人狼議事


82 謝肉祭の聖なる贄

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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[肩から銀灰の長い髪が零れ落ち、白い貌の半面に垂れかかった。]

(68) 2012/03/16(Fri) 20時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>69

……聞きたければ汝を喰えと?

[ハ、と短い嗤いが洩れた。]

(70) 2012/03/16(Fri) 20時頃

この贄を。

喰いたいものはいるか。

[金髪の贄を見据えたまま、低い囁きを。]


ヴェスパタインは、エリアスの小さな吐息を背に聞き。

2012/03/16(Fri) 20時半頃



………………………


………… あ のコ 、  ぼく  は


    ………… ぼく  が  、

[途切れ途切れの幼い声は、怯えを孕みながら、しかし確かに零れていた。] 


[別に今、何かしら粗相やら狼藉やらをはたらいた訳でもあるまいに。
低い囁きを聞き、香をもまた感じ取っていた小さな躰は。
何時かの記憶がぶり返しでもしたように、裂かれるような、
穿たれるような、剥がれるような、そんな痛みを鈍く抱いていた。

それでも、そのか細い声は、洩れていた。]


いちいちびくつくな。

[と冷淡に無理難題を吹っかける。
若い輩が怯えるほど虐待したのは当の本人なのを棚に上げている。]

では喰え。
そして、答えを聞け。




  ………… ほ し い   ん だ …… あのコ  が

 


 誰かが喰うのであれば。

[銀灰の囁きが聞こえれば。
笑みを浮かべてそう応じた。

先ほどの未成熟な贄と違い、成熟し引き締まった贄は、雨師たる大神の好むところ]

 もっとも。誰か、独り占めしたいと言うものがあるなら、遠慮するが。


[返ってきた声に、結局またびくついてしまう。
うっかりすれば贄たちにもこの心持が覚られてしまいかねない程の、緊張。]


 …………… こた  え 。

[辛うじて、といったところで落ち着きを取り戻そうとしながら、
先程の贄との遣り取りを、思い返す。]


[あの青の奥にあるものを確かめたくて、他の輩に渡せばどうなるかと、手放したのが失策であったらしい。
だが、ちいさい輩の勇を奮っての言葉とあれば]


主が我の顔色を窺うたびに、此方の方が情けなくなってくるわ。
辱められたを恨むなら、むしろ怒れ。
堂々としておれ。

[冷酷な言葉投げつけるが、それは彼なりの詫び、なのかも知れぬ。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>75

いや?
面白いものを見せて貰った。

[口の端の浮かんだ残酷な嗤いは消えることなく残り、]


――……

[ふと何かを思いついたか、
膝をついて控える贄の前に自らも腰を落とし、眼の高さを同じに揃えて向き合う。]

(76) 2012/03/16(Fri) 21時半頃

[独り占め、という語に、答える余裕が無い、まま]


そん、な、


…………… は い 。
ごめん なさ い 。

[その冷たい言葉を詫びだと捉えられる程、白金の心は育ってはいない。
けれど心は刃向えず、是を返す。
それでも結局相変わらずの、堂々とできていない声色ではあったのだが。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[間近に迫れば、銀灰の髪から白い膚から、漂う鋭く甘い香気が、鈍いヒトの嗅覚でも感じられるほど強く薫っているのが分かる筈だ。
小さく贄の姿を映した瞳には銀のさざなみが立ち、その底に熱を秘めていた。


不意に。
両手をさし伸ばし、贄の纏った衣の下へ差し入れて、その素肌をまさぐろうとした。
そうして、唇を開き、贄のそれに重ね――]

(77) 2012/03/16(Fri) 21時半頃


[相変わらずに返って来る情けない返答に、ふんと鼻を鳴らした。]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/03/16(Fri) 21時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/03/16(Fri) 22時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>81
[指先をゆっくり丹念に、筋肉の隆起に添って滑らせる。
農作業で鍛えた身体、それは強靭さを感じさせる弾力を備えていたろう。

瞳は閉じず、細まる青を臨み、そこに浮かんだ悦を確認しさざめいた。
仰け反った金の頭を捕らえて深く唇重ね、、贄の舌や口蓋の感触、あまい唾液を味わおうと]

(83) 2012/03/16(Fri) 22時頃

早く、せねば、
取るぞ――

[情欲に擦れた声。]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/03/16(Fri) 22時半頃



 とる な

  ぼくの  もの だ 
 


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>85
[一度唇を離すと、贄の口から蕩けた呻きが洩れる。
ゆると濡れた青を心地よく感じ、贄の開いた口の端から零れた唾液を舐め取る。
二度三度と唇触れたのち、今度はより深く貪ろうと口を大きく開き掛けたところで、


振り向いて、呻くように、或いは威嚇するように喉を鳴らす白金を見上げた。]

(89) 2012/03/16(Fri) 22時半頃

ヴェスパタインは、ふと笑い、退いた。

2012/03/16(Fri) 22時半頃


[静かに呼吸してじわりと溜まってきた熱を逃がそうとする。

まだ外からは見えねど、黒衣の下では抑えきれぬものが形を成しつつあった。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ゆっくりと後ろに下がり、白金と、金の髪の贄から離れる。
今ふたりはそれに気を払う余裕はあるまいと思われた。

ふと、固唾を呑んでこちらを見守る娘の姿が目に入った。>>95
小さく笑みを見せ、大儀そうに立ち上がった。]

(100) 2012/03/16(Fri) 23時頃

[強くなった花蜜の香をうっそりと身に纏う。
食欲とないまぜになった情欲がじわじわと身のうちを蝕み、苦痛なほどだ。

今また贄が喰われるを見れば、もう歯止めは利かぬ。]




――だそうだ。

[肩を竦め皮肉な笑いを浮かべる。
内実餓えに苦しみ切羽詰っていても、まだこのスタンスを崩すつもりはないらしい。]


 フフフッ…それほどに気に入ったのならば、仕方あるまいな。

[白金の同胞が宣言するのを聞いて、愉しそうに笑う]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>107
[ゆらり立ち上がると、独り取り残された娘を手招く。
唇に張り付いた笑みは消えず。]

(109) 2012/03/16(Fri) 23時半頃

[忌々しく恐ろしく恥ずかしく、恨めしい記憶呼び起こす香。
けれどそれにも、怒れ、堂々とあれ、と半ば無意識に意志して。
今。小さな勇気から勢いづいたおおかみには、既におそれは無かった。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>111
[招きに応じ駆けつけた娘を前に、


暫し瞬(まじろ)ぎもせず見詰める。
そして、出し抜けに娘を抱き上げると、その胸に顔を埋めた。]

(117) 2012/03/17(Sat) 00時頃

[とつとつと脈打つ、娘の心臓の音に耳を傾ける。

この熱くやわらかい肉を引き裂きたいと、じりじりとその身を焦がされながら。]


[年長の同胞たちのこえは、耳に触れども。
アクアマリンに囚われた小さなおおかみからは反応は返らない。]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/03/17(Sat) 00時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>122
[身動ぎもせずやわらかい肉の狭間に顔を埋めて。
左胸に耳を当てているのは、娘の心音を聞いているのだろうか。

娘がそっと抱き返せば、抱き締める腕にほんの少し力が加わった。
娘を抱き潰さぬ程度に力を加減しているのか、少しきつく感じる程度であろう。
その大神は、呼吸を整えるかの如く、ゆっくりと肩を上下させている。]

(129) 2012/03/17(Sat) 00時半頃

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