人狼議事


114 bloody's evil Kingdom

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視点:


 …ん?あぁ、スライムの一匹や2匹、俺の小指程度だ。
 好きなだけ殺させればいいさ。

 なんなら、信用を得るために殺したって構わないぞ。
 核が無事なら……

[そう言って、教会の惨状を見つめながら小さく笑う。]

 幾らでも量産できるからな。
 ……護衛……ねぇ、俺じゃなくてお前がやりゃいいのに…。

[そう言いながらも面倒くさそうにシスター達の犯される姿を眺める。]

 神聖なものが犯されていく姿と言うのは、絶品だな。
 一番ではないが、二番目か三番目くらいの好物だ。

 そうだ…ピッパの騎士の誇りとやら、結構壊しておいたからな。
 優しくすれば…簡単に堕ちるかもわからんぞ?

[楽しげに笑えば、暫くしたら戻るよ。とだけ伝えて。]


 なるほど、殺して良かったのか――

[言葉は相変わらず一方通行である。
ただ、凡その状況は解ったので良しとしよう。
護衛は自分が適当に着けば良いだろう……最も間に合わないこともあるかもしれないが――]

 ねぇ、ベルベット。ピッパさんも孕ませてみる?

 『堕とすんじゃないのかい?』

 それは大前提だし。

 『乳の大きな子は好きだよ。
  ピッパたんにもちゅっちゅしたい』

 はいはい、そうだねー。


【人】 手伝い クラリッサ

 確か……。
 低級な化け物が出たとか?

 でも、この王国には騎士団もいるわ。
 心配症なのよ、ほんと。

[>>1:634詳しく話を聞きたい様子に。
 あくまで噂よ、と前置きをしてから。]

 よろしくね。

 貴女と知り合えて。
 お城での生活、楽しくなりそう。

[ちゃん付けに、もう子供じゃないのよ。
 と言おうとしたけど。
 ちゃん付けで呼ばれるのも新鮮で、
 くす、と笑んでから、ヨアヒムを探しに向かった。]

(17) 2013/02/19(Tue) 00時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 困ったわ。

 一応、お城の人には伝わったとは思うけど。

 今度、別の人に頼んだ方がいいかしら。
 ほんと使えない人。
 
[暫くして――。

 見つかったヨアヒムは>>1:358のような状態。
 こちらの言葉に反応が鈍く、
 言葉が通じているのかもわからない。

 一応の目的は達成できた事もあり、
 その日は、アイリスと別れた――]

(18) 2013/02/19(Tue) 00時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2013/02/19(Tue) 00時半頃


【人】 手伝い クラリッサ

――二日目――

[婚姻の日から二日目の朝。

 親の監視下を離れた開放感から、
 すっかり寝過ごしてしまった。]

 もう、こんな時間。

[能天気に、ベッドの上で欠伸をする。
 
 身支度を整えるのも当然一人。
 一人で衣装を選ぶのも新鮮だったので、
 たっぷりと時間をかけてしまった。 

 噂と気軽に考えていた怪物の事。
 城内に進入している事を*知らぬ儘*]

(28) 2013/02/19(Tue) 00時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2013/02/19(Tue) 01時頃


 『だから、あたしゃぺったんは好きじゃないと……』

 俺が好きだからしょうがないじゃん。

 『あたしゃ悲しいよ、ヨヨヨ』

 母乳は俺も好きだけどさ、手に余るんだよね。

 『これだから人間は……』

 五月蠅い、クソ鳥――

[普段と変わらぬやりとり]


[無論室内で、しかも異空間を形成されれば中で起こったことなど知るよしもない。

ただ、このなだらかな丘で遊ぶとすれば頂を虐めることだろうと考えていた]


 『マニアックねぇ……』

 五月蠅い


 『あら、主が見てるよ』

 はぁ?

 『だから、主』

 空の皇帝はお前だろ?

 『それは空だけの話さ。
  全モンスターで言えばあたしゃそれ程強くはない』

[ただし、空で負けることは早々ない]

 『失礼のないようにするんだよ!』

 へぇへぇへぇへぇ。


 スライムって強いの?

 『団長の小指程度だろ?』

 強いんじゃ?

 『並の人間なら勝てないかもねぇ』

 俺、ダメじゃない?

 『ダウト』


 そこに居る人?

 『良くわかるね』

 だって、そっちの鳥達がさっき大慌てで逃げてったし

 『ちょっと不自然すぎる動きだねぇ』

 ホントだねぇ


 大サービスじゃん。

 『どうせまた呼ぶつもりだろ?』

 うん

 『めんどくさいから先に打っとく』

 えー

 『文句言わない』


 押し込み強盗は品がないよね。
 なんか、王女様の媚薬が解除されてる感じ? だし。

[ピッパさんからの聖域からは女の香がするが、それはやや冷めているようで――]

 解除された?

 『速攻性はこれだからねぇ』

 お前のも速攻性が多いだろうに

 『堕落なんてめんどくさいもん』

 愉しいんだけどなぁ。

[あまり得意ではないが――]


【人】 手伝い クラリッサ

――客間――

 なんなの。


 この臭い――。
 ふん。まだ直っていないのね。

 生臭い臭いまでして。
 どうかなってしまいそう。

[外で何が起きているのか知らぬまま、
 身支度を整えてはいたけど。

 部屋の周囲にも異変が訪れ始めていた。
 微かに鼻腔を城内を漂う空気が鼻腔を擽る。]

(211) 2013/02/19(Tue) 20時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 もう、無理。

 はぁ……。
 むかむかするわ。


 誰か、そうね……。

 ヨアヒム大臣では駄目ね。
 もっと、他の偉い人に言わなくっちゃ。

[レースのハンカチで鼻を覆うようにして、
 客間から一歩、廊下へと出た。]

(212) 2013/02/19(Tue) 20時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

――客間近くの廊下――。

[廊下は、鍵のかかっていた客間と異なっていた。]

 ひっ、――…。


 いやっ、何なの。
 おかしいわ。
 
 これって何の冗談なのよ。
 夢。

[廊下の隅には、粘性のスライムが蠢いている。

 腕や足を痙攣させている裸身の女性が、
 その粘液によって絡みとられている。
 不快な音、不快な臭い、不快な動き。
 城の中でこんな化け物が、
 人が襲われているだなんて、夢と思い込みたい。]

(213) 2013/02/19(Tue) 20時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 きゃぁあぁぁああっ――。

[スライムに蝕まれていた女性の足が大きく跳ねた。
 断末魔の叫びを上げられない代わりか。
 
 それと共に、汚らしい粘液が近くまで飛び散る。
 はねた穢れを避けようと後ずさった。

 後ずさった時、ちょうど通路の窓から、
 ミナカタが見た時と同じか否かはわからない。

 でも、視線に入った。

 遠い筈なのに、妙に視線に焼きつく。
 >>113穂先に首を刺した槍を持つ陰鬱な男。
 ありえない光景に、甲高い悲鳴を上げた。]

(214) 2013/02/19(Tue) 20時半頃

 ひっ、……、く、び、

 うそよ。

 ああ、あたしは見ていないわ。

 あなたなんて、見ていない、の……。

[狂気にとらわれた陰鬱な男。
 視線に焼きついたかのようなその光景を払うように、
 首を左右に振った。]


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2013/02/19(Tue) 20時半頃


【人】 手伝い クラリッサ

 ――。

 ……、ぁ、ひっ、…。

 あ、アイリス……。

 ゆ、め。夢よ。

[普段の我侭な態度が崩れ、がくがくと震える。
 言葉にならない言葉。
 >>215かけられた名にようやく彼女の名を紡ぐ。

 瞳にはスライムに飲み込まれた女性と、
 遠くに彷徨う槍を持った男が、交互に映った。]

(220) 2013/02/19(Tue) 21時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 おかしいわよね。
 絶対に、おかしいわ。

 
 ああ、アイリス。
 貴女が此処に来てくれなかったら、
 あたし、気が狂っていたかもしれないわ。
 
[>>219 あの遠くを彷徨う男のように。
 そう思いつつ、彼女の異常との言葉に頷く。]

 警備、王国の騎士団がいるわ。
 いる筈よ。
 きっと助けに来てくれると思うわ。

 それまで何処かへ、に、逃げないと――。
 
[このままこのスライムのいる場に留まるのは、
 危険でも、そんな場所はあるのだろうか。]

(221) 2013/02/19(Tue) 21時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[重苦しく、吐き気がする。

 世界がこんなにも容易く脆いだなんて。
 安定して、崩れる事なんて無いと思っていたのに。
 ぐらぐらと頭が揺れる。
 胸の奥が、頭の奥が――。
 今あるこの現実に殴られるようで、気持ち悪い。]

 うっ、うっ……。
 
[>>224そっと抱き寄せられると。

 その重苦しさを癒されるようで、
 その手に安堵するように、
 涙がぼろぼろとこぼれた。]

(231) 2013/02/19(Tue) 21時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[>>229柔らかな口調に、何度もこくこくと頷く。
 でも、次の彼女の言葉に小刻みに震える。
 世間知らずゆえに。
 騎士団ならと考えたけど――。
 このような状況なら彼女のいう事は確かで。]

 お城の外……。
 お父様なら、ああ。でも、駄目よ。
 もし、お城の外が無事なら――。
 この状況になる前に。
 とっくにあたしをお城に迎えに来ているわ。

 それが来ないの。

[涙がはらはらと流れる。]

 あ、あのね。
 そういうのに詳しい人が……このお城にいれば……。

[涙で声が詰まりながらも、震える声に提案した。]

(234) 2013/02/19(Tue) 22時頃

みつけ、た?

[見覚えがあるような、たいけい。にている? そのも、の?]


【人】 手伝い クラリッサ

[>>245 涙を拭うアイリスの動き。
 慰めに多くの言葉を費やされるより、
 今はそれが一番の慰めだった。]

 アイリス、あの……。
 ありがと。

[自分以外の他者に向けて、
 滅多に口にしない感謝の言葉を小さく囁いた。]

(251) 2013/02/19(Tue) 22時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 そ、そうよね。

 お城の中心に向かえば、
 もしかしたら、まだ無事な人もいると思うわ。

 あたし達以外にも……。

[>>247彼女に詳しそうな人とは言ったけど、
 どのような人が詳しいかはわからない。
 でも、確かにお城の中心に向かえば、
 まだ残っている人がいると信じたい。]

 絶対、ええ――。

[ぎゅっと握られた手を確りと握り返す。
 不安、嫌な事を、思い出さないように。
 この手の繋がりだけが、
 今のクラリッサにとっての現実と信じて。]

(252) 2013/02/19(Tue) 22時半頃

待って!
 待って!
  行かないで! 行かないで!!

 ボクの

    ボク  の

[返り血とモンスター達の粘液を拭いながら、見かけた面影を追う。巨体を揺らしながら、真っ直ぐに]


 ひっ、――。

[何かの声。
 よくわからない。

 何を言っているのか、理解できない。
 それでも、狂気に満ちた執着。
 それはわかる。

 ただ、わかるのは――
 待ってという声に囚われては駄目ということ。]


[恐怖に身を竦ませる仕草も、詰まらせた声も、見えない。聞こえない。出迎えてくれる妻。家にいてくれた妻。ただいま、そう言いたい。言って抱きしめたい]

ただいま!
ただいま!

[会いたかった 会いたかった 会いたかった]


 こ、こないでっ!

[ただいま、ただいまだなんて言うけど。
 あんな人は知らない。

 最初に感じた視線を思い出す。
 ああ、気持ち悪い。ただ、気持ち悪い。]


【人】 手伝い クラリッサ

 いやぁ、あの男が……。

 う、うしろから――。


 あぁ、アイリス――。

[確りと握り合った手の先に縋る。
 離したら、全てが終わってしまいそうな予感。

 邪魔だとの怒声が轟く。
 その声の主の方に意識を傾けては駄目。
 名も知らぬ長身の男に追われる恐怖。]

(264) 2013/02/19(Tue) 23時頃

(いかないで!
 いかないで!)

[哀願。懇願。笑っていた。...が視る世界でのクラリッサは笑っていた。追いかけっこを楽しんでいるのか、必死に追いかける無様な自分を笑っているのか、笑顔の相手を追いかける。実際の世界は見えていない]

(待って!)

[強い拒絶も知らず、追いかける]


【人】 手伝い クラリッサ

 た、助けて。

 狂っている人に追われているの。

[>>260どうしたのと聞こえた声に見れば、
 先日、婚姻の宴で出会った人物。]

 ひっ――。

[アイリスとの間を裂くように飛んできた槍。
 反応もできずに、硬直した。]

(269) 2013/02/19(Tue) 23時頃


 いやあああああっ。


 ――、こっちに来ないで。

[男の妄執の中では、
 今は、追いかけっこの最中なのかもしれない。

 でも、長身の見知らぬ男から追いかけられるのは恐怖。
 しかも、槍を持って血臭をまとわりつかせている。
 顔は、笑顔ではなく恐怖で硬直している。]


【人】 手伝い クラリッサ

 ああっ。

[>>272一瞬、離れてしまった手。
 硬直し、バランスを崩してしまい。

 そのまま身体が倒れこむ。]

 アイリス――……。

[こちらに駆け寄ろうとするアイリスに向け、
 必死に手を伸ばした。]

(276) 2013/02/19(Tue) 23時頃

ボクの…
 ボクの…

[アイリスも、ヨーランダもただの障害物。
欲しいのは、欲しいのは、ただ一人。たった一人。
この世界から消えた妻。

槍を捨てた手を伸ばす。
割って入ろうとする邪魔と邪魔
まとめて追い払おうと、手を伸ばす]


【人】 手伝い クラリッサ

 よ、ヨーランダさんなの?

[槍を空中で絡めとるヨーランダ。
 パーティの時に遊びましょうね、と言っていた時と、
 違う空気を帯びていた。]

 いやっ、アイリス。
 逃げて……。

[長身の狂ったような男が、
 アイリスが庇う様に前に出たのを掴み、
 逃げての声もむなしく、
 彼女はヨーランダの方へと飛ばされてゆく。

 鼓動がおかしくなりそうなほど、
 彼女の身を案じて、不安に狂った音を響かせる。]

(283) 2013/02/19(Tue) 23時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 いやぁあっ――

 なんなの。
 何を言っているの。

 し、知らないわ。
 家って、何よ。

 やめて、おろしてっ……。
 いや、いや、いや、いや。

[背中と足を持って抱えられる。
 言葉では降ろしてと叫ぶけど、
 身体は恐怖で動かない、やがて意識がかすれてゆく。
 恐怖と絶望で――**]

(287) 2013/02/19(Tue) 23時半頃

 ボクのってなにっ――……。


 いや、いやよ。
 きもちわるいの、触らないで。

[目の前の男の妻だと思われているとも知らず、
 ただ、拒絶するのみ**]


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2013/02/19(Tue) 23時半頃


ずっとずっと待っていた。

[駆けながら囁く。聞こえていようとも、いなくても囁く]


二人の家に。
あの家に。

[何度も、何度も囁いた。馬上で。振り落とさないようにしがみ付きながら]


愛してる。

[教会のパイプオルガンに、クラリッサを乗せた]


【人】 手伝い クラリッサ

――客間近く――

 ――……ぁ、ぃ……。

[遠くなる意識に届く>>289の待ちなさいの声。
 アイリスの名を声はうまく綴れない。

 ヨーランダの魔法が長身の男の行動を阻むよう、
 >>280男の足に茨の蔦となって絡む。
 それを強引に血を流しながら振り解く動きにも、
 胸元で抱えられたまま、意識は沈んだまま。]

 ……、ぅ……。

[>>292だいじょうぶ、だいじょうぶと言う、
 長身の男の言葉と、
 現実はまるで逆で強奪されたクラリッサは気絶し、
 男の衣服は裂け、下半身は血を吹いている。]

(357) 2013/02/20(Wed) 01時半頃


 ぁ――……。

[失った意識の底へと、
 クラリッサの意識を無視して強引に囁かれる言葉。
 
 待っていた、何を――。
 知らない。

 あたしは何も知らないの。

 この狂気に染まった男の事を。]


【人】 手伝い クラリッサ

 ひぃっ――、ぁぁ――……。

[>>295>>298その後――。

 厩舎へと男が猛進し、無事な馬を見つけ、
 抱きかかえたまま騎乗した時。

 疾走する馬上。
 強い揺れに瞬間、意識が揺り起こされる。
 
 それでも、すぐ、男の纏う強烈な血臭。
 振り落とさないように抱く男の硬い腕。
 流れ去るように遠ざかる景色。
 全てが再び恐怖となって訪れ――。

 再び、慄くような悲鳴をあげてから失う。

 アイリスと繋ぎあっていた手の感触。
 今、クラリッサを攫った男の狂気に蝕まれないのは、
 それが頼りとなったから。]

(358) 2013/02/20(Wed) 01時半頃

 ――……

[二人の家、
 ああ、狂気。

 狂気を、あたしに注ぎ込まないで。

 いや、いや、いや、いや。
 何度も囁く声に、無意識で抵抗する。]


【人】 手伝い クラリッサ

――教会――

[再び、意識を取り戻したのは――。
 血の臭いと、死の臭い。

 そして、下劣で下等な亜人種達の宴の中。]

 ――……。

[ありがとう、と誰に向かっていっているのだろう。
 声の背景には、女性の切羽詰った悲鳴。
 亜人種が女性を犯す度に出る叫び。]

 な、、っ、ひっ――…。
 
[>>313誓い?ずっと一緒?放さない?
 何を言っているの。虚ろに意識が浮かび上がる。
 
 肌が震える、気持ち悪く怖気が立つ。
 口付けしようとする男の熱、抵抗しなくては――。]

(359) 2013/02/20(Wed) 01時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 は、離してっ――……。

[強引に口付けようと抱く力に抗うように、
 身体を、足を動かす。
 体格の差からすれば、
 子供が抵抗しているにしか過ぎないけど。]

 あぁぁ……ぁぁ……。

[逃げようにも逃げられない。
 絶望と拒絶の声を漏らす。]

 ひど……い、ひど、ぃ……。

[こんな名も知らない狂気に歪んだ男に、
 唇を奪われてしまうだなんて――。

 男の妄想の中で微笑むクラリッサと違い
 現実の顔からは、悲痛な涙が流れ続けた**]

(360) 2013/02/20(Wed) 01時半頃

 あぁ……、うううぅ、……、きらい。
 きらい、きらい。

[パイプオルガンに乗せられ、
 愛していると囁く言葉に返すのは――。
 
 男の言葉と逆の位置にある感情**]


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2013/02/20(Wed) 01時半頃


主よ、
我らの心が平穏である様に

[クラリッサの胸元に頭を寄せ、掠れた声で囁く。

在りし日に賛歌と共に奏でられるべきパイプオルガンは、引き摺られた跡と共に教会の隅に移動していた。足元を覗けば、ひき潰された男の身体が見えたかも知れないが、覗き込む者はなく、今は...の花嫁を添える舞台に過ぎなかった。背の高い...の視界に、クラリッサの全身が覗けるだけの高さ]

我らが困難に襲われぬ様に

[身を乗り出して、抱きしめる。抱きしめるというよりはオルガンの上に投げ出されたクラリッサの身体に縋りつくような格好になっていたかも知れない]

我らをお救い下さいませ

[呟く。抵抗があっても、なくなっていても囁き続けながら首筋から胸元へ、胸元から腹部へ、下腹部を通って太股から脹脛へと頬擦りをするように、己の頬を滑らせる。慈しむように目を細め、微笑む]


やっとまた、会えたね。
信じてた。

[神など信じてはいなかった。迫りくる略奪や殺戮に怯え、自分達を襲う相手に哀れみを請い、最期に神に縋った農民達は、村の人間達は誰一人神の慈悲に預かれる事はなかった。妖魔に侵略され、村は焼かれた。王国軍の軍靴に蹂躙され、村は滅びた。共に目にしてきた。目の当たりにしてきた。戦場で、何度も。祈ったものが救われた光景は、一度もなく、願った奇跡が行われる事態は、皆無であった。だからこそ、この奇跡を心の底から感謝する。神ではなく、目の前のクラリッサに。また出会えた愛妻に]

ありがとう。
僕らは、俺たちはまた、

やり直せる。

[出征からの帰還。自宅で血塗れで倒れていた妻。下腹部には陵辱の跡が色濃く残されていた。人間業とは思えない、破壊が身体のあちこちになされていた。あの時から、永遠になくしてしまっていたもの。それを感受する世界を認めるわけにはいかなかった。認めた時、本当に二度と会えなくなるから]


二人の家で、二人だけで。

[もう一度、初めから。巻き戻す]

とても、嬉しいんだ。

[きらいと呟いた声はどの段階だったか。脳裏ではウェディングを着飾っていた妻は、見覚えのない衣服を身に纏っていた]

おかしい。この服は、妻ではない。

[だから剥がす。力任せに、クラリッサの衣装に手を掛けて、引き千切ろうとする。無論、そんな簡単に破ける筈もない。それでも、生地が引っ張られ、肌着がまろびでる。上等なシルクと身体に合った下着が引っ張られた上着から覗く。白い肌。柔らかい肌。貴族らしい肌。妻の肌。俺の肌]


[恐怖に引き攣る顔も、心神を喪失して青褪めている顔も、何も判らないまま泣きじゃくる顔も、理解できない。ただ目の前の彼女上着を荒々しく脱がせていく。抵抗する手足があれども、頓着せずに衣服を奪っていく。それ(衣服)は妻じゃないから]

知ってる。
うん、知ってる。

[両腕を通す袖の所だけを残して剥ぐ事で、上着は彼女に対して手枷になっていた。

目の前に晒されたのは押し込められていた窮屈そうな胸。
上質で高級な肌着に指を掛け、その見かけよりは大振りな乳房を外気へと露出させる。

この胸は知っている。妻の妹のように大き過ぎる事もない、それでいて十分な大きさ。
絹のように白く滑らかな肌と見覚えのある双房。細い鎖骨から急な曲線を描き、大きく膨らみを持たせ、先に近づくにつれ仄かに染まり、ピンと突き立った先端]

好き。
大好き。

[幼児の頃、吸ったミルク臭い乳首とは違う。年頃の乙女の乳首。一生に一度だけの大事な果実。自分だけの果実。己の子にだって与える事はない。俺だけのもの]


[パイプオルガンの上でクラリッサをうつぶせにして寝かせ、身体に纏わり付く邪魔な布きれは腰のあたりまで捲り上げ、露になった白い臀部を凝視しながら撫で回した。優しく、指先の腹でその肌の張りを慈しむように。

そして尻肉に顔を押し付けて、顔面でその感触を確認しながら、片手で己の衣服から陰茎を引き摺り出した。
一物は、自分の興奮と感動の象徴とするかのように、筋が脈打ち、先端を濡らしながら反り返っていた。

腰に引っかかったズボンを下すべく、軽く腰を振る。勃起した一物が腰の振動と共に、強く跳ねた]

ぁぅ…っ。

[腹に付くばかりに反り返ったペニスが、その上下の振動で暴発しかける。思わず唇を噛み締めた]


だ、だめだ! だめです!

[思わず口走りつつ、必死に堪える。

自分の怒張を固く閉ざされた秘裂に押し付けた。
その時上がった甲高い叫びは誰の者か。見守る視線はオークのものか。

周りを気にする事も、意識する事もなく、ただ...は自分の隆起した一物を、クラリッサの秘処へと宛がう事に必死になっていた。くねくねと、クラリッサの身体が動いているのは抵抗か、こちらの力の入れ過ぎか。跳ねそうな彼女の身体を、そのお尻と太股の付け根付近をそれぞれ両手で握り締めるようにして掴んで場所を固定する]


[初体験の日、妻はどう受け入れただろうか。じっと耐え忍んでいたのか、それとも必死で抵抗するような抗いの仕草をしていたのか、目の前のクラリッサがそのどちらかであったのかを見ながら、射精を耐えつつも興奮の高まりを抑えきれない]

震えてる――寒い?

[その言葉は語りかけているよりは観察している独り言に近い。掠れた声はクラリッサにも誰にも届かせる気もない。
透明の先走りに濡れる液鮮やかな桃色の亀頭が、淡い桃色の花芯の表面を突付く。透明の粘液が収縮を繰り返す彼女の入り口に張り付いて、身体を揺するたびに糸をひく]

痛いけど、大丈夫。
大丈夫。だって二度目だから。

[二度目の初夜。無論、身体の下のクラリッサは初夜を共にした相手ではない。彼女の尻肉を摘むようにその対象的に細い腰を引き寄せて、暴発寸前の亀頭を、その秘孔へとぐりぐりとこじ入れようと力を入れていく]


今度こそ、幸せになろう。
二人で、家族になろう。

[神に願わず、彼女に祈った。また会えますように。また笑いあえますように。また抱き合えますように。この彼女のいない世界に目を背けて、彼女がいる世界へとたどり着く。今、辿りついた。紛れもなく、確信する。この身体は間違いなく、妻のもの。俺の妻のもの]


ぐああああああああっ!!

[自然、絶叫していた。歓喜。
抵抗も邪魔も何一つひるまずに、ぐいと真っ直ぐに背筋を伸ばすようにして、度重なる射精感で震える己の腰を、彼女の腰へと向かい入れる門の奥へと、クラリッサの体内へと勃起した肉棒を突き入れた]

うぁ、うぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!

[歯を食いしばる。尻を摘む指が肉に食い込む。
荒々しく無骨で凶悪なペニスが、全く濡れる事なくぴったりと閉じたヴァギナへと押し入った。痛みはある。快い痛み。強く、腰を前に動かそうとして――果てた]


ああああああああああああっ――っ!!

[数度腰を動かしただけで耐え切れず、射精した。彼女の膣内の入り口付近から半ばまでの膣壁に、白濁液を注ぐ。熱い迸りが一度]

うぁ、うぁぁぁぁぁぁぁ!!

[それでも腰の抽送運動は止めなかった。止められる筈がなかった。ずっと待っていた時。焦がれていた時間。紛い物だらけの世界から拾い上げたたった一つの真実。それが彼女だった。理屈も何もない。声を聞き、その身体を見た。与えられるべく身体だった。求め続けた声だった]


俺の! 俺の!

[手を伸ばし、肌蹴た胸に両手を伸ばし、握り締める。手の中で形を変える。柔らかい。とても柔らかい。大事な大事な胸。自分だけの胸]

ああ、ああっ。

[繋がったまま、彼女の身体を仰向けに倒した。広げられた足の付け根からは先ほど注ぎ込んだ精液が幾筋にもなって流れ出している。赤い筋も見て取れる。興奮する。が、]


じゅるるるるるるる。

[音を立てて、目の前に差し出された乳首を唇に咥えて、吸った。
力の加減ができず、痛みを与えるほどだったかも知れない。周囲の喧騒など耳に入る事もなく、目の前の乳首だけを必死に吸う。

右乳首を吸い、一度息継ぎをすれば次は左の乳首を吸う。何の味もしない。肌の毛穴から吹き出た汗の味だけがした。それでも最上の喜びとなって、ひたすら乳を吸い続ける。

そして、しがみ付くようにしながら、腰を動かす。くちゅくちゅと猥らな音が結合部から響く。
先ほどの精液が潤滑液になっているのか、ピストン運動がスムーズになる。勃起しっぱなしのペニスがますます硬化していく。

岩にでもなったかのように、柔らかい媚肉を、彼女の体内をかき回し、突き立てる。何度も何度も]


ああっ、
ああ!

[乳房を捏ねるように揉みしだきながら、ぽろぽろと涙を落とす。熱い涙。目尻が焼けるように熱く、両目から涙が止まらない。今、この時の為に、この時の為に自分はいる。泣きながら、瞳を潤ませる彼女の目尻に舌を這わせる。彼女が流すしょっぱい涙を舐めとった。その顔に、ぽたぽたと自分の熱い涙の雫が落ちる]


好きです!

[教会中に響かんばかりの大声で叫ぶ。初めて出会った時から]

愛しています!!

[割れた喉から呻くような絶叫。何度も一緒に過ごすたびにずっと]

ずっと
ずっと一緒にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!

[むせながら、吠える。吠え続ける。天に届けとばかりに。割れたステンドグラスから教会の外へ飛び出させるぐらいの勢いで吠える。その宣言と共に肉棒をクラリッサの膣に深々と突き入れる。一般男性よりも長く大きいそれは彼女の子宮口まで押し付けるように突き刺さり、そのまま彼女の身体を抱えるように抱きしめた]


うあ、あああああああああああっ!!

[同時に子宮の中に直接注げとばかりの二度目の射精。まるで自分が電気にでも当たったかのように腰が強く跳ねる。]

ああああああああああああああああ
あああああああああああああああ

[叫びと共に精を吐き出す。体内の水分全てを引き換えに、そんな有り得ない戯言のように、冗談じみた量をクラリッサの体内へと注ぎ込んだ]

うあああ、
うああああああああ。

[震える。腰が、全身が震える。そしてクラリッサを抱きしめる。放さないように。決して手放さないように抱きしめ続ける]


まだ、
もっと

[離れ離れになっていた時間を一気に取り戻す唯一の手段とばかりに、再び腰を動かし始める。柔らかくなりかかっていた肉棒が徐々に固さを取り戻していく。情欲は業火から、焚火程度に落ち着く。さきほどまでの硬化には及ばなくても、セックスを続けるだけの固さを得る]

嬉しい…。

[目の前にあった乳首を指で摘みあげる。指の又に挟みこんで、乳房を覆うように優しく握る。既に強く握り締めた跡が残っていたかもしれないが、それでも今はゆっくりと挟み込んだ乳首を持ち上げて、放す。まだ愛し合える。ボク達は、繋がれる]


[彼女の身体中、その白い肌に走った赤い痣を舌先で舐めながら愛撫を続け、腰を振りたてて結合部を泡立てながら掻き回し続ける。

誰の声も、何者の目も届かない。
蹂躙する白い肉だけを必死になって貪り続ける。肉壷の根元まで深々と突き入れて、陰嚢を叩きつける。
ペチンという音が、刺激が、三度陰茎を固くする。

膣内の己が精子を掻き出すように、反り返った亀頭が彼女の膣壁を抉り蠢く。結合部から時折覗く、彼女のヴァギナは幾度もの挿入でその襞が腫れ上がり、陰核の皮も捲れ、ぽっかりと開いたままの膣穴からは身体の保護の為かもしくは恐怖からの逃避の作用からか泡だった白濁液ばかりでなく透明の液体が混ざり合っていた]

んぐっ、んぐぐっ。

[力なく開いたままの彼女の口に唇を押し当てて、己が唾液を中へと押し込みながらその舌を吸った。全て、彼女の全て余す所なく自分のものにする為に。もう一度、今度こそ必ず自分のものにするために]


んああ、んああああっ。

[愛撫の最中、止まっていた腰の動きを再開する。上ずった声がステレオで聞こえる。

自分のものか、自分以外のものか。この世界のものか。(自分の中だけの)他の世界のものか。

無論、...の中で区別などない。只管に、力なき涙声、か細い呻き声、流れ出る蜜のような愛液と精液に腰を濡らしながら、また訪れようとする絶頂に向けて、強く打ち付ける]

うぁああ!! あっ――あ――っっ!! ああああっ!!

[自分の全てを彼女の中へ残す為に、彼女の中に一つとなる為に、自分を注ぐ。精液の全てを彼女の体内へと注ぎ込むように腰を打ちつけた。膣壁とその奥の子宮へと、全てを彼女に捧げるべく、白さから透明さが増していく精液を吐き出した]


ぐ…ああ、あ。

[荒い息。戦場で全力で戦った時でさえ、ここまで息を乱しただろうか。
整える事の出来ない呼吸に息苦しさを覚えながら、彼女の膣内からペニスが吐き出される様を見る。

一杯に詰め込んだ精液は、少しの時間をかけてから彼女の荒い息と共に蠢く膣口からごぼっと幾許か流れ出る。詰め込んだ量の方が無論、依然多い。が、出した分はまた入れ直さないといけない]


まだ…

[穴の開いたバケツに水を汲むかのように繰り返そうとする、そんな悪夢の時間。

これがムパムピスという男の脳内だけの妄想に終わった出来事か、
実際に教会で起きた出来事か。

知るものは彼女自身と、生きてその場にいるオーク達だけしか知らない。**]


―ソフィアと居た頃―

 なんか植えたの?

 『さぁてねぇ』

 教えてよ。

 『ふーん、どーせ若い娘の方が良いんだろ』

 ベルベットの事も好きだよ?
 親みたいなもんだし。

 『婆さんとか言ったらその目玉をくりぬいてたよ』

 そう思ったから言わなかった。


 移動の度にスライムとか蟲とか犬とか猫とか相手にするのって面倒だよね。

 『訓練用の矢で良かったね。回収すりゃまた使える』

 どうせなら鉄製の矢でも良かったんだけど。

 『慣れないもんだと当たらなくなるよ、およし』

 はーい


 いや、きらい……。

 うっ、うっ……。

[胸元に寄せられる男の頭。
 掠れた声が耳に響いた。

 主に祈りを奉げる調べを奏でても、
 クラリッサにとってはそれは悪魔に奉げる声。]

 た、たす、たすけて――。

 ひぃッ。

[主に祈るのは、この男から逃れる事。
 でも主に祈りは届かない。
 絶望と悲嘆、首筋から胸元へ、腹部へ、太股へ。
 男の頬がすべる度に怖気に肌が粟立つ。
 微笑む男の表情が、唯、只管怖い。]


【人】 手伝い クラリッサ

――教会――

[クラリッサの声が響く――。

 人違いだと、知らないと。
 目の前の男の反応はそれを無視するかのよう。

 怖い、助けて――]

(509) 2013/02/20(Wed) 19時半頃

 し、信じるって何よ。

 知らない。
 あたしじゃない。

 
 人違いよ。

[恐怖の最中――。
 男が此れまで紡いできた言葉の数々。
 目の前の狂気に満ちた男は誰かと自分を間違えている。
 そう、勘違いしている、狂っている。

 こんな男と此れまでも、
 いいえ、国が平穏なら一生出会う事は無かった筈。
 
 奇跡を信じているかのように。
 感謝の言葉を述べる男へ違うと言う様に、
 髪を乱すように首を左右に振る。
 髪を乱すような凶事なんて一度も無かったのに。]


 いやよ。嫌い。
 離れて、離れてっ……。

 此処は家なんかじゃないわ。


 
 い、いやぁ、やっああああぁぁっ。
 

[二人の家なんて何処にも無い。
 過去にも、現在も、未来にも。
 こんな血と化け物の饗宴の場で何をと思う。
 狂気に満ちた言葉の数々に竦然とする。

 妄執に囚われた男によって、
 強引に身に着けていた衣装が引き裂かれる。
 露になる肌に、悲鳴を上げた。
 眦から悲嘆の涙がさらに溢れこぼれる。]


 ひっ――ッ。

 こ、怖い……の。
 たす、たす、けて……。

 誰か、お願い……。
 みないで、よ。

 いや、いや、きらい――……。

 あ、アイリス……。

[荒々しく服を奪う男に足で蹴る様に抵抗する。
 でも、大柄な男には無駄な足掻きでしかない。
 手枷のように衣服を脱がされる。

 男にまだ見せた事が無い胸が露にされた。
 恥辱、不安、恐怖で顔が強張る。
 助けを求める声、でも――。
 それは虚しく教会に響き、男の耳にも届かない。]


【人】 手伝い クラリッサ

――教会――

[悲鳴。

助けを求める声。

でも、それは届かない。]

(512) 2013/02/20(Wed) 19時半頃

 やっ、っ――…。


 うっ、ぅぅ、……。

 誰か、助け……、たすけ、……っぇ――。

[男がパイプオルガンの上でうつ伏せにさせる。
 抵抗を試みたけど、呆気なく身体は動かされる。

 犯される。

 怖い、絶望の涙で周囲が見えない。
 男の指が這う感触に、諤々と身体が震える。
 白い臀部に顔を押し付けられた。
 嫌だと、犯さないでと言う様に臀部をふるりと振る。

 狂気に歪んだ男の目には愛する妻が、
 怒張の爆発を求めるかのように、
 彼を誘ったかのように見えたかもしれない。]


 ひっ、いやぁあああああっ、――。

 

[誰の進入も許した事が無い秘裂に、
 男の怒張が宛てられる。

 その悍ましい感覚から、
 犯される事から必死で逃げようとする。
 それを押さえつける様に、太股を固定される恐怖。

 口からは、教会に響くような悲愴な甲声が漏れる。]


[全身が震えるのは寒いからではなくて。
 男の声が気持ち悪い。
 そして、怖い――。

 深い絶望。

 こんな場所で、こんな男に、奪われ陵辱されてしまう。]

 ――ぁ、ぁ。
 いや、いや、ぁぁッ!

 うっ、やらぁ、やだぁ、――……。

 かぞく、なんか、ちがっぁ。

[言葉が縺れる。
 力をこめてねじ込まれてゆく熱から逃れたい。
 幸せと語る男の言葉に、鈍器で殴られたような吐き気。]


 ぎゃああぁ、ひっ、ぎゃあああぁぁ――。

 いやああ、いやあああああっ。
 
 痛い、いたいっ、いたい、ひっぃ。ぐっぁッ。


 
 ぁ、ぁ、っ。ぁっ………。

[濡れてもいない、硬く閉ざされた花。
 狂気に満ちた暴発寸前の怒張が散らす。
 
 処女膜を破り、突く男の強引で荒々しい動き。
 肌に食い込む指。

 気持ちの悪いこの男の熱い精が放たれた。
 心が、身体が壊されるような衝撃。]


【人】 手伝い クラリッサ

――教会――

[絶叫。

普段のクラリッサからは想像できない。
いまだ嘗て、そのような声は出した事が無かった。

教会中に響くような叫び。]

(513) 2013/02/20(Wed) 19時半頃

 い、いやぁ、いやぁ。

 きらい、きらいよ。大きら、い。

 抜いて――、ぬいてっ。
 いやなの。

 いたい、痛いの。

 あっ、ああッ、ひぃっう――。

[止まらない男の動きに、首を左右に振る。
 求める男の熱から逃れたい。

 男がクラリッサの身体を求める度に、
 身体が跳ね、声が漏れた。
 
 クラリッサにとっては妄想、狂気でしかない。
 その狂気に犯される恐怖。
 精神までも汚され、壊されてゆくようで怖い。]


 うっ、ぐっ――。
 ひぃぃ、いやああ。

 だから、違うの。別人なの、よ。
 わからない、の。

[胸を弄られる。
 乱暴に男によって形を変えられるのが痛い。
 俺のと言う言葉、ああ、言葉が通じない。
 繋がったまま、身体を仰向けにされた。]

 ぐひぃ、痛い、痛い。
 し、死んじゃうっ、いやあっ。

 ああっ、いやああっい、そんな、いやっ。
 ひど、ヒ、どぃ、ううあう……。
 
[男の唇が蛞蝓のようで震える。
 初めての体験。なのに、なのに、酷い。
 腰を更に動かされると死んでしまうと思う程の痛み。]


 うっ、うっ、うっ――……。


 ひっ、えぐっ、ぅぅ、ひっく。

[耳に届く猥らな音。
 これは違う。

 男の動きがさらに激しく。
 クラリッサの身体を翻弄する。
 溢れる涙。声は、涙声で染まる。
 
 狂気に染まった男の流す涙。
 わからない。なんで男も泣いているのか分からない。

 こんなにも痛い思いを、死にそうな思いを、
 苦しく、辛い思いをしているのはあたしなのに。
 奇跡を体験し、妻と思い込んでいるクラリッサとの交わり。
 それに感謝し、感激する涙かも知れないけど。
 クラリッサは、其処に至る事は無い。]


 ギゃああっッ、ぁっ、ひぃぃっ。

[好き、愛しています、との声――。
 身体に出された男の白濁。

 狂気であたしを犯さないで――。
 あたしの心を――。

 一緒にとの言葉と共に、子宮口を突き、
 膣を中心にして抱かれた。]

 う、うそっ、ああああ、其処、いやああ。


 中、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、嫌…………。

[あたしの奥まで――。
 犯さないで。

 意識が混濁する。
 
 男が二度目の射精をし腰が強く跳ねる。
 それに呼応するように、大量の白濁を受け、
 クラリッサの身体が弓なりに跳ねた。
 抱きしめられても、瞳は虚ろ。]


[人形のように視線からは光が失われる。
 男が乳首を、乳房を弄る動きに呼吸を乱す。

 腰を振る男の動きに、揺すられるように身体が蠢く。
 根元まで深く突き入れる男。
 その度に、身体が跳ね、悲鳴のような声が漏れた。]

 い、やぁ……。
 妊娠、いや、……、いや、ぁ、いやぁ…。

[再度の口付け。
 狂気に歪んだ男の唾液が流し込まされる。
 下から身体の奥に注がれた大量の穢れ。
 そして、今度は上から流し込まれる不快な液。

 身体の奥まで穢され、男の色を流し込まされる。
 あんなに大量に精液を注がれたら。

 さらに瞳からは光が消え行く。]


 はひ、はじ、めて……なのにぃ……。



 ひ、ど、ぃ。

 ううっ、ああっ、――……。

[どれくらいの時間が経過したのか分からない。
 もう、周囲は暗い。
 
 飽きることなく、身体に注がれ続ける男の白濁。
 クラリッサの身体は荒淫の影響でのように無残。

 愛を、一緒と願う目の前の男と違い。
 ぐったりとした身体。
 破瓜で血を失い、陵辱で蒼白となった顔。]


 大、嫌い。





[力なく開いた口から漏れのたのは、*男への怨嗟*]


【人】 手伝い クラリッサ

――教会――

[教会の亜人種も、
 長身の狂った男の傍には近寄ってこない。
 教会に入る時に散らされた亜人種と、
 同じような悲惨な待遇を受けたく無いのだろうか。

 それとも仲間と思っているのか分からない。]
 
 ――――……。

[瞳からは光が失われている。

 クラリッサの両腕を拘束していた衣服。
 何時しか動きの中で解けていた。]

 ……、うっ。……。

[この男から逃げるように、
 周囲を探るように腕を手を指を動かした**]

(515) 2013/02/20(Wed) 19時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2013/02/20(Wed) 19時半頃


【人】 手伝い クラリッサ

――教会――

 ――……、ぁ……。

[指の先に何かが触れる。
 触れたものを確かめるように、腕を少し伸ばす。
 冷たい感触が指先から伝わる。

 暗い教会の中――、
 虚ろに視線を向けると何か丸く筒のように長い、
 クラリッサの手にはすこし大きい、
 長さは一メートルも無い、
 途中で捩れ折れたパイプオルガンの管が見えた。]

(537) 2013/02/20(Wed) 22時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2013/02/20(Wed) 22時半頃


/*
業務連絡―。
ミナカタせんせー襲撃(と言うか覚醒)は任せていい?

そっちが多忙ならあたしが後で会いに行っても良いけれど。


/*
ごめん、ミッシェル噛みのつもりでがっつり動いてた…。
そっちのがいい?


/*
あ、もちろん。
他の所襲撃でも問題ないと思うので。

あたしはパスに入れておきますね。


/*
失礼失礼。
ミッシェル噛みで問題ないですよん。


/*
了解です。
ミッシェルも多分覚醒なので、明日は仲間が増えるよ!

まあ死んだら、やっぱり人間には無理だったって事で。


おはよう、"クラウディア"。

[告げた名は無論、彼の妻の名前。その声は届いたかどうかは判らない]


/*
はーい、了解。


【人】 手伝い クラリッサ

 ひっ、――……。

[>>556 おはよう、の声。
 恐怖に顔が凍る。
 心臓がありえない速さで、時を刻む。

 見開いた目が怖い、見たくない。
 静かに語りかける声が怖い、聞きたくない。

 手に触れた先に気づかれてはいないよう。
 震える身体、指が折れたパイプオルガンに絡む。]

(559) 2013/02/20(Wed) 23時半頃

 ぃ、ぁっ……、 

[クラウディア、似ているようで違う。
 この男との宿業なんて感じない。

 あたしは、クラウディアなんかじゃない。
 この男の妻なんかじゃない。
 教会での結婚式なんてあげていない。

 そんな名前を刻まないで。
 あたしの名前とわからなくなってしまうから。]


顔を、見せて。クラウディア。

[望む。いまはただ、見たい。記憶が遡る。あの時、きっと――]


【人】 手伝い クラリッサ

[>>562起き上がろうとして、ふらつく巨漢。
 
 今度は何をしようというの。
 怖いから、瞳を伏せる。
 恥ずかしがったり、照れていると、
 彼は感じているのだろうか。
 今までの狂気の数々が脳裏で瞬く。
 いや、もう、されたくない。]

 いや、なのっ――……。
 もう、ぅ、ぅ。

[手にしたパイプオルガンの管を女の弱い力だけど、
 思いっきりムパムピスに向けて振った。]

(569) 2013/02/21(Thu) 00時頃

 クラウディアじゃないわ。

 クラウディアでは無いの。

 クラウディアなんて呼ばないで。

 あたしはクラウディアなんて名前じゃないの。

 顔を見せてってクラウディアじゃない、もの。

[顔を見せて、いや、なの。
 でも、この目の前の男から逃げるために。
 
 男に抱いた不安と恐れで涙に濡れた顔が、
 正面を向くことになった。]


くらり…さ…。

[聞こえる声に首を傾げる。わからない。わからない。から繰り返した]

くらり…っさ…。

[ああ、そうか。それが君の名前か]


おはよう、人殺し。
互いを殺すことができたボク達は、見事なまでに――お似合いだ。

[人殺しの夫に、人殺しの妻。エゴの為に。自分の為に人を殺した。嬉しい。笑おう。彼女がボクと一緒になれた事に喜びを感じる。ああ、やっぱり運命。運命だ。運命に導かれた、高らかな教会の鳴らされた鐘の音の元、共に祝福された者たち。それが、ボク達。似たもの同士。決まっていた。出会った時から決まっていたこと。やっと気づけた]


我が妻、クラリッサ。
それが、人殺しのボクの妻たる人殺しの君の名前。

[満足そうな笑顔を遺した]


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