47 Gambit on board
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会計士 ディーンは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/04/01(Fri) 02時頃
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[突き上げるナイフを避けきれなかったのは、 あるいはその感傷のせいであったのか、 焼けつくような痛みよりも先に、己の甘さに笑った]
―――…… ッ、
[それでも反射的に、その手を掴む。 わき腹より流れる血で滑りそうになるのを、手袋が防いで]
……つかまえ まし た。
[己の能力はただ、理性と意思によるもの。そう簡単に意識は失うまい、ただ掴んだ手に力を込めた。ぎりぎりと、音の鳴る ほどに]
(4) sen-jyu 2011/04/01(Fri) 02時頃
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会計士 ディーンは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/04/01(Fri) 02時頃
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>>7 [痛みと冷えていく体が、むしろ意識を鮮明にさせる。 聞こえたうめき声は、己のものではなかった。
見下ろす、ようやく真っ直ぐに見据えた瞳の色、 空にも海にもよく似ていた――かつての憧れが重なる]
――……ッ 、 もう、よろしい……ですね?
[裂かれた腹からぬかるむ地面に、 赤く血の滴り落ちていく。それでも掴んだその手を離すことは無いまま、くず折れそうな膝を支えていた]
(12) sen-jyu 2011/04/01(Fri) 02時半頃
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ディーンは、ゲイルにぎゅうされた。とけた、でろり。
sen-jyu 2011/04/01(Fri) 02時半頃
ディーンは、艇長なでた。ついでに髭そる。
sen-jyu 2011/04/01(Fri) 07時頃
ディーンは、まだまだねむいのだったzzz
sen-jyu 2011/04/01(Fri) 07時半頃
ディーンは、イワノフ従卒時代ならあr
sen-jyu 2011/04/01(Fri) 07時半頃
ディーンは、寝ながら眉間にしわよってる*
sen-jyu 2011/04/01(Fri) 07時半頃
ディーンは、mりあさまがみてる的なものを見てる気がした。
sen-jyu 2011/04/01(Fri) 15時頃
ディーンは、何か声が……さすが情報操作の第三師団…!
sen-jyu 2011/04/01(Fri) 15時頃
ディーンは、わかった、もうみんな懲罰室に来るといい**
sen-jyu 2011/04/01(Fri) 16時頃
ディーンは、しかしこれから食事をとるのだった**
sen-jyu 2011/04/01(Fri) 19時半頃
ディーンは、>>-310 なにそれもえしぬ そして4番がーるずとーくでいいの理解!
sen-jyu 2011/04/02(Sat) 00時頃
ディーンは、一人上手な皇子かわいそうだn
sen-jyu 2011/04/02(Sat) 15時半頃
ディーンは、つまり、大体基本思考が赤なのだった(←
sen-jyu 2011/04/02(Sat) 15時半頃
ディーンは、235の青トリオとか、私がハーレムだな。先輩敬うといい。サイラスも割と後輩だ…!
sen-jyu 2011/04/02(Sat) 15時半頃
ディーンは、ベネットは多分スール的なポジションでs 3は兄なのか弟なのか…(ろぐよみとちゅ
sen-jyu 2011/04/02(Sat) 16時頃
会計士 ディーンは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/04/02(Sat) 16時頃
ディーンは、イワノフぺしぺしした。うちの副官に手をださないように。
sen-jyu 2011/04/02(Sat) 16時半頃
ディーンは、元上官がさみしそうだ。
sen-jyu 2011/04/02(Sat) 19時半頃
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>>13 [師団長には向いていない、告げられた言葉。 痛みから意識を逸らそうとすれば、冷えた汗を背筋に感じた。 睨みあげるような視線に、薄い笑みが混ざる]
そのようなこと、最初から……
[己の甘さを知ればこそ、 私を滅し、公に殉じてきたのだから。
支えられず崩れた膝、泥がびちゃりと軍衣を汚す。 汚れた腕は、それでも掴んだものを離すことはなく]
(28) sen-jyu 2011/04/02(Sat) 19時半頃
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[>>14 ふいに浮いた体、抵抗しようとする その耳元に落とされたのは、懐かしい声。]
……キース様、
[もたらされた安堵に霞む意識、 私の己はこんなにも柔いものであったか、途切れようとするものを繋ぎとめる]
では……、ご同行、を
[もつれる舌が言葉を紡ぐ、 意思による能力、意識が揺らげば異能を封じる力もまた薄れ*]
(29) sen-jyu 2011/04/02(Sat) 19時半頃
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ディーンは、焼き芋はめ込まれたグラスみて、きっと獣人流の歓待の表現なのだろうとおもtt
sen-jyu 2011/04/02(Sat) 20時頃
ディーンは、君達はどこからわいてきt 特に5番
sen-jyu 2011/04/02(Sat) 20時頃
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>>30 [問われた言葉に、掴んだ手に力が込められる]
……この程度で、
[この程度の負傷で、意識を失ってなどはいられない。 けれど、もう“戦い”は終わったのだろう。 ゆれる肩の上、やがて言葉なく、その腕は離されて。
己が身が運ばれるに、任せた。 軍衣に篭る紫煙の匂いを、懐かしく、感じながら*]
(31) sen-jyu 2011/04/02(Sat) 20時半頃
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ディーンは、よしはなれ*
sen-jyu 2011/04/02(Sat) 20時半頃
ディーンは、>>-674 切腹の話じゃなかったのかなんてこt*
sen-jyu 2011/04/02(Sat) 22時頃
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―救護室― [一つ頷きを見せれば、ラミケシュとテオドールは、すべての終了を察しただろうか。 救護室までは、運ぶに任される。 衛兵は、滴る血に気づけば驚きの色を見せる。 最も続く言葉は、更なる動揺を誘っただろうが]
……マイコフ師団長の身柄の拘束を。
それから、拘束室にあるアークライト師父の拘束を解き、 「あとはお任せします」と、そのように。
[指示のみ命じれば、命に関わる傷ではない、 能力による治癒の必要はないと、医師に告げ。 治療を受けながら、捕らわれるだろうその背を一度見やった*]
(43) sen-jyu 2011/04/02(Sat) 23時半頃
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ディーンは、>>-727 おひめさまだっこw 本命:へくたん だろうか。
sen-jyu 2011/04/03(Sun) 00時頃
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―救護室― [脱いだ上衣を椅子の背に放れば、床にぽとりと血の雫が落ちた。血塗れ裂かれたシャツを無造作に肌蹴る。]
……ハッセ師団長、容態は如何かね?
[問われた言葉に、まず問いを返し]
すべて終わった。 可能であれば、隣室へと向かうといい。
いささか彼らは性急なようだ。
[喋っていては傷の縫合ができない、と治療班の者に言われて黙る、大人しく寝台へと横たわれば一度目を閉じた。]
……大丈夫だ、すべて上手くいくだろう。
[それでも言葉を続ければ治療班の者に睨まれて、難しい顔のまま、今度こそ押し黙った]
(61) sen-jyu 2011/04/03(Sun) 01時頃
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ディーンは、Σフラッシュが?! 給料4ヶ月分複製するということか、それとも一枚4か月分…?
sen-jyu 2011/04/03(Sun) 01時半頃
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>>64 [素直に返された言葉に、ゆるりと眼差しを向ける。 金糸が落ちる、やけに視界がちらつくのは、この痛みのせいか。 変わらず眉根は寄せられた] そうであればよかった。 ――いや、構わん。大事無ければ、それで。
[そして繰り返された言葉に、小さく首を振った]
終わりではあるが、始まりでもある。
[黙ったのち、向けられた険しい顔に一言、大事無い、と返して。静かに目蓋を閉じた*]
(74) sen-jyu 2011/04/03(Sun) 02時頃
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ディーンは、めるたんおはよう、おひめさまだっこktkr
sen-jyu 2011/04/03(Sun) 02時頃
ディーンは、ハミルトンといえば、まっさきにオウガバトルの人を思い出すのだった。
sen-jyu 2011/04/03(Sun) 02時頃
ディーンは、よしねるじゅんび……
sen-jyu 2011/04/03(Sun) 04時頃
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―救護室― [新皇帝に第一皇子が選ばれた、と その報告を寝台の上で聞くこととなった男は、 満足そうな表情に、少しばかり複雑なものを交えつつ言葉を零した。]
どうやら私がいなくとも、 会議の進行に滞りはなかったようだな。
[第二師団館より呼び出された副官は、書状を手に携えている。 新皇帝へと手渡されるだろうその書状は、 軍備縮小にむけて第二師団の解体を進言するもの]
長き歴史の中で、誰も為しえなかったことを目指すのだ。 この程度は些細なことであろう。
[書状に刻まれた、第二師団たる証フルールドリス。 この白百合が為に全てを捨てて生きてきた男は、 感慨の一つも見せぬまま、胸ポケットを一度探る。
そして、誰もいなくなった救護室で、窓辺、苦い表情で紙巻に火をつける姿があった* ]
(141) sen-jyu 2011/04/04(Mon) 19時頃
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[>>142 気配に視線をやれば]
………、
[恨めしそうな表情などそ知らぬふりで、 紙巻の火をねじ消した。
目の前であえてふかす、というような子供っぽい選択も、 実はちらりと過ぎってみたりしたのだけれど。]
(143) sen-jyu 2011/04/04(Mon) 19時半頃
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ディーンは、ラ皇陛下万歳**
sen-jyu 2011/04/04(Mon) 20時半頃
ディーンは、シェルベリ落ち着け…!
sen-jyu 2011/04/04(Mon) 21時頃
ディーンは、私も風呂で目を覚ましてこよう…**
sen-jyu 2011/04/04(Mon) 21時半頃
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>>177 [少々ばつの悪そうな問いかけに、眦を和らげた]
勲章が一つ増えました。
[大したことない、とばかりにゆるく首を振る。 身の振り方を問われれば、瞑目の後しばし沈黙があった]
私は――…、新皇帝陛下に、 アウステラへの特使の任を志願しようと思っております。 和平を進めるにはあたっては、使者が必要でありましょう。 ――和平のため、とお預かりした師団を解体したのです。 私が率先して働かねば、多くの者に示しがつきません。
[その答えに、訊ねる言葉は返ったのだろうか]
(191) sen-jyu 2011/04/05(Tue) 00時頃
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ディーンは、シェルベリの本名はまだ聞いてないまだ聞いてない。あーあー(耳塞いだ
sen-jyu 2011/04/05(Tue) 00時頃
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>>193
第二師団の解体は軍縮の、ひいては和平の為です。
[寄せられた眉根、訂正するように一言添えて]
結果として師団長ではなくなった私が、 和平のために何が出来るか、ということです。
……確かに、師団を預かる身であれば、 為せぬことではありますが。 [呟きに、返す声は常のものであっただろうか。 探られるようなそれに、眉を潜めて見やる]
(214) sen-jyu 2011/04/05(Tue) 01時頃
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[>>195 代償、という単語がやけに耳に残る。 それは個としての望みを、捉えられたような、そんな]
……無論危険はあるでしょう。 南と我らの和平を望まぬ者が、 武を持って妨害に出る可能性もまた。
死ぬつもりはありません。 しかし私が死んだとて、陛下ある限り志を継ぐ者は――…、
[永遠に訪れぬ と、断定されれば、言葉は途切れた。 分厚く巻かれた包帯の下、意識すれば傷跡は、まだ熱く疼いた。 滅した私、個人として求めているのは今でも――]
[戦で散れず、無念だと言った金時計の主。 あの慈悲深い女は、果てる日の近いことを知りながら、己の命を削っていた。
そして白百合と引き換えに失った、 儚い花のようなあのひとは――]
(215) sen-jyu 2011/04/05(Tue) 01時頃
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>>196 [淡い回想は、一瞬で散る。 返された言葉には僅か柔らかな笑みを寄せた]
……例え、死に場所を求める心が、 私の中にあるのだとしても。
私は私である前に、一人の軍人であります。 理想を剣として、戦いの場に赴くことに、私心は持たぬとお約束致します。
[私を滅し、公に殉ずる。その生き方しか選べぬのだと、 そうでなければ生きられぬのだと気づいてしまった。]
……空は、 私には自由すぎるのでしょう。
[眼差しは伏せられる]
(217) sen-jyu 2011/04/05(Tue) 01時頃
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>>201 [背を向け告げられた言葉を瞑目したまま、耳にする。 反対、と告げられても自身は皇帝に願い出るだろう。 元上官の意向を伺う、子供ではないのだから]
何をおっしゃいます。
[生きのびること、帰還すること、 それこそが最も難しい任務でしょう、と真顔で返して。 放り込まれる飴に、ぱちり瞬いた]
――…願わくば、 その機会が訪れますように。
[特使の任が許可されれば―― あるいは空挺に乗って南へ赴くことになるかもしれない。 体を折ろうとすればまだ傷が痛む。 その遠い背を見送る礼は、挙手敬礼となった。 涙を堪えていた、かつての決別の日ように*]
(221) sen-jyu 2011/04/05(Tue) 01時頃
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ディーンは、アンジェラの「解せぬ」をアテレコしたくなった
sen-jyu 2011/04/05(Tue) 03時頃
会計士 ディーンは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/04/05(Tue) 03時頃
ディーンは、白衣眼鏡ジャスティス!軍服の上に白衣もいいよn
sen-jyu 2011/04/05(Tue) 03時半頃
ディーンは、死亡フラグだと… 第二師団館ってそんなに危険なのか……**
sen-jyu 2011/04/05(Tue) 04時半頃
イスカ・キリシマ殿。
またいつか。
[敬礼を送る。*]
ディーンは、キリシマに呼ばれた気がした2番です。
sen-jyu 2011/04/05(Tue) 22時頃
……難しいね。
"人"らしくって難しい。
敵と敵と認識できないと。
死を嫌がると。
戦えない。
"止まる"んじゃなくて、"止まって"しまった。
[この距離で届くとは思えなかったけれど。
なんとなく、通信に乗せてみて。]
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―第二師団館― [第二師団解体の後は、館は公安維持隊の本庁として使用されることになる。ろくに私物などなかった執務室にはさして変化もなく、変わらぬ日常が続くかのような錯覚がもたらされる。
出立は間近だ。済ませるべく私用はそう多くはない。 “事件”の後、彼らと顔を合わせる機会はなかったが――、 いちいちそれを報告するつもりはなかった。
多くはない私用の一つを済ませるために、机上には白い花束が一つ。静寂だけが満ちる室内に、響く3度の硬質な音。顔を上げる。]
――……、入りたまえ。
[そのノックのリズムに独特癖があることに、“彼”は気づいているのだろうか。もっとも現れた姿が大分記憶と違うものであったから、姿を見れば結局眉根を寄せた。 処罰の内容は知っている、片目の視力を奪うは無論反対の意を表したのだが、果たしてその目は用を為すのか、と]
(291) sen-jyu 2011/04/05(Tue) 23時半頃
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>>296
随分と殊勝になったものだな。
[言葉遣いにはそれだけ返す、本来であれば喜ばしいはずのそれにも難しい表情は変わることなく。ただ眼帯に触れる指先に尚眉間は狭まり、眼差しは翠を見据える。 それはその眼を案じる様相であったのだけれど]
忙しそうに見えるかね? ……怪我もあったからな、旅立ち前に無理はするな、と仕事が回ってこなくなった。
[珍しく愚痴のようなものを零しながら、 告げられた言葉に一度瞬き、ああ、と小さく頷く]
――そうだな、私も用があった。 君は、第三師団長、ではもうなくなってしまったようだが。 ……居心地は、どうかね。
[彼は“サイラス”の場所ではなく今は彼自身の場所にあるのだろう。それはきっと喜ばしいことであろうから、緩やかに眦を和らげて問う]
(305) sen-jyu 2011/04/06(Wed) 00時頃
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>>310 [眼帯の上、仕草ひとつ。大事無い、と示されれば、 それについては何も触れることはなく。苦笑も薄い笑いも。纏う色が異なれどなるほど確かに彼らしい。腕組みした腕がゆるり、解かれた]
私は居心地が悪いというのに、 君はそれなりに居心地の良い場所にいるのだな。 それは、よかった。
[嫌いではなかった、と続いた言葉には少しだけ目を見張る。彼について、何一つ気づいてはやれなかったこと、苦い事実は消えずともわずか笑みに紛れた]
……ああ、そうだ。 暇を持て余してる、私は余暇の使い方というものには明るくなくてな。 まあ、これから少し所用があるのだが……。
それが済んだら、やはり時間を持て余すことになるだろう。
[行ったところでわずかな間、 続く言葉をどうしたものか思案気に再び腕が組まれて]
(316) sen-jyu 2011/04/06(Wed) 00時半頃
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つまり……、 その後、呑みにでも行かないかね。
店についてはひとつ心当たりがある。 敬愛する上官が懇意にしてる店だ、何も案ずることはないだろう。
[彼には聞かねばならぬこと、 それはこの場で訊くには相応しくない気がして。 初めて発っした言葉に、いささか緊張の色は滲んでいたが。
その内、緊張に気づいて――我がことながら失笑ひとつ、零した]
(320) sen-jyu 2011/04/06(Wed) 00時半頃
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ふと、なにか聞こえたような気がして、首を傾ぐ。
≪ なゆ、 ――…………エンライ? ≫
心当たりというと、それくらい。
どこに居るかすらわからないのに、
通信出来るものなのかと、まず感心して。
≪ うん。 ≫
≪ 難しいね。 ≫
≪ ……でも。
難しいから、 ひと、 なのかな。 ≫
届くかどうかはわからないけれど。
そう、返してみる。
|
―バシレイア墓地― [ほんのわずか前であった気がしていたが、供えられた花は既に枯れていた。旅立ちの報告に添えられる言葉は――]
まだそちらには、いけそうもない。
[手にした花と共に供えるは、白百合の刻印。 昔は随分重く感じたそれの軽さに、苦笑する。
第1皇子を選んだ個人的な理由。 前帝は己の歩んだ道を――子供達に歩ませたくなかったのではないか、と。傍らにあり思う事があった。その推測が正しいかどうかはしらない。胎の子と共に妻を失くし、親になり損ねた自分の感傷であったかもしれないが。]
[重いものを背負わなければ生きていけないのだ。元上官に言い当てられた言葉は、重くのしかかる。償いのように生きている、己の在り方が正しいのかはわからない。正しいと信じられるものは、ただ一つ]
――為すべきことを、為してくる。
[ただそれだけのこと。 瞑目の後、見上げるは晴れ渡る空。目に眩しい。 青を背景にした王城に向けて、一度敬礼を為した*]
(339) sen-jyu 2011/04/06(Wed) 01時頃
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