47 Gambit on board
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稼ぎセット忘れじゃなければ、ヘクター病人で決まりだと思うけど、襲撃後はどうかな?無力化してる?>ベネット
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―茶話室― [紫煙にかき消される花の香、 テーブルに置かれるライター、伏せた眼差しのまま、 その一挙一動をそうとは気づかずに敏感に意識している。
警戒していると意識したのは、 その言葉を、聞いてからだというのだから、遅すぎる]
―――……、
[弱さを知れ、と言うその言葉にようやく面を上げた。 抑制された紫電の眼差しの下に、かすか過ぎるものがある]
(9) 2011/03/30(Wed) 23時半頃
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……上に立つ者は弱者であってはならない。 最もな話です
[声音は常のように静かなもの]
理想を、大儀を。 持たぬ指揮官の為には死ねない。
従卒として大戦に赴いたあの頃―― 仮にここで自分が死んだとしても、大切なものは護られるのだと、 己が死んだとて、それに意味はあるのだと。
震える膝を支えたのは、 そのように信じさせてくれる士官が在ればこそ。
[その眼差しは、一度だけかつての憧れと信頼を写し。]
己の行いが正しいと―――、信じなければ兵は戦えない。
(10) 2011/03/30(Wed) 23時半頃
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[淡花の香の名残すら、もうその場にはなく]
たとえ、そこにどのような意図があろうと、 ――あなたは、剣を持って大儀を汚した。
その行いが正しいとは、私には思えません。
[正しさを信じられなければ戦えない。 あなたの意思の元では戦えない、と――向けられた笑みに決別を示す言葉をただ重ねた]
(12) 2011/03/30(Wed) 23時半頃
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>>14
あなたが描き、望んだようにことが運んでいるのは、偶然だとでも?
[するり、交わす言葉に、 そのようなことは有り得ないと突き付けて。 尚、投げられた問いに眉根を寄せた]
……選帝とは、我々が、弱者の剣であり盾であるからこそ、その民の総意を示すもの。我々が選帝権を持つことに、確かに意味はあるのです。
15師団がすべて解体されるべきとは思いません。 改革を為せばよいことです、無論、今あるすべての師団長がそのままの地位にあれるかどうかは、審議されるべきことでしょう。
年若い者たちには時間が必要な者もいます、だが師団長という地位は国を、命を預かるもの。成長を待つなどという甘いことは言えません。指揮を知らぬただの飾りであれば、それは確かに師団長という地位にあってはならないでしょう。
[ブランフェルシーはそれを聞けばまた、違うというだろうか。 しかし各々支えあう前に、支えるべきものが存在する。それが士官の立場と言うものだ]
(15) 2011/03/31(Thu) 00時半頃
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……どの道時代は変わる。 我々もまた変わらねばならない。それは確かなこと。
[紅茶を所望されたとしても、席を立つことは無く]
故に、剣を持って道を定める。 そのような手段を取ることはもう終わりにしていただきたい。
[己の前には一度に口にされなかったそれ]
招かれる混乱は、退いては民にあだなすこととなるでしょう。 護るべきものを、害してなんとするのです。
[揃う指先が触れる白百合――その下にある金の懐中時計]
(16) 2011/03/31(Thu) 00時半頃
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>>17
いえ。ただ彼らの意思をご存知だったのだと――、 先ほどの言葉で、そう思っただけです。
[反逆罪、述べる言葉には眼差しを向ける。 告げる言葉がどこか他人事めくのは、わかる気がした。 それが大事ではないのは、己の身を国に捧げればこそ。だからこそ口惜しい]
――指揮官としては、確かに今の彼らに不足がある者も多い。しかし選帝においては、他の誰を置いても我々こそが、もっとも考え悩み案じ、その中で道を見出した者でしょう。 今、ここにあらぬ者もまたそうであると、私は信じております。
[隔てられた場にある彼らを思う、 士官ではなく、個としての彼らを]
故に私は選帝を行い、 そして我々師団長の審議を、唯一たる陛下に預けたい。
(22) 2011/03/31(Thu) 01時頃
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>>18
変わるというのは人の力の及ばぬ時の流れです。 両殿下共に、ブルーノ陛下の代わりとなることは出来ない。 変革は必然です。
[続き問われた言葉、 己自身に向けられた問いには、一度息を吐く]
私は既に、第二師団の解体を準備しております。
[それだけ告げる。 ただそれを放り出すだけの選択ではないことは、伝わるだろう。]
(23) 2011/03/31(Thu) 01時頃
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ディーンは、イワノフにつられて見やる、イアンとヘクターの事柄を伝えにこちらに伝令もくるだろう
2011/03/31(Thu) 01時頃
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[終わった、とその声に立ち上がる。 ラミケシュはやりとりを耳にしていただろうか。 いつになく生じた迷いに、意見を尋ねてみたくもあったのだ。 目の前のこの男に――罪が有るか否か]
見届ける義務は、おありでしょう。 ――階下へ。
[言葉少なにそう、告げた]
(24) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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>>25 [変われぬ、と告げた後、 紅茶を手ずから淹れる気配に眼差しを流す]
しかし私はその行為に正しさを見出せません。 それは先ほども述べたとおりです。
言葉交わすことなく、討たれた者達を見れば、 それは意思を交わす労力を惜しんだも同じ。
剣でしか語れぬというのなら、 最も変わることが出来ないのは、剣持つ彼ら自身でしょう。
[――席を立ったまま、足はゆるりと下がる]
(27) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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[問われた言葉、動くつもりは無いのだと知れる。 鋭さを増した眼光に、反射的に異能を意識する]
……聞かれていることが、何か?
[己に語ると何の違いがあるか、紫電もまた狭められ]
(28) 2011/03/31(Thu) 01時半頃
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>>29
―――……ッ、
[警戒、その言葉に眉根は寄せられて。 真意は言葉のままか、否か。判ずることは出来ず。 距離はもとより遠いのだ。
ただ残る煙、開いた扉の先へと、駆けた]
(34) 2011/03/31(Thu) 02時頃
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[庭園へと向かう途中、テオドールの姿はあれば、 言葉無く、足を向けるべき先を促す。]
――……、
[止みかけの雨、けれどまだ虹はかからない。 冷えた指先を握り締めて、ぬかるむ地面を踏みしめる。 庭園でその人影を見出せば、虚脱したように膝をつく姿がある]
……グレイシア、
[常に抑制されたはずの声音に、痛む色が混ざる。 一度唇が噛み締められれば、眼差しはマイコフに向かう。 知りながら止めなかったのであろうことを、咎めるように]
(36) 2011/03/31(Thu) 02時半頃
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[零れた己の感情があった、うつろな反応に僅か揺らぐ想いがある。 しかし――、今は個である時ではない。唇を引き結ぶ。 汚泥に塗れた青い紋章を一度見やる]
―――……、
[ラミケシュの述べる言葉と、その行動に眼差しを狭めた。 手出しはしない、彼は己の足で立たねばならない。
グレイシアもまた、 これ以外の生き方を知らぬのであろうから]
(50) 2011/03/31(Thu) 03時半頃
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ディーンは、無言で控えたまま、マイコフを見やる眼差しは変わらず険しく*
2011/03/31(Thu) 03時半頃
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……む、
[>>55 存外朗らかな声が、なにやら己を指し示したらしいことを聞きとがめれば、常より難しい表情になった。 紋章を手にし立ち上がるグレイシアに、一度だけ眦は和らいだが。 告げるべき言葉は、変わるはずもなく]
――では、グレイシア師団長の拘束を。
[視線向かい合うテオドールは、彼と何か語らったであろうか。 告げたところで、紫煙が鼻先を擽ればイワノフの言葉が、響いた]
(63) 2011/03/31(Thu) 21時半頃
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[>>59 添えられたような言葉に、頑なな声音は小さく応える]
第二師団長として、 私の意見は先ほども述べたかと思いますが。
あなたのお考えには、賛同できない、とも。
[険しく狭められた眼差しの下に、 抑制された感情はあるいは失望のようなものであっただろうか]
……あなたが何を為さったにせよ 彼らの行動を知りながら、止めなかったことは事実でありましょう。
[どれほど口惜しかろうと、 新皇帝の裁きの場へ、連れねばなるまいと―― ゆっくりとしたその動きを注視していれば、風は 駆けた。 金糸が散るを、ただ任せて]
(66) 2011/03/31(Thu) 22時頃
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[>>73 当人よりあがった抗議めいた声音に、 口端から、笑みにも似た吐息が零れる] ―――何を抜かす。 君の口は、存外達者だな。
[こちらへと踏み出されると共に、傾いでいく体。 今度は手を差し伸べるために、踏み出そうとした足は、 けれどマイコフより駆けられた声に、一度、留まったのだろう]
(76) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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>>69
―――…ッ、
[罪である、と。 罪であると断定する己自身のこの思考は、師団長としてか、 あるいは――個人的な失望であるのか。ゆるり、首を振る]
道を踏み外す者を止めずして、何の力であるというのか。 そこに如何なる思惑があろうとも――。
[目視の前に姿は消えた。 捕らえろ、というのであれば、 軍刀は抜かぬまま、手はただその鞘に添えられて――。
姿なきままに交わされる、言葉のやりとりに意識を向ける]
(77) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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人間、獣人、などと、
対話できるものに隔たりをあえてつくり、
逃げる者に用はない。
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>>93
……第二師団長として、 既に述べるべき言葉は述べたと思いますが。
[為されるべきは、和平。それだけのこと。 個としての迷いも、望みも、語られることはなく、 どの道、個としての己などとうの昔に捨てたのだ。 静かに眼差しを返す。]
一つ、お伺いしよう。 あなたは今言葉を交わし、何を望まれる。 ……この場にある者は、己の信を揺らがせることはありますまい。
[ラミケシュとテオドール、両名を一度見やった。]
(97) 2011/04/01(Fri) 00時頃
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もう、今日ディーン襲撃で終わるつもりなんだけど、
通じてないかな?
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>>99
言葉を交わした果てに、 互いの理解を望んでいるようには見受けられない。
……混乱こそが目的というのであれば、 この場にある者は、心揺らがせることはないでしょう。
[漏れた笑みに、一度眉根を寄せる]
試される、というのであれば、 それはもはや必要のないことだ、と言っているのです。
(102) 2011/04/01(Fri) 00時半頃
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>>100
道を踏み外す者を諌めぬこと、 それは先達として、監督責任が問われます。
自立の名の元に、あるいは個の尊重の名の元に、 同輩に剣奮うを、放っていいはずがな……
―――…ッ、
[背後に在る気配、肘から振り返る。揺れる金糸は乱れ]
(103) 2011/04/01(Fri) 00時半頃
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>>101
……第二師団は不必要な存在です。 帝都は帝国の奥深くあり、その護りは他師団でも賄える。
[意図は伝わってはいなかったのだろうか。 重なる失望にわずか、眼差しを狭める]
軍備を縮小するということは、兵が職を失うということです、しかし第二師団の構成員の大半は裕福な家柄のものだ。明日食うに困るということもない。
なにより、和平の名の元に解散するのが英雄ハワード様の功績名高い第二師団であれば、その及ぼす効果も高いものとなるでしょう。
[師団長として、考えた末の結論である、と――。 添えようとして、それもまた体裁であろうか、と口を噤む]
(105) 2011/04/01(Fri) 01時頃
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看板が御気に召さぬというのなら、
……私個人は、厭うています。 第二師団を。戦うことを。それしか知らぬ己自身を。
[喉輪をつかもうとする手、 しかし言葉を語るを止めず]
その為に数多犠牲を強いたことも。 そのようにしか生きられぬことも、また。
しかし……、
[その手が触れるが早いだろうか、 あるいは肘をみぞおちに入れようと、振り返るのが先か]
(113) 2011/04/01(Fri) 01時頃
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[一撃は掠めただけか、言葉は封じられることなく。 目の前にある元上官に向けて、紫電は静かな眼差しを向ける。 そろえられた指先は胸の上に]
……しかし、 第二師団を、白百合を、私はまた誇らしくも思います。
どう足掻いたところで、 我々は軍人です。 為すべき理想を胸に戦えることは、喜びですらある。
命があれば、空挺に参りましょう。 そして部下に、理想の為に喜んで死ね、と命じます。
(116) 2011/04/01(Fri) 01時半頃
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[述べた言葉のまま、突きつけられる刃を見る。 駆けるはひと時、界は結ばれ――口唇を噛んだ]
我々はどこまでも、 ……不器用に過ぎる生き物だ。
[鞘のままの軍刀、返し。 束の底で打たんと、刃持つ手に狙いを定めた――]
(118) 2011/04/01(Fri) 01時半頃
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[捕らえる刃の先、 マイコフの姿に意識を向ける、無音が駆ければ界は結ばれ]
――… ッ、
[そこにある異形は、その存在を薄れさせ、 力なきものへと変わり、消えてゆくだろう。 そして――マイコフのその“加速”も、また失われていく。]
(125) 2011/04/01(Fri) 01時半頃
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お二方、下がられよ……!
[テオドールとラミケシュ、と、両名に声を上げる。]
せめて、餞を。
[師団長としてではなく、個人としての願い。 抜かずの刃、無造作に構えたまま――かつての上官に決別を、と。]
(129) 2011/04/01(Fri) 02時頃
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3対1だと襲撃できんなぁ。
決闘結界だから1対1がよかったなぁ。
/*
襲撃するかしないかで、悩んで更新できない!
でも襲撃しないと終わらない!
ディーンも巻き込むか否かだ。
ってミケ、襲ってきた・・・
ああ、どうしよう。ディーンの賞金稼がせてやりたいのに…。
1対1がよかった!!
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[止めるまもなく、足を取られた姿と。 その言葉に、一度瞬く]
……あなたがお年を召されたのでしょう。
[マイコフが立ち上がるを、 抜かずの刃は、ただその場で待つように。]
(135) 2011/04/01(Fri) 02時頃
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