人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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【人】 紐 ジェレミー

――第二甲板へ―― 

[下に降りれば、夕時特有の匂いがした。
 酒と香辛料とものを煮込む匂い。相変わらずあんな料理長でも仕事はするものだと思う。
 最もそれすら出来なければ、とうの昔にこの船には居ないのだろうが。

 甲板を見渡せば既に何人かがテーブルを陣取っているようだ。
 彼らを一瞥してから、厨房へ向かう。]

今日は何が食える?

[床に座り込んだ料理長を見下ろして、聞く。
 話にならなければキイチに矛先を変えるつもり。]

(223) 2014/12/10(Wed) 21時半頃

[ギリ―以外の聲がずっと聴こえてくる。
幻聴の様な不確かさでは無い、はっきりと細部まで聞き取れる。]

 絶望……絶望。

[届く聲は誰かが背負う代名詞。
だが何故かすぐにはピンと来なかった。
恐らく絶望を齎した者が、その代名詞の人物ではなく、
人狼の存在を告げる叫び声の主だったからだろう。]


 あの声は……絶望を告げる声。
 俺達を殺そうとする先駆けの声だ。

[医務室への客が途絶えた空白に殆ど無意識に漏らした聲は
同じく何処からか聴こえたあの聲に対して。
船の仲間を心配した後で、汚れた血の布をぺろりと舐め取る。]

 俺は……もう二度と殺されたく、ない。

[呟いた聲に乗る色は、ただ生まれただけで死を望まれた
赤子の紅い悲しみ。]


[男は、同時に、左の耳奥に篭もる聲を聞いていた。

赤子の泣き声はもう聞こえない。
泣き止んだのなら、良かった。
大人に殺される前に。

知った聲ふたつの明瞭な会話には、少し困惑した。
男が知っている獣の聲は、ただの獣の聲であったから、
人の知性が生きた会話がなされる事に驚きもした。

それが、件の“人狼”の聲だは、まだ思い及ばない。]


【人】 紐 ジェレミー

――厨房>>227――

わかった。なら、スープと芋を一人分取り分けてくれ。

[自分の分は盛りつけられる大皿から、いつものように食い合うのに混ざるつもりだが、だからこそ先に言っておかないと食い尽くされる恐れがある。
 すでに大皿に盛られはじめている煮込み肉に危険を覚えながら、パンをひとつ見繕った。
 あとは水か、と自分の腰にあるスキットルに触れる。丁度よく空だった。]

(231) 2014/12/10(Wed) 22時頃


 生きロ

[と。
実際に零した唸りに乗せた、聲は、
「二度と殺されたく、ない」
と切な願いを漏らす“誰か”に向けて。] 


【人】 紐 ジェレミー

[酔っ払いの戯れ言にはあまり耳を貸さないことにしている。
 いちいち何を入れる気だとか何は入れるなだとか取り合ったところで明日には忘れているのだろうし、無駄だ。
 言ったとおりに一人分が取り分けられた。料理長に期待した仕事はそれだけ。
 大皿を手に厨房を出ていくので、その後ろを追った。
 粗雑な盛り付けはテーブルに叩きつけられてより崩れる。
 これでも味だけはいいのだ。身を持ってよく知っている。
 空いた席を見つけると、ひとつ陣取った。]

そういえば、聞いたか。狼男。

[蒸かし芋を手にとって、誰にともなく尋ねる。]

(237) 2014/12/10(Wed) 22時半頃

[溢れる血の匂いにまた喉が鳴る。]


[ライオン頭が奴隷を所望したと聞いた時には「別のネコを飼うことにしたのか?」と大真面目に言ったものだ。その次に、グレッグの背が自分より小さいのに気づいて何となく彼のことが憎めなくなった。

彼が部屋を辞したので私は匙を手に取り食事を始める。
スプーンをスープに沈めると、てらてらと光る液体が渦を巻いて匙を満たす。それをゆっくりと口に運ぶ。
私はほうっと満足の溜息をついた。
それからほかほかの温かいじゃがいもを口に含んで微笑む。

昔の人間はこの植物を船で運んでいる途中に芽が出たものを食してしまい、毒にあたったので「悪魔の植物」と呼んだらしい。]

 こんなに美味なのに恐れられるなんて。
 可哀想だな。

[ともかく、ニコラスの料理がまだ美味しく感じられて良かった。人狼になった途端人肉しか食せなくなるということはなさそうだ。]



 人狼 居る カ ?

[その声は、聲にもなり。
独り言ちるような乾いた響きが放たれた。]


[食事をしていると聲がまた聞こえた。
やはり誰のモノかは分からない。]

 あの声?二度と殺されたくない?
 一体何を言ってるんだか…

[ただ確かなのは、聲の主がまるで仔のように感じられて落ち着かない気分になるということだ。
護らなければならないのではないか?という気がしてくる……。]


 『あり……がとう』

[誰かの聲に泣き止んだ赤子の聲は戸惑いと共に
何処か嬉しそうだった。
まだ身体の中に溶け切れずに残った魂が、初めて受けた
自分の生を肯定してくれる言葉の主に懐くように。
ここに聲の主がいて、赤子が形を持っていればその手を伸ばして
温もりを求めた所だろうか。]

 生きる事は……殺す事だ。

[赤子の聲の後を追う様に、本来の片割れの聲が呟いた。
そうだ、殺されるつもりはない。
混じり合った記憶を抱えて決意の様に呟いた。

血染めの布。
血染めの医者。
今日誰が死んでも。
その姿を訝しむ者はいるだろうか。]


 これは、ギリーの声だな。

[どうやら幻聴ではなかったらしい。
だがギリーからは同族の匂いがしなかった。
どういうことだろうか…分からないことだらけで混乱してくる。
私は頭を振った。]


紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/12/10(Wed) 23時頃


[別れ際に見た道化の顔は、完全に道化に覆い隠されていた。


 常に絶望を与える側────道化は言った。



 絶望は、より強い絶望を求める。
 同じ獣の力を得ていると知ったところで、同族意識を持つことはない。

 喉笛に喰らい付く機会があれば、ヒトだろうと、獣だろうと、同様に喰らう。
 喰らい、絶望を、畏れを深くする。


 それだけが、存在意義であるかのように。]


【人】 紐 ジェレミー

[臨時舵取りも、ひとつしくじった。
 上に向かう人影>>252があるなら、船尾楼への届けを頼めばよかったのだ。
 自分が食い扶持を得てから持っていくことしか頭になかったせいで、全く背後を見ていなかった。航海士への夕食は少し遅くなる。
 そしてそのしくじりにも気づかぬまま、自分の振った話題の拡散を拾う。]

いるか、いないかは知らんが。
化け物より怖いものがこの船には乗っているからな。

[ギリアンの問い掛け>>249にはそう返して、肉を食らう。塩がきつい。
 無論、怖いものといえば敬愛す道化に他ならない。]

ただ、あの袋鼠は未来を見るってことで拾ったらしい。
人狼がいないなら、あいつは海の藻屑だ。

(274) 2014/12/10(Wed) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー

傷なんてない。見てただろう。

[ミナカ>>262が来ればかけられた声に完結に返す。スープを啜って、口の中の芋を流した。]

汚すなよ。

[言葉はぼろぼろと芋を零すギリアン>>271に向けてだが、効果があるかどうか。
 なければ後々甲板掃除が片付けるだけなので、実際問題はないのだが。]

(279) 2014/12/10(Wed) 23時半頃

[さすがに心象そのものが伝う事は無かったが、
脳内に響く赤子の聲と共に、切ない温もりを感じた。
……気がした。

聲は続く。次は、大人の男の聲。
思い出すのは、船医が髪に触れた際に見せた顔。

さらに別の誰かに呼ばれ
包帯下で耳元がヒクリと跳ねる。]

 ――…おれ、おれの名 だ

[耳に、頭に、よく馴染んだ響きの主が誰なのか、
名を呼ばれれば明白に理解できたから
躊躇なく「おれの こえ、だ カシラ」と呼び返した。]


【人】 紐 ジェレミー

上だ。ダリウスが死んだから、舵取りがいなくてな。
厄介な天気らしくて詰めてる。目に見えた傷はなさそうだったが。

[セシルの居所を尋ねられ>>282、状況を伝えた。
 傷は詳しくはヴェラーヴァルが知るだろう、と目線を彼に向ける。
 新しい毛皮が首に巻かれていた。]

上に行くなら、あいつの分の飯を分けてもらってるから頼めるか。

[難しそうならそろそろ自分が行くつもりだ。
 ミナカも食事を摂るべきだろうし、何よりこの場は五月蝿い。]

(287) 2014/12/10(Wed) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー

そうだな。
いなければ魚の餌が増える。いたら可能性として船員が増える。
そして、何がいようが、この船と船長は私が護る。

[副船長たるヘクターの言葉に同意を示しつつ>>284、自分で振った話を結論付けるようにそう締めて、蒸かし芋の最後の一口を放り込んだ。]

(294) 2014/12/11(Thu) 00時頃

 そうか、ギリーは狼の聲が聞こえるのか。

[理屈は分からぬが、いつでもギリーと会話が交わせるとなれば私の機嫌は少し良くなった。]

 私と、ヴェラと、後1人……か。

[迷える仔犬は一体誰を殺そうとしているのだろうか?]


[それに早く立ち去らないと。
食事も美味いのに、まだ足りないと空腹を訴える自分がいる。

溶けた赤子には肉や酒は合わないらしい。

赤子が求めるものは……紅い乳だと、本能と呼べるものが教えていた。]


【人】 紐 ジェレミー

[結局ミナカがそのまま飯を食い始めた>>298のを見て、ならば己がやはり戻るかと立ち上がる。
 血塗れの姿に眉を顰めるも、船医に血に汚れるなというのは誰一人怪我をしない以外に避ける道はなかろうと咎めはしない。]

航海士への餞別は私が運ぼう。
水、もらうぞ。

[形式上ニコラスに声を掛けて、厨房に向かう。
 スキットルに水を詰めて、スープとパンと、おまけに芋をトレイに乗せていく。
 スープが幾分か冷めたのは致し方ないと許されたい。]

(306) 2014/12/11(Thu) 00時頃

【人】 紐 ジェレミー

お褒めいただき。

[ヘクターの呟きは耳聡く拾って、一言だけ返した。
 褒められての言葉ではないのは理解している。]

(308) 2014/12/11(Thu) 00時頃

[ミナカが現れたことで、ひとつ、気付いた。


 ネイサンと聞こえぬ”聲”を交わす中、他からも、同じような聲が聞こえていた気がした。
 少なくとも、ふたつ。

 うちひとつが、この男の声と同じだと。]


【人】 紐 ジェレミー

――船尾楼へ――

……これは、また。

[珍しい組み合わせだと思った。
 セシルとフランクだけならよく見るが、そこに船長が加わって、船尾楼へ詰めている。
 食事片手に、臨時舵取りは上を見上げた。]

(314) 2014/12/11(Thu) 00時半頃

[飯も酒も美味いが、物足りない。
スープをぴちゃり、と舌で掬うように飲んだ時。

不意に視線を感じて見上げた先に、ヴェラがいた。]

 ……。

[聲も掛けずにじっと彼を見つめる。

1年前、彼の包帯を変えた時と同じように、血が騒いだ気がした。]


【人】 紐 ジェレミー

[こちらを見もしない推測>>319は、しかし当たっている。
 珍しくない方の来客へ、目線を向けた。]

お前のじゃない。
食いに行かないと食い尽くされるぞ。

[手元の飯に目聡く反応したのに即時否定を入れ、固定された梯子を器用に片手と胴で支えつつ登る。
 途中でトレイを受け取る手があれば登るのはスムーズになるか。]

(328) 2014/12/11(Thu) 00時半頃

 仔犬よ…どこにいるんだい?
 何をしようとしているんだい?

[そんなことを囁きかけてから。*]


 お前の声は絶望を運ぶ。
 俺達が生きる途をお前は奪う。
 だから俺はお前の命を奪う。

[呪詛の様に吐き出された聲は男だけでなく、
同じく聲を共有する者達にも届いたか。]


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