180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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お前、
[変わらない声色。
ただそこに微量の違和感を感じるのは、気配のためか]
……、…何を持っている……?
[”モノ”である自信はない。
ただ前には感じられなかった気配、それに二たびの問いを重ねた]
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三千世界を……?吠えてくれる、魔皇の小童が! それもまた……俺の夢よ!掴まねばならんのだ、この俺が…
冥王(ヘルマスター)が超越的 に 圧倒し! 君臨的 に 凌駕する!
ぐ、貴様の前で立ち止まってなどおれるか――――――!!
[脇腹が灼岩の如き鮮血を噴く。沸騰せんとする血液に噛みしめた歯が割れそうになる。。それを食いしばり、叩きつけるは――――永劫虚無へと導く波動]
このぉぉぉっ………!!
(246) 2014/06/10(Tue) 00時半頃
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[しかし、目を見開く。魔皇(ゼロ・スカーレット)の拳が、再生している]
――治癒の力…血癒冥術(リペアブラッド)だとッ?! …やんぬるか!?
[青白い波動が弾ける―――赤黒い冥族の血が湧き立つ。 そのぶつかり合う先に……
―――――あの時と同じ、永劫の刹那が見えた気がした―――]
(247) 2014/06/10(Tue) 00時半頃
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俺は…… 俺は、 掴まねば、ならぬ……
永劫の時を死に続ける者には、目指す導が必要だ…
死はない…… 死者の王に、死はない……!
俺こそが"死"だ……! 俺が与えるのが"死"だ……
俺が"滅"されては………
[紅と蒼。 白と黒。 双極の対照(コントラスト)が―――弾けて、
何も見えなくなった―――――――]
(250) 2014/06/10(Tue) 00時半頃
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…………。
[主の問いに僅かな沈黙。]
『アレ』の模造品《イミテーション》の欠片を。
[微かに笑う気配の後。
偽りなく、事実だけを伝える。]
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[がくり、と膝をつく。脇腹が焦げ付くように爛れ、深く。その身を大焦熱に叩き込まれた直後のように、焼けつきている。]
はあ、はあ……はあっ……
[ほとんど半身を喪うに近い消耗。 辛うじて残った意識で、亡者にも劣る、低級の浮遊霊を掻き集める。湧き立ち零れ落ちる血を押さえるかのように、脇腹に濁った低級の死霊を詰め込む。
恥も外聞もない――――そうしなければ朦朧とし、、膝をついている事すらままならぬような、それ程の消耗。]
貴、様……… やって、くれ、た、な……
[二つの相反する力によって罅割れを越え、灰燼に帰した大地に片手をつき、唇をかみしめる。もう一度何かがあれば、対処できるかも分からぬ。]
魔皇……ゼロ・スカーレット………冥族か、これが…
[病み分けか、それも分からぬ。懸命に力を振り絞り、立ち上がろうとする。]
(255) 2014/06/10(Tue) 00時半頃
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あぁん?
うっせぇガキがやたら静かかと思ったらそんなことか。
いいからずっと黙っとけ。
どうせ、テメェ、我慢できず、ピーチクパーチクしゃべんだろ?
[気だるそうに男は答える。]
『”アレ』の模造品《イミテーション》の欠片……?
ゼロの探していた”アレ”だな?
お前、どこでそんなものを、
いや……、それより、
[なんだ?何故、”そんなこと”が分かるのか?
浮かんだ疑問は自分自身へと向けられたもの]
……。
[沈黙。やがて再び声が響いた]
お前も、望むのか…?
[何と言わない、ひどく曖昧な問いが向けられた]
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さすがに目覚めた直後とは言え……思い知らざるを得んか。 今の儘では俺も法の神ばかりか、あの男。シルクハットのあの男にすら、足元にも及ばぬという事だ……
[忌々しげに血交じりの唾を吐き捨てる。目の前に広がるのは地獄の惨状。近辺の亡者も残らず滅されてしまっている]
辺獄(リンボ)とは言え俺の庭をここまでしおって……
貴様は滅されるが…万一滅に至らなければ、貴様のような危険分子を受け入れる神も冥王も最早おるまい。 死すらも死ねば、後は現世を彷徨い続けるのみ… その時貴様は、初めて俺と完全に同等な存在となりうるのだ。
……フ、ハハ…ハハハ…フハハハ……
精々楽しみにしておこうぞ、魔皇ゼロ・スカーレット(O-Scarlet)!!
[その言葉を残し、漆黒の外套を翻す。脇腹を押さえてではあるが、今は散り行く魔皇の残滓を残すのみ。 冥王は傲然とその場より消え、館へと退出に向かおう**]
(279) 2014/06/10(Tue) 01時頃
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――……こら。
私に殺される話はどうすんのよ。
[消えゆく気配には淡々と。]
それは超越者か、館の主《ゲームマスター》の手によってか。
はたまた全くの別の愉快犯か。
何者かの手により『欠片』はばら撒かれた。
"今は"譲って貰えるように交渉している。
[主が理解している事を当然のように返事を返し。]
く、ふふははは。
[曖昧な問いかけに最初に返るは哂い声。]
全ては――
我が主の思うが儘に。
悪意(わたし)は標の先へ意志を変えましょう。
[それが今の悪意の"最優先"。]
……今ならばまだ間に合うかも知れない。
我が帝國へ来い。
魂だけでも残っていれば、あるいは再生できる。
[そう、一度死んだ者達でも甦る。
それが帝國だったのだから。]
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―館・自室―
何だ…誰もおらんのか。
[退出した先は自分の部屋として使用人の小娘にあてがわれた一室。実に狭いが、文句は言わぬ。いや、言える状態ではない。]
しばらくは休息するほかあるまいな… ハンニバル・ジャンダークよ。
[脇腹に黄色く濁った低級の霊を詰め込んだまま、2人の魔人を改めて呼び出す。明らかに憔悴としているのがはっきりと見て取れよう。]
(293) 2014/06/10(Tue) 01時半頃
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俺は少し休養する。今暫しは貴様らに此処での事は任せよう。 それと、ヘルメス・トリスメギストス。
[招致に応じ、ローブの老人が姿を見せる。]
これを。先ほど魔皇から接収した。 それと―――愚者の庭園にて失われし片翼が蘇りし時天使は道を切り開くだろう。
だ、そうだ。
[魔皇>>265から聞いた言葉を伝えると、そのまま虚ろのまどろみへと沈んでいく**]
(294) 2014/06/10(Tue) 01時半頃
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──…、そうか。
[ちり。と、何かがポケットの奥で反応したようにも思う。
それはかの議事堂で得た欠片か。
もっともこれはまだ、”その世界の構成要素”を欠いたまま、本来の──欠片に本来の姿があればだが、未だ本来の姿ではない]
嗚呼……
うるっ さい な。
[肉体消えて、魂も消える最期の瞬間に俺は言い返してやった]
ぐーすかぴーすか寝ぼけてたとおもったら…
いざ起きたら、きみも十分うる さ ……
[にぃ、と嗤ってやったつもりの声を、向けた]
ロビン、
[”名”を呼ぶ。哂い声に返す声は、むしろ静かで]
───”お前自身”の望みは。
[定義の”外”を敢えて問う]
……あは は おくそくで わるいけど。
扉かなにかに あたまからつっこんだ
きみが わるいて ことで。
[本当に、何故俺、殺されるんだろう。最期の憶測は
さて、正解したが、彼女の殺気を更に募らせた]
あはは…悪いけど それは…
NO THANK YOU-丁重にお断りするよ-
て ことで…
[最期に、魂だけでも、と彼なりの気遣いを見せたヨーランダに笑う。
元々、魂や肉体も虚像にすぎない俺だし。ゾンビになる気がふるりとしたので、それはいいかな、と冗談めかして笑って]
ふっ…… いしきのだんぺんでも のこるのなら
せいぜい みまもって おく よ
きみたちの たたかいの ゆく すえ ――…
[最期にそういい残し…反応はぷつりと 途切れる*]
…………。
[静かに名を呼ばれ、笑い声が失せ。
今度は迷いと思案を繰り返すように沈黙する。]
"私"自身には悪意《望み》はない。
私も模造品《イミテーション》だ。
最初に創造主《カミ》に愛された《悪意》に限りなく似せられた。
[だが、と言葉を切って。]
悪意としては苗木《セカイ》の延命を望もう。
間引きによる一瞬の破滅ではなく。
悪意による緩やかな死を。
……私はその苗木と共にしよう。
[破滅《死》を願い。
小鳥はくすくすと笑った。]
お前が仮令、模造品《イミテーション》でも、
[落ちた沈黙に、同じく静かな沈黙が返っている。
黙って少し笑むような、やわらかで繊細な沈黙が]
僕からは、お前の《意思》があるように見える。
[だから聞いたのだと理由を置いて]
お前は、
[ふ、と。今度はセシルの方が沈黙した。
数瞬の間を挟んで、]
…。ならば間違いなく、Fatal End of Sagaを止めなければ。
[一瞬の破滅を望まない。それは愛着ではなかろうか。
そう、ロビンの言葉に聞いたと思った。
音にするには躊躇うほど繊細な、それも”想い”だ。
口を閉ざす。
そうして少しの間、小鳥の囀り《笑い声》を聞いていた**]
/*
ぴこーん。業務連絡と言うかなんと言うか。
流れ的にオスカー吊りのクリス襲撃なのかな なのかしら。
まあほら、私は襲撃できない子なんで基本的にそっちはお任せなんですけどね!!
グッドな感じでやってくれるよねきっとね。
それだけ残しておやすみなさい。
あ、オスカーはお疲れ様でした(たぶん)**
/*
てすてす
襲撃クリス、オスカー吊りでコミットしとく。
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