人狼議事


52 薔薇恋獄

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


[ 灯りが消えた、暗闇の中で ]

『逃げて』

『お願い』

[ 搾り出すような、声がする ]


 日向っ!?

[暗闇のなか、搾り出すような儚い声。
胸の痛みは、一層ひどくなるけれど、何も見えなくて]


お前も、百瀬探しに行かないの?
すっげー雨だし。

[出てゆく石神井を見て、土橋にも声をかけてみたり]


[まさか。
そんなわけがない。

けれど、胸の痛みは治まらない]

 日向、……蛍紫……っ!


【人】 墓守 ヨーランダ

ん、大丈夫……です……
もう、へーきなので。
皆も、心配かけてごめ……――

[その時不意に、轟音と共に暗闇に包まれた。
驚き、縋りついていた手に力が篭る。
明かりはすぐに回復するのだけれど]

…………?

[咽返るような薔薇の香りを感じて、眉をしかめた**]

(12) 2011/05/18(Wed) 00時半頃

いきますよ、もちろん。

[何を当然、といった表情になった]


はいはい、はぐれないよーにね。

[ついでに一緒にフロでも入ったら、とは言わなかった]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/18(Wed) 00時半頃


 ……何があったんだよ、日向ぁっ!

[彼女の姿が在った場所には、ただ雨粒が打ち付けるだけで。
生きている者は当然、死んだ者の姿も見えず]


はい!

[元気よく答え、外へと。
…もし、言われていたらジト目で見たかもしれない。]


[元気の良い反応に、土橋はわんこみたいで可愛いなーと思った]

俺も、どーにかなる……のかなあ。
ウーン。


[多分、ワンコならきっとハスキー犬だと思われる。]


[そこだと判ったのは、初めに日向と会った場所だから。]

 楓馬……。

[苗字でなく、名を呼んだことは、きっと無意識に。]


[犬好きなので、帰ってきたら思い切りナデナデするつもり]


 ……。

[濡れて雫の滴る前髪の下から、虚ろげな眼差しが返る。
けい、と呼ぶのは、喉が引き攣って上手く声にならず、くちびるの形だけ]


[虚ろな眼差しに、眉間に皺が寄った。
己は視えて聴こえるだけで、同調はしないから。
だから、彼と日向が抱える苦しみは判らない。]

 ………すまん。
 耀の時も傍にいてやれなくて。
 日向のことも……
 切欠は、おそらく暁様とやらなんだろうが。
 暁様……とやらの霊は、俺には見えてないから
 何がなんだかで。

[起こす為に手を差しのべながら、ぽつりと告げる言の葉。]


[蘭香のことも、――日向のことも。
暁様、という誰かのことは分からないが、ゆるゆる首を振った]

 ……謝るのは、オレ。
 居たのに、分かるのに、……何もっ、出来なくて。


―先の話・栖津井&浜那須の部屋―

栖津井先生。またすり傷作ってしまいましたー
…あと、薔薇の棘、刺さってしまいました

[部屋の中に耀はまだ横になっているだろうか。部屋の扉を叩き、返事を待たずに中に入る]

……あれ、先生居ない?

[辺りを見回せば、布団に寝かしつけられている耀独り。胸の辺りがゆっくり上下しているので、静かに眠っているのだろう。
先輩や先生からはどれぐらいのことを教えて貰ったのか]

………そうだ


――………蘭香


[ふと思い付いて。耀の傍に寄ると、耳元でそっと名を囁いた。

さて、彼は『誰』と勘違いしてくれるのだろう]



[じいと眠る顔を見ていると、不意に母の顔と重なった。驚いて目を擦り、改める。

どうして…。

手を伸ばして、顔にかかる髪を横に払う。見える火傷の痕に息を飲んだ]


―3年前のある日―

[TVのニュースを見ていた母が、小さく悲鳴を上げた。
何事かと、手を止めてTV画面を見ると、どうやら火事で家が全焼し、一家族が死亡と重傷だという]

…ふぅん

[『ただのニュース』だと思い、再び宿題のプリントに鉛筆を走らせる。暫くすると、母の押し黙った嗚咽が聞えてきた]

奏音さん、どうしたの?

[心配になって声をかけると、母に強く強く抱き締められた。しがみつかれたというのが正しいのやも知れぬ]

『…調音ちゃん、調音ちゃん……。死んじゃった。ママの…従姉妹が、死んじゃったの…』

[震える背を撫でることしか出来なくて]

…苦しかっただろうね

[そんな事しか。言えなかった]


―時は流れる―

[そうして。火事のニュースを見る度に、母は呟く]

『ヨーカちゃん、無事かなぁ…』

[先の火事で、唯一生き残ったという従姉妹の子供の名を呟く]

『心配だけど、連絡できる訳じゃないしね…』

大丈夫だよ。奏音さんがこんなにも心配しているんだから
きっと元気に過ごしているよ

『うん…。そうだね。そうだと…良いね』

[そうして決まって母は、調音を抱き締める。
直接触れられない代わりに。
『ヨーカちゃん』の代わりに**]


―現在―

[火傷の痕。『ランカ』という名前。微かに見える母の面影]

…はんっ


まさか

[打ち消した。髪に頬に触れる手は、何故だか止まらない。
起きぬ気配にもう一度、耳に唇寄せて]



         ら ん か
       



[*名を呼んだ*]


―時は流れるリテイク―

[そうして。火事のニュースを見る度に、母は呟く]

『ランカちゃん、無事かなぁ…』

[先の火事で、唯一生き残ったという従姉妹の子供の名を呟く]

『心配だけど、連絡できる訳じゃないしね…』

大丈夫だよ。奏音さんがこんなにも心配しているんだから
きっと元気に過ごしているよ

『うん…。そうだね。そうだと…良いね』

[ニュースの後、決まって母は調音を抱き締める。
直接触れられない代わりに。
『ランカちゃん』の代わりに**]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 少し前・大広間 ――

……ふーまく……っ……

[無意識に漏れかけた声を押しとどめる。
栖津井先生に促されるまま席に着き、走り去る幼馴染の背を見送る。
まだ意識は半ば朦朧としていて、寝起きのそれに近い。
ばたばたと皆が走り回る姿を見ているしか出来ない。
ただ、広間に現れた顧問の言葉に、ぱちり、瞬き]

……蛍紫君、は?
蛍紫君……来てない……見てない……
どう、したの……?
蛍紫君、けーし、くんっ!

(112) 2011/05/18(Wed) 08時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[まだ状況は把握していない。
けど異常な雰囲気は察していた。
急に不安に駆られ走り出そうとするけれどまだ体はいう事を聞かず。
立ち上がった時点で転倒する]

いや……もういや……
置いていかないで……いなくならないで……

[震える声が勝手に漏れる。
負の記憶を呼び覚まされたばかりの心は、弱く]

(113) 2011/05/18(Wed) 08時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[栖津井先生に促されれば、一瞬泣きそうな顔を向けて。
それでもすぐにそれは弱弱しい笑顔に変わる]

……だいじょーぶ。
僕は、大丈夫です、よ。

[まだ少しふらついているが立ち上がり、素直に歩き出す。
――本当は。後を追いたい。探したい。
けれどそれは心の奥底にしまいこむ。
自分が何かを望むなんて、傲慢だ]

[そうして部屋に連れて行かれ、横になるように促されれば。
疲労した体は、すぐに静かな眠りにつくだろう**]

(114) 2011/05/18(Wed) 08時頃

―― 少し先の話・夢うつつ ――

[倒れた体は思ったより体力を消耗していたようで。
横になればそのまま意識は夢の中へ沈み。
……誰かが、現れても。
触れられても。声をかけられても。
目を覚まさず]

……ー……く、ん……

[唇は勝手に音を紡ぐ。
耳元で名を呼ばれれば、僅か、口元が緩み**]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/18(Wed) 08時半頃


 ……どう、しよう?

 日向は、誰にも……言えなかったんかな。

[禁断の恋。身分の差。祟りと目されたほどの、想い。
それに比べれば、些細だろう痛み。
けれど気づいてしまえば、抜けない棘のように、その存在を、ちりちりと感じずにはいられなかった]


あ?


くっそ、それじゃ誰の名前かわっかんねー

唇んとことか、目元とか、奏音さんに似てる気がするのに、な

[その箇所に、*指を伸ばした*]


――……

[触れられればぴくりと震え。
それでも深い眠りに落ちているのか、瞳を開く気配は無い。
唇は何か言葉を紡ぎたそうに幾度か震えるけれど、音にはならず。
深い、夢の檻に、閉じ込められたまま]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 3年前 ――

[それは深夜の出来事だった。
住民が全て寝静まった時間。
何者かによって放たれた火は、瞬く間に家全体を飲み込んだ。
目を覚ましたのは幸か不幸か。
自分の家とは思えない、赤い世界。
熱い。痛い。苦しい。
ただ本能が逃げろと叫ぶ。
あちこちが焼失した家はもはや崩れかけていて。
両親の寝室だった場所が、ただの瓦礫と化していた。
その瞬間何かが壊れて。
炎渦巻く廊下に座り込んだ]

(223) 2011/05/18(Wed) 19時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[皮膚が焼け爛れて行く。
それでもその場から動く事が出来ずに。
けれど不意に腕を引かれ、立ち上がる]

『しっかりしろ! 逃げるぞ!!』

[その声は今でも覚えている。
優しくて、逞しくて、ずっと憧れだった。憧れている。兄の声。
十近く歳が離れているので一緒に遊ぶ事は少なかったけれど、それでも家ではいつも一緒にいてくれた。
手を引かれ、1m先も見えない炎の中を進んでいく。
そこかしこが壊れた家は走る事も出来なかった。
自分と違い体の大きな兄は、その身を盾にして炎から庇ってくれた。
家が全て炎に飲まれ潰れる前に、外に出れたのは二人だけ。
そしてそのまま病院に運ばれて。
再び目を覚ましたのは……一人だけ]

(224) 2011/05/18(Wed) 19時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[あの時自分がいなければ兄はもっと早く逃げられただろう。
自分を庇わなければ、全身を焼かれる事もなかっただろう]

[ごめんなさい。
僕のせいで。
ごめんなさい]

[父も母も。そして兄も死んだ。
自分だけがただ残されて。
兄の命と引き換えに、生き残った、重罪人]

(225) 2011/05/18(Wed) 19時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


[大事な人の命を奪う夢を、毎日繰り返す]

[閉じられたままの瞳から涙が零れても、目を覚ます気配は無い]

(226) 2011/05/18(Wed) 19時頃

[おそらくは、耀の家族の霊とは珀も共にあっているだろう。

家が近ければ、真夜中の喧噪にはいやでも気がついたし。
それが耀の家と知れれば、父と母が叩き起こしにきたから。
己が珀を呼びにいったのか、珀が来たのが先だったか、耀の家の近くであったのか。
記憶が混乱していて定かではないけれど……。

3年前、珀は、すでに1人だったろうか。
どちらにしても、2人を護らなければ……と蛍紫が強く思った瞬間。]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/18(Wed) 19時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

……たく……と、にいさ……

[蛍紫が呼んだ名を繰り返すように。
自分が「殺した」相手の名を呼ぶ]

(233) 2011/05/18(Wed) 20時頃

ヨーランダは、手を握られれば、堰を切ったようにぼろぼろと泣く。眠ったまま。起きている時に、泣くことは無いから。

2011/05/18(Wed) 20時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

――……

[優しい手つき。
それは幼い頃、兄がしてくれたような。
自然と表情が緩んでいき、そして……]

……………けーし、くん……?

[ゆっくりと瞳を開く]

(238) 2011/05/18(Wed) 21時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/18(Wed) 21時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

あ……僕、寝ちゃってたんだ……

[横になるだけで、眠るつもりはなかったのだが。
目尻に残る涙の感触に]

あ、はは。ごめんね。変なとこ、見せたよね。
うん、大丈夫だよ。
蛍紫君、わざわざ来てくれたの?
ごめんね。

[不穏な空気。見えない姿。
すごく不安だったけれど、今は安心して。笑う]

(241) 2011/05/18(Wed) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[少し困ったように笑う幼馴染。
昔から変わらない不器用さに、失礼な話ながら安心して]

……え? 中庭?

[思い出すのは、窓から見えた――]

……楓馬君と……織部先輩、が、一緒に……いたよ。
まだ、雨降ってきたばっかの頃だったと思ったけど。
……何か、話してた。部屋から見えただけだから、詳しくは知らないけどね。

[どこか言い方が刺々しくなってしまった。
その理由は自分でも分からないけれど]

(250) 2011/05/18(Wed) 22時頃

―― 3年前 ――

『だって、まだ生きてんだ!』

[真夜中、あかく染まる窓に、ひとり飛び起きて、外へ駆け出した。

蘭香と拓斗の痛みは、伝わってこないから。
ふたりは生きてるって確信してた。
だから、水を被って飛び込もうとした無謀なこどもは、近所のおとなたちに押さえつけられ、何もすることが出来なかった。

彼らの判断は正しい。
こどもひとり、飛び込んだところで、死体がひとつ増えるだけ。

でも。
だけど。

彼らには、『彼』の姿は見えない。
蘭香を残して、揃ってしまった家族の姿は、見えないのだ]


[見えていたら、痛みを感じられていたら。
飛び込まずにいられなかった自分を、止めはしなかっただろうと、何処にもぶつけられない憤りを抱えた自分に、拓斗は。

しっかりしろ、というように額を小突いて。
生前と変わらぬ優しい響きで、弟を頼むと、託していったから。

幼馴染が自分にとって大事だからって理由だけじゃなく、拓斗兄ちゃんの分まで、蘭香を護らなきゃって。
きっと、その想いは蛍紫も一緒だと、交わした眼差しに想った]


【人】 墓守 ヨーランダ

……え?
蛍紫君、ごめん、何の……話?
僕……蛍紫君も、楓馬君も。大事だよ。大好きだよ。
どっちか選ばなきゃいけないなんて、ないよね?
僕達……ずっと……

[ずっと一緒にいられるよね、とは続けられなかった。
自分たちは、もういつまでも子供じゃない。
今のままがずっと続くなんて事はありえないし。
――この合宿が終われば。また、あの家に戻って。
大学には絶対に行くことはないだろうし。
卒業した後のことが、分からない。
自分が抱いてる気持ちも、分からない]

……うん。楓馬君、部屋に戻ったんだね。
迷惑、かけちゃったし。謝らないと。

[だからただそれだけに頷いて。
ゆるゆると布団から起き上がり、自室へ向かうだろう。
入れ違いになり、紅子さんに迎えられるハメになるのだが]

(268) 2011/05/18(Wed) 22時半頃

 暁…… って、誰、なんだ。

[部活の誰かではない。
けれど、日向以外の霊の気配は感じない。

もっとちゃんと、あらましを蛍紫から聞いておけば良かったと、ひとり手を握りこんだ]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 回想・部屋を出る直前 ――

あ、は。そうだよね、例え話……だよね。
でも、もしそんな時が来ても。
僕には選べないよ。
二人とも、同じくらい大好きなんだもの。

[そして大学の話になれば一瞬、表情を曇らせ。
でもすぐにまた、いつもの笑顔を浮かべる]

3人で、部屋。ルームシェアってやつかな。
なんだかそれだけで楽しそう。
うん、一緒に……いきたいね。

[気付かれないように、自分で自分の身体を抱く。
服の下。古い火傷の痕と、真新しい暴力の痕。
絶対に、知られたくない]

(300) 2011/05/18(Wed) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―― 自室 ――

ふーま、くん?
いないの……?

[戻ればそこに幼馴染の姿は無く。
彼の相棒である紅子さんだけが鎮座していた]

……天気、凄いことになってきちゃったね。
部屋の中だけで我慢してもらうしかないかなあ。

[カゴから放てば、部屋の中を飛び回ったろうか。
幼馴染の姿が見えないことに不安になるけれど、広い屋敷だし、間取りが全然分からない。
それに少し疲れているのも自覚していて。
だから先に、少しだけ]

(302) 2011/05/18(Wed) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

……紅子さん、ちょっとむこう向いてて。
こっち、見ないでね。

[発作を起こした時に、汗で濡れた服を脱ぎ捨てる。
爛れた皮膚。所々壊死した肌。
気持ち悪い、と。価値の無い体だと教えられた。
無価値で人殺しの自分。
だから、あちこちに残る痣は、罰としても軽すぎる。
まだ首に残る真新しい絞め痕が少しだけ痛んだ]

(303) 2011/05/18(Wed) 23時頃

 『こういうときは、俺より珀のが判るかもな……。』

[眼鏡をかけたとて、想いの残滓が見えるかは謎で。
同調する珀の方が……と、思ったり。
あらましきちんと話していないということは、うっかり忘れてしまっている。]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 自室 ――

[着替えはいくつかあるけれど、似たような服なので適当に袖を通す。
何の洒落っけもない、ただ体に纏う為だけのもの。
着替え終われば紅子さんと戯れてみたりして。
そういえば結局ご飯を食べ損ねていた事に気付く。
でも、ここはオープンキッチン。
向かった時に、もし誰かがまた火を使っていたら。
また迷惑をかけることになる。
だから、一人で向かう気にはなれなくて。
いっそ着替える前にお風呂に行っておけばよかったかも、などと考えたり**]

(358) 2011/05/19(Thu) 00時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 00時半頃


[指にかかる息にはっと我に返る]

…やべぇ、どうかしてる…


[耀に触れた指をぎゅうと拳の中に押し入れて。
その部屋を*後にした*]


 麻雀やると、人間分かるって言うヤツが居た気がすっけど……

[じゃらじゃら]

 日向、麻雀教えたら、付き合ってくれっかなぁ。

[幼馴染が真面目に調査をしている中。
牌をいじりながら、そんなことを呟いているのだった]


 『あー、やはり、判らん。
 後で、珀に見て貰った方がいいだろうな、これは。』

[珀が麻雀を愉しんでいる?とは、知らず、視えなかったことに溜息を吐いたりしている。]


 ……薔薇……、なあ。

[竹の描かれた牌を撫で、ちらりと寧人を見てから]
 なんか、……?

[もっと濃い薔薇の香りを、誰かから感じたような。
けれど、構わないで欲しい様子に、あまり関われなくて、記憶に留めなかった――]

 気のせいか……?

[蘭香がいれば、すぐに分かっただろう答え。
けれど、彼も、本人と対峙している蛍紫もいない自分には、当分思い当たりそうになかった*]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 自室 ――

うん、もういいよ。
紅子さんはおりこうさんだね。

[きちんという事を聞く賢い鳥を抱きしめるように撫でる]

……僕、しょんぼりしてるように、見える?
あはは……大丈夫、元気だよ。

[そう言って笑う]

(452) 2011/05/19(Thu) 05時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

紅子さんはいいな……ずっと楓馬君と一緒にいられて。
僕も、一緒に、いたいよ。
ずっと、ずっと一緒がいい。

[それは蛍紫に対しても同じ想い。
過ぎた友情が恋慕を孕んでいる事に、気付いてはいない。
一緒にいたい。二人と一緒に過ごしたい。
――あの家に帰りたくない。助けて欲しい。昔に戻りたい。
そんな逃避を抱く事を罪深いと感じているから。
二人への想いと共に、抑圧されて]

(453) 2011/05/19(Thu) 05時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[腕の中の温もりが、とてもあたたかい。
ともすれば泣き出してしまいそうになったけれど。
この子は賢い。もし泣いてしまえば心配させるだろうし、あとで楓馬に報告もするだろう。
泣かない。泣けない。人前では]

ごめんね、なんか変なこと言った。
忘れてくれると嬉しいな。

[だから、代わりに笑顔を作る**]

(454) 2011/05/19(Thu) 05時半頃

[ それは薔薇の一つ一つに魂が宿るから ]

[ 誰のものとは判別し難い、無数の死魂 ]

[ この地で死した、誰かの思いの残滓達 ]

[ それらが今、薔薇に輝きを与えていた ]

[ その魂たちは、今はまだ何も語らない ]


[ 屋敷を追われ辿り着いたところ ]
[ そこは一本の大木のうろだった ]
[ わたしは全てから逃れるように ]
[ その中へと入って身をひそめた ]


[ わたしはその中で孤独に泣いた ]
[ 暗く沈む闇に希望はもう無くて ]
[ そのままわたしはそこで死んだ ]
[ でもあの方のこと信じていたの ]


[ 暁様が再びの逢瀬を望むならば ]
[ 有明けの空にわたしは黄泉帰り ]
[ ともに愛でた薔薇の姿になって ]
[ 二人の時間を紡いでいけたのに ]


[ あの方の隣にはうつくしい女性 ]
[ そのままわたしを忘れて幸せに ]
[ どうか幸せになってくれますか ]
[ 嗚呼なんで幸せになるのですか ]


[ *あなたわたしをみすてましたか* ]


[ツキリとまるで薔薇の棘に刺されたような、痛みを胸に覚える。]

 ……俺は、珀と違って同調はしない筈なんだがな。
 波長の問題だろうか。

[その痛みを、幾多の魂の想いの残滓とすり替えて、ポツリと呟いた。]


 ……に、しても……

[じりじわじりり。
肌が焼けるような、痛み。
生きている人間のそばに居る時は気にせずにいられる程度だが、ひとり廊下へ出れば、少しでも距離をとろうとするかのように、壁際へ寄ってしまう]

 ……薔薇の方から、だよなあ。やっぱ。

[何を語りかけてこられる訳でもない。
ただ、無数の想いの欠片を、体質が感じ取ってしまうだけ]


 日向っ!


[たしかに、痛みも感じたのに。
そこに居たのは日向ではなく。

庭の近いせいだと、自分に言い訳することもなく、ただ、静かに諦めの溜息を吐き]

 ……まだ濡れてたか?

[掃除は自分に任せた筈なのに、と言外に問う響きで、首を傾げた]


[1度目、日向を迎え入れた時の雫は珀が拭いたことは知っている。
2度目、日向が化け物に変わった後、珀が気を失って後の事は知らない。

拭かれていたならば、珀が拭いたのか……と。その言葉に思う。

大丈夫か?と視線で問うのは、幾多の薔薇に宿る想いが視えるから。
その1つ1つに同調してしまえば、身がもたなそうだと。]


 あの中に飛び込みたいかっつーと、お断りだけど。
 んな無謀はしねぇし、ひとと居る時はわりと、平気。

[とはいえ、必要とあらば飛び込みもするだろうが。
問われる視線に、へらりと笑って、軽く腕を擦った]

 それよか、悪ぃ。……ちょっと、へばってて。
 お陰でさっぱり何が起きたのか分かんねーから、蛍紫の知ってること、教えてくれ。


[蘭香を……と、話を振ったのは、これまでの説明の布石でもあった。

蘭香を選べといったことに対し、珀がどういう反応を示したとしても、ぼそりぼそりと状況の悪さを紡げば、何故そう言ったかは判ってくれるだろうか。

おそらく、雷が鳴る前に中庭に居た誰か――蓮端が濃厚か、が切欠で、日向が化け物に転じてしまったらしいこと。
その誰かは、暁様――怪談の屋敷の息子に、何か関係があるかもしれないこと。
大須の姿が視えないのは、多分、化け物となった日向の所為だろうということ。

己が判る範囲で、伝えられることは伝えた。
出来れば、蓮端に会って確認してみて欲しいとも。]


 ……話は、分かった。
 夕輝先輩も、探してみる。危なそうだし。

[何故、そう言ったかは分かった。
分かったが、はいそうですかと笑って頷いてやれる言葉ではなく]


 ああ、頼む。
 今は、石神井先輩と一緒に部屋にいると思う。
 でも、少しだけ時間はあけた方がいいかもしれない。

 ……それと、鳴瀬先生には、俺の眼のことは伝えている。
 いい忘れていた。

[激情の色を見返しつつ、淡々と伝え漏れた情報を付け足した。]


[夕輝が哲人と居ると聞けば、広間前での様子を思い起こして僅か、ほころんだ気持ちにもなったけれど。
湧き上がった熱さに、あっという間に掻き消え]

 それで、お前はどうすんだよ。
 士朗せんせを選ぶってか?!

[普段だったら、何も気づかずに居た頃なら、何時の間にそんな仲良くなったんだ、なんて茶化していただろう言葉。
けれど今は、それすら裏切りのように感じて。
士朗へ感じた八つ当たりの憤りと、蛍紫に対するもどかしさの混じった憤りを、叫んだ]


 何故、そこで鳴瀬先生がでてくるんだ?

[きょとんとした表情をしていただろう。
何を言っていると……。

少し息を吐いて、押し倒された格好のまま、手を伸ばす。
怒るとは思っていたけれど、ここまでとは思わなかったので、これ以上は言わない方がいいと、口を紡いで。宥めるように頭に伸ばす手。

触れたなら、それに何かを思い出す。]

 ……そうなったら、俺はお前を選ぶよ。

[けれど、何かを掴むことはなく、その代わり零れる飲みこんだ筈の言葉。はっと、それに気がついて、誤魔化すように]

 お前が蘭香を。俺がお前を……そうしたら3人だろ。

[苦笑を浮かべた。]


[それだけ状況が悪いというのは、蛍紫自身が話したこと。
だから、たとえば、なんて仮定で済ませられるとは、感じられず]

 ……何で?

[きょとんとした表情に、問い返す声は、きっと眼差しに反して冷やか。
そんなつもりも無かったけれど、そうなってしまった。

だから、手が髪に触れたときも。
思わず、つよく振り払ってしまった手のちからだって、そんなつもりじゃなくて]


 ……っ、ごめ 、

[蛍紫より、自分のほうが驚いた。
まるく見開かれた瞳は、いま庭園で雫にうたれている薔薇の葉と、似た潤みを湛え]

 …………それでも、オレは、蘭香だけを選ばない。

[苦笑に、きっぱりと答えた表情は。
おなじ場所で、意識を失う前、ごめんと告げた、泣き笑いに似たそれと同じだった]


[髪を撫でれば、首にかかる圧力に、思わずぐっと喉を鳴らすけれど。抵抗せぬまま、濡れた葉の色を見て、苦笑を深める。]

 何もかも……と思っていると
 そのうち抱えきれなくなって、全部取り落とすぞ?

[つっと眼を細めた段階で、眼鏡が飛んでいることに気がついた。
泣き笑いのような表情から逃げるように、指先が眼鏡を探った。]


 そうなったらなったで、……蘭香とお前には、迷惑かかんねーようにするさ。

[逸らされる視線には、気づいたから。
ちいさく苦く笑って、身を起こした]


 俺は、別にお前に迷惑かけられても良いのだけどな。
 今更だろう……。

[冗談を言えというから、冗談を言ってみたという声音で、重くならぬように言う。]

 俺が言っているのは、そういうことではないよ。
 お前が心配なだけだ。

[己の放った言葉に、またデジャビュを覚えながら、身を起こす際に揺れる相手の髪を見つけた。]


 もう、十分掛けてるじゃんか。

[これ以上どうしろと、と肩をすくめて笑う。
今更といえば、今更でもあり]

 オレだって、お前が心配だよ。

[甘えている自覚はある。
けれど甘えられた覚えは無い。
迷惑かけようとしないのはどちらだと、思う]


 そうか……。

[珀の言葉に、ふっと唇の端を持ち上げた。
その言葉だけで十分だという思いと。
そうでない想いが混ざって。

その話題に関しては、それ以上言葉を紡げない。

まるで無意識に、百瀬の質問から逃げたように。]


 そうか、世界は3人だけで閉じている訳ではないものな。

[ぼそっと呟いたのは、百瀬が去った後だろうか。]

 決めつけられれば、怒る、か。

[判っていたけれど、実際の所、判っていなかった事実を百瀬につきつけられた形。
世界は3人だけでないということだけでなく、幼馴染達もそれぞれ恋愛をするだろうということも、実際に同性同士に芽生える恋愛感情があるということも。

……と知らされて、ん?と何か引っかかったように、眉間に皺を寄せる。自身については、まだ、判っていないという風。]


 お前まで何言ってんだ。

[調音の言動だけでも分からないのに。
妙なことを言い出す幼馴染を、じとり]

 うん、怒るな。……分かったなら良い。

[脈絡は分からなかったが、多分自分が怒った理由を納得してくれたのかと思って。
うんうん頷いている。

根本的な解決にはならないけれど、それだけで少し嬉しかった]


[じとりと睨む珀に向ける眼差しは……
こいつ判ってないのか?という疑惑の眼差し。]

 ……ああ。

[なんだか、疲れてしまって、頷く相手に合わせた。]

 悪かった。

[ぼそっと接吻けてしまったことを含めて、謝罪した。]


 何だよ?

[疑惑の眼差しに、怪訝げな碧いろを向け]

 別に。

[気にすんな、というように笑ってみせたけれど。
やっぱり少し、寂しいような苦しいようなノイズが、混じってしまった]


[結局、疑惑の内容を告げるも、自信のない分野故にあれが精一杯。
後は自分で考えてくれと、さじなげて、けれど去り際に頭を撫でようとしながら]

 ……1人で無茶はするなよ?

[囁くのは、日向に関して。
暗に何かあったら呼ばないと怒ると告げて、よろよろ去って行く*]


 こっちの台詞。

[にへらと笑って、むしろ心配な背を見送った*]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 18時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 回想・自室 ――

……やだな。そんなこと、ないよ。
僕はホントに、大丈夫だから。
紅子さんも楓馬君も、頼りなくなんか無いよ。
でも僕は、これ以上誰かに頼ったり、しちゃいけないの。

[身代わりに死んだ兄。
家族も家もなにもかもを失って一人残され。
誰かに頼る事を極端に恐れるようになった。
そして一人で耐える事で、何かを償ったような気になっているだけの、酷く傲慢な自己満足]

(575) 2011/05/19(Thu) 19時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―― 自室 ――

[紅子さんをもふもふしていると、どこか近くの部屋から何か声が聞こえて。
扉を閉めていたから聞き取れなかったけれど、時節大きく聞こえる声は後輩の声だと理解できる。
……と。
突然開かれる扉、入り込んでくる人影、施錠の音]

え……?
百瀬、君?
どうしたの?

[あまりに唐突の訪問に目を丸くして訊ねた]

(576) 2011/05/19(Thu) 19時頃

ヨーランダは、スティーブンに話の続きを促した。

2011/05/19(Thu) 19時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 自室→広間 ――

[突然の訪問者に、どう対応しどう言葉を交わしたろうか。
大須の姿が見えないことも、そのときに聞いたかもしれない。
とかく、そのうち部屋を出ることにはなっただろう。
百瀬がついてきたかどうかは分からない。
もしかしたら、怒られるかもしれないけれど。
紅子さんを伴ったまま階下へ向かう]

[そうして向かった大広間で、幾人かと顔を合わせるだろう。
まず最初に告げるべきは]

あ……お昼、すみませんでした。
ご迷惑を、おかけして……
もう、大丈夫です。
ありがとうございました。

[今いる相手に、頭を下げる]

(620) 2011/05/19(Thu) 22時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 22時頃


[花を輝かせる、想いの強さ。
ひとつひとつ、余す花無く感じられるすべてに。
誰かの遺した、想いの欠片がきらきらと眩く胸を刺す。

只中に居ると、今感じている痛みが、花々から感じるものか、雨によるものか、分からなくなる。
このまま、薔薇のいたみに埋もれて、千々に散っていきそうな感覚]

 っ、

[ぶん、と頭を振った。
いけない。
今は、引き摺られかけたら声を掛けてくれる相棒は居ないのだ。
しっかりしなくては。

その相棒は、自室で蘭香にもふもふされて気分の良いとこを。
闖入してきた調音に、警戒真っ盛りなのだが、知る由は無い]


 ……なにか、

[ともかく、何か。
引き摺られないように、生きていることを実感できること、考えなくては。
いきて、そう雨の中呟くくちびるに、気づけば指先は引き寄せられて]

 っ、

[ひた、と触れれば、はっと我に返る。
何してるのだか、こんな所で。
雨は酷いが、誰が見ているとも限らない。

意識を戻すには過ぎるほど強烈な思い出に。
慌てて指を引けば、一輪の棘に引っ掛かった]


[克希の失踪と、日向が無関係だとは思わない。
けれど、暁とやらが関係しているとして、彼女が悪意を持って彼をかどわかしたとも、思えない。
理由が断定できないうちは、何かを幽霊の悪意のせいじゃないと考えるのは、癖のようなものだけど。

怪談だけが彼女の全てでは無いだろうと。
すこしでも、話を聴いて何か、してあげられることがあるなら、してあげたいと。

今でもまだ、思っているから。
彼女の足取りを辿る何かが、それか克希の行方を探る何かが、ありはしないかと、雨の中、薔薇の砂漠に立ち尽くした]


―2階・耀と珀の部屋―

[鍵をかけてため息一つ。そこに声をかけられ、飛び上がりそうになった。羽根音に目が開き、腰を抜かしてへたりこんだ]

ぅ あ


き、こんにち…わ


【人】 墓守 ヨーランダ

[織部の言葉に>>625コクリと頷き]

そう、ですね。
食べ損なってたので、おなか、すいたかもです。
僕ももらっていいですか?
あと……野菜とかあれば。紅子さんに、あげたいなって。

[勝手に連れ歩いたり食べ物あげたりしていいか分からなかったけど、幼馴染たちが傍にいないのが酷く不安で。
せめて、紅子さんだけは。一緒にいてほしかった]

(642) 2011/05/19(Thu) 22時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

けーしくん、来てくれました。
よかった……

[顧問の声>>629に、本当に嬉しそうに微笑んで。
でも、心配かけて申し訳なかったと。
――少し、妙な事を言っていたのも思い出して、気になったけれど。
それは口にしないまま]

(646) 2011/05/19(Thu) 22時半頃

―― 自室 ――

……?

[ゆるり、首を傾げて。
へたりこんでしまった後輩に近付き、手を差し伸べる]

大丈夫?
なんだか、逃げてきたみたいだったけど。
どうか、したの?

[焦って鍵までかけるほど。なにがあったのか、と]


[胸にかき抱いていた服は床に散り、手に残ったのは棒付きの飴だけ]

………な、んでも……


[言葉が続かず、強く唇を拭った]


【人】 墓守 ヨーランダ

[キャベツの葉っぱを受け取って]

ありがとうございます。
……食事処に、動物連れてきてごめんなさい。
紅子さん、賢いから。
ちゃんとおなしくしててくれるから……ちょっとだけ、一緒にいさせてください。

[紅子さんに「僕の傍から離れないようにね?」と言い聞かせて。
キャベツの葉っぱを差し出してみたり]

(653) 2011/05/19(Thu) 22時半頃

ヨーランダは、ヴェスパタインに話の続きを促した。

2011/05/19(Thu) 22時半頃


本当に大丈夫……?
何かあったの?
体調、悪いなら。
しばらく休んでいったらいいよ。

[何があって、その胸中がどうかなんて全く知らないから。
本当にただ心配そうに]


[差し出される手に自分の手を重ねた。立ち上がれそうにはなかったから]

…お、れ

ばかな、こと






[言葉がなかなか、でてこなかった]

キスを、あ、………

[ぽつと泪が溢れた]


【人】 墓守 ヨーランダ

んー、生だからコトコトでもジックリでも煮込んだスープでもないかな。

[もしゃもしゃと野菜を食む紅子さんを微笑ましく見つめながら。
自分もゆっくりと焼きそばを咀嚼する]

紅子さんは、中の人などいないっ、ですよ。
でも、うん。ほんとーに、賢い。

[織部の疑問>>666に同意しつつ。
こっちの言葉も理解してるし、返事もするし。
時々鸚鵡だという事を忘れそうになる]

(675) 2011/05/19(Thu) 23時頃

ばかな、こと?

[上手く紡がれない言葉をなんとか拾おうとして。
手を取ったまま、自分もしゃがみこむ]

……きす?

[そうして聞こえた言葉に、目を丸くして]


先輩が…してて、なんか


いらっときて…俺…僕も、し、た

ば、かだよ、なん、で…


[ぎゅうと拳を握る]


気にするなって、それ、なかったって、なしに、


あ、

ぃや…もぅ、わかん…


[内緒にすると言ってしまったから。

でも。苦しくて、吐き出したくて。
人の名前を挙げずに、あらましを告げた。

掠れる声、途切れる声に、どの程度伝わったかは分からないが。

時折唇を手の甲で拭い、残る感触を誤魔化した]


うん、大丈夫だよ。
ちゃんと、聞いてるからね。
落ち着いて、ゆっくり話してくれていいんだよ。

[優しく労わるように。
そっと相手の背を撫ぜながら。
ぽつり、ぽつり。話す相手の言の葉に耳を傾ける]

[そうして聞き終われば。
今、ここにいるメンツを考えて]

そんなに、気にしなくても……大丈夫、なんじゃないかな。

[例えば、女の子との、キスとか。
そういうのなら、色々とあるのかもしれないけど。
だって皆男だし。仲間だし。
ちょっとした、過剰なコミュニケーションみたいなもの?と。
自分も抱えている気持ちも理解できていない蘭香は無責任にそう告げる。
相手の名前を聞いてないからこその、反応なのだろうけれど]


 無茶してないだろうな……。

[寝入ったことを後悔するのは、彼が無事か直ぐに判らないから。
中庭に行くといっていたけれど、無茶していないといいと切に願う言の葉は、音にはならない。]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 23時半頃


好きだって!



……言ったのに


気にするんなって、同じこと、言うんだ…ね


[相手の大きな声に、そしてそれ以上に真剣な声色に、びくりと驚き。
ごめん、と言ってから。
相手を刺激しないようにゆっくりと声をかける]

好きって……えっと、ここでの、話だよね?
……今ここにいる、誰かの、話なんだよね?

[百瀬の話すそれは、言ってしまえば恋の悩み。
でもここにいるのは全員、同性。
だから、心配になって。そう確認してしまう]


[小さく頷く。そうして、はっと顔を上げた]


…ぁ、ない…しょ  で
だって、これ、そういう…でしょう?

キス、したいなんて


それとも、…誰とでも、出来るもんな、ん?


合宿前、とか。
来たばっかの時、とか。
百瀬君、車酔いしたの除けば普通だったから。
ここに来てからのことだって、なんとなく分かるよ。

[それでも男同士で……というの以前に、そういった感情自体あまり分からないせいで確認してしまったけれど]

……ごめん、ね。
僕、誰かと付き合うとか……好きになる、とか。したこと、ないから。
なんて言ってあげればいいのか分かんなくて。
役に立てなくて、ごめん。

[キス。
子供の頃に、とか。家族と、とか。
そういう事しか、知らなくて]


【人】 墓守 ヨーランダ

―― 少し前の話 ――

[落ち着かせながら話を聞こうとするけれど。
その内容が、自分には難しい分野で。
もし。もしも、相手の名を聞いたなら。
それはそれで、また相談に乗る事ができなくなるだろう]

(717) 2011/05/20(Fri) 00時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ヨーランダ 解除する

生存者
(4人 60促)

ヨーランダ
19回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.148 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび