人狼議事


122 BAR: a returnee

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視点:


【人】 保険調査 ライジ

  デートって言うのかわからんが、
  休日なら時間は取れると思うし、どこか行くなら付き合うぞ?

[>>0:219 サミュエルの言葉に首を傾げさせ、
 カウンターに顎を乗っけている彼の頭に
 ぽふ、と手を置く。

 今、自分が行きたいところは家具屋くらいなので、
 彼の行きたいところについていくような
 形になってしまいそうだけれど。]

(4) 2013/05/01(Wed) 00時半頃

【人】 保険調査 ライジ

  散歩か…気分転換に良さそうだな。
  犬が居たりするとやっぱり楽しいものなのか?

[>>0:220 以前犬を飼っているという話を
 聞いた記憶があったため、
 気になったことを訊ねてみる。

 どのみち動物を飼えるような環境では無いのが
 残念なところであるが。]

  …そう考えると少し恥ずかしいな。

[店を訪ねるという事は、
 彼以外にも見られることを失念していた。
 いつもと違う服で、なんて、気恥ずかしいなと思ってしまう。]

(6) 2013/05/01(Wed) 00時半頃

【人】 保険調査 ライジ

  ………。

[>>0:225 よもやそこまで老けているように見えていたのか。
 がーん、とすこしショックを受けた様子。]

  ああ…よく言われるよ…。

[若い頃は年上に見られる事が嬉しく感じたが、
 今では全く嬉しくない。]

  白髪染めって言う便利な物もあるしな。
  ……髪が薄くなるのは勘弁して欲しい。

[この歳で抜け毛を気にする事はしたくないと、
 ため息を漏らした。]

(7) 2013/05/01(Wed) 00時半頃

【人】 保険調査 ライジ

  俺は仕事終わってそのままこっちに来てるから
  どうしても仕事がついて回っちまうけど、
  そーいうのも分かるな。

[>>0:227 オフと仕事を切り離したい彼の気持ちも、
 なんとなく理解できる。
 仕事を持ち込むと、どうしても
 職のイメージがついて回ってしまうような気もする。

 彼の職をそれ以上追及するようなことはせず、
 チーズをひとつ、齧る。]

  自分の寝顔は、確かに見れないよなぁ…。
  撮ったとしても………見るのが少し怖いが。

  寝相はどうにかしたいんだけどな…。

[ベッドから落ちた日は、身体が痛いから。]

(13) 2013/05/01(Wed) 00時半頃

【人】 保険調査 ライジ

  あー…甘いものはあまり飲まないな…。

[>>0:230 嫌いというわけではないが、
 酒を飲むときに甘いものはほとんど頼まない。
 グラスを追うサミュエルの目線に、
 苦笑をするも元の位置に戻すことは無い。]

  ん。

[彼がチーズを食べたのを見て、パッとチーズから指を離した。]

(16) 2013/05/01(Wed) 00時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2013/05/01(Wed) 00時半頃


保険調査 ライジは、メモを貼った。

2013/05/01(Wed) 00時半頃


【人】 保険調査 ライジ

  え、ベネット年上なのか。
  俺の方が絶対老けて見える気がする…。

[>>0:232 ベネットの反応に、目を丸くする。
 自分と同じくらいか、少し下か。
 それくらいだろうかと思っていた。

 謝罪を繰り返すトレイル>>5には、
 気にしなくて良いと手を軽く振って。]

  そうだな、休まないと…。

[皆にも言われているし、
 一度、のんびりと過ごす日を作ってみようかと、
 思案し始めるのだった。]

(18) 2013/05/01(Wed) 00時半頃

【人】 保険調査 ライジ

  うん、タイプは全く違ったな。  

[>>3 昔の恋人は、明るい女性だったと記憶している。
 我侭も目立つ人であったが。

 自分はその頃から今のような性格をしていたから、
 全く違うタイプだったと言えよう。]

  ………そうかもしれない。
  甘えられるとどうしても甘やかしてしまう。

[甘えられて悪い気はしないし、甘やかすのも嫌いではない。
 自分は甘えられるのが好きだったのかと、
 初めて知ったかのように頷いた。]

(21) 2013/05/01(Wed) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ

  それじゃ、どっかの休みの日にでも行くか?

[>>14 サミュエルの髪を梳くように撫でながら、
 しばらく休日が忙しくなりそうだと笑う。

 ごろごろ。彼を見ていると、
 喉を鳴らすような音が聞こえてくる気がするのは
 気のせいではないはずだ。]

  行きたいところを彼女が言って、って
  形が多かったからなぁ…。
  動物園とか、水族館とか。後は遊園地にも行ったな。

[絶叫マシンが苦手な自分に遊園地は、
 かなりしんどかったな…と、遠い目**]

(24) 2013/05/01(Wed) 01時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2013/05/01(Wed) 01時頃


 ベッドの上の素顔のヴェスパとも出会ってみたいんだよな。
 だめ?

[アルコールのせいか、囁く声は熱を帯びて。
 濡れた響きの吐息がヴェスパタインの耳をくすぐった]


[マドカの言葉を理解できないほど頭は弱くない。
男と一つのベッドを共にしたことはなく、これも冗談だと
思おうとしたが、耳に注がれた吐息がそれを難しくさせる。]

 何をばかな……。

[耳元の熱が伝播して僅かに…の肌を赤くした。
…が飲んだカクテルは2杯弱、いつもならこれだけではまだ酔わない]


 やっぱ色っぽいな、ヴェスパ……。

[赤く染まる白い肌にぞくりと下腹が熱を持つ。
 カウンターの下で彼の手を捕まえようと、伸ばす指]

 ばかかどうか、試してみようよ。


[普段、密かに宇宙人的だと思っていたマドカの
不思議なテンションはどこへ行ったのか。]

 試すって……、俺も、お前も、男だろ。
 出来るわけない。

[強烈な違和に、戸惑いを隠せずに視線はマドカと反対側へ]


 なんもしらねーのな。そこが可愛いんだけど。
 男同士だってデキるもんだぜ。
 大事なのはキモチイイか、そうじゃないか。それだけ。

[できるわけないと拒絶する耳元に囁いて、
 それ以上は深追いすることなく身を離す]

 さびしくなったら連絡して?

[ヴェスパタインの服のポケットにアドレスと番号を書いたメモを忍ばせ、
 いつものようにへらぁっと笑った**]



 俺が可愛い…? 可愛いならマドカの方だと思うが。

[自分よりも可愛さのあるマドカに言われれば、心境は複雑だ。]

 男同士でも…? どうすればできるのか想像がつかん…。
 ……俺も気持ちが良いのは好きだ、けど。
 それよりも、

[愛してほしい、と言おうとしたが
唐突に離れるマドカの体に口を閉じる。

ポケットに押し込まれた紙を見れば、
数字とアルファベットの羅列でそれは連絡先だとわかった]

 ……気が向いたらな。

[…は少しの間逡巡してポケットに紙を戻した]


保険調査 ライジは、メモを貼った。

2013/05/02(Thu) 03時頃


【人】 保険調査 ライジ

  ん…この季節は、歩くのにも良さそうだ。

  …確かに、家族の一員のようなものだよなぁ。
  実家の猫も、家族の一員だと思ってるし。

[>>23 初夏に入ってしまう前に、
 一度散歩というものもチャレンジしてみようか。

 実家には猫が居るが、犬は飼った事が無いため
 犬と一緒に散歩というのは少し気になっている。
 一人で歩くよりも楽しそうだ。]

  お、おい… ああ、もう。

[どんどんハードルが上がっていくような気がして、
 ほんのりと赤らんだ頬をぱたぱたと仰ぐ。
 これはトレイルのセンスに期待するしかないと、
 責任の一部を心の中でトレイルに押し付けておいた。]

(145) 2013/05/02(Thu) 03時頃

【人】 保険調査 ライジ

  遺伝か…じーさんは、どうだったかな。
  親父は結構ふさふさだったけど。

[さて、じーさんはと言えば――2
1.ふさふさ 2.つるつる]

(146) 2013/05/02(Thu) 03時頃

【人】 保険調査 ライジ

[幼い頃に見た祖父の頭は、なんというか、
 ちょっぴり眩しかったような気がする。]

  ………隔世遺伝とかがないことを祈る。

[祖父の頭がつるつるだった事は口に出していないが、
 思い出したときの反応を見れば、
 自然とその答えは分かるだろう*]

(147) 2013/05/02(Thu) 03時頃

【人】 保険調査 ライジ

  俺も、上手く切り離せたらいいんだけど。

[>>26 最早癖というべきか、スーツを来ている間は
 どうしても仕事を切り離せないでいる。
 咥内に広がる濃厚なチーズの味を
 酒と一緒に飲み込んで、苦笑を浮かべた。]

  涎とか、普通にありそうだわ…。
  授業中に居眠りしたときとか、
  よく涎垂れそうになったのを思い出した。

[今とは比べ物にならない程、やんちゃだった時の事。]

  ジムか…運動不足はどうにかしないと
  いけないとは思っているんだけどな。

[今ジムに通うような生活をしたら、
 それこそ疲労で倒れてしまいそうだと、
 ちょっぴり顔が青ざめる。]

(148) 2013/05/02(Thu) 03時半頃

【人】 保険調査 ライジ

  俺も昔は辛いのとかダメだったんだが、
  気付いたら飲めるようになってたなぁ。

[>>27 昔食べれなかったものが
 美味しく食べれるようになった、という事が、
 酒を飲むようになってから何度もあった。

 大人になれば美味しく感じる、
 と言われた事は本当だったのだと、あの時は感心したものだ。]

  チーズをやっただけだろ?

[サミュエルの口の中にチーズが消えていくのを見て、
 なんとなく微笑ましく感じ、小さく笑う。

 彼が自分より年上だなんて予想はしていないので、
 いつか年齢を知ることが出来たのならば、
 相当驚く事は間違いない*]

(149) 2013/05/02(Thu) 03時半頃

【人】 保険調査 ライジ

  ん。

[>>31 わしゃわしゃ。
 そのまま頭を撫でてみたら、
 犬が尻尾をぶんぶんと振っているように見えて、
 口が緩んできてしまう。]

  男二人で遊園地は………寂しくないか?
  絶叫は勘弁…勘弁してください………。

[絶叫だけは、絶叫だけはダメだ。
 尻すぼみになっていく言葉。ちょっと情けない。]

  のんびり出来るところの方が、良いよな。
  プラネタリウム…とか。
  最近凄いのができたらしいし。

[そう言ってから、
 プラネタリウムのあの暗さの中で
 寝てしまうかもしれないと気付いてしまった*]

(150) 2013/05/02(Thu) 03時半頃

【人】 保険調査 ライジ

  ふぅん、そうなのか。

[>>51 確かに、毎回雑誌に載っているような
 格好をしていると、窮屈そうだ。
 そういった理由ではないのかもしれないが、
 勝手に納得をした。]

  そう……か?
  赤に橙…そんな派手な色のものは持っていないな…。

[モデルをしている彼にそう言って貰えると、
 自分には似合わないんじゃないかという不安も
 徐々に薄れていく。
 彼に言われた色は、今度服を買うときまで覚えておこう。]

  間取りの問題もあるだろうなぁ。

[仕事を始める前に引っ越してきた所だから、
 家賃もどちらかと言えば安いほう。
 その分狭くはなるが、気になった事はなかった。]

(151) 2013/05/02(Thu) 04時頃

【人】 保険調査 ライジ

  気付くと邪魔に感じるもんだな。
  今度の休みの午前中にでも、切りに行くか。

[>>52 伸びてきた指が、前髪をさらう。
 前髪が横に流されたため一瞬視界が広くなったが、
 戻ってきた前髪によってまた視界は元通り。]

  その辺が大丈夫そうなら良かった。

[モデルをしている彼には、
 行きつけの床屋…否、美容院があるのだろうか。

 一回1000円の床屋が行きつけの店な自分には、
 どんな店だろうかと想像することもできなかった*]

(152) 2013/05/02(Thu) 04時頃

【人】 保険調査 ライジ

  ああ、ソファベッドは辛いな。

[>>54 自分の安物のベッドよりも、
 遥かに寝心地が悪そうだと頷く。]

  今度ベッドを買いに行くから、それ以降になるかな。
  今はなんとも言えないが。

[また店で会ったときに、よりも、
 日にちが決まった時にでも
 連絡をした方が良いのだろうかと考え始める。
 言いよどんでいるのは、
 連絡先を聞いてもいいものかと悩んでいるから。]

  ………いや、気にしなくていいよ。
  むしろ引き取ってもらえるだけ有難い。

[マドカの冗談に何度か目を瞬かせた後、苦笑を浮かべる。
 最近の若い子の冗談はハードだ。そんな事を思いながら**]

(153) 2013/05/02(Thu) 04時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2013/05/02(Thu) 04時頃


【人】 保険調査 ライジ

[店内に流れるBGMの曲調が、
 変わっていることに気付く。

 サミュエルから受け取ったCDに
 トレイルが変えて>>0:231いたから、恐らくそれだ。]

  ………いい曲だな。

[どのようなジャンルに分類されるか分からないが、
 目を閉じて音楽に耳を傾ける。
 この曲は誰の曲なのだろう**]

(154) 2013/05/02(Thu) 04時頃

 それよりも……?

[意外と脈あり?と、甘い期待で言葉の続きをねだる。
 ポケットに戻されるメモに、
 少しは期待してもいいのかな、なんて]

 オレは、さ。
 割と、マジだから。

[離れる前、爪先でくすぐるようにヴェスパタインの濡れた手に触る。
 カウンターの向こうからは見えないように、こっそりとね]


[合わせた唇の合間から馨るトマトの臭い。
 なんだか、すごく健康的な感じがする。サラダだ。]

  ん。

[サミュエルの腔内へ軽く舌を押しこみ、前歯の羅列をなぞる。
 それ以上は舌を進めずに、唇を離した。]

  はじめてのキスは、ベジタブルって感じ。

[率直な感想だった*]


 ん…あ、いや。
 ……………………、

[聞き返されるとは思わずに、
存外に恥ずかしい台詞に言葉を詰まらせる。]

 何もせずに一緒にいるだけでも、いい。

[するときはするけど。
健全な若者であるものの、性行為に対して淡白である。
もとより愛情を示す手段の一つとして考えているため
ロマンチストなのはマドカよりも自分のほうかもしれない。

体が離れる前に触れたマドカの指先は思ったよりも熱い。
手に残った熱を、自身の指で辿った]


[グラスを休んでいるヴェスパタインの唇に押し当てる。
 グラスの表面に浮かぶ水滴が彼の唇を濡らして、
 ますます美味しそうだ]

 なーあ。
 オレ一緒にいたら、いるだけって無理だと思うわ。

[だって、お前可愛いもんと続けた。

 上気した白い肌に顔にかかる長い髪になんとも言えない色気を感じ、
 このままキスしてしまいたくなる衝動にきょろりと周りを見回して。
 誰も見ていないようならいっそ奪ってしまおうと、
 濡れた唇へと顔を寄せた]


[グラスに手を伸ばすが、それよりも早く唇にグラスの冷たい感触]

 ……冷たい。

[結露で濡れた唇をペロリと舐める。]

 別に無理に一緒にいろって言うわけじゃ……。

[お前なんかといられるか、と脳内変換したが、
続いた言葉を聞けばそうではなさそうで、]

 ……ぅん…? マドカの感性は、おかしい。

[こんな愛想の無い男のどこに可愛い要素があるのか。
原稿用紙5枚くらいに書いて提出しろと思わなくもないが、
出されたところできっと読まない。

ぼうっとしていれば、近づくマドカの顔には気が付かない。
吐息が掛かる距離になって気づくも、逃げ場はどこにもないし
逃げる気も起きなかった]


 一緒にいるだけじゃ、物足りないってこと。
 気づけよ、鈍感。

[逃げる様子もないし、もういいやと唇を塞いだ。

 唇を割り、中に入れてと舌先が歯列をなぞる。
 掠め取ったキスからは、アルコールの甘い味がして、
 酒には強いはずなのになんでだろう。酷くくらくらする]

 おかしくて上等。つか、かわいいよお前。
 オレのものにしてやりてえ。

[唇を啄むようにキスしながら見せるのは、
 いつもの雰囲気とはガラリと違う男の顔]


………ごめ、 っ ン

[なんとなく怒られたような気がして、謝罪を口にしたが、
唇をふさがれて最後まで言いきれない。
突然の口付けに驚いて身を引こうとしても身動きが取れず。]

 、は……マド、 カ

[割って入る舌を拒めずに、そのまま舌を受け入れる。
酔いも手伝ってか、咥内をまさぐる感覚にじんと体が疼いた。]

 ぁ、何を、いきなり、……………っ

[突然の事に理解は追いつかない。
潤んだ瞳はマドカだけをしっかりと捕らえた。
そこにはいつものマドカではなく、獣の目をしたマドカがいて
…は知らない顔に息を飲んだ]


正解はもっと知りたい、だったけれど。
 降りてくる唇をそっと受け止めて、
 押し込まれた舌をべろりと舐め返した。
 久しぶりに誰かとする深いキスは気持ちよくて、
 離れてゆく舌を追いかけるように
 トレイルのいなくなった口から舌がベ、っと出る。]

 そりゃー、トレイルがトマトにするから。

[多分俺の所為じゃない。]

 でも気持ちイイな、もっかいしたい。


 わりぃ……。
 でもさ、ヴェスパが誘うからさ……。

[潤んだ瞳にぞくぞくとする。
 もっと泣かせたいと、男としての征服欲を刺激されて
 もう一度深く、口内をねとりと舌でまさぐるように口付けた]

 なあ、ヴェスパ…。
 オレのこと……きらい?

[囁く声に熱が籠る]

 お前が欲しいんだ……ヴェスパ…。



 誘ったつもりなんか……ふ、

[再び口を塞がれ、まさぐる舌から逃げるように自身の舌を
奥へと引っ込めるがすぐに絡め取られてしまっただろう。]

 別に、きらいではないけど、

[好きか嫌いかでわければ好きなほうだが、
このように愛欲を伴うものではなかった、はずで。

欲しいと言われてもどうしたら良いのかわからず、
視線を彷徨わせて、縋り付く様にマドカの袖口を掴んだ。]


 誘ってるよ。
 スゲー食べたいって、今のヴェスパ見てると思うもん。

 オレ、にくしょくじゅうだからさ。

[低く笑って、
 カウンターの方からは隠れるようにして、何度も交わすくちづけ]

 嫌いじゃないならさ、オレのものになってよ。
 痛いことしないし、キモチイイことしかしないからさ。

[袖口をつかむ手を取り、指を絡ませる。
 自分の体温が高いのか、ヴェスパタインの指はひやりとしていて。
 石膏像のように綺麗で、触れているだけで心地良い。
 この店で誰かを口説くのは初めてだったから、指が微かに震えていたけれど。
 それがバレても構わないくらいに、この心地よい手を離す気にはなれなかった]


    ―少し前・サミュエルと

  トマトが好物だって言ってたじゃない。

  久しぶりにサミーと会えたんだから、
  好きなものをあげたいと思うのは、普通でしょ。

[アルコールを冷ますためにトマト、
 という本線は、流石に本人には言えない。
 このままだと責任の押し付け合いになりそう。]

  僕は、トマトもサミーもすきだよ。

[そう呟いて、もう一度唇を重ねる。

 だが、アルバイトの分際で―…
 流石に店主の前で堂々と「遊ぶ」訳にいかないので
 二回目のキスは、唇を合わせるだけ。]



 ……にくしょくじゅうって、そういう、

[目の当たりにした姿に、ようやく理解する。
深くは考えられないほどアルコールが回っていたのか、
少し前に疑問視してた男同士云々はどうでも良く]

 ……なら…俺を飼う?

[あいしてくれるなら、構わない。

小さく続けて、絡まる手に視線を移す。
マドカの手は温かくて心地よい。
震える手は自分が酔っている所為だと思い、
ぎゅっとマドカの手を握った]


    ………僕「は」、もっとしたいな。


[控えめな口調だけれど、彼の耳元ではっきりと囁く。

 アイスクリームも食べさせてあげたかったけれど、
 ベネットもライジも居るし、客同士の交流も楽しんで欲しい。
 という考えと、別の考えが同時に浮上する。

 でも、客側としてカウンター席に座るのは、
 やはり例外な事だから、長居は躊躇われた。]


[ぎゅっと握り返される手に唇を寄せて、
 石膏像のような綺麗な手の甲をぺろりと舐める]

 いいよ。
 オレのものになるんなら――…

[首輪でも付けて、オレだけのものにしてやるよ、と。
 欲にぎらつく目が雄弁に語る]

 俺が犬なら、ヴェスパはうさぎだな。

[人恋しさに飢えているような、そんなイメージ。
 もちろんうさぎが昔から狼の獲物になる運命なのは、
 口にしないけれど、ね?**]


 そりゃーね、好きだよトマト。
 けど、……んー。

それも、接客の仕事だから?
 などとすっかりアルコールの抜けた頭で考えるのは
 少しばかりらしくないこと。
 久しぶりにトレイルに会ったからだからと言い訳した。]

 好きじゃなきゃ強請らねーよ。

[軽く合わさる唇、直ぐに離れてしまったから
 自分で唇をふにふに触って寂しさを紛らわせる。]


落とされる囁きが耳をくすぐる。
 少しだけ目を見開いて、でも直ぐに伏せる。]

 トレイル、俺やっぱ酔ったのかも。

[きっと嘘だって気づくだろう言葉を最後に
 食べかけのアイスはそのままに、
 カウンターにくてんと伏せた。
 まるで気分は自らを餌に狩りをする動物のようだ。]



 ……、っ

[ぺろりと舐められて、ビクリと震える。
酒とキスのせいで、妙に肌への刺激に過敏になっているようで。]

 ん…・…、うさぎは寂しいと死ぬって言うからな。
 ……俺も一人だとさみしくて、しぬ。

[うさぎは性欲が強いという話も思い出し、
それなら自他ともに認めるにくしょくじゅうのマドカの方にも
案外当てはまるのではと、思うだけ。

マドカの頭に手を伸ばし、そのまま引き寄せて自分から口付けた]


[このままだと、ダッツのバニラアイスが溶けてしまい、
 ゴディバのチョコレートリキュールも沈んでしまうだろう。

 食べれない形になるだけで、啜れないわけではないが、
 やはり美味しいものは美味しい状態で食べるべきなのだ。
 …さて、マスターから早上がりして良いと言われたけれど。]

  酔っ払っちゃった?

  外の景色が見える席に移動しようか。
  俯向くと、もっとしんどいと思うし。

[乗り物酔いじゃないから、風景なんて関係ないのだけど。
 そして、彼が酔っていない事も、知っている。]


[アイスはすごく美味しいし罪もないのだけど、
 今はそんな気分ではなくなってしまって。
 例えば飼い主があーんしてくれるんなら
 完食はしてしまうかもしれないが。]

 んー。……うん。
 ちょっとふらふらする、かな。

[奥にも席があるのは知っていたけれど
 利用したことは無くて。]

 あっち?俺、はじめて。

[なんだか違う意味にも取れそうだったが、
 俺は今酔っぱらいなので深く考えない。]


   


          おいで、サミー。


.


 ――トレイルになら、飼われてみたいな。


いつもこんな風に呼ばれたら、
 猫だって犬のように甘えたくなる。
 その場合マロンと取り合いになってしまうかもしれない。
 ……どうしよう。]


[ふらふらすると状態を伝えるサミュエルに、
 もしかして本気で具合が悪いのだろうかと心配になる。
 基本的には、人の言うことを疑える性分では無かった。]

  そう…、立てる?

[右手を彼に向けた儘、眉を下げて尋ねた。]

 はじめて…、 
  ああ、あの席は元々の箱に着いてた感じなんだよね。
  男二人で座りたがるお客さんもそんなに居ないから、
  だから、常連さんでも滅多に気づかないかな。

[一瞬、別の方向に勘違いしたのは内緒。
 一番都合が良いのは、カウンターから死角になる事。

 ボックスシートにも背が向く形にはなるのだけれど、
 場合によっては、こっちからだと悟られるかもな。
 ちょっとイチャつく程度なら背凭れが隠してくれるが、
 動き的な意味で暴れたら、視界には入りそう。]


 へーき、歩ける。

こんな場所を改装後も残してあるということは、
 マスターもそのつもりなのだろうか。
 聞くのも怖いし深く考えないことにしておいた。]

 そーなんだ、秘密基地みたい。

[特別な場所を教えてもらった気分になる。
 その一人目じゃないとしても、まあ仕方ない。]


[秘密基地という喩えは、悪くない。
 ちょっと半個室的な感覚はするから。
 別にカーテンなどがあるわけじゃ無いのだけれど。]

  でしょ? じゃー秘密基地に名前つける?

[飼われてみたい、という一言を聞いて、少し驚く。]

  ……僕がべたべたに可愛がるタイプなの、
  サミーは、わかるって言ってたよね。

[少し前にした話を思い出して、猫に聞いてみる。]

  だからね。
  僕に飼われちゃうと、鬱陶しく感じるかもよ。


[くっついていても怒られないから、
 気を良くしてさらに狭いシートの中で身を寄せる。
 今までで一番近い距離にトレイルがいる。]

 アイス、食べさせて。

[溶け始めているそれを横目におねだりの鳴き声。]



 は…、 ぁン……ん 

[深い口付けを交わしてるあいだ、
ちらりと視界の端に映るのはマドカが持ってきてくれたカクテル。
テーブルの上におかれたそれはすっかり結露して、水溜りを作っていた。

ああ、もったいない。]

 ふっ マドカ、

[マドカの体を押しても、捕食されているようなキスは
すぐには止まなかっただろう。
マドカが離れた後、…は上がる息を整えながら
緩慢な動作で起き上がる]


  …大丈夫だったんだ。
  本気で具合悪そうな感じだったから、半分本気にしたよ。

  サミーって演技が上手なひとなんだ。 

[そういえば、アイスがやばい事を忘れかけていた。
 スプーンで茶色のリキュールが溢れない様にしながら、
 バニラアイスを掬い、サミュエルの口元へ。]

  ん、あーん。

[スプーンの持ち手先端には、アリスのチェシャ猫が居る。
 ピンクとパープルの、アレ。
 確か、誰かのお土産だった気がするけれど。]



[マドカへとグラスを差し出すが、
少し考え直してグラスを取られる前に腕を引く。

くい、と呷って含ませたあと、
マドカの襟元を掴んでそのまま口付けた。
口の端からこぼれたかも知れないが、少しくらいは気にしない]**


[貪るようなキスに夢中になる。
 唾液が混じり合う音が耳に聞こえて、それすらも熱を煽って欲が滾る。
 このままやっちゃってもいいかな?いいともーなんて頭の中で考えてたら、
 不意に差し出されたグラスに中断されるキス。
 おあずけさせられる犬みたいに不服そうに唇をふくらませれば]

 ……ちょ、ん、ぅん?

[再び唇を塞がれ、流し込まれるアルコール。
 こくこくと喉を鳴らして熱いそれを嚥下しながら]

 口移しとか……エロ。
 も、いっかい……。

[顎を伝う液体を指で拭いながら、甘いくちづけを強請った**]


 秘密基地って、名前つけるもん?

思わぬ言葉に首を傾げるが、
 何がいいんだろう。服装同様センスはあまりないと思う。]

 溺愛してくれるんでしょ、だから……
 飼われたいって言った。

[べたべたされるのが嫌なわけではない、
 ただその相手が極端に少ないだけで。]


 演技、どーだろ。
 ふわふわしてるのはほんと。

常に眠そうなのも演技ではないし、
 大げさにしているつもりもなかった。]

 ア、……ん。

[運ばれるアイスを口に入れる、
 チョコとバニラが交じり合って喉へとするりと落ちる。
 食べ終えるまで何度も同じように強請ったり、
 途中でトレイルの唇へ舌を伸ばしたり。]


  この猫は……、
  あんまりかわいくないな、ふてぶてしくて。

[スプーンの先っちょでニタニタしている猫への感想。]

  うん、この秘密基地に「名前」がある事が、
  「僕達だけの秘密」になるからね。

[漏らさない限り、誰も知らない。]

  「ワンダーランド」にしようか。

  此処――。

  このシートを知らずに来たサミーは、
  アリスみたいじゃない?

[窓の隙間に手を入れ、電飾のコードを手繰りスイッチを入れた。
 円筒内部にカラーセロハンが張られた電球が、ぴかぴか光る。
 窓の外の世界の色が、照らす電気で違う色になった。]


  うん、毎日抱きしめて毎日キスする。
  しつこい位に。

[事実、マロンにそうしながら生活している。
 遊んで構ってと鳴かれたら、眠くても疲れていても付き合う。
 だって、あの子は大事な家族なのだから。

 望まれるままに、――愛してあげたい。
 キスやハグは、犬にとっては迷惑かもしれないけど。]

  …………キミの知ってる僕じゃないかもよ。

[今の性格を作りも誤魔化しもしてはいないけど、
 人から見たトレイルと、動物から見たトレイルは、
 たぶん、――別のいきものなんじゃないかって思う。]


 そうか?チシャ猫は悪いネコじゃない。

最近の映画で見た方の猫はむしろ好きだった。
 あんなふうに神出鬼没で、何にも囚われないのは憧れる。]

 なら、俺たちの秘密の「ワンダーランド」
 俺がアリス?ならトレイルは……帽子屋。
 それとも女王さま?

[金髪の少女に例えられるのはむず痒いけれども、
 ふたりきりの秘め事ならば悪くもない。]

 こんなものまであるんだ、綺麗。

[まるでいつもの店内とは違う景色が見える、
 本当にワンダーランドに迷い込んだよう。]


  ふわふわか……、吐き気とかが無ければ大丈夫かな。
  頭痛くなったりしたら、無理せず言ってね?

[最低でも半分は、自分を騙す事に成功したのだから、
 喜ぶものと思っていたけど、サミーの反応は微妙だった。
 酒を提供した時は、チェイサーも与えているから、
 そこまで酔いが持続するとは思えないのだけれども。]

  よしよし。

[アイスを求めて口を開ける猫を撫でる。
 唇が、舌が別のものを求め始めれば、唇を寄せた。
 サミュエルの唇を割り、舌をねじ込む。
 アイスを食べ続けた猫の舌は、冷たくて柔らかい。]

  …は、


毎日溺愛されるのを、想像してしまった。
 しかもそれが嫌じゃないなんて、どうしよう。
 やはりマロンが羨ましい。]

 いいよ、どんなトレイルでも。
 俺のこと、見てくれるんなら。

[構ってもらえるのなら、同じだけ愛を返せる。
 だから。]

 ――俺の知らないトレイルを見せて。


 そこまで酔ってないよ、それに
 ふわふわしてるの、トレイルが居るから。

トレイルに酔っちゃった。
 そういえば良かったのかもしれない。
 だがバカなことだと思う理性も僅かに返ってきていて、
 そこまで大胆にはまだ慣れない。]

 っ、ん。

[今度のキスはバニラの味。
 温かい舌に冷えた舌を絡ませて、味を移す。]

 おいし?


  僕は、トランプ兵Aとかでいいんだけど……。

[普通の青年A=自分であるという認識で居るので、
 帽子屋も女王様も、役がはっきり立っているから
 なんだか、彼らに申し訳ない気がしてしまう。


 物語の中で生きる、空想上の人物達だったとしても。]

  だって、この猫かわいくないよ?
  僕は、キミみたいにかわいい猫のがいい。
  あ、でもサミーはアリスだから、猫じゃないな。

[「ワンダーランド」から見える景色。
 並んで見つめて居たが、サミュエルの髪の毛に視線を落とす。
 無造作に跳ねた柔らかそうな髪は、アリスと同じ きんいろ**]


 俺をワンダーランドに導いたから
 白ウサギかもしれない。

どれも似合うようで、どれも似合わない。
 何がいいかな、と考えて、でもトランプ兵じゃない。
 それを言うなら俺はきっと眠りねずみがいい。]

 俺だって可愛くない、よく見ろ。

[可愛かった頃など無いので不満そうに言うと、
 トレイルの髪を引っ張ったり、
 もっとひっついて項の匂いを嗅いだり、
 いたずらし放題**]


[舌に残るチョコレートとバニラの風味。
 サミュエルの口端に唇を押し付けて、にこり。]

  うん、美味しい。
  トマトも美味しかったけど。

[そういえば、とキスする前に言われた事を思い出す。]

  僕と一緒に居ると、ふわふわするの?

[なんでだろう、と考えたけれど分からなかった。
 でも、一緒に居て居心地悪いと言われなければ、
 良いことなのかなあ、とも思えるが――…。]

  サミーの知らない僕が、居るからなのかな。

[まさかマロンに嫉妬されてるなんて、
 思いも寄らずに、サミュエルをじっと見る。
 少し眉が吊り気味だなあ、とか。
 甘えんぼで可愛いな、とかそんなことを考えている。] 


  なるほど、白うさぎか。
  そういう見方もあるね、うさ耳似合わなそうだけど。

[うさ耳が生えたら、長くてバランスが取れなそうだ。
 サミュエルに猫耳をつけたら可愛いと思うのだけれど。]

  ん? ちゃんと見てるじゃない。
  かわいいよ、サミー。

[継続してサミュエルから視線は離さないまま。
 唇をサミュエルの白い首筋に押し付けて、軽く吸う。
 あんまり強く吸いすぎると痕が残ってしまうから、良くないかな。
 マスターにばれたらいけないな、とか。
 もう大体ばれてるのに、ばれてないと思っている青年A。]


 うん、どっちもウマイ。

唇を離すとぺろりと舐めて。]

 ふわふわしてる。
 なんて言えばいい?

[言葉に困ってトレイルの肩に額を乗せた。
 ぐりぐり押し付けてそれを返事にする。]

 それもあるかな。
 いつもと違うトレイルなのもある。


うさ耳のトレイルを想像してみた。
 すらっとしているから似合いそうだけど、
 今度買ってみようか。]

 見てないだろ、それ。
 もー、……ッ ん。

[項に唇を感じて甘えた声が出る。
 痕が残っても問題はないので、逃げようとはしないけれど
 他の皆にバレたら恥ずかしくて隠れたくなるだろうが。]


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