人狼議事


249 Digital Devil Survivor

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【人】 逃亡者 メルヤ

―御渡湖―

[>>70、立ち上がれば視線は自然と見上げるように]

 終わりに想いを馳せる割りに。
 あなたは随分、この浮世を愛しているみたい。
 この世に在るモノに興味がある内は
 あなたもきっと本気で死にたいなんて訳じゃないんでしょう。

[けれど、それが己を指しているとは思わないから。
 >>71、浮かんだ弧月の深い色合いに困惑の色を隠さない]

 どういう、事……?

[御渡を去るつもりらしいという事は解った。
 それ自体、元々この地の者ではないのだからおかしくない。
 しかし、その続きである]

 また、戻って来るの。それは私も嬉しいけれど。
 いったい、何年先のお話かな……。

(78) namba 2016/06/27(Mon) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ただの人の子の言う事なら迷う事もないけれど。
 彼は自分と比べてもあまりに永くを生きている。
 そんな彼の"また"とはいつの事なのか。
 今生ですらない可能性とてありえる訳で。

 苦笑は>>72、続いた言葉に凍り付いた]

 は。

 ……もう。
 無理を言って、くれるんだから。

[ぎこちなく、動きを止めていた唇を解いて。
 堪らない、と片手で目許を覆った]

 ……寂しいのは、嫌いなの。
 だから、ねえ。
 そう、人が皆忘れていくのなら。
 誰にも見向きもされないなら。
 安らかな眠りに恋をしたって、悪くはないと思わない?

(79) namba 2016/06/27(Mon) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[言い訳のように吐き出した想いを噛み締める。

 嗚呼、そうだ。
 私はずっと寂しかった。
 人の目に触れない日々はひどく、ひどく、辛かった。
 これ以上、寂しい想いをしたら泣いてしまいそうで。
 それなら、いっそもうこの魂を閉じてしまいたかった。
 
 ぽつり、雨だれのように吐き出す躊躇いに乗せて]

 ……私が朽ちるまでに。
 戻ってきてくれると言ってくれるなら。
 待っても、良い。

[望まれたならば応えたい、それが本来の性質だ。
 それよりも。

 それがこの身に向けられた我侭だというのなら。
 愚かしくも嬉しいと思ってしまったのだから*]

(80) namba 2016/06/27(Mon) 01時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

namba 2016/06/27(Mon) 01時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

 思い出だけでは生きられない。
 鮮やかな出来事ばかりが心を生かす。
 ……心のある生き物が欲に生きるのは、自然な事。

 そうだね、あなたはとても人らしい。

[けれど、そんな顔で笑うから。
 得体が知れなく見えるんだよ?

 揺れる月明かりを受けて、濡れた宵闇もまたはらと揺れた。
 距離が狭まれば少し顎が上がる。
 見上げた三日月の上には綺麗な菫色]

 好きだよ。
 私は人の子が、好き。
 好きでなければ、寂しいなんて思わない。

 私は……神様なんかじゃ、ないんだよ。
 付喪"神"なんて言うけれど、本当は妖だ。

(90) namba 2016/06/27(Mon) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 それでも。
 頼って、くれるというの。
 数多神のいるこの土地で、私みたいな紛い物を。

[欠けて煤けたみすぼらしい石塊に願いを掛ける者がいると。
 でも、それならば……――。

 いつぞやのように大きな手が降りてくる。
 遠い昔、物心ついたばかりの頃に繰り返し
 まだ綺麗だった毛並み(いや、石並みだろうか)と角を
 優しく撫でてくれた人がいた。

 瞼を閉じれば口許が震える。
 喉の奥、つんと湿ったものを飲み下して笑みを刷いた]

 ……私を"神様"にしようというの。
 なんて強欲な、人の子。
 いいえ、真の神をも畏れぬ人ならざるモノ。

(91) namba 2016/06/27(Mon) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[信仰とは崇めるばかりではないものだ。
 "そう在れ"と、願う心が神を育てる。

 髪を撫ぜた感触が離れていくのと入れ代わり、
 天に向かって手を伸ばす。
 叶うならその淡い金糸のひと房にほんの少し触れて、
 まるで月を掴まえたと戯れる子供のように無邪気に笑んだ]

 忘れられるとは思わない。
 あなたの生んだ神なのだから。

[己より永きを生きる"人の子"がこの存在を知っていてくれるなら。
 生涯、もう、寂しいと思う事はないのだろう]

 きっと、御渡はまた人の暮らす土地となる。
 神と暮らす、人の世が。
 この後も続くように……――。

[まだ私は頑張る事ができる。
 そう囁く声音は何処か晴れやかだった*]

(92) namba 2016/06/27(Mon) 21時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

namba 2016/06/27(Mon) 21時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

―夕暮れの頃・御渡湖―

[渡背山から人が少しずつ降りてきたのは、
 きっと幾分時が過ぎてからの事。
 悪魔はその数を大分減らしていただろうが、
 まだ人の子が安心して出歩くには遠い。

 先導してきた中に護夜の者の姿があれば、声を掛ける]

 こんなに、無事で……。

 山の方々がお守り下さった、のかな。
 こちらは、とても惨い事になったけれど。

[今は清らかさを取り戻した湖だが、
 その奥底には多くの無念が沈んでいる。
 マガツヒの名残は浄化されても、
 鎮まる事のない魂が残っている]

(101) namba 2016/06/27(Mon) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 私も……結局、救えなかった人がいる。
 殺めた人すらいる。

[瞳を閉ざされた遙>>48の亡骸。
 抱え上げる事はできなかったから、小さな波を湖に起こした。
 遙の元まで届いたそれに、そっとその身を預ける]

 ……――。

[静かに引いていく波。
 湖の底へと消えていく黒を見送って、
 淡く集まり始めた霧が夕映えに蛍のように煌めいた。

 野に、山に、花がいずれ咲いたなら。
 きっと手向けに戻って来よう。
 無論、慶一が眠り小鈴の鬼が消えたあの社にも。

 何の慰めにも救いにもならないかもしれない。
 それでも、この地で神の末席を汚すと決めたから。
 これはその始まりだった*]

(102) namba 2016/06/27(Mon) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―やがて季節は巡り巡って―

[悪魔の気配が全て消えたのは、何日後だったろう。
 天津神の結界が解けたのは。
 国が封鎖を解いたのは。
 御渡での出来事はどのような"災害"として処理されたのか。

 靖水へ戻った後、幾度も山を降りては神の眠る地を巡った。
 水脈を通して平地を見通す術も覚え始めた。
 人々は被害の少なかった地域を中心に寄り集まり、
 その営みを再開させ、荒れた瓦礫を少しずつ片付けていった]

 ぬしさま。
 今年の梅雨ももう終わりですね。

(103) namba 2016/06/27(Mon) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[新緑から深緑へ、木々の色が深まる頃。
 しとしとと降る雨の下、木立の影に佇む姿]

 もう、人里はほとんど綺麗になりました。
 雨で崩れる瓦礫もありません。
 むしろ、これからは恵みの方が必要でしょう。

[かつて住宅地や繁華街があった場所。
 瓦礫を退けたその後にまだ新しく建つ施設はない。
 どうせ使わぬなら田畑にしよう。
 そんな話が進められたのはどういう経緯だったか]

 豊穣の神にはこれから頑張って貰わないと。
 勿論、水の神にも、ですけれども。

 ……面倒臭いなんて言わずに、お願いします。
 いえ、お前がやれと言われても。

[ぱしゃん、水音がひとつ遠ざかる]

(104) namba 2016/06/27(Mon) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 ちょっと、ぬしさま!

[嫌だね嫌だね、と追おうとした鳴の頭に
 バケツをひっくり返したような雨が直撃する]

 もう、もう……。

[最近水の扱いが頓に上手くなったからと、
 あれこれ押し付けるのはやめて下さらないか。
 と言っても、それはお前が焼きたいお節介だろうと
 言われてしまっては返す言葉もない]

 良いんですか。
 私が好きにやったらぬしさまのお立場が。

[構わぬ、好きにやれやれ。
 お前が私をぬしと仰いでいる内は別に良い。
 それにお前は人の恨みを買うようにはせんだろう。

 元より自由を好む蛟はどうやら更に自由になったようだった]

(105) namba 2016/06/27(Mon) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[御渡の里は実りの良い里である。
 毎年良い雨が降り、川も湖も水質が良く魚が美味い。

 そんな評判が立つようになったのは、
 あの事件からどれくらいの月日が流れた後の事だっただろう。

 渡背山には水の神がいらっしゃる。
 お供え物は甘いお菓子がお気に入り。
 たまに里に降りて来るとか来ないとか。
 湖に霧が立つ日はきっと
 その神様がお祈りをしにいらっしゃっている時なのだと。

 少しの誤解を交えた噂が、囁かれている**]

(106) namba 2016/06/28(Tue) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―御渡靖水神社跡地―

[社はもはや原型を留めてはいなかった。
 荒れ果て方は歳月を思わせるが、
 本殿があったと思しき場所は随分と開けている。
 柱の類は跡形もないが、
 そこには小さな台座と空のお皿が供えられている。

 本殿の入り口があったと思しき場所には石の台座が2つ。
 参詣者から向かって右にはひび割れ焼け焦げた狛犬が。
 左には、酷く損傷し首から先のない何某かの像の成れの果て。
 どちらもかなり古く、そして脆くなった石像のようだ。

 その狛犬の像に寄り掛かるようにして、
 人の姿をしたモノが転寝をしている。
 膝の上には食べかけの餡子餅。

 今にも朽ちて壊れそうな像の傍ら。
 眠ってしまう事が増えたけれど、まだ水の気配は瑞々しく。
 どうやら何か、夢を見ているようだった――**]

(108) namba 2016/06/28(Tue) 00時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

namba 2016/06/28(Tue) 00時頃


[ああ、人の子は忘れる。
あの惨劇を無かった事として、日常へと塗り潰していく。
振り返り、後ろを見ればほら。]


[怨嗟に塗れた思念が手招きして待っているから。]


[足元に鬼火が広がる。
肉の焼ける匂い、皮膚を焼き引き攣るような痛み。
あの日からずっと囚われているから、あの日のまま慶一の時は止まっている。]


 後、100年―――――――いや、1000年。
 俺には時間がある。

 マガツヒなんてそこら中に溢れてんじゃねぇか。
 ああ、死んでから気づくなんて俺も馬鹿だね。

 浄化? いくらでもすればいいよ。
 ねえ、新しいカミサマ。

 人間なんてのはさ、醜い生き物だから幾らでも溢れてくんだよね。
 ほら、ちょっと煽ってやればこんなにも憎悪が溢れてくる。

 精々頑張りなよ。
 俺は見てるからさぁ、今は……うん、今はね。


[炎の中、笑えば喉が焼ける。
息を吸い込めば灰の中まで焼ける。
死んで尚、生きているかのような感覚。

焼かれていく度にナニカが壊れる音がする。
それは人間として慶一が存在する為に必要なナニカ。
それが完全に壊れるまであと――――――――*]


【人】 逃亡者 メルヤ

[いつからだろう、夢がひどく苦いものになったのは。
 それは炎、怨嗟、憎悪の夢。
 かつて失った大事なものが、
 手の届かない所でまた壊れていく――悪夢。

 目覚めればその内容は波のようにさっと引いてしまう。
 最初に気付いたのは、目覚めた時に頬を濡らした涙。
 おかしな事だと、その時は思っただけだったが。

 今日もあの夢が喉を締め上げる。

 これは、何。
 どうして、   が。
 いやだ、やめて、こんなこと。

 そんな己のうわ言だけが記憶に残る。
 何を忘れてしまっているのだろう。
 思い出せぬ夢の中身は未だ遠いまま――*]

(113) namba 2016/06/28(Tue) 00時半頃

 ……アンタ、なんカ持ってる?


―御渡湖―

[あの日、炎に飲まれ消えた男がいた。
藍色の波は今は神となった付喪神が祟った通り、その男に憑いた犬神だけを地の国へと送り込み、残された人間は燃え尽きた。


けれど、多くを殺し続けたその魂は。
浄化されるには赤い石の力を持ってしても黒く染まり過ぎていた。]


[そして、その手元にはマガタマがあった。]


[6つの内、砕けた5つ

砕けたその時にマガツヒが残っていたかどうか。
今となっては確認する術はないだろう。]


 
     オレは、怪異くちさけ

           コンゴトモヨロシク。
 


【人】 逃亡者 メルヤ

―御渡靖水神社跡地―

[>>108、うとりと微睡みから浮上する。
 木漏れ日の如く月影が木々の葉をすり抜けてくる夜半は静かに。
 細かな雨粒を纏って瞬かれた睫毛は、雨でもなく濡れていた]

 ……、ゆめ。

[指の腹で下瞼をなぞるように拭った一滴。
 そっと口許に宛てれば潮の味がした。

 首を巡らせ、寄り掛かっていた己の本体を見上げる。
 苔に抱かれ今尚形を保つ古びた狛犬。
 手を伸ばし、その眼が彫られた石の窪みを撫でてみた。

 そうして境内を振り返る。
 ただ雑草が生えるばかりだったその場所に、
 今見えているのは花の叢]

(142) namba 2016/06/29(Wed) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[あの日、渡背の山に帰った鳴を待っていた、人の痕跡。
 亡き片割れに捧げられた一輪の淡紫。
 その得難さを片時とて忘られた事はない。

 木陰を抜けて、かつて社のあった場所を埋める叢へ。
 遮る物なく天を仰げるこの場所からは、
 今宵も月がよく見える。
 柔らかな草の上に腰を下ろし、咲きそよぐ花々を見下ろした。

 白金の月明かりに開いた菫の群。
 埋もれるように、決してその根を潰さぬように、
 注意深く身体を折ると叢に付いた手の上へ頬を寄せた。
 爽やかでいて仄かに甘い花の香は。
 悪い夢を見た後の、眠れぬ夜を慰めてくれる。

 遥かに遠し、月の光は麗らかに。
 今日も夜色の髪を優しく梳いてくれるから。

 私は今もあの人の事を待っている――**]

(143) namba 2016/06/29(Wed) 00時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

namba 2016/06/29(Wed) 00時頃


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

namba 2016/06/29(Wed) 21時頃


  『ねえ、おともだちになってくれる?』


  『お巡りさん、この人です』


 その目は好きなのかもしれないな。


【人】 逃亡者 メルヤ

[菫に紫陽花、露草、竜胆。
 花の色は移りにけりないたづらに。
 されど季節は再び巡る。
 今年は去ったあの花も、翌年にはまた開くもの。

 御渡から禍事は去っても、神も妖も生きている。
 社へ菓子を供えてくれる人の子が、
 初めて小さな命を連れ添って来たのはもう幾らか前。
 そして、それが何処か懐かしい仲魔を伴うようになったのは
 極々最近の事であった。

 羊羹が供えられたのは、最初はきっと偶然]

 ……累のくれた羊羹の味、とても、とても、甘かった。

[懐かしさにぽつりと零したその言葉があったからか。
 羊羹はいつしか定番のお供え物と化すらしいのだが。
 実際のところは真月の母子と
 悪魔ばかりが知っているのに違いない*]

(189) namba 2016/06/30(Thu) 00時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

namba 2016/06/30(Thu) 00時頃


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