42 廃棄人形ーeverlasting love marionetteー
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 00時頃
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[髪の長い男性のトレイは山盛りだった>>1。トドメとばかりに置かれたフランスパンに「ありがとうございます」と笑う。]
パンの焼ける匂いって、幸せな感じがしますよね! たくさんお買い上げ、ありがとうございます。
[愛想よく言いながら、手は軽やかにレジを叩く。]
お客さんは、役者さんか何か、してらっしゃるんですか? 少し前に、華月斎さんって人形師の方にお会いしましたけど、お客さんもその関係者の方だったりされるんでしょうか?
(6) 2011/01/14(Fri) 00時頃
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ちっこいちっこい言わなくていいのっ!
[せっかく愛想よく接客していても、サイラスから何か言われる>>5たびに噛み付くように反論していては台無しだった。 しかしさらりと受け流す事ができない程度にはお子様なのだった。]
うーん、でもしかめっ面で悪かったなあって、ちょっとは気にしてるみたいだったよー? あ、メイプルシフォンを注文したら、営業スマイルしてたし。笑えないこともなさそうだけどなあ。
[至って真面目に発言しているが、酷かった。]
くすねるって…全然反省してないねー。 でも、高い蜂蜜は美味しそう。私にも食べさせてくれたら、さっきの「ぶちゃいくになる」発言は許してあげてもいいよ?
[さっきはスルーしていたが、実はちょっと気にしていたらしかった。]
(9) 2011/01/14(Fri) 00時半頃
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[手際よくパンを袋に入れると、まとめて茶色の紙袋につめる。にょっきりとフランスパンが紙袋から頭を出すが、そのあたりはご愛嬌。 別の一座と言われると>>10、あらあらと目を丸くした。]
それじゃ、ライバルさんですか。 この街に一座の方が巡業に来られるなんて珍しいのに、一度に二つもなんて、とっても贅沢ですね! ―――はい、確かに!
[代金を受け取ると、茶色の紙袋を両手で持って差し出した。]
ありがとうございましたー! 是非、またおいで下さい!
(15) 2011/01/14(Fri) 00時半頃
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[青年は笑う。裏表など微塵も感じさせない、緊張感のない笑顔で。]
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ろりこ…!? そんなのに人気になっても全然嬉しくないっ! そもそも私、幼女じゃない! もうじゅーはちなんですからねっ!
[大人だと思われたいお年頃なのだ。]
たいがい? 私、何か酷いこと言ったっけ?
[酷い事を言った自覚はないので首を傾げつつ、レジのキーを叩く。 精神的苦痛を味わわされた慰謝料として、吹っかけてやろうかとも思ったが、右手はすばやくかつ正確にレジ打ちをしていた。]
そりゃね? 看板娘が不細工とかいう噂なんて流されちゃって、売り上げに響いたら困るもんね。
[実際は超個人的に不細工発言を気にしているのだが、そんな風に嘯いた。]
(23) 2011/01/14(Fri) 00時半頃
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しばらくいらっしゃるんですね。それでしたらまた是非! お待ちしてますね!
[にこにこと愛想よく、袋を抱えるお客>>22に話しかけると、にょっきりとサイラスが首を突っ込んできた。>>20]
ああそうか、そういえばサイラスはそんなような勉強をしてたんだったね。 人間と人形の共演…どんな感じなんだろう。 華月斎さんは、人工生命じゃない人形を、まるで生きてるみたいに踊らせるんだよ! どっちもすごいよねー。 ―――あ! ありがとうございました!
[店を出て行くお客を、ぺこりと礼をして見送った。]
(28) 2011/01/14(Fri) 01時頃
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4歳下なんだから仕方ないじゃない! 4歳差は永遠に縮まらないんだよ!?
[食って掛かりながらも、手はぽいぽいとパンを袋に詰める。先程のお客の時よりも動きが雑だがそれは仕方がない、かもしれない。]
ソフィア「で」遊ぶってどういう意味よ!? そこは「と」でしょ!? って、そもそも私は仕事してるの! 遊んでるんじゃなーいっ! ほんとに、サイラスは華月斎さんの爪の垢でも煎じて飲めばいいと思うよ? とっても紳士で、私のことレディ扱いしてくれたんだから!
[右手で紙袋を突き出し、左手の手のひらを差し出す。]
―――ほら。お代!
(33) 2011/01/14(Fri) 01時頃
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うん、見たよ? 私の周りでくるくる踊って、膝の上にだって乗ってきたもん。 チケットももらっちゃったんだもんねー。
[にんまりと優越感丸出しの笑みを浮かべる。]
あげないよー?
(37) 2011/01/14(Fri) 01時頃
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お嬢様・・・・・・
[現れた人形が主人に甘える姿に、目を逸らしそうになるのを理性で抑え込み、平常を装う。]
・・・それでは、夕食の準備が整い次第お呼びにまいります。
[手短に告げて部屋を出る。扉を閉めると、そのまま寄りかかり小さく言葉を漏らす]
・・・・・・おとうさま・・・
[呼ぶ事を許されない呼び名]
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立派なレディの定義ってナニ!? 私に何が足りないって言うのよー。
[むうっと頬を膨らませるが、デザートと言われると頬の空気は一気にしぼんだ。]
本当っ!? 聞いたよ!? 約束だからね!?
[念を押しつつ代金を受け取る。 いたずらっぽいウィンクには、やっぱり華月斎さんと違って軟派だ…なんて思ったが、言わずにおくことにした。 ―――が。]
ちんちくりんって誰の事よそれ!? ろrってだから、私は幼女じゃないしー! 私はパンじゃないんだから、食べられたりなんかしません!
[瞬く間に頬に空気が再び注入された。]
(46) 2011/01/14(Fri) 01時半頃
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ふくれっつらさせてるのはサイラスじゃない! 理不尽だー。 10年って、サイラス、年上が好みだったりするの?
[思いがけない情報に思わず頬の空気がぷしゅりと抜ける。]
へー。サイラスが、年上が好み、ねー。 へーほーふーん。
[そういう話は今まで聞いた事がなかった。思わずにやにやと人の悪い笑みを浮かべてしまう。]
うん、任せた! だから絶対だよ? 楽しみにしてるからね! 物騒…って、ああ、お人形が襲われる事件の事? 嫌な事件だよねー。でも、私はお人形じゃないし、大丈夫だよ? でもま、ありがと。
[珍しく、少し本気で心配してくれているらしい様子に表情を緩めて、手を振って出て行くのを見送った。]
ありがとうございましたー!
[見送りの一言くらいは、きちんとお客らしく扱っておく。]
(53) 2011/01/14(Fri) 01時半頃
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理不尽だ…
[きっぱりはっきり言い切られ、思わずがっくりと肩が落ちた。]
厳しいとか、なにそれ失礼! 別にサイラスに相手にされなくても痛くもかゆくもないしー! ほんとにもー。
[出て行く背中を見送って、やれやれと息をつく。]
意地悪なんだか、優しいんだか、なんなんだ、ほんとにー。
(66) 2011/01/14(Fri) 02時頃
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[サイラスが立ち去り、客足も落ち着いた。ふぅ、とひとつ溜息をついて、少し凝ってきた首をこきこきと回す。 レジを離れ、陳列されたパンを綺麗に並べ直すことにした。]
人形破壊事件、かー。
[サイラスとの会話を思い出し、ぽつりと呟く。]
意味もなく物を壊すって、悲しいことだと思うのに。 どうして心があるお人形を、壊そうって思うんだろう。なんで、そんな酷いことするのかなあ。 早く犯人、つかまったらいいのに。
[ぶつぶつと呟きながら、パンの整理を続ける。フランスパンをせっせと並べなおしていたが、ふと何気なく一本手にとって振ってみた。]
私に犯人がわかったらいいのにな。 フランスパン占い〜なんちゃって… ―――あ。
[振った拍子にぼっきりとフランスパンが折れた。]
やってしまった…
(68) 2011/01/14(Fri) 02時頃
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ソフィアは、「すみません、買い取ります、ごめんなさい」と店主に謝りまくり。
2011/01/14(Fri) 02時頃
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ううう…仕事しに来たのに買い取りって、働く意味あるのかなあ。 いやいやっ、フランスパン美味しいもんね! 明日の朝ごはんと思えばっ!
[昼間と同じ自問自答をしつつ、バッグから財布を取り出してフランスパン代を支払った。 ぼっきりと真っ二つに折れてしまったフランスパンは、紙袋に入れても顔を覗かせることはなく、それもなんだか物悲しい。 紙袋をバッグにしまって、はあ、と溜息をついた。]
(79) 2011/01/14(Fri) 02時頃
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[なんでこんなに。
その言葉が示すのは、今日の資料がどうこうというような狭いものではなく。
この数年ずっと抱いてきた閉塞感]
何で頑張ってんだっけ、俺。
[空しい言葉は雑踏に紛れ、どこにもとどかない]
ソフィアは、レジカウンターに頬杖をついて、ぼんやり。**
2011/01/14(Fri) 02時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 02時半頃
―自室―
[重い資料を床に投げ出し、上着もそのあたりに脱ぎ散らかして部屋を行く。
白い封筒を丁寧に開けるようなことはせず、びりびりと上辺を破って中身を取り出した。
中身は便箋が二枚と、一枚の写真。
写っているのは青年とよく似た中年の男性と、それと比較して随分と若い女性]
―――。
[文面にざっと目を通すと、写真ごとぐしゃりと握りつぶす。
何度も、何度も―――中身が見えないよう、ぎゅっと握り固めて。
それも部屋の隅へと投げ捨てた。]
………
[ぼふ、とやわらかい音と埃を立ててベッドに倒れこむ]
……母親面、しやがって。
[呟いた声音は、普段の軽い口調とは打って変わった――暗く、低い唸りのような音だった**]
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 14時半頃
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―朝―
[昨日、バイトを交代したので、今日は一日オフだった。バイトの日にはできない朝寝坊(パン屋の朝は早いのだ)をしばらく楽しんでから、ゆっくりと起きることにする。]
今日は一日オフだー。何しようかなあ。 華月斎さんの公演、今日あるのかなあ。
[あとでチケットをきちんと確認してみようと思いながら、身支度を整えて、昨日買い取ったフランスパンをがさがさと音を立てて紙袋から取り出す。 パンナイフで薄切りにしながら、思い出すのは昨日サイラスと交わした会話。]
厨房の高い蜂蜜…美味しそうだよねえ。 お金払うから分けてって言っても駄目かなあ。
[駄目かなあと言いつつ、一度思い出してしまったらどうにも我慢できなくなった。 薄切りにしたフランスパンを紙袋に戻し、バッグにしまう。]
せっかくのお休みだし、喫茶店で朝ごはんを食べながら優雅に読書、っていうのも悪くないよねえ?
[くふふ、と笑って家を出た。]
(123) 2011/01/14(Fri) 14時半頃
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―喫茶店―
おそよーございまーす!
[行きつけの喫茶店に着いたのは、遅い朝ごはんのような、早い昼ごはんのような、中途半端な時間だった。慣れた様子で、今日も案内もされていないのに、空いた席に勝手に座る。]
カフェオレとー、高級蜂蜜下さい!
[満面の笑みで店主に無茶なオーダーをした。]
(126) 2011/01/14(Fri) 14時半頃
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[店主に謎のオーダーを聞きとがめられると、てへへ、と笑ってバッグからフランスパンの入った紙袋を取り出す。]
蜂蜜、これにつけて食べたいなあって。できればフランスパン、軽く焼いてもらえたら言うことなしなんだけど。 ―――あ、やっぱり駄目? そう言わず、ちょっと聞いてくださいよう! このパン、うっかり折っちゃって買い取りになっちゃったんです! お金もらうために働いてるのに、可哀想でしょう!? 可哀想な私に免じて、ここはひとつ。 あっ、一人でこんなに食べきれないから、店主さんも食べていいですから! ねっ!? ねっ!? ―――やったあ! さすが、話がわかるっ!!
[立て板に水のごとくまくし立て、強引に押し切った。]
(127) 2011/01/14(Fri) 15時頃
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ほら、ちゃあんと薄切りにしてきたんですよ! 準備万端! あとは、トースターで軽く焼いて、蜂蜜をかければ完璧! お店のカフェオレと蜂蜜のかかったフランスパン! なんて素敵な朝ごはん!
[いそいそと紙袋から切ってきたフランスパンを出して店主に渡し、店主がやれやれとトースターに入れてくれる様子を眺めながらにっこにこ。]
カウンター席に座って、店主さんとおしゃべりしながら注文の品が出てくるのを待ってるって、なんていうかこう、「常連!」って感じですよねー! え? 食べ物を持ち込むような常連はいらない? まあまあ、そんなことは言わずに。
(133) 2011/01/14(Fri) 15時頃
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うひゃあ!
[声を掛けられて>>134、思わず背中が跳ねた。]
あ、ああ、サイラスか。おそよー。 ラルフかと思った。びっくりしたー。
[ラルフは店主以上にしかめっ面で苦言を呈してくるので、見咎められずに済むならそれに越した事はないのだった。見咎められてもスルーするだけなわけだが。]
サイラスが悪いんだよー。蜂蜜の事なんていうから。 どうしてもフランスパンにかけて食べたくなっちゃったの!
(137) 2011/01/14(Fri) 15時頃
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[―――と、サイラスに責任転嫁していると、噂の本人がきてしまった。]
ぎゃー!
[ここはもう誤魔化し笑いだ。誤魔化し笑いで乗り切るしかない。]
あ、あはははは? ラルフにもちょっとあげるよ? どっちみちフランスパン一本完食なんてできっこないし。
[カフェオレを受け取りながら必死の笑顔。カフェオレはパンが焼けるまでとっておきます。]
(138) 2011/01/14(Fri) 15時半頃
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だって、フランスパンは人気で、あんまり売れ残らないから、滅多に食べられないんだよ? せっかく買い取ったからには美味しく食べたいじゃない!
[食い意地が張っていると指摘されて>>141、ムキになって言い返す。 ラルフには人聞きの悪い事を言われ>>145、こちらにもむうっと頬を膨らませた。]
失礼なー! 今日のフランスパンは私が買い取ったやつなんだよ!? 言うなればおごりだよ!? 人の厚意は素直に受け取るもんだと思うなー!
(146) 2011/01/14(Fri) 15時半頃
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あっ、蜂蜜代はもちろんちゃんと払いますよっ!? 注文したんですからっ!
[悲しげな店主の様子>>148にこちらは気づき、ちゃんとフォローを入れておく。]
だから、たっぷりは使っちゃ駄目ー! お湯をもったいながるくらいには惜しんで…! はいはい、残しておくからっていうか、絶対食べきれないから、お仕事頑張ってー。
[蜂蜜の件には釘を刺しつつ、片づけを始めるラルフにひらひらと手を振って、蜂蜜のかかったフランスパンにかぶりついた。]
いただきまーす! おいふぃー!!
(150) 2011/01/14(Fri) 16時頃
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ソフィアは、サイラスのお腹の音に同情して、「一切れ食べる?」とフランスパンを差し出してみた。
2011/01/14(Fri) 16時頃
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嘘だ、絶対嘘だ…
[ちっちっち、と指を振るサイラス>>151に、胡乱な目を向ける。]
嘘じゃなくても無理。絶対無理。 多分台詞の途中で笑い死ねる自信があるもん。
[それでもお腹をさする様子は多少哀れを誘い、フランスパンを差し出しておいた。 どっちみち一人で食べるには多すぎるのだ。]
(153) 2011/01/14(Fri) 16時頃
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男をおだてるテクニック… おだてられなくても動いてくれるのが紳士ってもんじゃないのー?
[大袈裟に泣きまねする様子をじと目で見つめる。パンを差し出した途端豹変する様子に、やれやれと肩をすくめてみせた。]
食べ物で懐柔されるなんて、安っぽい紳士だなあ。
(158) 2011/01/14(Fri) 16時頃
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ちっこいちっこい人のこと言っといて、どっちが子どもなんだか。
[ベーコントーストに幸せそうにがっつくサイラス>>159に、ぼそりと呟く。 ラルフのために二切れ取り分けておいて、店主にも一切れ勧めつつ。]
そっれにしても、フランスパンが折れて買い取りだなんてねー。 美味しく食べてるからいいんだけどさ。 ちょっと振ったくらいで折れるなんて思えないのになあ。
[手にした一切れ(既に一口かじっている)を眺めて首を傾げた。]
(160) 2011/01/14(Fri) 16時半頃
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あれ? ―――ああ!
[ラルフにポスターを示されて>>161、大きく目を見開いた。]
華月斎さんの公演! あれ、今日あるの? 今日は一日オフだから、今日あるなら行こうかなあ。
(165) 2011/01/14(Fri) 16時半頃
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だもーん、て。
[口調まで子どもっぽいなあ、と思いながら瞬く間にベーコントーストを平らげる様子を見るともなしに見つめた。]
えーっと、その。 お客さんが落ち着いたから、パンを陳列しなおそうとしててね? で、その時事件のことを思い出して、私に犯人がわかったらいいなあ、なんて思って。 ちょうど並べてる最中だったフランスパンを持って、「フランスパン占い〜」って振ってみたら… ―――こう、ぼっきりと。
[言っているうちに恥ずかしくなってきた。照れ隠しにきょろきょろと視線をさまよわせると、見知った姿が入ってくるのが見えた。パン屋の常連さんだ。]
あ、ミッシェルさん! おはようございます! いや、おそようかな? どーぞどーぞ!
(169) 2011/01/14(Fri) 16時半頃
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あ、そうなんですよ! 一人じゃ食べきれないのでミッシェルさんもよかったらどうぞ!
[ラルフに水を向けられて>>170、ミッシェルにもフランスパンを一切れ勧める。とても食べきれないと思っていたけれど、この様子なら全部なくなりそうだ。]
それがちょっと、私としたことが不覚にも傷物にしちゃって買い取りになったんですよー。 なので遠慮なくどうぞなんです。
[ミッシェルにそう勧めながら、視線はポスターへ。]
ミッシェルさんも会われたんですか、華月斎さん。 私、昨日チケットいただいちゃったんですよ! それでさっそく今日にでも観に行こうかなあって。
(174) 2011/01/14(Fri) 17時頃
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うう〜…っ。
[我ながら子どもっぽかったな、とは自分でも思うので、サイラスに笑われても>>175強く反論できない。]
なによー、そんなに笑うことないでしょー。 正義を愛するが故の行動なの!
[弱々しく反論しながらサイラスを睨む。 ラルフが一切れ手に取って感想を述べると、うんうんと頷き返した。]
だよねだよね! フランスパンと蜂蜜の絶妙のコラボだよね! ―――あ。
[ぱこん、とサイラスが叩かれる。]
やーい。天罰だー。
(178) 2011/01/14(Fri) 17時頃
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そうなんです! 正義を愛するが故につい、トチっちゃったんです! でも、フランスパンは滅多に食べれないので、こうやってみんなと一緒に食べられたから、良かったかも。
[ミッシェルが一切れ手に取るのをにこにこと見守って、ミッシェルも観に行くというのには目を丸くした。]
ミッシェルさんも行かれるんですか? 私は、昨日広場でお会いして、その時にいただいたんですよ! 一人で…うーん、今のところ一緒に行ってくれる人がいなかったら、そうなりそうですねー。 ラルフ、一緒に行く? チケットは余ってないんだけど。
(180) 2011/01/14(Fri) 17時頃
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ソフィアは、ミッシェルの様子に少し首を傾げた。「華月斎さん、いい人でしたよ?」
2011/01/14(Fri) 17時頃
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えっ、このチケット、そんなに高いものなの!? そっか、だからサイラスも教授とデートって言ったんだ。 教授にたかるつもりでしょー。
[バッグからチケットを取り出して、しげしげと眺める。]
そっかあ。じゃあ堪能してこないとね! 昨日ちょっと見せてもらったけど、すごかったもん。 本当に生きてるみたいで… どうやったらあんなことできるんだろう。 サイモンさんならわかるのかなあ。
[ラルフの発言>>181は聞こえていない。普通に偉い人だと思っていた。]
(184) 2011/01/14(Fri) 17時半頃
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[ミッシェルと会話を楽しみながら、パンとカフェオレを食べ終える。]
ふうっ。ごちそうさまでした! おいしかったあ。 お勘定お願いしまーす!
[さて、蜂蜜の代金やいかに。 思ったより2奇数:安かった。偶数:高かった。]
(187) 2011/01/14(Fri) 17時半頃
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うぐぐ。やっぱり高級なだけあって、いいお値段なんだ。
[思っていたより蜂蜜は少しお高めだった。うーん、と考えてから、ちらりとサイラスに目をやる。]
サイラスおにーちゃん、蜂蜜代おごって? ―――ぶはっ!! 無理! やっぱり無理!!
[上目遣いで言ってみたが、直後に噴き出した。結局、自分の財布からきちんと支払った。]
あっ、そーだ! 私、本持ってきてたんだった。 カフェオレもう一杯追加注文するから、華月斎さんの公演の前までここで時間潰してもいいかなあ?
[そう断って、追い出されなければカフェオレを飲みつつ、読書にいそしむつもり。**]
(189) 2011/01/14(Fri) 17時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 17時半頃
[クレープ屋が面した通りを、ひゅうと一枚のチラシが飛んでいく。
派手な色彩と独特のデザイン。
内容は見なくてもわかる。先日隣町に行った際、これと同じものが沢山撒かれているのを見たから]
――これも人工生命排除運動の一環か。
全く、過激派はやることがえげつない。
[忘れもしない。徹底的に破壊された人形が横たわる姿。
その上に降り注ぐあのチラシ――モノに心は、魂はいらぬと。
そう主張する紙切れが、何百枚と風に吹かれていた]
[そのチラシを撒いたのが隣町の襲撃犯と同一なのか、便乗なのかまではわからない。
自分にとってそんな細かいことはどうでも良かった]
あの時の人形は……
[事件現場の凄惨な光景が、ずっと頭から離れない。
そして、あれを見た時の不思議な高揚感も、なかなか忘れられなかった]
あの女に似てた、な。
[狂気に満ちたチラシが舞い散る中で、己は静かに笑っていたのだ]
[頭ではわかっているのだ。
自分は父親が入れ込んでいる人形の女が気にくわないだけで、人形そのものに辛く当たるのは間違っていると。
それでも、心の中にはずっと…
人工生命など最初から存在しなければ良かったのにと、そう思う自分が居た。]
[好きになろうという努力はした。
元々の人形史という専攻を生かして、理解しようとした。
しかし、心の中に芽生えた暗い感情は完全には消えなかった。
研究に没頭して、昔よりずっと深い人形の知識を得ても]
…やっぱ、無理なもんは無理なんだよな…。
[あの光景が、自分が苦心してしまいこんだその感情を一瞬で呼び起こしてしまったのだ]
…嫌なタイミングで嫌な奴に会っちまったなあ…
[クレープをほおばりながらぼやいた言葉は、
周囲からはもごもご行儀の悪い音にしか聞こえなかっただろう]
良くお似合いですよ。
[心にもない言葉。着物姿の人形を見ているとまるで鏡でも見ているようで、けれど自分とは全然違う人形の態度に酷く不快感を覚えた。]
[頼れる兄貴分を気取る、いつものテンション。
演じようとせずともすらすら出てくる台詞。
どこまで本気なのか、自分でもよくわからなかった]
[喜び。人形が居なくなって初めに感じたもの。哀しみ。必死に人形を探す主人の姿に自分では変わりになれないのかと、当たり前の事で落胆する。そして]
・・・・・・探してきます。
[人形が居なくなったのは嬉しいことだったが、悲しむ主人の顔を見たくないという一心で人形の姿を探す]
…っち……
[ケイトには届かない、小さな舌打ち。
話せば話すだけ、心がざわついた]
…それで良い。
それ以上、俺にそんな話を、するな。
[笑顔にも、言葉にも、嘘はない。
ただ、語らない言葉が多すぎるだけだ。]
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/01/14(Fri) 23時頃
この方がお嬢様を・・・
[この男が居なければあの人形は・・・。人形を見る。]
人形がいなければ・・・私は・・・
[誰にも聞こえないほどの小さい呟き。]
|
―回想・喫茶店―
[店主は呆れたように、「勝手にしろい」と言ってくれた。>>192]
さっすが、話がわかる!
[呆れ顔にもどこ吹く風、ラルフにカフェオレのおかわりをもらうと、「ありがとー」とバッグから本を取り出す。 すると厨房に行ったサイラスが、なにやらプレートを持って戻ってきて。>>198]
ええっ!? いいのっ!? ほんとに!? うわーい、ありがと! サイラスだいすきー!!
[満面の笑みでプリンを受け取った。現金なものである。 ミッシェルの言葉>>230には、うんうんと頷いた。]
そうそう。ここの人たち、みんな仲良しで、色々融通も利かせてくれて、とってもいい人たちなんですよ!
[融通とはパン持込のことを言っているらしい。融通を利かせてくれているわけではなく、強引に持ち込んでいるだけなのだが、そこは都合よく脳内で処理されていた。]
(272) 2011/01/14(Fri) 23時頃
|
|
[本を一冊読み終える頃、ちょうどカフェオレのグラスも空になった。ぱたん、と本を閉じて、ふうと息を吐くと、ラルフが声を掛けてくる。>>240]
え? もうそんな時間? いけないいけない、読み始めると、つい時間を忘れちゃう。 ラルフ、ありがとね!
[バッグに本をしまうとそそくさと席を立つ。勘定を済ませると、ラルフのおざなりな挨拶に手を振って、喫茶店を出た。]
(279) 2011/01/14(Fri) 23時頃
|
|
―現在・劇場前―
うわあ、もう並んでる! そっかあ、昨日広場でも、結構見物してる人いたもんね。 やっぱり評判なんだ。
[感心しながら行列へと加わる。バッグの中からもらったチケットを取り出して、大事に握り締めた。]
(285) 2011/01/14(Fri) 23時頃
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|
あ、ミッシェルさんだ。ミッシェルさーん!
[列に並びながら、落ち着きなくきょろきょろしていると、ミッシェルとサイモンの姿が見えた。>>291 列の中ほどに並びながら、ぶんぶんと大きく手を振る。]
もうじき開場ですね。楽しみですねえ!
[大きな声を張り上げた。周りの迷惑はあまり考えていない。]
(296) 2011/01/14(Fri) 23時半頃
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―――え? ?????
[ミッシェルからは、手を振り返されたあと、謎のジェスチャーを送られた。>>302]
咳、知覚だと言い値? 風邪薬の話、かな? でもなんで今風邪薬?
[全くわかっていなかった。]
(305) 2011/01/14(Fri) 23時半頃
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