人狼議事


17 吸血鬼の城

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 そうだ、お前は……大切な妹。
 特別なのは、言うまでも無いだろう?


[閨で囁く子守唄のように、甘く低く聲を届かせる]


 嗚呼、私も早くお前の顔が見たい。
 其処へ行こうか、私のローズ。


[永遠とも思われる虚無を彩る華の名前を呼び
城主はつと気配を向ける]


【人】 靴磨き トニー

 ……そっか、あの人は負けちゃったんだ。

[セシルはあの赤い目に囚われて、そのまま飲み込まれてしまった。自分が魅了されかけた時と違って、誰も彼を助けられなかったのだろう。]

 ――……ヘクターは負けないでね。

[小さく呟き、神妙な面持ちで施術に関する説明に耳を傾ける]

(150) 2010/06/21(Mon) 02時半頃

【人】 靴磨き トニー

[ヘクターの説明を聞き終わり、暫く俯いたまま無言で考える。
だが、結論は最初から出ていた。この状況では、おそらく肌に直接施術することが最善なのだと。そうでなければ、最初から別の方法を提示するだろう。
顔を上げ、黒紫の瞳を逸らさずに見つめ]

 わかった。……やるよ。

[静かに頷く。
少なくとも、そう思える程度には――信頼に値するかは自分で判断しろと、そう語る彼を信用し始めていた]

(154) 2010/06/21(Mon) 02時半頃

お兄様との逢瀬には
此処は少し無粋だから……

部屋に戻ってから、と思ったのだけど。

[存外早く兄に会えた事に喜びながらも
ぽつぽつと言い訳染みた言葉を紡ぐのは
手を煩わせてしまったかという心配から]


 嗚呼、そうだな

 ただ
 私が待ちきれなかったのだ。


[態々出向いたのは
影伝いに視る彼女の異変に
幾らか危機を感じた為でもあった]


【人】 靴磨き トニー

[軽口を述べ、親指を立てるヘクターに緊張した面持ちを向ける]

 ……じゃあ、お風呂まで着いて来てよ。

[さすがに外の状況も分からないまま、一人で出歩く勇気はなかった。だからヘクターの提案を受け入れて]

 それと、終わった頃に迎えに着てね。

[追加条件を出した。

そうして分厚い背中を追って風呂に向かい、悠長とも思えるくらいの時間を掛け、念入りに身体を拭き清める。
肌が垢染みていたら上手く施術は出来ないだろうし、それ以上に薄汚れた身体を晒したくはなかった]

―― →風呂――

(162) 2010/06/21(Mon) 03時頃

私もお会いしたかった。
だから……
お兄様が来てくれてとても嬉しかったの。


[兄の訪れにより女の不安は掻き消えた。
彼の姿があればメアリーの言葉に
女の心は揺らがないはずで]


 お前が望むなら、私は何時でもお前の傍に。
 ……さあ、血の循環を

 私にお前の喰らった其れを、分けてくれ。


[閨へ誘うような色を持って、妹として愛でている彼女へ囁く。
揺らぐひとの心も何もかも、この純血で記憶の底へ
封じ込めてしまう為に**]


愛しいお兄様。
私が望まぬわけがないでしょう……?

いつでも、お兄様の意のままに。
私はお兄様の為に在るのだから。

[緩く首を傾げれば亜麻色の髪がさらりと流れ
白く細い首筋をあらわにする。
誘いを喜びこそすれ拒絶はありえない。
出逢った頃は如何だっただろう。
ふと持たぬ過去を考えかけて僅かに目を伏せた]


靴磨き トニーは、風呂や湯帷子の使い方が良く分からなくて、四苦八苦していた**

2010/06/21(Mon) 03時半頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 03時半頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 03時半頃


[過去の彼女を思い出す事は、もう殆ど無い。
恐怖に引き攣る顔も、吸血の快楽に堕ちる様も
幾万と視てきたものと同じ
ただ違うのは、傍に置こうという気を起こした事くらいで]


 ――…


[声ならぬ聲ではなく、間近で囁きかける
まるで睦言のような甘い言葉]


[――記憶は戻らない。
白薔薇の園でトレメイン兄妹と過ごした時間は
確かに存在していたというのにそれは欠けたまま。
人としての穏やかな時間は女にとって幸福だったというのに
人ならざる城主と出会い魅せられ抗いきれず
女は人と呼べぬ存在になってしまった。

記憶が欠けたのは自らが壊れぬ為。
なれど郷愁を感じるのは――



人としての心が僅かなりとも残っているから]


【人】 靴磨き トニー

――浴場―― 
 
[影が自分の為に用意したと思しきガウンと夜着を見て、ほぅと息を零す。そっと取り上げれば、掌を流れる生地の、触れたことのない滑らかな触り心地に思わず目を瞠る]

 ……お姫様の服みたい。

[蝋燭の明かりを受け、薄らと透き通るような光沢を放つ生地をうっとりと眺めるが]

 遊びに来たわけじゃないしね。
 ……こんなひらひらした格好じゃ、いざと言う時走れないし。

(――第一、私には似合わないよ)

[綺麗な服を着てみたいという、危機的状況にそぐわない思いを打ち消すように首を振り、元の襤褸じみた服を纏った。
浴場の外、椅子に腰掛け人狼の牙を弄びながら迎えを待つ]

(239) 2010/06/21(Mon) 19時半頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 19時半頃


【人】 靴磨き トニー

――廊下――

[迎えを待ちながら、ぼんやりと窓越しに空を眺める。
雷鳴は既におさまり、霧かかる空の向こうに紅い月が炯々と輝いていた。

其れは城主の血色の瞳が、誰も逃さないよう月に姿を変え、地上を睥睨しているかのように思えて。
息苦しさと圧迫感に胸を押さえる]


 ……こんなとき、母様や姉様は唄を聴かせてくれてたっけ。


[闇を恐れて眠れなかった夜。悪夢に脅え震える夜。
怖くて、寂しくて、どうしようもなかった夜。
そんな時に小さな身体を抱かれながら、耳に落とされた唄を思い出して。

幼い日の懐かしいメロディを小さく口ずさんだ]

(248) 2010/06/21(Mon) 20時頃

靴磨き トニーは、奏者 セシルの天青を思い出した。

2010/06/21(Mon) 20時半頃


靴磨き トニーは、薬屋 サイラスが天青と対峙していることを知らない。

2010/06/21(Mon) 20時半頃


【人】 靴磨き トニー

――廊下――

[椅子に腰掛け、ぷらぷらと足を振りながらメロディを口ずさむ。
城主に見られていることには、まだ気付いていない]

(256) 2010/06/21(Mon) 20時半頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 20時半頃


[与えられし純血の魔力は契りの証。
女は満ち足りた様子で聲を紡いだ]

お兄様。
お客様が手持ち無沙汰にならぬように
手を増やすのでしたね。

何方を此方に迎え入れましょう。

[緩く首を傾げ兄の意向を伺う]


 嗚呼……そう、薬屋を
 眷属に加えてやろうかと思っている。


[声ならぬ聲に囁き返す]


 どうやら白薔薇に御執心のようだ。
 ……いっそ仕えさせてやろうかと思ってな。

 白薔薇はさぞ嫌がるだろう
 其れに――…メアリー・トレメイン
 あれが、彼は無事で居て欲しいと願うのだ。
 
 ならば、殺さず逝かせてやろうと思う。


【人】 靴磨き トニー

――廊下――

[不意に声を掛けられ、メロディは途切れる。
顔を上げればそこに居たのは待ち人ではなく、恐ろしい――けれども美しい紅]

身体が緊張に強張る]

 用意してもらった、けど。
 私には、……似あわないから。

[瞳を直視するのが怖くて、目を伏せたまま答えを返した。冷たい指先が頬に伸びるのを感じて、びくりと身を縮込ませる]

(268) 2010/06/21(Mon) 21時半頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 21時半頃


薬屋……
ああ、あの男……

[惨劇の間に遅れてきた薬の匂いを纏う男。
兄の考えは女には理解できず]

そう……。
では薬屋にお兄様が血をお与えになるの?

[未だ兄以外とは血の循環をしたことのない女は
思ったままを問いとして返した]


 私がこの血を分け与えるのも可能だが
 ……そろそろお前にも、力は満ちているだろう


[Yaと返る問い掛けに、城主は其れ以外の答えを返す]


 私のローズ
 お前が彼を迎え入れてみるか?


――……。


[白薔薇ことセシルには微笑んでいて欲しい。
そう思っているからこそ兄の思惑が理解出来ない。
メアリーの願いに対してもそれは同じ事で]


私が……彼を迎え入れる……?


[思いがけぬ提案に翡翠が瞬く]


私に上手く出来るかしら……
それに、お兄様の渇き、癒す者は他に誰か……


[兄の渇きを案じる聲がか細く響く]


【人】 靴磨き トニー

 ひうっ!

[冷たい指先が頬に触れ、小さく悲鳴が零れた。

顔を覗き込み、甚振るように落とされる言葉と
白い胸元から立ち上がる、淫らがましい匂いに頭がじんと痺れる]

 化粧なんか……。わた、し、

[震える口から零れる言葉は意味をなさない。

怖いこと。痛いこと。辛いこと。悲しいこと。
抗う術など持たないちっぽけな少女は、ただ目を瞑り、災厄が通り過ぎるのをじっと待つことしかできない] 

(289) 2010/06/21(Mon) 21時半頃

[白薔薇の忠誠心が見たい
メアリーの苦しむ顔が見たい
其れがつかの間、城主の空虚な胸を埋めるのだ]


 そう、お前が彼を――
 心配はいらない、幾度もお前には私が力を与えている
 人を眷属に変えるくらい、出来るはず


[ローズマリーの、城主を案じる言葉に
薄く笑み混じる吐息が漏れる]


 私の渇きは、彼等の苦悩で満たされる。
 喉の渇きは、ワインでも流し込めば良い。


[食堂にでも向かおうか、そんな事を思いながら]


靴磨き トニーは、良家の娘 グロリアが銃声の元であることは知らない.

2010/06/21(Mon) 21時半頃


靴磨き トニーは、良家の娘 グロリアに話の続きを促した。

2010/06/21(Mon) 22時頃


[兄の言葉が心強い]


――…分かりました。
お兄様の言う通りに致しましょう。


[ゆるく礼をするのは兄に対する敬意。
捕食者たる女は標的へと気をめぐらせた]


 信じている
 私のローズ


[人を喰らうだけでなく
其の力を分け与えるようになれば、また
彼女は人から遠のいていく

暗い悦びを胸に、期待を込めて名を呼んだ]


【人】 靴磨き トニー

 やだ、や……。やだ。

[城主の言葉に胸に楔を打ち込まれ、恐怖で心が塗り潰されそうになったとき、廊下の向こう側から慌しい音が聞こえて。
縋る様に其方を見遣れば、不敵な面差しを向ける待ち人の姿があった]

 ……ヘクター。  

[約束通り迎えに来てくれた彼を、どこか呆然と見つめた]

(311) 2010/06/21(Mon) 22時半頃

信じてらして、お兄様。


[兄の思いに応えようと気丈にそう囁いた。
目の前にいる薬屋は容易い相手ではない。
一筋縄ではいかぬだろうか。
距離を詰めながら思案する]


 成功を願う。

 ……白薔薇も従者ならば
 主人の手伝いをするのは当然だろう

 必要があれば、上手く使うが良い。


はい、お兄様。
――…彼も其れは心得ていますわ。


【人】 靴磨き トニー

[ヘクターの謝罪にふるふると首を振る]

 ……大丈夫。
 ヘクター、……来てくれたか、ら。

[黒い瞳から泪が零れる。

それは、自分を助けてくれる人がいたという喜びと恐怖から逃れられた安堵。そして誰かに助けて貰わないと、どうすることも出来ない自分の惨めさへの嘆きの入り混じった泪だった]

(332) 2010/06/21(Mon) 22時半頃

【人】 靴磨き トニー

[ヘクターが困惑していることに気付き、ぐしぐしと目元を擦る]

 ごめ、ん。……ヘクターは、悪くないから。
 助けてくれて、ありがと……。

[城主は今すぐ少女を襲う心算はないと言うが、それは魔物の言葉。もしヘクターが来てくれなければ、どうなっていたか分からない]

(342) 2010/06/21(Mon) 23時頃

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