけた。

黒猫は眼を瞠る。
(どうして、こんなところで、牙を抜かれたみたいに――)

事情を知らないまま、
黒猫は元ボス猫につっかかっていく形で
この場所に居つくようになったのだ**]


(ってタバサちゃんが書いてた)
(傷が癒えてホレーショーとドナルドのうわがきが済んでしばらくしてから感よねって謂ってた。)


[箱入り息子の皇子様は、外の世界を知らない。
あたたかな屋敷の中から眺めるのは、木々越しの遠い空。

其処を飛び渡る黒い影への憧れは、いつしか恋心に変わっていた…


とかそんな!そんな!
身分違いの禁断の恋とか素敵よね!!ってタバサちゃんが(略]


王子様が見てる―

――あ?なんだよ。

[黒い影は身軽に鳥を狩る。
窓越し見る何者かに流し眼を向けた。

王子設定もタバサちゃん好きだな…!!!]


―オフレコ部屋(うら)―

ひ、ぅ……ん、 んっ、くっそ、……

[マイクの振動とまたたびの酔いと、
あまりに激しいホレーショーとカルの交わりを見てそんな気分になったなんて。奥にビブラートを奏でるマイクを徐々に、押し込んで]

――っ、…っ ぁ ん

[壁に爪を立てて、息を吐く。
誰かに頼むなんて、
はずかしすぎる。できない。

だからひとりで。する。はやく、済ませてしまわないと――**]


― イメチェンに挑戦しよう ―

[タバサちゃんは考えていた。
うすうす気付いていて、見ないふりをしていた問題。
なんか最近、夢の中に出て来るカルヴィンたんが、変な関西弁でいかがわしい氷像の前でバイブ握って歌ってる。

「なんなのかしら…もうショタキャラ無理っていう心の声なのかな…」
「まあ設定考えるだけはタダだし…?思いがけず燃えるかもしれないし」

こうして、タバサメモには妄想ネタが増えていき…]


 急いで 大きくなったんだ
 もう走れるんだよ

[星を宿したブラウンの瞳が煌めく。
壁に片手を当てて、腕の間に閉じ込めたひとを見上げた。
少し伸びた背。 もう、首にぶら下がったりしなくても]

 まだ貴方には
 釣り合わないかもしれないけど

[艶やかな長毛を梳くように撫ぜて、細い指で絡めた。
く、と緩く引く。下を向いて、と]

 ね ヴェス
 約束。 また遊んで、くれる?

[踵を上げる。もう、抱き上げてもらわなくても、
背伸びをすれば 唇が届く。

時を止めていた幼子は、今は少年と青年の狭間にある**]









[タバサメモの最後のページには、

「※チン毛はえかけがゴールデンタイム!!」

  と殴り書きされている]


―とあるごろつきの囲われ猫―

 君は少し勘違いしてるみたいだねえ

[ゆるり、尻尾を揺らしながら銀猫はいつも通りの穏やかさでお山の大将に微笑んだ。
辺りには剣呑な雰囲気が漂っているが、なに、大したことでない。
いつもの逢い引き中、お前の家にいる元ボス猫のトドメを刺す手引きをしろと言われただけだ。
銀猫がいればあっさり殺せるとでも思っていたのだろう、虎猫の顔が怪訝そうになる。
恐れる気配さえなく、銀猫は小首を傾いで]

 俺は、君の手下のつもりも、仲間のつもりもないよ。指示される謂れはない。
 ふふ、それを勘違いしちゃあダメだよ。

[笑い、マタタビ酒を手渡すのはいつもの媚を売る態度だというのに。口にするのは、ハッキリとした拒絶の言葉。
それをようよう理解したのか、怪訝な顔は途端に憤怒に歪み。荒々しく酒を煽った後、虎猫は銀猫の長い髪を掴んだ。
暴力で従わせようというのか。つくづく馬鹿な雄だ]

 やあ、やめてくれよ痛いじゃないか。こんなんじゃあいよいよ君との関係はおしまいかなあ。

[コロコロと鈴を鳴らすような笑い声をたてたとき、先程の酒に入れた睡眠薬の包みが、銀猫の手の中からわざとらしく滑り落ちた]


 君のケツマンコ犯したいヤツって、どれくらいいるか知ってるかい?

[縛られ、猿轡を噛ませられた虎猫におっとりと話しかける。
目隠しをされた目元をさらりと撫でれば、呻き声が大きくなった。
クスクスと笑い声をたて、頭を撫でてあげる]

 君はたちの悪い子供ばっかり集めてるから、ね。
 君が思うよりは沢山いると思うよ。

[路地に転がされた彼の下肢は剥かれ、ローションに濡れた孔が晒されている。
鼻唄を歌いながら、八百屋からとってきた山芋を手にして]

 助けてもらえるといいね?

[ぐちゃぐちゃに慣らしてあげた孔へ、イボのついたそれを押し込んだ。
堪えられない痒みが孔を犯すのを暫く眺めた後、ゆるんと尻尾を揺らして。
うえーいとか言いながら、一枚記念撮影してあげた]


 ケイじゃないか。

[ご機嫌で家に帰る途中。左右の瞳の色の違う黒猫に鉢合わせ、馴れ馴れしく声をかける。
彼のことは、ギャング気取りの子供たちが生意気だと彼をレイプした現場に居合わせたことがあり、見知った顔だった。

クスクスと笑う声は、さぞや耳障りだろう]

 誰か探してるのかい?迷子みたいな顔をしてる。

[にゃおんとすり寄るが、恐らく避けられた。
それにも気分を害した様子なく、さも可笑しげな顔をして]

 ……ああ。
 ひょっとして、ドナルドのことを探してるのかな?
 会わない方がいいと思うけどねえ。

[意味深な言葉をひとつ口にしてから、悪戯に逃げ出した。
家に向かって一直線。彼が後を追うなら、牙を抜かれたボス猫を見つけることが出来るだろう。

着いてくるかどうかは、彼次第*]


―ある黒猫の昔話
……、

[穏やかな声を出す美猫に、黒猫は睨みを聞かせた。
ろくでもないところを目撃されたこともあり、苦手なのだ。]

なんだよ。迷子じゃない。……関係ねぇだろ

[擦りよられるのを、避けるように動いて
なれなれしくすんな、と跳ね付けても
たおやかにヴェスは笑っていた。
出された名前にひくり、と耳が動く。]

何。
……どういう意味だ。知ってるのか?
おい、答えろ、待てっ!

[悪戯に逃げ出したヴェスを、僅かの躊躇いの後追いかけた。そこで見ることに、なったのだ**]


―イメチェンのこと―

[煌めくブラウンの瞳を見返すのは、驚きの浮かぶ透明なブルー。
彼の背は、記憶にあるよりも高く。
長身の己の頭ひとつ下、真剣さを帯びた視線がある]

 お兄ちゃんと遊びたくなっちゃったの?

[髪を引かれ、顔を下げて。
自分を守るためのわざとらしい子供扱いの口振りで、彼の頭を撫でかけた手。

その手が止まったのは、唇が塞がれたから。

いつまでも己が優位にいると勘違いした猫の末路なんて、幾らでも見てきたのに。
いざ、己にそれが降りかかれば対処の仕方が分からず、目を丸くさせる。
がらにもない動揺の後、少しの間を置いて]




 ……いいよ、遊ぼう。


[余裕ぶって、微笑んで。
また唇を重ねさせてやるために、身体を少し屈める。

主導権の奪い合いを征するのは、さてどちらか*]


―残暑の夕暮れ―

[元気になったとはいえ、動きまわるのはタバサの家の中と、庭先だけ。キャットタワーやら障害物やらを登っていく辺り、体力も体調もすっかり元に戻ったと思われるのに、白黒の猫は外に出ようとはしなかった。]

[それ故に、外で囁かれる、自分が拾われた家に住むホレーショーの放蕩っぷりの噂を知ることもなかった。元々、この家は縄張りの範囲に入っていなかったから、ホレーショーのことは「ライオンのような絶倫猫がいる」と噂で聞いていても、ホレーショーがそのライオンだなんて知る由もなかった。もし知っていたら、もうちょっと己の行動について慎重になっていたかもしれない。

……こんなこと、頼むなんて、どうかしてるし。
あ、嫌ならもちろんいい……

[繕うように言った言葉は、覗きこまれて途中で切れた。


あっ……

[傷跡の残る左の目蓋を舐められて、思わず声があがる。
かあっと赤くなって、自分の口を片手で塞いだ。
低いとはいえ、今の声は、まるで雌が雄に媚びて強請るような響きがあったのだ。少なくとも、本人にはそう聞こえた。

雄に舐められて、体の奥底からざわつく感覚。
あの日の屈辱と、痛みと――快楽が、蘇る。
無理矢理にでも、男の味がしっかり刻み込まれているのだと、素面の状態で突きつけられるのは、苦しくて。]

ホレー、ショー……

[助けを求めるように、頼りなげな右眼がホレーショを見つめた。**]


― オフレコ亭うらのうら

[はやく、済ませてしまわないと――
正解は?]

 話は聞かせてもろたでぇぇ!

[バ━| o|。゚+.ヾ(・∀・)ノ゚+.゚|o |━ン]

 なんやお道具オナニー派やったんかいな。はよ言いなやー
 ええ、 どうぞ手を止めず。お続けになって?

[はやく済ませないとこうなります。
手には細い棒のようなもの]

 これあげるわ!いっちゃん細いやつやからイケるで
 めっちゃ気持ち良い。めっちゃ気持ち良いから

[大事なことを二回伝えて、尿道バイブをプレゼント。
挿れるの怖かったら手伝ってあげるからネ!のまなざしで見つめたのだった**]


― オフレコ亭うらのうら

はぁっ!?! 

[すごい勢いで扉が開いた。
慌てて上着とエプロンを引っ張って座り込んだ足のあたりを隠した。]

オマエ、なんで …!!!!
ひ、ぅ つ、続けねえよ、ばか……!
つか、…何持って……

[細い、何か。黒猫は 分からないようである。
プレゼントされて怪訝そうな顔をした。]

な、なんだよこれ……
こんな、細いの

[何かメッセージの籠ったまなざしで見られ戸惑っている**]


―元ボス時代―

[その地域を治めていたのは、喧嘩に強く、負けたのはせいぜい仔猫時代くらいではないかという噂の黒と白の模様の猫。(だからこそ陵辱された経験などはなく、のちにいきなり輪姦されてトラウマになるのだが、それはまた別のお話)

ある時、他所から流れてきた黒い猫がいると噂を聞いた。
自分とは別の縄張りで襲撃を受け、辱められたとも。
どうします、こちらでも痛い目に合わせます?と子分に尋ねられたが]

ほっとけ。
すぐ流れていくだろうし、馬鹿なら向こうからちょっかいかけてくるだろう。

[一匹で生きている猫の、その旅路を邪魔するのは無粋に思えた。
一度だけ、遠くから姿を見かけたが、軽やかに駆けていく様はどこまでも自由で、逞しさを感じたものだった。


[そんな猫に、憧れを抱かれていたなど知らない。

ヴェスに告げられて、追ってきたケイが目にしたのは、縁側で仔猫を自分の上に乗せてすよすよと眠る姿。

あまりに無防備な、野良時代にはあり得なかった態度で。
平和的な光景すぎて、牙が抜けたと噂されても仕方がなかった。]

[その後、タバサの家に出入りするようになった黒猫に、自分が失くした野良としての矜持を見せられて。残された右眼に映るその姿はあまりに眩しくて、しばらく直視出来なかったのだ。**]


― 境界領域、キラキラ健在? ―

[冬の晴天のような綺麗なブルーが綺麗な円を描くのを、間近に見つめた。
答えを待つのは、今でも緊張する。
この綺麗でつかみ所のない、雲の上の天使みたいな大人を前に]

 ……ほんと?

[嬉しそうに浮かべる笑みはまだあどけなさを残したもの。
屈み寄せられた唇の微笑の形へ、それを重ねた]

 ん…ちょっとじゃなくて、たくさん。だからね
 ずっと 遊んで欲しかった

[一方で吐息と共に囁く声は僅かに掠れて、色を含む。

髪で遊んでいた指をヴェスの首へ回し、逆の手は腰へ絡めて引き寄せた。
体を密着させて重ね合わせる接吻は角度を変えて繰り返すうち、深くなる]


 ちゅ、はふ

[擦り合わせた舌先を軽く吸い、唇を離す。
鼻で巧く呼吸が出来ないようで、大きく息継ぎをして。
苦しさで上気した頬と少しとろみを帯びた瞳の両方が、喜びに輝いていた]

 んー…ぅ

[何度も、純粋に口付けを欲して顔を寄せる。
壁際、立ったままのキス。腰へ回していた手でヴェスの腕を探り、ぎゅ、と繋いで指同士を絡めた。

最初のうち、情に追いついていけない技はつたなく懸命に。
余裕をもって与えられるものへ応え、真似るうちに、
若く素直な唇と舌は巧みさを吸収していく。

口の端から唾液が伝うにも構わず舌を深く差し込んで口蓋の凹凸を舐め、奥歯をぞろりと刺激した]


― オフレコミッション・変態板前に気付かれるな

 なんや、隠したかて聞こえとったで。店中
 それマイクやんかー

[エプロンの下をびしっと指差した。
その奥でビブラートしているマタタビバイブは、カラオケ機器と繋がっています]

 大丈夫や!
 ケイをおかずにラーメン注文するくらい客も喜んでる
 むしろ続けないと返金騒ぎ?マスター激おこ?

 そんなことより使い方わからへんのやったら手伝ったるー

[しゅばっと上着とエプロンを捲っててぃんこ握った。
マイク衝撃の事実のことはこの際、忘れたまえ。さあ尿道バイブの時間だ]


―オフレコ亭カウンター席―

[ラーメンうめえ]


―オフレコ亭カウンター席―

[ヴェスの隣りでラーメンすすっている]


― オフレコ・変態板前今風呂だから!!

……!?!?!!

[声も出ないくらい驚いて耳がぴんとたった後怯えの形にしおれた。
スイッチONで繋がるのかこわい]

な、なん だと…!!く、し、しまった
すぐ止め……ぇ、え ラーメン、なんで

[つっこみがずれるくらい黒猫は混乱している。
後ろの方が見えないように押さえた。]

ひ、!…!! や、やめろ、待った、何処に、何を…!

[落ちつけ、とでも謂うように相手の腕に手を添えた。尻尾を足の間に巻きこんでいる。怯えのアレだ]


ーアフレコ亭の食器とは俺のことだ!ー

ラーメンお待ちどうさまだよー!

[ドナルドの席の下に入り込んで、おててにはコシのある本格生麺のラーメン!
一本お口に含むと、ドナルドの前しっぽを咥えた!
舌先で道の口見つけると、そこへラーメンをニュルンと押し込むよ!]

こちらのお客様もお待ちー!

[ヴェスの前しっぽもぱくんと咥えて、ラーメンにゅるるん!]


―アフレコ亭に安全な場所なんてなかった―

!?

[そんな所に潜んでいるとは、貴様猫か!
猫だった!!!

あっ、おま……っ、ば、ばかやろっ……!

[前しっぽの口に押し込められれば、腰にぞわりとしたものが走り、取り出そうと手を伸ばす。]

おい……

[これどうやって取るんだ……!?]


― オフレコ亭・ラーメン営業3課

 だーいじょうぶ、めっちゃ気持ち良い。めっちゃ気持ち良いから

[大事なことを2回言いながら、添えられたケイの手をとっててぃんこ握らせた]

 ここに。これを。挿れます

[くっきりはっきり明瞭に説明して、尿道バイブに板前特性またたびゼリーをたっぷり]

 怖かったら、後ろに集中しとき?
 ケツマンの中でブーンて動いてるバイブに意識集中や。気持ちええやろ。そしたら心穏やかになってくるやろ?そしたら先っちょもリラックスや。痛くないしめっちゃ気持ち良いから。

[都合5回目のめっちゃ気持ち良い。
亀頭のワレメに細いシリコンの棒を触れさせて、そのままインサーーーーート!
大丈夫、最初気持ち悪い感じするけど慣れるとおしっこした時の気持ちよさの1000倍くらいクるっておっちゃんが言ってる]


― オフレコ亭・ラーメンは生きている

う、うそだ、うそ。

[明らかに腰が退けている。
隠そうとした雄を握らされて、ふるふる首を横に振る]

……は。――?

[2度見。2度見した。
なんなら3度見する勢い。蒼白。]

や、いや、いやだ。待った。
いれて、どうする。やだ。

――っあ、くぅ…――、ッ〜〜〜〜!!!!

[見ていられなくて眼をものすごく閉じた。未知の感覚にもほどがある。細いのでそこまで痛くない、みたい、だけれど。既に涙目]

っ、はぁ、や、やだ…っ、抜け、これ、おかしい…!


― オフレコ亭・替え玉無料サービス中

 はっ…!おっちゃんケイの尿道ロストバージンに立ち会ってもうた…!

[感動している。
制止全然聞いてないし不良店員の声エロい腰にくる]

 おかしいことないて。
 急性アル中で病院担ぎ込まれたらみーんなカテーテル突っ込まれんねんぞ?言うたらコレより太いし深くまで挿れられるっちゅう。

[ぐ、と抵抗のかかるところで手を止める。
そこがまさに前立腺で、通り抜けたら膀胱に入ってしまう位置]

 ……ちょっとしたら慣れてくるから。ほんと。そしたらバイブ動かしたらほんとめっちゃ気持ち良いから。

 後ろと前からサンドで責めたら大変なことになる。良過ぎてトぶ。是非お楽しみ下さい

[真顔。
涙目の不良店員エロいチンポおっきする]


― オフレコ亭・今ならもう一杯
な …に 感動してん だ!!
ぶん ―― なぐる  ぞ…っ ぁ、う…!

[ショタおやじに掴みかかろうとしたが
裡からの痛みでこわばりアウト。]

っ、…し、知るか、…くそ ぅ、
ぞっと する ぜ…絶対アル中にはならねえ…!

っひぐ…!

[――止まった。止まったけれど、どうしようもない。
自分の中心に、何か刺さっているとかどんな拷問だ。座り込んだ状態で、進退きわまる]

な 慣れるもんか…!!! ……っ、こ、…壊れたらどうすんだ…!

[ショタオヤジなのに綺麗な真顔。抗議する店員だった。]


―゚・*:.。.シャランラ.。.:*・゜―

[あどけない笑みへ唇を重ねて、深みへと。
身体を引き寄せられ、また少しばかり戸惑ったのは年下にそう好きにされることに不慣れな所為。
雄猫に媚び売ることならお手の物のはずなのに、年下に甘えることはしにくいらしい。

それでも、キスは好きだから黙って舌を絡ませて]

 ――は、 ン、

[壁際、追い詰められてのキス。
不慣れな彼の舌を悪戯っぽく吸い上げ、食み
時折口を離した時に大きく息継ぎする様子に、クスクスと耳障りな声を立てる。
柔らかな唇が欲するままに与え、子を慈しむような気分で喉を鳴らして。
指に触れる彼の華奢な手に応えて、指を絡めた。

ざらつく舌で彼の舌の裏側を舐め、溢れそうな唾液をじゅる、とわざとらしく音を立てて呑み込み。
彼の口の端から零れる唾液を勿体ないと指で掬った]


 ふ……ぁ、

[まさしく遊ぶような気持ちで、相手をしていたのも途中まで。
たどたどしくこちらの動きを真似ていた唇は、あっというまに要領を覚えたらしい。
英才教育の賜物、とかそんなくだらない言葉が頭を掠めた]

 ぁ……ちょ、っとま、

[顎の内側を舌でなぞられ、くすぐったさに眉を寄せる。
感じやすい身体は従順に刺激を受け取り、腰から少々力が抜けそうになった。
静止の声を出すと、上気した頬を向け、んん、と困った声を出す。


――勃った]


― オフレコ亭・おかわり!

 壊れたら…?
 こわれたら… (トゥンク

[ときめいちゃった。
慣れないっていうから、ちょっと尿道バイブ摘んで前後させてあげる]

 なーこうやって擦ると、ビュッビュしてる時の感じそっくりやろ?
 慣れてきた?
 もう慣れた?
 慣れたね?じゃあスイッチオン!

[ぽちっとな。
店員さんが喘ぎ始めたら後ろのバイブも奥まで押し込んでパワー強にしてあげよう。
店内のラーメン通の皆さん聞こえますか!**]


―オフレコ亭に逃げなし!―

 うひゃあっ!?

[畜生こんなことになると思ったからオフレコ亭に足を踏み入れなかったというのにカルヴィンのバカあ!

器用にラーメンを前尻尾に流し込まれて、悲鳴をあげる]

 おしっこ詰まる!詰まるから!

[ずざっと椅子ごと逃げて、隣のドナルドと同じくこれどうやって取り出そうと悩み始めた。
排泄したら一緒に出るかな……?トイレ行こうかな……]


―オフレコ亭・ラーメン通側―

あっ、ふ、くああ……!

[連動するようにラーメンが狭い場所で蠢き始めたからたまったものじゃない。内側から圧迫され、悲鳴じみた声をあげる。

聞こえてますが、こっちも大変なことになっています!

あ、あああ……し、ぬ……

[ヴェスのように手洗いにいくという考えも思い浮かばずに悶絶中。


― オフレコ亭・これはひどい
……な、なに……

[不吉な予感しかしない。ずり下がって逃げようとしたが]

はぐ、…!! あ、 ふぁ や、…!
やだ、いや、とめ、止めろ、… 慣れて、な…ッ…!
――あ…!!!

[未知すぎる場所が、叩き起こされる、感覚。びくんとのけぞって、]

ひぁ、ああ ぁ、…!
く、ぅイヤ、だ、やぁ、あ…!――!

[耐えきれず体を床に倒して、自分の服をぎゅうううっと握る。尾が痙攣するように跳ねた。達しても、吐き出せない。苦しい。おかしい。ずっと過ぎた快楽が続く。床に額を押し付けて]

あ、―― ぁぁあ…っ!ぃや、ぁ、や、は、ふぁ…!

[*ラーメンがどうにかなってる、なんて、気づく余裕もない*]


− 陰翳礼賛  −

[両手の中で震える稚児は小鳥めいて、惑乱の囀りもまた興をそそる。]


 こんないといけな者の心まで奪ってしまうとは、わたしも罪なこと。


[いけしゃあしゃあと言って述べ、胸に宛てがわれた繊手を逆に辿り、袖口から手を差し入れて体躯を抱き寄せる。]


 では、食後の甘茶と水菓子をいただこうか。 
 


[むろん、それは花留自身をつまみ食い、という意味でしかない。]


 見えぬのだから、それ以外のすべての知覚で味わせておくれ。


[囁き、摩り、舐って、嗅ぐ。
衣擦れの音に混じる呼気は、肌にこもる熱は、硬い毛のない滑らかな肌に屹立する仏塔は、あらたかに把握された。

そして稚児の反応もまた拙くはなかった。
接吻けて口腔を侵し、舌先に真珠の牙を探り当てれば、なるほど、この手で廃業に追いやった見世の子かと知れる。]


 これも歓喜天のお導きだろう。


[稚児が袂の数珠を抜き取り、肌を転がす。]


− 猫鍋闇鍋ミルク鍋  −

[セシルは口足らずに可愛いことを言う。
ついばむような接吻けのシャワー。
自ら輪を開きながら、男の勲に腰を沈めてゆく健気なぼく様に、はやくものぼせかけた。

湯の中では、波紋が大事な部分にナチュラルモザイクをかけてしまうのが、逆に新鮮だ。]


 おまえの中は涼しいの


[湯よりはわずかに低い体温に包まれる快感に爪先を反らせた。
プシーがこれからどうしてくれるのか、楽しみでならない。]


― ちん毛ゴールデンタイムしゃららん☆

[喉鳴らす低音が鼓膜へ響く。
唾液を交換しあい、幾度となく舌を絡めては唇の柔らかさを味わった。
与えられるばかりではないキスを、と一途に望んできたもの。

少年の域から羽撃こうとする刹那の狭間で時を留めた危うい姿態が、 溶けそうな口付けを貪り染まる]

 んん、ぅ ふ…
 …ぁ?

[制止の声にピタと動きを止め、ヴェスの透明な瞳を見上げた。
困ったような声にぞくと背へ痺れが走ったが、

素直に待てをしながらはぁはぁ肩で息をして口から舌を覗かせているのだから、猫というより犬っぽくなって締まりはない]



[身を擦り寄せようとして、腹のあたりに接した違和感に瞬く]

 ぁ…

[互い、上気した頬。
戸惑うような間は僅か。思考を行動が凌駕する。

手を繋いでいない腕で抱きついて、ヴェスのすらりとした下肢へ腰を押し付けた。
劣らず、熱を湛えて持ち上がったものの存在を伝える]

 ん、 ねぇ…

[くい、と下方へ引っ張り。
腰を下ろして貰うと膝立ちで覆い被さるようにもう一度深いキスを強請った。
触れたい、と願うまま頬へ、首へと手の平を這わせる]


―続く時代劇
[ 隠密が陸奥守の元へ送り込まれてから
20日ほどが経過した。其の間、大きく事は動いた。それは戻りし隠密が大切に持ちかえった返書に記されている。

――そう、隠密は、生きて帰った。

荒い息、増えた傷。
何より、幻の毒を塗り込められて。 ]

……っ、……――、

[ 目通りが叶えば、ふらつき伏しかけるのを腕で支え。
未だ後孔に残る幻薬は甘く五感をさいなんだまま。僅かずつ積み重なった耐性は、理性が半端に残り、却って罪の意識と背徳感を刷り込む。 ]

なお、え、……さま……

[ 封じていた名を呼んでしまう、それこそが、飴と鞭の拷問の結果を何より如実に現していた―――― ]


― 食後のくだもの

 罪だなんて、ぼくが勝手に……あっ

[袖口から入って来る手に戦く熱の肌を返す。
逞しい腕に抱き寄せられる夢をどれほど見たことか]

 そんな、いけません…ナオエ様…っ
 まだ 陽も高うございます…

[唇から零れるのは心にもない言葉。
囁きに甘く身を震わせ、自ら男の胸へと寄り侍る。
そも、稚児である己……… こうして仕えることに浅ましい期待を抱いて居たのだから]

 あ…ああ…
 

[見えぬという彼へ、従順に、時に手を導いて体を開く。
解かれた帯が畳に落花のごとき軽い音を立てた。
温かな舌が触れれば火照る汗を滲ませ、上がり続ける体温が童子特有のわずか酸い体臭を薄く立ち上らせる]


 なおえさま…
 どうか、御心のままに、わたしを……

[接吻に酔いしれ、夢心地に乞う。
どうか骨の髄までお召し上がり下さい。

無垢であった愛知らぬ身に悦びを教えて下さった方に、今ひとたび抱かれたい。

叶わずはずの思慕が、ここに花を開かせていた。
望外の幸福が、稚児の柔らかな肌を青いまま熟れた果実へと変えさせたか、大小の珠が胸の上を転がれば、背を撓らせて高く鳴いた]


 ぁ、ぁア――!

[つるりとした下腹にきざす熱は、はしたなく蜜の香を先端から零す]


―オフレコ亭のラーメンは怖いラーメン―

[余裕ぶっこいてラーメン啜っててすみません助けてください店員さん!
あの皿すごいアクティブだよ!!]

 ん…ッ、く、

[じゅるじゅると中に入った麺が蠢き、立ち上がりかけた足がかくんと崩れ落ちる。
前立腺の上を行ったり来たりする感触に椅子の上で暫く震えた後、堪えきれずに床に落ちた]

 ひぁっ、あ…ッ、やだぁ、

[必死に力を入れて麺を押し出そうとすれば、少しずつ黄色の麺が出てきた。
四つん這いでびくんびくんして、膀胱を刺激されて悶絶しつつ。

ひん、とひとつ大きくなくと、麺がびゅるんと出てきた。
ちょっと黄金水漏れた]


―ちん毛って俺銀色なのかな

[従順に待てをしてくれた少年を困った目で見て、大きく息を吐く。
擦り寄ってくれば、異変に気が付いてしまうだろうとは思ったが、避けることはせず。
戸惑う間に、ちょっとバツが悪そうに笑った]

 ん……

[過敏になった身体に抱き着かれ、ぞくと震えたが。
彼の言わんとすることが、正直な器官を通して伝わり、微笑ましくなって彼の頭を撫でた。

引かれるまま、壁に閉じ込められたまま膝をつき]

 あ、見上げるの新鮮……

[ほや、と呟いた唇を再び塞がれた。
強請られるのに応じて深い口付けを繰り返し、口が腫れてしまうんじゃないかなあとどこか呑気に思って。

頬へ、首へ触れる子供の体温に、鼻から小さな声を漏らし。
お返しに、近い彼の腰に手を回して恥骨を確かめるようにねっとりと撫で上げた]


― オフレコ亭うら・じごくへようこそ ―

 なー!ホレ!ホーレー!来ぃな〜

[カラオケマイク越しに呼び出した]

 なーケイがエロすぎてワイちんこビンビンやねん
 せやけどまだええトコみたいやから、今バイブ抜いたら勿体ないやろ

 跨がろうにもチンコバイブごとやったら挿れられへんし


[キラッ☆とホレーショーにウィンクした]

 ごっつ気持ち良くなってる店員サン間近に眺めながらここで10発くらい追加しとこ
 ホレっちケツ出してー?
 なんならチンコバイブもう一本あんで。


― お出迎え執事さん ―

[蛇のようにしなやかにまわされた両の腕
 逃げ場を失ったことにも気づかず
 筋肉的にも色的にも薄い躰に、僅かに火が灯る]

っ 、....ん

[渡っていく濡れた感覚から、慣れないぴりと小さな電流が走るようで。
耳許に吐息がかかるたび、
甘えたような気持ちの悪い声が落ちて]
 

ふぁっ........待って ナオエさ........

[ベルトへ手を掛ける気配に。隠すように、前屈みになってしまった。
助けを求めるように振り向き。漸く向けた瞳には、羞恥が宿っている。

下なんて脱げない、だって。
反応し始めているそれなんて、晒せない]


― ペロッ…これは…灰色寄りの銀!

[壁に背を凭れさせた長身の猫。
いつも見上げていた彼の姿、違う角度からでは表情すら違って見えた]

 僕も。見下ろす の 新鮮

[眼を細めて柔く笑うのは、青年めいた雄の顔で。
飽きることなく求めた口付けはくちゅくちゅと小さな音を立てる]

 んっぁ…

[腰を撫でる手に声が上がった。せり上がった熱を身を捩るようにして受け流し、眇めたブラウンでヴェスを覗き込む。
キスは唇を離れ、鼻筋、頬、瞼とリップ音を降らせて耳朶を食み、そのまま豊かな飾り毛をぴちゃと舐めてぼそぼそ呟いた]

 …ちょっと、聞いて良い?
 ヴェスは さ。上に乗ってするのが…好きなの
 他のじゃ、だめ?

[陽の当たる窓辺でした幼い日の体位を思い出し、仄かな疼きを覚えながら尋ねた]


―どこ舐めてるんですかカルヴィンさん

[見上げた彼の細い睫がきらきら光っているのを見ていれば、彼の眼がきゅうと笑みの形に緩んで。
幼さの失せた顔に雄を感じて、ちょっと目をぱちくりさせた。

唇を離れたキスが顔のあちこちに降り。
耳元でリップ音が鳴り、ぴるぴると耳を動かす]


 ん……くすぐったい


[ぴちゃつく音にじゃれるような声を出して。
こちらも近い彼の首に舌を伸ばし、彼の腰を引き寄せる。
逃げるように捩らせた腰を抱いたまま、彼の潜めた声に耳を向けた]

 んん、気持ちいいなら別に拘らないけど…?
 カルはなにかしたいの?


─ AOKNは文化だ! ─

 ンは……ッ、あ……!
 ケイ、っ……、そこ…… すご、ィ……
   ひァ"、ッ!

ケイの身体がズレたためか、突き上げは、よりピンポイントで急所を刳りあげてきた。
 一突ごとに、ずくずくと、腹の奥から頭にまで響いてくる。]

 そ……ッ ひゃ……
 ケイの、指 ッ、たまんな…… ァ ……!

勃ち上がっていたモノにケイの指が絡んでくれば、それだけで、先端からは気の早い体液が零れた。
 それは、扱かれるほどに滲み出て、クチュクチュとした、粘度の高い水音を響かせた。]


 あ"……ヒッ、ゃ……、ハ

 ね、ケイ……ッ、 見、て
  ほ……ぁ、 こぉ……ん、な、入っ て……

[繋がりを覗きこもうとするかのように、腰を曲げ、舌を向けば、だらしなく開いた口元から涎が垂れ落ち、ケイの手をさらに汚すことになったろうか。
 けれど、それがまた面白く欲情唆るのか、ヘラヘラと笑いながら、滴る唾液が糸を引くのを見ていたが]

 ア"……っ、ア"……  そこ、ッ……ふゃ……!

 も、ダメ……
     イき、そ…… ッ

[再三再四の深い刳りに、いよいよ到達を感じたか、ぎゅぃと抱きつくようにケイの首に腕を回し、大きく開いていた脚を背に絡めさせ、ひときわ激しく身を揺らした。]


 ケイ、ッ、ア"……  っ、ァ……
          ンャぁぁァァーー……ッ!

[ビクンと、腰が跳ね上がる。
 甲高い歓喜の声を響かせるのと、張り詰めていた雄が白濁を撒き散らすのとは、ほぼ同時。]


― キラキラしたモノを舐めました

[膝立ちのまま腰を引き寄せられれば、少しバランスを崩して体重を預けることになる。
ヴェスの滑らかな腹筋の起伏へ熱を押し付けるような体勢に、しんなり眉を寄せた。まだ色の薄い、成長しきっていないそこを恥じるように股を擦り合わせる]

 なにか…うん、
 ぎゅっとしたい。

 こうやって…くっついて、ヴェスをいっぱい感じながら シたい

[ぴるると波打つ耳へ、たっぷり唾液を含ませて舌を差し入れながら囁く]

 あと、ちょっと。 見下ろして みたい、とか?

[悪戯っぽく笑いながら、止まっていた手を動かした。
肩の稜線を辿り、脇腹を撫で下ろして滑らかな腿の上へ這わせる]

 どうしたらヴェスが気持ちいいのか、教えてくれるなら
 頑張るよ…


─ 黄昏間近の木陰 ─

[途切れた言葉など、聞かぬふり。
 理由がどうであれ、誘われて断る理由など、どこにも存在しない。]

 ん〜〜?

瞼に唇を触れさせると、普段のドナルドのものよりも、随分と高い声が聞こえた気がした。
 暫し、こちらを見つめてくるもうひとつの瞳を見つめ、ゆっくりと口元を隠す彼の手に自身の手を伸ばし、剥ぎ取って]

 隠しちゃったら、キスできないでしょ。

[軽く、しかし優しい調子で囁きかけて、唇を寄せ]

 だいじょ〜ぶ。
 どんな理由でもさ、おいら、ドナルドがおいらとシたいって思ってくれたの、すごく嬉しいし。
 嬉しいから、ドナルドにも気持ちくなってほしいし。


 だから、ほら……

 おいらもう、こんなだし。

[そして、剥ぎ取ったドナルドの手を、自身の下肢へ引き寄せて、太い尾で彼の背をふわりふわりと撫でながら、ごく淡く唇を触れ合わせた。]


− 煩悩の数だけ  −

 陽が高いか。
 ならば、誰か外を通りかかるやも。


[煽りながら、わざと音をたてて耳を舐る。]
 

 いけないと言うが、おまえの身体は、もうこんなに、熱くなっているよ。


[零れる酸い匂いは太陽を浴びて実る柑橘を思わせた。
鼻腔いっぱいに吸い込む。
触れれば落ちなん風情の稚児は自ら帯を解いて、念者の手を導いた。
かつて、初めての結びつきの時とは逆で、彼の成長と募らせた想いを愛しく思う。]


─ 黄昏間近の木陰 ─

え、でも……

[隠そうとした手を剥ぎ取られば、心細さが付き纏う。
しかし、ホレーショーの普段と変わらない軽い調子が、緊張で固くなる気持ちを解きほぐす。]

嬉しい……?本当に?

[言葉よりも、触れた物が雄弁に今の状態を物語る。
目を瞬かせたが、二度目のくちづけは最初のものよりもっと素直に受け入れることが出来た。
背に触れてくる太い尾に、自分の細い尾を絡めて。]

あの、ホレーショー……
出来れば、優しくしてくれると、その、ありがたい。

[後から思えば、生娘かと自分に突っ込みたくなるが、精神的に凹みすぎていたその時は本気で必死だった。*]


 
 まこと、我らは罪深い。
 煩悩を数えてみようか。

 ひ、 ふ、 み、 よ、 い、 む、 な…


[菩提樹の数珠に稚児の滴らせた甘露をまとわせ、ひくつく穴へと呑ませてゆく。
目には見えずとも、読みあげる数字がそれを補ってくれる。
果たしていくつまで保つだろうと微笑んだ。] 


― オフレコ亭うら・ほんとじごくだった

っ、なに、 何呼んで、 や、…ひぁ、やあ

[がり、と床に爪を立てた。
快感が溢れて、射精のときの感覚が
寄せては返すような。]

いや、…やだ、ぁ、こわれ、る やぁ…っ!!

[ぱたり、と僅かに毀れたしずくが床に染みを作った。
酷いのは、これが割りとマイクで筒抜けであることだ。
オフレコ亭怖い。]


ーネコ煮込みうどんー

…にゃ、ぁ、…ぁ、ぅ……
[ゆるゆると腰を落とせば、入ってくる質量。
息を吐きながらゆっくりと、ナオエを中へ納めていく。]

…ふ、ぁ、ハァ、入った……?

[苦しそうに眉寄せながらも、とろんと笑うよ。
胸元にぎゅーっと抱きついて、甘えるの。 ]


− 埋伏  −

 それを渡しなさい。


[ケイが胸に抱く巻物を引き取り、開く。
ずっと握っていたのだろう、ケイと巻物とは同じ薫香がした。
ナオエの知らない香りだ。]


[記された返書の文字は、見まごうべくもなくあの男の手蹟。
才気走った顔を思う。
周旋された手際もまた、充分に期待を約束するものだった。]


 今朝方──こちらもすべての布石を終えた。
 これで、ヒノモトは100年、あるいはそれ以上の平和を享受しよう。
 
 よく橋渡し勤めた。


    …聞こえているか。


[問う声に答えたのは、掌から水をこぼすような儚い呼びかけ。]


 
 ……、


[受け応えするだけの知覚と知性は損なわれていないとわかる。
だが、二人きりの場とはいえ、その名を呼ばせたことはない。

あの蜘蛛めは、過たず毒を埋め込んだのだ。]


 無視無欲に徹してきた忍びが、人として生きるようになったか。


   …それで、 何を望む。
 


―キラキラが舐め取られた?

[彼の熱が腹に触れ、恥じらうように眉を寄せるカルヴィンの反応に喉を慣らす。
前は軽々と持ち上げられた華奢な身体は、今は少年らしいすらりとした手足を残して大人の身体へと変じようとしているのが、掌を通して分かった]

 口説いてるみたいなこと言うなあ。……んッ、

[彼がやりたいことを臆面もなく言うから、ちょっと笑って。
耳の穴を舌に犯され、ぴちゃぴちゃと音がたつたびに耳を動かす。
腿に伸びる手も舌も止めることはなかったが、まだ少々彼をどう扱ったものか決めかねた目をして]

 はは、見下ろされるの、好き。

[脇腹に触れられ、脚を少しもぞつかせた]


 気持ちいいこと……。

[乱暴にしていいよ、とか。痛いの好き、とか。
欲望にまみれた本音は呑み込んで]

 ……尻尾とか弱いかも。

[はぐらかすように、おっとり微笑んだ]


− 執行執事  −

[切れ切れのサイラスの声が窮状に揺れる。]


 待てというからには、ご自分で脱いでいただけるのですね。
 急いだ方がよろしいかと。 汚してしまう前に、ね。


[張りを増した股間の布地にヌメるような眼差しを投げた。
これは清拭ですと言いながらサイラスの首から肩へ唇を伝わせ、ズボンの裾を踏んでズリ落し、脱がざるを得ない状況に追い込んでゆく。]


− 猫ちゅるちゅる  −


 おぅ、 入って る。

 爪たてても、いいじゃけぇ


[胸にしがみつくセシルを深く貫きながら甘やかした。
たまにちょっとナニの付け根に力を入れて、グイと中で当たる角度を変えてみたり。]


─ AOKNは ぶんかに しんかした!

っ、ん、んぅ……っ

[急所に当たったためか、締め付けがよりきつくなる。
腰が震え、誘われるままに動きをあわせた。]

こ、う……? ん、ぁ
ぬれ、てる…っ、す、ご…ぁ。

[体液を絡め、速度を速めて滑らした。
高めて、高めて――もっと。]


っ、…っ――お、ぃばか

[見せ付けるような結合部。
ぬらぬらと光って、酷くいやらしい。
外であるせいで、よく見えすぎるほどだ。
かあ、っと耳まで熱くなる。

口から落ちた涎がたらりと伝う。
ぬめりがまた、滑らかになって。荒い息を吐きながら頬に触れ。]

っ、……ん!! ぁ、ふ、あ

[動きが激しくなっていく。抱きつく身体を支えるために腕を回して、片手は中心を包んだまま、揺れて、揺れて]

あ、あぁ…… オレ、も、まず 、ん、――っく

[体が、跳ねる。]


― 百と八の珠

[誰かに見られるやも知れないという指摘に、はっと顔を上げる。
念者の知らぬ明るさと色。障子は風を入れるため数カ所開けられており、外には庭で働くものの姿が遠く見えた]

 あっ…

[咄嗟に声を抑えようと噛んだ唇は、耳を舐られる快に綻んであえかに鳴く。
なによりも今、盲いたこの方へ
自分の有様を声で、言葉でも 伝えることこそを望むと思い直し]

 ああ…ナオエ様の 情けに、 感じ入り
 この罪深き身は 熱く 疼いて、 唖――


[稚児は切なげに身を捩り、腰を高く上げ
自らの尻肉を両手で広げて 手探りで珠を埋め込むナオエに委ねた]

 ぅぅあ、あひ、 …六つ…ぅ ぅぅ
  僕は煩悩で  ああ 満ち…   ぅ…  中で あはぅ
 ひう  なおえ、さま ァ  ここのつ…!

[唱和を零す唇が戦慄く。
最初のうち、違和感のみで容易く受け入れた稚児の腑は、中で各々に動いて裡を擦る菩提樹に乱され満たされて、悶え狂うような感覚に苛む。

とおを数える頃には涙を振り零し、押し出されるように掠れ啼いた]

 ヒ、ぃ あああ!

[さらに2の珠を受け入れた時、花留の幼い雄は軽く弾けて少量の白を振りまいた。
強い排泄感と共に、必死に飲み込んでいた珠をひとつ、ふたつ、外へと溢れさせてしまう]


―埋伏 

……仰せの、まま、…に……

[動きは何処か緩慢。香りはすっかり身に染み付いている。]

……――然様、で ……。

[は、と息を吐いた。
理性の光失せながら潤んだ眼を向けて。
名前を、呼んだ。]

………――、おれ 、オレ  は
……だめ、なのです……

もう、……、…

[無欲でなければならなかったのに。人であってはならなかったのに。]


……っ

[何を、望む。あの苛む幻の中で聞いた声――が、蘇る。]

――ぁ、……

[震える唇、焦点が合わぬ、幻を見ているようだ。]



   い  て 、――

[か細い声は、飲み込みきれなかった]


― キラキラ摂取でしゃらんら2倍!

 口説いてもいいの?

[答えにくい問を投げて、笑う。
どこか儚い、陽射しに消え失せそうだった頃の眼差しに似て。

耳へ舌を差し込んでびちゃびちゃにしてしまおう。
探る指はあちこちを旅しては、反応のあった箇所を記憶に刻んで軽い愛撫を加えていく]

 …尻尾?

[おっとしとした微笑をじーっと覗き込んで、尾の先端同士を絡め合わせた。長くても短毛で細いクリーム色と、豊穣の白。
片手で逆撫でするように扱きながら、付け根へと辿る]

 尻尾の どこが弱いの
 イイところ、教えて?


[円を描くように付け根を撫でながら、更に身を寄せた。
腰を落とし、ヴェスの下肢の狭間にある質量へ、自分の陰茎を触れ合わせる]

 …ふぁ、ハ。  遊んでくれるヴェス――好きだよ?

[直接の刺激に漏れた荒い息。それを飲み込んで、二本の屹立を束ねるように細長い指で握った。
背を丸めて息を呑む。腰を、揺らす]


− 稚児行列 −

[このような状態の中でも、相手を褒めあげる稚児。
それがどれだけの躾の成果か察せぬ身ではない。
可憐な喉が振り絞る懸命な声を、ナオエは愛でる。]


 出してしまったのかい? そんなに気持ちよかったか。
 ならば、後ろは塞いでしまおう。 こうして──


[自身の雄に数珠を巻き付け、花留の中へと挿入する。
ゴロゴロと転がる珠が擦れ合い、予測できない快感をもたらした。]


 ああ、 おまえと共に楽を奏でているようだ。


[薄い腰を掴んで引きつけ、イくよと告げる。]


− 傀儡師  −

 
 おまえがダメかどうかは わたしが決める。


[その目は静かにケイを見据える。

ゆらめくケイの身体は操り人形めいて、だが、望むは肉の交歓。]


 
[ケイの前に立ち、その顔を見下ろした。]


 口でしてみせよ。


[指示はそれひとつ。]


― 楽と風鈴

[薄い背は忙しなく上下する。
息を吸おうと必死になりながら、瞳は悦びに濡れた]

 っふぁ、もうしわけ…… 気持ち良かっ、です
 うれし……

[けれど、心の底から欲したは、 もっと 熱い  。
後ろを塞ぐという言葉にそれは叶わぬかと、数珠の幾つかを引き抜く刺激へ震えながら…  ]


 ――っィ!ア!  ッぁ–––……!

[遠い、と考えた熱が尾腔に触れた。

予感に震えた背は次の瞬間、
挿入の衝撃に烈しく弓なりに撓んだ]

 うぅぅぅ!ぐ、ひ なお  様…!


[少年の狭く柔らかな胎は、負荷に過ぎる質量と異物を併せ呑んで悲鳴を上げる。
痛苦を超える歓喜に、喉を裂いて高く長く鳴いた。
奏でられる楽にうたうよう]


 ああ、あぅ くださ…
 どうか 心のまま――!

[みちみちと擦りながら引きつけられ、深く埋め込まれる情に、白く平らかな咽頭を曝した。
花留のようなものへ欲情して下さっている、このお方に求められている]


─ 黄昏はゆるやかに影を長くする ─

 え〜、おいらいつだって優しいし?
 激しいのも大好きだけど。

絡まる尾を擦り合わせ、軽く首を傾げて笑う。]

 うん、嬉しいよ。
 おいら、えっちなことすんの好きだけど、その気じゃないのに無理やり〜ってのは嫌いなんだ。
 そんなの、何もおもしくないし。
 一匹だけ気持ちいなんて、ずるいでしょそれに。

 ……まーおいらは無理矢理押し倒されても思いっきり愉しんじゃうんだけどね!

[ケラケラと、世間話か何かのように聞かせながら、ゆっくりと胸元に触れて。
 掌に響いてくる心音に、ふっと口元を緩め、ゆるやかに抱き寄せる。]

 後ろからより、ちゃんと顔見えてたほうが怖くないかな。
 それとも、見えるのはヤダ?


[耳元で、擽るように問いかけながら、胸を滑り下りた掌は腰を撫で、やがて太腿へ。]

 背中痛いん恐いなら、抱き上げたままだって大丈夫だし。

[一番こわくないの選びなよ、と。]


―人形か、否か

……、――っ 

[怖れるのは、――軽蔑され
最早必要なしとされること。
静かな眸が、いっそ射抜くようで、つらい。]

……ぁ、……――

[色違いの眸が、揺れて、伏せられる。
残った理性が齎す痛み。]

仰せの … ままに

[そ、とナオエの側に跪く。
とはいえ、動きは巧みではなく、あの色町の稚児やうつくしき華には及ばない。ただ、いとおしげに、頬を寄せ、前を寛げる。口だけで紐を解き、舌を這わす]


―キラキラカルヴィン☆驀進

[答えにくい問いかけに、んん、と曖昧な声を返して。
困らせることが分かってるだろうに、そんな問いかけを投げた少年の臀部に指を這わせて撫で上げておいた。
あの後何人の雄と交わったのかと確かめるみたいに、入り口を優しくつついて]

 先っぽとか……ッ、ん 付け根、とか…好き…ぁ

[敏感に開発した身体は、あちこちを弄る指に意志とは関係なく素直なびくつきを返す。
尾の先端を絡められて、毛皮の擦れる感触に吐息をかみ殺しながら。
濡れた耳から伝わるざわつきが胸につっかえて、甘ったるい喘ぎに変換される。
暫く笑い声と喘ぎを混ぜさせていたが、尾の付け根に指が這ったとき、ぷわっと尻尾の毛が逆立って息を呑んだ。
同時に、彼のペニスと己のものが触れ合い、直接の刺激に、く、と喉が鳴る]

 は、ン……、ふ、 俺も、可愛い…カルヴィン、好きだよ…?

[彼の少女のようにすんなりした指がグロテスクなものを二本包み、強く雄が触れ合う。
腰が揺れるたび、ちりちりとした刺激が脚にクる。

こちらも彼の手の上から包み込み、腰を押し付けて、こちらも辛くなる反撃を試みる] 


―遠き山に日は落ちゆく―

……………。

[ホレーショーの言葉を聴いていると、自分が悩んでいることは、そう大したことではないかのように思えてくる。

きっと、胸の重みを軽くしてくれる為に、わざとこういう風に振る舞ってくれているのだろうと。この時は、そう思っていた。
本音がところどころ混じっているとは、見抜ける程にはまだ親しくなっていなかった。]

……ありがと、よ。

[だから礼を告げて。
抱き寄せられれば、安らぎを求めて抱き返す。]

ん……顔、見えていた方がいい。
ホレーショーは、怖くないから。


んっ……

[腰を撫でられた時、微かに体が跳ねた。
静かに炎が燃え始める。]

あー……っと。
そんなに、体勢には詳しかねえんだけど……
正面からだと、顔見えるか?
背中くらいは、多分平気だ。

[後ろから以外なら大丈夫だ、と頷いて。]


− 猫笛 

[命の奥底からこみあげる叫びとともに、花留の身体は跳ね上がる。
その瑞々しい快楽を貪って花留の中に思いの丈を放った。
事の成った後は脇息に身体を預け、甲斐甲斐しい後始末の手並みを堪能する。]


 花留の顔を見る為にも、わたしは視力を取り戻さなくてはね。
 おまえの心づくしに報いたい。


[これをやろう、と取り出したのは一本の竜笛。]



 視力が戻った暁には、わたしは若湖寺に掛け合って、その笛を買い戻そう。
 おまえの心が変わらぬならば、失くさずに持っていておくれ。


[表立っての稚児の売買は禁じられている。
ゆえに、楽器や書物を取り引きし、その世話をする付き人を一緒に引き取るというのが習わしだ。]


 陽の下、また月の下にて、共に奏でようぞ。*


―時代劇番外編―

[――腕の立つ、隣国の忍者が居た。
隻眼の、鋭い眼をした男だ。
何度か闇の中で刃を打ち付けあい
この隠密が腕を認める相手である。

その忍者が捕えられた。

尋問にナオエがあたると聞けば

彼に触れられるなど、という羨みと。
あの忍者が捕えられるなど、という驚きと。

――ない交ぜになり、
隠密は苦しげに眉を寄せたのだった**]

[みたいなことがあるかもねー!?なんてねー!ってタバサちゃんが]


─ AOKN文化をもっと世に識らしめよう! ─

 ……ッ、は……
  ケイの……ぶっと、ぃ……の、
 おいら、ん、ナカ……、……で、こんな……に、ッ……!

喜悦の声を響かせ、見せつけて煽るほど、自身の淫情もまた高まる。
 理性の及ばぬ、欲望のみを曝け出した行為の、なんと愉しいことか。]

 ケイ……、ケイ……ッ!

  ────!

[そして程無く、強く抱きあうような姿勢のまま、甲高い声を上げて達すれば、腹の中に新たな熱が注ぎ込まれてくるのを感じた。]

 ぅ は……  ァ。

ぎゅっと孔を締め、搾り取ろうと裡壁が蠢く。]


 は、ァ……

[小さく身を痙攣させれば、竿先からは残滓がこぷりと吐き出された。
 この心地良い倦怠感は、何度味わっても好いもので。]

 ケイ……すげく、ヨかっ、た…………
  ありがと〜。

[まだ抜かぬまま、労い込めて、ケイの眉間に口付ける。]

 ……ン、っ……。

[余韻消えぬうちに、ちょっぴり身を揺さぶったのは、名残惜しさと、ささやかな悪戯心から。]


― カタパルト…発射!

[臀部を這う指へほろり声を落とした。はくりと爪先を咥えて挟む]

 挿れてもいいよ…?
 だけど、可愛い なんて。言われたくないんだ

 貴方が好きだから

[微笑みながら。瞳には笑みではなく焔が過った。

重ね合わせた陰茎の熱。擦れ合う粘膜がひりついて、何度も腰を揺らした。ヴェスの手と技が反撃を始めたなら、若く未熟なカルヴィンは切なく呻いて降参することに]

 んん、待っ だめ


[一度身を離して、寄せかけた絶頂の波をいなし、ヴェスの下肢を抱え上げた。
腿の上へ座らせるようにして、壁と体の間の小さなスペースへ折り籠める。
宣言通り密着して抱き締めれば、ピンと勃ち上がったペニスは既に会陰を押し上げて、ヴェスのものも腹を擦っていた]

 …… すぐにし ないほうがいいんだよね?
 なかも。イイ、ところ  教えて

[互いの先走りで濡れそぼった指を窄まりへ飲み込ませる。
尾の付け根をやわやわと揉みながら、埋め込んだ指を揺らした]


―時代劇番外編―

[まだ若いながらも侮れぬ忍が隣国に居ると知ったのは、
何時のことであったか。

戦場を偵察しに行ったその帰り、闇に紛れて襲い来る影。
向けられし苦無を、同じく苦無で受け止めた。
隻眼の己は、元々視覚よりも他の感覚に頼っていたが、相手はそうではないのに、ぴたりと正確に刃を向けてきた。]

――面白い。
お前、名は?

[低く笑い、名を尋ねたその状況は、互いの首に苦無を当てあうという不穏な物であったが。名を聴けば、そうかと頷いて。]

……「鳴神」だ。また会おう。

[助太刀に来た仲間が煙玉を投げるのに気づいたから出来た芸当だった。それがなければ、どうなっていたことやら。きっとまた、その忍とは出会う予感がしていた。

まさか、それが数カ月後、己が捕縛されることによってだとは、予想していなかったが。**]


[こんな感じでどうかしら!
このあと、あんなことやこんなことされちゃうんでしょうね!
拷問よ!

きゃーーーーーーーーーーー!とタバサちゃん大盛り上がり。]


― 猫はこたつで ―

[しばらく抱き合ったままでいたが、ずっとこのままで居るのは色々問題がありそうで。]

ケイ。……抜く。

[一応宣言してから、ケイの体をずらさせて、萎えていく自身を抜いた。どろりと中から液体が零れていくのを見れば、また変な気を起こしそうになるが。]

……舐め清めてやろうか?

[断られるの前提で尋ねながら、ケイを抱えてこたつ布団の中へと移動していく。ずるずると。]


―カルヴィンコレクション

 ……情熱的だ。

[彼の瞳に宿る焔が、映る己を焼いている。
その焔に取り込まれる前に、穏やかな笑みでからかうような言葉を落とす。
束縛や所有に慣れていないせいか、臆病にはぐらかしてしまって。

その代わりにというように、彼のそのもう幼いとは呼べないペニスを自らのものと共に刺激を加える。
手を動かせば、身体を苛んでいた指のせいか存外早く硬さを増して。
同じくそそりたつカルヴィンのものの先端を指先で擦りながら、早急な快楽を与え、追う。

彼のものはすぐに粘液を溢し、音を立てて。
若いなあと心の中でごちた]


 ん…ッ、う、わわっ

[制止の声に、最後にふにりと軽く揉んで陰茎から手を離して。
少しの間を置いた後、下肢を掴まれ思わず彼の肩にしがみついた]

 ……やあ、強くなったなあ。

[腿に座らされ、呑気に呟いて。
密着した身体を抱き返せば、お互いの間でどちらのものとも分からない粘液がぬるりとぬるついた]

 う、わー…言えとか羞恥プレ、ぃッ、

[その粘液で濡れた指を、あっさりと窄まりが呑み込んでしまう。肩にしがみつく力を思わず少し強くして、眉を寄せた。
尻尾の付け根を揉まれるたび、きゅうと孔は締まって内壁が蠢く。
慣れた身体はあっさりと快楽を拾って、腰が強請るように少し揺れた]

 お、なかのほ…ぅ…押されるの、…アッ、そこ、んッ、 は、…ぁ

[羞恥プレイだとからかったくせに、従順に答えてしまうのは日頃の性癖のせいか。
マゾ気質の淫乱は牝のような声をあげ、指をうまそうに下の口で食む]


─ AOKN文化を世界に!(闇)

っ、ん、くぅ――っ
……ば、っか、……よせ、って…ぁ、

[見せ付けられ視覚から入る状況が
血を沸騰させるようだ。
常が控えめなせいで、耐性が低いせいも、ある。]

…っ、ホレ、ショ……っ ふ、ぁ!

[ぎゅ、と、爪を立てるほどに抱きしめて、
内に熱を、解放する。うねる内壁に搾り取られて、腰が砕けそうになる]


ふ、……は、……

[凭れかかって、熱い息を吐く。]

……は、……そりゃ、…
よか、…… た、

[汗で張り付いたホレーショーの髪を、
指先で軽く払ってやって]



[口付けに、眼をぎゅ、と閉じて]

ゃあ っ……っ、 こ、らぁ

[びくん、と身体を震わせる。中は熱く、イッたばかりで過敏なのだ。]


― 猫はこたつで ―

……ん、ぁ  …っ ん、

[ 返事は少しかすれている。
引き抜かれる感覚にふるりと身体を震わせた。
ひくり、と零れ落ちる注がれたものに息を詰めた。
満たされていた後の、喪失感。]

っ、いらねえ よ …!

[――そんな恥ずかしいこと!
と紅くなって断った。ずるずると、炬燵の中に引きずられる]

…ぅ なん、だよ……


― 丸くはなってない ―

いや?寒いかと思って。

[しかし服を着るのが面倒なので、布団の中に避難した模様。
肩から上だけこたつから出して、いつものスタイル。
少し違うのは、隣りに黒猫がいることだけれど。]

……さすがに、5回目は無理かもしれんな。

[けらけら笑いながら、ケイの額に手を伸ばし、髪をさらりと撫でた。
黒猫を眺める瞳は、穏やかだ。]


― 冬の新作コレクション

 羞恥…?
 だって、聞かないとわからないんだもの

[むぅ、と唸る表情はいかにも幼げなもの。
一方で、眉を寄せて耐えるヴェスへ接吻けて、宥めるように目尻を舐める仕草は銀猫の色香を取り込んで映し返す鏡のように]

 おなか…このへん? ここがいいの。

[確かめながら埋めた指を蠢かせ。
従順に年下の指と弄りを受け入れて婀な声をあげる猫へうっとりと眼を細めた]

 ヴェス、凄く…綺麗
 僕の天使だったんだよ、ずっと


[指を増やしてもあっさり呑み込んで艶やかに咲くヴェスの首筋へ、顔を埋める]

 がまんできない…
 痛くしたら、ごめんね

[引き抜いてぽかりと空いた孔へ楔を打ち込んだ。
きつく折り畳まれたヴェスの体を壁へ押し付けるようにして、突き上げる]

 ぅ…ああ、すご
  中…  溶けるみたい

[く、と喉を鳴らして、 首筋へ牙を立てる。
浅く噛み付いたまま中を抉り、先程教わったいいところを雁で擦りたてた*]


―猫と炬燵

――まぁ…  うん

[服は着ないまま、布団に入ると
なんとなく、くすぐったい。
黒猫はちらりと隻眼の方を見やる。]

――っば、っかやろ……

[睨むも、撫でられて緩む目元。]

な、んだよ、……あんま、見るなよ……

[もぞもぞと、身を寄せることで顔を隠した。]


― 猫はこたつで

隠すなよ、見てたいのに。

[それでも、寄ってくるケイを迎えて、片腕をケイの体に回した。
こうして引っ付いていると、胸の中が暖かくなる心地がする。]

……うん。
この家は暖かいけどよ。
そろそろ……外に出るかな。

[口にしてみると、案外すんなりと出てきた。]

俺は、一度別の縄張りの猫たちにやられてな……
すっかり臆病んなって、閉じこもってたんだ。

[ぽつぽつと、打ち明け始め。]


― 猫はこたつで

――な、なんでだよ……

[漸く、常の調子に近い返答。
あくまで表面上は、で。その実側から離れないし。]

――……ドナルド、

[外に出る、と。その言葉に
見るなと謂っておきながら、顔を上げた。]

……そうなのか。――、

[ヴェスに少しだけ聞いたことがあったが、それは謂わずに頷き、耳を傾けた。尾が揺れて、そっと身体に添う]


─ 空は茜から薄紫へ ─

 ぅん……?
 どういたまして。

本音をそのまま告げただけではあったのだが、それでドナルドの気が楽になったのであれば何よりと、礼は素直に受け止めて、ぽんぽんと軽くあやすように背を叩く。]

 わかった。
 じゃぁさ、ちゃんと怖くねいように見とくから。
 それでもどうしても怖くなったら、眼、閉じちゃえばいいんだ。

[もさもさ生い茂った、夏の雑草の上ならば、背中もそう痛くはならないだろうと、白詰草の上にそっと横たえるよう、ドナルドの身体を軽く押す。
 目は、ずっと逸らさない。]

 脚ね、ちょっとだけ開いて?
 おいら体大きいからさ。

[覆い被さってしまえば、色を変えつつある空は、おそらくドナルドの視界から消えるだろう。]


[絡ませた尾は、まだ解く事はせず。
 太腿へと滑った手は、徐々に、ドナルドの中心へと移動して、それを晒し出そうと動く。]

 ん……っ……

[そこに、熱はどれほど灯っていたか。
 まだにしろ、何にしろ、荒く扱うことはせず、まずは、己のものと触れさせて、まとめて握り、2つの熱を馴染ませるように擦り上げた。]


― 猫はこたつで

この家の猫たちのおかげで、立ち直ったけどな。
いつまでもこうしてちゃ駄目だと思ってはいたが……
ここが居心地良いのもあってな。つい、ずるずると。

[寄り添ってくる尾を撫でながら、目を伏せた。]

……けど、お前となら行ける気がする。
別に、外行ったって永遠に別れるわけでもねえし。
お前が旅に出たいっていうなら、ついていく。

[あげられた顔、覗きこんで。]

一緒に、行ってくれるか?ケイ。


―執行執事さん

....んっ...........

[清拭、のはずなのに────愛撫を連想させるような…。唇の感触に、反射的に身を竦ませた。
 わけもわからず躰の熱が煽られる。

 どうする? どうすればいい?と 迷いが瞳を揺らし]




―.........はぃ、

[葛藤は長く続かず、空気に呑まれるままに小さく頷き
 また脱ぐことを強要されるくらいならと
 ぐっと掴んだジーンズと下着を、一気に脱いで。床に捨てた]


....ッ  すみ ま せ...........

 み ないで...... くださぃ ...こん、な

[ひくひくと震える雄が空気に触れて。
 頬も首も真っ赤に染まり。羞恥に耐えられず叫びそうになるのを、口を押えて耐え凌ぎ。

 そこに視線が向くのが分かれば、首を横に振りながらも。
ぷるりと視線の先が揺れた]


― 空の色も見えず ―

いや。……大丈夫。
お前だから、大丈夫。

[何度も優しさを与えてもらえれば、少し余裕も出来てきて。怖くなんてないと首を横に振る。

背に当たる夏草はやわらかく、青い匂いがする。
終わったらきっと、自分もホレーショーも草の匂いが移るな、なんて考えた。]

ん……そうだな。

[覆われるのを承諾し、そろりと足を開けば、視界がホレーショーでいっぱいになる。ライオンのたてがみにも似た髪に指先で触れて。]


ぁ……

[太腿を滑っていく手の感触。
触れられた箇所から熱が広がって、中心へと集まっていくようだ。
じくりと、後ろが疼いた気がした。
其処は、手の動きだけで期待をして、立ち上がりかけていたが。]

あ、あ……

[手で口元を隠すような真似はしない。先程やめるように止められたからだ。堪えようと思うのだが、声は自然に零れていく。吐息が湿り気を帯びて、それでも見ていようと目を離さずに。

二人同時に握られれば、瞬く間に熱が灯り、硬く立ち上がってホレーショーの雄へ蜜をかけ始めた。**]


― いつか月下で

[風を入れ、名残を飛ばした部屋。
見えぬと知りつつ畳へ額を擦って深く礼をした。

膳を下げようと立ち上がりかけた花留へ、穏やかな声がかかる]

 …かお

[表情を曇らせ、声色には出さぬよう相槌を打った。
やっていることに代わりなくとも、非公認の見世で誰とも知れぬ男達に夜毎穢される男娼と、僧侶達の世話をする下稚児とでは違う。
この方がもし自分を覚えていればその出自に落胆し、あるいは軽蔑するのでは。

幼い思考はおそれを抱き、同時にこうして優しい言葉を賜る嬉しさにも身を縮めた]


[続く言葉と共に見たのは高級なものだろう笛。
宙へ向け差し出されたへ、
それでも 期待と共に、
手を伸ばした]

 斯様なものを僕…私などに
 ありがとうございます

[小さな胸は喜びに膨らむ。たとえ笛が買い戻されることがなかったとしても。
よすがを持たず生きるには、この身の明日は長過ぎる]

 この笛をナオエ様とも思い、大切に。
 お待ち申し上げております
 …いつか、陽の下……月の  下で


─ ライオンと漆黒の銀毛 ─

 なーなー、ヴェスー、おまい昨日どこに行ってたんだよー。

[タバサちゃんとともにドナルドを動物病院へ連れて行った翌日、相変わらず暢気に過ごす長毛の猫は、昨日なんでか会うことの出来なかった銀毛の猫を掴まえて、昨日の出来事をあれこれと聞かせていた。

 廃倉庫で沢山遊んでもらったこと、帰りに怪我した猫を拾ったこと、付近にライオンが出て大変なことになっているらしいこと。
 ただ、ドナルドの怪我に関しては、己の知る詳細は告げず、「左眼が潰れるほどの大怪我」としか言わなかったが。]

 なぁヴェス、おまいも今度、一緒に遊び行こう!
 倉庫いったら、またあいつらいるかもだしさ〜♪

[愉しいよ〜と、誘いをかける。
 まさか銀猫が、裏で絡んでいるだなど知るはずもない。
 これもまた、ある意味、知らぬが仏なのか**]


― 猫はこたつで
ま、――いいとこだもんな

[ぼそ、と。普段はめったに口にしない本音を口にした。けれど、とても複雑そうだ。]

……、

[一度、二度、瞬きをした。
何か謂おうとして、口を閉ざす。
語り終えるまで、耳を傾ける。
黒い耳が、ひくりと動いた。
覗きこまれ、じ、と視線を合わし、]

……あたりまえ だろ

[胸一杯で、そう謂うのが、せいいっぱい。]


―時代劇番外編
[――獲った。と、思った。
されどその一撃は苦無で受け止められた。
気配は可能な限り消していたはずなのに。
僅かな空気の動きだけで捉えたと謂うのか。

至近距離で対峙し、色違いの目で見つめた。]

――「黒影」

[低く響く声を聞き、己の影名を名乗る。それは、めったにあることではなく。]

……「鳴神」――次は、殺す。

[油断ならぬ男。
心の中で認めながら――予想外の再会となることをまだ知らない**]


―カラーは全8種類

[天使みたいな顔してなにいってるんだか。
目尻を舐められまた耳を動かしながら、うっとりとした彼の顔にちょっと笑いを返す]

 そん な大層な…ぁっ、もんじゃ……な、

[素直にイイとこを押す彼の指が増え、圧迫感に脚を震わせた。
狭い孔は指で解され、あっさりと入り口を拡げる。
蕩けた顔でカルヴィンの肩にしがみついたまま、甘く鳴いて。
指が引き抜かれれば、名残惜しげに孔がひくついた]

 は……、痛くしても、別に……

[背中を壁に押し付けられながら、とろんとした声で応じていたが。
一気に突き上げられ、声が少し詰まった]


 ぐッ…!ん、んんっ、ぁッ、ひぅ、あっ

[容赦も焦らしもなく教えられた場所を抉る動きに、制止の声もあげられず。
強すぎる快楽に思わず腰が浮いたが、それは逆に奥へと導く動きとなった。
意思に反して、ゴリュッと前立腺を押し潰されるたびに雄からは蜜が溢れ、腹を濡らす。

彼の牙が首に食い込み、甘い痛みが脳髄を侵した。
牙が深く穿つたび、孔は締まり悦ぶように絡み付いて。

頭が真っ白になる快楽に、彼の肩につい爪をたて、紅い線を残した]


― 初穂、笛穂 ―

[まだ乳臭い童のうち、人攫いに勾引されて気付けば社会の底。娼は目いっぱいに涙を溜め、怯えきって小さくなっていた。

 先ず何よりも、酌の仕方だけ教えられた。
水揚げの夜に、こどもはそれと我が身以外、何も持っていなかった。

逆らわず何も聞かず言われるまま従うこと。旦那様に余計な身の上話などしたら酷い目に遭わせる。 泣くなとは言われなかった。たいていは美童を組み敷きに来る客は啼かせて楽しむし、初物の愉しみは態と馴らさせぬまま、硬く閉じた蕾を強引に散らせること。


周囲の様子からとても怖くて痛いことをされるのだと、それだけをぼんやり理解していた童は、

だから優しく話をし、未知の世界への怯えを薄めひとつひとつ教えながら拓かせてくれた大人の男性に驚き、心を預けてしまった]


 ぁ……はぁ …なおえさま…

[花留はその夜のことを思い出していた。
また、歓喜天に導かれての再びの邂逅を。 寺の境内、菩提樹の陰に這い蹲り息を殺して自慰に耽る月下のくらやみ。

爪先をビクと反らし、瞼を閉じて涎を垂らす。
薄く小さな双丘へ剣状尾のように生やした竜笛。
じりじりと排出されるに耐え、完全に抜け落ちる前に先端を樹の幹へ押しあて腰を突き出して深々と埋め直す、繰り返し]

 んあ…はぁぁ…


[両の手指には戒めるようにかけた念珠。
願うように口許へ押し当てれば、色の変わった煩悩の珠からは、染み付いた己の匂いがした。

今となってはもう、
日常の勤めで数珠を見るだけで疼いてしまう 罪の深さ]


―獅子と享楽

 昨日は……さて、忘れてしまったなあ。

[窓辺のクッションの上、呑気にひなたぼっこをする猫は楽しげにホレーショーの話を聴いていた。
時折、目を丸くしたり可笑しげにくすりと笑ったりして、穏やかな顔。
ドナルドの名を聞いたとき、その目をきゅうっと弓形に歪めた、その僅かな反応に悪趣味な愉悦を滲ませて]

 そうだなあ……今度は一緒に遊ぼうか。

[のんびりした声で、淫靡な彼へ快諾を返す。
奇妙なほど機嫌よく、喉を鳴らして小首を傾いで]

 それにしても、その…ドナルドくん。
 ほんっとうに、可哀想にねえ。

[ぺろっと言いはなった*]


― 猫はこたつで

――…そうか。

[想像していたよりも、ずっと好意的な返事に、こちらも最初はそうとしか返せなかった。しかし、表情が緩んでいく。自分じゃ見えないが、多分ニヤけてる。]

そうかー、ありがとうな。

[黒猫に顔を近づけると、誓うような口づけを落とし。
ぎゅっと強く抱きしめた。*]


― 猫はこたつで

……、……そ   そうだよ

[謂ってから、じわじわと恥ずかしくなってきた。
にやけている顔を見て、かああっと、頬が熱くなった。]

(――ダメだ、絶対赤い。)

[口づけはくすぐったく、腕の中は驚くほど暖かい。おずおずと抱きしめ返しながら]

くっそう、
なんだよもう、なんだってんだ…。
……ずるいぞ、……

[ぼそぼそと呟けど、心臓の音が速くて、何処か甘えた様な声では文句にもならない**]


― 猫はこたつで

[みるみる真っ赤に染まっていく顔を、甘えるような声。
ああこれまだまだ俺イけるんじゃねえの、と考える。
雄相手なのに、可愛くて愛しくてしょうがない。]

……お前が好きってことだよ。

[なんだ、なんて言うから、またずるいと捉えられそうなこと告げた。羞恥なんて物はどこかへ飛んでいったようだ。

ごろごろと喉鳴らし、もう離さないと言わんばかりに抱きしめて、心臓の音を聞いていた。**]


― 猫はこたつで

〜〜〜〜〜  っ、…!!!

[撃沈しそうになった。
ぐいぐいと額を押し付けて、添わせた尻尾でたしたしと叩く。何かしていないと恥ずかしいのとうれしいのとでしんでしまいそうだ。]

――お、オレだって その

[顔を埋めたまま、ぼそぼそと。
面と向かって謂えるほど、まだふっきれていない黒猫であった*]


─ AOKNは続くよどこまでも ─

 ぅな……ッ……

背に突き立てられた爪の痛みも、今は快楽を助長させる要素でしかなく。
 腹の外と裡とを汚す体液の熱さに、うっとりと目を細め、ゆるやかな吐息をケイの耳に吐きかけた。]

 な、ふ……。
 外だと、やっぱ、開放感があってイイよねぇ……ッ ひゃ。

前髪を払ってくれる指が擽ったい。
 小さく肩を揺らして笑って、閉じられた瞼にまた口付ける。]

 ん、なぁに〜?

[しかし、ほんの些細な悪戯でも敏感に反応するケイに、悪戯心以上のものが湧いてしまうのは、仕方のないこと。
 口元にニヤニヤしたものを浮かべ、抱きしめたまま、ケイの身体を組み敷いて]

 ね〜ぇ。
 まださぁ、足んなくない?


[というか、自分が足りない、足りなくなっただけなのだが。
 そんなツッコミを許す間もなく、太い尾がしゅるり、零れた白濁を拭うように身体を這う。]

 今度はさ、ケイのこと、もっと気持ちくしたげるよ。

[湿った尾の行き先は、勿論……*]


― 赤・桃・朱・紅・緋・レッド・赤紫・橙の8色で

[触れるところ全てから、銀のねこの体温が伝わる。
包み込まれ、絡み付くあたたかさに溺れそうだった。

もっともっともっと深く欲しい。触れたい。声が聞きたい]

 ぐっ ぅぅ、く

[穿つたび悦びを露わにする体へしがみついて、深く繋がる。
駆け引きをする余裕なんてなかった。かなうなら、彼が達するところを見たいとか、そんなことも白く痺れた意識から抜け落ちる。

必死に噛み付いた牙の間からは獣の呻きが漏れた。豊かな尾の付け根を掴みそれ自体が性器であるかのように扱く。
叩き付けるように深くを、押し潰すように浅くを、抉って擦って締め付けられる]


 ぅ、ぁぁ、ヴェス…ッ!

[痛みが、走った気がして。
それでもそのまま奔り続け、 いちばん奥へと想いを捧げた]


[情けなく上がった息を整える間、
首へつけてしまったかみ傷を何度も舐めた。少し錆みたいな味。

暫くして肩の痛みに気付き、振り返って、
深くつけられた紅い線を見下ろした]


 …ぁ、

[爪の痕。だ。 わかれば、それは ]

 ヴェス。これ。

[笑みが弾けた。これ以上ないほど嬉しそう。
苦しいままのヴェスの姿勢を少し緩めて、ぎゅっと抱きつく。
そのまま銀の髪を撫でた。よしよし]



 キスしよう、ヴェス
 それから

 僕の背中がボロボロになるまで遊ぼう?

[ふわっと綺麗に笑って、口付けを強請った]


― オフレコ亭ラーメン事業部閉店時間です

[床に額を擦り付け、過ぎた快楽に身悶える黒猫。イイ]

 けどあれやな…
 はじめてやし、あんまいじめてもうシなくなっても可哀想?

[白目剥いて痙攣するくらいが一番気持ち良いけど(当社調べ)]

 抜いたろか?


[マイクで筒抜けだけど、どうやらラーメン通の客達は皿にひどいめにあわされてそれどころではないらしいから大丈夫。
大丈夫板前にさえバレてなきゃ]


─ 黄昏空に背を向けて ─

夏草の濃ゆい緑に、ドナルドの赤い髪が広がる。
 覗きこんだ貌に、怯えや竦みはないと分かれば、少し嬉しそうに舌を伸ばし、ドナルドの鼻先をぺろっと舐めた。]

 ……ん?

[手前に流れた髪に、ドナルドの指が近付いてくる。
 もっと触れて欲しいというように、心地良さげに目を細め、額を軽くすり寄せた。]

 すきだよ。

[そこに色恋の意味は無い。
 自身を慕ってくれる猫へ、隔て無くかける言葉。]

 だから、一緒に気持ちくなろうね……。


 ……ん、く……、……ゥん。

[束ねた雄を扱く指先は、はじめのうちは緩やかに、けれど徐々に、快楽を強めるようなものへと変わり始める。
 こちらから目を逸らさぬドナルドに、熱を帯びた視線を向けたまま、時折、溢れる吐息を奪おうとするかのように口付けては、また雄を擦り上げを繰り返す。]

 ドナルドも、さ……ほら……
 ……触っ、て……?

[絡みつく雄が、互いの先端から零れる蜜で濡れ始めた頃、もう片手でドナルドの手を軽く引き、促してみた。
 そして尾は、様子を窺うように彼の太腿を淡く撫ぜ、するりと臀部の合間に割り込もうとしていた。]


―オール暖色!

[柔らかな首へ牙が食い込む痛みは快楽に変換され、脳髄に甘い痺れが伝わる。
互いの身体にしがみつき、奥まで貫かれるたびにさらに深いところまで侵されるようで。
短く切られた爪を少年の背中に立てていることも気が付かず、余裕の削げた様子で声帯を震わせる]

 あ゛ッ、や、アアッ!!

[ただでさえ快楽の波に転がされているというのに、尻尾の付け根が細い指に掴まれ。思わず腰が逃げるが、背後は壁だ。
モップのように膨らんだ尻尾がびくんと震えるたび、孔が締まって余計に彼の成長途中の性器の形がリアルに伝わる。
肩に頭を押し付け、強すぎる快楽に少し涙目になりながら。
それでも浅ましく、腰を揺らしてさらなる快楽を求める。
前立腺を押し上げられ、とぷとぷと前から白濁が零れても腰を止めることが出来ずに]


 あっ、んあぁっ、ひぁ、きもち、きもち…い…ッ、


[彼の肩に立てていた爪が、ふつりと皮膚を突き破った感触がしたと同時に。
ナカからじわりじわりと忍び寄っていた絶頂が背筋を駆け抜けて、吐精しないまま、達した]


 ぁ……ふ、ぁ、…ん、

[とろんとした声を無意識に出しながら、首を舐める彼の髪を指に絡ませる。
腹の中に温もりが残っていた。

噛み傷の痛みが心地よい。
惚けた余韻に浸っていれば、ふと、彼の背中を引っ掻いていた指に気が付いて。
回らぬ舌で、ごめんと呟けば]

 うにゃ

[おやつを貰った時みたいな、それよりももっと嬉しそうな笑みを浮かべたカルヴィンに抱き着かれて。
なぜだか撫でられ、ハテナを大量に浮かべたが悪い気はしないのですり寄っておいた]

 んぅ…?うん、キス、しよ……

[天使みたいな微笑みに、まだよく考えられてない顔でおっとり頷いて。
唇を啄み、角度を変えてもういっかいした後、ようよう脳みそに後半の台詞が届いた]


─ AOKNが列車みたいになってる

ふぁ、…ふ ……くっそ、―― 絞まり すぎ

[ぼそりと呟く。かかる息に耳がぴくぴくと揺れた。]

……見られてないか 
…気にならねえの?……すきだなぁオマエもさ……

[ホレーショーの髪に指を差し入れる。
む、と尋ねる顔を半眼で睨む。]

動く、な、って――っへ…?

[ごく自然に倒された。2度、瞬き]


 あー……

[乱れたままの息を吐きながら、考えていたのはほんの数秒。
回らない頭は、ふわふわと本能に忠実に]


 ……いいよ、あそぼ。


[もっかい噛んで、なんて。
子供に漏らす予定のなかった本音の一部もうっかり、口から零しながら。

腕を伸ばして、甘えるみたいにぎゅっと抱き着いておいた]



っ、…そ、それは、
オマエが――ひゃ、ぅ …っ!

[言葉が途切れる。湿った尾が這う感覚は、達したばかりの体に刺激的だった]

っ、ば、っか…ぁ、あ

[ひくん、と仰け反る。
尾は、奥まったところに触れたよう。
こいつ、なんで イったばっかなのに、元気なのか。

眩暈を感じながら、黒猫は流されてしまった。*]


― オフレコ亭ラーメン事業部チェーン展開したら怖いなって

……、ひぁ は…
   ふ ぃ や…いやぁ あ!や

[肩を震わせて、半ば泣いているようだった。
白目はまだっぽい。自分で抜こうとしても刺激に手が止まる]

ひぃ、ぅ あ
ぬ、け……ぬ、いて、…っ も、だ め…あぁッ…

[手が届くなら、縋るように足なり腕なりを力なく掴んで訴えた。]


― 赤ばっかりで目がァ

[とろんとまるみを帯びた声と余韻にけぶる瞳。

甘えるみたいに擦り寄って来る猫へ、喉を鳴らしてすりすりと頬や額を擦り付けた]

 んみゃぅ〜

[啄むような軽いキス、角度を変えてもう一回。
ヴェスの唇は柔らかくて甘いにおいがする。口が溶けてくっついちゃうくらい何度でもしたかった]


 いいの?

[嬉しい。
抱き合う鼓動が重なる。今は少し速いだけ、苦しくない心臓が弾んだ]


 うん、噛む。

[こくこく素直に頷いて。
抱えたまま立ち上がるのは無理だったので壁の近くの床へ横たえた。達したままの結合が甘く震えて、くち、と音を立てる。
仰のいた銀の猫の首に紅い痕が見える。くらくらするような感覚、背中が疼いた。
もっとたくさん掻き毟って欲しい]



 ヴェス、見下ろすの……
 すごい いい。   響く。

 あのね、

[大切な秘密を教えるように、 かわいい と囁いた。

頭なでなでする手はそのうち髪の一房をすくい、接吻けて、
そうしてヴェスの喉笛へと顔を埋めた。新しいキスマークを刻むため。

にかいめの交合は、ほんの少しだけ穏やかさをプラスして、その分長く続いた]


―相変わらず議事録は赤ばっかりさ!

[小さくて、柔らかい水気の多い唇を啄んで、舐めて。
ちょっとぼうっとした頭のまま、壁から床へ背中に当たるものが変わったのを感じた。
色づいた身体をおとなしく寝させて、手を伸ばす。
彼の薄い肉の下、少し速い鼓動を刻む心臓を掌で確かめて。
微笑ましさに、喉をひとつ鳴らした]

 ん…ッ、いい よ?

[結合部が少し動いて、身体に力が入ったが。
微笑みを浮かべたまま、ゆるりと頷く。
視界に、多分欲情してるんだろう目が、まっすぐこちらを見下ろすのが見えた。
ちょっと怖い視線が注がれて、捕えられた獲物の気分にぞくりと胸が高鳴る。

期待に、唾を呑み込む。首の穴が疼いた]

 ん……見下ろされるの、好き…。

[もっと噛みついて、支配してほしい]


 うん?

[内緒話をするように声を潜める少年へ、耳をぴんと立てて。
頭を撫でられるまま、その四文字を捉えた。


ぱちん、と目を丸くして、瞬く。


髪に口付ける彼へ不満を言おうと口を開きかけたが]

 あっ、ちょっと…ン、

[柔らかな喉笛に新たな支配の証を刻まれ、不満は結局言葉になる前に喘ぎに変換されて。


二回目の交わりは、赤ちゃん出来ちゃう、なんて呟いたくらい
甘ったるく執拗に続いた]


― 夏草に背を預け

[手のひらに額をすり寄せてくる様は、仔猫のようで。
自分よりも大型なのに、よほど無邪気なホレーショーの髪を、何度も梳いて。]

ん……
……俺も、お前のことは、好きだな。

[どちらの意味で言われたのかわからず、返事に少し考えたが。
友愛の意味でなら、かなり好きになっているのは事実で、素直に口にすることにした。]

そ、だな。一緒、に、んっ。

[強く、高見へと押し上げられる手の動きに、言葉を発する難易度が上がる。]

あっ……ふぁ、……あ、

[意味のない発音のみが口から漏れて、口づけられれば強請るように唇を舐めて、何も考えられなくなっていく。]


……そう、ホレーショぉ、も。

[肩で荒い息をつきながら、言われるがままに重なる雄を手で軽く握る。]

あ、一緒、な……っ、

[譫言のように呟いて、気持ちの良い場所を探り、見つければ夢中で動かして。しかし、奥底へと続く場所へと尾で撫でられれば、一瞬、体が怯えたようにびくりと跳ねた。

は……あ。大丈夫、だから……このまま……
……やめないで、くれ……

[体が動いたのはほとんど無意識のこと。
だからやめないでほしいと、汚れた手同士を重ねた。*]


― オフレコ亭フランチャイズ募集中

[コマンド?
   もっといじめる
ニア たすける   ]

 うん、うん。よしゃ、力抜き

[縋るように掴まれた腕と握手した。ぎゅっぎゅ。
自分で抜こうにもどうにもならないらしい。本当かわいいですね]

 お漏らしするかもしれんけどここ店だし、咥えとったらええよなー?

[尿道バイブのスイッチを切って、すかさずそのまま引っこ抜く。スピード感が大事。
そして、おおきく開けたおくちを近づけた。
多少間に合わないとこもあるかもしれないけど、あむっと先端を咥えて受け止める。
残さずごっくんできるかな? 店員さんお疲れさまでした**]


― 眼に優しくない議事録跡地

[その背中は、薄くて まだ腰も細いけれど
触れれば折れるような骨の浮いていた かつてのそれではない]

 ん、…ヴェス

[ピリピリとした痛み。
幾筋も走った朱の線と滲む血を、誇らし気に負う]


 今度、口でするのおしえて

[真剣な顔。ラグドールを見下ろす。
膝の上に乗せてもらった頭の重みに安心する。端正な鼻筋をくすぐって前髪をかき上げたてやった。

休憩や水分補給を挟みながらの5回、馬鹿みたいに身体を繋げた。優しくしたり烈しくしたり…たぶんライオンほどにはしていないけど。

牙痕だらけになってしまったヴェスの身体は
 前よりもっと綺麗だと思う]


 舐めてたらいいけど、口に入んない
 なんで?

[正確には歯が当たった。張りつめたヴェスの陰茎に牙の切っ先が埋まってしまった時の反応を思い返して、 僅かに頬を染めた*]


― オフレコ亭集まりそうで怖い
――っ、ん、ん……っ

[こくこくと頷く。必死だ。
手を握り返した。この際恥は、今は見ない振り ――が。]

っ、は、……もら、す……?

[ 固まった ]

い、いやっ、……トイレ、……っ、
ひぐ、っあ、は、ふあぁ……!!

[堰き止めるものがなくなり、強烈な射精感が襲う。 咥えられた熱も助長して。大きく背を仰け反らせて、喘ぎ、溢れさせた。]

は、く、ふぁ、……っあ……ん

[ びく、びくん、と魚のように跳ねてから、ぐったり、力が抜けた** ]


─ れっつAOKN(ボーナストラック) ─

 おいらがなぁに〜?

色違いの瞳を見下ろすような体勢で、ニッコニコ笑いながら、尾をふにふにとケイの秘所に押し付ける。]

 どうしてもケイがヤだっていうなら、やめるけど……。

[無理矢理を好かない身としては、その言葉に、一応は嘘はない。
 けれど、反り返る腰も、悪態も、イヤとは程遠いと知れば、やめる理由があるはずもなく]

 ……んぅ、ふ……ッ

[ぐ……、と尾に力を込め、孔の中への侵入を試みさせる。]

 ぁ、は……、ど〜しよう……
  ケイの、また……ッ

 抜くの、惜しいなぁ〜……  なんて


[自身の裡におさめたままのケイのモノを絞め付けて、育て上げようとすれば、つい楽しくて笑いが漏れた。
 惜しいのもやはり本音だが、それよりも今は……]

 でも……ッ    ……ハ、ん

[ずるりと抜けば、先猫達のものも混ざり合った精が、とぷりと孔から零れ出た。
 同時に、ケイを緩やかに弄んでいた尾も抜き去って]

 今は、コッチ……かなぁ……?

[かわりに、いつの間にかもう元気になっていた己の熱を、ケイの孔に宛てがった。]


―そんなあなたに携帯表示

 ふぁ

[名前を呼ばれ、くたりと横たわったまま顔をカルヴィンに向ける。
5ラウンド。若い彼が求めるままに応じて、発情期でもないのに腰を振って
体力がつきても性欲は尽きず、もっともっとと彼の耳を甘噛みしたりして。
首から血を滲ませたまま、うっとりと余韻に浸る。

狂乱の宴の後では膝にあずけた頭を起こすのも面倒で、おとなしくぬいぐるみのように身を任せる。
真剣な顔をするもんだから、なにごとかと耳を立てた。

汗で張り付いた前髪をかきあげられ、額がすうすうする]

 ふは、

[なにを言うのかと思えば。
牙の切っ先が当たった時の甘い痛みを思い返して、くすりと笑う声に艶が籠る。
染まった頬に指を伸ばして、ううん、と考えるふりをした声を出し]




 ……子供だからかな。


[からかい、はぐらかすような声は。
ちょっと彼に怒って欲しいという、甘える思考から*]


─ 黄昏は輪郭を曖昧にする ─

 ……そ?
 ならばよかった。

おそらく、己と同じような意味で返されただろう「好き」に、柔らかく笑み、口吻はねだられるままに徐々に深くなってゆく。
 軽く舐めるだけのものから、強く押し付け合い、唇の隙間から舌を割りこませ、絡ませて]

 ……ッ、ふ…… く。

[ぴちゃぴちゃと、唾液の音を響かせる。
 重ねたままで擦り上げる熱は、ひとりでは握り込めぬほどになっていたが、ドナルドの手も合わされば、より強い刺激を求め、腰を押し付けるようにして擦りつけた。
 零れる雫が混ざり合い、付け根に生えた体毛を濡らしてゆく。]

 ん、っ……?
     あ…………

[しかし尾が後孔へ触れた瞬間、ドナルドが見せた微かな怯えに、手の動きも尾も、一瞬動きを止める。]


[けれど。
 重ねられたドナルドの手は熱い。]

 ………そー、か?
 わかった、そんなら……、……

[じっと、数秒だけ隻眼を覗き込み、こくりと頷き、また軽い口付けを落として。
 束ねて握っていた雄から手を離し、先走りに湿った指先を、尾と入れ替えるように、窄まりに触れさせた。

 指は、けして細い方ではない。
 それゆえに、はじめの侵入は、とても慎重にゆっくりなもの。
 少しずつ奥へ進め、一本全てを呑み込ませることが出来たなら、ゆるやかに、解すようにかき混ぜてゆく。]


― やったねこれで画面が白いよ

[至極真剣に尋ねたのに。
笑われて寄った眉は、はぐらかすような声に皺を深くした]

 ずるい。

[膝枕のヴェスの頬を指で摘んだ。両方。
そのままぐにーと横に引っ張る]

 ずるーい。

[ぐにぐに、もにもに。
涼やかで穏やかなかんばせを、台無しになるくらいみょんみょん。
そのうちクスクス笑い出した]






 急いで、大きくなるからね

[囁いたのはそれよりずっと後]

 同じくらいの背までいくんだから
 そしたら口で出来るようになるし、雀も獲れるようになるよ


 そしたら


  ヴェス、貴方を   捕まえても良い?**


― このまま熱で溶けていきそうな ―

はっ、ぁあ……
ホレ……ん……、

[涼しげだった風の温度もわからない程、今は熱い。
手が離れていけば、一瞬心細そうな表情を見せた。
しかしホレーショーのしようとしていることを悟れば、自分の手はそのまま移動させず、重なった物を緩やかに扱いた。

あっ、くぅ、……い、やぁ……

[多数に弄ばれてから然程時間の経っていない窄まりは、指を拒まず。
もっと奥へと誘うように絡みつく。
早くホレーショーを迎えたいと、ひくついた。]


─ れっつAOKN(ボーナストラック) ─
っ、ぅ……えろねこ……っ

[ 赤くなりつつ、眉を寄せた。
ダメか、ダメでないかなんて――身体の方が正直た。 ]

っ、……、あ、う、っ、……締め、なっ

[ 仰け反りから戻ろうと、身体を斜めに。角度がついて、息を詰めた ]

ん、んぅ、……っ枯らす、気、か、ばかっ……っ

[ てし、と身体を軽く叩いて、――ふるり、と抜かれて身体を震わす。]

――っ、え、ぁ、……っ、

[充てがわれたのは、熱。
正直な身体が、期待するように蠢く。口は悪態を吐いて。]

っ、絶倫か……!!


―純白の世界にようこそ

 皺ー。

[少年の顔が歪んだのが可笑しくて、意地悪いクスクス笑いを零していたけども。
頬を摘ままれ、おどけたように眉を寄せる。
ぐにぐに、もにもに]

 ずるくにゃいもん

[うにゃん。
耳をきゅっと後ろに伏せながら、じゃれる手付きで抵抗を示す。
捕まえた手に、舌を這わせて。

あかんぼみたいに指を吸い上げたとき、降ってきた声に視線を上げた。
少しだけきょとんとしてから、笑みを深めて]




 ――できるもんならね。


[首に手を伸ばし、キスを強請った**]


セシルは、よーぐるとぺろぺろぺろぺろ

ふらぅ 2015/01/16(Fri) 23時頃


─ 夕風も熱を冷ますこと叶わず ─

思いの外すんなりと迎えられた太い指に、驚いたように瞬きもしたが、絡みつく熱い肉壁を感じれば、それもまた安堵へと変わる。
 緩やかに蠢かせ、拡げ、滴る先走りをなすりつけながらもう一本、それも馴染めば三本目と、逸る気持ちを抑えながら解してゆく。]

 ドナル、ド…… 
  も……、いい、よ……

[擦り合わせていた雄は、どれ程までに育ったか。
 空いていた手で、ドナルドの指を離させながら、閉じた左瞼に口吻を落とす。]

 腰、少し持ち上げれる……?

[ずるりと、三本の指を絡めながら引き抜いて、かわりに、やわらかな蕾に張り詰めた雄を宛てがい、ドナルドの腰を両腕で支えるように抱きながら、ゆるやかに、先端を裡へ呑み込ませようと動き出す。]


− 乗馬のお時間でございます −

[戸惑い躊躇うサイラスの初々しさ、ジーンズと下着を一気に脱ぐ潔さに眼鏡の奥の眼を細める。]


 ご協力ありがとうございます。


[考え直す隙を与えず、テキパキと床に落ちた服を一抱えに持ち、正面からサイラスを検分する。
見ないで、と言われたことなど猫耳東風。
それは、外から穢れを持ち込んでいないかチェックすることを口実に、サイラスを視姦するかのごときねっとりと絡みつく視線であった。]


 鎖骨よし、乳首よし、ギャランドゥよし

  ペニスと尻尾も、ご立派でございます。


[確認した、という合図に白手袋の長い指でそっと撫で上げた。]


 
 お入りいただいて結構です。 どうぞ


[服はランドリールームに運ばせていただきます、と宣言し、
ソックスだけという誠にアレな恰好のサイラスをリビングの乱交会場へと送り込むのだった。*]


─ ボーナストラックだってえろえろだよ ─

 だからさぁ、今日、足りてないんだってば……。
 あと4発くらい。

けろりと言い放ちながら、たっぷりの湿り気帯びた熱を、ケイの後孔に擦りつける。
 ずるり、つるりと、わざと焦らすかのように、ぐいと窄まりを押しては離し、滑らせて]

 ね〜ぇ、ケイ。
 挿れてもい〜ぃ?

[耳元に、猫撫声を落とすついでに、耳穴に舌先を侵入させる。]

 い〜……  よ、ね……?

[結局、イヤダなどと言わせるつもりはない。
 じーっとケイの顔色を窺って、頃合いを諮り、ぐっと腰を押し進めた。]

 ……ッ、は……ァ
     き、つ……ッ!


− 忍者外伝 −

[ようやく捕縛した敵の忍びは芯のある男だった。
その才は惜しいが、これだけ手を尽くしても裏切らぬとなれば死んでもらうしかないかと腹をくくったところに、ケイからの申し出がなされる。]


 功労者のおまえがそう望むのならば──島流しで手を打とう。


[自分でも悩んでいたところだ。
ケイがこちらの意図を読んでくれたのかもしれない。彼が誰かに執着するなど、珍しいことであろう。
命は奪わぬ、とケイに約束し、人払いした後、鳴神に会いにゆく。]


 
 さて、おまえの処分は決まったぞ。

 ただ、チャンスを与えてやってもいい。
 明日の朝までにおまえがそうして縛られたままで、三たび、わたしの槍を折ることができたなら──


[闇は一段と濃さを増して鳴神を包んだ。*]


[すりすり、遠慮なくサイラスに顔を擦り寄せると、なんだかいい匂いがした。]

 ぅな〜……?
 おまい、なんかフワフワでいい匂いしてるなぁ。

 それにこれ……どうしたんだ?

[尻尾でゆらゆら撫でるのは、靴下と、肌の境目のあたり。]

 なんかさぁ、すごい、誘ってるっぽい。


 な〜ぁサイラス、おいらと遊ぼ?

[みぁ〜〜ぉと、懐っこい鳴き声を耳元へ落とし、期待示している腰をサイラスに擦り寄せた。

 このあと滅茶苦茶ペン入れした。*]


― 夏の暑さよりも熱く ―

んあっ、う、…… 俺、もう……、

[後ろを弄られながら、前も同時に触っていれば、気を抜けばそれだけでイってしまいそうで。怯えや嫌悪よりも、いつしか快感を追い求めている自分を自覚することもなく。

くっ、あっ……あ……もう、いい、か?
もう、待てない……

[目を閉じて、行為に没頭していたらしい。
ホレーショーに手を取られれば、呆けたように見上げて。
蕩けた頭は、言われるがまま、腰を少し上げる。

すぐに待っていた物を宛てがわれ、受け入れようと体からなるべく力を抜く。ホレーショーの背へと腕をまわし、抱き寄せる。ずくずくと其処に集まった熱が疼いた。]

……っ、ふ、あっ


─ ボーナストラックもまきこんでえろす ─
っ、ふ、普段、どんだけ、シて…んだ!

[体力底なしか、と乱れた呼吸で指摘する。
事実なので痛くもかゆくもなさそうだが]

っ  ぁ、あ……っ――ん、…っ

[ぬる、と焦らすように擦られて、腰が密着しようと揺れて。]

ふぁあ、 あ

[耳元の囁きと舌先の感触にぞくぞくと震える。濡れた目で、無意識にか物欲しそうに視線を向けた。ぎゅ、と腕を掴み。薄く唇を開いて。ずるり、と押し入ってくる熱に嬌声を上げた。こんな、外で。明るい中で――なんて、思って。]

ん、ん …っひぅ、――っ……っひぁ あ…! や、ん…!


− 鳴く蛍  −

[ケイは膝行してナオエの腰に顔を埋めた。
口で「何を」するのか、過たず理解して。
かつてのままのケイであれば、無垢な戸惑いを見せたろうに。

ナオエは返書を床に投げ捨てる。
巻物の軸が外れ、一枚の絵が現われた。
あの男が描かせた、ケイの姿。]


  …よくも見事に堕ちたものよ。


[ちゅぷ…と、この場で零れる水音がオーバーラップする。]


[拙い舌遣いながらも、それは性愛のなんたるかを知った者の技だった。
なけなしの理性がもたらす悩ましげな色は、かえってその淫蕩な行為を際立たせる。
身体の内側から、官能が匂い立つようだ。]


 おまえはもはや、忍びとして使い物にならぬ。


[ナオエはケイの頭を引き寄せ、彼の口の中へ精を吐きだし、嚥下させた。]


 
 望みを、叶えてとらす。


[ずっと欲しかった。
でも、護り続けて来た、
その戒めを破って、 ケイを、 抱く。

内襞に仕込まれた媚薬の力も借りて、一昼夜、尽きることなく交わり続けた。]


[水色の夜明け、]


 おまえはもはや、こちら側の人間になってしまったのだよ。


[言祝ぎ、また憐れむように告げ、うち臥した背に手を滑らせる。]


 
 おまえを蘭潭に弟子入りさせよう。

 いや、その前に、
 彫り師・要を呼んで、おまえの身体に墨を施させる。


[抱かれた直後の弛緩した身体に針をいれ、生きた絵画に仕立ててゆく計画をうっとりと語る。]


 水辺の情景、そこに、わたしとおまえの精を混ぜた白粉彫りで蛍を飛ばそう。
 おまえが火照る度に、仄かに浮かぶ蛍だ──
 


― 忍者外伝 ―

…………。

[勝手に舌を噛まぬよう、猿轡を噛まされた状態で転がっていた忍びは、言葉なく直江を睨み上げる。

戦って死ぬのは忍者の役目ではない。
あくまでも生き残り、任務を全うする。
機会を与えようとする判断は甘いと思うものの、生き残る可能性があるならば、何をしてでもそれに賭けるべきであり。

[直江の手腕を知らぬ忍の瞳は、死んでいなかった。
片方ながら、鋭い瞳が直江を見据え――]


[次回イベント発行予定、鳴神総受本に続く**]


[眼鏡を顔に戻しかけ──部屋の隅に放った。]


 これを機に、わたしは国政から手を引くことにする。
 新しい住まいを普請し、共に暮らそう。

 後は斎洲が上手くやるだろう。
 政事も閨事も奥手な子だが、これからの世はその方が適している。


 新しい邸宅は、季節になぞらえた四つの楼を繋いだもの。
 蛍、おまえが住むのは夏の楼だ。
 灰色の目をした蘭潭には冬の楼、
 若い笛人には春の楼を、
 秋の楼には、嗣子争いに敗れて藩主の慰み者になっている異母弟・奏殿を迎えて。


[愛するものたちに囲まれて暮らす、その幸せ。*]


─ 薄暮に熱は蕩ける ─

 ……ん…………

ドナルドの腕が背中に回れば、それを合図とするかのように、腰を緩く沈ませた。
 まるで呑み込もうとするかのように蠢く裡壁に、ぴくっと眉を寄せながら、少しずつ奥へ。
 そして、すべてを奥まで収めたところで、ひときわ強く、その身体を抱きしめた。]

 ……ね、ぜんぶ入ったよ。

 すごい、ドナルド……が、おいらの、締め付けてくる……
 気持ちい、ょ……

[柔らかく、熱を宿す肉壁に包み込まれた猛りは、胸の鼓動に合わせるように、びくびくと震えた。]


─ 寧ろボーナストラックだからこそのエロス! ─

 普段はそうでも……?

 今は、ほら、発情期だから……さぁ。

普段も察しろ状態なのはさておいて。
 ぬるぬると散々焦らしてから滑り込んだケイの裡は、思っていた以上に狭く、熱く、それだけで軽くイッてしまいそうで、思わず背筋を震わせてキュウと目を閉じた。]

 ……き、っつ……  ぅ、ん

[ぎちぎちとした孔に、己を馴染ませようとするように、はじめのうちはゆっくりと。
 摩擦熱に、灼け千切れそうな錯覚を覚えながら、徐々に抽送は早まってゆく。]

 ん、く……ッ、 は……
 ケイ……っ

[荒い息を耳元に落とし、腰を支えあげて、荒く揺さぶる。
 流れ落ちた汗が、陽の光にきらめいた。]


 ァ、駄目だ……コレ ッ
  あんま、もたない、かも……ッ……!

[あまりにも具合が良すぎる。
 おそらく、コレは長く持ちそうにない。]


― ナオエサマ!光源氏計画おめでとう!おめでとう! ―

[仙内城主の間。下座にあって盃を手にしていたその男は、襖の外からの報告に笑みを零した]

 …。さがれ

[直円の後継は賢いが内政向きの柔和なあの男か。扱うに易い。
どこか音楽的で苦い声が冷え冷えと嗤う。

……弱みがなければ、作れば良い]


 双頭の一つを落とした
 ヒノモトは良い方向へ動くぞ。我らもな

[立ち上がり、帯を解いた。
上座に座るもう一つの影へ、艶めく眼差しを送る]

 お前も、放蕩癖はしばらくお預けだ。いいな
 世を平らげてもらうぞ―――我が君


― 黄昏と夕闇の間 ―

かっ、はっ……

[指よりも太く大きい物に満たされて。
若干の苦しさを伴いながらも、体は確実に快感を追う。]

……ほんと、入っちまった、な。
ん……苦しくない……大丈夫。

[抱きしめてくる腕の力は強く、応えるように力を込めて。
尾でホレーショーの体を撫で、巻きつける。]

だから、一緒に。もっと、気持ちよくなろう……
……なって。

[恥ずかしい台詞に、照れながら笑って。
足もホレーショーの体に絡ませた。]


―時代劇の―
[忍びとして使い物にならなければ、
捨て置かれる、だけか。嗚呼、覚悟は、ぼやける意識のどこかでしていたはずで]

――ぁ、……ん、く…

[吐き出された白を、こくりと飲み込んで
うっとりと眼を潤ませた。

なおえさま。

唇が、あわい弧を描く。
夜の間中、褥にての交わりに、酔って。]



…―――

[力なく横たわる背に触れる手。]

ん、――

[夢うつつ、聞く計画。
溺れて、沈む、淡く飛ぶ蛍――]


─ボーナストラックだからこそ満載 ─

……っ、うそ、つけ、……ぁ、あ

[発情期の身体は熱を飲み込み、
快楽を全身に送り込む。]

や、ぁ、……あつ、あつい、…ァ、ホレー、ショ、…っ

[徐々に擦れて、甘く、掠れて。]

ひぁ、ああ、や、……ぃ、

[抱え上げられ、つま先が日に影をつくり、揺れて。
きつく締め上げて、此処がいいと教えるよう。上り詰めるのも、早い]

……っく、ぅん、ァあ、 あ ……っ!!


− 猫廻し (オフレコ風呂) −

[ショータイムに歓声ならぬ、甘い、あるいは野太いよがり声が響くのは通常営業なのでBGM代わりにしていたが、セシルの巧みな愛技は直に性感を責めてくる。]


 お お、

 もう、保たんッ


[声と共に一点に昇華された欲望を解き放つ。
ほどなく、ふたりの結合部から白い濁りが滲んで、周囲を猫の大好きなミルク色に染めるのだった。

まだまだ浸っていたいけど、そろそろ〆のラーメンタイムですかね。
マタタビで出汁をとる作業にかからなくては。*]


─ 姿映すのは猫の瞳だけ ─

 ん、わかった……

巻き付いてきた尾に、こちらも尾を絡ませながら、幾度も軽い口吻を落とす。]

 うん。

 気持ちいのは、嬉しい事だから。
 ……なろ。

[向けられた照れ笑いに、とくんと、胸が音を立てた。
 同時に、下肢の熱もまた強くなったような気がする。]

 ……ひゃっ、ドナル、ド……ッ

[脚を背に回された瞬間は、少し驚きもしたが。
 それに応じようとするように、腰を突き揺らし、裡壁を擦り上げて快感を伝えてゆく。]

 ンク、ぅ、ハ……ッ!


 く、ッ も……ぅ……

  ……ドナ、ッ……!

[そろそろ、限界が近づいている。
 繋がったまま、ドナルドの身を起き上がらせようと抱き寄せる。
 絶頂を求めた突き上げは、先程より、より激しいものへと変わったか。]


―在る黒猫の。―

[眠るドナルドの側で、黒猫がじい、と見下ろしていた。
顔を洗うように髪を掻き乱し。]

……す、――……すき、
、………す……


〜〜〜 っ、くっそ、……!!

[謂えるか――!!!  と頭をひっそり抱えていた*]


─ ボーナストラックまでお付き合いありがとう! ─

 ケイ、ッ……ぁ!

   ────……ッ!!

[抱き上げたままでの、強い締め付けに、びくびくと身を震わせる。]

 ァ、ァ……っ……
 ふ……

[放出が一段落すると、背中には、じったりと汗が浮かんだ。]

 ケイ……すげく、ヨかった……。
 ありがとぉ〜……。

[まだ抜かぬまま、言葉を口移すように口付けて]

 …………で。


 このあと、どうする……?

[抜かずに、もう少し遊ぼうかとか。
 そんな企みは、はたして気付かれてしまったろうか……?


― やがて夕闇が全てを隠す ―

気持ちいいのは、嬉しいこと……

[これからの自分へと刷り込ませるように、言葉を繰り返して。

あっ、あぁっ……

[塞がれない口からは、引っ切り無しに甘い声が零れて。
押し込まれる快感を、体は新しく覚えていく。
一方的でない、優しさに満ちた気持ちよさ。]

ホレー、ショー……っ、
あっ、それ、イく……っ、イッ……

[抱き起こされて、良い所を激しく付かれて。
あれ以来、あっち方面は控えめになっていた為に溜まっていた濃い白濁をまき散らした。*]


― 後日譚 ―

ケイ。

[庭を越えて、久しぶりに外の世界へと出ていく片目の猫は、愛しげに黒い猫の名前を呼んで。

どこまでも共に行こうと、微笑んで手を伸ばす――**]


― 乗馬、ですか?! 

 っ ふ、

[ねっとりとした視線が肌越しに伝わり。
 それでますます火照っていく自分の躰が情けなく、泣きそうになる]

 はぁ........んっ  ....え?
ナオエさん.......?


[撫でられた箇所に淡い電流が走った

て、………ん? 今 何と仰いました?]


[違うんです、と否定の言葉を紡ぐより先に
 柔らかい尻尾が擽る感触に、再び熱がじわじわと広がる]


 ひ、ァ...........これは、ナオエさんが......
     んんっ、 ....


[羞恥で弱り切った心に――、誘惑の毒を耳へと注がれて。
ゾクゾクと背筋を何かが這いあがる感覚に襲われる

見上げる頬は赤く下肢が苦しくて助けを縋る表情だったかもしれない]


[苦しい。助けて。
 元いた家で言えなかった言葉が、頭を回る]


  ほれーしょーさん........
     また遊び方、 教えてくれますか? 


………. 助けて、


[フワフワでいい匂いのヨーグルトが手元にない代わり。
 そっと重ねた唇と舌で、甘味を送って。

ぎゅう、と右手で彼の手を掴み
さらなる刺激を求め。固くそそりたってしまっている欲へと導いた*]


情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:セシル 解除する

処刑者 (1人)

セシル
1回 (3d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.117 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび