人狼議事


82 謝肉祭の聖なる贄

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視点:


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>0:199

何故泣く?

[いっそやさしいと言ってもよい囁きを耳元に吹き込み、涙に濡れた頬を舐め上げる。
温かく湿ったそれは人間とは異なり、鑢のようにざらりとしていた。
力をいれて嘗めれば人間の皮膚など擦り切れよう――けれど今のそれは獣が己が仔にするようなやさしさであった。]

(5) 2012/03/14(Wed) 22時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/03/14(Wed) 22時半頃


[不意に自分の現在の毛並みを思い出して]

 ………ああ、あの贄は要らんとは言ったが。
 一口くらい味見はしてみても良いだろうか。

[あまり好みではないと言っても、少しでも食べれば毛並みが元に戻らないだろうかーーと]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/03/14(Wed) 22時半頃


味見か。
断らずとも誰も咎めはせぬが。
好きにすれば良かろう。

[一番乗り気なのは茶色の輩のようでもあったが、ぽつりと横から口を挟んだ。]



………良いと思うよ?
もともとみんなで食べちゃうつもりだったんだから、さ。

[ちいさな白金の主からは、咎める言葉は出てこなかった。]


味見、だけだぜ?
喉仏食いちぎるのと心の臓とは、やっぱり公平に決めねぇとな。

[どっちにしろ最後には皆で喰らう事に異存はないが、一応クギを刺しておく。]


ではとっととくじで決めろ。
我は如何様にも構わぬ。

[ふんと鼻を鳴らした。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>12
[涙を零しながら首を振る贄に僅か眉を上げる。
身体をまさぐる手は止めなかったが、膝の上で向かい合うように抱き取り、額をこつりと付けて娘の瞳を覗き込む。]

喰われるのは嫌か。
であれば、死ぬこともできる。
痛みなく死にたいのであれば、そのように計らってもやろう。

[銀灰の大神は穏やかな声で告げた。]

(16) 2012/03/14(Wed) 23時頃

[銀灰、白金の声に続き、茶の同胞が念を押すように言うのが聞こえれば]

 ふむ。その辺りまでは要らん。
 もとより私が未成熟な餌はあまり好まぬ事は知っているだろう?

 まあ、腸なり胃の腑なり一口二口程度貰えれば十分だ。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

だがまずは――

汝たちが早晩迎えるであろうさだめをしかと見極めておくことだ。

[脇に手を差し入れ、膝の上から娘を降ろす。]

(17) 2012/03/14(Wed) 23時頃

[取り出すのは多少歪んだ六面の賽ふたつ。
数年前に喰らった奴の手首の骨で作ったものだ。]

じゃ、目のデカイ奴が勝ちなー。

[空の盃へと、二つの賽を放り込んだ。
25]


[冷厳に端正に振舞うこの大神が、いざ神饌の供物を喰らう段には淫らに狂乱する事――長い付き合いであれば数え切れぬほど目にしたことであろう。

輩とひとつ贄を分け合う為にそれを抑えるが故の、「どうでもいい」であり「何でも構わぬ」のだと――知れるだろうか。]


[長い指で賽を摘み上げると、面白くもなさそうに放り投げた。
賽は25の目を上にして止まった。]



あぁ……うん、公平に。判ってる。

[茶色の主がクギを刺したのは直接自分に対してではなかったとは思えど、
声は自然に、か細い声として紡がれていた。

やがてこの白金が振ることとなった賽の目は、16]


[賽を振る3頭の同胞を眺める。
己は先ほどの宣言通り、賽を振るつもりはない]

………茶のは、ずいぶんと贄に懐かれたようだな。

[その声音に隠る色は、羨望か哀れみか、それとも他の何かか]


…こういう場合はどうするのだ。

[じろりと茶色の輩を睨む。]


まぁねぇ…。
[白の御大の言葉に、ニヤニヤとしながら。]

何でぇ、どれも足して7かよ。
振り直し、かね?
[振られた賽の目を見て渋い顔。
もう一度とばかりに白い賽子を転がした。
32]


[もう一度賽を振るのを見れば、眉顰め]

……致し方なし。

[再度賽を投げる。11 ]



……………… こういうことも、あるんだね  ……。

[振り直しとの言葉に、今一度、白金は賽を振り直す。
此度出てきた目は12]


じゃ、俺からな!

[うきうきと上機嫌に宣言し、支度の整った幼い贄を見る。
まぁ、全て食い尽くすつもりはない。
極上のところを戴いて、後は分け合って食べる気ではいる。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[娘を降ろしたその後、大神同士にやり取りで何かあったらしい。
機嫌の良さそうな茶の輩を尻目に、冷たい顔を崩さず台座に括り付けられた贄を見据える。
腕を組んで、待つ姿勢だ。]

(28) 2012/03/14(Wed) 23時半頃

……………おめで、と。茶色さま。

[己の二番乗りをさとった小さな大神は、息つきながら小さく囁いた。
一番乗りをうらやむような、上機嫌さをうらやむような。
そんな不思議な声色は、どこか控えめな声色で。]


……好きにしろ。

[冷たく言い捨てる。
血肉を前にすれば、この冷たいポーカーフェイスも崩れるのだろうが。]


 フッフッフ……実に愉しそうだ。

[上機嫌に宣言する茶の同胞と、それまでの銀灰と白金を交えたやり取りとを眺めていた灰白は、人間たちに向ける事のない笑い声をこぼす。
それは、年若い者に対する微笑ましく思ってのものだろうか]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>32

……であれば。
我を求めよ。一心に。
それ以外は求めぬし、それ以外も許さぬ。

[膝から降ろす時に脇を支えた手をそのままに、涙を啄ばむようなやわらかい口接けで吸い、最後に舌先で目尻をつついた。

それまでのしつこいほどの玩弄が嘘のように呆気なく手を離し、席を立つ。
そうして向かった先が、大神の同胞のもとであり、その結果の不機嫌であったのだが。>>28]

(35) 2012/03/15(Thu) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>30
[ふと、たった今まで茶の輩が味見を愉しんでいた褐色の若者を流し見る。
娘や金髪の若者を弄っていた時の熱は消え、最初に見せた冷めた横顔に戻っていた。]

(37) 2012/03/15(Thu) 00時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 00時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 00時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 00時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>40
幸い。幸い、か。

[薄い唇が皮肉げに歪んだ。
薄氷の瞳は、ひときわ異彩を放つ褐色と黒檀の色を映す。
興を覚えたか、すいと銀灰の頭を傾け、磨き抜かれた黒玉のような贄の瞳を覗き込む。]

――ふむ。

(59) 2012/03/15(Thu) 08時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[贄の瞳は黒みがかった深い茶に見えた。
それが、何かの弾み、強い輝きを帯びて磨き抜かれた珠のごと暗く光るらしい。
愛でるように探るように、まじまじと瞳を眺め、時折角度を変え]

――ふ。

[うっすらと嘲笑(わら)った。]

(60) 2012/03/15(Thu) 08時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[すうと纏う気配が苛烈な冷気を帯びたものに変わる。]


汝は先ほど東風の名を尋ねていたな?
我は今手持ち無沙汰で退屈している。

[そこで視線は寸時壇上の最初の贄に歩み寄る茶の輩へと流れた。]

我の無聊を慰めて見せよ。

[じわりと冷たい熱を以って、しなやかに筋肉の陰影を浮き立たせた褐色の膚を睨め回す。]

(62) 2012/03/15(Thu) 08時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[大神からすれば、単なる退屈しのぎ、幾分かの八つ当たりだろう。
逆らうことを許されぬ贄の心持ちなど、端から思慮に無いと見える振る舞い。

が、実のところ銀灰の大神は、贄が何もせずとも、怒りもせず罰も与えない心積もりであった。
精々が苛立たしげに去ねと命じるくらいであろう。
しかし、それが贄に分かるかどうか。**]

(64) 2012/03/15(Thu) 08時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 09時頃


今年のも、中々旨いぜ?
食いに来いよ!

[臆面もなく呼び掛けて誘う。]



 あー!おいしいー……

[まるですっかりはしゃぎはじめた様子で、小さな大神は吠えたのだった。]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 17時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>66
[髪先へと差し向けられた褐色の指先を、銀灰色は腕を組んだままの不動で許した。
触れるも触れぬも贄の心持ち次第――しかしそれは試しでもあり。

舞手の一挙手一投足、焦げ色の瞳に浮かぶさざなみひとつ見逃さぬ、凍の双眸の前で如何に振舞うか。
それすらもまた試しであった。]

(83) 2012/03/15(Thu) 17時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[と、どっと歓声が沸き上がった。
茶の大神が最初の贄の胸を断ち割り、心臓を高く掲げた瞬間、祭壇を囲む村人たちが歓喜の声を上げたのだ。
空気に濃い血臭が混じる。
けれども、銀灰の大神は身動ぎもせず、褐色の贄を半眼に見据え佇んでいた。



が。
優れた舞手であれば――或いは。
歓声の上がる直前に、銀灰の大神の気配が微妙に変化したことに気付いたやも知れぬ。
徒人(ただひと)では見過ごしてしまうほどに僅かではあったが、
白く冷たい面のうちに何かが、]

(85) 2012/03/15(Thu) 18時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[腕を解き、すいと手を上げて、沈黙のうちに制止を命じた。
黒衣を翻し、褐色の若者に背を向ける。
その足は贄の据えられた架台へと。振り返りもせずに歩みゆく。
しばらく歩を進め、ふと思い出したように]


暫し待て。


[低い声で言い置いて去った。]

(86) 2012/03/15(Thu) 18時頃

[ハ、とうっすら開いた口からかすかな吐息が洩れる。
銀灰色のからだから漂う甘く鋭い冬の香の体臭に、花蜜の如く甘く酸い、ねっとりと重い香が加わる。
それは、大神にしか分からぬほどのかすかなもので。

銀灰の発情した香、なのだった。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[白い貌は仮面の如く、冷たく硬く。
するり黒の衣を肩から落とすと、白くしなやかな上半身があらわになる。
楽の音はまだ続いているのか、太鼓の取る拍子だけが妙にくっきりと湧き立つ。

鮮烈な赤に沈んだ贄の躯と、血塗れて肉を喰らう同胞。
その前に立つと、目を細めて胸いっぱいに血臭を嗅ぎ、天を仰いだ。]

(88) 2012/03/15(Thu) 18時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ごきり、とくぐもった音を立てて顎骨が組み変わる。鋭い牙が迫り出して、がちがちと鳴った。
爪もまた剃刀のような鋭さ備えて1寸ほどに伸びていたろうか。

赤い舌を閃かせ、唇を舐めると。
身を乗り出し、贄を囲む輩たちの間に割り込んだ。]

(89) 2012/03/15(Thu) 18時半頃

[白い貌に嵌った薄色の眸は、水銀のごと煌めいて蕩けている。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[贄の未発達の下肢を開き、手付かずの腿に牙を立てる。
銀灰色の頭を振り立てると、繊維の千切れる鈍い音、ごっそりと腿肉を噛み取った。
咀嚼音とともに、白い脂肪層が仄見える肉が牙生えた口中に消える。
仮面の如き無表情ながら、幽かに熱のこもった息吐き、頬に飛び散った血を舌で舐め取る。
そうして、同輩と肩を並べて贄を貪りに掛かった。**]

(93) 2012/03/15(Thu) 19時頃

では、私も一口頂こう。

[血の景色を見るのは十五年ぶりか。
芳しい香りに目を細め、同胞たちの傍らへ]


[る、と喉が鳴る。
生命の無い死肉なのが幸い、贄の脚の間に昂った熱を捻じ込みたいという欲は、強烈な自制心の堰に押し留められていた。**]


 実に旨そうに喰うものだ。

[歓喜して貪る年若い同胞や、欲情しながらそれを抑えている同胞たちを、目を細めて眺めながら。
呟いた声は、人に向けるものとは違う響きを含む]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 19時半頃


[両脚から食える肉を粗方剥ぎ終えたところで、身を引き動きを止める。
肩を上下させて、荒い息を整える、ふーっふーっという音が赤く濡れた唇から幾度か洩れ。

先端が血で染まった銀灰の髪を鬱陶しそうに振り払う頃には、元の通りの冷厳な貌を取り戻していた。
――ただし、発情の花香はその身に仄かに纏わりついて、消え去ってはいない。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[やがて銀灰の髪を打ち振るい、大神のひとりが贄から身を離した。
朱に染まった指を長い舌でぞろり舐めながら、ゆるゆると壇上から降りる。
肌蹴た黒衣を清めた手で直したその顔は、元の通りの冷厳さでありながら、どこか気だるげでもあった。**]

(104) 2012/03/15(Thu) 20時半頃

 ……もっと喰えば違うだろうか。

[灰白あらため灰青の大神は、己の前脚についた血を舐めとりながら小さく呟いた。
けれど、この贄をそれほど食べたいとは思わないので、次の贄まで待っても良いか――と。
ふるり、と耳を揺らして頭を振った]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 20時半頃


[肉を喰む顔を僅かにあげて、宴に加わる同胞を見る。
怜悧で冷徹で普段は眉一つ動かさぬ奴が、獣らしい部分を垣間見せるこの瞬間が堪らなく好きだ。
剥き出しになる獣性を、もっと見たいと思う。

言葉にせずとも、尾は雄弁に高揚を語るか。]



………………う、るる。

[銀灰から微か匂う花のようなかおり。
過去に顔を合わせていた祭りの際に覚えていたかおりではあった、が。
何だかんだで今でも、うら若い小さな神には少々刺激が強かった模様。

できるだけ、気にしないようにして、白金は淡い肉を食む。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[銀灰の髪に血に浸った跡を残して、元の席へと戻る途中、人が寄り来って血の汚れを清めに掛かる。
それを物憂げに受け入れ、白い貌は先ほど舞の途中で待たせた褐色の贄に向けられた。]

(113) 2012/03/15(Thu) 21時半頃

[食む最中に、老けた声がぼんやりと耳に触れれば。
その響きのいろに、白金の尾はまたふるりと揺れたもので]


……選り好みせねば色艶などすぐに戻ろうよ。

[随分と経ってからぽつりと。
僅か皮肉ないろの戻った声音で呟く。]


[雨師という別名を持つその大神が獣の姿をとっている時に顕れる角。
その角はかの大神にとっては大切なものなので。
同胞たる大神が触れる事は厭わないが、人間が触れる事は赦さない。

戯れに獣神の姿で踏みにじるなどする際以外は、誤って触れられるかもしれない距離まで人間が近付く事もさせはしない。

百と幾年か過去に、それと知らず誤って触れた人間が雨師の怒りを買い。喰うためではなく見せしめの為だけにその爪にかかり。
その後の3年ほどの間、その地に一滴の雨も降らなかった事は、他の大神たちならば知っているだろうか]


 その為だけに、好まぬものをわざわざ喰う気は起きんのでな。

[聞こえてきた銀灰色の同胞の言葉
人間たちに手についた血を拭わせながら、そう応じた後。
フッ、と。先程まで幾分若返ったようにも見える顔に笑みを浮かべた]

 贄ではなく、キミたちから精気を分けてもらうのであれば別だが。


相変わらずさなぁ、御大。

雨と風なら相性は悪かねぇが…

[ちろと指を舌先で舐めつつ一瞥。
若い贄喰らったせいか、生気に満ち溢れた身体。
毛の艶も一段と良い。]



うー………

僕からのでも、いいわけ?

[所詮は小さなおおかみにして、かつ、当り散らせば病撒き散らす力の大神。
微妙に漏れた声は、ほとんど独り言に近いものだった。]


 当然だろう。永い年月をずっとこの性質で存在していたのだ。
 たかだか10年や20年程度でそう変わるはずもあるまい。

[相変わらず、と評する茶の同胞に。
人間に向けるとは違う種類の愉悦を浮かべた顔を向ける]

 まあ、無理強いはせぬがな。



[ハッと嘲るように鼻を鳴らす。
少なくとも、今は微塵もそんな気にならないらしい。]


[しかし――堰き止められたものは、底に沈殿はしても消え去りはしない。]


[それゆえ、]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[拭われたばかりの髪は少しばかり湿っていた。
付き人が盆に乗せ櫛捧げ持つを尻目に、大神は祭壇に腰下ろす。
そうして、褐色に手差し伸べ、傍に来よと無言のうちに命じた。]

(124) 2012/03/15(Thu) 22時頃

 ふむ?
 私としては構わないが――精気を吸い尽くしてしまったりしないだろうか。

[年若い白金の同胞が漏らした声が聞こえれば。
角と同じ色をした目を細め、首を微かに傾げた。

人間相手と違い、同胞が相手であれば、受け入れる側でも押し倒す側でもどちらでも構わない性質ではあるので。
相手が茶でも白金でも、人間相手とは違う方向性で愉しむだろうが]


[自制の箍が外れ、血に狂乱する銀灰は淫らに咲くが、それを味わった輩は少ない。
その相手が人ならぬ同胞であろうと何であろうと、引き裂き喰らうからだ。

そうでなく――常態の銀灰を口説き落とし、尚且つ血の滾りを抑えた交わりを持てた輩は……果たして存在するのかどうか。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>128
[触れるを避けるかのように控え目に添う褐色の腰を捉え、もそっと近付くように動作で促す。
鼻先を赤銅色の胸板に寄せ、すうと息を吸う。
若者からは、銀灰の髪がすぐ間近に見下ろせる位置となろう。
血臭は薄れていて人間には嗅ぎ取り難かろうが、大神の鋭い甘さ持つ体臭と綯い交ぜになり、馨にアクセントをつけていた。]

(136) 2012/03/15(Thu) 23時頃

[銀灰の同胞は美しいが高嶺の花。
 流石に死なぬまでも、手を出した代償の高価さは身をもって知っている。
 あの時は傷が癒えるまでどのくらい掛かったのだったか…]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[鼻先で黒い衣を捲り上げ、そろと舌先を膚に付けた。
冷たくも硬くも見える白い手とは異なり、舌はやわらかく温かい。]

この、からだの染料は、
いったい何だ……?

[低い囁き。胸元から上目遣いに贄の顔を見上げる。
その言葉の合間も、ちろちろと舌は膚の上に描かれた紋様をなぞる。]

(139) 2012/03/15(Thu) 23時頃


え、あ、

……まぁ、そういうことー。
だからー、僕は、……あーいうのはもう、懲り懲り。

[いろを微かに取り戻していた灰白の主に向ける声は
それはそれは弱々しい声、で]

あー……うー………うるるるるるるぅ……

[自分で口にした独り言が切欠で、ひとりで唸っていた。
こんな無様な声、背後に在る贄ごときには聞かせられるものではない。]


[何時かのあの年、食前酒ごときで酔って騒いで
様々に度を越したちょっかいを出した白金に齎された
銀灰からの仕打ちが。
――もし、艶伴うものであったのならば。

そのことは、思い出したくない思い出として、
確かに白金の中に残っている筈だ。

五年前から今まで、若い白金が宴に姿見せてこなかったのは
身体に直に受けていた痛手で、出るに出られなかったという故も、どうもあるようだった。]



[5年前の騒動の折、堪忍袋の緒が切れて激怒した銀灰は、体躯に劣る白金をこっぴどくどやしつけたが。
その仕打ちというのが、首を押さえつけた上で背後から圧し掛かるという大神の基準からしても屈辱的なものだった。

その上で更に、
「何なら主を犯し喰ろうてやろうか。
ヒトにはあらぬ故、そう簡単に死にはすまい」
と、どすの利いた低音にたっぷりの毒と艶を交えて白金のへたりと伏せた耳に吹き込んだのだったが――]


 フッ…フフフフフ。
 茶のも、銀灰のも、贄から懐かれているな。

[同胞にのみ聞こえるように、小さく囁く。
その声が帯びるのは、嘲笑か、羨望か、それとも懐古の情か]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>142

――草の、味か。これは。

[贄の答えに満足したか。舌は更に紋様を辿る。
ヒトとは異なる舌はざらりとして、やわらかいだけでない微妙な刺激を膚に与えた。

薄布掻き分け、平らかな胸の尖りに近付くと、気紛れのように食んだ。
そのまま、舌先でじりと弄ったあと、軽く吸う。]

(151) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

 まぁ、な。

[こうして気安く見せて懐へ招くは、己のよく使う手か。] 

 割りと俺は雑食でね。どっちかってぇと食えりゃいいってところもある。
 あの森のブローリンなんかはかなりのグルメだったがなぁ。

 


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>143
[目の前の贄を味わっている最中ではあるが、贄の娘の声はちゃんと耳に入っていた。
つい先ほどまで膝の上で泣き濡れていたを思えば、天晴れと言っても良い気丈さである。]

(153) 2012/03/15(Thu) 23時半頃



懐く…?

[同胞の声に、ふ、と嗤いを返す。]

懐いた程度では到底。

[足りぬ、と言いたいのだろう。
昔から贄には、その肉だけでなく、最も苛烈なものを要求してきた。]


[――魂を捧げるほどの希求を。
逆にそれが充たされなければ「何でも良かった」。]

肉であれば。
さしたるものは求めぬ。
食いでがありさえすれば。

[まぐわいに充分であれば。]


[その時、あまりにもひどい取り押さえられ方をした若造は、
じたばたと暴れることもできずに、惨めさに居た堪れなくなりながら
きゃんきゃんと啼いていたものだった。]


……あー、やだやだ。
今思い出すことじゃない。

[ただでさえ格も低く器も小さい大神に、抗う術は無く。
死にも出来ず、一方的になぶられ喰らわれ続ける痛みを得るばかり。
あの時の銀灰の声色の、そのいろやまるで、
己が持つ毒たる病よりもさらに濃い、甘く鋭い毒]



[―――…おかげですっかり、あの花のようなかおりは
小さな白金にとってはつらいものとなってしまっていたのだった。
刻みつけられた屈辱と恐れは、今でも、こうして
銀灰に対する無言の形をとって、此処に在る。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>157
[濡れてやわらかい鑢でじりと擦れる感触、
鋭いエナメル質で突起を挟まれ転がされる感触。
それらで贄を一頻り責め、

唐突に唇を離し、
若者の焦げ色の瞳に目を合わせ真っ直ぐ覗き込む。]

それほどに、汝は喰われたいのか?
あの東風にか。
それとも、贄の栄を得られれば誰でもいいのか。

[声音に甘やかさはなく、漂う馨だけが大神もまた今の行為に幾分か快を得ていたと知らせるのみだ。]

(159) 2012/03/16(Fri) 00時頃



 フフフフフ。
 私は、人間を手懐ける気も、必要以上のものを要求する気も、起きぬからな。
 だが、同胞のそのような姿を見るのは中々に愉しいものだ。

[茶と銀灰の同胞の反応に、実に愉快そうに笑いを零す。

遥か遠い昔。現在の縄張りへとやってくるより以前。
対である「風伯」を永久に喪う羽目になったのは人間が原因だったから。
「己」を維持する為に、こうして村へ足を運んでいても。人間への憎悪と蔑みの情が消える事はなく。
それが故に、贄を弄り辱める事はあっても。感情まで要求する事はしない]




(……そういえば、ぎんいろさま、今年、居ない)

[ブローリンの名に、ふと、四年に一度来る神を思い出し。
件の大神とすれ違う形でやってきた白金は、特に返事を求めるでもなく、呟いていた。]


 ああ、ところで茶の。
 そろそろ立っているのも飽きたのだが、その膝なり腹なりを借りても良いか?

[寝そべっている同胞と、贄と戯れている他の2人の同胞の様子をちらりと見て。
地に落ちれば汚れ泥水となる雨を司るが故に、地や木などに腰を下ろす事を嫌う性質の大神は、比較的暇そうにしているという理由でそう尋ねた]

 無論、そこの贄や他の者と戯れるつもりであれば、無理にとは言わんが。


 あれは、用事とやらで先に帰った。

[聞くともなく、白金の呟きが耳に入って反射的に応えていた。

死んでも口にせぬが、冷たくあしらっても懲りず構う、ぎんいろの輩には密かに好意を持っていた。
あれには、話しておきたい――相談したいこともあったのだが、と。
そんな思いが、ついうっかり白金への返事となった。]


 おう、構わぬよ。
 …戯れるのは、好きだ。

[単なるじゃれあいで終わらぬものも含めて。
 常のごとく気安い態度で年かさの同胞を招いた。]



ふふっ。
――…あんな目をした元気ないいコの肝が、一番いい。

[この“いろ”が無くてはならない、という訳ではないものの。
贄にはそんな――「蹴落とす」ような激しい心を欲しがる節のある大神。
故に相手が此方を好いているか否かはあまり考えておらず。
そんな大神はどうも、贄から懐かれることは
これまで、あまり無かったのかもしれない。

アクアマリンの瞳を捉えながら、白金は微かに零して――]



…………………


 …………… そ  う  です  か 。

[まさか返ってくるとは思っていなかった返事。
しかもそれはよりにもよって、あの かおりの主。
相当の間をおいて、ようやく途切れ途切れに声を出せた白金には、
銀灰の言葉の裏にある思いは、覚れていなかった。] 


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/03/16(Fri) 00時半頃


 では、遠慮なく。

[同胞の了承を得て、その腿辺りに腰を下ろす。
それ以上の戯れも、同胞とならば好むものなので、何らかのちょっかいを出そうとするだろうか]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/03/16(Fri) 00時半頃


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